JP2010201021A - 鍵付きバックル - Google Patents

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    • A44B11/2569Safety measures
    • A44B11/2573Locking means preventing an unauthorised opening, e.g. by children

Abstract

【課題】雌部材と雄部材の係合を解除する解除部材とからなる鍵付きバックルを提供する。
【解決手段】筒状体111からなる雌部材11と、雌部材の挿入孔に着脱する雄部材12と、雌部材と雄部材との係合を解除する解除部材13とから構成されている。雌部材は、一端に一方の帯状体を取り付ける第1取付部と、第1取付部と同じ側に解除部材を挿入する挿入孔と、他端に雄部材を挿入する挿入孔と、雄部材と係合する第1係合部とが一体に成形されている。雄部材は、他方の帯状体を取り付ける第2取付部と、外側中間部に成形された第2係合部、一対の弾性係合片から構成されている。解除部材は、雌部材の雄部材挿入方向と反対側から挿入されることにより、雌部材の第1係合部と雄部材の第2係合部との係合が解除される。解除部材は、雄部材の案内部に沿って差し込める傾斜面を有する解除片を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、一方に帯状体を取り付けた雌部材と、他方に帯状体を取り付けた雄部材と、前記雌部材と雄部材の係合を解除する解除部材とからなる鍵付きバックルに関するものである。本発明は、特に、前記解除部材にバリエーションを持たせることにより、セキュリティを高くすることができる鍵付きバックルに関するものである。
従来の鍵付きバックルは、たとえば、特開2001−61513号公報に記載されているものがある。前記鍵付きバックルは、雌部材と、雄部材と、解除部材とからなる。前記雌部材は、雄部材が前記雌部材の筒状部内に差入れられた際に、弾性係合片を撓ませる案内部と前記弾性係合片と係合する係合部と有する。前記解除部材は、前記差入れ部を前記雌部材の筒状部内に差入れた際に、前記係合部に係合されている弾性係合片に接し、前記弾性係合片を前記係合部から解除するように撓ませる案内面を有している。
特開2001−61513号公報
前記公報に記載された鍵付きバックルは、係合部が多く、構造が複雑であるだけでなく、解除部材に多くのバリエーションを持たせたものでもなく、セキュリティを高くすることができなかった。また、前記鍵付きバックルは、構造が複雑であるため、雌部材と雄部材の挿入性に問題があり、また、解除部材を雌部材に挿入する際に雌部材の開口に引っかかる等、使い勝手が良くなかった。
以上のような課題を解決するために、本発明は、雄部材および/または解除部材に凸条および/またはキー溝を複数または位置を変えて設けることにより、セキュリティを高くすることができる鍵付きバックルを提供することを目的とする。また、本発明は、雌部材の形状を単純化するとともに、雄部材および解除部材の形状を抜き差しが容易な形状とすることにより、雌部材、雄部材、解除部材の使い勝手を良くした鍵付きバックルを提供することを目的とする。
(第1発明)
第1発明の鍵付きバックルは、一端に一方の帯状体を取り付ける第1取付部、他端に挿入孔、両側内部に設けられた第1係合部、が一体に成形されている筒状体からなる雌部材と、他端に他方の帯状体を取り付ける第2取付部、前記雌部材の第1係合部に沿って案内する案内部と前記第1係合部に係合する第2係合部とが成形されている一対の弾性係合片、凸条および/またはキー溝が着脱方向に設けられている突出片、が一体に成形されている前記雌部材の挿入孔に着脱する雄部材と、前記雌部材の筒状体における一端側から前記筒状体内に抜き差し可能に差し入れるとともに、前記雄部材の案内部に沿って差し込める傾斜面を有する一対の解除片、前記突出片に設けられた凸条および/またはキー溝に係合するキー溝および/または凸条が設けられている突出部、が一体に成形されている前記雌部材と雄部材との係合を解除する解除部材とから少なくとも構成されている。
(第2発明)
第2発明の鍵付きバックルにおいて、前記凸条および/またはキー溝は、前記雄部材における一対の弾性係合片のほぼ間に突出する突出片と、前記解除部材における前記突出部と、に複数組みが設けられていることを特徴とする。
(第3発明)
