JP2005258647A - 整理券発行システム - Google Patents

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孝之 齋田
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Abstract

【課題】整理券を発行時に利用客に対して窓口からの呼出時刻を知らせることによって、利用客にそれまでの待ち時間を有効に活用してもらうことができる整理券発行システムを提供することを課題とする。
【解決手段】利用客によって取得される整理券50に印字する整理番号を呼び出す時刻を予測する待ち時間予測手段17と、整理券50を発行する整理券発行手段15と、現在の待ち人数を表示する表示手段13と、前記整理券50の印刷および前記待ち人数の記憶に関する各種制御および各種記憶を実施する制御手段11と記憶手段12と、を有する受付装置10を備えている。そして前記受付装置10の待ち時間予測手段17は、自身の記憶手段12に記憶しておく現在の待ち人数と、自身の記憶手段に記憶しておく過去の窓口での対応所要時間データと、に基づき、待ち時間を予測する。
【選択図】 図1


Description

本発明は、整理券発行システムに関し、詳しくは発行された整理券を所持する利用客をその整理券の発行順に音声または表示の少なくとも一方によって呼び出しをする整理券発行システムに関する。
この種の整理券発行システムは、例えば特許文献1に開示された技術が既に知られている。この技術では、店舗に整理券発行装置と呼出番号表示装置と音声呼出装置と操作装置と外部機器とを備え、整理券発行装置に対して呼出番号表示装置と音声呼出装置と操作装置と外部機器とが接続してある。そして整理券発行装置は、整理券発行システムを構成する各装置を統括管理する機能、整理券を発行する機能、発行した整理券のデータ管理機能を有し、外部機器との通信により各種データを送受信する制御をしている。また整理券発行装置は整理券発行口を有し、利用客は該発行口に一部露出している整理券を引き抜くことによりその整理券を保持し、該整理券に印刷された整理番号により窓口で対応してもらう受付順番を確保している。また整理券発行装置は待ち人数表示部を有し、ここに整理券発行時現在の待ち人数を表示している。
また操作装置は、呼出表示部とコールスイッチを備え、窓口担当者がコールスイッチの操作スイッチを押すことにより、このスイッチ押下情報が整理券発行装置に入力される。そして呼出番号表示装置は、このスイッチ押下情報に基づいて利用客の持つ整理券に印刷された整理番号を表示部に表示して呼び出している。また同様に音声呼出装置は、このスイッチ押下情報に基づいて利用客の持つ整理券に印刷された整理番号をスピーカーによって音声で知らせることにより順番が来た利用客を呼び出している。
また外部機器は、業務の案内や季節商品の案内などを行うための文章や画像を編集作成するもので、パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ、イメージリーダなどによって編集されている。これら外部機器で編集作成された文章・画像データを整理券への付加情報として整理券発行装置に送っている。このように整理券発行システムを導入することにより窓口に利用客が重複する場合でも、利用客に対して窓口での対応順番を確保することで窓口での利用客どうしの混乱を未然に防いでいる。
特開平8−44950号公報
しかしながら、上述した整理券発行システムでは、利用客は整理券を保持してから待ち人数を把握することはできるが自分が実際に何分後に窓口で対応してもらえるかが不明であった。そのため利用客は待ち人数から自身の待ち時間を推察して、その待ち時間の間に一旦店舗から退店して所用を済ませたりしていた。しかしながら所用を済ませて店舗に戻ると、思いのほか窓口での対応が順調に進み、退店している間に自身の順番となっており不在であるため順番が飛ばされて結局再度整理券を取り直して待たなければいけないことがあった。また、このような事態を防ぐために待ち時間を店舗内で待たなければいけなく、待ち時間を有効に活用できないでいた。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、整理券を発行時に利用客に対して窓口からの呼出時刻を知らせることによって、利用客にそれまでの待ち時間を有効に活用してもらうことができる整理券発行システムを提供することである。