JPH10222750A - 取引処理システム - Google Patents

取引処理システム

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JPH10222750A
JPH10222750A JP2344497A JP2344497A JPH10222750A JP H10222750 A JPH10222750 A JP H10222750A JP 2344497 A JP2344497 A JP 2344497A JP 2344497 A JP2344497 A JP 2344497A JP H10222750 A JPH10222750 A JP H10222750A
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JP
Japan
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transaction information
customer
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JP2344497A
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English (en)
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Satoshi Shirasawa
聡 白澤
Masao Okayama
正男 岡山
Riyouko Satou
亮子 佐藤
Shigeru Sasaki
繁 佐々木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication of JPH10222750A publication Critical patent/JPH10222750A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】顧客が操作する上での混乱と誤入力を除去し、
ATMの操作時間の短縮を可能とし、データ作成時の負
担を軽減でき、ユーザフレンドリな取引処理システムを
提供する。 【解決手段】取引処理装置111では、取引開始後指示
機能作成手段113により外部操作機器101を動作さ
せる機能コードと提示文からなる取引情報を作成し、外
部操作機器との通信手段112で送信する。操作機器1
01では取引処理装置との通信手段102で取引情報を
受信し、機能コード解釈手段103で解読し、取引情報
提示手段106で操作画面の表示を行い、顧客の操作を
入力手段107で入力し、入力操作変換手段104で顧
客選択の機能コードと入力文字,入力数字からなる取引
情報を作成し、通信手段102で送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、取引処理システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置は、自動機に備えら
れた取引情報表示手段によって取引情報を表示し、顧客
が自動機に備えられた取引情報入力手段を操作すること
で取引処理を行っている。また、特開平5−233678 号公
報に記載のように、予め電子手帳で必要なデータを作成
し、自動機に電子手帳そのものを接続するか、メモリカ
ードを電子手帳から取り外し、そのカードを自動機に挿
入することによってデータ通信を行う取引処理システム
が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来装置では下記問題
に対する考慮がされていなかった。
【0004】すなわち、自動機は各機種,各メーカ毎に
その操作方法,画面レイアウトが異なるため、数社の自
動機の利用者は混乱し、誤入力を犯すなど取引時の煩わ
しさを強いられている。また、入力操作が多く、取引に
時間がかかっている。
【0005】また、弱者や外国人にとっても、専用の自
動機がなければ使用することができず、専用機は高価な
ためあまり設置されておらず不便を強いられていた。
【0006】本発明の目的は顧客が操作する上で混乱と
誤入力を犯すという問題点を除去し、多くの顧客にとっ
て、よりユーザフレンドリな取引処理システムを提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明は自動機のデータ入出力,双方向通信,操
作端末として現在普及しつつある携帯型情報機器を利用
する。携帯型情報機器は、自動機と取引情報を通信する
ための取引情報通信手段と、取引情報を表示する取引情
報表示手段と、顧客の操作を入力する入力手段と、取引
情報と顧客の入力情報を記憶する取引情報記憶手段を備
え、自動機と取引情報を交信することで、取引処理を行
う。
【0008】また、前述の取引情報通信手段で、自動機
内に備えられた操作手段における取引操作と同等の取引
操作を上記情報機器から行うための取引情報と、前記取
引情報を符号化するための通信データ規約を用い、前記
取引情報から前記通信データ規約に沿った通信データを
