JP6246411B1 - クーラント供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】供給ポンプや付属の配線などを取り外すことなく、クーラントタンク内を清掃可能なクーラント供給装置を提供する。【解決手段】クーラントを貯留するクーラントタンク2と、クーラントタンク2の上部開口の一部を覆う取付部材14と、この取付部材14に取り付けられ、クーラントタンク2内のクーラントCを汲み上げて所定部位に供給する供給ポンプ32,33,34とを備え、供給ポンプ33,34によって所定部位に供給したクーラントCがクーラントタンク2に還流されるように構成される。取付部材14を、支持部材16,17,18により、クーラントタンク2の上部開口の非被覆側にスライド可能に支持する。【選択図】図2

Description

本発明は、クーラントを所定部位、例えば工作機械の加工領域等に供給するクーラント供給装置に関する。
例えば、工作機械の加工領域にクーラントを供給するクーラント供給装置の場合、加工領域内で発生した切屑やスラッジ等の異物がクーラントに混入し、これら異物が混入した状態のクーラントがクーラントタンクに還流される。そして、クーラントタンク内では混入した異物が堆積し、堆積した異物によって当該クーラントタンクが汚損されることになる。このため、従来は、定期的に、工作機械及びクーラント供給装置を停止させ、この停止状態で供給ポンプや付属の配線などを取り外してクーラントタンク内を清掃していたが、このようなメンテナンス作業は、供給ポンプや付属の配線などの取り外しに長時間を要するため、工作機械の稼働率を低下させる要因となっていた。
そこで、従来、クーラントタンク内におけるこのような異物堆積の抑制を目的としたクーラント供給装置が提案されている(下記特許文献1)。
このクーラント供給装置は、加工部から排出され、フィルタによって濾過されたクーラントを再び加工部に供給するように構成されたクーラント供給装置であって、平面視矩形状をしたクーラントタンクの4隅を円弧状に形成するとともに、クーラントタンク内のクーラントを汲み上げて、クーラントタンクの壁面に沿って噴出させる渦流発生手段と、クーラントタンクの中央底面に近接配置された吸込口を有し、この吸込口から汲み上げたクーラントをフィルタに戻して濾過させる循環手段とを備える。
この特許文献1に開示されるクーラント供給装置によれば、渦流発生手段によってクーラントタンク内に渦流を発生させることで、当該クーラントタンク内に沈殿するスラッジをクーラントタンク底面の中央部に集め、集めたスラッジを循環手段により汲み上げ、フィルタに戻して濾過させることにより、クーラントタンク内にスラッジが堆積されるのを防止することができる、とのことである。
実開平−7855号公報
ところが、上述のように工夫された従来のクーラント処理装置においても、クーラントタンク内における切屑やスラッジ等の沈殿を皆無にすることはできなかった。即ち、渦流発生手段によりクーラントタンク内に渦流を発生させることによって、当該クーラントタンク内に沈殿するスラッジをクーラントタンク底面の中央部に集めるといっても、クーラントタンク内におけるクーラントの流れには必ず淀みがあるため、意図しない所でのスラッジ等の沈殿を完全には回避することはできない。また、中央付近に集められたスラッジ等を確実に汲み出すには、汲み上げ能力が極めて高いポンプが必要であり、このため、現実的には、集められたスラッジを全て汲み出すことはできず、その一部がクーラントタンク内に残留することになる。
このように、特許文献1に開示された従来のクーラント供給装置においても、結局のところ、供給ポンプや付属の配線などを取り外して行う定期的なクーラントタンクの清掃(メンテナンス作業)が必要であり、このようなメンテナンス作業を行うことによって工作機械の稼働率が低下するという問題は何ら改善されないでいた。
本発明は、以上の実情に鑑みなされたものであって、供給ポンプや付属の配線などを取り外すことなくクーラントタンク内を清掃することができるクーラント供給装置の提供を、その目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、
クーラントを貯留するクーラントタンクと、