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、利用客によって取得される整理券に印字する整理番号を呼び出す時刻を予測する待ち時間予測手段と、前記待ち時間予測手段が予測する呼出時刻と利用客が取得するごとに1づつ増加させた整理番号とを印字して整理券を発行する整理券発行手段と、現在の待ち人数を表示する表示手段と、前記整理券の印刷および前記待ち人数の記憶に関する各種制御および各種記憶を実施する制御手段と記憶手段と、を有する受付装置を備えている。また前記整理券に印字してある整理番号の呼び出し操作を実施する操作装置を備えている。また前記呼び出し対象となる整理番号を音声または表示の少なくとも一方にて窓口に呼び出す呼出装置を備えている。また前記受付装置は、前記呼出装置と前記操作装置と各々通信回線を介して接続してある。そして前記受付装置の待ち時間予測手段は、自身の記憶手段に記憶しておく現在の待ち人数と、自身の記憶手段に記憶しておく過去の窓口での対応所要時間データと、に基づき、待ち時間を予測する構成である。この構成によれば利用客は整理券を取得するとその整理券には窓口での呼出時刻が印字してあるため予め待ち時間を正確に把握できる。したがって利用客はその待ち時間の長さに応じた所用をその待ち時間の間に済ますことができるため待ち時間を有効に活用できる。
また請求項2に記載の発明は請求項1に記載の整理券発行システムであって、前記呼出装置が呼び出した整理番号を印字してある整理券を所持する利用客が窓口に現れない場合に、その整理券に印字してある呼出時刻になれば再度その整理番号を他の整理番号より優先して呼び出す構成である。この構成によれば整理券に印字してある呼出時刻よりも前に整理番号を呼び出して利用客が窓口に表れない場合でも、再度整理券に印字してある呼出時刻にその整理番号を呼び出すことができる。したがって利用客は整理券に印字してある呼出時刻にさえ店舗にいれば、呼び出されるまでの待ち時間を店舗外で過ごしていても呼び出される権利を失うことなく安心して待ち時間を活用できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を用いて説明する。
(実施例1)
まず、図1〜8によって実施例1を説明する。
図1は実施例1における整理券発行システムの全体構成図である。図2は受付装置10の電気的構成を表すブロック図である。図3は呼出装置20の電気的構成を表すブロック図である。図4は操作装置30の電気的構成を表すブロック図である。図5は受付装置10の記憶手段12のRAM12bに記憶の各情報について説明する図であり、51人目の利用客が整理券50を引き抜く前の状態を示している。
図6は整理券50について説明する図である。図7は受付装置10の記憶手段12のRAM12bに記憶の各情報について説明する図であり、51人目の利用客が整理券50を引き抜き後の状態を示している。図8は受付装置10の記憶手段12のRAM12bに記憶の各情報について説明する図であり、43人目の利用客を呼び出した後の状態を示している。また本発明に記載の「記憶手段」は各実施例に記載の「ROM12aとRAM12b」に相当する。
まず、全体構成について説明する。
金融機関の店舗には、例えば利用客が所望する業務(新規口座開設等)を処理してもらうための窓口と、その業務を開始してもらうまでの待合スペースとなる待合ロビーとが設けてある。そして、図1に示すように、例えば店舗の入口付近には受付装置10と、窓口には利用客が見易いように待合ロビー側に向けて呼出装置20と、同じく窓口には窓口担当者が操作できるように操作装置30とが配置されており、受付装置10に対して呼出装置20と操作装置30とが通信回線40を介して各々接続してある。
続いて、受付装置10と呼出装置20と操作装置30との各部構成を個別に説明する。まず、受付装置10について説明する。
受付装置10の本体は、例えば正面上部に整理券50を引き抜く前の時点における現在の待ち人数を表示する表示手段(例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、LEDディスプレイ)13と、その下部に整理券発行口15aと整理券発行ボタン15bと、を備えた端末装置である。
また本体の内部には、整理券50を発行するためのプログラムを実施したり、整理番号および日時等の各種データを印字するためのプログラムを実行したり、呼出装置20および操作装置30を統括管理したりする制御手段11を備えている。またそれら各プログラムを記憶するROM12aと、発行した整理券50の整理番号および呼び出した整理券50の整理番号を各々実施した時刻に対応付けて記憶する履歴情報60と現在の待ち人数を記憶する待ち人数情報62と次に呼び出す整理番号を記憶する呼出予定情報64とを記憶するRAM12bと、を備えている。
