JP6240657B2 - 順番管理システム、順番管理装置および順番管理プログラム - Google Patents

順番管理システム、順番管理装置および順番管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、レストラン、銀行、役所、病院等の様々な施設で利用者の順番待ちを管理する技術に関する。
従来、レストランや銀行、役所等において、サービスを待つ利用者の順番待ちを管理するために種々の順番管理システムが採用されている。
例えば、人気レストラン等においては、レストラン指定の予約用紙を用意し、そこに予約者の名前と人数を書くことで、顧客の順番管理を行っている(例えば特許文献1(特に、段落番号0003〜0007)参照)。
特開2004−94380号公報
しかしながら、従来の順番管理システムでは、あと何分ぐらいで自分の順番が来るかといった、客側の視点での管理を行うのみであり、サービスを提供する店側の視点で、業務を支援するような管理を行うことができなかった。
本発明は、以上説明した事情を鑑みてなされたものであり、サービス利用者の順番待ちの管理に加え、サービス提供者の業務支援も行うことを目的の一つとする。
本発明の一態様である順番管理システムは、施設においてサービスを受ける順番待ち組の順番待ち状況を管理する順番管理システムであって、前記順番待ち組に対して順番待ちの状況を知らせるための外部用ステータス情報と、前記施設において業務の管理に利用するための内部用ステータス情報を保持する記憶部と、新規の順番待ちの入力、またはステータス情報の更新情報の入力に基づいて、前記外部用ステータス情報および前記内部用ステータス情報を更新するステータス更新部と、前記順番待ち組への情報提供に利用する第1モードの画面には前記外部用ステータス情報を表示し、前記施設内で管理用に利用する第2モード画面には前記内部用ステータス情報を表示する表示制御部と、を備えたものである。
また、前記内部用ステータス情報は、前記サービスに含まれる複数の業務ステップのうち、現在進行中の業務ステップを示す情報と、各順番待ち組に対して実際に前記サービスを提供した際の、各業務ステップに要した作業時間の情報を含む、ようにしてもよい。
また、前記内部用ステータス情報に含まれる、各順番待ち組についての各業務ステップに要した作業時間の情報を用いて、各業務ステップの平均作業時間を算出する、作業時間分析部と、各業務ステップの前記平均作業時間の情報を表示する表示部と、を備えるようにしてもよい。
さらに、前記作業時間分析部は、各順番待ち組についての各業務ステップに要した作業時間の情報の中から、各業務ステップについての最長作業時間と最短作業時間を抽出し、前記表示部は、各業務ステップの前記最長作業時間と前記最短作業時間の情報を表示するようにしてもよい。
本発明によれば、サービス利用者の順番待ちの管理に加え、サービス提供者の業務支援も行うことができる。
第1実施形態に係る順番管理システム1000の概略構成を示す図である。 順番管理端末100の主要構成を示すブロック図である。 順番管理システム1000における順番待ちの新規登録受付処理の流れを示すフローチャートである。 順番待ちの受付をするための受付画面を例示した図である。 順番管理システム1000における順番待ちの状況の更新処理の流れを示すフローチャートである。 店舗モードのステータス管理画面を例示した図である。 店舗モードの順番待ち状況の更新操作画面を例示した図である。 店舗モードの作業時間分析画面を例示した図である。 第2実施形態に係る順番管理システム1000’の概略構成を示す図である。 3台の順番管理端末100A〜100Cを利用して順番管理を行う場合のシーケンス図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
A.第1実施形態
図1は、本実施形態に係る順番管理システム1000の概略構成を示す図である。同図に示すように、順番管理システム1000は、サービスを提供する施設に設けられる順番管理端末100と、順番管理端末100に接続されたプリンタ200と、通信ネットワークNを介して順番管理端末100を統括管理する管理サーバ300とを備えて構成されている。
本実施形態では、ある自動車ディーラーAが提供する自動車整備サービスに関して、利用者の順番待ちを管理する場合を例に説明するが、これに限る趣旨ではなく、複合アミューズメントシステム、ショッピングモール、デパートなどの店舗や、銀行、病院や公共施設など、来訪者の順番待ちの管理を行うあらゆる施設に適用可能である。また、説明の便宜上、自動車ディーラーAに設置された順番管理端末100、店舗Bに設置された順番管理端末100を図示しているが、多数の施設に設置される順番管理端末100が管理サーバ300によって管理されている。
