JP6245693B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
図1に示された構成を備えた実施例1のタイヤを得た。タイヤのサイズは、265/35R18とされた。表1にこのタイヤの諸元が示されている。このタイヤでは、裏側領域のトレッド面のプロファイルは3個の円弧で構成され、表側領域のトレッド面のプロファイルは4個の円弧で構成された。このプロファイルの各パラメータは、以下の通りとされた。
半径Rb1=2000.0mm
半径Rb2=700.0mm
半径Rb3=180.0mm
半径Rb4=40.0mm
距離Lp=158.0mm
距離Lb1=50.0mm
距離Lb2=115.0mm
半径Rs1=2000.0mm
半径Rs2=50.0mm
半径Rs3=40.0mm
距離Ls=162.0mm
距離Ls1=139.0mm
トレッドの裏側領域Bの構成を表側領域Sの構成と同じになるように変更した他は実施例1と同様にして、比較例1のタイヤを得た。これは従来のタイヤである。
トレッドの表側領域Sの構成を裏側領域Bの構成と同じになるように変更した他は実施例1と同様にして、比較例2のタイヤを得た。
トレッドの表側領域Sの構成と裏側領域Bの構成を入れ替えた他は実施例1と同様にして、比較例3のタイヤを得た。
半径Rb2の値を変更し、比(Rb2/Rb1)を下記の表2の通りとした他は実施例1と同様にして、実施例2−7及び比較例4のタイヤを得た。
距離Lb1の値を変更し、比(Lb1/Lb)を下記の表3の通りとした他は実施例1と同様にして、実施例8−13のタイヤを得た。
厚みTbを下記の表4の通りとした他は実施例1と同様にして、実施例14−19のタイヤを得た。
厚みTsを下記の表5の通りとした他は実施例1と同様にして、実施例20−25のタイヤを得た。
厚みTb及び厚みTsを下記の表5の通りとした他は実施例1と同様にして、実施例26のタイヤを得た。
試作タイヤを標準リム(サイズ=18×9.5J)に組み込み、このタイヤに空気を充填して内圧を180kPaとした。このタイヤを排気量が2600ccであるリア駆動の自動車の後輪に装着した。前輪には、市販のタイヤ(サイズ:265/35R18)を装着し、その内圧が180kPaとなるように空気を充填した。この自動車を、その路面がアスファルトであるサーキットコースで走行させた。評価項目は、ラップタイム、高速走行安定性及び旋回性である。ラップタイムは、一周4.5kmのコースを10周して測定された。測定結果が表1から表5に示されている。値が小さいほど操縦安定性に優れる。高速走行安定性と旋回性能については、ドライバーによる官能評価を行った。この結果が、比較例1の結果を100とした指数として下記表1から表5に示されている。値が大きいほど好ましい。
試作タイヤを標準リム(サイズ=18×9.5J)に組み込み、このタイヤに空気を充填して内圧を120kPaとした。このタイヤをドラム式走行試験機に装着し、7.0kNの縦荷重をタイヤに負荷した。スリップ角は1.5°とし、キャンバー角は2.8°とした。このタイヤを、200km/hの速度でドラムの上を走行させ、ベルト12の端に損傷が発生するまでの時間を測定した。この結果が、比較例1を100とした指数として、下記の表1から表5に示されている。数値が大きいほど、好ましい。
試作タイヤを標準リム(サイズ=18×9.5J)に組み込み、リア駆動の自動車の後輪に装着した。このタイヤの内圧は180kPaとされた。前輪には、市販のタイヤ(サイズ:265/35R18)を装着し、その内圧が180kPaとなるように空気を充填した。テストコースにおいて、この車両を走行距離が150kmとなるまで走行させた。走行後、タイヤを解体してベルト12の端でのトレッドの摩耗量を測定した。この測定値の逆数が、比較例1を100とした指数で、下記の表1から表5に示されている。この値が大きいほど、摩耗に対するタイヤの寿命が長いことを示す。値が大きいほど好ましい。
4・・・トレッド
6・・・サイドウォール
8・・・ビード
10・・・カーカス
10a・・・第一プライ
10b・・・第二プライ
12・・・ベルト
12a・・・第一層
12b・・・第二層
14・・・インナーライナー
16・・・チェーファー
18・・・第一フィラー
20・・・第二フィラー
22・・・トレッド面
24・・・コア
26・・・エイペックス
28・・・エッジバンド
30・・・主部
32・・・折り返し部
34・・・トレッド端
Claims (5)
- その外面がトレッド面をなすトレッドとこのトレッドの半径方向内側に位置するベルトとを備えており、
上記トレッドが、このタイヤが車両に装着されたとき車両の外側方向に位置する表側領域と、このタイヤが車両に装着されたとき車両の内側方向に位置する裏側領域とを備えており、
上記表側領域と上記裏側領域の境界がこのタイヤの赤道面上に位置しており、
N及びMが自然数とされたとき、周方向に垂直な断面において、上記表側領域の上記トレッド面のプロファイルがN個の半径方向外側に凸な円弧により形成され、上記裏側領域の上記トレッド面のプロファイルがM個の半径方向外側に凸な円弧により形成されており、
個数Nが2以上であり、
個数Mが個数Nより大きく、
上記表側領域の上記トレッド面を形成する上記円弧のうち、赤道面から車両の外側方向にi番目の円弧がCsiとされ、この円弧Csiの半径がRsiとされたとき、
円弧Cs1の中心が赤道面上に位置しており、
円弧Csiと円弧Cs(i+1)とがその交点において接しており、
半径Rsiが半径Rs(i+1)より大きく、
上記裏側領域の上記トレッド面を形成する上記円弧のうち、赤道面から車両の内側方向にi番目の円弧がCbiとされ、この円弧Cbiの半径がRbiとされたとき、
円弧Cb1の中心が赤道面上に位置しており、
円弧Cbiと円弧Cb(i+1)とがその交点において接しており、
半径Rbiが半径Rb(i+1)より大きく、
半径Rb1と上記半径Rs1とが同じであり、
赤道面から上記円弧Cb1と円弧Cb2との交点までの軸方向距離Lb1が、赤道面から上記円弧Cs1と円弧Cs2との交点までの軸方向距離Ls1より小さく、
上記半径Rb2の上記半径Rb1に対する比(Rb2/Rb1)が、0.25以上0.45以下である空気入りタイヤ。 - 上記裏側領域において、上記ベルトの端での上記トレッドの厚みがTbとされ、上記表側領域において、上記ベルトの端での上記トレッドの厚みがTsとされたとき、厚みTbが厚みTsより薄い請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- 上記厚みTbが1.5mm以上2.5mm以下である請求項2に記載の空気入りタイヤ。
- 上記厚みTsが2.5mm以上3.5mm以下である請求項2又は3に記載の空気入りタイヤ。
- 上記距離Lb1の、上記裏側領域における赤道面からトレッド端までの距離Lbに対する比(Lb1/Lb)が、0.25以上0.40以下である請求項1から4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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