また現在時刻を認識する計時手段14と、制御手段11からの指令に基づいて整理券50を発行する整理券発行手段15と、通信回線40を介して呼出装置20と操作装置30と各種情報を送受信するための通信手段16と、整理券発行時点での待ち時間を予測する待ち時間予測手段17と、をそれぞれ備えている。
この待ち時間予測手段17は、RAM12bに記憶の履歴情報60と待ち人数情報62に基づいて利用客を窓口に呼び出す呼出時刻を予測するものであり、「現在の待ち人数」と「自身の記憶手段に記憶しておく過去の窓口での対応所要時間データ」とに基づき算出している。
また、それらの各電気的構成は、図2のブロック図に示すように制御手段11に対して記憶手段12と、表示手段13と、計時手段14と、整理券発行手段15と、通信手段16と、待ち時間予測手段17とが各々電気的に接続してある。
そして利用客はまず店舗に入店すると整理券発行ボタン15bを押して整理券発行口15aに一部が露出された整理券50を引き抜き取得することで、その整理券50に印字された整理番号により窓口での受付順番を確保している。
つぎに、呼出装置20について説明する。
呼出装置20の本体は、例えば正面上部に現在呼び出している整理番号を表示する表示手段(例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ等)23と、その下部に呼び出している整理番号を音声出力する音声出力表示手段(例えば、スピーカー等)24と、を備えた端末装置である。
また本体の内部には、整理番号を表示するためのプログラムと整理番号を音声出力するためのプログラムとを実行する制御手段21を備えている。またそれら各プログラムを記憶するROM22aと、受付装置10から送信される整理番号を一時的に記憶するRAM22bと、通信回線40を介して受付装置10と各種情報を送受信するための通信手段26と、をそれぞれ備えている。
また、それらの各電気的構成は、図3のブロック図に示すように制御手段21に対して記憶手段22と、表示手段23と、音声出力手段24と、通信手段26とが各々電気的に接続してある。そして利用客は自身の所持する整理券50の整理番号がこの呼出装置20から呼び出されると整理券50を窓口担当者へ渡して自身の所望する業務を実施してもらうことができる。
つぎに、操作装置30について説明する。
操作装置30の本体は、例えば正面上部には呼出装置20が呼び出している整理番号を表示する表示手段(例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ等)33と、その下部には利用客を呼び出すための入力手段(例えば、入力ボタン)34と、を備えた端末装置である。
また本体の内部には、整理番号を表示するためのプログラムを実行する制御手段31と、そのプログラムを記憶するROM32aと、受付装置10から送信される整理番号を一時的に記憶するRAM32bと、通信回線40を介して受付装置10へ各種情報を送受信するための通信手段26と、をそれぞれ備えている。
またそれらの各電気的構成は、図4のブロック図に示すように制御手段31に対して記憶手段32と、表示手段33と、第1の第1の入力手段34と、通信手段26とが各々電気的に接続してある。
そして窓口の担当者は利用客から依頼された業務を終了する毎に、この第1の入力手段34から入力操作を実施して次の利用客を呼び出し、利用客から渡された整理券50の整理番号と表示手段33に表示してある整理番号が一致しているか否かを確認して一致していればその利用客の所望する業務を受付け実施する。一方、不一致であれば利用客にその旨を告げ、整理券50の再取得または待合ロビーでの再待機を促す。
続いて、図5〜8を参照して実施例1における整理券発行システムの動作例について説明する。なお説明する例として、本日の「51」人目の利用客が現在時刻である「10:31」に入店して整理券50を引き抜いて順番待ちをする場合について以下に説明する。
本日の開店時間(図5において、09:00)から現在時刻(図5において、10:31)までの間の利用客の履歴情報60と待ち人数情報62と呼出予定情報64とが図5に示すような状態であったとする。この履歴情報60の例では、例えば時刻「10:00」に整理番号「041」を発行し、時刻「10:01」に整理番号「032」を呼び出したことを示している。また、この履歴情報60では、まだ「51」人目の利用客が整理券発行ボタン15bを押していない状態である。
