JP2006350639A - サービス提供システム及びサービス提供装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 顧客の受付に関する情報を取得して最適なサービスを提供するサービス提供システム及びサービス提供装置を提供する。
【解決手段】 担当者のIDを用件に対応する担当者として選択する担当者選択手段11bと、顧客の待ち時間を算出する待ち時間算出手段11cと、待ち時間テーブルを更新する待ち時間テーブル更新手段11dと、受付テーブルを更新する受付テーブル更新手段11eと、受付データの用件種別のIDを含む受付通知情報を生成して、窓口端末に受付情報を送信する受付情報送信手段11fとを備えるサービス提供装置10と、受付データを生成する送信データ生成部32と、受付データを送信する送信処理部34とを備える顧客端末30と、受付待ちデータを更新する更新処理部21と、受付待ち表示画面を表示する表示処理部22とを備える窓口端末20aとが接続される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、顧客の対応を受け付ける際に利用されるサービス提供システム及びサービス提供装置に関する。
金融機関に来店した顧客が窓口で対応されるまでに待たなくてはならないことがある。具体的には、窓口において既に別の顧客の対応をしている場合にはその別の顧客の対応が終了するまで待つ必要があり、更に既に順番待ちしている顧客がいる場合にはその全ての順番待ちしている顧客の対応が終了するまで待つ必要がある。このような場合、顧客は配布された整理券等を受け取った後、自分の順番が来るまで待つ必要がある。
これに対応し、専用の端末を利用して予め受け付けを行い、用件内容等を条件にして対応の最適化することが考えられる。具体的に、予約サーバに対して端末である携帯電話機から複数の診療科を指定して予約の申し込みをすると、サーバにより複数の診療科から順番待ち等の状況等に基づいて予約をすることの出来る予約システムがある(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載の技術では、診療所に行く前に待ち人数、平均処理時間、移動時間を考慮した上で診療所における予約を行うことが出来る為、診療所に到着してから診察が開始されるまでの待ち時間を短縮させることが出来る。
特開2002−329002号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、予約をするためのシステムであり、予め予約をされた診療所に到着した後には更に詳細な項目の手続を要する。例えば、特許文献1に記載の技術を金融機関における順番の予約に利用する場合、窓口で対応されるための順番を予約したとしても、対応を希望する用件を処理するために必要な詳細な項目の情報は、顧客が窓口に通されてから初めて担当者との対応で行っていた。そのため、窓口に通されてから手続が終わるまでの手続時間を軽減することは出来ない問題点が存在する。
そこで、本発明は上述した問題点を解決するためのものであり、顧客の受付に関する情報を取得し、この取得した情報を基に当該顧客に最適なサービスを提供するサービス提供システム及びサービス提供装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の特徴に係るサービス提供システムは、窓口端末で用件の処理に対応する担当者のID及び用件種別のID、担当者の処理に要する平均時間が関連付けられるレコードを有する担当者情報が少なくとも記憶される記憶装置と、顧客端末から顧客のID及び用件種別のIDを含む受付データを受信すると、窓口端末のID、用件種別のID及び担当者のIDが記憶される待ち時間テーブルを記憶装置から読み出して、受付データに含まれる用件種別のIDを含むレコードを受付テーブルから抽出し、この抽出されたレコードに含まれる担当者のIDを顧客端末から入力された用件に対応する担当者として選択する担当者選択手段と、担当者のIDが選択されると、前記記憶装置から担当者情報を読出し、当該選択された担当者が用件の処理を対応するために要する平均時間抽出し、顧客の待ち時間を算出する待ち時間算出手段と、担当者選択手段で抽出された用件種別のIDを含むレコードを待ち時間テーブルから読み出して、当該テーブルにおける待ち時間とインクリメントされた待ち人数とを書き替える待ち時間テーブル更新手段と、担当者のIDが選択されると、新たに付与された受付番号をキーとして、顧客のID及び顧客端末から入力された用件種別のIDを含むレコードを生成し、このレコードを受付テーブルに挿入して記憶装置に記憶させる受付テーブル更新手段と受付テーブルが更新されると、受付データの用件種別のIDを含む受付通知情報を生成して、担当者選択手段で抽出したレコードに含まれる窓口端末に受付情報を送信する受付情報送信手段を有する割当処理部とを備えるサービス提供装置と、用件種別のID及び顧客のIDを含む受付データを生成する送信データ生成部及び受付データを前記サービス提供装置に送信する送信処理部とを備える顧客端末と、サービス提供装置から受付通知情報を受信すると、この受付通知情報に含まれる顧客のIDを記述したレコードを生成して窓口端末を利用する担当者に対して受付待ちしている顧客のIDと受付待ちしている用件種別のIDと受付待ち時間を含むレコードを有して記憶部に記憶される受付待ちデータを更新する更新処理部と、受付待ちデータに基づいて、受付待ち表示画面を表示装置に表示する表示処理部とを有する窓口端末とを備える窓口端末とが接続される。
上記構成による本発明によれば、顧客の希望する用件を処理する窓口を割り当て、顧客に用件の処理が開始されるまでの待ち時間を通知することができるとともに、窓口端末に対しても顧客の待ち情報を通知することができる。
また、本発明の特徴にサービス提供システムは、顧客端末は、送信データ生成部で生成された受付データを暗号化する暗号化処理部を備え、サービス提供装置は、顧客端末から送信された受付データを復号化する復号化処理部とを備えることが望ましい。
上記構成による本発明によれば、顧客端末からサービス提供装置に送信されたデータ漏洩を防ぎ、セキュリティの向上を図ることができる。
さらに、本発明の特徴に係るサービス提供システムは、サービス提供装置は、顧客端末から顧客のIDおよび用件種別のIDを含む詳細リクエストを受信すると、詳細リクエストに含まれる用件種別のIDに詳細IDが関連付けられる詳細テーブルを記憶装置から読み出して、用件種別のIDに関連付けられる詳細IDを抽出し、抽出された詳細IDから顧客に対応を希望する詳細IDを選択させる詳細選択画面情報を生成して、顧客端末に詳細選択画面情報を送信する選択画面情報送信手段と、顧客端末から顧客のIDと選択された詳細IDとを含む入力詳細データを受信すると、この入力詳細データに含まれる顧客のID及び詳細IDにその待ち時間を含む新たなレコードを生成し、このレコードを受付顧客情報に挿入して記憶装置に記憶させる受付顧客情報更新手段と、受付顧客情報にレコードが挿入されると、顧客のIDと選択された詳細IDとその待ち時間を含む受付顧客情報更新通知を生成し、この受付顧客情報更新通知を生成して窓口端末に送信する受付顧客情報送信手段とを有する詳細情報処理部を備え、顧客端末は、サービス提供装置から受信した詳細選択画面情報に基づいて、詳細選択画面を生成して表示部に表示させる表示処理部を備え、送信データ生成部は、選択された詳細用件に基づいて、入力詳細データを生成し、送信処理部は、送信データ生成部で生成された入力詳細データをサービス提供装置に送信し、窓口端末は、記憶部で前記窓口端末を利用する担当者に対して受付待ちしている顧客のID、受付待ちしている詳細ID及び受付待ち時間を含むレコードを有する受付顧客データを記憶し、更新処理部は、サービス提供装置から受付情報更新通知を受信すると、記憶部に記憶される受付顧客データを更新し、表示処理部は、更新された受付顧客データに基づいて、表示装置に表示されている窓口受付待ち画面を変更して表示することが望ましい。
上記構成による本発明によれば、窓口における用件の処理が開始される前に、詳細な用件の内容を判断した上で、必要な項目のデータを入力することで、待ち時間を有効活用することが出来るとともに、窓口における処理を短縮させて、混雑を緩和させることが出来る。
