JP6250279B2 - サムターン装置およびこれを備えた扉錠 - Google Patents
サムターン装置およびこれを備えた扉錠 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6250279B2 JP6250279B2 JP2012288904A JP2012288904A JP6250279B2 JP 6250279 B2 JP6250279 B2 JP 6250279B2 JP 2012288904 A JP2012288904 A JP 2012288904A JP 2012288904 A JP2012288904 A JP 2012288904A JP 6250279 B2 JP6250279 B2 JP 6250279B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- thumb turn
- lock
- shaft
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 title claims description 187
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 claims description 76
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 30
- 239000000565 sealant Substances 0.000 claims description 5
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 48
- 239000011344 liquid material Substances 0.000 description 18
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 16
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 13
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 13
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000002341 toxic gas Substances 0.000 description 4
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 3
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 2
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 2
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 description 2
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
しかしながら、扉に取り付けられる従来の扉錠は、気密性を有しておらず、サムターン装置やハンドル装置の部分から揮発性ガスが外部に漏れ出るおそれがあった。
シリンダー装置19は、取付柱45を扉3の穴および錠ケース17の穴17bに差し込んだ状態で、胴部材41が扉3の室外側面に当接して設けられる。また、シリンダー本体43の作動片47は、ハブ35の係合穴37に差し込まれる。これにより、シリンダー本体43の鍵穴に鍵Kを差し込み、鍵Kを回転操作することで、作動片47がハブ35を回転させてデッドボルト15を進退させることができる。
これにより胴部材53が鍔部57とEリング71とに挟み込まれ、胴部材53に取り付けられたサムターン軸51は、胴部材53に対する軸方向の移動が規制される一方、胴部材53に回転可能に保持される。
これにより、たとえば、実験室内で発生した揮発性ガスや有毒ガスが、サムターン軸51と胴部材53との隙間を通って外部へ流出することがなく、室外で使用される電気機器等の火花によって爆発するおそれもなく、人体に被害を与えるおそれもない。また、本実施例1の扉錠1は、気密性を有していると共に水密性を有している。したがって、実験室内において水漏れが発生した場合でも、水がサムターン軸51と胴部材53との隙間を通って外部へ流出することがない。
本実施例2の扉錠1は、基本的には上記実施例1の扉錠と同様の構成である。そこで、以下においては、両者の異なる部分を中心に説明し、対応する箇所には同一符号を付して説明する。
本実施例3の扉錠1は、基本的には上記実施例2の扉錠1と同様の構成である。そこで、以下においては、上記実施例2と異なる部分を中心に説明し、対応する箇所には同一符号を付して説明する。
換言すれば、取付穴67の基端部には、取付穴67に連続する円筒状部85を残して、取付穴67の外周部に環状の取付溝83が形成されている。なお、図示例では、円筒状部85は、拡径穴とされた基端部67aの軸方向中途部まで延出している。
本実施例4の扉錠は、基本的には前記実施例3の扉錠と同様の構成である。そこで、以下においては、前記実施例3と異なる部分を中心に説明し、対応する箇所には同一符号を付して説明する。
本実施例5の扉錠は、基本的には上記実施例3の扉錠と同様の構成である。そこで、以下においては、上記実施例3と異なる部分を中心に説明し、対応する箇所には同一符号を付して説明する。
