JP6253549B2 - シートシャッターのシャッターケース構造 - Google Patents

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Description

本発明は、シートシャッターのシャッターケース構造に係り、より詳しくは、下面ケースの取付構造に関するものである。
シートシャッターのシャッターケースの構造の一態様を図11に示す。シャッターケースは、巻取シャフト及び当該巻取シャフトに巻装されたシャッターカーテンを備えたシャッターケース組立体として用意され、シャッターケース組立体の幅方向両端の下面(ブラケット下片202´)をガイドレール1´の上端部位に設けたケース支持部材21´の上片211´に対してボルト2110´で取り付けることで開口部上方に設置される。シャッターケースは、躯体側のケース本体と、ケース本体に取り付けられたケース下面板と、からなる。ケース下面板6´は、前端側に形成された係止片(立ち上がり片61´+水平片62´)がケース本体のケース前面51´の下端に形成された被係止片(下片53´+立ち上がり片54´)に係止されており、後端側の後面64´に固定された固定片640´を、ガイドレール1´に固定された被固定片641´に重ね合わせ、下方からボルトとナットで止着してなる。ケース下面板の後面の上端にはケース側まぐさシート9A´が取り付けられている。図11に示すシャッターケースと類似の構造が特許文献1の図3に載っている(シャッターケース構造の明示的な説明はない)。上記シャッターケース構造は以下のような改良の余地があった。
ケース下面板6´の後面64´とガイドレール1´との間に隙間が形成されているため、この隙間を閉塞して気密性を確保するために塞ぎゴムが用いられていた。
ケース下面板6´の後面64´に固定された固定片640´とガイドレール1´に固定された被固定片641´は、水平片同士を重ね合わせるものであり、水平片同士の位置関係が下側からしか見えず、ケース下面板6´を持ち上げて取り付ける作業者からの目視による確認ができなかった。
ケース側まぐさシート9A´はケース下面板6´(ガイドレール1´から前後方向に離間している)に設けてあり、ケース側まぐさシート9A´の幅寸法が躯体側まぐさシート9B´の幅寸法よりも大きくなっており、それぞれのまぐさシートを製造するために別個の寸法のシートを用意する必要があった。さらに、ケース側まぐさシート9A´の幅寸法が大きいため、水平姿勢を維持させるためにシートを折り返して溶着しており、その分シート量が多くなっていた。
図12に示すように、ケース下面板6´の上方に配線をしているため、配線作業がやり難いものとなっており、また、ケース下面板6´の取付時や脱着時(シート交換等)に配線を傷つけてしまうおそれがあった。
シャッターケースを上下の2部材から構成し、下側の部材の前端側に形成された係止片を、上側の部材の被係止片に係止させる構成は、特許文献2にも開示されている。下側の部材の後端側の水平片(まぐさ部を兼用)は、ブラケットの下端に形成した水平状の支承片に重ね合わせ螺子で固定される。
特開2006−9493号 特開平10−280834号
本発明は、図11に示すシャッターケース構造を改良し、ケース下面板とガイドレール間の良好な気密性を備え、ケース下面板の良好な取付作業性を備えたシャッターケース構造を提供することを目的とするものである。
本発明が採用した技術手段は、
ケース上面と、ケース前面と、ケース前面の下端に形成された被係止片と、を備えたケース本体と、
ケース下面と、ケース下面の前端に形成された係止片と、ケース下面の後端に立ち上がり状に形成された後面と、を備えたケース下面板と、
を備え、
前記ケース下面板の前記後面には、当該ケース下面板の長さ方向両端部から突出するように連結要素が形成されており、前記連結要素は、下辺と、下辺の先端の垂下片と、を備え、
ガイドレールの見付面(後述する実施形態では、ガイドレール組立体の外枠の見付面)の上方部位には、前記連結要素の前記下辺が載る仮置き用突起が突設されており、
前記ケース下面板は、当該ケース下面板の前記係止片を前記ケース本体の前記被係止片に係止させ、当該ケース下面板の前記後面の長さ方向両端部を前記見付面に当接させた状態で、前記連結要素の前面から止着される螺子によって前記見付面に固定されている、
シートシャッターのシャッターケース構造、である。