また、本発明の特徴に係るサービス提供システムは、窓口端末の変更処理部は、入力装置を介して記憶部に記憶される受付顧客データの変更処理がされると、受付顧客データの変更されたレコードに含まれる顧客のID、詳細ID及び待ち時間を含む変更データをサービス提供装置に送信し、サービス提供装置の受付顧客情報更新手段は、変更データを受信すると、受信した変更データに基づいて受付顧客情報を更新するとともに、顧客IDで識別される顧客端末に前記待ち時間を含む変更通知画面情報を送信することが望ましい。
上記構成による本発明によれば、待ち時間が変更された場合には、サービス提供装置を介して顧客端末に通知するため、顧客は待ち時間の変更を把握することが出来るとともに、サービス提供装置は新たな顧客の待ち時間を算出する際に正しい待ち時間を算出することが出来る。
本発明によれば、顧客の受付に関する情報を取得して最適なサービスを提供するサービス提供システム及びサービス提供装置を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の最良の実施の形態を説明する。
(システム)
図1は、本発明の最良の実施の形態に係るサービス提供システム1を示す図である。
サービス提供システム1は、サービス提供装置10、窓口端末20a〜20c及び顧客端末30a〜30cを有する。以下において、サービス提供システム1は金融機関においてサービスを提供するシステムとして説明する。なお、以下では、窓口端末20aを用いて説明するが、窓口端末20b又は20cに変えても同一である。また、顧客端末30a〜30cを用いて説明するが、顧客端末30b又は30cに変えても同一である。
サービス提供装置10は、顧客端末30aに入力された用件に関するデータを通信ネットワーク40を介して受信し、用件を処理する窓口端末20aに通信ネットワークを介して送信する。窓口端末20aは金融機関において顧客の希望する用件の処理に対応する窓口に設置される。顧客端末30aは、金融機関を利用する顧客が利用する端末であり、サービス提供システム1が導入されている金融機関に来店した顧客に貸し出されても良く、顧客が個人で所有する携帯電話機を利用しても良い。
なお、サービス提供装置10と窓口端末20aを接続するネットワーク40は、例えば、セキュリティの確保されるLANやインターネット回線を利用することが考えられる。また、サービス提供装置10と顧客端末30aを接続するネットワーク40は、例えば、ブルートゥース(登録商標)や赤外線通信等の近距離向けの無線通信手段を利用することも出来るし、インターネット回線を利用すれば、遠隔地からも受け付けをすることができる。
(サービス提供装置)
サービス提供装置10は、図1に示すように、割当処理部11、詳細情報処理部12、付加情報生成処理部13、復号化処理部14を有している。
図2は、割当処理部11の詳細な構成を説明するブロック図であり、用件入力画面情報送信手段11a、担当者選択手段11b、待ち時間算出手段11c、待ち時間テーブル更新手段11d、受付テーブル更新手段11e及び受付情報送信手段11fを有している。
図3は、詳細情報処理部12の詳細な構成を説明するブロック図であり、詳細選択画面情報送信手段12a、受付顧客情報更新手段12b、受付顧客情報送信手段12c及び照合判定手段12dを有している。
図4は、付加情報生成処理部13の詳細な構成を説明するブロック図であり、検出手段13a、抽出手段13b及び画面情報生成手段13cを有している。
サービス提供装置10は、図5に示すように、中央処理制御装置101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103および入出力インタフェース109が、バス110を介して接続されている。入出力インタフェース109には、入力装置104、表示装置105、通信制御装置106、記憶装置107およびリムーバブルディスク108を有する。
中央処理制御装置101は、入力装置104からの入力信号に基づいてROM102からサービス提供装置10を起動するためのブートプログラムを読み出して実行し、更に記憶装置107に記憶されたオペレーティングシステムを読み出す。更に中央処理制御装置101は、入力装置104や通信制御装置106等の入力信号に基づいて、各種装置の制御を行ったり、RAM103や記憶装置107等に記憶されたプログラムおよびデータを読み出してRAM103にロードするとともに、RAM103から読み出されたプログラムのコマンドに基づいて、データの計算または加工など、後述する一連の処理を実現する処理装置である。
入力装置104は、操作者が各種の操作を入力するキーボード、マウスなどの入力デバイスにより構成されており、操作者の操作に基づいて入力信号を作成し、入出力インタフェース109およびバス110を介して中央処理制御装置101に送信される。表示装置105は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイなどであり、中央処理制御装置101からバス110および入出力インタフェース109を介して表示装置105において表示させる出力信号を受信し、たとえば、中央処理制御装置101の処理結果などを表示する装置である。通信制御装置106は、LANカードやモデムなどの装置であり、サービス提供プログラムを実行するサービス提供装置10をインターネットやLANなどの通信ネットワークに接続する装置である。通信制御装置106を介して通信ネットワークと送受信したデータは入力信号または出力信号として、入出力インタフェース109およびバス110を介して中央処理制御装置101に送受信される。
記憶装置107は半導体記憶装置または磁気ディスク装置等であって、中央処理制御装置101で実行されるプログラムやデータが記憶されている。リムーバブルディスク108は、光ディスクやフレキシブルディスクのことであり、ディスクドライブによって読み書きされた信号は、入出力インタフェース109及びバス110を介して中央処理制御装置101に送受信される。サービス提供装置10の記憶装置107は、顧客情報15a、入力画面情報15b、待ち時間テーブル15c、担当者情報15d、受付テーブル15e、用件テーブル15f、詳細テーブル15g、用件詳細テーブル15h、受付顧客情報15i及び付加情報15jを記憶している。
また、サービス提供装置10は、サービス提供プログラムが中央処理制御装置101に読み込まれて実行されることによって、割当処理部11、詳細情報処理部12、付加情報生成処理部13及び復号化処理部14が実装される。
なお、本発明の最良の実施の形態に係るサービス提供装置10は、図1に示すように1台のコンピュータにおいて実行されても良いし、互いに通信可能な複数のコンピュータにおいて実行されても良い。例えば、記憶装置107を外部に設ける構成や、記憶装置107の一部のデータのみを外部に設ける構成であっても良い。
顧客情報15aは、顧客のIDと、顧客の属性情報とが関連付けられたレコードを有する。
図6は、記憶装置107に記憶される顧客情報15aの一例である。図6に示す顧客情報15aは、顧客を識別する「顧客ID」をキーとして「顧客名」、「性別」、「年齢」、「電話番号」、「電子メールアドレス」、「職業」、「結婚」、「子供有無」及び「口座残高」の項目を含むレコードを有する。「顧客ID」の実データは、登録されている顧客に一意に定められる顧客のIDである。具体的に、この顧客IDを有する顧客は、サービス提供装置10を備える金融機関において、顧客として予め登録されている顧客である。
入力画面情報15bは、窓口で対応を希望する用件の用件種別を入力させるテンプレートである。
待ち時間テーブル15cは、窓口端末20aのID及び用件種別のIDをキーとして、担当者ID、窓口端末30aにおいて用件の対応を待っている顧客の待ち人数及び窓口端末30aにおいて用件の対応が開始されるまでの顧客の待ち時間を含むレコードを有する。
図7は、記憶装置107に記憶される待ち時間テーブル15cの一例である。図7に示す待ち時間テーブル15cは、窓口端末20aを識別する「窓口No.」をキーとして、「用件ID」、「担当者」、「待ち人数」、「受付後経過時間」及び「予想待ち時間」の項目を含むレコードを有する。
「用件ID」の実データは、「窓口No.」で識別される窓口端末30aで対応されている用件種別のIDである。用件としては、例えば、総合口座や住宅ローン等がある。「担当者」の実データは、窓口端末30aで対応する担当者のIDであり、図7に示す例では、担当者の名前である。