順番管理端末100は、施設の入り口付近などに設置され、来訪者が当該施設へ入場したり、サービスを受けたりする際の順番待ちを管理するための端末装置であり、タブレット端末などが利用される。サービスを提供する業者は、あらゆる業種・業態の業者が対象となる。順番管理端末100は、タブレット端末に限らず、パーソナルコンピュータ(PC)、ノートPC、スマートフォン、携帯電話機、携帯情報端末(PDA)など、通信ネットワークNを介して管理サーバ300とデータの授受が可能なあらゆる端末装置を利用することができる。
プリンタ200は、有線ケーブルまたは無線によって順番管理端末100と接続され、順番待ちの数などをあらわす順番券やクーポンなどを発券する。
管理サーバ300は、例えば、演算処理能力の高いコンピュータによって構成され、そのコンピュータにおいて所定のサーバ用プログラムが動作することにより、サーバ機能を実現するものである。ここで、管理サーバ300を構成するコンピュータは、必ずしも1台である必要はなく、通信ネットワークN上に分散する複数のコンピュータから構成されてもよい。管理サーバ300は、施設ごとに順番管理端末100を管理するための管理データベース(記憶部)310と、プロセッサ(ステータス更新部、作業時間分析部)320と、を備えている。管理データベース310は、クライアント管理テーブルTA1と、ステータス管理テーブルTA2と、作業記録管理テーブルTA3を備えている。
クライアント管理テーブルTA1には、施設ごとに固有のIDとパスコード(アカウント)が対応づけて登録されている。ここでは、「自動車ディーラーA」で利用される順番管理端末100に対して「ID:A1・・・」、「パスコード:AA2・・・」が設定されている。これら施設ごとのID及びパスコードは、例えば、システム導入の際に各施設で順番待ちの管理を行う管理者(例えば、店舗のオーナーなど)によって設定される。なお、本実施形態では、1施設で1台の順番管理端末100を利用する場合を想定するが、1施設で複数の順番管理端末100を利用しても良い(第2実施形態参照)。1施設で複数の順番管理端末100を利用する場合には、同一のIDとパスコードを利用しても良いが、例えば所定の条件に従い、複数のIDとパスワードを使い分けるようにしても良い。
ステータス管理テーブルTA2には、各施設での順番待ちリストが登録されている。この順番待ちリストは、順番待ちをしている者(順番待ち組)の一覧と、各々の順番待ち組の順番待ち状況をあらわす情報(ステータス情報)が含まれる。ステータス情報には、お客様向けステータス情報(外部用ステータス情報)と店内用ステータス情報(内部用ステータス情報)が含まれる。お客様向けステータス情報は、順番待ちをしている利用客に対して見せるステータスの情報であり、例えば「未呼出」、「呼出中」、「案内済」、「取消」のいずれかである。「未呼出」は、順番待ちリストへの登録後、まだ呼出も案内も行われていない状態であることを意味する。「呼出中」は、順番待ちをしている者に対して順番が来たことを通知した状態で、かつ案内は済んでいない状態であることを意味する。具体的には、店内にいる客を口頭で呼び出したり、電話やメールなどで知らせた状態である。「案内済」は、順番が来た者に対して、サービスの提供が開始した状態であることを意味する。「取消」は、順番待ちをキャンセルした状態であることを意味する。
店内用ステータス情報は、施設側で、業務の管理に利用するための内部ステータスである。店内用ステータス情報には、施設で提供されるサービスに含まれる複数の業務ステップのうち、現在サービスを提供中の業務ステップの情報が含まれる。例えば「自動車ディーラーA」の場合、自動車整備サービスに含まれる業務ステップは、「修理・検査」、「洗車」、「伝票作成」、「会計」である。
自動車ディーラーAについては、順番待ちリストの1レコードに、受付番号「1」、受け付け時間は「13:03」、お客様向けステータス情報は「案内済」、店内用ステータス情報は「洗車」等の情報が含まれている。どのような情報を順番待ちリストに含めるかは、各施設の管理者等が適宜設定および変更可能となっている。また、順番待ちリストの内容は、順番管理端末100から送信される順番待ちリストへの新規登録情報、またはステータスの更新情報(詳細は後述)に基づいて更新される。
