JP6243165B2 - 接着シート及び接着シート貼付方法 - Google Patents

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本発明は、少なくとも1層の基材シートと、当該基材シートの少なくとも一方の面に積層された接着剤層とを備え、内側に開口部を有するフレーム部材に貼付される接着シート及び当該接着シートの貼付方法に関する。
従来、半導体製造工程において、半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という場合がある)における搬送等の取り扱いを容易にするために、ウエハとリングフレーム(フレーム部材)とを一体化するマウント用シート(接着シート)が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−141309号公報
しかしながら、特許文献1に記載された接着シートでは、当該接着シートの接着力が弱いと、例えば、フレーム部材を支持して搬送している途中で当該接着シートがフレーム部材から剥がれてしまい、ウエハを落下させてしまうという不都合がある。一方、接着力を強くすればウエハ落下の不都合は抑制できるものの、ウエハの搬送後や加工後に接着シートをフレーム部材から剥離しにくくなるという不都合が生じる。
本発明の目的は、接着材の接着力を強くすることなく剥がれにくくフレーム部材に貼付することができる接着シート及び当該接着シートの貼付方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の接着シートは、少なくとも1層の基材シートと、当該基材シートの少なくとも一方の面に積層された接着剤層とを備え、内側に開口部を有するフレーム部材に貼付される接着シートであって、前記開口部の一部又は全部を塞ぐように前記フレーム部材の一の面に貼付されたときに、当該フレーム部材の一の面に当接する外側部と、前記外側部よりも内側において、前記開口部を塞ぐ開口面に位置する内側部と、記開口面から外れる方向に変位させて前記フレーム部材の他の面に貼付可能に設けられた他面貼付部とを備え、前記他面貼付部は、前記内側部において少なくとも前記基材シートを切断した切断部と、周辺部と連結された連結部とが交互に並ぶことにより形成され、1つの前記連結部が破断されずに他の前記連結部が破断され、当該1つの連結部を基端部として折り曲げられることにより、前記他の面に貼付されることを特徴とする。
さらに、本発明の接着シートでは、前記切断部は、少なくとも前記基材シートの一部が除去されることで形成されることが好ましい。
また、本発明の接着シートでは、複数層の前記基材シートを備え、前記複数の基材シートのうち少なくとも接着剤層の反対側に位置する最外の基材シートに前記他面貼付部が形成されていないことが好ましい。
一方、本発明の接着シート貼付方法は、接着シートを前記フレーム部材に貼付する接着シート貼付方法であって、前記接着シートの外側部を前記フレーム部材の一の面に貼付し、前記開口部を塞ぐ開口面から外れる方向に変位させた前記他面貼付部を当該フレーム部材の他の面に貼付することを特徴とする。
以上のような本発明によれば、外側部をフレーム部材の一の面に貼付するとともに、他面貼付部を当該フレーム部材の他の面に貼付することで、接着シートがフレーム部材の異なる2面に貼付されるので、接着材の接着力を強くすることなく剥がれにくくフレーム部材に貼付することができる。
更に、区画部が少なくとも基材シートの一部を除去可能に形成されていれば、貼付前に他面貼付部が開口面から変位することを確実に防止することができる上、基材シートと接着剤層とを除去可能な構成とすれば、除去された部分によって他面貼付部が周辺部から離隔するので、当該他面貼付部が周辺部と接着してしまうことを防止し、当該他面貼付部を容易に開口面から変位させることができる。
また、複数の基材シートのうち少なくとも接着剤層の反対側に位置する最外の基材シートに前記他面貼付部が形成されていない構成とすれば、接着シートの面方向への引張強度が低下することを極力抑えることができる。
(A)は、本発明の実施形態に係る接着シートの平面図。(B)は、(A)の断面図。 (A)、(B)は、図1の接着シートの使用例を示す斜視図。 図1の接着シートの使用例を示す部分断面図。 本発明の第1変形例に係る接着シートの使用例を示す部分断面図。 (A)〜(C)は、本発明の第2変形例に係る接着シートの部分平面図。
以下、本発明の1実施形態を図面に基づいて説明する。
尚、本明細書におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸及びY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1の手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸の矢印方向で「後」がその逆方向とする。