具体的に、図7に示す待ち時間テーブル15cは、「用件ID」が「A」で識別される用件(以下、「用件A」とする。)の担当者に「高橋」、「佐藤」及び「井上」が割り当てられている。また、「用件ID」が「B」で識別される用件(以下、「用件B」とする。)の担当者に「田中」及び「斉藤」が割り当てられている。さらに、「用件ID」が「C」で識別される用件(以下、「用件C」とする。)の担当者に「鈴木」が割り当てられている。なお、図7に示す待ち時間テーブル15cでは、「担当者」として担当者の名前が記憶されているが、名前の代わりに担当者を識別する「担当者ID」を記憶させても良い。
「受付後経過時間」の実データは、窓口端末30aで現在対応されている用件が、処理を開始してからの経過時間である。例えば、図7に示す待ち時間テーブル15cでは、「W01」で識別される窓口端末20aでは、対応が開始されてから「2分」が経過し、「W02」で識別される窓口端末20bでは、対応が開始されてから「1分」が経過している。
「予想待ち時間」の実データは、各窓口端末20a〜20cで受付が予定される全ての用件の処理が終了する最大の時間である。例えば、図7に示す待ち時間テーブル15cでは、「W01」で識別される窓口端末20aの予想待ち時間は「7分」であり、「W02」で識別される窓口端末20bの予想待ち時間は「8分」である。
担当者情報15dは、窓口端末20aで用件の処理に対応する担当者のIDをキーとして、担当者が各用件を処理するために要する平均時間を関連付けるレコードを有する。
図8は、記憶装置107に記憶される担当者情報15dの一例である。図8に示す担当者情報15dは、「担当者ID」をキーとして「担当者」、「勤続年数」、「用件A平均処理時間」、「用件B平均処理時間」及び「用件C平均処理時間」を含むレコードを有する。
「担当者ID」の実データは、担当者を識別するIDである。「担当者」の実データは担当者の名前である。「勤続年数」の実データは、「担当者ID」で識別される担当者が勤務している年数である。「用件A平均処理時間」、「用件B平均処理時間」及び「用件C平均処理時間」は、それぞれ「用件A」、「用件B」及び「用件C」を処理するために要する平均時間である。
受付テーブル15eは、顧客端末30aから送信された用件毎の受付番号をキーとして、用件を入力した顧客のID及び用件種別のIDを含むレコードを有する。
図9は、記憶装置107に記憶される受付テーブル15eの一例である。図9に示す受付テーブル15eは、「受付番号」をキーとして「顧客ID」、「用件ID」、「窓口No.」及び「担当者」の項目を含むレコードを有する。
「受付番号」の実データは、各受付に付与された番号である。「顧客ID」の実データは、「受付番号」が付与された用件の顧客のIDである。なお、「顧客ID」の代わりに顧客名を記憶させても良い。
用件テーブル15fは、サービス提供装置10が設置されている金融機関で受け付けられる用件に関する情報である。
図10は、記憶装置107に記憶される用件テーブル15fの一例である。図10に示す用件テーブル15fは、「用件ID」及び「用件内容」が関連付けられるレコードを有する。「用件内容」の実データは、「用件ID」で識別される用件の内容である。例えば、図10に示す用件テーブル15fの場合、「用件A」は「総合口座/定期貯金」であり、「用件B」は「住宅ローン」であり、「用件C」は「投資信託」である。
詳細テーブル15gは、サービス提供装置10が設置されている金融機関で受け付けられる用件についての詳細な手続の情報である。詳細IDをキーとして詳細IDで識別される用件の内容が関連付けられている。この詳細テーブル15gに含まれる詳細内容については、全ての用件について関連付けられている。
図11は、記憶装置107に記憶される詳細テーブル15gの一例である。図11に示す詳細テーブル15gは、「詳細ID」、「詳細内容」及び「関連用件ID」が関連付けられるレコードを有する。「詳細内容」の実データは「詳細ID」で識別される詳細用件の内容であり、この詳細用件の内容は「用件ID」で識別される用件の詳細な内容である。この詳細内容は全ての用件に対して共通する詳細内容である。例えば、図11に示す詳細テーブル15gの場合、「詳細ID」が「D001」で識別される詳細内容は「新規申込」であり、「D002」で識別される詳細内容は「変更届け」である。また、例えば、図10に示すように「用件A」〜「用件N」がある場合には、これらの全ての「用件ID」を「詳細ID」と関連づけられる「関連用件ID」とする。
用件詳細テーブル15hは、サービス提供装置10が設置されている金融機関で受けられる用件についての詳細な手続の情報であり、この手続は用件毎に異なる。用件詳細テーブルでは、詳細IDをキーとして詳細IDで識別される用件の内容及び用件種別のIDが関連付けられている。
図12は、記憶装置107に記憶される用件詳細テーブル15hの一例である。図12に示す用件詳細テーブル15hは、「詳細ID」、「詳細内容」及び「関連用件ID」が関連付けられる。「詳細内容」の実データは、「詳細ID」で識別される詳細用件の内容であり、この詳細用件の内容は「関連用件ID」で識別される用件にリンクする詳細内容である。
例えば、図12に示す用件詳細テーブル15hの場合、「詳細ID」が「D101」で識別される詳細内容は「×××」であり、「用件A」に関する詳細内容である。また、「詳細ID」が「D102」で識別される詳細内容は「○○○」であり、「用件B」及び「用件C」に関する詳細内容である。
受付顧客情報15iは、顧客のIDをキーとして、顧客に選択された詳細IDと待ち時間を含むレコードを有する。
図13は、記憶装置107に記憶される受付顧客情報15iの一例である。受付顧客情報15iは、「顧客名」に「年齢」、「性別」、「詳細ID」、「詳細用件」及び「待ち時間」を含むレコードを有する。「待ち時間」の実データは、窓口端末30aにおいて、顧客が希望する用件の対応が開始されるまでの時間である。
付加情報15jは、顧客に選択された詳細IDと顧客情報に基づいて、顧客に合わせた付加情報を提供するための情報である。具体的に、顧客情報としては、顧客の属性を用いる。
図14は、記憶装置107に記憶される付加情報15jの一例である。図14に示す付加情報15jは、「用件内容」をキーとして「詳細内容」、「付加情報内容」、「トリガー条件」及び「詳細URL」を含むレコードを有する情報である。「付加情報内容」の実データは、顧客に付加情報として通知される情報の内容である。「トリガー条件」の実データは、付加情報を提供する顧客を選択するための条件である。「詳細URL」の実データは、付加情報の詳細な内容を提供するURLである。
具体的に図14に示す付加情報15jの場合、「用件内容」として「外貨貯金」が選択され、「詳細内容」である外貨の種類が「USドル」であり、その取引金額が「1000ドル未満」である場合、または、口座残高が200,000円以上1,300,000円以下の場合、付加情報として「付加情報内容」の実データである「1,000ドル以上で利率+0.1%アップ」というメッセージとその詳細な情報を提供する「詳細URL」の実データであるURLとが顧客端末30aに通知される。
また、「用件内容」として「住宅ローン」が選択され、「詳細内容」として「変動金利」を選択した全ての顧客端末30aに「店頭金利より0.5%優遇」というメッセージとその詳細な情報を提供する「詳細URL」の実データであるURLとが通知される。
割当処理部11は、図2を用いて上述したように、用件入力画面情報送信手段11a、担当者選択手段11b、待ち時間算出手段11c、待ち時間テーブル更新手段11d、受付テーブル更新手段11e及び受付情報送信手段11fを有している。
用件入力画面情報送信手段11aは、顧客端末30aからアクセスリクエストを受信すると、入力画面情報15bを記憶装置107から読み出して顧客端末30aに送信する。
担当者選択手段11bは、顧客端末30aから顧客のID及び用件種別のIDを含む受付データを受信すると、待ち時間テーブル15cを記憶装置107から読み出して受付データに含まれる用件種別のIDを含むレコードを抽出し、抽出されたレコードに含まれる担当者のIDを顧客端末30aから入力された用件に対応する担当者として選択する。
待ち時間算出手段11cは、算出された待ち時間に基づいて、記憶装置107に記憶される待ち時間テーブル15cの待ち人数及び予想待ち時間を書き替えて更新する。
待ち時間テーブル更新手段11dは、待ち時間算出手段11cで顧客の待ち時間が算出されると、算出された待ち時間に基づいて記憶装置107に記憶される待ち時間テーブルを書き替えて更新する。
受付テーブル更新手段11eは、担当者のIDが選択されると、新たに付与された受付番号をキーとして、顧客のID及び顧客端末30aから入力された用件種別のIDを含むレコードを生成し、このレコードを受付テーブル15eに挿入して更新する。