作成する通信データ作成手段と、前記通信データを解読
する通信データ解読手段と、前記通信データから前記通
信データ解読手段によって解読された取引情報を提示す
る通信データ提示手段を備えたことを特徴とする。
【0009】また、前記通信データ提示手段は自動機内
に備えられた操作手段と同等の取引操作を情報機器から
行うための取引情報のうち、表示するボタンや文字など
の提示情報を、その形態,表示位置や表示方法などを自
在に変更し提示可能な機能を備えたことを特徴とする。
【0010】また、前記通信データ規約は、自動機内に
備えられた操作手段と同等の取引操作を情報機器から行
うための通信データである取引情報として、自動機に備
えられた操作部に表示する画像データそのものではな
く、表示する表示要素と上記表示要素の機能を示すデー
タと、顧客の操作内容と入力データを符号化し、交信す
ることを特徴としている。
【0011】また、通信データ量を少なくするために、
ある自動機固有の機能や、新しく考案された機能以外
の、共通の定型機能には機能コードを割り当て、上記当
機能コードを送ることで取引処理を行うことを特徴とし
た。
【0012】また、携帯型情報機器に、取引情報記憶手
段と通信データ提示手段を備えさせ、前記携帯型情報機
器に備えられている顧客の操作を入力するデータ入力手
段を用い、実際の取引処理と同じ方法で取引情報を事前
に作成し、取引情報記憶手段に記憶し、その後に取引情
報通信手段を用いて自動機と記憶しておいた取引情報の
通信を行う機能を備えさせた。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を説明す
る。なお本実施例では現金自動取引装置(以下ATMと
呼ぶ)における取引操作を例にとり、外部操作端末とし
て携帯型情報機器(以下PDAと呼ぶ)を利用してい
る。
【0014】図1は本発明のブロック図を表している。
取引処理装置111では、外部との通信を行う外部操作
機器との通信手段112と、送信されてくる通信データ
である、選択機能コード,入力数字,入力文字,機能コ
ード,提示文からなる取引情報を解読する機能コード解
釈手段113と、送信する機能コードと提示する文から
なる取引情報を作成する指示機能作成手段114と、解
読された機能コードから実際の取引処理を行う取引処理
手段115と、取引中に顧客に情報を提示する提示手段
116と、顧客が取引操作を入力する入力手段117
と、取引処理装置を管理するセンタとの通信を行うセン
タとの通信手段118と、112から118までを制御す
る制御手段119を備えている。
【0015】また、外部操作機器101は、取引処理装
置との通信を行う取引処理装置との通信手段102と、
送信されてくる取引情報を解読する機能コード解釈手段
103と、顧客の入力操作から送信する取引情報を作成す
る入力操作変換手段104と、取引情報を顧客に提示す
る取引情報提示手段105と、顧客の操作を入力する入
力手段106と、顧客の情報を記憶しておく個人情報記
憶手段107と、行った取引や、作成した取引情報を記
憶しておく取引情報記憶手段108と、102から10
8を制御する制御手段109を備えている。
【0016】外部操作機器との通信手段112は外部と
の通信を行い、送信されてくる通信データである、選択
機能コード,入力数字,入力文字,機能コード,提示文
からなる取引情報を送受信する。機能コード解釈手段1
13は、受信した取引情報から処理動作を示す機能コー
ドを抽出し、解読する。指示機能作成手段114は、外
部操作機器に送信する機能コードと外部操作機器で提示
する文からなる取引情報を作成する。取引処理手段11
5は、解読された機能コードから実際の取引処理を行
う。提示手段116は、取引中に顧客に情報の提示を行
う。入力手段117は、顧客が取引操作を入力する。通信
手段118は、取引処理装置を管理するセンタとの通信
を行う。制御手段119は、112から118までを制
御し、取引処理を行うものである。
【0017】また、取引処理装置との通信手段102
は、取引処理装置111との通信を行う。機能コード解
釈手段103は、送信されてくる取引情報から機能コー
ドを抽出し解読を行う。入力操作変換手段104は、顧
客の入力操作を送信する取引情報への変換を行う。取引
情報提示手段105は、取引情報から提示情報を抽出
し、またガイダンス等の情報を顧客に提示する。入力手
段106で、顧客の操作の入力を受け取る。個人情報記
憶手段107では、顧客の情報を記憶しておく。取引情
報記憶手段108では、取引の来歴や作成した取引情報
の記憶を行う。制御手段109は102から108を制
御することで、取引処理装置111との取引を行うもの
である。
【0018】この構成の外部操作機器101と取引処理
装置111を用いた取引動作は以下のようになる。
【0019】取引開始後、取引処理装置111では、指
示機能作成手段114により、外部操作機器101に動
作を行わせるための機能コードと提示文からなる取引情
報を作成する。その後に外部操作機器との通信手段11
2により取引情報を送信する。外部操作機器101で
