JP6243853B2 - 重合体の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、立体障害性二級アミノ基又は立体障害性ハロアミノ基を有する(メタ)アクリル酸エステルをリビングアニオン重合法により重合する製造方法、および当該製造方法により得られる重合体に関する。
本願は、2012年12月7日に出願された日本国特許出願第2012−268461号に対し優先権を主張し、その内容をここに援用する。
重合体の側鎖に、ヒンダートアミンなどの高立体障害性の二級アミンを導入することにより、重合体の光安定性を改善できることが知られている。例えば、特許文献1では立体障害性のアミン側鎖を含有するポリエーテルが提案されている。特許文献1の段落0128では、2,2,6,6−テトラメチル−4−(2,3−エポキシプロポキシ)ピペリジンを、カリウム第三ブトキシドおよび18−クラウン−6を用いてアニオン重合することにより、高立体障害性の二級アミン側鎖を含有するポリエーテル(1)を製造している。
Figure 0006243853
また、ヒンダートアミンなどの高立体障害性の二級アミンを有する重合体は、ニトロキシド構造を含有する重合体を得るための中間体としても有用である。例えば、特許文献2では、2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニルメタクリレートを架橋剤の存在下で、ラジカル重合することにより、下記式(2)で表される繰り返し単位を有する(メタ)アクリル酸イミノ重合体を得ている。
Figure 0006243853
しかし、ヒンダートアミンなどの高立体障害性の二級アミン又は高立体障害性ハロアミノ基を有する(メタ)アクリル酸エステルを、リビングアニオン重合法により重合する製造方法は知られていなかった。
特開平7−70309号公報 特開2012−193273号公報
高立体障害性の二級アミン又は高立体障害性のハロアミノ基を有する(メタ)アクリル酸エステル系重合体の新たな製造方法が望まれていた。特に、二級アミンを保護基で保護する必要がない簡便な製造方法が望まれていた。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究した結果、立体障害性の二級アミンを有する特定の(メタ)アクリル酸エステル単量体は、当該二級アミンを保護することなく、リビングアニオン重合法により重合できることを見出した。また、立体障害性のハロアミノ基を有する特定の(メタ)アクリル酸エステル単量体を、リビングアニオン重合法により重合できることを見出した。
すなわち本発明は、
(1)重合開始剤を使用するリビングアニオン重合法により、式〔I〕
Figure 0006243853
(式中、R、R、R、及びRは、それぞれ独立に水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基を示す。ただし、R、R、R、及びRのうち、少なくとも2つが炭素数1〜6のアルキル基であり、炭素数1〜6のアルキル基同士は、それぞれ同一又は相異なっていてもよく、また、相互に結合して環を形成していてもよい。rは、炭素数1〜6のアルキル基を示し、mは、0又は1を示し、R11は水素原子又はメチル基を示し、Xは2価の連結基を示し、nは、0又は1を示す。Zは、水素原子又はハロゲン原子を示す。)、又は、式〔II〕
Figure 0006243853
(式中、R、R、R、R、及びRは、それぞれ独立に水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基を示す。ただし、R、R、R、R、及びRのうち、少なくとも3つが炭素数1〜6のアルキル基であり、炭素数1〜6のアルキル基同士は、それぞれ同一又は相異なっていてもよく、また、相互に結合して環を形成していてもよい。R12は水素原子又はメチル基を示し、Yは2価の連結基を示す。Qは、水素原子又はハロゲン原子を示す。)
で表される(メタ)アクリル酸エステルを重合させることを特徴とする重合体の製造方法
(2)式〔III〕