受付情報送信手段11fは、受付テーブル15eが更新されると、顧客端末30aから入力された用件種別のIDが含まれる受付通知情報を生成して選択された担当者が用件の処理を対応する窓口端末20aに送信する。
詳細情報処理部12は、図3を用いて上述したように、詳細選択画面情報送信手段12a、受付顧客情報更新手段12b、受付顧客情報送信手段12c及び照合判定手段12dを有している。
詳細選択画面情報送信手段12aは、顧客端末30から詳細リクエストを受信すると、記憶装置107から用件テーブル15f、詳細テーブル11g及び用件詳細テーブル11hを読み出して詳細選択画面情報を生成し、顧客端末30に送信する。詳細リクエストには、顧客のID及び用件種別のIDが含まれており、具体的には、詳細選択画面情報送信手段12aは、詳細テーブル11g及び用件詳細テーブル11hから受信した詳細リクエストに含まれる用件種別のIDに関連付けられる詳細内容を抽出し、抽出した詳細内容を選択させる詳細選択画面情報を生成する。また、詳細選択画面情報送信手段12aは、詳細リクエストに含まれる顧客のIDで識別される顧客端末30に生成した詳細選択画面情報を送信する。
受付顧客情報更新手段12bは、顧客端末30から入力詳細データを受信すると、入力詳細データに含まれる「詳細ID」に基づいて新たなレコードを生成し、記憶装置107に記憶される受付顧客情報15iに挿入する。
受付顧客情報送信手段12cは、受付顧客情報15iが更新されると、受付顧客情報更新通知を生成して窓口端末20aに送信する。
照合判定手段12dは、受信した照合情報を照合する。
付加情報生成処理部13は、図4を用いて上述したように、検出手段13a、抽出手段13b及び画面情報生成手段13cを有している。
検出手段13aは、受付データと入力詳細データの入力を検出する。
抽出手段13bは、検出手段13aにより受付データと入力詳細データの入力が検出されると、記憶装置107から顧客情報15a及び付加情報15jを読み出し、入力データ及び入力詳細データに基づいて、顧客情報15aから該当する顧客のレコードを抽出し、入力詳細データと抽出したレコードに記述される顧客の情報とに基づいて、付加情報15jから条件に適合するレコードを抽出する。
画面情報生成手段13cは、画面情報生成手段13cは、抽出手段13bで抽出されたレコードに記述されるデータに基づいて、付加情報表示画面情報を生成し、顧客端末30に送信する。
復号化処理部14は、暗号化されたデータを受信すると、このデータを復号化する。
(窓口端末)
窓口端末20aは、更新処理部21、表示処理部22、変更処理部23、照合処理部24、カード情報取得部25を有する。また窓口端末20aは、受付待ちデータ26a及び受付顧客情報26bを記憶する。
受付待ちデータ26aは、窓口端末20aを利用する担当者に対して受付待ちしている顧客のIDと受付待ちしている詳細IDと受付待ち時間を含むレコードを有する。
図15は、記憶装置に記憶される受付待ちデータ26aの一例である。図15に示す受付待ちデータ26aは、「顧客名」をキーとして、「年齢」、「性別」及び「待ち時間」を含むレコードを有している。
更新処理部21は、受付通知情報を受信すると、記憶装置に記憶される受付待ちデータ26aを更新する。
表示処理部22は、更新された受付待ちデータに基づいて、受付待ち表示画面400を生成して表示装置に表示させる。また、表示処理部22は、更新された受付顧客情報26bに基づいて、表示装置に表示されている窓口受付待ち画面を変更して表示する。
変更処理部23は、顧客の用件による対応の結果、変更事項があると記憶装置の受付顧客情報26bを更新する。
カード情報取得部25は、予め発行されているカードから担当者の照合情報を取得する。
照合処理部24は、カード情報取得部25で取得した担当者の照合情報を照合する。
なお、窓口端末20aも図5を用いて説明したように、中央処理制御装置、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)および入出力インタフェースが、バスを介して接続されている。入出力インタフェースには、入力装置、表示装置、通信制御装置、記憶装置およびリムーバブルディスクを有する。この記憶装置は受付待ちデータ26aを記憶している。また、窓口端末20aは、窓口端末用プログラムが中央処理制御装置に読み込まれて実行されることによって、更新処理部21、表示処理部22が実装される。
(端末)
顧客端末30は、表示処理部31、送信データ生成部32、暗号化処理部33、送信処理部34、送受信インタフェース35、表示部36、入力部37、カード情報取得部38を有している。
送受信インタフェース35は、端末30とサービス提供装置10とのデータの送受信を処理する。
表示部36は、用件入力表示画面や結果表示画面等の表示画面を表示する。
入力部37は、用件の選択や顧客の情報を入力する。
カード情報取得部38は、顧客が有するカードに記憶されている顧客情報を取得する。
表示処理部31は、画面情報を受信すると、表示部36に表示画面を表示させる。具体的に、表示処理部31は、サービス提供装置10から用件入力表示画面情報を受信すると、表示部36に用件入力表示画面を表示させる。また、表示処理部31は、受付結果表示画面情報を受信すると、表示部36に受付結果表示画面を表示させる。さらに、表示処理部31は、詳細選択画面情報を受信すると、表示部36に詳細選択画面を表示させる。また、表示処理部31は、付加情報表示画面情報を受信すると、表示部36に付加情報表示画面を表示させる。
送信データ生成部32は、入力部37を介して入力されたデータに基づいて、送信データを生成する。具体的に、送信データ生成部32は、入力された用件及び顧客情報に基づいて受付データを生成する。また、送信データ生成部32は、カード情報取得部38により取得された顧客情報又は顧客により顧客情報入力ボックス304a〜304dに入力された顧客情報に基づいて受付データを生成する。さらに、送信データ生成部32は、選択された詳細用件に基づいて、入力詳細データを生成する。
暗号化処理部33は、送信データ生成部32により生成された受付データを暗号化する。
送信処理部34は、送受信インタフェース35を介してサービス提供装置10に送信データ生成部32で生成されたデータを送信する。具体的に、送信処理部34は、送信データ生成部32で生成されて暗号化処理部33により暗号化された受付データを送信する。また、送信処理部34は、送信データ生成部32で生成された入力詳細データをサービス提供装置10に送信する。
次に、本発明の最良の実施の形態に係るサービス提供システム1における処理の流れを説明する。
(割当処理)
図16は、割当処理を説明するシーケンス図である。図16を用いて、窓口端末20aにおける用件の処理の受付を希望する顧客に対して、サービス提供装置10の割当処理部11が適切な窓口端末20aを割り当てる割当処理を説明する。
割当処理部11の用件入力画面情報送信手段11aは、顧客端末30から送信されたアクセスリクエストを受信すると(S101)、記憶装置107から入力画面情報15bを読み出してメモリに記憶させる(S102)。その後、用件入力画面情報送信手段11aは、読み出した用件入力画面情報を、通信制御装置106を介して顧客端末30に送信する(S103)。
顧客端末30は送受信インタフェース35を介してサービス提供装置10から送信された用件入力画面情報を受信すると、表示処理部31は、受信した用件入力画面情報に基づいて用件入力画面300を表示部36に表示する(S104)。顧客端末30では、表示部36に用件入力画面300を表示することで、顧客に対して用件種別のID及び顧客情報の入力が促される(S105)。
入力部37を介して顧客情報が入力されると、送信データ生成部32は、入力された用件種別のID及び顧客情報に基づいて受付データを生成してメモリに記憶させる(S106)。受付データは、少なくとも「用件ID」及び顧客を識別する「顧客名」又は「顧客ID」を含んでいる。
図17は、ステップS104において顧客端末30の表示部36に表示された用件入力画面300の一例を示す。図17に示す用件入力画面300では、用件選択部301a〜301g、メッセージ表示部302、データ取得ボタン303、顧客情報入力ボックス304a〜304d及び受付登録ボタン305を有している。顧客は用件入力画面300に表示された用件選択部301a〜301gから、希望する用件種別のIDを選択する。図17に示す用件入力画面300は、「用件B」である「住宅ローン」が選択された例である。