図1に示すように、接着シート10は、1層の基材シートBSと、当該基材シートBSの一方の面BS1に積層された接着剤AD層とを備え、内側に開口部RF1を有するフレーム部材としてのリングフレームRFに貼付されるものであって、開口部RF1の全部を塞ぐようにリングフレームRFの一の面RF2に貼付されたときに、当該リングフレームRFの一の面RF2に当接する外側部20と、外側部20よりも内側において、開口部RF1を塞ぐ開口面に位置する内側部30と、内側部30に形成された区画部40によって周辺部31と区画されるとともに、開口面から外れる方向に変位させてリングフレームRFの他の面RF3に貼付可能に設けられた他面貼付部50とを備えている。
この接着シート10は、例えば、図2に示すように、被保持体としてのウエハWFとリングフレームRFとを一体化するものに使用することができ、感圧接着性の接着剤や感熱接着性の接着剤等によってウエハWF及びリングフレームRFに接着される。また、接着剤AD層は、例えば、光硬化型(紫外線硬化型)の接着剤で構成され、ウエハWFの加工後に所定波長の光(紫外線)を照射して硬化させることで、その接着力を低下させてウエハWFから簡単に剥離できるようになっている。尚、基材シートBS及び接着剤AD層は、使用目的に応じて様々な種類のものを選択することができ、接着剤AD層は、光硬化型の接着剤でなくてもよく、例えば、特開2002−141309号公報、特開2005−123382号公報、特開2008−150613号公報、特開2013−62445号公報等に開示されたものが例示でき、特にそれらに限定されるものではない。
外側部20は、接着シート10がリングフレームRFに貼付されたときに、当該リングフレームRFの一の面RF2に当接する接着シート10の一部であり、リングフレームRFや開口部RF1の大きさによってその領域は異なり、内側部30との相対的な位置関係となる。
内側部30は、接着シート10がリングフレームRFに貼付されたときに、当該リングフレームRFの開口部RF1を繋ぐ開口面に位置する接着シート10の一部であり、本実施形態の場合、リングフレームRFの一の面RF2側の内周縁を繋いだ面が開口面となる。
他面貼付部50は、切断部60と連結部70とを備えた区画部40によって形成され、円形形状に形成された接着シート10の中心P1を中心として略90度間隔で4ヶ所に設けられている。
切断部60は、図1(A)中AAで示すように、左端61Aと右端61Bとによって左右方向に延びる第1切断部61と、第1切断部61の左端61A側で前端62Aと後端62Bとによって前後方向に延びる第2切断部62と、第1切断部61の右端61B側で前端63Aと後端63Bとによって前後方向に延びる第3切断部63とを備えている。
連結部70は、破断されることで他面貼付部50を開口面から変位可能にするものであってもよいし、破断されずに他面貼付部50の基端部となってもよく、第1切断部61の左端61Aと第2切断部62の前端62Aとの間に形成された第1連結部71と、第1切断部61の右端61Bと第3切断部63の前端63Aとの間に形成された第2連結部72と、第2切断部62の後端62Bと第3切断部63の後端63Bとの間に形成されるとともに、第1及び第2連結部71、72に比べて幅広に形成された第3連結部73とを備えている。第1及び第2連結部71、72は、容易に破断することができるようにその幅が狭く形成されている。第3連結部73は、他面貼付部50が折り曲げられる際に当該他面貼付部50の基端部となる。
ここで、他面貼付部50は、第1〜第3切断部61〜63及び第1〜第3連結部71〜73とで囲まれる部分によって形成され、第1及び第2連結部71、72を破断することで、開口面から外れる方向に変位可能になっている。
以上の接着シート10をリングフレームRF及びウエハWFに貼付する手順について説明する。
まず、人手または適宜なシート貼付装置によって、図1(B)に示すように、接着シート10の外側部20をリングフレームRFの一の面RF2に押圧して貼付するとともに、内側部30をウエハWFに貼付する。次に、人手または適宜な駆動機器によって、第1及び第2連結部71、72を破断し、他面貼付部50を開口面から外れる方向、即ち、図1(B)の矢印方向に折り曲げ、図3に示すように、他面貼付部50をリングフレームRFの他の面RF3に押圧して貼付する。これにより、接着シート10は、図2にも示すように、外側部20と他面貼付部50とでリングフレームRFを挟み込むように貼付される。
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。
即ち、外側部20をリングフレームRFの一の面RF2に貼付するとともに、他面貼付部50を当該リングフレームRFの他の面RF3に貼付することで、接着シート10がリングフレームRFの異なる2面に貼付されるので、接着力を強くすることなく剥がれにくくリングフレームRFに貼付することができる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部、もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、接着シート10は、開口部RF1の一部を塞ぐようにリングフレームRFの一の面RF2に貼付されるものでもよい。
更に、接着シート10の形状は、円形以外の長方形、楕円形、その他の形状であってもよい。
また、区画部40は、第1及び第2連結部71、72がなく、第3連結部73とコ字状の切断部で形成されてもよいし、第3連結部73と容易に破断可能な少なくとも1の連結部70によって形成されてもよい。
更に、区画部40は、図5(A)に示すように、環状に連続した切断部64のみによって構成されていてもよい。
また、区画部40は、接着シート10の少なくとも1箇所に形成されていればよく、直線や曲線、それらを組み合わせた線状の切断部によって任意の形状に形成することができる。
更に、区画部40は、図5(B)に示すように、連結部75及び切断部65が交互に並んで形成されたミシン目によって形成されていてもよい。
また、区画部40は、図5(C)に示すように、他面貼付部50が周辺部31と連結された状態から少なくとも基材シートBSの一部が除去されることで他面貼付部50を形成してもよい。この場合、基材シートBSを切り取りやすくするために、糸や樹脂等の切取部材を基材シートBSに設けたり、基材シートBSに押し溝や切り取り線を設けたりするとよい。
更に、他面貼付部50は、図4に示すように、リングフレームRFを巻き込んで外側部20にまで貼付可能な構成としてもよい。これにより、例えば、リングフレームRFに付着物が付いていたり、リングフレームRF自体に接着し難い接着剤AD層が採用されていたりしても、確実に剥がれにくくしてリングフレームRFに貼付することができる。尚、他面貼付部50は、リングフレームRFを巻き込んで外側部20に達することなく、一の面RF2に貼付可能な構成でもよい。
また、他面貼付部50は、リングフレームRFの上下方向の幅が広い場合、リングフレームRFの開口部RF1を形成する内側面を他の面としてこの内側面のみに貼付され、外側部20とでリングフレームRFの2面に貼付される構成としてもよい。
更に、切断部60は、基材シートBSだけに設けてもよいし、基材シートBS及び接着剤層ADに設けてもよい。
また、連結部70の代わり又は連結部70と併用して、他面貼付部50と周辺部31とを連結する外部連結部材を設けてもよい。外部連結部材としては、接着シート10と同等又は違う構成の接着シートや粘着テープ等が例示できる。
更に、基材シートBSは、複数で構成されていてもよく、この場合、全ての基材シートBSに区画部40が形成されている構成としてもよいし、複数層の基材シートBSのうち少なくとも接着剤AD層の反対側に位置する最外の基材シートに区画部40が形成されていない構成としてもよい。最外の基材シートに区画部40を形成しないことで、全ての基材シートBSに区画部40が形成されている構成のものに比べて、接着シート10の面方向への引張強度を強くすることができ、例えば、ウエハWFのダイシング後のエキスパンド工程において接着シート10が破断してしまうことを防止することができる。
また、本発明における接着シート、フレーム部材、被保持体の材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、接着シートは、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態に限定されることはなく、例えば、感熱接着性の接着シートが採用された場合は、当該接着シートを加熱する適宜な方法で接着されればよい。また、このような接着シートは、例えば、基材シートが2層以上のものや、接着剤層だけの単層のもの、基材シートと接着剤層との間に中間層を有するもの、基材シートの上面にカバー層を有する等3層以上のもの、更には、基材シートを接着剤層から剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。また、フレーム部材は、内側に開口部を有するものであれば何ら限定されることはなく、リングフレームRFのように、1の平面内に1の開口部を有するもの以外に、1の平面内に複数の開口部を有するものや、所定の角度で折れ曲がることで、2以上の面に1又は複数の開口部を有するものや、所定の曲率で曲がることで、湾曲した面に1又は複数の開口部を有するものであってもよい。尚、湾曲した面に開口部を有するフレーム部材の場合、開口面は平面ではなく、当該湾曲した面に沿う湾曲面となる。更に、フレーム部材は、額縁や中央に孔の空いた板状部材等であってもよいし、開口部全周に存在することなく、例えばC字、U字、V字、コ字状の閉ループ状であってもよい。更に、被保持体としては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂板等、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができるし、省略していてもよい。
更に、本発明における各構成物は、それら構成物について説明した機能を果たすことができる限りなんら限定されるものではなく、まして、前記実施形態で示した単なる1実施形態の構成物に全く限定されるものではない。例えば、他面貼付部は、内側部に形成された区画部によって周辺部と区画されるとともに、開口面から外れる方向に変位させてフレーム部材の他の面に貼付可能に設けられたものであれば、出願当初の技術常識に照らし合わせてその範囲内であればなんら限定されることはない(他の構成物についての説明は省略する)。
10 接着シート
20 外側部
30 内側部
31 周辺部
40 区画部
50 他面貼付部
60 切断部
70 連結部
AD 接着剤層
BS 基材シート
RF リングフレーム(フレーム部材)
RF1 開口部
RF2 一の面
RF3 他の面

Claims (6)

  1. 少なくとも1層の基材シートと、当該基材シートの少なくとも一方の面に積層された接着剤層とを備え、内側に開口部を有するフレーム部材に貼付される接着シートであって、
    前記開口部の一部又は全部を塞ぐように前記フレーム部材の一の面に貼付されたときに、当該フレーム部材の一の面に当接する外側部と、
    前記外側部よりも内側において、前記開口部を塞ぐ開口面に位置する内側部と、
    記開口面から外れる方向に変位させて前記フレーム部材の他の面に貼付可能に設けられた他面貼付部とを備え
    前記他面貼付部は、前記内側部において少なくとも前記基材シートを切断した切断部と、周辺部と連結された連結部とが交互に並ぶことにより形成され、1つの前記連結部が破断されずに他の前記連結部が破断され、当該1つの連結部を基端部として折り曲げられることにより、前記他の面に貼付されることを特徴とする接着シート。
  2. 少なくとも1層の基材シートと、当該基材シートの少なくとも一方の面に積層された接着剤層とを備え、内側に開口部を有するフレーム部材に貼付される接着シートであって、
    前記開口部の一部又は全部を塞ぐように前記フレーム部材の一の面に貼付されたときに、当該フレーム部材の一の面に当接する外側部と、
    前記外側部よりも内側において、前記開口部を塞ぐ開口面に位置する内側部と、
    記開口面から外れる方向に変位させて前記フレーム部材の他の面に貼付可能に設けられた他面貼付部とを備え
    前記他面貼付部は、前記内側部において少なくとも前記基材シートを切断した環状の切断部によって形成され、外部連結部材によって周辺部と連結されることにより、当該外部連結部材を基端部として折り曲げられて前記他の面に貼付されることを特徴とする接着シート。
  3. 少なくとも1層の基材シートと、当該基材シートの少なくとも一方の面に積層された接着剤層とを備え、内側に開口部を有するフレーム部材に貼付される接着シートであって、
    前記開口部の一部又は全部を塞ぐように前記フレーム部材の一の面に貼付されたときに、当該フレーム部材の一の面に当接する外側部と、
    前記外側部よりも内側において、前記開口部を塞ぐ開口面に位置する内側部と、
    記開口面から外れる方向に変位させて前記フレーム部材の他の面に貼付可能に設けられた他面貼付部とを備え
    前記他面貼付部は、前記外側部および前記内側部において少なくとも前記基材シートを切断した環状の切断部によって形成され、前記外側部に位置する部分が前記フレーム部材の一の面に貼付され、前記開口部の内縁に位置する部分を基端部として折り曲げられることにより、前記内側部に位置する部分が前記他の面に貼付されることを特徴とする接着シート。
  4. 前記切断部は、少なくとも前記基材シートの一部が除去されることで形成されることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の接着シート。
  5. 複数層の前記基材シートを備え、
    前記複数の基材シートのうち少なくとも接着剤層の反対側に位置する最外の基材シートに前記他面貼付部が形成されていないことを特徴とする請求項1〜いずれか1項に記載の接着シート。
  6. 請求項1〜いずれか1項に記載の接着シートを前記フレーム部材に貼付する接着シート貼付方法であって、
    前記接着シートの外側部を前記フレーム部材の一の面に貼付し、
    前記開口部を塞ぐ開口面から外れる方向に変位させた前記他面貼付部を当該フレーム部材の他の面に貼付することを特徴とする接着シート貼付方法。
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