クーラントタンクの上部開口の一部を覆う取付部材と、
前記取付部材に取り付けられ、前記クーラントタンク内のクーラントを汲み上げて所定部位に供給する供給ポンプとを備え、
前記供給ポンプによって前記所定部位に供給したクーラントが前記クーラントタンクに還流されるように構成されたクーラント供給装置において、
前記取付部材を、支持部材により、前記クーラントタンクの上部開口の非被覆側にスライド可能に支持したクーラント供給装置に係る。
このクーラント供給装置によれば、供給ポンプによりクーラントタンク内のクーラントが汲み上げられて、所定部位、例えば、工作機械の加工領域に供給され、供給されたクーラントがクーラントタンクに還流される。
そして、クーラントタンク内の清掃を行う場合には、クーラントタンクに形成された上部開口の内、非被覆部分からクーラントタンク内を清掃し、ついで、前記取付部材を前記非被覆側にスライドさせて、取付部材で覆われていた開口を露出させ、当該露出した開口を通してクーラントタンク内を清掃する。
斯くして、このクーラント供給装置によれば、供給ポンプやこれに付属する配線等を取り外すことなく、クーラントタンク内の必要な場所を清掃することができ、従来に比べて短時間でクーラントタンク内の清掃を行うことができる。
尚、本発明に係るクーラント供給装置では、前記取付部材に隣接して前記クーラントタンクの上部開口を覆うように配設されるとともに、前記クーラントタンクに対して着脱可能に配設された蓋体を更に備えていても良い。
このように構成されたクーラント供給装置によれば、蓋体をクーラントタンクに取り付けることで、当該クーラントタンク内に上方から異物が混入するのを防止することができ、逆に、クーラントタンク内のクーラントが外部に飛散するのが防止される。
そして、クーラントタンク内の清掃を行う際には、当該蓋体をクーラントタンクから取り外して、前記開口を露出させ、露出された開口を通してクーラントタンク内を清掃し、ついで、前記取付部材を蓋体が有った側にスライドさせて、取付部材で覆われていた開口を露出させ、当該露出した開口を通してクーラントタンク内を清掃する。
斯くして、この態様のクーラント供給装置によっても、供給ポンプやこれに付属する配線等を取り外すことなく、クーラントタンク内の必要な場所を清掃することができ、従来に比べて短時間でクーラントタンク内の清掃を行うことができる。
また、上記各態様のクーラント供給装置において、前記供給ポンプに接続されるケーブルを、前記取付部材の一方の側端部側に、前記取付部材のスライド方向に沿って配設するとともに、前記取付部材に、前記ケーブルを覆う被覆部を設けても良い。このようにすれば、ケーブルを前記被覆部によって覆い隠すことができるので、クーラント供給装置を見栄えの良いものとすることができる。
以上のように、本発明に係るクーラント供給装置によれば、供給ポンプやこれに付属する配線等を取り外すことなく、クーラントタンク内の必要な場所を清掃することができ、従来に比べて短時間でクーラントタンク内の清掃を行うことができる。
本発明の一実施形態に係るクーラント供給装置を示した平面図である。 本実施形態に係るクーラント供給装置の取付部材をスライドさせた状態を示す平面図である。 本実施形態に係るクーラント供給装置の取付部材をスライドさせた状態を示す斜視図である。 図1における矢視A−A方向の断面図である。
以下、本発明の具体的な実施の形態について、図面を参照しながら説明する。本例のクーラント供給装置1は、図示しない工作機械に付設されて、その加工領域等にクーラントCを供給する装置であり、図1乃至図3に示すように、全体形状が平面視ほぼU字形に形成され、クーラントCが貯留されるクーラントタンク2を備えている。
具体的には、前記クーラントタンク2は、平面視矩形状を有し、相互に所定の間隔を空けて並設された第1クーラント槽3及び第2クーラント槽13、並びにこれら第1クーラント槽3と第2クーラント槽13との間の端部(図1及び図2において図示下側の端部)に設けられ、一端が前記第1クーラント槽3の側壁に接続し、他端が第2クーラント槽13の側壁に接続して、第1クーラント槽3と第2クーラント槽13とを連通させる連通部11を含む。また、前記第1クーラント槽3は、仕切板6によって2つの槽に液密状に仕切られており、図示上側の槽が高度クリーン槽4、図示下側の槽が還流槽5となっている。