後述する実施形態では、連結要素の板状の面部には少なくとも1つの長孔が形成されており、連結要素は、前記長孔から止着される螺子によって前記見付面に固定されている。なお、長孔形状以外の孔を面部に形成するものでもよく、あるいは、螺子による止着時に面部に孔を穿設してもよい。
1つの態様では、前記被係止片は、下片と、立ち上がり片と、からなり、
前記係止片は、上片と、垂下片と、からなり、
ケース前面の下方部位と、前記下片と、前記立ち上がり片と、から配線用空間が形成されている。
このものでは、配線はケース本体に形成された空間に収容されているので、配線がケース下面板の取付作業や脱着作業に影響を与えることがない。
1つの態様では、前記ケース下面板の前記後面の上端(後述する実施形態では、上端に形成された水平片)にはケース側まぐさシートが連結されており、
前記ケース側まぐさシートは、躯体側まぐさシートと同じ幅寸法を備えている。
このものでは、ケース側まぐさシート、躯体側まぐさシートに共通のシートを用いることができ、サイズの異なるシートを別々に用意する場合に比べて製造効率が良い。また、図11に示すようにシートを折り返し溶着する必要がなく、材料費を節減することができる。
本発明は、ケース下面板の前端側の係止片を、ケース本体の被係止片に係止させ、後端側の連結要素の下辺を、ガイドレールの見付面に突設した仮置き用突部に載せ、左右方向の位置を調整した上で、後面をガイドレールの見付面に当接させた状態で、螺子を連結要素の前面から止着して見付面に連結するものであり、
ケース下面板の後面とガイドレールの見付面が当接しているので、気密性を確保することができ、塞ぎゴムが不要となり製造コストを削減することができる
ケース下面板は仮置き状態で螺子を正面から止着するものであり、ケース下面板を持ち上げて取り付ける作業者における視認性及び作業性が良好である、
という効果を奏する。
上図は、シートシャッターの全体概略正面図(全開状態を示している)、下図はシートシャッターの横断面図である。 シートシャッターの上方部位の部分拡大側面図である 第1ケース板を示す部品図である。 第2ケース板を示す部品図である。 長さ方向両端部に連結要素(引掛け部材)を備えた第2ケース板を示す図である。 連結要素(引掛け金具)及びまぐさシートを備えた第2ケース板を示す図である。 連結要素(引掛け金具)を示す部品図である。 第2ケース板の取り付けを説明する分解斜視図である。 第2ケース板の取り付けを説明する側面図である。 第2ケース板の取り付けを説明する図である。 従来のシャッターケース構造を示す図である。 従来のシャッターケース構造のケース下板の取り付けを説明する図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1上図はシートシャッターの全体概略正面図(全開状態を示している)、図1下図はシートシャッターの横断面図、図2はシートシャッターの上方部位の部分拡大側面図である。シートシャッターは、建物開口部左右両側に立設したガイドレール組立体1と、開口部上端部に設けたシャッターケース2と、シャッターケース2内に開口幅方向に延設された巻取シャフト3と、上端が巻取シャフト3に連結されたシャッターカーテン4とを備えている。シャッターカーテン4の幅方向端部には、シートの高さ方向に複数のガイド要素40が連続状に設けてある。
ガイドレール組立体1は、ガイドレール10(ガイドレール本体100、上部ガイド101、自動復帰ガイド102、復帰補助ガイド103)と、外枠11と、ガイドレール10の底側を支持するガイドレール支持部材12と、を備えている。ガイドレール10、外枠11、ガイドレール支持部材12は高さ方向に延びる長尺部材である。ガイドレール本体100は開口全高より少し短い高さを備えており、ガイドレール本体100の上端に上側開口状の復帰補助ガイド103が設けられ、復帰補助ガイド103の上方に下側開口状の自動復帰ガイド102が設けられ、自動復帰ガイド102の上方に上部ガイド101が設けてある。
シャッターカーテン4の左右両端部のガイド要素40はガイドレール組立体1のガイドレール10の内部空間に受け入れられており、開閉機による開閉駆動によって、シャッターカーテン4は、その左右両端部がガイドレール10に案内されながら上昇・下降して、巻取シャフト3に巻き取られ、あるいは巻取シャフト3より繰り出されるように構成されている。図2に示すように、開口部上端にはシャッターカーテン4の移動路の前後に位置して水平状のまぐさシート9A、9Bが設けてある。シャッターカーテン4は、開口部上端に設けたシート側のまぐさシート9Aと躯体側のまぐさシート9B間の隙間を通ってシャッターケース2に対して出入りするようになっている。