Figure 0006243853
(式中、R、R、R、R、R11、n、X、r、m及びZは前記と同じである。)
で表される繰り返し単位を含み、分子量分布が1.00〜1.50であることを特徴とする重合体
(3)式〔IV〕
Figure 0006243853
(式中、R、R、R、R、R、R12、Y、及びQは前記と同じである。)
で表される繰り返し単位を含み、分子量分布が1.00〜1.50であることを特徴とする重合体に関する。
立体障害性二級アミノ基又は立体障害性ハロアミノ基を側鎖に有する重合体の新たな製造方法が提供される。本発明の製造方法では、特定の立体障害性二級アミノ基又は立体障害性ハロアミノ基を有する(メタ)アクリル酸エステルを用いて、リビングアニオン重合することができる。また、本発明の製造方法によれば、分子量分布が狭い重合体を得ることができる。
((メタ)アクリル酸エステル)
本発明において使用される(メタ)アクリル酸エステルは、式〔I〕または式〔II〕で表される。
式〔I〕
Figure 0006243853
式〔I〕中、R、R、R、及びRは、それぞれ独立に水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基を示す。
、R、R、及びRにおける炭素数1〜6のアルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、s−ブチル基、t−ブチル基、イソブチル基、ヘキシル基等が挙げられる。これらのうち、炭素数1〜3のアルキル基が好ましく、メチル基又はエチル基がより好ましい。
、R、R、及びRのうち、少なくとも2つは炭素数1〜6のアルキル基である。また、少なくとも3つが炭素数1〜6のアルキル基であるのがより好ましく、4つすべてが炭素数1〜6のアルキル基であるのがさらに好ましい。
、R、R、及びRの炭素数1〜6のアルキル基同士は、それぞれ同一又は相異なっていてもよいが、それぞれ同一であるのが好ましく、R、R、R、及びRがメチル基であるのがより好ましい。
、R、R、及びRの炭素数1〜6のアルキル基同士は、相互に結合して環を形成していてもよい。R、Rのいずれかと、R、Rのいずれかが相互に結合して架橋構造を形成してもよく、RとRが相互に結合して、又は、RとRが相互に結合してスピロ環構造を形成してもよい。
式〔I〕中、rは、炭素数1〜6のアルキル基を示し、mは、0又は1を示す。
rにおける炭素数1〜6のアルキル基としては、R、R、R、及びRにおける炭素数1〜6のアルキル基と同様のものを挙げることができる。
式〔I〕中、R11は水素原子又はメチル基を示し、メチル基が好ましい。
式〔I〕中、Xは2価の連結基を示す。2価の連結基としては、リビングアニオン重合を阻害しない構造であれば特に限定されないが、単結合、炭素数1〜6のアルキレン基、又は、炭素数2〜6のアルキレンオキシ基が好ましく、単結合、炭素数1〜6のアルキレンオキシ基がより好ましく、単結合が特に好ましい。
炭素数1〜6のアルキレン基としては、メチレン、エチレン、プロピレン、メチルエチレン、ブチレン、1,2−ジメチルエチレン、ペンチレン、1−メチルブチレン、2−メチルブチレン等が挙げられる。
炭素数2〜6のアルキレンオキシ基としては、エチレンオキシ基、1,2−プロピレンオキシ基、1,3−プロピレンオキシ基、1,2−ブチレンオキシ基、1,4−ブチレンオキシ基および1,6−へキシレンオキシ基などが挙げられる。
式〔I〕中、nは、0又は1を示す。
式〔I〕中、Zは水素原子、又はハロゲン原子を示す。
式〔I〕で表される化合物として具体的には、表1で表される化合物を挙げることができる。
Figure 0006243853
式〔II〕
Figure 0006243853
式〔II〕中、R、R、R、R、及びRは、それぞれ独立に水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基を示す。
、R、R、R、及びRにおける炭素数1〜6のアルキル基としては、式〔I〕における炭素数1〜6のアルキル基と同様のものを挙げることができる。
