JP2006321636A - エレベータかご室の壁の固定構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】溶接や接着剤の必要がなく、あるいは最小限の接着剤の使用で構成することができ、構造が簡単で製作コストを下げることができ、しかも意匠性を高めたエレベータかご室の壁の固定構造を提供する。
【解決手段】縦長の壁パネルを横に複数並べて壁を構成したエレベータかご室の壁の固定構造において、長辺が共に外側に折曲されて形成された折曲部11を有する断面略コ字形の壁パネル10と、この壁パネルの上端部または下端部に配設され該壁パネルの外周面に沿って当接するように形成された両端部に第1の曲げ部31を有する断面略コ字形に形成され、底部背面側または頂部背面側にかご床または天井に固定するための固定部33が設けられた幅木3と、上記壁パネル及び上記幅木の少なくとも一方に形成され互いに係合することにより上記壁パネル及び上記幅木を相互に固定する係止手段7とを備えるように構成した。
【選択図】図1
【解決手段】縦長の壁パネルを横に複数並べて壁を構成したエレベータかご室の壁の固定構造において、長辺が共に外側に折曲されて形成された折曲部11を有する断面略コ字形の壁パネル10と、この壁パネルの上端部または下端部に配設され該壁パネルの外周面に沿って当接するように形成された両端部に第1の曲げ部31を有する断面略コ字形に形成され、底部背面側または頂部背面側にかご床または天井に固定するための固定部33が設けられた幅木3と、上記壁パネル及び上記幅木の少なくとも一方に形成され互いに係合することにより上記壁パネル及び上記幅木を相互に固定する係止手段7とを備えるように構成した。
【選択図】図1
Description
この発明はエレベータかご室の壁の固定構造に関するものである。
従来のかご室の壁を溶接作業なしに形成するものとして、方形をなす金属板の互いに対向した縁部がそれぞれ裏面方向に屈折されてなるフランジ状部を有するパネル板と、棒状をなしパネル板のフランジ状部に接続した縁部の裏面に配置されて接着剤によって接着された補強材と、フランジ状部における補強材との対応位置に設けられて、貫通空所がコ字状に形成されコ字の開口側がフランジ状部の屈折箇所寄りに配置され、貫通空所におけるコ字の内部に形成されてフランジ状部の屈折箇所側が屈曲されて補強材の上に押圧状態に配置された押さえ片とを設けるようにしたものがある(例えば特許文献1参照。)。
上記のような壁パネルを複数並べて構成すると比較的安価に製作できる。しかし壁は継ぎ目の曲げ部で強度をもたせているため、壁それぞれの幅が例えば400mm程度を超えると、曲げ部と曲げ部の中間の板場が弱くなるため、壁パネルの背面部に縦補強や水平補強を接着材や溶接などによって取り付ける必要があるが、接着材を用いた場合には多量の接着材が要るため環境に悪いという課題があり、溶接を行なった場合にはひずみや溶接の圧痕が出てその除去に手間が掛かるといった課題があった。
この発明は上記のような従来技術の課題を解消するためになされたもので、溶接や接着剤の必要がなく、あるいは最小限の接着剤の使用で構成することができ、構造が簡単で製作コストを下げることができるエレベータかご室の壁の固定構造を提供することを目的としている。
この発明によるエレベータかご室の壁の固定構造は、縦長の壁パネルを横に複数並べて壁を構成したエレベータかご室の壁の固定構造において、長辺が共に外側に折曲されて形成された折曲部を有する断面略コ字形の壁パネルと、この壁パネルの上端部または下端部に配設され該壁パネルの外周面に沿って当接するように形成された両端部に第1の曲げ部を有する断面略コ字形に形成され、底部背面側または頂部背面側にかご床または天井に固定するための固定部が設けられた幅木と、上記壁パネル及び上記幅木の少なくとも一方に形成され互いに係合することにより上記壁パネル及び上記幅木を相互に固定する係止手段とを備え、上記壁パネルを上記幅木を介してかご床または天井に固定するようにしたものである。
この発明においては、幅木に固定部材の機能を持たせるとともに、壁パネルを幅木に係止手段で固定し、壁パネルを幅木を介してかご床または天井に固定するようにしたことにより、溶接が不要で、接着剤も不要か最小限の使用ですみ、構造も簡単なので製造も容易で安価にできる。
実施の形態1.