は、取引処理装置との通信手段102により取引情報を
受信し、機能コード解釈手段103により取引情報を解
読し、取引情報提示手段105により表示レイアウトを
決定し操作画面の表示を行う。その後に顧客の操作を入
力手段106により入力し、入力操作変換手段104に
より顧客の選択した機能コードと入力文字,入力数字お
よび、個人情報記憶手段107に記憶している顧客の口
座番号等の情報からなる取引情報を作成し、取引装置と
の通信手段102により送信する。上述のように外部の
操作機器と取引情報を交信することを繰り返すことで取
引処理装置111が動作し、取引処理を行う。
【0020】図2は本発明の一実施例の取引システムの
説明図である。図2で現金自動取引装置200には図1
に示した112から118,携帯型情報機器260に
は、図1に示した102から108の各手段が組み込ま
れ、現金自動取引装置200と携帯型情報機器260間
でデータ通信可能な構成になっている。
【0021】また、現金自動取引装置(以下ATMとい
う)200には紙幣入出金口210,操作パネル兼CR
Tディスプレイ220,通帳入出口240,キャッシュ
カード入出口250などが配設されており、キャッシュ
カード,通帳を用いて携帯型情報機器を使用しない取引
操作も可能な構成となっている。
【0022】図3は本発明の取引システムで送受信し、
取引を行うための取引情報の内容を示したものである。
【0023】図3(A)は顧客が入力したデータの属性
を示す識別コードを表している。顧客が入力したデータ
を口座名にはa、口座番号にはcという識別コードとと
もに送信することで、送信ミスを防ぐとともに、取引デ
ータを複数一括送信することが可能になる。図3(B),
(C)は取引操作の各段階でPDA及びATMが行うべ
き機能とその具体的な動作、及び各機能に対応付けたコ
ードを表している。
【0024】PDA及びATMはこの表を用いて相手に
行わせたい機能をコード化し、また、受信したコードを
解読する。具体的な動作指示を送受信するのではなく、
機能コードを送受信し、解読して動作を行うことで、情
報量を減らし通信効率を向上させる。(B)は携帯型情
報機器(以下PDAという)が持つ表で、(C)はAT
Mが持つ表である。PDAは顧客とのインターフェース
を司る、ATMは次に行うべき機能を判断すると、それ
ぞれの役割が異なるため、同じ機能コードでも対応する
動作は各々異なる。
【0025】基本的に取引情報_往(ATM→PDA)
は機能コードと表示情報から構成される。しかし、種々
の現金自動取引装置で共通する機能、例えば入金取引,
出金取引,残高照会,振込取引などに関しては通信デー
タ量を減らすため、それぞれ固有のコードを割り当てて
表示内容も含めた動作を表に記しておき、機能コードだ
けで処理を行えるようにしている。
【0026】取引情報_復(PDA→ATM)は、選択
肢の場合は顧客が選択した機能コード,文字や数字の入
力の場合はその入力のきっかけとなったATMからの受
信機能コードとデータ属性識別コードと顧客の入力情報
から構成される。
【0027】以上の構成からなる本発明の取引処理シス
テムの出金取引例を図4をもとに説明する。
【0028】顧客は個人所有、もしくは銀行から貸し出
されたPDA260を、ATM200に接続し、ATM200とPDA260とが
通信可能な状態にする。その後にATM200がPDA260が接続
されたことを認識あるいは顧客が取引開始ボタンを押す
ことにより、取引を開始(401)する。
【0029】その後に、ATM200からPDA260へは、取引処
理選択画面の情報402が図3(C)に従ってコード化さ
れ(403)てPDA260へ送られる。PDA260は受信したコ
ードを図3(B)に従って機能コード解釈手段103に
よって解読し、取引処理選択画面の取引情報提示手段1
05によりレイアウトを決定し表示する(404)。こ
の表示画面をもとに顧客は取引処理を選択する(40
5)。ここで、選択された取引は、その取引機能に割り
当てられている機能コードと共に、PDA260の個人情報記
憶手段107によって記憶されている個人情報を、図3
(A)をもとに識別コードを付加したうえで送信する
(406)。取引データ406を受信したATM200は、図
3(C),(A)をもとに取引データを解読し、出金取引
モードへと移行する(407)。初めに初期選択画面を
出し、出金取引モードではまず暗証番号入力を行う等の
処理フロー表は(携帯型情報機器を用いない取引操作時
の処理フロー表と共通であり)図示しないが密かに持っ
ている。ATM200は次に暗証番号を入力させるためPDA260
へ機能コード4を送信する(408,409)。PDA260
は、これより暗証暗号入力画面を表示し(410)、顧
客の入力操作を待つ。顧客の入力した暗証番号は図3
(A),(B)をもとにコード化され(411)、ATM200
へ送信される。取引データ411を受信したATM200は、
暗証番号を照会し(411)、照会の結果一致した後に
取引金額の入力要求を送信する(413,414)、PD
A260は取引データ414を受信すると、図3(B)より