、R、R、R、及びRのうち、少なくとも3つは炭素数1〜6のアルキル基であるのが好ましい。
、R、R、R、及びRの炭素数1〜6のアルキル基同士は、それぞれ同一又は相異なっていてもよいが、それぞれ同一であるのが好ましい。
、R、R、R、及びRの炭素数1〜6のアルキル基同士は、相互に結合して環を形成していてもよい。
式〔II〕中、R12は水素原子又はメチル基を示し、メチル基が好ましい。
式〔II〕中、Yは2価の連結基を示す。2価の連結基としては、リビングアニオン重合を阻害しない構造であれば特に限定されないが、炭素数1〜6のアルキレン基が好ましく、エチレン基、プロピレン基がより好ましい。
炭素数1〜6のアルキレン基としては、式〔I〕における炭素数1〜6のアルキレン基と同様のものを挙げることができる。
式〔II〕中、Qは水素原子、又はハロゲン原子を示す。
式〔II〕で表される化合物として具体的には、表2で表される化合物を挙げることができる。
Figure 0006243853
(リビングアニオン重合法)
本発明の製造方法は、式〔I〕又は式〔II〕で表される(メタ)アクリル酸エステルを、重合開始剤を使用してリビングアニオン重合する方法である。本発明の製造方法では、式〔I〕で表される(メタ)アクリル酸エステルのみを重合しても良いし、式〔II〕で表される(メタ)アクリル酸エステルのみを重合しても良いし、式〔I〕で表される(メタ)アクリル酸エステルと、式(〔II〕で表される(メタ)アクリル酸エステルを共重合してもよい。また、式〔I〕及び/又は式〔II〕で表される(メタ)アクリル酸エステルと他のモノマーを共重合してもよい。また、式〔I〕及び式〔II〕で表される(メタ)アクリル酸エステルは、それぞれ、1種又は2種以上の混合物を使用することができる。
(重合開始剤)
本発明の製造方法で使用する重合開始剤は、公知のリビングアニオン重合開始剤を用いることができる。
リビングアニオン重合開始剤としては、求核剤であって、リビングアニオン重合性単量体の重合を開始させる働きを有するものであれば特に制限されるものではない。
具体的には、金属リチウム、金属ナトリウム、金属カリウム、金属セシウム等のアルカリ金属;メチルリチウム、エチルリチウム、n−ブチルリチウム、sec−ブチルリチウム、t−ブチルリチウム、エチルナトリウム、リチウムビフェニル、リチウムナフタレン、リチウムトリフェニル、ナトリウムナフタレン、α-メチルスチレンナトリウムジアニオン、1,1−ジフェニルヘキシルリチウム、1,1−ジフェニル−3−メチルペンチルリチウム、リチウムジイソプロピルアミド等の有機アルカリ金属;メチルマグネシウムブロミド、エチルマグネシウムブロミド、フェニルマグネシウムブロミド等の有機アルカリ土類金属;等を挙げることができる。これらのうち、有機アルカリ金属が好ましく、有機リチウムがより好ましく、n−ブチルリチウム、リチウムジイソプロピルアミドが特に好ましい。
これらのリビングアニオン重合開始剤は1種単独で、あるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。
リビングアニオン重合開始剤の使用量は、使用するモノマーに対して、通常0.001〜0.2当量、好ましくは0.005〜0.1当量である。この範囲のリビングアニオン重合開始剤を用いることによって、目的とする重合体を収率よく製造することができる。
(リビングアニオン重合の条件)
本発明における重合温度は、移動反応や停止反応などの副反応が起こらず、モノマーが消費され重合が完結する温度範囲であれば特に制限されないが、−100℃〜0℃の温度範囲で行われるのが好ましい。さらに好ましくは−80℃〜−30℃の温度範囲で行われることが好ましい。
リビングアニオン重合反応は、適当な重合溶媒中で行うことができる。用いる重合溶媒は、重合反応に関与せず、かつ重合体と相溶性のある溶媒であれば、特に制限されない。
