JP6251133B2 - 開封防止バンド - Google Patents
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Description
例えば特許文献1には、雌部材に対する雄部材の挿入方向の反対方向から解除部材を挿入するバックルが開示されている。また、特許文献2には、雌部材に対する雄部材の挿入方向と同方向から解除部材を挿入するバックルが開示されている。このようなバックルを用いることで、解除部材を所持する正当な受取人のみが梱包を開封することができ、第三者による不正な開封を防止することができる。
仮に、バンド自体に周知の「たぐりよせ」による長さ調整機能を設ければ、サイズの異なる梱包対象物に適用可能となる。しかし、作業者は、梱包対象物のサイズに合わせてバンドの長さを調整する作業と、バックルを挿着する作業とを別々に行わなければならず、梱包作業性が悪い。また、長さ調整部を緩めて開封されれば意味がないため、長さ調整部にも別のロック機能を設ける必要があり、構造が複雑となるという問題がある。
本体は、バンドの延伸方向に沿って設けられ、一方の側に、バンドの一端である保持端を保持するバンド保持部が形成された底板、バンドの幅方向において底板の両端部に立設された2つの側板、及び、2つの側板をバンドの幅方向に連結する連結板を有する。
ここで、軸部が底板と「平行に」取り付けられるとは、厳密な平行に限らず、当該技術分野における技術常識に照らして通常、「平行」と判断される範囲を含む。
(一実施形態)
最初に、本発明の一実施形態による開封防止バンドの使用形態を図1に示す。
図1に示すように、開封防止バンド10は、ダンボール箱、発泡スチロール箱、樹脂製梱包箱等の梱包対象物9の梱包に用いられる。この梱包対象物9は、例えば、運送業者によって届け先に届けられたとき受取人が不在のため、家の前に数十分〜数時間、場合によってはさらに長い期間、監視されないまま放置される状況を想定する。或いは、工場や倉庫での出荷待ち等で、ある期間、監視されないまま放置される状況を想定する。
図1に示されるようにストッパ3の可動板32を閉じたとき、ストッパ3と本体2とが係合し可動板32を開くことができないようになっており、この状態を「ロック状態」という。また、可動板32のキー挿入口34にキー部材を挿入することで、ロック状態を解除して「開封状態」とすることができる。
本体2は、バンド5の延伸方向に沿って設けられた底板21、底板21におけるバンド5の幅方向の両側に立設された2つの側板251、252、及び、2つの側板251、252をバンド5の幅方向に連結する連結板27を有している。
底板21は、2つの平行な長穴によって構成されるバンド保持部22が一方の側に形成されている。本実施形態では、バンド5の保持端51は、バンド保持部22の2つの長穴を挿通した後に縫い合わされて解けないように保持されている。また、底板21のバンド保持部22と反対側には、底面が段になったバンド固定部24が形成されている。
連結板27は、側板251、252の中央付近に、底板21から浮いた状態で設けられている。バンド5の幅方向における連結板27の縁の中央部には、後述するストッパ3の係合爪37による係合を逃がすように、逃がし溝28がバンド保持部22側から凹設されている。
軸部31は、本体2のバンド固定部24の上方において底板21と平行に且つ底板21に対して回転可能に側板251、252の軸穴26に取り付けられている。軸部31と底板21との間には、バンド5の自由端52が挿入可能なバンド挿入口23が形成される。
ホルダ部35は、軸部31から可動板32とは異なる方向に延設され、可動板32が閉方向に回転したとき、底板21のバンド固定部24との間にバンド5の被固定部53を狭持可能である。
さらに、可撓壁36は、バンド5の幅方向における中央部であって係合爪37のキー挿入口34側に、可撓壁36から係合爪37の先端に向かって傾斜する傾斜部38が形成されている。傾斜部38は、バンド5の幅方向において、連結板27の逃がし溝28に対応する位置に形成されている。
キー部材4は、先端に形成されたキー部42が使用者によってキー挿入口34に挿入されたとき、キー部42の先端が逃がし溝28に嵌入しつつ可撓壁36を連結板27から離れる方向へ弾性変形させることにより、係合爪37の連結板27への係合を解除する。
図9に示すように、係合爪37が連結板27よりも完全に上に抜けると、弾性変形していた可撓壁36は元に戻り、可動板32は開方向へ自由に回転可能となる。この段階で、キー部材4をキー挿入口34から引抜いてもよい。可動板32が開方向へ回転することにより、ホルダ部35によるバンド5の狭持が解除され、バンド5の自由端52をバンド挿入口23から抜くことが可能となる。こうして、開封防止バンド10は開封状態となる。