ガイドレール本体100は樹脂製の長尺材であって、シート端部がシートの中央側へ強い力で引っ張られると、ガイド要素40によってガイドレール本体100が変形して溝部が拡開することでガイド要素40がガイドレール本体100から抜け出すように構成されており、これによってシートの破損を防止している。
シート端部のガイド要素40がガイドレール本体100の溝部から離脱した状態でシャッターカーテン4を上昇させると、離脱したガイド要素40は、復帰補助ガイド103の上端と自動復帰ガイド102の下端間の空間から自動復帰ガイド102の下側の開口に誘導され、ガイドレール10(自動復帰ガイド102)の内部空間に復帰するようになっている。
このように、本実施形態では所定以上の負荷がシートに作用した場合に、シート端部がガイドレールから外れるようにすると共に、ガイドレールから離脱したシャッターカーテン端部をガイドレール内に自動復帰させる機能を備えたガイドレール構造を備えたシートシャッターについて開示しているが、本発明に係るシャッターケース構造はこのようなシートシャッターに限定されるものでなく、例えば、ガイドレールは高さ方向に連続した一体の部材であってもよい。
左右のガイドレール組立体1の上端部位には、ケース支持部材21が固定されている。ケース支持部材21は垂直状の面部210と、水平状の上片211と、からなり、面部210をガイドレール組立体1の見込面111に重ねてボルト2100で固定してなる。シャッターケース2は、ケース上面、ケース前面を構成する第1ケース板(ケース本体)5と、ケース下面を構成する第2ケース板(ケース下面板)6と、を備えている。シャッターケース2の開口幅方向の両端部には左右のブラケット20が位置しており、巻取シャフト3の長さ方向の両端は左右のブラケット20に支持されている。シャッターケース2、左右のブラケット20間に支持された巻取シャフト3、巻取シャフト3に巻装されたシャッターカーテン4からシャッターケース組立体が形成され、シャッターケース組立体は、左右のブラケット20の下片202をケース支持部材21の上片211に重ねてボルト2110で固定することで、開口部上方に設置されている。第2ケース板6の長さ寸法は、第1ケース板5の長さ寸法よりも小さく、第1ケース板5は左右のブラケット20間に跨る長さ寸法を備えているが、第2ケース板5の長さ方向両端部はブラケット20までは達していない。
第1ケース板5は、開口幅方向に延びる長尺部材であって、図3に示すように、水平状の上面50と、垂直状の前面51と、上面50と前面51を結ぶ傾斜面52と、前面51の下端側を後方に折り曲げて形成した水平状の下片53と、下片53から垂直状に立ち上がる立ち上がり片54と、上面50の基端側(後方側)を下方に折り曲げてなる垂下片55と、からなる。下片53と立ち上がり片54とから断面視L形状の被係止片が形成されている。
さらに、第1ケース板5の前面51の下方部位と下片53と立ち上がり片54で囲まれた空間Sによって配線Wのためのスペースが形成されている(図2、図9)。ケース本体である第1ケース板5側に配線Wを収納させることで、第2ケース板6の着脱と配線は独立しており、第2ケース板6の着脱に配線が影響することがない。また、ケース下面板である第2ケース板6と配線Wが接触することがなく、第2ケース板6の取付時や脱着時に配線Wに接触して傷つける可能性を可及的に防止する。
第1ケース板5(上面50、前面51)の開口幅方向(長さ方向)の両端部は左右のブラケット20に連結支持されている。具体的には、図2に示すように、ブラケット20の上縁には上片200、ブラケット20の前縁には前片201が形成されており、第1ケース板5の上面50、前面51の開口幅方向(長さ方向)の両端部は左右のブラケット20の上片200、前片201に対して螺子2000、2010で固定されている。
第2ケース板6は、開口幅方向に延びる長尺部材であって、図4に示すように、基端側ないし後方側の水平面600と、先端側ないし前方側の傾斜面601(先端に向かって上向きに傾斜している)と、からなる下面60を備えている。第2ケース板6は、さらに、傾斜面601の先端(前端)から垂直状に立ち上がる前面61と、前面61の上端から前方に向かって水平状に延びる上片62と、上片62の先端から垂下する垂下片63と、水平面600の基端(後端)から垂直状に立ち上がる後面64と、後面64の上端を前方に向かって折り曲げてなる水平片65と、からなる。上片62と垂下片63とから断面視L形状の係止片が形成されている。