具体的には、n−ヘキサン、n−ヘプタン等の脂肪族炭化水素類、シクロヘキサン、シクロペンタン等の脂環族炭化水素類、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン(THF)、ジオキサン等のエーテル類の他、アニソール、ヘキサメチルホスホルアミド等のリビングアニオン重合において通常使用される有機溶媒を挙げることができ、これらは1種単独溶媒又は2種以上の混合溶媒として使用することができる。
溶媒の使用量は、特に制限されないが、アニオン重合性単量体の重合溶媒に対する濃度が、通常1〜40重量%の範囲となる量、好ましくは10〜30重量%の範囲となる量である。
(他のモノマー)
本発明に使用することができる他のモノマーとしては、リビングアニオン重合性不飽和結合を有するものであれば特に限定されないが、具体的には、スチレン及びその誘導体、ブタジエン及びその誘導体、式(I)又は式(II)で表される(メタ)アクリル酸エステル以外の(メタ)アクリル酸エステル誘導体等を好ましく例示することができる。
スチレン及びその誘導体として具体的には、スチレン、α−アルキルスチレン、核置換基を有するスチレン等を例示することができる。
核置換基としては、重合開始能力があるアニオン種、及び重合開始能力がないアニオン種に対して不活性な基であれば特に制限されない。具体的には、アルキル基、アルコキシアルキル基、アルコキシ基、アルコキシアルコキシ基、t−ブトキシカルボニル基、t−ブトキシカルボニルメチル基、テトラヒドロピラニル基等を例示することができる。
α−アルキルスチレン、核置換基を有するスチレンの具体例としては、α−メチルスチレン、α−メチル−p−メチルスチレン、p−メチルスチレン、m−メチルスチレン、o−メチルスチレン、p−エチルスチレン、2,4−ジメチルスチレン、2,5−ジメチルスチレン、p−イソプロピルスチレン、2,4,6−トリイソプロピルスチレン、p−t−ブトキシスチレン、p−t−ブトキシ−α−メチルスチレン、m−t−ブトキシスチレンなどが挙げられる。
ブタジエン及びその誘導体としては、1,3−ブタジエン、イソプレン、2,3−ジメチルブタジエン、2−エチル−1,3−ブタジエン、1,3−ペンタジエンなどが挙げられる。
式(I)又は式(II)で表される(メタ)アクリル酸エステル以外の(メタ)アクリル酸エステル誘導体は、エステルのアルコール残基の炭素数が1〜20のものが反応性の観点より好ましい。このような(メタ)アクリル酸エステル誘導体としては、メチルエステル、エチルエステル、イソプロピルエステル、n−ブチルエステル等を例示することができる。
これらの他のモノマーは1種単独で、あるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。本発明の製造方法は、ブロック共重合体、ランダム共重合体などの共重合体の製造においても適用が可能である。
(その他)
本発明においては、必要に応じて添加剤を重合開始時、又は、重合中に添加することができる。そのような添加剤として、具体的には、ナトリウム、カリウム、バリウム、マグネシウムの硫酸塩、硝酸塩、ホウ酸塩などの鉱酸塩やハロゲン化物を例示することができ、より具体的にはリチウムやバリウムの塩化物、臭化物、ヨウ化物や、ホウ酸リチウム、硝酸マグネシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、などを挙げることができるが、これらの中でも、リチウムのハロゲン化物、例えば塩化リチウム、臭化リチウム、ヨウ化リチウム又はフッ化リチウム、特に塩化リチウムを使用するのが好ましい。
(重合体)
本発明の重合体は、式〔III〕又は式〔IV〕で表される繰り返し単位を含有する限り特に制限されない。
Figure 0006243853
Figure 0006243853
本発明の重合体は、重合開始剤を使用するリビングアニオン重合法により、式〔I〕、又は、式〔II〕で表される(メタ)アクリル酸エステルを重合させることにより製造することができる。
なお、式〔III〕、又は、式〔IV〕で表される繰り返し単位のZ又はQがハロゲン原子の場合は、Z又はQがハロゲン原子である式〔I〕、又は、式〔II〕で表される(メタ)アクリル酸エステルを重合させることができるが、Z又はQが水素原子である式〔I〕又は式〔II〕で表される(メタ)アクリル酸エステルを重合させた後、ハロゲン化剤でN原子をハロゲン化してもよい。