第3発明の鍵付きバックルにおいて、前記解除部材は、前記一対の解除片のほぼ間で、差し入れ方向に突出している突出部を有することを特徴とする。
(第4発明)
第4発明の鍵付きバックルにおいて、前記一対の解除片の間に設けられた突出部は、前記解除片の厚みより厚く成形されていることを特徴とする。
(第5発明)
第5発明の鍵付きバックルにおいて、前記凸条および/またはキー溝は、前記雄部材の突出片と、前記解除部材の突出部の少なくとも片側に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、凸条および/またはキー溝と嵌合できる解除部材を持った者のみが開けることができるセキュリティの高い鍵付きバックルであり、不用意にバックルが開けられない。
本発明によれば、雄部材および解除部材に設けられた凸条および/またはキー溝が鍵の役目を果たすだけでなく、前記雄部材および解除部材を雌部材に真っ直ぐに挿入する際の案内とすることができる。
本発明によれば、雄部材に設けられた突出片および解除部材に設けられた突出部が差し入れ方向に突出しているため、雌部材に挿入した際に、案内し易い形状になっており、たとえ、斜めに挿入された場合であっても、正しい位置に導かれる。
本発明によれば、前記解除部材に一体に成形されている一対の解除片の間に設けられた突出部は、前記解除片の厚みより厚く成形することにより、前記解除片が雌部材の開口部に引っかかることなく、スムーズに挿入される。
本発明によれば、凸条および/またはキー溝を前記雄部材の突出片および前記解除部材の突出部の両側、または片側、設ける位置、本数、凸条およびキー溝の組合せ等を変えることにより、多数の種類からなる解除部材を作製することができ、よりセキュリティを高くすることができる。
本発明の実施例であり、嵌合した雌部材および雄部材に対して、解除部材を雄部材と反対側から挿入した状態を説明するための斜視図である。(実施例1) 本発明の実施例であり、雄部材と解除部材との係合関係を説明するための斜視図である。 本発明の実施例である雌部材、雄部材、解除部材の平面組立図である。 本発明の実施例である雌部材、雄部材、解除部材の断面組立図である。 本発明の実施例である雌部材と雄部材を嵌合した状態の説明図である。 本発明の実施例である雌部材と雄部材の両端に帯状体を接続した状態を説明するための図である。 本発明の実施例である雌部材内で、雄部材と解除部材の係合関係を説明するための透視図である。 本発明の第2実施例である雄部材と解除部材の係合関係を説明するための図である。 本発明の第3実施例である雄部材と解除部材の異なる係合関係を説明するための図である。
(第1発明)
第1発明の鍵付きバックルは、筒状体からなる雌部材と、前記雌部材の挿入孔に着脱する雄部材と、前記雌部材と雄部材との係合を解除する解除部材とから構成されている。前記雌部材、雄部材、および解除部材は、一部を肉薄にすることにより、弾性を持たせることができる合成樹脂を型材により一体成形により作製される。前記雌部材は、断面が長方形からなる無底筒状体からなるとともに、一端に一方の帯状体を取り付ける、たとえば、細長な開孔部からなる第1取付部と、前記第1取付部と同じ側に前記解除部材を挿入する挿入孔と、他端に前記雄部材を挿入する挿入孔と、前記雄部材を挿入する挿入孔の両側から内部に向かって突出する第1係合部とが一体に成形されている。
前記雄部材は、前記雌部材の挿入孔に着脱できる形状をしており、前記挿入方向と反対側に、他方の帯状体を取り付ける、たとえば、細長な開孔部からなる第2取付部が一体に成形されている。また、前記雄部材は、先端部に成形された案内部、外側中間部に成形された第2係合部、弾性を持たせるように薄肉にした薄肉部から成形される基部、からなる一対の弾性係合片から構成されている。
前記一対の弾性係合片は、側部において、たとえば、緩い曲面が先端部から基部に向かって成形された前記案内部が成形されている。前記案内部は、前記雌部材に挿入されると、前記雌部材の第1係合部に沿って案内されながら内側に曲がる。前記案内部は、前記雌部材の第1係合部を乗り越えることにより、前記第2係合部と前記第1係合部とが係合する。前記雄部材は、前記一対の弾性係合片の間に凸条および/またはキー溝が着脱方向に設けられている突出片が一体に成形されている。