図5、図6に示すように、第2ケース板6の長さ方向両端には、連結要素(引掛け金具)7が設けてある。より具体的には、連結要素7は、第2ケース板6の後面64の幅方向両端に垂直姿勢で固定されている。連結要素7は、横長方形の板状の面部70を備え、面部の基端側は第2ケース板6の後面64の長さ方向端部に固定(例えば溶接や螺子止め)され、先端側が第2ケース板6の長さ方向端部から突出している。図7に示すように、面部70の突出部には、横方向に延びる長孔71が上下に2つ形成されている。面部70の突出部の下辺72は水平状に延びており、下辺72の先端側には垂下片73が下方に突成されている。連結要素7の上辺74の基端側には第2ケース板6に取り付ける際の位置決め突起740が突成されており、面部70の横幅方向中途部位には第2ケース板6に取り付ける際の位置決め孔700が形成されている。
第2ケース板6の水平片65には、連結片13を用いてシート側のまぐさシート9Aが固定されている。より具体的には、連結片13は水平片130と垂直片131から断面視L形状を備えており、水平片65の上面にまぐさシート9Aの基端部位を載せ、連結片13の水平片130で挟み込んで螺子132で固定されている。
躯体側のまぐさシート9Bは、シャッターケース2の後方かつ下方の隅部に位置して左右のブラケット20間に架け渡した横材14の下面に螺子140で固定されている。本実施形態では、ケース側まぐさシート9A、躯体側まぐさシート9Bの幅寸法は同一である。ケース側まぐさシート9A、躯体側まぐさシート9Bに共通のシートを用いることができ、サイズの異なるシートを別々に用意する場合に比べて製造効率が良い。また、ケース側まぐさシート9Aの幅寸法を図11に示す従来のまぐさシート9A´の寸法よりも短尺とすることができ、シートの「こし」によって水平姿勢が維持されており、従来のようにシートを折り返して溶着する必要がない。
第2ケース板6の先端側の係止片(上片62+垂下片63)は、第1ケース板5の被係止片(下片53+立ち上がり片54)に前後方向に移動可能に係止可能となっている。第2ケース板6は、第2ケース板6の上片62を第1ケース5の立ち上がり片54上に載せた状態で水平状の上片62の幅(前後方向の幅)寸法の範囲内で前後方向に移動可能であり、第2ケース板6の係止片の上片62を第1ケース板5の被係止片の立ち上がり片54の上端に当接させて、第2ケース板6を後方に移動(摺動)させることで、第2ケース板6の係止片の垂下片63の面部が第1ケース板5の被係止片の立ち上り片54の面部の上方部位に当接した状態となって、第2ケース板6の後方への移動が規制される。
本実施形態では、第2ケース板6の基端側(後端側)は、ガイドレール組立体1に固定される。ガイドレール組立体1の外枠11の見付面110の上方部位の所定位置には、仮置き用突部15(本実施形態では螺子から形成されている)が突設されており、第2ケース板6の長さ方向両端から突出した連結要素7の下辺72を載せて仮置き可能となっている。
仮置き状態において、第2ケース板6の左右方向(開口幅方向ないし長さ方向)の移動は、連結要素7の垂下片73が仮置き用突部15に当接することで規制されており(落下が防止される)、連結要素7の突出部の下辺72の寸法の範囲内で左右方向の位置調整が可能となっている。なお、第2ケース板6の後方側への移動は、第2ケース板6の垂下片63の面部が第1ケース板5の立ち上り片54の面部の上方部位に当接することで規制されており、第2ケース板6の左右方向の位置調整時に第2ケース板6の先端側(前端側)が第1ケース板5から外れることがない。
第2ケース板6の左右方向の位置調整を行った上で、螺子16を連結要素7に形成された長孔71に差し入れて外枠11の見付面110に止着することで、第2ケース板6の基端側(後端側)を、後面64の長さ方向両端部をガイドレール組立体1の外枠11の見付面110に当接させた状態で、ガイドレール組立体1の外枠11に連結固定する。第2ケース板6の後面64をガイドレール組立体1の外枠11の見付面110に当接させたことで、第2ケース板6とガイドレール組立体1との間に隙間が形成されることを防止し良好な気密性が確保される。