ハロゲン化剤として、具体的には、塩素、臭素、ヨウ素、フッ素等のハロゲン、ジハロイソシアヌル酸ナトリウム、次亜ハロゲン酸ナトリウム、N−ハロスクシンイミド、1,3−ジハロヒダントイン及び次亜ハロゲン酸カルシウム等を挙げることができる。
式〔III〕中、R、R、R、R、R11、n、X、r、m及びZは、前記と同じである。
式〔IV〕中、R、R、R、R、R、R12、Y、及びQは、前記と同じである。
本発明の重合体は、式〔I〕で表される(メタ)アクリル酸エステルを重合したホモポリマー、式〔II〕で表される(メタ)アクリル酸エステルを重合したホモポリマー、式〔I〕で表される(メタ)アクリル酸エステルと式〔II〕で表される(メタ)アクリル酸エステルを共重合したコポリマー、及び、式〔I〕及び/又は式〔II〕で表される(メタ)アクリル酸エステル単量体と他のモノマーを共重合したコポリマーを包含する。
本発明の重合体のGPC(Gel Permeation Chromatography:移動相DMF又はTHF,PMMAスタンダード)を用いて測定した数平均分子量(Mn)は特に制限されないが、1,000〜50,000であるのが好ましく、1,500〜20,000であるのがより好ましく、2,000〜10,000であるのが特に好ましい。さらに、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比である分子量分布(Mw/Mn)は、特に制限されないが、1.00〜1.50であるのが好ましく、1.00〜1.40であるのがより好ましく、1.00〜1.35であるのが特に好ましい。
以下実施例を用いて本発明を詳細に説明するが、本発明の技術的範囲はこれらの例示に限定されるものではない。
(実施例1)
200mLフラスコにTHF98.9g、塩化リチウム0.1gを加え、−60℃まで冷却した。n−ブチルリチウム2.0g(15.4重量%濃度ヘキサン溶液)、次いで、ジイソプロピルアミン0.6gを加えて10分間撹拌した。THFに溶解したメタクリル酸2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル(以下、TMPMAと略す)43.7g(47.0%THF溶液)を30分間かけて滴下し、15分間撹拌した。一部をサンプリングし、GC測定によりモノマー消失を確認した後、メタノール0.8gを加えて反応を停止した。
得られた重合体をGPC(移動相DMF、PMMAスタンダード)により分析し、分子量(Mn)が3,920、分子量分布(Mw/Mn)が1.15であることを確認した。
(実施例2)
200mLフラスコにTHF105.6g、塩化リチウム0.1gを加え、−60℃まで冷却した。n−ブチルリチウム2.0g(15.4重量%濃度ヘキサン溶液)、次いで、ジフェニルエチレン1.0gを加えて30分間撹拌した。THFに溶解したTMPMA38.3g(53.3%THF溶液)を30分間かけて滴下し、15分間撹拌した。一部をサンプリングし、GC測定によりモノマー消失を確認した後、メタノール0.8gを加えて反応を停止した。
得られた重合体をGPC(移動相DMF、PMMAスタンダード)により分析し、分子量(Mn)が4,920、分子量分布(Mw/Mn)が1.13であることを確認した。
(実施例3)
300mLフラスコにTHF113.8g、塩化リチウム0.2gを加え、−60℃まで冷却した。n−ブチルリチウム4.0g(15.4重量%濃度ヘキサン溶液)、次いで、ジイソプロピルアミン0.9gを加えて30分間撹拌した。メタクリル酸2−(t−ブチルアミノ)エチル14.7gを30分間かけて滴下し、15分間撹拌した。一部をサンプリングし、GC測定によりモノマー消失を確認した後、メタノール0.7gを加えて反応を停止した。
得られた重合体をGPC(移動相DMF、PMMAスタンダード)により分析し、分子量(Mn)が1,840、分子量分布(Mw/Mn)が1.31であることを確認した。
(比較例1)