また待ち人数情報62とは現在整理券50を所持しているが、まだ窓口で対応してもらえずに順番待ちをしている人数を示している。そして待ち人数情報62は直近の発行済整理番号から直近の呼出済整理番号を差し引いて算出している。そのため図5に示す例では時刻「10:31」現在、直近の発行整理番号は「10:30」に発行した整理券50の整理番号「050」から「10:29」に呼び出した整理券50の整理番号「042」を差し引いた「8」が待ち人数情報62となる。なお、この待ち人数情報62は新たに整理券50が発行される毎に1人づつ増加していき、逆に窓口から新たに整理番号が呼び出される毎に1人ずつ減少していきその都度更新されている。この待ち人数情報62は受付装置10の表示手段13へ表示されている。
また呼出予定情報64とは現在窓口で対応している利用客の処理業務が終了すると、次に呼び出す利用客の整理番号を示す情報である。そのため図5に示す例では、現在窓口で対応している利用客の整理番号は「042」であり次に呼び出す利用客の整理番号は「043」となるため呼出予定情報64は「043」となる。
そして「51」人目の利用客によって受付装置10の整理券発行ボタン15bを押されると、受付装置10の待ち時間予測手段17は、この「51」人目の利用客を呼出装置20が呼び出す時刻を履歴情報60と現在の待ち人数情報62とに基づいて算出する。この算出方法は「現在の待ち人数」と「過去に実施した所定件数の窓口での平均対応所要時間」とを積算して算出することができ以下に説明する。
「現在の待ち人数」はRAM12bに記憶の現在の待ち人数情報62から読み出してくる。この場合は「8人」である。また「自身の記憶手段に記憶しておく過去の窓口での対応所要時間データ」は、例えば窓口での業務が終了した直近の10件の窓口での平均対応所要時間とする。そのため呼出整理券番号「032」〜「041」に該当する対応所要時間の平均値を算出する。すると呼出整理券番号「032」〜「041」に該当するの対応所要時間は時刻「10:01」〜「10:28」までの時間を要しているため所要時間は「28分」である。そして、その平均値「2.8分」を算出する。これら「8人」と「2.8分」を積算した「22分(小数点以下は四捨五入とする)」が予測する待ち時間となる。このようにして待ち時間予測手段17は待ち時間を算出する。
待ち時間が算出されると制御手段11は現在時刻に待ち時間予測手段17が予測した待ち時間を加算して呼出時刻を算出する。この場合は「現在時刻」が「10:31」であり「待ち時間」が「22分」であるため、それらを加算した「10:53」が「呼出時刻」となる。そして制御手段11は整理券発行手段15へ整理番号(この場合は「051」)と本日の日付(この場合は「04.03.01」)と現在時刻(この場合は「10:31」)と呼出時刻(この場合は「10:53」)とを含む各種情報の印字指令を送信する。そして整理券発行手段15は図6に示すように整理券50にこれらの各種情報を印字して、その整理券50を利用客が引き抜き易いように整理券発行口15aへ一部を露出させる。
そして利用客によってこの印字された整理券51を引き抜かれると、整理券発行口15aに付設のセンサー(図示しない)は引き抜き完了を検出し、その引き抜き完了信号を制御手段11へ送信する。制御手段11は引き抜き完了信号を検出すると図7に示すように、RAM12bに記憶の履歴情報60へ時刻「10:31」に整理番号「051」を発行したことを記憶する。またRAM12bに記憶の現在の待ち人数情報62を1人増加させ「9人」とする。
このように整理券50に呼出時刻が記入されていると、利用客は呼び出されるまでは待合ロビーに不在でよいためその間の時間を有効に活用できる。そのため利用客は、例えば呼出時刻まで5分あればトイレに行くことができたり、30分あれば一旦退店して喫茶店等に行くことができたりするため待ち時間を有効活用できる。
また時刻「10:31」において、窓口の担当者は整理番号「042」の利用客の処理業務を行っている。そして窓口の担当者は時刻「10:32」において、整理番号「042」の利用客の処理業務が終了して次の利用客の処理業務を受付ることができる状態になると操作装置30の第1の入力手段34を押下する。すると、この押下情報が受付装置10の制御手段11へ送信されて制御手段11はRAM12bに記憶の呼出予定情報64に記憶の整理番号(図7において、「043」)を呼出装置20と操作装置30とへ送信して利用客の呼び出しを実施する。そして図8に示すように履歴情報60には時刻「10:32」において整理番号「043」の呼び出しが記憶される。また待ち人数情報62は1人減の「8人」となり、呼出予定情報64は「044」となる。
