JP2016044510A - シートシャッターのシャッターケース構造 - Google Patents
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Abstract
Description
ケース下面板6´の後面64´に固定された固定片640´とガイドレール1´に固定された被固定片641´は、水平片同士を重ね合わせるものであり、水平片同士の位置関係が下側からしか見えず、ケース下面板6´を持ち上げて取り付ける作業者からの目視による確認ができなかった。
ケース側まぐさシート9A´はケース下面板6´(ガイドレール1´から前後方向に離間している)に設けてあり、ケース側まぐさシート9A´の幅寸法が躯体側まぐさシート9B´の幅寸法よりも大きくなっており、それぞれのまぐさシートを製造するために別個の寸法のシートを用意する必要があった。さらに、ケース側まぐさシート9A´の幅寸法が大きいため、水平姿勢を維持させるためにシートを折り返して溶着しており、その分シート量が多くなっていた。
図12に示すように、ケース下面板6´の上方に配線をしているため、配線作業がやり難いものとなっており、また、ケース下面板6´の取付時や脱着時(シート交換等)に配線を傷つけてしまうおそれがあった。
ケース上面と、ケース前面と、ケース前面の下端に形成された被係止片と、を備えたケース本体と、
ケース下面と、ケース下面の前端に形成された係止片と、ケース下面の後端に立ち上がり状に形成された後面と、を備えたケース下面板と、
を備え、
前記ケース下面板の前記後面には、当該ケース下面板の長さ方向両端部から突出するように連結要素が形成されており、前記連結要素は、下辺と、下辺の先端の垂下片と、を備え、
ガイドレールの見付面(後述する実施形態では、ガイドレール組立体の外枠の見付面)の上方部位には、前記連結要素の前記下辺が載る仮置き用突起が突設されており、
前記ケース下面板は、当該ケース下面板の前記係止片を前記ケース本体の前記被係止片に係止させ、当該ケース下面板の前記後面の長さ方向両端部を前記見付面に当接させた状態で、前記連結要素の前面から止着される螺子によって前記見付面に固定されている、
シートシャッターのシャッターケース構造、である。
後述する実施形態では、連結要素の板状の面部には少なくとも1つの長孔が形成されており、連結要素は、前記長孔から止着される螺子によって前記見付面に固定されている。なお、長孔形状以外の孔を面部に形成するものでもよく、あるいは、螺子による止着時に面部に孔を穿設してもよい。
前記係止片は、上片と、垂下片と、からなり、
ケース前面の下方部位と、前記下片と、前記立ち上がり片と、から配線用空間が形成されている。
このものでは、配線はケース本体に形成された空間に収容されているので、配線がケース下面板の取付作業や脱着作業に影響を与えることがない。
前記ケース側まぐさシートは、躯体側まぐさシートと同じ幅寸法を備えている。
このものでは、ケース側まぐさシート、躯体側まぐさシートに共通のシートを用いることができ、サイズの異なるシートを別々に用意する場合に比べて製造効率が良い。また、図11に示すようにシートを折り返し溶着する必要がなく、材料費を節減することができる。
ケース下面板の後面とガイドレールの見付面が当接しているので、気密性を確保することができ、塞ぎゴムが不要となり製造コストを削減することができる
ケース下面板は仮置き状態で螺子を正面から止着するものであり、ケース下面板を持ち上げて取り付ける作業者における視認性及び作業性が良好である、
という効果を奏する。
2 シャッターケース
5 第1ケース板
50 上面
51 前面
53 下片
54 立ち上がり片
6 第2ケース板
60 下面
61 前面
62 上片
63 垂下片
64 後面
65 水平片
7 連結要素
9A ケース側まぐさシート
9B 躯体側まぐさシート
11 外枠
110 見付面
Claims (3)
- ケース上面と、ケース前面と、ケース前面の下端に形成された被係止片と、を備えたケース本体と、
ケース下面と、ケース下面の前端に形成された係止片と、ケース下面の後端に立ち上がり状に形成された後面と、を備えたケース下面板と、
を備え、
前記ケース下面板の前記後面には、当該ケース下面板の長さ方向両端部から突出するように連結要素が形成されており、前記連結要素は、下辺と、下辺の先端の垂下片と、を備え、
ガイドレールの見付面の上方部位には、前記連結要素の前記下辺が載る仮置き用突起が突設されており、
前記ケース下面板は、当該ケース下面板の前記係止片を前記ケース本体の前記被係止片に係止させ、当該ケース下面板の前記後面の長さ方向両端部を前記見付面に当接させた状態で、前記連結要素の前面から止着される螺子によって前記見付面に固定されている、
シートシャッターのシャッターケース構造。 - 前記被係止片は、下片と、立ち上がり片と、からなり、
前記係止片は、上片と、垂下片と、からなり、
ケース前面の下方部位と、前記下片と、前記立ち上がり片と、から配線用空間が形成されている、
請求項1に記載のシートシャッターのシャッターケース構造。 - 前記ケース下面板の前記後面の上端にはケース側まぐさシートが連結されており、
前記ケース側まぐさシートは、躯体側まぐさシートと同じ幅寸法を備えている、
請求項1、2いずれか1項に記載のシートシャッターのシャッターケース構造。
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2014
- 2014-08-26 JP JP2014171675A patent/JP6253549B2/ja active Active
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