前記高度クリーン槽4には第1ポンプ(図示せず)が配設され、前記還流槽5には、その第2クーラント槽13側の側壁近傍に第2ポンプ30及び第3ポンプ31が配設されている。また、第2クーラント槽13には、その第1クーラント槽3側の側壁近傍に第4ポンプ32、第5ポンプ33及び第6ポンプ34が配設されている。
前記第1ポンプ(図示せず)は、前記高度クリーン槽4内のクーラントCを汲み上げて前記工作機械の主軸に形成された循環路に供給するポンプであり、また、前記第2ポンプ30は、還流槽5内のクーラントCを汲み上げて、当該還流槽5、前記連通部11及び第2クーラント槽13にそれぞれ設けられた攪拌ノズル(図示せず)に供給するポンプであり、第3ポンプ31は、還流槽5内のクーラントCを汲み上げて前記工作機械の加工領域の上方に供給して、当該加工領域内に吐出させるポンプである。尚、還流槽5、連通部11及び第2クーラント槽13内のクーラントCは、それぞれに設けられた各攪拌ノズル(図示せず)から吐出されるクーラントCによって攪拌される。
また、前記第4ポンプ32、第5ポンプ33及び第6ポンプ34は、それぞれ第2クーラント槽13のクーラントCを汲み上げるポンプであり、汲み上げたクーラントCをそれぞれ、第4ポンプ32は図示しないフィルタ装置に供給し、第5ポンプ33は前記工作機械の主軸近傍に供給して前記加工領域内に吐出させ、第6プンプ34は前記工作機械のベース部分に供給する。
また、クーラントタンク2の第1クーラント槽3と第2クーラント槽13との間には、前記工作機械の加工領域の下方に配設される筐体状の接続部25に通じた空間26が形成されている。そして、この接続部25及び空間26にはチップコンベア(図示せず)が配設され、このチップコンベアに、前記工作機械の加工領域に供給されたクーラントCが切屑やスラッジ等の異物を含んだ状態で回収される。
このチップコンベアには、ドラム状のフィルタ(ドラムフィルタ)(図示せず)が内装されており、クーラントCは、ドラムフィルタの内部に進入する際に濾過され、所定の大きさの異物が当該クーラントCから分離され、除去される。そして、ドラムフィルタの内部空間は、前記還流槽5の前記第2クーラント槽13側の側壁に形成された開口部(図示せず)を通して、液密状に連通しており、前記工作機械の加工領域に供給されたクーラントCは、チップコンベアに回収された後、ドラムフィルタにより濾過されて還流槽5に還流される。
また、前記第1ポンプ(図示せず)から主軸の循環路に供給されたクーラントC、及び第6ポンプ34から工作機械のベース部分に供給されたクーラントCは、それぞれ別に形成された流通路を通して前記還流槽5に還流される。また、第6ポンプ34によって汲み上げられたクーラントCは、前記ドラムフィルタの目詰まりを解消するための所謂逆洗浄にも使用される。また、上述したように、第4ポンプ32によって汲み上げられたクーラントCは、図示しないフィルタ装置に供給され、このフィルタ装置によって高度に浄化された後、前記高度クリーン槽4に供給される。
前記第1ポンプ(図示せず)は高度クリーン槽4の開口を閉塞する取付板7に取り付けられ、第2ポンプ30及び第3ポンプ31は、還流槽5の開口の一部を塞ぐように配設された取付板8に取り付けられている。また、還流槽5の残りの開口は蓋体9及び10によって閉塞され、連通部11の開口は蓋体12によって閉塞されている。
また、前記第4ポンプ32、第5ポンプ33及び第6ポンプ34は、第2クーラント槽13の開口の一部を塞ぐように配設された取付板14に取り付けられている。この取付板14は、矢示D−E方向に沿って前記第2クーラント槽13に設けられた支持部材16,17及び支持フレーム18により、同矢示D−E方向にスライド可能に支持されている。支持部材16,17は、前記取付板14の、前記矢示D−E方向と直交する方向における両端部側縁をそれぞれ支持し、支持フレーム18は支持部材16,17間に設けられて、取付板14の中間部を支持する。
また、取付板14が矢示D方向に移動した状態において、これに隣接する矢示E方向側の開口は蓋体15によって閉塞され、同様に、取付板14及び蓋体15に隣接する、図1においてこれらより下方の開口は蓋体20によって閉塞されている。