モノマーとしてメタクリル酸4−ピペリジルを用い、実施例3と同様に重合を行ったが、重合は進行しなかった。
(実施例4)
200mLフラスコに、THF104.33g、塩化リチウム0.17gを仕込み、−60℃に冷却後、n−ブチルリチウム3.37g(15.4重量%濃度ヘキサン溶液)、ジイソプロピルアミン0.81gを仕込み、15分間撹拌した。次いでイソ酪酸メチル0.87gを仕込み、15分間撹拌した。THF28.92gに溶解したTMPMA15.38g、メタクリル酸アリル15.38gを40分間かけて滴下し、15分間熟成した。一部をサンプリングし、GC測定によりモノマー消失を確認した後、メタノール1.2gを加えて反応を停止した。
得られた共重合体をGPC(移動相THF、PMMAスタンダード)により分析し、分子量(Mn)が3,860、分子量分布(Mw/Mn)が1.11であることを確認した。
モノマーの1.25倍の水、THFの1/9量の酢酸エチルを加え、分液した。次亜塩素酸ナトリウム溶液76.3gを加え、室温で1時間熟成することにより、塩素化反応を行った。分液後、有機層を三回水洗した。有機層を濃縮後、30%THF溶液に調整し、大量の水で再沈した。得られた共重合体を真空乾燥することにより白色粉末32.76gを得た。
得られた重合体をGPC(移動相THF、PMMAスタンダード)により分析し、分子量(Mn)が4,850、分子量分布(Mw/Mn)が1.11であることを確認した。
ICP−AES分析より、共重合体中の塩素濃度は6.8%(理論値7.3%)であった。
(実施例5)
200mLフラスコにTHF90.30g、塩化リチウム0.16gを加え、−60℃まで冷却した。n−ブチルリチウム3.25g(15.4重量%濃度ヘキサン溶液)、ジイソプロピルアミン0.83gを仕込み、15分間撹拌した。次いでイソ酪酸メチル0.84gを仕込み、15分間撹拌した。THF28.26gに溶解したTMPMA15.21g、メタクリル酸グリシジル15.21gを40分間かけて滴下し、15分間熟成した。一部をサンプリングし、GC測定によりモノマー消失を確認した後、メタノール1.2gを加えて反応を停止した。
得られた共重合体をGPC(移動相THF、PMMAスタンダード)により分析し、分子量(Mn)が3,410、分子量分布(Mw/Mn)が1.24であることを確認した。
モノマーの1.25倍の水、THFの1/9量の酢酸エチルを加え、分液した。次亜塩素酸ナトリウム溶液60.2gを加え、室温で1時間熟成することにより、クロロ化反応を行った。分液後、有機層を三回水洗した。有機層を濃縮後、30%THF溶液に調整し、大量の水で再沈した。得られた共重合体を真空乾燥することにより白色粉末32.11gを得た。
得られた共重合体をGPC(移動相THF、PMMAスタンダード)により分析し、分子量(Mn)が5,180、分子量分布(Mw/Mn)が1.33であることを確認した。
ICP−AES分析より、共重合体中の塩素濃度は7.7%(理論値7.3%)であった。
(実施例6)
200mLフラスコに、THF97.23g、塩化リチウム0.34gを仕込み、−60℃に冷却後、n−ブチルリチウム4.8mL(15.4重量%濃度ヘキサン溶液)、ジイソプロピルアミン0.80gを仕込み、15分間撹拌した。次いでイソ酪酸メチル0.82gを仕込み、15分間撹拌した。THF9.24gに溶解したメタクリル酸N−クロロ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジン9.24g、メタクリル酸1−エトキシエチル16.78gを30分間かけて滴下し、45分間熟成した。一部をサンプリングし、GC測定によりモノマー消失を確認した後、メタノール1.21gおよび酢酸0.37gを加えて反応を停止した。
得られた重合体をGPC(移動相THF、PMMAスタンダード)により分析し、分子量(Mn)が3,720、分子量分布(Mw/Mn)が1.14であることを確認した。