作業記録管理テーブルTA3には、各施設での作業記録リスト(内部用ステータス情報)が登録されている。作業記録リストには、施設毎に、各順番待ち組に対して実際にサービスを提供した際の、各業務ステップの開始時刻と終了時刻の情報が登録されている。例えば自動車ディーラーAについては、1レコードに、受付番号「1」、「修理・検査:(開始)13:10(終了)13:30」、「洗車:(開始)13:30(終了)13:45」、「伝票作成:(開始)13:45(終了)13:50」、「会計:(開始)13:50(終了)14:00」等の情報が含まれている。なお、各業務ステップの開始時刻と終了時刻の代わりに、各業務ステップの作業に要した時間(終了時刻と開始時刻の差分)を保持するようにしてもよい。管理サーバ300が順番管理端末100から順番待ちリストへの新規登録情報を受信すると、作業記録リストに、受付番号に対応したレコードが作成される。その後、順番管理端末100から送信されるステータスの更新情報基づいて、作業記録リストの各レコードの内容が更新される。
プロセッサ320は、算術演算、論理演算、ビット演算等を処理する算術論理演算ユニット(CPUなど)および各種レジスタから構成され、ROM等の記憶手段に格納されている各種プログラムを実行することで管理サーバ300の各部を中枢的に制御する。また、プロセッサ320は、順番管理端末100と連携して順番待ちを管理するためのコンピュータプログラム(順番管理アプリケーション)も実行する。
通信ネットワークNは、管理サーバ300と順番管理端末100との間で相互に情報を送受信可能な通信網を含む。通信ネットワークNは、例えば、インターネット、LAN、専用線、電話回線、企業内ネットワーク、移動体通信網、ブルートゥース、WiFi(Wireless Fidelity)、その他の通信回線、それらの組み合わせ等のいずれであってもよく、有線であるか無線であるかを問わない。
図2は、順番管理端末100の主要構成を示すブロック図である。順番管理端末100は、プロセッサ(表示制御部)110と、入力装置(表示部)115と、表示装置116と、通信インタフェース120と、記憶資源130とを備える。順番管理端末100は、利用者が直接タッチパネルなどの入力装置115を操作することで、順番待ちリストへの受付や消込み等の入力を受け付ける。ここで、利用者としては、来店者や従業者等が想定される。例えば、来店者は順番待ちリストに新たに順番待ちの登録をするための入力を行い、従業者等は順番待ちリストに登録されている情報のステータスを更新するための入力を行う。なお、ここでは、施設の管理者や従業者などを従業者等と総称する。
プロセッサ110は、算術演算、論理演算、ビット演算等を処理する算術論理演算ユニット(CPUなど)および各種レジスタから構成され、記憶資源130に格納されている各種プログラムを実行することで順番管理端末100の各部を中枢的に制御する。各種レジスタは、例えば、プログラムカウンタ、データレジスタ、命令レジスタ、汎用レジスタ等である。
入力装置115は、順番待ちリストへの受付や順番待ちリストからの消込み等の入力を受け付けるための各種操作ボタンやタッチパネル115aを備えている。
表示装置116は、順番待ちリストや受付ボタン等を含む受付画面や待受画面を表示するための装置であり、例えば液晶ディスプレイにより構成される。
通信インタフェース120は、通信ネットワークNに接続し、通信ネットワークN上の他の端末と通信をするためのハードウェアモジュールである。通信インタフェース120は、例えば、ISDNモデム、ADSLモデム、ケーブルモデム、光モデム、ソフトモデム等の変調復調装置である。
記憶資源130は、例えば、物理デバイスの記憶領域が提供する論理デバイスである。物理デバイスは、例えば、ディスクドライブまたは半導体メモリ(ROM、RAMなど)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。記憶資源130は、複数の物理デバイスを1つの論理デバイスにマッピングして構築してもよいし、1つの物理デバイスを複数の論理デバイスにマッピングして構築してもよい。
記憶資源130には、オペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、各種データ等が格納される。ドライバプログラムとしては、例えば、通信インタフェース120を制御するための通信インタフェースドライバプログラム等がある。また、記憶資源130には、これら各種プログラムや各種データのほか、プロセッサ110が実行することにより、管理サーバ300と連携して順番待ちを管理するためのコンピュータプログラム(順番管理アプリケーション)AP1が記憶されている。