金額入力画面を表示し(415)、顧客の入力を待つ。
顧客の入力した取引金額は、図3(A),(B)をもとに
コード化され(416)、ATM200へ送信される。取引デ
ータ416を受信したATM200は、出金動作を行い紙幣入
出金口210より該当金額を出金し(417)、PDA260
に取引終了させるための指示を送信する(418)。取
引データ418を受信したPDA260は、取引終了メッセー
ジを表示し(419)、通信を終了し取引を終了(42
0)する。
【0030】例ではPDA260を接続したが、ATM200上の任
意の位置に置かせる方法など、任意の空間内に置き、非
接触で通信を行える方法を用いても同様の動作を行うこ
とが可能である。
【0031】以上により、ATMを外部操作機器から操
作し、取引動作を行うことが可能になる。このことか
ら、顧客が個人のPDAを使用することで、異なる操作
画面を使用しているATMに対しても、同じ操作画面で
取引操作が行うことができ、取引操作時に戸惑うことが
なくなり、使いやすいシステムを提供することができ
る。
【0032】以上の取引処理のように逐次入力方式を行
うことで取引を行うほかに、事前に取引データを入力
し、データを一括処理することで取引を行うことも可能
である。この例を図5に示す。
【0033】この場合は、予め操作手順を記憶する手順
記憶手段を設け、手順を記憶しておくか、取引の最初か
最後に顧客にこの手順を記憶するかどうかを顧客に入力
してもらい、受信した取引情報_往を逐一手順記憶手段
に手順を記憶しておいて、取り引き情報提示手段106
が逐一手順記憶手段の手順に従って画面表示を行い、入
力手段107によって通常の取引操作と同じ手順でデー
タを入力させるか、各取引に必要な情報を顧客が覚えて
おき情報機器のデータ入力機能を使い機能コードと対応
づけてデータを作成し取引情報記憶手段109に記憶す
る。その後、取引時に取引情報記憶手段に記憶した内容
501と個人情報記憶手段に記憶していた口座名等のデ
ータを一括で送信することで取引処理を行う。このこと
から、ATMの前での操作を低減でき、より使いやすい
システムを提供することができる。また、新しいものに
慣れるのが苦手な高齢者などにとって、操作方法を家で
家族に教えてもらい練習することもでき、入力は予め家
族などにしてもらい、取引は自分で行うことも可能であ
る。
【0034】次に、図6をもとに、あるATM固有の機
能,新しい機能など固有コード化されていない取引を行
う場合を定期預金契約を例に取り説明する。新しい機
能,固有の機能は、ATMの機能コード表で追加定義さ
れているが、PDAの機能コード表には定義されていな
い(図3(B),(C)機能コード10)。この場合取引
情報_往は、前述した基本的な構成、すなわち、機能コ
ードと表示情報から構成される。
【0035】取引が開始されると、ATM200は取引処理選
択画面の情報(602)を図3(C)によってコード化
(603)し、PDA260へ送信する。取引データ(60
3)を受信したPDA260は図3(B)をもとに機能コード
を解読し、機能コード10は未定義であることから、付
帯情報である表示情報の表示を行う(604)。顧客が
定期預金契約を選択する(605)と、PDAは表示文
字“定期預金”は機能コード10として受信したことか
ら、送信するコードとして機能コード10を選択し(6
06)、ATM200に送信する。以降、暗証番号入力を行
い、定期種別を選択させるなど取引を進め取引処理を行
う。
【0036】以上のような取引方法を応用すれば、装置
特有の機能コード表を予め用意しなくても通信手段と基
本的な機能コード表(例えばコードA=付随して受信し
た文字を案内文として表示する、コードB=付随して受
信した文字を選択肢として表示し選択されたら一緒に送
られたコードを送信、さらに必要であればコードC=こ
のコードが来るまで画面表示を保持する)を用意するだ
けであらゆる装置の操作を行うことができる。装置設置
者や装置製造者が大きな負担をしなくても各自が自分が
使えるPDAを一つ用意するだけで誰でも使える装置と
なる。ATM以外に券売機,駅や施設の建物案内機、ま
た、家庭用電気製品にも応用できる。また、一度操作し
たらその操作に用いたコードを操作順に記憶しておけば
図5で説明したような利用方法もできる。
【0037】また、未定義の機能コードを案内文型と選
択肢型に予め分類したが予め分類せずに案内文型と選択
肢型のいずれであるかを示すコードを機能コード表示文
字と共に送信することとしてもよい。
【0038】また、上述の取引処理システムのPDAに
取引情報提示手段を顧客が編集する手段を設ければ自分
の好みに合った表示形態,画面レイアウトで操作するこ
とができるので、より使いやすくすることができる。
【0039】また、外部操作端末として顧客にとって好
適な形態のPDA,操作端末を用いることで、自動機が
同じ装置構成のままで様々な顧客に容易に使用可能とす
るものである。このことから、外国語ベースのPDAを
用いることで、同じシステムのままで各国語で取引が行
える。同様に、障害者用PDAもしくは携帯型入出力端