そして、この取付溝105にシール材107が配置されて、サムターン軸51が胴部材53の軸穴65に差し込まれる構成とされる。シール材107には、Oリングが用いられる。
本実施例5では、実施例3と同様、サムターン軸51の外周部と胴部材53の軸穴65との隙間、胴部材53の先端面と扉3の室内側面との隙間、ネジ73の頭部と胴部材53の取付穴67との隙間が、それぞれシール材107,79,87により密閉されており、サムターン装置21および室内の気密性および水密性が高められる。
本実施例6の扉錠は、基本的には上記実施例1の扉錠と同様の構成である。そこで、以下においては、両者の異なる部分を中心に説明し、対応する箇所には同一符号を付して説明する。
また、図13は、図12の扉錠の使用状態を示す図であり、サムターン装置を戸先側から見た図であり、図14は、図13の縦断面図である。
具体的には、基端側(室内側)へ開口する有底の円筒状の内筒121の基端部から径方向外側へ延出した後、先端側(室外側)へ円筒状に延出して外筒123が形成された二重筒に形成されている。外筒123は、内筒121より先端側へ延出している。
また、内筒121の底部127には、貫通穴127aが形成されており、この貫通穴127aは胴部材53の先端側小径部119の外径に対応している。
そして、このカラー117の内筒121内にコイルバネ129が配置された状態で、胴部材53がカラー117の内筒121内に差し込まれる。
これにより、胴部材53が錠ケース17に固定された状態では、カラー117は、コイルバネ129により先端側(室外側)へ付勢され、シール材115を押圧する。
このように、本実施例では、胴部材53は、カラー117を介して扉3の室内側面に当接して設けられ、カラー117と扉3の室内側面との間にシール材115が設けられている。
この取付部133には、左右方向(扉の幅方向)に沿って貫通穴135が形成されている。胴部材41には、軸方向に沿って穴が貫通して形成されており、この穴にシリンダー本体43が差し込まれる。
本実施例7の扉錠は、基本的には上記実施例6の扉錠と同様の構成である。そこで、以下においては、両者の異なる部分を中心に説明し、対応する箇所には同一符号を付して説明する。
カラー141は、胴部材53に設けられたシール材155が、カラー141の基端側大径穴145内に配置されるまで、胴部材53にねじ込まれて取り付けられる。
そして、錠ケース17に左右方向に沿って通される係止ピン131が取付部111の穴113に通されて、胴部材53が錠ケース17に固定されて、扉3に取り付けられた錠ケース17にサムターン装置21が設けられる。
本実施例8の扉錠は、基本的には上記実施例7の扉錠と同様の構成である。そこで、以下においては、両者の異なる部分を中心に説明し、対応する箇所には同一符号を付して説明する。
具体的には、胴部材53は、第一胴部材611と、この第一胴部材611に連結される第二胴部材613とを備える。
また、第一胴部材611は、その先端面の外周部に、先端側へ開口する断面矩形状の取付溝619が環状に形成されている。
さらに、第一胴部材611には、基端部から凹部615に開口する取付穴621が形成されており、この取付穴621の基端部には、実施例3と同様に取付溝623が形成されている。
また、第二胴部材613は、その外径が、第一胴部材611の凹部615に対応しており、第一胴部材611の凹部615にはめ込まれて設けられる。
さらに、第二胴部材613には、軸方向に沿って段付きの軸穴631が形成されている。
第一サムターン軸635には、軸方向中途部に断面矩形状の取付溝63が、周方向に沿って環状に形成されている。
また、第一サムターン軸635の先端部には、その外周面に周方向に沿って環状の溝639が形成されている。さらに、第一サムターン軸635の先端部には、先端側へ矩形板状に突出して係合部641が形成されている。
この際、第二サムターン軸637の段部643が、第二胴部材613の軸穴631の段部に当接することで、第二サムターン軸637の第二胴部材613に対する軸方向の移動が規制されると共に、第二サムターン軸637は第二胴部材613に対して回転可能に保持される。
そして、係止ピン131が第二胴部材613の貫通穴113にはめ込まれて、サムターン装置21が錠ケース17に固定される。
本実施例9の扉錠は、基本的には上記実施例1の扉錠と同様の構成である。そこで、以下においては、両者の対応する箇所には同一符号を付すと共に、両者の異なる部分を中心に説明し、同様の構成部分については説明を省略する。
このようにラッチハブ163に設けられた係合部材187は、ラッチハブ163と一体回転可能とされる。
さらに、錠ケース17にラッチハブ163が取り付けられ、ラッチ161が突出した状態では、係合部材187の中央片199の一端部(図19において右端部)が錠ケース17に立設された柱材201に当接している。
なお、ラッチ161は、案内部材173の凸部179が、錠ケース17のガイド穴181の端部に当接することで、一定以上の突出が規制される。
さらに、取付部217の先端部219の中央には、先端側(室内側)へ開口する断面矩形状の穴223が軸方向に沿って形成されている。
さらに、取付部237の先端部239の中央には、先端側(室外側)へ開口する断面矩形状の穴243が軸方向に沿って形成されている。