THFの1/2量の酢酸エチルおよび同重量の水を加え、分液した。有機層を濃縮後、30%THF溶液に調整し、モノマーと同重量のメタノールおよび1モル/L濃度塩酸を加えて室温で3時間撹拌した。酢酸エチル370gおよび水100gを加え、分液した。水層を濃縮後、大量のアセトンに滴下し、沈殿として析出させた。得られた沈殿を真空乾燥することにより白色粉末8.9gを得た。
ICP−AES分析より、共重合体中の塩素濃度は4.8%(理論値5.6%)であった。
(実施例7)
200mLフラスコにTHF75.30g、塩化リチウム0.11gを加え、−60℃まで冷却した。n−ブチルリチウム2.03g(15.4重量%濃度ヘキサン溶液)、次いで、ジイソプロピルアミン0.63gを加えて10分間撹拌した。THFに溶解したTMPMA12.24g(50%THF溶液)を15分間かけて滴下し、20分間撹拌した。一部をサンプリングし、GC測定によりモノマー消失を確認した。また、得られた重合体をGPC(移動相DMF、PMMAスタンダード)により分析し、分子量(Mn)が2340、分子量分布(Mw/Mn)が1.17であることを確認した。
次いで、メタクリル酸グリシジル(以下、GMAと略す)7.75gを10分間かけて滴下し、15分間撹拌した。一部をサンプリングし、GC測定によりモノマー消失を確認した後、メタノール0.8gを加えて反応を停止した。得られた共重合体をGPC(移動相DMF、PMMAスタンダード)により分析し、分子量(Mn)が4,340、分子量分布(Mw/Mn)が1.19であることを確認した。
モノマーの1.25倍の水、THFの1/9量の酢酸エチルを加え、分液した。次亜塩素酸ナトリウム溶液48.5gを加え、室温で1時間熟成することにより、クロロ化反応を行った。分液後、有機層を三回水洗した。有機層を濃縮後、30%THF溶液に調整し、大量のメタノールで再沈した。得られた共重合体を真空乾燥することにより白色粉末20.85gを得た。
得られた共重合体をGPC(移動相DMF、PMMAスタンダード)により分析し、分子量(Mn)が5,520、分子量分布(Mw/Mn)が1.20であることを確認した。
ICP−AES分析より、共重合体中の塩素濃度は9.0%(理論値8.8%)であった。
(実施例8)
200mLフラスコに、THF89.37g、塩化リチウム0.14gを仕込み、−60℃に冷却後、n−ブチルリチウム2.05g(15.4重量%濃度ヘキサン溶液)、ジイソプロピルアミン0.60gを仕込み、15分間撹拌した。次いでイソ酪酸メチル0.55gを仕込み、15分間撹拌した。THF5.82gに溶解したメタクリル酸N−クロロ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジン9.53g、メタクリル酸アリル9.53gを15分間かけて滴下し、30分間熟成した。一部をサンプリングし、GC測定によりモノマー消失を確認した後、メタノール0.8gを加えて反応を停止した。
得られた重合体をGPC(移動相THF、PMMAスタンダード)により分析し、分子量(Mn)が4,760、分子量分布(Mw/Mn)が1.22であることを確認した。
モノマーの1.25倍の水、THFの1/9量の酢酸エチルを加え、分液した。有機層を濃縮後、30%THF溶液に調整し、大量の水で再沈した。得られたポリマーを真空乾燥することにより白色粉末18.88gを得た。
ICP−AES分析より、共重合体中の塩素濃度は6.6%(理論値6.8%)であった。

Claims (1)

  1. 重合開始剤を使用するリビングアニオン重合法により、式〔I〕
    Figure 0006243853
    (式中、R、R、R、及びR、炭素数1〜6のアルキル基を示す。炭素数1〜6のアルキル基同士は、それぞれ同一又は相異なっていてもよく、また、相互に結合して環を形成していてもよい。rは、炭素数1〜6のアルキル基を示し、mは、0又は1を示し、R11は水素原子又はメチル基を示し、Xは2価の連結基を示し、nは、0又は1を示す。Zは、水素原子又はハロゲン原子を示す。)
    で表される(メタ)アクリル酸エステルを重合させることを特徴とする重合体の製造方法。
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