(実施例2)
つぎに、図9〜12によって実施例2を説明する。
この実施例2は既に説明した実施例1の構成に対して、整理券50に印字した呼出時刻よりも実際の呼出時刻の方が早い場合には利用客が不在の場合があるため、整理券50に印字した呼出時刻になれば再度その整理番号を呼び出す構成を追加している。そして以下の説明にあたっては、実施例1と同一機器には図面において同一符号を付すことで重複する説明は省略する。
図9は実施例2における整理券発行システムの全体構成図である。図10は操作装置300の電気的構成を表すブロック図である。図11は受付装置10の記憶手段12のRAM12bに記憶の各情報について説明する図であり、51人目の利用客を呼び出ししたが不在であった状態を示している。図12は受付装置10の記憶手段12のRAM12bに記憶の各情報について説明する図であり、51人目の利用客が整理券50に印字されている呼出時刻に呼び出された状態を示している。
図9に示すように全体構成は実施例1と同様であり、受付装置10に対して呼出装置20と操作装置300とが通信回線40を介して各々接続してある。
この操作装置300は実施例1の操作装置30と比較してさらに第2の入力手段35を備えている。この第2の入力手段35は図10に示すように制御手段31と電気的に接続してある。窓口の担当者は第1の入力手段34の入力操作により次の整理番号の呼び出し操作を実施する。しかし、その呼び出した整理番号を所持する利用客が窓口に現れない場合に、窓口の担当者はこの第2の入力手段35の入力操作を実施してその次の整理番号の呼び出し操作を実施する。
続いて、図11、12を参照して実施例2における整理券発行システムの動作例について説明する。なお説明する例として、実施例1に登場した「51」人目の利用客が時刻「10:31」に整理券50を引き抜いて所持した後に一旦金融機関から退店して他の店舗で所用を済まし、呼出時刻までに戻り窓口で業務を実施してもらう例について説明する。
図11に示すように実施例2においてRAM12bには履歴情報61と待ち人数情報62と呼出予定情報64と呼出保留情報66とが記憶してある。履歴情報61とは実施例1の履歴情報60と比較して、発行した整理券50の整理番号に待ち時間予測手段17が予測した呼出時刻を対応付けて記憶する構成を追加している。この履歴情報61の例では、例えば時刻「10:31」に呼出時刻「10:53」を印字した整理番号「051」の整理券50を発行し、時刻「10:32」に整理番号「043」を呼び出したことを示している。
この図からも明らかなように整理番号「051」を印字してある整理券50を所持した利用客には、「22分」の待ち時間が生じている。そのため、この利用客は待ち時間を利用して他の店舗で所用を済ませてから時刻「10:53」までに戻って来ようと考えることができる。そうすれば待ち時間を効率良く活用できる。しかしながら図11に示すように、窓口では時刻「10:48」には既に整理番号「050」の利用客の業務処理が終了している。そのため窓口担当者は「10:49」には次の整理番号「051」の利用客を呼び出している(図11において記載なし)。しかし整理番号「051」の利用客は退店中であるために呼出されても窓口に行くことはできない。このように窓口担当者は呼び出した整理番号を所持する利用客が窓口に現れない場合には、操作装置30の第2の入力手段35の入力操作を実施する。すると現在呼び出している整理番号「051」の利用客を一旦退店中とみなし、RAM12bの呼出保留情報66にその整理番号「051」を記憶して呼出予定情報64に記憶の整理番号「052」の呼び出し操作を実施する。
そして窓口に整理番号「052」の整理券50を所持する利用客が現れると、図12に示すようにRAM12bには時刻「10:49」に整理番号「052」を呼び出したことが記憶される。同様に続いて繰り返されて、やがて時刻「10:52」には整理番号「053」の整理券50を所持する利用客の業務が終了すると、呼出予定情報64には整理番号「051」が記憶される。ここで順番通りに呼び出すと整理番号「054」を呼び出すことになる。しかし、時刻「10:53」においては呼出時刻「10:53」を与えられた整理番号「051」の利用客の呼び出しを優先とするため時刻「10:53」には整理番号「051」を呼び出している。
このように利用客が窓口に現れない場合には整理券50を発行順に呼び出すことよりも、整理券50に印字された呼出時刻で呼び出すことを優先することにより利用客は安心して待ち時間を有効に活用できる。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
各実施例では、窓口が1つである例を説明したが、これに限定されるものでなく、例えば2つでも3つでも構わない。その場合には、窓口の数に応じて呼出装置20と操作装置30とを備える構成とする。
また各実施例では、受付装置10と呼出装置20との接続および受付装置10と操作装置30との接続が各々通信回線40を介する有線接続である例を説明したが、これに限定されるものでなく、無線接続でも構わない。
また各実施例では、呼出装置20は表示手段23による表示と音声出力手段24による音声とによって整理番号を呼び出す構成を説明したが、これに限定されるものでなく、表示手段23による表示または音声出力手段24による音声のいずれか一方にて呼び出す構成でも構わない。
また各実施例では、過去の窓口での対応所要時間データとして、窓口での業務が終了した直近の10件の窓口での対応所要時間の平均値を説明したが、これに限定されるものでなく、例えばその最大値、最小値またはそれらの中間値のいずれかでも構わない。また本システムにおいて、それらのいずれかを任意に選択可能な構成とすることは容易であり詳細は省略する。
実施例1における整理券発行システムの全体構成図である。 実施例1における受付装置10の電気的構成を表すブロック図である。 実施例1における呼出装置20の電気的構成を表すブロック図である。 実施例1における操作装置30の電気的構成を表すブロック図である。 実施例1における受付装置10の記憶手段12のRAM12bに記憶の各情報について説明する図であり、51人目の利用客が整理券50を引き抜き前の状態を示している。 実施例1における整理券50について説明する図である。 実施例1における受付装置10の記憶手段12のRAM12bに記憶の各情報について説明する図であり、51人目の利用客が整理券50を引き抜き後の状態を示している。 実施例1における受付装置10の記憶手段12のRAM12bに記憶の各情報について説明する図であり、43人目の利用客を呼び出した後の状態を示している。 実施例2における整理券発行システムの全体構成図である。 実施例2における操作装置300の電気的構成を表すブロック図である。 実施例2における受付装置10の記憶手段12のRAM12bに記憶の各情報について説明する図であり、51人目の利用客の呼出保留状態を示している。 実施例2における受付装置10の記憶手段12のRAM12bに記憶の各情報について説明する図であり、51人目の利用客を呼出時刻に呼び出した後の状態を示している。
符号の説明
10 受付装置
12 記憶手段
13 表示手段
15 整理券発行手段
17 待ち時間予測手段
20 呼出装置
30、300 操作装置
40 通信回線
50 整理券


Claims (2)

  1. 利用客によって取得される整理券に印字する整理番号を呼び出す時刻を予測する待ち時間予測手段と、前記待ち時間予測手段が予測する呼出時刻と利用客が取得するごとに1づつ増加させた整理番号とを印字して整理券を発行する整理券発行手段と、現在の待ち人数を表示する表示手段と、前記整理券の印刷および前記待ち人数の記憶に関する各種制御および各種記憶を実施する制御手段と記憶手段と、を有する受付装置と、
    前記整理券に印字してある整理番号の呼び出し操作を実施する操作装置と、
    前記呼び出し対象となる整理番号を音声または表示の少なくとも一方にて窓口に呼び出す呼出装置と、を備え、
    前記受付装置は、前記呼出装置と前記操作装置と各々通信回線を介して接続してあり、
    前記受付装置の待ち時間予測手段は、自身の記憶手段に記憶しておく現在の待ち人数と、自身の記憶手段に記憶しておく過去の窓口での対応所要時間データと、に基づき、待ち時間を予測する、整理券発行システム。
  2. 請求項1に記載の整理券発行システムであって、前記呼出装置が呼び出した整理番号を印字してある整理券を所持する利用客が窓口に現れない場合に、その整理券に印字してある呼出時刻になれば再度その整理番号を他の整理番号より優先して呼び出す、整理券発行システム。

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JP6322758B1 (ja) * 2017-10-31 2018-05-09 株式会社Epark 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
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