末を用いれば、システムに機能を付加したり特殊な装備
をするなど設置者に負担を掛けずに、障害者が使用する
ことができる。
【0040】また、図3(A),(B),(C)のようなコ
ード表を用いて取引情報を交信し取引処理を行う構成を
とるものであれば、他の機器間でも取引処理を行うこと
が可能である。このことから、一種の分野の自動機だけ
でなく、種々の分野の自動機を一つの操作端末で操作す
ることが可能になる。また、通信により取引情報を利用
者間で交換し、その取引情報を自動機に入力すること
で、事前に取引情報を利用者が自ら作成することなく取
引処理を行うことも可能となる。
【0041】また、PDAの住所録などの機能や、自動
機の操作画面の表示機能を利用し、実際の取引操作と同
じ手順で、事前に取引データを作成しておくことにより
データ作成が容易に行え、また、一括入力にも対応する
ことが可能である。
【0042】また、PDAを利用することで、住所録に
入れておいた振込先の氏名や自分の電話番号口座名を利
用するなど、通常の住所録データの効率的な活用がで
き、また、取引記録をPDA内に残しておけば、後でP
DAだけで確認ができる。その過去の取引記録を今回の
入力に利用するなど、取引時に作成したデータの管理,
再利用を特殊な装置を用いることなく実現できる。
【0043】また、無線通信を用いれば自動機の近くに
寄るだけで取引処理を行うことができる。このことか
ら、車内から車外にある自動機を使っての取引処理も容
易に行うことができる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば以下の効果が期待でき
る。すなわち、上述の取引処理システムを用いること
で、PDA側の取引情報表示手段によって表示レイアウ
トを決めることができ、よって、顧客が同じPDAを用
いれば、各メーカの自動機に対して、いつも同じ操作画
面で取引操作を行うことができる。よって、自動機に対
して苦手意識のある顧客や、新しいものになじめない高
齢の顧客などにとって、安心して使うことができ、PD
Aの操作を家で練習することや、人に教えてもらうこと
ができ、わからないから機械が恐いという意識を取り除
くことができる。自分の好みに合わせて画面レイアウト
を編集することができることで、使いやすく人に優しい
取り引きシステムを実現することができる。
【0045】また、コード表を用いて取引情報を交信し
取引処理を行う構成をとるものであれば、他の機器間で
も取引処理を行うことができ、一種の分野の自動機だけ
でなく、種々の分野の自動機を一つの操作端末で操作す
ることができるようになり、日常生活のほとんどの手続
きを処理することができ、利用者の利便を図ることがで
きる。
【0046】また、通信により取引情報を利用者間で交
換し、その取引情報を自動機に入力することで、事前に
取引情報を利用者自ら作成することなく取引処理を行う
こともでき、通信販売や、人と同じ取り引きを行うと
き、人にデータを入力しておいてもらいその取り引きを
データを受け取るだけで処理することができる。
【0047】また、無線通信を用いれば自動機の近くに
寄るだけで取引処理を行うことができ、ドライブスルー
型の取り引きシステムが容易に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブロック図。
【図2】本発明の一実施例の取引処理システムの説明
図。
【図3】取引情報の説明図。
【図4】取引動作(出金モード)の動作の説明図。
【図5】事前入力方法の説明図。
【図6】固有機能の取引処理の説明図。
【符号の説明】
200…現金自動取引装置、260…携帯型情報機器、
210…紙幣入出金口、220…操作パネル兼ディスプ
レイ、240…通帳入出口、250キャッシュカード入
出口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 繁 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】他の機器との通信手段を備えた情報機器
    と、他の機器との通信手段を備えた自動機との間で、上
    記自動機内に備えられた操作手段と同等の取引操作を上
    記情報機器から行うための取引情報と、取引情報を符号
    化するための通信データ規約を用い、取引情報を符号化
    して交信し取引を行う取引情報通信手段を、各々が機器
    内部に備えることで上記自動機内に備えられた操作手段
    以外の外部操作手段として、上記情報機器を使用する取
    引処理システムにおいて、上記取引情報からボタンや文
    字などの提示情報を抽出し、所定の形式で顧客へ提示す
    る通信データ提示手段を備えることで、同一形式で各種
    自動機との取引操作を行うことを特徴とする取引処理シ
    ステム。
JP2344497A 1997-02-06 1997-02-06 取引処理システム Withdrawn JPH10222750A (ja)

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