用件種別のIDが選択された後、顧客は、予め与えられている顧客情報を記憶したカードをカード情報取得部38に近づけてデータ取得ボタン303を押下することで、カードに予め記憶されている顧客情報が端末30aに読み込まれる。また、カードを利用しない場合、顧客情報入力ボックス304a〜304dに顧客情報を入力する。なお、図17に示す用件入力画面300は、顧客情報入力ボックス304a〜304dに、顧客情報が入力された例であり、顧客情報は「氏名」、「年齢」、「電話番号」及び「Eメール」の項目のデータを含む。
顧客情報が取得された場合又は入力された場合、受付登録ボタン305を押下すると、送信データ生成部32は、カード情報取得部38により取得された顧客情報又は顧客により顧客情報入力ボックス304a〜304dに入力された顧客情報に基づいて受付データを生成する。図17に示す例では、送信データ生成部32は、「用件ID」である「B」、に顧客情報である「氏名」、「年齢」、「電話番号」及び「Eメール」の項目の実データを含む受付データを生成する。
続いて、暗号化処理部33は、送信データ生成部32により生成された受付データを暗号化してメモリに記憶させる(S107)。その後、送信処理部34は、送受信インタフェース35を介して暗号化処理部33により符号化された受付データをサービス提供装置10に送信する(S108)。
サービス提供装置10において、通信制御部106を介して受信した受付データは、メモリに書き込まれて復号化処理部14において複合化してメモリに記憶させる(S109)。
その後、担当者選択手段11bは、記憶装置107から待ち時間テーブル15cを読み出し、復号化処理部14で復号化された受付データに含まれる「用件ID」で識別される用件を担当する担当者を選択してメモリに記憶させる(S110)。具体的に、図7に示す待ち時間テーブル15cを例にすると、「用件ID」が「B」の受付データを受信した場合、待ち時間テーブル15cから「用件ID」の実データとして「B」が記述されるレコードが抽出され、抽出されたレコードの中で予想待ち時間が短いレコードの「担当者」の実データである「斉藤」が選択される。
次に、待ち時間算出手段11cは、記憶装置107から担当者情報15dを読み出して、ステップS110で担当者選択手段11bにより選択された担当者が「用件ID」で識別される用件に要する時間を選択し、予想待ち時間を算出する(S111)。具体的に、「用件ID」が「B」であり、担当者に「斉藤」が選択された場合、担当者情報15dから「担当者」として「斉藤」が記述されるレコードを抽出し、抽出したレコードの「用件B平均処理時間」の実データを選択する。図8に示す担当者情報15dの場合、「斉藤」の「用件B」についての平均処理時間は「15(分)」である。その後、現在の予想待ち時間に「用件Bの平均処理時間」である「15(分)」を加算して、予想待ち時間を算出する。
さらに、割当処理部11の待ち時間テーブル更新手段11dは、記憶装置107に記憶される待ち時間テーブル15cを書き替えて更新する(S112)。具体的に、図7に示した待ち時間テーブル15cを更新後の待ち時間テーブル15cを図18に示す。図18に示す変更後の待ち時間テーブルでは、「斉藤」が記述されるレコードの待ち時間が変更前の「12(分)」から「27(分)」に変更している。
続いて、受付テーブル更新手段11eは、記憶装置に記憶される受付テーブル15eに、新しいレコードを挿入して更新する(S113)。具体的に、新たに受付として追加された顧客のIDである「顧客ID」の実データが「C752」であった場合、「受付番号」の実データが「19」、「顧客ID」の実データが「C752」、「用件ID」の実データが「B」、「窓口No.」の実データが「W05」、「担当者」の実データが「斉藤」であるレコードを生成し、生成したレコードを図9に示した受付テーブル15eに挿入して更新する。更新後の受付テーブル15eの一例を図19に示す。
その後、割当処理部11は、担当される「窓口No.」、及び算出された「待ち時間」を含む受付結果画面情報を生成し、顧客端末30に送信する(S114)。
顧客端末30の表示処理部31は、受付結果表示画面情報を受信すると、表示部36に受付結果表示画面を表示する(S115)。
図20は、顧客端末30の表示部36に表示される受付表示画面310aの一例である。受付表示画面310には、「受付番号」、「ご来店用件」、「受付窓口」、「担当者」、「受付時刻」、「予想窓口受付時刻」等の受付情報が表示されるとともに、待ち時間更新ボタン311及び戻りボタン312を有している。受付表示画面310aは、表示部36に表示されているが、待ち時間更新ボタン311を押下することにより、更新された受付表示画面310aが表示される。また、戻りボタン312を押下することにより、用件入力画面300が表示される。
また、割当処理部11は、通信制御装置106を介して、ステップS113で挿入されたレコードに含まれる窓口端末のIDで識別される窓口端末20aに更新された受付通知情報を送信する(S116)。窓口端末20aの更新処理部21は、受付通知情報を受信すると、受信した受付通知情報に基づいて新たなレコードを生成して挿入することで記憶装置に記憶される受付待ちデータ26aを更新する(S117)。例えば、受付通知情報は、「顧客名」、「年齢」、「性別」及び「待ち時間」を含む。具体的に、図15に示す受付待ちデータ26aが更新前に記憶されていた場合、更新後の受付待ちデータ26aは図21に示すように変更される。
その後、表示処理部22は、更新された受付待ちデータに基づいて、受付待ち表示画面400を生成して表示装置に表示させる(S118)。
なお、図22に、顧客端末30の表示部に表示される受付表示画面310b1及び310b2の一例を示す。図22に表示される受付表示画面310b1及び310b2は、顧客が2種類の用件を希望した場合に表示される表示画面である。2種類の用件が希望された場合、担当者選択手段11bは、まず、ステップS110で優先される処理を選択した後に担当者を選択し、その後、その残りの用件に関する処理について担当者を選択する。具体的に優先される処理とは、図22に示す「住所変更届け」等の他の処理にも影響する処理である。
上述したように、受付待ちをしている顧客に対応する窓口を割り当てることで、窓口の混雑を緩和させることが可能になるとともに、担当者の用件を処理するために要する平均処理時間に基づいて求めた予想窓口受付時刻を顧客に通知することで、顧客もその時刻を把握して待つことが可能になる。
(詳細情報処理)
次に、詳細情報処理を説明する。図23は、詳細情報処理を説明するシーケンス図である。具体的に詳細情報処理は、窓口端末20aにおける用件の受付を希望する顧客が、顧客端末30を介した処理により、サービス提供装置10で受付の詳細な項目を受信して予め一定の内容を受け付ける処理である。
サービス提供装置10の詳細選択画面情報送信手段12aは、顧客端末30から詳細リクエストを受信すると(S201)、記憶装置107から用件テーブル15f、詳細テーブル15g、用件詳細テーブル15hを読み出して、選択された「用件ID」に基づいて顧客端末30の表示部36に表示させる詳細選択画面情報を生成してメモリに記憶させる(S202)。
具体的に、「用件B」が選択されたときには、「住宅ローン」が「用件内容」である詳細選択画面を表示させるための詳細選択画面情報を生成する。図12の用件テーブル15f、図13の詳細テーブル15g及び図14の用件詳細テーブル15hの場合、詳細テーブル15gと用件詳細テーブル15hから「関連用件ID」に、選択された「用件ID」である「B」が記述されたレコードを抽出して詳細選択画面情報を生成する。
また、「用件D」が選択されたときには、「外貨貯金」が「用件内容」である詳細選択画面を表示させるための詳細選択画面情報を生成する。図12の用件テーブル15f、図13の詳細テーブル15g及び図14の用件詳細テーブル15hの場合、詳細テーブル15gと用件詳細テーブル15hから「関連用件ID」に、選択された「用件ID」である「D」が記述されたレコードを抽出して詳細選択画面情報を生成する。
ステップS202で詳細選択画面情報が生成されると、詳細選択画面情報送信手段12aは、通信制御装置106を介して、生成した詳細選択画面情報を顧客端末30に送信する(S203)。
顧客端末30の表示処理部31は、サービス提供装置10から受信した詳細選択画面情報に基づいて生成した詳細選択画面320aを表示部36に表示する(S204)。