次に、本実施形態における順番管理システム1000の動作について説明する。
順番管理システム1000の利用者としては、店舗への来店者や従業者等が想定される。来店者は、自動車ディーラーAの入り口付近に設置された順番管理端末100を操作して、順番待ちリストに新規の順番待ちを登録するための操作を行う。具体的には、表示装置116に表示されるメッセージに従ってタッチパネル115aを適宜操作して、必要事項を入力する。受付の際にいかなる項目を入力対象とするかは、各施設の管理者等の意向に応じて決定すればよい。
なお、来訪者が直接タッチパネル115aを操作する代わりに、従業者等が、注文を受け付けるための入力を行ってもよい。このとき、従業者等は、施設の入り口付近に設置された順番管理端末100を操作してもよいし、後述するように、従業者等が個別に使用する順番管理端末100を操作してもよい。
なお、順番管理端末100には、お客様モード(第1モード)と店舗モード(第2モード)が用意されており、これらのモードの間の切換操作は、施設の管理者や従業者など、施設のID、パスコードを知っている者がタッチパネル115aを操作することによって行われる。お客様モードでは順番待ちの受付操作のみが可能であるが、店舗モードでは、順番待ちの受付操作の他に、順番待ちリストの更新操作や、後述するように、業務ステップの設定操作も行うことができる。
(順番待ちリストへの新規登録受付)
図3は、順番管理システム1000における順番待ちの新規登録受付処理の流れを示すフローチャートである。
順番管理端末100は通信インタフェース120を介して、管理サーバ300からステータス管理テーブルTA2に登録されている順番待ちリストに含まれる情報を受信する(ステップS11)。
次に、順番管理端末100は、図4に例示するような、順番待ちの受付をするための受付画面を表示装置116に表示させる(ステップS12)。
図4は、順番管理端末100の表示装置116に表示されるお客様モードの受付画面を例示した図である。図4に示すように、受付画面では、管理サーバ300のステータス管理テーブルTA2に登録されている順番待ちリストの少なくとも一部、例えば、順番待ちをしている者の受付番号と現在の客向けステータスが、受付をした順番に時系列に並べられた一覧が表示される。また、現在順番待ちをしている待ち組数も表示される。さらに、待ち時間の目安や、順番待ちリストへの受け付け操作を促すメッセージや受付ボタン等が表示装置116に表示される。
待ち時間の目安は、現在の待ち組数に平均的な1組当たりの待ち時間を掛けて算出した値などを用いることができる。なお、待ち時間の目安は、管理サーバ300のプロセッサ320において計算し、順番管理端末100に送信するようにしてもよいし、順番管理端末100において算出するようにしてもよい。なお、受付画面に表示される項目は、各施設の管理者等の意向に応じて決定することができる。
順番管理端末100は、表示された受付画面に対して、来訪者や従業者等によるタッチパネル115aなどの入力装置115を介した操作入力が行われたか否かを検知する(ステップS13)。例えば、タッチパネル115aへの操作が検知され、入力が受け付けられると(ステップS13:YES)、受付完了画面を表示させる(ステップS14)。受付完了画面には、受付番号(待ち番号)や、現時点での待ち時間等が表示される。また、順番券を受け取るよう促すメッセージが表示され、利用者は、順番管理端末100に接続されたプリンタ200から印刷される順番券を受け取ることができる。順番券の使い方については後述する。
確定した新規登録情報は、順番管理端末100から通信ネットワークNを介して管理サーバ300に送信される(ステップS15)。管理サーバ300は、ある施設(ここでは、自動車ディーラーA)から新規登録情報を受信すると、受信した新規登録情報に基づいて、順番待ちリストに順番待ちを1組新たに追加する処理を行い、ステータス管理テーブルTA2を更新する。また、作業記録管理テーブルTA3にも新たなレコードを追加する。(ステップS16)。
(ステータス管理)
従業者等は、順番管理端末100のタッチパネル115aを操作することにより、順番管理端末100を店舗モードに設定することができる。店舗モードは、順番待ちの入力の受け付けの他、順番待ちリストに対するステータス更新操作や、業務ステップの作業時間の分析等を行うためのモードである。