前記解除部材は、前記雌部材の雄部材挿入方向と反対側から挿入されることにより、前記雌部材の第1係合部と雄部材の第2係合部との係合が解除される。前記解除部材は、前記雌部材の筒状体における一端側から前記筒状体内に抜き差し可能にするとともに、前記雄部材の案内部に沿って差し込める傾斜面を有する解除片を備えている。前記解除片は、前記傾斜面が前記雄部材の案内部に沿って内部に挿入されることにより、前記雄部材の弾性係合片を内側に湾曲させ、前記第1係合部と第2係合部との係合を解除させる。
また、前記解除部材は、前記解除片の間に突出部が成形されている。前記突出部は、前記突出片に設けられた凸条および/またはキー溝に係合するキー溝および/または凸条が一体に成形されている。突出部および突片に成形された凸条および/またはキー溝は、その位置を変えることにより、前記雌部材と雄部材との係合を解除できないようにすることができる。すなわち、本発明の鍵付きバックルは、前記凸条および/またはキー溝に嵌合する解除部材を持った者のみが開けることができる。前記突出部または突片は、凸条および/またはキー溝の位置を変えることにより、異なる解除部材によって、不用意にバックルが開けられないようになる。
(第2発明)
第2発明の鍵付きバックルにおいて、前記雄部材における一対の弾性係合片のほぼ間に突出する突出片、および前記解除部材における前記突出部には、任意の位置に複数組みの前記凸条および/またはキー溝が設けられる。前記凸条および/またはキー溝は、突出片および突出部の形状が互いに嵌合できる場合のみ、バックルを解除することができる。また、前記凸条および/またはキー溝は、雌部材の側部および解除部材の側部にも設けることができる。また、前記凸条および/またはキー溝は、鍵の役目を果たすだけでなく、雄部材および解除部材を雌部材に真っ直ぐに挿入する際の案内とすることができる。
(第3発明)
第3発明の鍵付きバックルにおいて、前記解除部材に設けられた突出部は、前記一対の解除片のほぼ間で、差し入れ方向に突出している。前記突出部は、解除部材を前記雌部材に挿入する際に、前記解除片とともに、案内することができ、たとえ斜めに挿入された場合であっても、正しい位置に導かれる。
(第4発明)
第4発明の鍵付きバックルにおいて、前記一対の解除片の間に設けられた突出部は、前記解除片の厚みより厚く成形されていることにより、前記解除片が雌部材の開口部に引っかかることなく、スムーズに挿入される。前記解除片の厚みは、前記解除片を確実に解除位置に導くことができる。
(第5発明)
第5発明の鍵付きバックルにおいて、前記凸条および/またはキー溝は、前記雄部材の突出片と、前記解除部材の突出部の両側、または片側に設けらることができる。前記凸条および/またはキー溝は、設ける場所と位置を変えることにより、多数の種類からなる鍵を作製することができる。
図1は本発明の実施例であり、嵌合した雌部材および雄部材に対して、解除部材を雄部材と反対側から挿入した状態を説明するための斜視図である。図2は本発明の実施例であり、雄部材と解除部材との係合関係を説明するための斜視図である。図3は本発明の実施例である雌部材、雄部材、解除部材の平面組立図である。図4は本発明の実施例である雌部材、雄部材、解除部材の断面組立図である。図1から図4において、鍵付きバックルは、筒状体からなる雌部材11と、前記雌部材11の挿入孔112に着脱する雄部材12と、前記雌部材11と雄部材12との係合を解除する解除部材13とから少なくとも構成されている。前記雌部材11、雄部材12、および解除部材13は、一部を肉薄にすることにより、材料の節約と、弾性を持たせることができる合成樹脂を型材に入れ、一体成形により作製される。
前記雌部材11は、断面が長方形からなる無底筒状体111からなるとともに、一端に一方の帯状体61(図6参照)を取り付ける、たとえば、細長な少なくとも一個の開孔部からなる第1取付部114と、前記第1取付部114と同じ側に前記解除部材13を挿入する挿入孔112′(図4参照)と、他端に前記雄部材12を挿入する挿入孔112(図4参照)と、前記雄部材12を挿入する挿入孔112の両側から内部に向かって突出する第1係合部113(図3参照)とが一体に成形されている。
前記雄部材12は、前記雌部材11の挿入孔112に着脱できる形状をしており、前記挿入方向と反対側に、他方の帯状体を取り付ける、たとえば、細長な少なくとも一個の開孔部からなる第2取付部122が一体に成形されている。また、前記雄部材12は、先端部に成形された案内部1211、外側中間部に成形された第2係合部1212、弾性を持たせるように薄肉にした薄肉部1213から成形されている基部、からなる一対の弾性係合片121から少なくとも構成されている。