顧客端末30は、詳細選択画面320に表示された詳細用件から任意の詳細用件が選択されると(S205)、送信データ生成部32は、選択された詳細用件に基づいて、入力詳細データを生成してメモリに記憶させる(S206)。
図24に用件の種別が「総合口座/定期貯金」である場合の詳細選択画面320aの一例を示す。図24に示すように、詳細選択画面320aは、詳細内容選択部321a〜321d及び送信ボタン322を有している。顧客によりこの詳細内容選択部321a〜321dから該当する詳細内容が選択されて送信ボタン322が押下されると、選択された詳細用件種別のIDを含む入力詳細データを生成する。図24に示す詳細選択画面320aは、詳細内容として「変更届け」が選択された例である。この場合の入力詳細データには「詳細ID」として「D002」が含まれる。
また、図25に用件の種別が「外貨貯金」である場合の詳細選択画面320bの一例を示す。図25に示すように、詳細選択画面320bは、詳細内容選択部323a〜323d及び送信ボタン322を有している。
なお、選択された詳細用件毎にさらに用件を処理するために必要とするデータの入力が促される。図27は、図24において「変更届け」が選択された場合に必要なデータを入力する処理データ入力画面330aの一例である。図27に示す処理データ入力画面330aは、必要なデータを入力する処理必要項目入力部331a〜331g及び入力したデータの送信を制御する登録ボタン332を有している。また、図28は、図25において「新規申込」が選択された場合に必要なデータを入力する処理必要項目入力部330a,330b,335及び送信ボタン334,336を有している。
送信処理部34は、送信データ生成部32で生成された入力詳細データをサービス提供装置10に送信する(S207)。
サービス提供装置10の受付顧客情報更新手段12bは、通信制御装置106を介して顧客端末30から送信された入力詳細データを受信すると、入力した入力詳細データに基づいて新たなレコードを生成して記憶装置107に記憶される受付顧客情報15iを更新する(S208)。図26に、具体的に、詳細IDが「D002」である入力詳細データを受信した場合、詳細IDが「D002」であるレコードが挿入された受付顧客情報15iの一例を示す。
また、受付顧客情報送信手段12cは、入力詳細データから受付顧客情報更新通知を生成してメモリに記憶させる(S209)。その後受付顧客情報送信手段12cは、通信制御装置106を介して生成した受付顧客情報更新通知を窓口端末20aに送信する(S210)。受付顧客情報更新通知に含まれる受付顧客情報には例えば、「顧客のID」、「年齢」、「性別」、「詳細用件」及び「待ち時間」を含む。
窓口端末20aの変更処理部23は、受信した受付顧客情報更新通知に基づいて、新たなレコードを挿入して記憶装置に記憶される受付顧客情報26bを更新し、表示処理部22は、受付顧客情報26bに基づいて、表示装置に表示されている窓口受付待ち画面を更新する(S211)。
その後、窓口端末20aにおいて用件の詳細情報に対して変更処理が行なわれた場合、変更処理部23は、記憶装置に記憶される受付顧客情報26bを変更する。(S212)。ただし、受付顧客情報26bに対して変更処理がなされない場合には、後述するS213の処理に移る。
ステップS212において、用件の詳細情報に対して変更処理が終了して受付顧客情報26bが変更されると、窓口端末20aの照合処理部24は、照合処理を実行する(S213)。具体的に、照合処理は、顧客に予め与えられているカード又は新規に顧客登録された当該顧客に与えられたカードに記憶される照合用情報と、担当者に予め与えられているカード(社員カードなど)に記憶される照合用情報とをカード情報取得部25で取得されて実行される。
照合処理の後には、処理結果の内容である変更データをサービス提供装置10に送信する(S214)。変更データとは、例えば住所変更がされた場合の新住所や、外貨貯金がされた場合の取引金額に関する情報に照合用情報を含むデータである。
照合判定手段12dは、受信した変更データに基づいて照合判定処理を行う(S215)。
受付顧客情報更新手段12bは、ステップS215において照合判定処理が終了され、照合されると、受信した変更データに基づいて、受付顧客情報15iを更新するとともに、用件の内容の処理を受け付ける(S216)。
ここで、照合に用いられる照合用情報は、例えば、窓口端末20aやサービス提供装置10において記憶されている。または、窓口端末20aやサービス提供装置10から、外部の記憶装置に記憶されている照合用情報を読み出して利用することもできる。生体認証を利用する場合、照合用情報は生体情報であり、暗証番号認証を利用する場合、照合用情報は暗証番号である。
具体的に、顧客用の照合用情報は顧客IDと関連付けられて記憶されている。また、担当者用の照合用情報は担当者IDと関連付けられて記憶されている。なお、この照合用情報の照合により、一致すれば承認可と判定され、不一致の場合、承認不可と判定される。
図29に、窓口受付待ち画面200の一例を示す。窓口受付待ち画面200は、「顧客名」をキーとして、「年齢」、「性別」、「詳細用件」、「待ち時間」、「保留チェックボックス」及び「終了チェックボックス」の項目が関連付けられて表示されている。「保留チェックボックス」は、順番が周ってきた顧客を呼び出して所定時間が経過した後も窓口に来ない場合、このチェックボックスにチェックする。これにより、呼び出しても窓口に来ない顧客の順番が繰り下がり、次の顧客の処理が終了した後に再度呼び出しされる。「終了チェックボックス」は、窓口端末20aにおける対応が終了した用件についてチェックすることで、受付け顧客情報26bから該当するレコードが削除される。
図30は更新後の窓口受付待ち画面210である。窓口端末20aの表示装置に図29に示した受付待ち画面200が表示されている際、ステップS211において新たなレコードが挿入された場合、図30に示す窓口受付待ち画面210に更新される。
図31は、保留がされた場合の窓口受付待ち画面220の一例である。なお、図30に示した窓口受付待ち画面210が表示されている場合、顧客「AAA」の対応が終了して顧客「BBB」を呼び出しても所定時間が経過した後も窓口に来ない場合、顧客「BBB」に関連付けられる「保留チェックボックス」をチェックすると、顧客「CCC」が対応された後に顧客「BBB」が対応される、図31に示す窓口受付待ち画面220が表示装置に表示される。
なお、図31のように顧客の待ち順が変更された変更データを受信した場合、受付顧客情報更新手段12bは、変更データに含まれる待ち時間を含む変更通知画面情報を顧客端末30aに送信する。顧客端末30aの表示処理部31は、受信した変更通知画面情報に基づいて、表示部36に待ち時間の変更を通知する変更通知画面を表示させる。
上述したように、窓口における処理が開始される前に、処理に必要なデータを予め入力しておくことで、顧客の待ち時間が有効に活用されるとともに、窓口での業務を軽減させて窓口における混雑の緩和を図ることが出来る。また、照合処理を行った履歴が残ることで、不正処理を防止してセキュリティ強化を図るとともに、担当者の事務処理の意識の向上を図ることが出来る。
(付加情報生成処理)
図32は、付加情報生成処理を説明するシーケンス図である。付加情報生成処理は、受付待ちの顧客に対して、付加的な情報を提供する処理である。
付加情報生成処理部13の検出手段13aは、受付データと入力詳細データの入力を待機している(S107、S207)。検出手段13aにより受付データと入力詳細データの入力が検出されると、抽出手段13bは、記憶装置107から顧客情報15a及び付加情報15jを読み出してメモリに記憶させる(S301)。また、抽出手段13bは、入力データ及び入力詳細データに基づいて、顧客情報15aから該当する顧客のレコードを抽出し、入力詳細データと抽出したレコードに記述される顧客の情報とに基づいて、付加情報15jから条件に適合するレコードを抽出してメモリに記憶させる(S302)。
画面情報生成手段13cは、ステップS302で抽出されたレコードに記述されるデータに基づいて、付加情報表示画面情報を生成し、顧客端末30に送信する。
該当するレコードが抽出されると、付加情報を顧客端末30に送信する(S304)。顧客端末30の表示処理部31は、受信した付加情報表示画面情報に基づいて、付加情報表示画面を生成して表示部36に表示させる(S305)。