図1〜図7は、この発明の実施の形態1によるエレベータかご室の固定構造の要部を説明するもので、図1は幅木を装着した壁パネルと、壁パネル相互の締め付け部に挟む目地部材を背面から見た斜視図、図2はかご室の内部を正面から見た立体図で壁上端部の幅木(回り縁)が見えるタイプ、図3は同じく正面から見た変形例を示す立体図で壁上端部の幅木が天井の照明ケースで隠れて見えないタイプ、図4は壁パネル、幅木、及び係止手段とそれらの関係を説明する斜視図、図5は図2、3に示すV−V線における矢視断面図、図6は図2、3に示すVI−VI線における矢視断面図、図7は壁パネルを幅木を介してかご床に固定した部分を図2、3に示す矢印A方向から見た断面詳細図である。なお、各図を通じて同一符号は同一もしくは相当部分を示すものとする。
図1〜図7は、この発明の実施の形態1によるエレベータかご室の固定構造の要部を説明するもので、図1は幅木を装着した壁パネルと、壁パネル相互の締め付け部に挟む目地部材を背面から見た斜視図、図2はかご室の内部を正面から見た立体図で壁上端部の幅木(回り縁)が見えるタイプ、図3は同じく正面から見た変形例を示す立体図で壁上端部の幅木が天井の照明ケースで隠れて見えないタイプ、図4は壁パネル、幅木、及び係止手段とそれらの関係を説明する斜視図、図5は図2、3に示すV−V線における矢視断面図、図6は図2、3に示すVI−VI線における矢視断面図、図7は壁パネルを幅木を介してかご床に固定した部分を図2、3に示す矢印A方向から見た断面詳細図である。なお、各図を通じて同一符号は同一もしくは相当部分を示すものとする。
図において、エレベータのかごは、複数の縦長の壁パネル10を目地部材5を介して横に並べ相互に連結して形成された壁1、壁パネル10の上下に配設され、下端部をかご床2に固定し、上端部を天井4に固定する固定部材としての機能を有する幅木3、3、及び天井4に埋め込まれた照明器具6などから構成されている。なお、図3に示す壁1上端部の幅木3(回り縁)が天井の照明器具6で隠れて見えないタイプでは、照明器具6がランプ61を覆うアクリルカバー62、アクリルカバー62を保持する飾り枠63、及び飾り枠63を吊り下げる吊下げ枠64などを備えているが、壁1の固定構造は実質的に図2に示す壁1上端部の幅木3が見えるタイプと同様であり、また、壁1とかご床2の境目に配設する幅木3と、壁1と天井4の境目に配設する回り縁としての幅木3の構造も同様であるので、以下、壁1とかご床2の境目に配設する幅木3部分を中心に説明する。
縦長の壁パネル10は、両側部が外側にL型に折曲されて設けられた折曲部11、11を有する断面略コ字状に形成され、折曲部11、11には、隣接する壁パネルに対して縦方向中央部分は、目地部材5を介して連結するための略正方形の穴である複数の角穴11aが設けられ、上端部及び下端部は、幅木3を介してそれぞれ連結するための長方形の角穴11bが上下に1箇所ずつ所定位置に設けられている。幅木3は、断面略コ字状の壁パネル10の外周面に沿って当接するように両端部が折曲されて形成された第1の曲げ部31、31と、各曲げ部31、31の先端部が上記壁パネル10の折曲部11、11の先端部をそれぞれ包み込むようにさらに折曲形成された第2の曲げ部32、32が形成された断面大凡コ字形に形成され、底部(天井部の場合は頂部)には断面L字状に折曲されて形成された第3の曲げ部からなる、かご床2または天井4に固定するための固定部33が設けられている。
上記幅木3の第1の曲げ部31には、上記壁パネル10の折曲部11に設けられた長方形の角穴11bに対応する位置に角穴31aが設けられ、該角穴31aの1辺には、舌片71が該角穴31aの中心方向に伸びるように設けられている。また、固定部33には複数の貫通孔である長穴33aと、プレス加工された切込みを引き起こして形成され上記壁パネル10の下端部を裏側から上記幅木3の背面に押し付ける複数の壁パネル押え部72が設けられている。上記壁パネル10と上記幅木3とは、図4(a)に示すように上記壁パネル10の下端部から幅木3を嵌め込むように挿入し、図4(c)のように挿入が完了した後、図5に示すように角穴31a部に設けられた舌片71を、壁パネル10の折曲部11に設けられた長方形の角穴11bの内側方向に折り曲げて係合させる一方、固定部33に設けられた壁パネル押え部72を図7の矢印Bに示す方向に押し込んで壁パネル10の下端部を幅木3の背面に押し付けることにより係合され、相互に固定される。