特許文献1、2に開示された従来技術のバックルは、梱包バンドの一端が取り付けられた雌部材(ソケット)に、梱包バンドの他端が取り付けられた雄部材(プラグ)を挿入して係合させるものである。バンド自体に長さ調整機能が無い場合には雌部材と雄部材との間の長さが一定であるため、決まったサイズの梱包対象物に決まった経路でバンドを周回させる場合にしか適用することができず、しかも、増し締めすることができない。
(ア)開封防止バンドの具体的な形態は、上記実施形態にて図示した形態に限らない。例えば、バンド保持部は、バンドの保持端を本体にインサート成形することにより構成してもよい。また、キー部材の挿入を案内するための構成は、上記実施形態で可動板に形成した案内壁の形態に限らず、キー部材側に案内部を形成してもよい。さらに、例えばキー部と可撓壁との当接部に潤滑性の材質を用いること等によりキー部挿入時の引っ掛かりを防止可能な構成では、上記実施形態のような傾斜部を形成しなくてもよい。
以上、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
2 :本体、
21:底板、 22:バンド保持部、 23:バンド挿入口、 24:バンド固定部、
251、252:側板、 27:連結板、 28:逃がし溝、
3 :ストッパ、
31:軸部、 32:可動板、 34:キー挿入口、 35:ホルダ部、
36:可撓壁、 37:係止爪、 38:傾斜部、 39:案内壁、
4 :キー部材、 42:キー部、
5 :バンド、 51:保持端、 52:自由端、
9 :梱包対象物。
Claims (4)
- 梱包対象物(9)に周回されるバンド(5)と、
前記バンドの延伸方向に沿って設けられ、一方の側に、前記バンドの一端である保持端(51)を保持するバンド保持部(22)が形成された底板(21)、前記バンドの幅方向において前記底板の両端部に立設された2つの側板(251、252)、及び、前記2つの側板を前記バンドの幅方向に連結する連結板(27)、を有する本体(2)と、
前記底板の前記バンド保持部と反対側において前記底板と平行に且つ前記底板に対して回転可能に取り付けられ、前記バンドの他端である自由端(52)を挿入可能なバンド挿入口(23)を前記底板との間に形成する軸部(31)、前記軸部から径外方向に延設された可動板(32)、前記軸部から前記可動板とは異なる方向に延設され、前記可動板が前記本体に近接する方向である閉方向に回転したとき、前記底板のバンド固定部(24)との間に前記バンドを狭持可能なホルダ部(35)、及び、前記可動板から前記本体側に突出し、前記可動板が前記閉方向に回転したとき前記連結板の縁に係合可能な係合爪(37)が先端に形成されており、且つ、外力によって前記係合爪の係合を解除する方向に弾性変形可能な可撓壁(36)、を有し、前記可動板は、前記可撓壁の前記係合爪側であって前記本体の前記連結板の縁において、前記係合爪による係合を逃がすように凹設された逃がし溝(28)に対応する位置にキー挿入口(34)が形成されたストッパ(3)と、
先端に形成されたキー部(42)が使用者によって前記キー挿入口に挿入されたとき、前記キー部の先端が前記逃がし溝に嵌入しつつ前記可撓壁を前記連結板から離れる方向へ弾性変形させることにより、前記係合爪の前記連結板への係合を解除するキー部材(4)と、
を備え、
前記梱包対象物に周回させた前記バンドの前記自由端を前記バンド挿入口に挿入した状態で前記可動板を前記閉方向に回転させ前記係合爪を前記連結板に係合させることで、前記ホルダ部によって前記バンドを前記底板の前記バンド固定部に狭持しつつ前記可動板を回転不能とするロック状態とし、
前記ロック状態において前記キー部材の前記キー部が前記キー挿入口に挿入されることで、前記ロック状態が解除されることを特徴とする開封防止バンド(10)。 - 前記ストッパは、
前記キー部が前記キー挿入口へ挿入される動作を案内する案内壁(39)が前記可動板に立設されていることを特徴とする請求項1に記載の開封防止バンド。 - 前記可撓壁は、
前記連結板の前記逃がし溝に対応する位置における前記係合爪の前記キー挿入口側に、前記可撓壁から前記係合爪の先端に向かって傾斜する傾斜部(38)が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の開封防止バンド。 - 前記本体及び前記ストッパは樹脂で成形されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の開封防止バンド。
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