上述したように、顧客に合わせた付加情報を通知することで、顧客満足度の向上と営業の活性化を図ることが出来る。
<変形例>
図33は、図1に示したサービス提供システム1の変形例に係るサービス提供システム1aである。図33に示すサービス提供システム1aは、図1に示したサービス提供システム1と比較して、サービス提供装置10に代えてサービス提供装置10a及び中央管理装置40を有する。
サービス提供装置10aは、サービス提供装置10と比較して、記憶装置107に顧客情報15a及び付加情報15jを記憶しておらず、代わりに、中央管理装置40において、顧客情報41及び付加情報42を記憶している。
この中央管理装置40は、複数の金融機関の店舗に設置されるサービス提供装置10aと接続されており、各店舗に対して情報を提供することが出来る。
上記のように、本発明の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述および図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなる。
本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明に記載した事項と自明な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の最良の実施の形態に係るサービス提供システム。 本発明の最良の実施の形態に係るサービス提供装置の割当処理部の構成を説明するブロック図。 本発明の最良の実施の形態に係るサービス提供装置の詳細情報処理部の構成を説明するブロック図。 本発明の最良の実施の形態に係るサービス提供装置の付加情報生成処理部の構成を説明するブロック図。 本発明の実施の形態に係るサービス提供装置のハードウェア構成図。 本発明の最良の実施の形態に係るサービス提供装置に記憶される顧客情報の一例。 本発明の最良の実施の形態に係るサービス提供装置に記憶される待ち時間テーブルの一例。 本発明の最良の実施の形態に係るサービス提供装置に記憶される担当者情報の一例。 本発明の最良の実施の形態に係るサービス提供装置に記憶される受付テーブルの一例。 本発明の最良の実施の形態に係るサービス提供装置に記憶される用件テーブルの一例。 本発明の最良の実施の形態に係るサービス提供装置に記憶される詳細テーブルの一例。 本発明の最良の実施の形態に係るサービス提供装置に記憶される用件詳細テーブルの一例。 本発明の最良の実施の形態に係るサービス提供装置に記憶される受付顧客情報の一例。 本発明の最良の実施の形態に係るサービス提供装置に記憶される付加情報の一例。 本発明の最良の実施の形態に係るサービス提供システムの窓口端末に記憶される受付待ちデータの一例。 本発明の最良の実施の形態に係るサービス提供システムの割当処理を説明するシーケンス図。 本発明の最良の実施の形態に係るサービス提供システムにおいて顧客端末の表示部に表示された用件入力画面の一例を示す。 図7に示した待ち時間テーブルが更新された一例。 図9に示した受付テーブルが更新された一例。 本発明の最良の実施の形態に係るサービス提供システムにおいて顧客端末の表示部に表示された受付表示画面の一例。 図15に示した受付待ちデータが変更された一例。 本発明の最良の実施の形態に係るサービス提供システムの顧客端末の表示部に表示される受付表示画面の他の例。 本発明の最良の実施の形態に係るサービス提供装置の詳細情報処理を説明するシーケンス図。 本発明の最良の実施の形態に係るサービス提供システムの顧客端末の表示部に表示される用件が「総合口座/定期貯金」である場合の詳細選択画面の一例。 本発明の最良の実施の形態に係るサービス提供システムの顧客端末の表示部に表示される用件が「外貨貯金」である場合の詳細選択画面の一例。 図13に示した受付顧客情報の更新後の一例。 本発明の最良の実施の形態に係るサービス提供システムの顧客端末の表示部に表示される処理データ入力画面の一例。 本発明の最良の実施の形態に係るサービス提供システムの顧客端末の表示部に表示される処理データ入力画面の他の例。 本発明の最良の実施の形態に係るサービス提供システムの窓口端末の表示装置に表示される窓口受付待ち画面の一例。 図29に示した窓口受付待ち画面が更新された一例。 図30に示した窓口受付待ち画面が更新された一例。 本発明の最良の実施の形態に係るサービス提供システムの付加情報生成処理を説明するシーケンス図。 本発明の最良の実施の形態に係るサービス提供システムの変形例。
符号の説明
1,1a…サービス提供システム
10,10a…サービス提供装置
11…割当処理部
11a…用件入力画面情報送信手段
11b…担当者選択手段
11c…時間算出手段
11d…待ち時間テーブル更新手段
11e…受付テーブル更新手段
11f…受付情報送信手段
11g…詳細テーブル
11h…用件詳細テーブル
12…詳細情報処理部
12a…詳細選択画面情報送信手段
12b…受付顧客情報更新手段
12c…受付顧客情報送信手段
12d…照合判定手段
13…付加情報生成処理部
13a…検出手段
13b…抽出手段
13c…画面情報生成手段
14…復号化処理部
15a…顧客情報
15b…入力画面情報
15c…待ち時間テーブル
15d…担当者情報
15e…受付テーブル
15f…用件テーブル
15g…詳細テーブル
15h…用件詳細テーブル
15i…受付顧客情報
15j…付加情報
20…窓口端末
21…更新処理部
22…表示処理部
23…変更処理部
24…照合処理部
25…カード情報取得部
26a…データ
26b…受付顧客情報
30…顧客端末
31…表示処理部
32…送信データ生成部
33…暗号化処理部
34…送信処理部
35…送受信インタフェース
36…表示部
37…入力部
38…カード情報取得部
40…中央管理装置
41…顧客情報
42…付加情報
101…中央処理制御装置
102…ROM
103…RAM
104…入力装置
105…表示装置
106…通信制御装置
107…記憶装置
108…リムーバブルディスク
109…入出力インタフェース
110…バス
300…用件入力画面
301a〜301g…用件選択部
302…メッセージ表示部
303…データ取得ボタン
304a〜304d…顧客情報入力ボックス
305…受付登録ボタン
310a,310b…受付表示画面
311…時間更新ボタン
312…戻りボタン
320…詳細選択画面
320a,320b…詳細選択画面
321a〜321d…詳細内容選択部
322…送信ボタン
323a〜323d…詳細内容選択部
400…表示画面

Claims (11)

  1. 通信ネットワークを介して、サービス提供装置が顧客端末から入力された用件に関するデータを受信すると、前記用件を処理する窓口端末に送信するサービス提供システムにおいて、
    前記窓口端末で用件の処理に対応する担当者ID、及び当該用件毎に前記担当者の処理に要する平均時間が関連付けられるレコードを有する担当者情報が少なくとも記憶される記憶装置と、前記顧客端末から顧客ID及び用件IDを含む受付データを受信すると、前記窓口端末ID、前記用件ID及び担当者IDが記憶される待ち時間テーブルを前記記憶装置から読み出して、前記受付データに含まれる用件IDを含むレコードを受付テーブルから抽出し、この抽出されたレコードに含まれる担当者IDを前記顧客端末から入力された用件に対応する担当者として選択する担当者選択手段と、前記担当者IDが選択されると、前記記憶装置から担当者情報を読出し、当該選択された前記担当者が前記用件の処理を対応するために要する前記平均時間を抽出し、顧客の待ち時間を算出する待ち時間算出手段と、前記担当者選択手段で抽出された前記用件IDを含むレコードを前記待ち時間テーブルから読み出して、当該テーブルにおける前記待ち時間とインクリメントされた待ち人数とを書き替える待ち時間テーブル更新手段と、担当者IDが選択されると、新たに付与された受付番号をキーとして、前記顧客ID及び前記顧客端末から入力された用件IDを含むレコードを生成し、このレコードを前記受付テーブルに挿入して前記記憶装置に記憶させる受付テーブル更新手段と、前記受付テーブルが更新されると、前記受付データの用件IDを含む受付通知情報を生成して、前記担当者選択手段で抽出したレコードに含まれる窓口端末に前記受付情報を送信する受付情報送信手段を有する割当処理部とを備えるサービス提供装置と、
    用件ID及び顧客IDを含む受付データを生成する送信データ生成部及び前記受付データを前記サービス提供装置に送信する送信処理部とを備える顧客端末と、