なお、この実施の形態1では、壁パネル10と幅木3の嵌めこみ構造と、上記角穴31a、長方形の角穴11b、舌片71、及び壁パネル押え部72で壁パネル10と幅木3を固定するための係止手段7が構成されている。また、かご床2は図7に示すように、床パネル21と、この床パネル21を底面部から支持する床梁22からなっており、壁パネル10は幅木3を介して、幅木3の固定部33に設けられた長穴33aに挿通された固定ボルト81によってかご床2に固定される。なお、天上部についても同様に上部の幅木3を介して図示省略している固定ボルトにより壁パネル10が天井部に固定される。また、隣接する壁パネル10の対向する折曲部11相互の間における、下部幅木3の第1の曲げ部31と上部幅木3の第1の曲げ部(図示省略)との間の中央部分に介装される目地部材5は、幅木3の略2倍の厚さを有する板材からなり、角穴11aに対応する位置に角穴5aが形成され、角根ボルトからなる締結ボルト82を挿通して共締めされる。
次に上記のように構成された実施の形態1の動作について説明する。先ず、壁パネル10の下端部に幅木3を図4のように上下方向に嵌め込み、係止手段7によって図5及び図7に示すように壁パネル10と幅木3を相互に固定する。即ち、角穴31a部に設けられた舌片71を、壁パネル10の折曲部11に設けられた長方形の角穴11bの内側方向に折り曲げて係合させる一方、壁パネル10の下端部は上記図7のように壁パネル押え部72で壁パネル10を表側方向に押さえる。これにより、幅木3と壁パネル10の中央部が密着し、壁パネル10が表から凹むことが防がれる。さらに側面の舌片71が図5に示すように角穴11b側へ軽く曲げられていることで、壁パネル10と取付部材を兼ねる幅木3は外れない。壁パネル10の上端部と回り縁としての幅木3もこれと同様にして相互に固定される。
工場での製作段階では、一例として、壁パネル10に幅木3を上記説明したように嵌めこみ、固定した状態まで加工され、据付現地まで輸送され、あるいは倉庫に保管されるが、その過程で壁パネル10から幅木3が外れるおそれはまずない。据付の際には、かご床2の上に、幅木3が固定された壁パネル10を立てて、図7のようにかご床2に対して固定ボルト81を用いて仮固定する。また、横方向に隣接する壁パネル10の中央部分は折曲部11、11に目地部材5を介装し、壁の延在方向に貫通するように設けられた角穴11a、5a、11aに締結ボルト82を挿通して図6に示すように共締めし、幅木3部分も締結ボルト82で図5に示すように相互に締結する。壁パネル10と幅木3は最後に各ボルトを強く締付けることにより幅木3と壁パネル10、かご床2、及び天井4は強固に一体化され、初期の目標強度が得られて組立が完了する。
上記のように、この実施の形態1によれば、幅木3に取付部材の機能を持たせ、壁パネル10と幅木3とを係止手段7によって相互に固定した後、壁パネル10を幅木3を介してかご床2または天井4に固定するようにしたことにより、溶接や接着剤が不要にでき、製作コストを下げることができる。また、意匠上のアクセントをもたせることもできる。さらに、係止手段7は、幅木3を壁パネル10に嵌め込み、舌片71を壁パネル10の角穴11bの内部方向に折り曲げる一方、壁パネル押え部72で壁パネル10の下端部を係止するという簡単な構造であるので、組立も容易であり、仮に仕様変更があったとしても、取付部材である幅木3や壁パネル10を外すことも容易であり、例えば外した壁パネル10に加工をすることなどができるというメリットもある。
また、幅木3を取付部材と兼用したので、別々に製作する場合に比べてかご室の製作コストを下げることができる。また、例えば幅木3の材質を壁パネル10と変えることにより、異なる意匠を得ることができる。一方、かご室が図3に示すように、壁パネル10上端部の幅木3が天井の照明ケースに隠れて見えないタイプでは、幅木3の材料を安価なものにすることで、かご室の製造コストを更に安価にすることもできる。また、壁パネル10の厚さが標準的な例えば約1.5mm〜1.6mm程度の場合、横幅が約400mm程度までは補強材を省いても所要の強度を得ることができるので、補強材が不要となる分、安価に提供することができる。
実施の形態2.