図5は、順番管理システム1000における順番待ちの状況(ステータス)の更新の流れを示すフローチャートである。まず、従業者等は、順番管理端末100を店舗モードに設定し、表示装置116に店舗モードのステータス管理画面を表示させる(ステップS21)。
図6は、店舗モードのステータス管理画面を例示した図である。図6に示すように、表示部L1には、順番待ちリストに登録されている順番待ち組のステータス情報が受付をした順番に表示される。具体的には、順番待ち組ごとに、「受付番号」、「受付時間」、現在の「業務ステップ(店内用ステータス情報)」などの情報が表示される。また、「呼出中」、「未呼出」等の客向けステータスも表示することができる。さらに、ステータス管理画面には、現在順番待ちをしている待ち組数や現在の待ち時間の目安等も表示される。
従業者等は、表示された順番待ちリストの中から、順番待ち状況の更新対象を特定し、その対象が表示されている行の「ステータス変更」ボタンを押下する(ステップS22)。この結果、図7に示すような順番待ち状況の更新操作画面が表示される。図7に示すように、順番待ち状況の更新操作画面では、各業務ステップを示す操作ボタン群BGが表示される。図7では、受付番号「2」の行を選択した場合の例を示している。受付番号「2」の行は、現在の業務ステップは「洗車」なので、「洗車」の左に、現在のステータスであることを示すチェックマークが表示される。
従業者は、所望のボタンをタップすることで、順番待ち状況の更新操作を行う(ステップS23)。例えば、洗車の作業が終了後、従業者等が「伝票作成」のボタンをタップすると、ステータスが「伝票作成」に移行する。
かかる操作がなされると、順番待ち状況の更新指示をあらわすステータスの更新情報が、順番管理端末100から通信ネットワークNを介して管理サーバ300にアップロードされる(ステップS24)。
管理サーバ300は、受信したステータスの更新情報に基づき、ステータス管理テーブルTA2を書き換え、当該施設の順番待ちリストを更新する(ステップS25)。例えば、受付番号「2」で「伝票作成」ボタンをタップした場合には、順番待ちリストの受付番号「2」のレコードの店内用ステータス情報は「伝票作成」に更新される。なお、お客様向けステータス情報は「案内済」のままとなる。
さらに、管理サーバ300は、受信したステータスの更新情報に基づき、作業記録管理テーブルTA3を書き換え、当該施設の作業記録リストを更新する(ステップS26)。例えば、受付番号「2」で「伝票作成」ボタンをタップした場合には、作業記録リストの受付番号「2」のレコードに、終了した業務ステップ「洗車」の終了時刻と、開始した業務ステップ「伝票作成」の開始時刻の情報が新たに登録される。具体的には、管理サーバ300は、ステータスの更新情報を受信した時刻を作業記録リストのそれぞれの項目に登録する。なお、作業記録リストに、開始時刻と終了時刻の代わりに作業時間を登録する場合には、各業務ステップの開始時刻と終了時刻を利用して差分を算出し、作業時間として登録するようにしてもよい。
(作業時間の分析処理)
図8は、順番管理端末100の表示装置116に表示される店舗モードの作業時間分析画面を例示した図である。図8に示すように、自動車ディーラーAの業務ステップの一覧と、各業務ステップについて、作業に要した平均の作業時間が表示される。また、各業務ステップについて、最長作業時間と最短作業時間の情報も表示される。
管理サーバ300は、自動車ディーラーAの営業終了後、作業記録管理テーブルTA3から、その日に作業記録リストに登録された全レコードについて、業務ステップ毎に作業時間を算出する。具体的には、作業記録リストに登録されている各業務ステップの終了時刻から開始時刻を引いた差分を算出する。
さらに、各業務ステップの作業時間について、全レコードの平均を算出し、平均作業時間とする。また、各業務ステップについて、全レコードの中から最も長い作業時間と最も短い作業時間を抽出し、それぞれ最長作業時間、最短作業時間とする。
作業時間分析画面には、上記のようにして算出された業務ステップ毎の平均作業時間、最長作業時間、最短作業時間が表示される。なお、業務ステップ毎の平均作業時間、最長作業時間、最短作業時間を算出するタイミングは業務終了後に限らず、営業時間中、一定時間毎に、その時点で登録されているデータを用いて計算するようにしてもよい。
