JP6243165B2 - 接着シート及び接着シート貼付方法 - Google Patents
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Description
また、複数の基材シートのうち少なくとも接着剤層の反対側に位置する最外の基材シートに前記他面貼付部が形成されていない構成とすれば、接着シートの面方向への引張強度が低下することを極力抑えることができる。
尚、本明細書におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸及びY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1の手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸の矢印方向で「後」がその逆方向とする。
まず、人手または適宜なシート貼付装置によって、図1(B)に示すように、接着シート10の外側部20をリングフレームRFの一の面RF2に押圧して貼付するとともに、内側部30をウエハWFに貼付する。次に、人手または適宜な駆動機器によって、第1及び第2連結部71、72を破断し、他面貼付部50を開口面から外れる方向、即ち、図1(B)の矢印方向に折り曲げ、図3に示すように、他面貼付部50をリングフレームRFの他の面RF3に押圧して貼付する。これにより、接着シート10は、図2にも示すように、外側部20と他面貼付部50とでリングフレームRFを挟み込むように貼付される。
即ち、外側部20をリングフレームRFの一の面RF2に貼付するとともに、他面貼付部50を当該リングフレームRFの他の面RF3に貼付することで、接着シート10がリングフレームRFの異なる2面に貼付されるので、接着力を強くすることなく剥がれにくくリングフレームRFに貼付することができる。
更に、接着シート10の形状は、円形以外の長方形、楕円形、その他の形状であってもよい。
更に、区画部40は、図5(A)に示すように、環状に連続した切断部64のみによって構成されていてもよい。
また、区画部40は、接着シート10の少なくとも1箇所に形成されていればよく、直線や曲線、それらを組み合わせた線状の切断部によって任意の形状に形成することができる。
更に、区画部40は、図5(B)に示すように、連結部75及び切断部65が交互に並んで形成されたミシン目によって形成されていてもよい。
また、区画部40は、図5(C)に示すように、他面貼付部50が周辺部31と連結された状態から少なくとも基材シートBSの一部が除去されることで他面貼付部50を形成してもよい。この場合、基材シートBSを切り取りやすくするために、糸や樹脂等の切取部材を基材シートBSに設けたり、基材シートBSに押し溝や切り取り線を設けたりするとよい。
また、他面貼付部50は、リングフレームRFの上下方向の幅が広い場合、リングフレームRFの開口部RF1を形成する内側面を他の面としてこの内側面のみに貼付され、外側部20とでリングフレームRFの2面に貼付される構成としてもよい。
更に、基材シートBSは、複数で構成されていてもよく、この場合、全ての基材シートBSに区画部40が形成されている構成としてもよいし、複数層の基材シートBSのうち少なくとも接着剤AD層の反対側に位置する最外の基材シートに区画部40が形成されていない構成としてもよい。最外の基材シートに区画部40を形成しないことで、全ての基材シートBSに区画部40が形成されている構成のものに比べて、接着シート10の面方向への引張強度を強くすることができ、例えば、ウエハWFのダイシング後のエキスパンド工程において接着シート10が破断してしまうことを防止することができる。
更に、本発明における各構成物は、それら構成物について説明した機能を果たすことができる限りなんら限定されるものではなく、まして、前記実施形態で示した単なる1実施形態の構成物に全く限定されるものではない。例えば、他面貼付部は、内側部に形成された区画部によって周辺部と区画されるとともに、開口面から外れる方向に変位させてフレーム部材の他の面に貼付可能に設けられたものであれば、出願当初の技術常識に照らし合わせてその範囲内であればなんら限定されることはない(他の構成物についての説明は省略する)。
20 外側部
30 内側部
31 周辺部
40 区画部
50 他面貼付部
60 切断部
70 連結部
AD 接着剤層
BS 基材シート
RF リングフレーム(フレーム部材)
RF1 開口部
RF2 一の面
RF3 他の面
Claims (6)
- 少なくとも1層の基材シートと、当該基材シートの少なくとも一方の面に積層された接着剤層とを備え、内側に開口部を有するフレーム部材に貼付される接着シートであって、
前記開口部の一部又は全部を塞ぐように前記フレーム部材の一の面に貼付されたときに、当該フレーム部材の一の面に当接する外側部と、
前記外側部よりも内側において、前記開口部を塞ぐ開口面に位置する内側部と、
前記開口面から外れる方向に変位させて前記フレーム部材の他の面に貼付可能に設けられた他面貼付部とを備え、
前記他面貼付部は、前記内側部において少なくとも前記基材シートを切断した切断部と、周辺部と連結された連結部とが交互に並ぶことにより形成され、1つの前記連結部が破断されずに他の前記連結部が破断され、当該1つの連結部を基端部として折り曲げられることにより、前記他の面に貼付されることを特徴とする接着シート。 - 少なくとも1層の基材シートと、当該基材シートの少なくとも一方の面に積層された接着剤層とを備え、内側に開口部を有するフレーム部材に貼付される接着シートであって、
前記開口部の一部又は全部を塞ぐように前記フレーム部材の一の面に貼付されたときに、当該フレーム部材の一の面に当接する外側部と、
前記外側部よりも内側において、前記開口部を塞ぐ開口面に位置する内側部と、
前記開口面から外れる方向に変位させて前記フレーム部材の他の面に貼付可能に設けられた他面貼付部とを備え、
前記他面貼付部は、前記内側部において少なくとも前記基材シートを切断した環状の切断部によって形成され、外部連結部材によって周辺部と連結されることにより、当該外部連結部材を基端部として折り曲げられて前記他の面に貼付されることを特徴とする接着シート。 - 少なくとも1層の基材シートと、当該基材シートの少なくとも一方の面に積層された接着剤層とを備え、内側に開口部を有するフレーム部材に貼付される接着シートであって、
前記開口部の一部又は全部を塞ぐように前記フレーム部材の一の面に貼付されたときに、当該フレーム部材の一の面に当接する外側部と、
前記外側部よりも内側において、前記開口部を塞ぐ開口面に位置する内側部と、
前記開口面から外れる方向に変位させて前記フレーム部材の他の面に貼付可能に設けられた他面貼付部とを備え、
前記他面貼付部は、前記外側部および前記内側部において少なくとも前記基材シートを切断した環状の切断部によって形成され、前記外側部に位置する部分が前記フレーム部材の一の面に貼付され、前記開口部の内縁に位置する部分を基端部として折り曲げられることにより、前記内側部に位置する部分が前記他の面に貼付されることを特徴とする接着シート。 - 前記切断部は、少なくとも前記基材シートの一部が除去されることで形成されることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の接着シート。
- 複数層の前記基材シートを備え、
前記複数層の基材シートのうち少なくとも接着剤層の反対側に位置する最外層の基材シートに前記他面貼付部が形成されていないことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の接着シート。 - 請求項1〜5いずれか1項に記載の接着シートを前記フレーム部材に貼付する接着シート貼付方法であって、
前記接着シートの外側部を前記フレーム部材の一の面に貼付し、
前記開口部を塞ぐ開口面から外れる方向に変位させた前記他面貼付部を当該フレーム部材の他の面に貼付することを特徴とする接着シート貼付方法。
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