たとえば、扉3が閉鎖した状態において、室内側ハンドル209を図19において時計方向に回転させることで、室内側ハンドル209と一体に連結軸213が回転し、さらに、連結軸213がはめ込まれたラッチハブ163が時計方向に回転する。そして、ラッチハブ163と共に係合部材187が時計方向に回転して、係合部材187の係合片193がコ字形状の案内部材173の右端片177を図19において右側へ押し込む。これによりラッチ161が右側(吊元側)へ移動して、錠ケース17内に収容されて解錠され、扉3を開けることが可能となる。なお、室外側ハンドル205を操作した場合も同様に、扉3を開けることができる。
また、室内側ハンドル209の取付部237と座211との間、および座211と扉3の室内側面との間にシール材259,258が設けられ、室内側ハンドル209の取付部237と座211の軸穴247との隙間および座211の先端面と扉3の室内側面との隙間をシール材259,258が密閉しており、気密性を有したハンドル装置165となっている。さらに、本実施例では、室内側ハンドル209の取付部237の外周部にオイルなどの液材263が充填されることで、より気密性の高いハンドル装置165となっている。
たとえば、実施例1のサムターン装置21のように、室内側ハンドル209の取付部237に環状の取付溝を1つ形成して、この取付溝にシール材を取り付けて、座211の軸穴247にはめ込むようにしてもよい。また、実施例3のように、取付穴269の基端部に環状の取付溝を形成してシール材を取り付けた状態で、ネジ271をねじ込むようにしてもよい。
また、図24は、図22の電気錠の縦断面図であり、施錠された状態を示す図である。
さらに、出没操作機構301は、第一作動部材315の回転に応じて回転する第二作動部材321と、この第二作動部材321と同軸上に設けられる回動部材323と、この回動部材323と噛み合わされるハブ325とを備える。
また、第二歯車311の基端側に、板状の第一作動部材315が重ね合わされて設けられており、第一作動部材315は軸313に回転可能に保持されている。
また、第二作動部材321の突部331は、第一作動部材315の切欠き部327に差し込まれている。
図示例では、支持部341から室外側へ突出するピン349が、付勢手段347の板状部351の穴に、回転可能にはめ込まれて接続されている。
板状部351は、軸353まわりに回転可能とされると共に、バネ355により軸353の径方向外側へ付勢されている。
回動部材323は、施錠状態および解錠状態における停止位置において、付勢手段347によりその安定方向へ付勢される。
たとえば、図24に示す施錠状態において、電気的に解錠操作がなされた場合、モータ303が回転して、第一歯車309が反時計方向に回転し、これに伴って、第二歯車311も反時計方向に回転する。第二歯車311に噛み合わされた第三歯車317と第四歯車319は時計方向に回転し、第三歯車317と第四歯車319を軸支する第一作動部材315は、反時計方向に回転する。
そして、第二作動部材321の開口部329に、突部343が配置された回動部材323は、開口部329の一端部に突部343が当接した状態で、時計方向に回転する。
回動部材323に噛み合わされたハブ325は、反時計方向に回転してデッドボルト15を後退させて、解錠される。
これにより、ハブ325も反時計方向に回転してデッドボルト15は後退する。
なお、図24に示す施錠状態において、ツマミ55を操作した際、ハブ325に噛み合わされた回動部材323は、時計方向に回転する。この際、回動部材323の突部343は、第二作動部材321の開口部329内を移動することで、第二作動部材321が回転することはない。
本実施例11の扉錠は、基本的には上記実施例10の扉錠と同様の構成である。そこで、以下においては、実施例10と対応する箇所には同一符号を付すと共に、両者の異なる部分を中心に説明し、実施例10と同様の構成部分については説明を省略する。
本実施例では、上記実施例1よりサムターン軸51が長く形成されており、扉3を貫通して錠ケース17のハブ35に差し込まれている。また、シリンダー装置19の取付柱45が、上記実施例1より長く形成されており、取付ケース371および錠ケース17を介して、扉3の内部にまで延出している。そして、サムターン装置21の胴部材53からネジ73がねじ込まれて、サムターン装置21およびシリンダー装置19が扉3に固定される。
本実施例12の扉錠は、基本的には上記実施例11の扉錠と同様の構成である。そこで、以下においては、実施例11と対応する箇所には同一符号を付すと共に、両者の異なる部分を中心に説明し、実施例11と同様の構成部分については説明を省略する。
そして、取付ケース371の室外側端面から取付部材381を介して扉3にネジ377がねじ込まれて、錠ケース17を収容した取付ケース371が扉3の室外側に、扉3の室外側面から離隔して取り付けられる。つまり、錠ケース17と扉3との間に空間を設けた状態で、錠ケース17が扉3に離隔して取り付けられる。
また、前記実施例1と同様にして、錠ケース17にシリンダー装置19が取り付けられ、このシリンダー装置19の取付柱45に、サムターン装置21からネジ73がねじ込まれてシリンダー装置19およびサムターン装置21が扉3に固定される。
なお、以下においては、実施例1と共通または対応する箇所には同一符号を付すと共に、実施例1と同様の構成部分については説明を省略する。
図28および図29は、図27の扉錠の断面図であり、図28は解錠した状態、図29は施錠した状態を示している。