図8〜図11は、この発明の実施の形態2によるエレベータかご室の壁の固定構造の要部を説明するもので、図8は壁パネルに幅木を固定した状態を示す斜視図、図9(a)は壁パネルに幅木を嵌めこむときの状態を背面側から示す斜視図、図9(b)は、図9(a)の接着剤を両面テープに代えたときの幅木の要部を示す斜視図、図10は上記実施の形態1の図5に相当する断面図、図11は上記実施の形態1の図7に相当する断面図である。図において、取付部材を兼ねる幅木30は、上記実施の形態1と同様の第1の曲げ部31が形成されているが、図1、図4等に示す第2の曲げ部32は形成されていない。
図8〜図11は、この発明の実施の形態2によるエレベータかご室の壁の固定構造の要部を説明するもので、図8は壁パネルに幅木を固定した状態を示す斜視図、図9(a)は壁パネルに幅木を嵌めこむときの状態を背面側から示す斜視図、図9(b)は、図9(a)の接着剤を両面テープに代えたときの幅木の要部を示す斜視図、図10は上記実施の形態1の図5に相当する断面図、図11は上記実施の形態1の図7に相当する断面図である。図において、取付部材を兼ねる幅木30は、上記実施の形態1と同様の第1の曲げ部31が形成されているが、図1、図4等に示す第2の曲げ部32は形成されていない。
さらに、固定部33に形成された壁パネル押え部73は、図11に示すようにコ字形の切込みを実施の形態1とは反対向きに設け、舌片を断面レ字形状に図11の矢印Cで示す方向に引き起こして切込み曲げとし、レ字形の内側角部に壁パネル10の下端を保持させることにより、壁パネル10の幅方向中央部を幅木30の背面部に押し付けるように構成され、加えて、幅木30の背面上部に接着手段9としての接着剤91を塗着し(図9(a))、または、両面テープ92を貼り付けている(図9(b))。なお、この実施の形態2では、壁パネル10と幅木3の嵌めこみ構造と、角穴31a、長方形の角穴11b、舌片71、壁パネル押え部73及び接着手段9によって、壁パネル10と幅木30を固定するための係止手段7が構成されている。その他の構成は上記実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
上記のように構成された実施の形態2においては、まず図9(a)に示すように取付部材を兼ねる幅木30の背面中央部上方に軽く接着材91を塗布し、壁パネル10に正面から嵌め込む。次に、両側の舌付き長穴からなる角穴31aの舌片71を図10に示すように内側に軽く曲げて、壁パネル10の角穴11bに係止させる。次に壁パネル押え部73を図11の矢印Cに示すように上方に起こして曲げ、壁パネル10の下端を固定する。これで壁パネル10と幅木30とは舌片71、角穴11b、接着剤91、及び壁パネル押え部73からなる係止手段7によって相互に固定される。その後、上記実施の形態1と同様にして組み立てられ、最終的には壁パネル10相互のボルト締により強固に一体化され、所期の強度を確保することができる。
なお、天井部側についても、上記説明したかご床側と同様に固定される。また、この例では接着材91を併用して壁パネル10に幅木30を固定したが、接着は幅木30の中央上部が壁パネル10と離れないように少量で良い。また、接着手段9として、接着材91に代えて両面テープ92を用いても良く、この場合には取り扱いが容易で、作業をより効率化できる。
上記のように、この実施の形態2によれば、幅木30に取付部材の機能を持たせて、壁パネル10を該幅木30に係止手段7で固定するとともに、壁パネル10を幅木30を介してかご床2(または天井4)に固定するようにしたことにより、壁パネル10は溶接が不要で、製作コストが下げられる。また、接着剤または両面テープを併用しているが、使用量が僅かであるため、環境上の問題も軽減できる。その他、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
なお、上記実施の形態の説明では、締結ボルト82を挿通し、あるいは係止手段7を構成する穴を正方形や長方形の角穴11a、11b、31aとしたが、これらは正方形や長方形に限定されないことはもとより、必ずしも角穴でなくてもよい。また、係止手段7を構成する角穴31a、11bは、左右に隣接する壁パネル10及び幅木3を締結ボルト82によって締結するための穴を兼ねるようにしたが、締結用の穴とは別に構成しても差し支えない。また、舌片71は、幅木3側に設けたが、壁パネル10の折曲部11側に設けてもよい。さらに、下部に設ける幅木3と上部に設ける幅木3は、必ずしも同一である必要はなく、例えば大きさ、形状、構造、材質、デザインなどを変えてもよい。また、幅木3の下端部を奥側に引込めるように段付構造にして、換気のための通風口の機能を更に付加するように構成してもよい。その他、この発明の精神の範囲内で種々の変形や変更が可能であることは言うまでもない。