以上のように、本実施形態によれば、管理サーバ300において、利用客に順番待ちの状況を知らせるためのお客様向けステータス情報と、施設側で業務の管理に利用するための店内用ステータス情報を管理し、順番管理端末100のお客様モード画面にはお客様向けステータス情報を表示し、店舗モード画面には店内用ステータス情報を表示するようにしたので、利用客の順番待ちの管理に加え、施設側のサービス提供にかかる業務支援も行うことができる。
また、店内用ステータス情報として、現在提供している業務ステップを示す情報と、実際にサービスを提供した際の、各業務ステップに要した作業時間の情報を含むようにしたので、各業務に要する時間を分析して、人員の最適化などに役立てることができる。具体的には、各業務ステップの平均作業時間や、最長作業時間、最短作業時間等を分析することができる。
B.第2実施形態
上述した第1実施形態では、1施設で1台の順番管理端末100を利用する場合について説明したが、第2実施形態では、1施設で複数の順番管理端末100を利用する場合について説明する。
図9は、第2実施形態に係る順番管理システム1000’の概略構成を示す図である。図9に示す順番管理システム1000’は、1施設に複数台の順番管理端末100が設けられている点を除けば、図1と同様である。よって、対応する部分には同一符号を付し、詳細な説明は割愛する。
1施設で複数台の順番管理端末100を利用する場合には、各順番管理端末100の間でデータが共有される点において、1台の順番管理端末100のみを利用する場合と異なる。図10は、3台の順番管理端末100A〜100Cを利用して順番管理を行う場合のシーケンス図である。たとえば、自動車ディーラーAにおいて特定の順番管理端末100(図9に示す順番管理端末100A)が操作されると(C1)、その操作内容(ここでは、ステータスの更新情報を想定)は管理サーバ300にアップロードされる(C2)。管理サーバ300は、受信したステータスの更新情報に基づき、ステータス管理テーブルTA2に登録されている自動車ディーラーAのステータス情報を更新する(C3)。自動車ディーラーAで利用されている順番管理端末100A以外の端末、すなわち順番管理端末100B及び100Cは、施設ごとに固有のアカウントをキーとして、ステータス管理テーブルTA2に登録されているステータス情報の問い合わせを行う(C4)。管理サーバ300は、順番管理端末100B及び100Cに対してアップデートされた最新のステータス情報を送信し(C5)、処理を終了する。これにより、自動車ディーラーAで利用されている全ての順番管理端末100A〜100Cで、アップデートされた最新のステータス情報が共有される。
この結果、最新の情報が、常に同期した状態で各順番管理端末100に反映され、これにより、1施設で複数台の順番管理端末100を利用する場合であっても、順番待ちの更新情報が一部の順番管理端末100において反映されない等の不具合を生ずることなく、最適な順番待ち管理を行うことが可能となる。
C.その他
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、他の様々な形で実施することができる。このため、上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。例えば、上述した各処理ステップは処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更し、または並列に実行することができる。
プリンタ200から発券される順番券について特に言及しなかったが、利用客が、受付入力を行った後、プリンタ200から受付番号を印字した伝票が発券されるようにしてもよい。
1000、1000’…順番管理システム
100、100A、100B、100C…順番管理端末
200…プリンタ
300…管理サーバ
TA1…クライアント管理テーブル
TA2…ステータス管理テーブル
TA3…作業記録管理テーブル
N…通信ネットワーク
110…プロセッサ
115…入力装置
115a…タッチパネル
120…通信インタフェース
130…記憶資源
AP1…順番管理アプリケーション

Claims (5)

  1. 施設においてサービスを受ける順番待ち組の順番待ち状況を管理する順番管理システムであって、
    前記順番待ち組に対して順番待ちの状況を知らせるために用いる各順番待ち組の外部用ステータス情報と、前記施設において業務の管理に利用するために用いる各順番待ち組の内部用ステータス情報を保持する記憶部と、