前記一対の弾性係合片121は、側部において、たとえば、緩い曲面が先端部から基部に向かって成形された前記案内部1211が成形されている。前記案内部1211は、前記雌部材11の挿入孔112(図4参照)に挿入されると、前記雌部材11の第1係合部113に沿って案内されながら内側に曲がる。前記案内部1211は、前記雌部材11の第1係合部113を乗り越えることにより、前記第2係合部1212と前記第1係合部113とが係合する。前記雄部材12は、前記一対の弾性係合片121の間に凸条1231が着脱方向に設けられている突出片123が一体に成形されている。前記凸条1231は、複数本にすることができる以外に、キー溝とすることも可能である。
前記解除部材13は、前記雌部材11の雄部材12挿入方向と反対側から挿入されることにより、前記雌部材11の第1係合部113と雄部材12の第2係合部1212との係合が解除される。前記解除部材13は、前記雌部材11の筒状体111における一端側から前記筒状体内に抜き差し可能にするとともに、前記雄部材12の案内部1211に沿って差し込める傾斜面1311を有する解除片131を備えている。前記解除片131は、前記傾斜面1311が前記雄部材12の案内部1211に沿って内部に挿入されることにより、前記雄部材12の弾性係合片121を内側に湾曲させ、前記第1係合部113と第2係合部1212との係合を解除させる。
また、前記解除部材13は、前記解除片131の間に突出部132が成形されている。前記突出部132は、前記突出片123に設けられた凸条1231に係合するキー溝1321′が一体に成形されている。突出部132および突出片123に成形された凸条1231およびキー溝1321′は、その位置あるいは数を変えることにより、前記雌部材11と雄部材12との係合を解除できないようにすることができる。前記解除部材13は、前記キー溝1321、1321′または凸条を、断面における点対照に設けられることにより、表および裏を考慮することなく、同じように使用できる。
前記雄部材12における突出片123の凸条1231と、前記解除部材13の突出部132のキー溝1321は、位置を変えること、本数を複数にすること、あるいは凸条とキー溝およびキー溝と凸条の組み合せにすること、によりバリエーションを多くすることができ、セキュリティを向上させることができる。本発明の鍵付きバックルは、前記凸条および/またはキー溝と嵌合できない解除部材を持った者が開けることができない。
図3および図4において、雌部材11は、無底筒状体111の内部に前記解除部材13の突出部132がスライドして挿入し易くする案内壁115が設けられている。前記案内壁115は、前記解除部材13の突出部132が案内されながら挿入される空間を形成している。また、前記案内壁115の終端近傍には、キーストッパー116が設けられている。前記キーストッパー116は、前記解除部材13を前記無底筒状体111に挿入した際に、前記突出部132の先端が付き当たり、前記解除部材13を所定位置に停止させる。
図5は本発明の実施例である雌部材と雄部材を嵌合した状態の説明図である。図6は本発明の実施例である雌部材と雄部材の両端に帯状体を接続した状態を説明するための図である。図7は本発明の実施例である雌部材内で、雄部材と解除部材の係合関係を説明するための透視図である。図5から図7は帯状体を取り付けた本発明の鍵付きバックルを組み立てた場合を説明するものである。特に、図7おいて、雌部材11の内部で、雄部材12と解除部材13の係合状態が明りょうに示されている。
図8は本発明の第2実施例を説明するための鍵付きバックルの斜視図である。図9は本発明の第2実施例の変形である鍵付きバックルの斜視図である。図8において、第2実施例における鍵付きバックルは、突出片123に設けられた突条8231が中央より片側に偏っている。また、解除部材13は、前記突条8231に嵌合するキー溝8321が突出部132に設けられている。図9において、第2実施例における変形である鍵付きバックルは、突出片123に設けられた突条9231が図で示される一番左端に成形されている。また、解除部材13は、前記突条9231に嵌合するキー溝9321が突出部132の左端に成形されている。
前記雄部材12における一対の弾性係合片121のほぼ間に突出する突出片123、および前記解除部材13における前記突出部132には、任意の位置に複数組みの前記凸条および/またはキー溝が設けられる。前記凸条および/またはキー溝は、突出片123および突出部132の形状が互いに嵌合できる場合にのみ、バックルを解除することができる。また、前記凸条および/またはキー溝は、図示されていないが、本数を複数にすること、および前記複数本の位置を変えることにより、バリエーションを増やすことができる。