    前記サービス提供装置から受付通知情報を受信すると、この受付通知情報に含まれる顧客IDを記述したレコードを生成して窓口端末を利用する担当者に対して受付待ちしている顧客IDと受付待ちしている用件IDと受付待ち時間を含むレコードを有して記憶部に記憶される受付待ちデータを更新する更新処理部と、前記受付待ちデータに基づいて、受付待ち表示画面を表示装置に表示する表示処理部とを備える窓口端末と、
    が接続されることを特徴とするサービス提供システム。
  2. 前記顧客端末は、前記送信データ生成部で生成された受付データを暗号化する暗号化処理部を備え、
    前記サービス提供装置は、前記顧客端末から送信された受付データを復号化する復号化処理部とを備えることを特徴とする請求項1記載のサービス提供システム。
  3. 前記サービス提供装置は、前記顧客端末から顧客IDおよび用件IDを含む詳細リクエストを受信すると、前記詳細リクエストに含まれる用件IDに詳細IDが関連付けられる詳細テーブルを前記記憶装置から読み出して、前記用件IDに関連付けられる詳細IDを抽出し、抽出された詳細IDから前記顧客に対応を希望する詳細IDを選択させる詳細選択画面情報を生成して、前記顧客端末に前記詳細選択画面情報を送信する詳細選択画面情報送信手段と、前記顧客端末から前記顧客IDと選択された詳細IDとを含む入力詳細データを受信すると、この入力詳細データに含まれる顧客ID及び詳細IDにその待ち時間を含む新たなレコードを生成し、このレコードを前記受付顧客情報に挿入して前記記憶装置に記憶させる受付顧客情報更新手段と、前記受付顧客情報にレコードが挿入されると、顧客IDと選択された詳細IDとその待ち時間を含む受付顧客情報更新通知を生成し、この受付顧客情報更新通知を生成して前記窓口端末に送信する受付顧客情報送信手段とを有する詳細情報処理部を備え、
    前記顧客端末は、前記サービス提供装置から受信した詳細選択画面情報に基づいて、詳細選択画面を生成して表示部に表示させる表示処理部を備え、前記送信データ生成部は、選択された詳細用件に基づいて、入力詳細データを生成し、前記送信処理部は、前記送信データ生成部で生成された前記入力詳細データを前記サービス提供装置に送信し、
    前記窓口端末は、前記記憶部において、前記窓口端末を利用する担当者に対して受付待ちしている顧客ID、受付待ちしている詳細ID及び受付待ち時間を含むレコードを有する受付顧客データを記憶し、前記更新処理部は、前記サービス提供装置から受付情報更新通知を受信すると、前記記憶部に記憶される受付顧客データを更新し、前記表示処理部は、更新された受付顧客データに基づいて、表示装置に表示されている窓口受付待ち画面を変更して表示する、
    ことを特徴とする請求項1記載のサービス提供システム。
  4. 前記窓口端末の変更処理部は、入力装置を介して前記記憶部に記憶される前記受付顧客データの変更処理がされると、前記受付顧客データの変更されたレコードに含まれる顧客ID、詳細ID及び待ち時間を含む変更データをサービス提供装置に送信し、
    前記サービス提供装置の受付顧客情報更新手段は、前記変更データを受信すると、受信した変更データに基づいて受付顧客情報を更新するとともに、前記顧客IDで識別される顧客端末に前記待ち時間を含む変更通知画面情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項3記載のサービス提供システム。
  5. 通信ネットワークを介して、顧客端末から入力された用件に関するデータを受信し、前記用件を処理する窓口端末に送信するサービス提供装置において、
    前記窓口端末で用件の処理に対応する担当者ID、及び当該用件毎に前記担当者の処理に要する平均時間が関連付けられるレコードを有する担当者情報が少なくとも記憶される記憶装置と、
    前記顧客端末から顧客ID及び用件IDを含む受付データを受信すると、前記窓口端末ID、前記用件ID及び担当者IDが記憶される待ち時間テーブルを前記記憶装置から読み出して、前記受付データに含まれる用件IDを含むレコードを受付テーブルから抽出し、この抽出されたレコードに含まれる担当者IDを前記顧客端末から入力された用件に対応する担当者として選択する担当者選択手段と、
    前記担当者IDが選択されると前記記憶装置から担当者情報を読出し、当該選択された担当者が前記用件の処理を対応するために要する前記平均時間を抽出し、顧客の待ち時間を算出する待ち時間算出手段と、
    前記担当者選択手段で抽出された前記用件IDを含むレコードを前記待ち時間テーブルから読み出して、当該テーブルにおける前記待ち時間とインクリメントされた待ち人数とを書き替える待ち時間テーブル更新手段と、
    担当者IDが選択されると、新たに付与された受付番号をキーとして、前記顧客ID及び前記顧客端末から入力された用件IDを含むレコードを生成し、このレコードを前記受付テーブルに挿入して前記記憶装置に記憶させる受付テーブル更新手段と、
    を有する割当処理部と、
    を備えることを特徴とするサービス提供装置。
  6. 前記記憶装置は、窓口の対応を希望用件の用件種別を入力させるテンプレートである入力画面情報を記憶し、
    前記割当処理部は、前記顧客端末からアクセスリクエストを受信すると、前記入力画面情報を前記記憶装置から読み出して、前記顧客端末に送信する用件入力画面情報送信手段を有することを特徴とする請求項5記載のサービス提供装置。
  7. 前記割当処理部は、前記受付テーブルが更新されると、前記受付データの用件IDを含む受付通知情報を生成して、前記担当者選択手段で抽出したレコードに含まれる窓口端末に前記受付情報を送信する受付情報送信手段を有することを特徴とする請求項5記載のサービス提供装置。
  8. 前記顧客端末から顧客ID及び用件IDを含む詳細リクエストを受信すると、前記詳細リクエストに含まれる用件IDに詳細IDが関連付けられる詳細テーブルを前記記憶装置から読み出して、前記用件種別のIDに関連付けられる詳細IDを抽出し、抽出された詳細IDから前記顧客に対応を希望する詳細IDを選択させる詳細選択画面情報を生成して、前記顧客端末に前記詳細選択画面情報を送信する詳細選択画面情報送信手段と、
    前記顧客端末から前記顧客のIDと選択された詳細IDとを含む入力詳細データを受信すると、この入力詳細データに含まれる顧客のID及び詳細IDにその待ち時間を含む新たなレコードを生成し、このレコードを前記受付顧客情報に挿入して前記記憶装置に記憶させる受付顧客情報更新手段と
    を有する詳細情報処理部と、
    備えることを特徴とする請求項5記載のサービス提供装置。
  9. 前記詳細情報処理部は、前記受付顧客情報にレコードが挿入されると、顧客のIDと選択された詳細IDとその待ち時間を含む受付顧客情報更新通知を生成し、この受付顧客情報更新通知を生成して前記窓口端末に送信する受付顧客情報送信手段を有することを特徴とする請求項8記載のサービス提供装置。
  10. 前記詳細テーブルは、全ての用件種別のIDに関連付けられた詳細IDと用件種別のID毎に関連付けられる詳細IDとを含み、
    前記詳細選択画面情報送信手段は、前記詳細テーブルを読み出すと、全ての用件種別のIDに関連付けられた詳細IDと前記詳細リクエストに含まれる用件種別のIDに関連付けられる詳細IDとを抽出し、詳細選択画面を生成することを特徴とする請求項7記載のサービス提供装置。
  11. 前記記憶装置は、
    顧客IDと、顧客の属性情報とが関連付けられたレコードを有する顧客情報と、
    この顧客情報に基づいて顧客に適合する付加情報を選択する条件と顧客に提供する付加情報内容を含むレコードを有する付加情報と、
    が記憶され、
    顧客IDと対応を希望する用件IDを含む受付データと用件の詳細IDを含む入力詳細データが入力されると、前記記憶装置から前記顧客情報及び前記付加情報を読み出して前記顧客情報から前記顧客IDを含むレコードを抽出し、用件IDと詳細IDと前記抽出したレコードに含まれる顧客の属性情報とに基づいて、前記付加情報から条件に適合するレコードを抽出する抽出手段と、
    抽出されたレコードに記述されるデータに基づいて、付加情報表示画面情報を生成し、顧客端末に送信する画面情報生成手段と、
    を有する付加情報生成処理部と、
    を備えることを特徴とする請求項5又は8記載のサービス提供装置。


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