第2ケース板6の長さ方向端部を下方から覆うようにケース下面カバー8が取り付けられる。図9に示すように、ケース下面カバー8は、第2ケース板6の下面60の水平面600に下側から近接する水平面80と、第2ケース板6の下面60の傾斜面601に下側から近接する傾斜面81と、第2ケース板6の前面61に前側から近接する前片82と、前片82の上端から前方に延びる水平片83と、水平面80の後端から垂下する垂下片84と、を備えている。前片82と水平片83とから断面視L形状の係止片が形成されており、図8に示すように係止片(前片82+水平片83)の幅寸法は、水平面80及び傾斜面81の幅寸法よりも幅狭となっている。
第2ケース板6(上片62+垂下片63)の長さ寸法は、第1ケース板5(下片53+立ち上がり片54)の長さ寸法よりも小さく、第2ケース板6の係止片(上片62+垂下片63)を第1ケース板5の被係止片(下片53+立ち上がり片54)に係止させた状態において、第1ケース板5の被係止片は長さ方向両端部において余端部が形成されている。ケース下面カバー8は、水平面80及び傾斜面81の幅方向の一部が、第2ケース板6の下面60(水平面600+傾斜面601)の長さ方向両端部に下方から重なった状態で、ケース下面カバー8の先端側に形成した係止片を、第1ケース板5の被係止片の前記余端部に係止させ、基端側に形成した垂下片84をガイドレール組立体1の外枠11の見付面110に螺子85で連結固定してなる。
上述のように構成されたシャッターケース2において、第2ケース板6(ケース下面板)は、連結要素7、及び、ケース側まぐさシート9Aが取り付けられた状態で用意され、第2ケース板6は、先端側(前端側)の係止片を、第1ケース板5の被係止片に係止させ、基端側(後端側)の連結要素7の突出部の下辺72を、ガイドレール組立体1の外枠11の見付面110に設けた仮置き用突部15に載せ、左右方向の位置を調整した上で、後面64をガイドレール組立体1の外枠11の見付面110に当接させた状態で、連結要素7の面部70の後面を見付面110に近接ないし接触させて、螺子16を連結要素7の面部70の前面から長孔71に差し込んで外枠11の見付面110に連結する。第2ケース板6は仮置き可能であると共に、螺子16を正面からほぼ水平方向に止着するものであり、第2ケース板6を持ち上げて取り付ける作業者における視認性及び作業性が良好である。配線は躯体側に取り付けられた第1ケース板5に形成された空間Sに収容されているので、配線が第2ケース板6の取付作業や脱着作業に影響を与えることがない。
1 ガイドレール組立体
2 シャッターケース
5 第1ケース板
50 上面
51 前面
53 下片
54 立ち上がり片
6 第2ケース板
60 下面
61 前面
62 上片
63 垂下片
64 後面
65 水平片
7 連結要素
9A ケース側まぐさシート
9B 躯体側まぐさシート
11 外枠
110 見付面

Claims (3)

  1. ケース上面と、ケース前面と、ケース前面の下端に形成された被係止片と、を備えたケース本体と、
    ケース下面と、ケース下面の前端に形成された係止片と、ケース下面の後端に立ち上がり状に形成された後面と、を備えたケース下面板と、
    を備え、
    前記ケース下面板の前記後面には、当該ケース下面板の長さ方向両端部から突出するように連結要素が形成されており、前記連結要素は、下辺と、下辺の先端の垂下片と、を備え、
    ガイドレールの見付面の上方部位には、前記連結要素の前記下辺が載る仮置き用突起が突設されており、
    前記ケース下面板は、当該ケース下面板の前記係止片を前記ケース本体の前記被係止片に係止させ、当該ケース下面板の前記後面の長さ方向両端部を前記見付面に当接させた状態で、前記連結要素の前面から止着される螺子によって前記見付面に固定されている、
    シートシャッターのシャッターケース構造。
  2. 前記被係止片は、下片と、立ち上がり片と、からなり、
    前記係止片は、上片と、垂下片と、からなり、
    ケース前面の下方部位と、前記下片と、前記立ち上がり片と、から配線用空間が形成されている、
    請求項1に記載のシートシャッターのシャッターケース構造。
  3. 前記ケース下面板の前記後面の上端にはケース側まぐさシートが連結されており、
    前記ケース側まぐさシートは、躯体側まぐさシートと同じ幅寸法を備えている、
    請求項1、2いずれか1項に記載のシートシャッターのシャッターケース構造。
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