    新規の順番待ちの入力、またはステータス情報の更新情報の入力に基づいて、前記外部用ステータス情報および前記内部用ステータス情報を更新するステータス更新部と、
    前記順番待ち組への情報提供に利用する第1モードの画面には前記外部用ステータス情報を表示し、前記施設内で管理用に利用する第2モードの画面には前記内部用ステータス情報を表示する表示制御部と、を備え、
    前記内部用ステータス情報は、前記サービスに含まれる複数の業務ステップのうち、現在進行中の業務ステップを示す情報と、各順番待ち組に対して実際に前記サービスを提供した際の、各業務ステップに要した作業時間の情報を含み、前記作業時間の情報は、各業務ステップの開始時刻と終了時刻の情報を含み、
    前記ステータス情報の更新情報は、更新後の業務ステップを示す情報を含み、
    前記ステータス更新部は、前記ステータス情報の更新情報の入力に基づいて、前記現在進行中の業務ステップを、前記更新後の業務ステップに更新すると共に、前記ステータス情報の更新情報を受けた時刻を、更新前の業務ステップの終了時刻および前記更新後の業務ステップの開始時刻として登録する、順番管理システム。
  2. 前記内部用ステータス情報に含まれる、各順番待ち組についての各業務ステップに要した作業時間の情報を用いて、各業務ステップの平均作業時間を算出する、作業時間分析部と、
    各業務ステップの前記平均作業時間の情報を表示する表示部と、を備えた請求項に記載の順番管理システム。
  3. 前記作業時間分析部は、
    各順番待ち組についての各業務ステップに要した作業時間の情報の中から、各業務ステップについての最長作業時間と最短作業時間を抽出し、
    前記表示部は、
    各業務ステップの前記最長作業時間と前記最短作業時間の情報を表示する、請求項に記載の順番管理システム。
  4. 施設においてサービスを受ける順番待ち組の順番待ち状況を管理する順番管理装置であって、
    前記順番待ち組に対して順番待ちの状況を知らせるために用いる各順番待ち組の外部用ステータス情報と、前記施設において業務の管理に利用するために用いる各順番待ち組の内部用ステータス情報を保持する記憶部と、
    新規の順番待ちの入力、またはステータス情報の更新情報の入力に基づいて、前記外部用ステータス情報および前記内部用ステータス情報を更新するステータス更新部と、を備え、
    前記内部用ステータス情報は、前記サービスに含まれる複数の業務ステップのうち、現在進行中の業務ステップを示す情報と、各順番待ち組に対して実際に前記サービスを提供した際の、各業務ステップに要した作業時間の情報を含み、前記作業時間の情報は、各業務ステップの開始時刻と終了時刻の情報を含み、
    前記ステータス情報の更新情報は、更新後の業務ステップを示す情報を含み、
    前記ステータス更新部は、前記ステータス情報の更新情報の入力に基づいて、前記現在進行中の業務ステップを、前記更新後の業務ステップに更新すると共に、前記ステータス情報の更新情報を受けた時刻を、更新前の業務ステップの終了時刻および前記更新後の業務ステップの開始時刻として登録する、順番管理装置。
  5. 施設においてサービスを受ける順番待ち組の順番待ち状況を管理するコンピュータを、
    前記順番待ち組に対して順番待ちの状況を知らせるために用いる各順番待ち組の外部用ステータス情報と、前記施設において業務の管理に利用するために用いる各順番待ち組の内部用ステータス情報を保持する記憶部と、
    新規の順番待ちの入力、またはステータス情報の更新情報の入力に基づいて、前記外部用ステータス情報および前記内部用ステータス情報を更新するステータス更新部と、して機能させ、
    前記内部用ステータス情報は、前記サービスに含まれる複数の業務ステップのうち、現在進行中の業務ステップを示す情報と、各順番待ち組に対して実際に前記サービスを提供した際の、各業務ステップに要した作業時間の情報を含み、前記作業時間の情報は、各業務ステップの開始時刻と終了時刻の情報を含み、
    前記ステータス情報の更新情報は、更新後の業務ステップを示す情報を含み、
    前記ステータス更新部は、前記ステータス情報の更新情報の入力に基づいて、前記現在進行中の業務ステップを、前記更新後の業務ステップに更新すると共に、前記ステータス情報の更新情報を受けた時刻を、更新前の業務ステップの終了時刻および前記更新後の業務ステップの開始時刻として登録する、プログラム。
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