本実施例のデッドボルト15は、錠ケース17の戸先側端面23から突出して扉枠5の戸先側縦枠に設けられた受(不図示)の受穴に突入する頭部405と、この頭部405に設けられる丸棒状の軸部407と、この軸部407が挿通されるガイド板409とを有する。
また、頭部405の右端部には、右側へ開口する筒状部411が一体に形成されており、この筒状部411に軸部407の左端部がはめ込まれて頭部405に軸部407が固定されている。
また、ガイド板409の右端片419には、室内側および室外側へ突出して矩形状の突部425が一体に形成されている。この突部425は、錠ケース17のガイド穴(不図示)に差し込まれている。
このような構成の頭部405、軸部407およびガイド板409は左右方向に一体に移動する。
さらに、軸部407には、バネ431が挿通されており、バネ431の一端部がガイド板409の左端片417に当接する一方、他端部が支持部材413の中央片に当接している。これによりデッドボルト15は、戸先側へ常時付勢されており、頭部405は、錠ケース17の戸先側端面23、フロント裏板25およびフロント板29の穴23a,25a,29aを介して戸先側へ突出可能とされている。
そして、閉扉された状態においては、図28や図29に示すように、頭部405は錠ケース17から突出して、扉枠5に設けられる受に突入する。
なお、軸部407の右端部には、抜け止め防止のために矩形状の板材430が取り付けられている。
なお、デッドボルト15は、ガイド板409の突部425が、錠ケース17のガイド穴の端部に当接することで、一定以上の突出が規制される。
つまり、ソレノイド404に通電された場合、プランジャ475はソレノイド404に引き込まれ、図28において右側へ移動する。
第二ストッパー489の中央部の上部には、左右方向に長い矩形状の貫通穴493が形成されている。
一方のねじりバネ501により、第一ストッパー487が枢軸485まわりに反時計方向へ付勢されている。
さらに、従動部材467は、軸517に通されるねじりバネ523により時計方向に付勢されている。従動部材467は、錠ケース17に立設された柱材525に当接することで、反時計方向への一定以上の回転が規制される。
これによりプランジャ475に接続されたテコ部材461が時計方向に回転し、第二ストッパー489がバネ503の付勢力により反時計方向に回転する。これに伴って、第一ストッパー487もバネ501の付勢力により反時計方向に回転して、左端部がデッドボルト15の段部423に係合する。
この際、第一ストッパー487の右端部505は第二ストッパー489の第二ピン495に反時計方向側から当接または近接している。
また、第二ストッパー489は、その左端部は第一ストッパー487の左端部より若干右側に配置されてデッドボルト15の段部423に当接または近接している。
具体的には、閉扉した状態では、デッドボルト15の突出量は大きくなり(第二段階の突出状態)、図28に示す状態となる。
そして、図28の解錠状態で、例えば室内側ハンドル209を操作して、デッドボルト15を完全に後退させて開扉した後、室内側ハンドル209から手を放すと、デッドボルト15は突出するが、錠ケース17に設けられたトリガー装置Tの作用により、突出量は小さく(第一段階の突出状態)なり、いわゆるラッチの状態となり保持される。
これにより、実験室の扉に用いた場合、実験室で揮発性ガスが発生しても、外部へ漏れ出ることがなく安全である。
また、ガスが外部へ漏れないので、電気錠を通常の取付方法で使用できる。つまり、扉の内部に錠ケースを内蔵するようにして、電気錠を取り付けることができる。このように、電気錠を使用できることで、実験室と前室との2箇所の扉錠を自動的に制御するインターロック方式が採用可能とされ、極めて有効とされる。更なる安全性を考慮する場合には、前記実施例11や実施例12のように、錠ケースを面付けにしたり、扉との間に空間を設けて錠ケースを扉に固定したりすればよい。
また、外部出入口に使用することにより、水害や津波によって建物が水没しても、水の建屋内への進入を防ぐことができる。
さらに、浴室に使用することにより、水分(湿気)の建屋内への進入を防ぐことができる。
上記実施例1〜実施例3では、サムターン軸51と胴部材の軸穴との隙間、胴部材と扉の室内側面との隙間、または胴部材の取付穴とネジとの隙間にシール材を配置して気密性を有する構成としたが、これらの組み合わせは適宜変更可能である。
また、実施例9では、座211の軸穴247に取付溝249を形成してシール材を設けたが、室内側ハンドル209の取付部237の先端部239に取付溝を形成して、シール材を設けるようにしてもよい。
5 扉枠
15 デッドボルト
17 錠ケース
19 シリンダー装置
21 サムターン装置
35 ハブ
51 サムターン軸
53 胴部材
55 ツマミ
69 シール材(第一シール材)
79 シール材(第二シール材)
87 シール材(第三シール材)
99 液材
107 シール材(第一シール材)
115 シール材(第二シール材)
151 シール材(第二シール材)
161 ラッチ
165 ハンドル装置
205 室外側ハンドル(操作部)
209 室内側ハンドル(操作部)
211 座
259 シール材(第四シール材)
301 出没操作機構(電動部)
Claims (6)
- 建物の外部出入口若しくは部屋の出入口に使用される扉に埋設されてデッドボルトが進退可能に設けられてなる錠ケースに対して、室外側から取り付けられて前記デッドボルトを操作するシリンダーと共に、室内側から取り付けられて前記デッドボルトを操作するサムターン装置であって、