尚、取付板7及び8、並びに蓋体9及び10は前記第1クーラント槽3にそれぞれ着脱可能に取り付けられ、蓋体12は前記連通部11に着脱可能に取り付けられ、また、蓋体15及び20は第2クーラント槽13にそれぞれ着脱可能に取り付けられている。
また、図3に示すように、前記取付板14は、前記支持部材16側の側縁に、当該側縁から上方に立ち上げられ、且つ外側に折り返された形状の被覆部14aを有し、また、矢示D方向側の側縁に、当該側縁から上方に立ち上げられ、且つ内側に折り返された形状の被覆部14bを有している。そして、被覆部14aの外側に折り返された部分と前記支持部材16との間に収納空間が形成され、同様に、被覆部14bの内側に折り返された部分と取付板14の内側上面との間に収納空間が形成されている。
同様に、前記蓋体15は、前記支持部材16側の側縁に、当該側縁から上方に立ち上げられ、且つ外側に折り返された形状の被覆部15aを有しており、この外側に折り返された部分と前記支持部材16との間に収納空間が形成されている。
そして、前記第4ポンプ32、第5ポンプ33及び第6ポンプ34に接続され、これらに電力を供給するケーブル32a,33a,34aが、それぞれ前記被覆部14b、14a及び被覆部15aによって形成される前記収納空間内に配置される。
また、図4に示すように、前記支持部材16上には、前記取付板14及び蓋体15の側縁に沿って、横断面がL字状をした案内部材19が設けられている。また、前記蓋体20は、前記取付板14及び前記蓋体15側の側縁が上方に立ち上げられた形状を有する。斯くして、図3に示すように、取付板14は、この案内部材19及び蓋体20の側縁によって、矢示D−E方向への移動が案内される。
以上の構成を備えた本例のクーラント供給装置1によれば、上述したように、第4ポンプ32,第5ポンプ33及び第6ポンプ34によって第2クーラント槽13内のクーラントCが汲み上げられ、汲み上げられたクーラントCが上述した各部位に供給され、供給されたクーラントCがそれぞれ還流槽5に還流される。斯くして、このようなクーラントCの流通によって、還流槽5から連通路11を経て第2クーラント槽13に流れ込むクーラントCの基本的な流れが形成される。
具体的には、還流槽5には、工作機械の加工領域からチップコンベアを経てクーラントCが還流され、また、第1ポンプ(図示せず)から主軸の循環路に供給されたクーラントCが適宜流通路を経て還流され、更に、第6ポンプ34から工作機械のベース部分に供給されたクーラントCが同じく適宜流通路を経て還流される。そして、還流槽5では、このようなクーラントCによって、前記連通部11に向けた液流が生じ、この連通部11を通じて、還流槽5から第2クーラント槽13に向けてクーラントCが流れ込む。
また、第2クーラント槽13では、第4ポンプ32、第5ポンプ33及び第6ポンプ34によって、それぞれクーラントCが汲み上げられる。
また、還流槽5、連通部11及び第2クーラント槽13内のクーラントCは、それぞれに設けられた各攪拌ノズル(図示せず)から吐出されるクーラントCによって攪拌される。斯くして、還流槽5、連通部11及び第2クーラント槽13では、クーラントC内に切屑やスラッジなどの異物が混入していても、このような攪拌作用によって、異物が沈殿や堆積をし難い状態となっている。
しかしながら、第2クーラント槽13は還流槽5及び連通部11に比べてその容積が大きいため、完全には異物の沈殿や堆積を防止しきれず、長時間の運用によって、この第2クーラント槽13内に異物が沈殿、堆積することになる。したがって、この第2クーラント槽13については、内部を定期的に清掃する必要があるが、その際、第1ポンプ(図示せず)、第2ポンプ30、第3ポンプ31、第4ポンプ32、第5ポンプ33及び第6ポンプの動作を停止させた後、まず、前記蓋体15及び20を第2クーラント槽13から取り外して開口させ、この開口から第2クーラント槽13内に沈殿、堆積した異物を取り除く。