前記凸条および/またはキー溝は、前記雌部材11における無底筒状体111の内側部および解除部材13における解除片131の外側部にも設けることができる。また、前記凸条および/またはキー溝は、鍵の役目を果たすだけでなく、前記雄部材12および解除部材13を雌部材11の無底筒状体111に真っ直ぐに挿入する際の案内とすることができる。
前記解除部材13に設けられた突出部132は、前記一対の解除片131のほぼ中間で、差し入れ方向に突出するように成形されいる。前記突出部132は、前記解除部材13を前記雌部材11の無底筒状体111に挿入する際に、前記解除片131とともに、案内することがでる。前記解除部材13は、たとえ斜め方向に挿入された場合であっても、前記突出部132と解除片131等により、正しい位置に導かれる。
前記突出部132は、前記解除片131の厚みより厚く成形することにより、前記解除片131が雌部材13の開口部112′に引っかかることなく、スムーズに挿入される。前記解除片131の厚みは、前記雌部材13の開口部112′の厚さとほぼ近いものとすることにより、前記解除片131を確実に解除位置に導くことができる。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではない。そして、本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。本発明の鍵付きバックルは、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱しない限り、雌部材、雄部材、解除部材の形状および材質が変更できることはいうまでもない。
11・・・雌部材
111・・・無底筒状体
112・・・挿入孔
112′・・・挿入孔
113・・・第1係合部
114・・・第1取付部
115・・・案内壁
116・・・キーストッパー
12・・・雄部材
121・・・弾性係合片
1211・・・案内部
1212・・・第2係合部
1213・・・薄肉部
122・・・第2取付部
123・・・突出片
1231・・・凸条
13・・・解除部材
131・・・解除片
1311・・・傾斜面
132・・・突出部
1321・・・キー溝
133・・・紐取付孔

Claims (5)

  1. 一端に一方の帯状体を取り付ける第1取付部、他端に挿入孔、両側内部に設けられた第1係合部、が一体に成形されている筒状体からなる雌部材と、
    他端に他方の帯状体を取り付ける第2取付部、前記雌部材の第1係合部に沿って案内する案内部と前記第1係合部に係合する第2係合部とが成形されている一対の弾性係合片、凸条および/またはキー溝が着脱方向に設けられている突出片、が一体に成形されている前記雌部材の挿入孔に着脱する雄部材と、
    前記雌部材の筒状体における一端側から前記筒状体内に抜き差し可能に差し入れるとともに、前記雄部材の案内部に沿って差し込める傾斜面を有する一対の解除片、前記突出片に設けられた凸条および/またはキー溝に係合するキー溝および/または凸条が設けられている突出部、が一体に成形されている前記雌部材と雄部材との係合を解除する解除部材と、
    から少なくとも構成されている鍵付きバックル。
  2. 前記凸条および/またはキー溝は、前記雄部材における一対の弾性係合片のほぼ間に突出する突出片と、前記解除部材における前記突出部と、に複数組みが設けられていることを特徴とする請求項1に記載された鍵付きバックル。
  3. 前記解除部材は、前記一対の解除片のほぼ間で、差し入れ方向に突出している突出部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載された鍵付きバックル。
  4. 前記一対の解除片の間に設けられた突出部は、前記解除片の厚みより厚く成形されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載された鍵付きバックル。
  5. 前記凸条および/またはキー溝は、前記雄部材の突出片と、前記解除部材の突出部の少なくとも片側に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載された鍵付きバックル。
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