回転動作により前記デッドボルトを進退させるか、デッドボルトの後退規制を解除するサムターン軸と、
このサムターン軸を回転可能に保持する胴部材とを備え、
前記サムターン軸と、前記胴部材との間に、第一シール材が設けられている
ことを特徴とするサムターン装置。 - 前記胴部材と扉との間に第二シール材が設けられる
ことを特徴とする請求項1に記載のサムターン装置。 - 前記胴部材には、筒状のカラーが取り付けられており、
このカラーと扉との間に前記第二シール材が設けられる
ことを特徴とする請求項2に記載のサムターン装置。 - 前記胴部材と、それを取り付けるためのネジとの間に第三シール材が設けられる
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のサムターン装置。 - 前記デッドボルトが電動で進退するか、後退を規制される電気錠とされ、
その電動部は、前記錠ケースに内蔵されている
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の扉錠。 - 前記錠ケースに進退可能に設けられ、戸先側へ突出するよう付勢されるラッチと、
このラッチを後退させる室内側操作部と、
この室内側操作部を回転可能に保持する座とをさらに備え、
前記室内側操作部と、前記座との間に第四シール材が設けられる
ことを特徴とする請求項5に記載の扉錠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012288904A JP6250279B2 (ja) | 2012-12-28 | 2012-12-28 | サムターン装置およびこれを備えた扉錠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012288904A JP6250279B2 (ja) | 2012-12-28 | 2012-12-28 | サムターン装置およびこれを備えた扉錠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014129702A JP2014129702A (ja) | 2014-07-10 |
JP6250279B2 true JP6250279B2 (ja) | 2017-12-20 |
Family
ID=51408289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012288904A Active JP6250279B2 (ja) | 2012-12-28 | 2012-12-28 | サムターン装置およびこれを備えた扉錠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6250279B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20200115980A (ko) * | 2019-03-30 | 2020-10-08 | 정영호 | 알루미늄제 여닫이 도어의 잠금장치 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6583992B2 (ja) * | 2015-06-26 | 2019-10-02 | 美和ロック株式会社 | 建具の扉用ハンドル装置 |
JP6506129B2 (ja) * | 2015-07-27 | 2019-04-24 | 美和ロック株式会社 | サムターン装置 |
KR101634276B1 (ko) * | 2016-04-08 | 2016-06-30 | 주식회사 예스코리아 | 연기 유입이 방지되는 방화대피소용 도어락 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS493800B1 (ja) * | 1969-12-06 | 1974-01-28 | ||
JPH0662149U (ja) * | 1991-03-07 | 1994-09-02 | ジャパン・ハードウェアー株式会社 | 扉用ロックハンドル |
JP2724452B2 (ja) * | 1995-10-27 | 1998-03-09 | タキゲン製造株式会社 | 防水型扉用ロックハンドル装置 |
JPH1061279A (ja) * | 1996-05-29 | 1998-03-03 | Imai Masaru | 内側把手の引動により自動ロックされるドアロック |
JP2000170416A (ja) * | 1998-12-04 | 2000-06-20 | Taisei Corp | 錠前取付け部の電磁波遮蔽構造 |
JP3652585B2 (ja) * | 2000-06-16 | 2005-05-25 | 株式会社栃木屋 | 防水型シリンダ錠 |
JP3865652B2 (ja) * | 2002-02-13 | 2007-01-10 | 株式会社栃木屋 | 施錠装置 |
JP4279591B2 (ja) * | 2003-05-13 | 2009-06-17 | 美和ロック株式会社 | サムターン |
JP4597701B2 (ja) * | 2005-02-23 | 2010-12-15 | 美和ロック株式会社 | 扉用錠前 |