ついで、取付板14を矢示E方向に移動させて、それまで取付板14が配置されていたところを開口させ、この開口から第2クーラント槽13内に沈殿、堆積した異物を取り除く(図2及び図3参照)。そして、このようにして第2クーラント槽13内の全域を清掃した後、取付板14を矢示D方向に移動させて元の位置に戻し、この後、蓋体15及び20を第2クーラント槽13に取り付ける。そして、再度、第1ポンプ(図示せず)、第2ポンプ30、第3ポンプ31、第4ポンプ32、第5ポンプ33及び第6ポンプを動作させる。
このように、本例のクーラント供給装置1によれば、第4ポンプ32、第5ポンプ33及び第6ポンプ並びにこれらに付属される配線等を取り外すことなく、第2クーラント槽13内を清掃することができる。したがって、このような清掃作業(メンテナンス作業)を短時間で行うことができ、当該清掃作業によって工作機械の稼働率が低下するのを抑制することができる。
また、本例のクーラント供給装置1では、第1クーラント槽3、連通部11及び第2クーラント槽13の開口を、取付板7,8,14、及び蓋体9,10,12,15,20によって閉塞しているので、当該第1クーラント槽3、連通部11及び第2クーラント槽13内に上方から異物が混入するのを防止することができ、また、第1クーラント槽3、連通部11及び第2クーラント槽13からクーラントCが外部に飛散するのが防止される。
また、本例のクーラント供給装置1では、前記第4ポンプ32、第5ポンプ33及び第6ポンプ34に接続されるケーブル32a,33a,34aを、それぞれ前記被覆部14b、14a及び被覆部15aによって形成される前記収納空間内に配置しているので、これらケーブル32a,33a,34aを前記被覆部14a,14b,15aによって覆い隠すことができ、クーラント供給装置1を見栄えの良いものとすることができる。また、取付板14をスライドさせる作業を行う際にケーブル32a,33a,34aが邪魔になるのを防ぐことができる。
以上、本発明の一実施形態に係るクーラント供給装置1について説明したが、本発明が採り得る具体的な態様は、何らこれに限定されるものでは無い。
例えば、上例では取付板14をスライド可能にしたが、これに限られるものではなく、第2ポンプ20及び第3ポンプ31が取り付けられる取付板8をスライド可能に設けても良い。このようにすれば、第2ポンプ30及び第3ポンプ31、並びにこれらに付属する配線等を取り外すことなく還流槽5内を清掃することができる。
また、前記取付板8及び蓋体10に、上述した被覆部14a及び/又は14bと同じ構造の被覆部を設けて、第2ポンプ20及び第3ポンプ31に接続されるケーブルを、これら被覆部の収納空間内に配置するようにしても良い。
また、第1ポンプ(図示せず)〜第6ポンプ34は、これらがすべて必要なわけではなく、クーラントを供給する目的に応じて適宜設置すれば良い。
1 クーラント供給装置
2 クーラントタンク
3 第1クーラント槽
11 連通部
13 第2クーラント槽
7,8,14 取付板
9,10,15,20 蓋体
14a,14b,15a 被覆部
30 第2ポンプ
31 第3ポンプ
32 第4ポンプ
33 第5ポンプ
34 第6ポンプ

Claims (3)

  1. クーラントを貯留するクーラントタンクと、
    クーラントタンクの上部開口の一部を覆う取付部材と、
    前記取付部材に取り付けられ、前記クーラントタンク内のクーラントを汲み上げて所定部位に供給する供給ポンプとを備え、
    前記供給ポンプによって前記所定部位に供給したクーラントが前記クーラントタンクに還流されるように構成されたクーラント供給装置において、
    前記取付部材を、支持部材により、前記クーラントタンクの上部開口の非被覆側にスライド可能に支持したことを特徴とするクーラント供給装置。
  2. 前記取付部材に隣接して前記クーラントタンクの上部開口を覆うように配設されるとともに、前記クーラントタンクに対して着脱可能に配設された蓋体を更に備えていることを特徴とする請求項1記載のクーラント供給装置。
  3. 前記供給ポンプに接続されるケーブルは、前記取付部材の一方の側端部側に、前記取付部材のスライド方向に沿って配設され、
    前記取付部材は、前記ケーブルを覆う被覆部を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載のクーラント供給装置。
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