1 壁、 10 壁パネル、 11 折曲部、 11a、11b 角穴(穴)、 2 かご床、 21 床パネル、 22 床梁、 3、30 幅木、 31 第1の曲げ部、 31a 角穴(穴)、 32 第2の曲げ部、 33 固定部(第3の曲げ部)、 33a 長穴(貫通孔)、 4 天井、 5 目地部材、 5a 角穴、 6 照明器具、 61 ランプ、 62 アクリルカバー、 63 飾り枠、 64 吊下げ枠、 7 係止手段、 71 舌片、 72、73 壁パネル押え部、 81 固定ボルト、 82 締結ボルト、 9 接着手段、 91 接着剤、 92 両面テープ。
Claims (7)
- 縦長の壁パネルを横に複数並べて壁を構成したエレベータかご室の壁の固定構造において、長辺が共に外側に折曲されて形成された折曲部を有する断面略コ字形の壁パネルと、この壁パネルの上端部または下端部に配設され該壁パネルの外周面に沿って当接するように形成された両端部に第1の曲げ部を有する断面略コ字形に形成され、底部背面側または頂部背面側にかご床または天井に固定するための固定部が設けられた幅木と、上記壁パネル及び上記幅木の少なくとも一方に形成され互いに係合することにより上記壁パネル及び上記幅木を相互に固定する係止手段とを備え、上記壁パネルを上記幅木を介してかご床または天井に固定するようにしてなることを特徴とするエレベータかご室の壁の固定構造。
- 上記係止手段は、上記壁パネルの折曲部及び上記幅木の第1の曲げ部相互を壁の延在方向に貫通する穴と、一方の穴の内周側に突出され他方の穴に折曲することにより互いに係合させる舌片を用いて構成されてなることを特徴とする請求項1に記載のエレベータかご室の壁の固定構造。
- 上記幅木は、上記第1の曲げ部先端部に、上記壁パネルの折曲部先端部を包み込むようにさらに折曲形成された第2の曲げ部が形成されてなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエレベータかご室の壁の固定構造。
- 上記幅木に設けられた固定部は、該幅木の下端部または上端部を縦断面略L字形に折曲して形成されてなり、かつかご床または天井に固定する固定ボルトを挿通するための貫通孔を有する第3の曲げ部からなることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載のエレベータかご室の壁の固定構造。
- 上記幅木に設けられた第3の曲げ部からなる固定部は、該固定部にプレス加工された切込みを引き起こして形成され上記壁パネルの下端部を裏側から上記幅木の背面に押し付ける壁パネル押え部を備えてなることを特徴とする請求項4に記載のエレベータかご室の壁の固定構造。
- 上記幅木と上記壁パネルとが当接する部分に接着手段を設けて上記幅木と上記壁パネルとを接着したことを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れかに記載のエレベータかご室の壁の固定構造。
- 左右に隣接する壁パネル相互の間に、上記幅木の約2倍の厚さを有する目地部材を介装し、該壁パネル相互を締結ボルトにより連結してなることを特徴とする請求項1ないし請求項6の何れかに記載のエレベータかご室の壁の固定構造。
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CN107140505A (zh) * | 2017-05-31 | 2017-09-08 | 平湖拓伟思自动化设备有限公司 | 一种用于成品仓储的电梯轿壁 |
CN108675091A (zh) * | 2018-08-10 | 2018-10-19 | 迅达(中国)电梯有限公司 | 电梯轿厢壁安装装置和电梯轿厢 |
WO2024074899A1 (en) * | 2022-10-07 | 2024-04-11 | Wittur Holding Gmbh | Elevator car and method for mounting a plurality of panels on a platform of an elevator car |
-
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