FR2893061B1 (fr) * | 2005-11-07 | 2009-02-13 | Cyclope Sarl | Mecanisme de montage d'une poignee tournante de commande d'une serrure de porte |
JP2011179186A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Alpha Corp | 電気錠 |
-
2012
- 2012-12-28 JP JP2012288904A patent/JP6250279B2/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20200115980A (ko) * | 2019-03-30 | 2020-10-08 | 정영호 | 알루미늄제 여닫이 도어의 잠금장치 |
KR102181523B1 (ko) * | 2019-03-30 | 2020-11-23 | 정영호 | 알루미늄제 여닫이 도어의 잠금장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014129702A (ja) | 2014-07-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6250279B2 (ja) | サムターン装置およびこれを備えた扉錠 | |
US7766397B2 (en) | Electromechanical rotary pawl latch | |
TWI458884B (zh) | 旋轉爪式閂鎖 | |
US8459702B2 (en) | Cremone-bolt door-locking device | |
RU2633237C2 (ru) | Дверной замок транспортного средства | |
WO2013032996A1 (en) | Latch mechanism for manhole cover with captured operator | |
TWI605184B (zh) | Internal operating device for door lock | |
AU2007101222A4 (en) | Improved Lock | |
US20100115846A1 (en) | Modular window operating system | |
TWI435973B (zh) | 把手裝置 | |
JP2007016550A (ja) | 開き戸の施解錠機構 | |
JP4823874B2 (ja) | 電気錠 | |
CN101037905B (zh) | 用于框架上的罩或盖的使用钥匙的锁定和打开装置 | |
KR20210156806A (ko) | 개폐표시수단을 갖춘 미닫이 창호용 잠금장치 | |
JP6040080B2 (ja) | 防水扉における扉錠装置 | |
US802167A (en) | Blind operator and lock. | |
JP2010047994A (ja) | ハンドル装置を備えている非常進入口用の窓 | |
GB2386393A (en) | Bolting mechanism | |
KR101230119B1 (ko) | 도어락장치 | |
KR101642838B1 (ko) | 잠금장치가 구비되고 밀거나 당기거나 돌리는 문 개폐장치 | |
JP5800858B2 (ja) | ボタン錠 | |
JP6100125B2 (ja) | アンチパニック式自動施錠錠 | |
JP2024076092A (ja) | 鎌錠装置 | |
TWM534767U (zh) | 門鎖用的內側操作裝置 | |
JPH09279916A (ja) | 面付け型のグレモン錠 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151106 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160728 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160809 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161006 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170328 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170515 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171031 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171122 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6250279 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R157 | Certificate of patent or utility model (correction) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R157 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |