JP6936308B2 - 避難所管理システム及び避難所管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、遠隔地からリアルタイムに避難所の情報を確認できる技術に関する。
近年、防災に対する関心が向けられるようになり、様々な対策が考えられてきている。例えば、避難所の運営については、内閣府がガイドラインを作成して公開している(非特許文献)。
このような避難所の運営において、従来では、災害発生後に避難所に居る避難者の人数情報を得るために、避難所の管理者または庁舎より移動してきた自治体職員が、番号を記載した紙を避難者一人一人に配布するか、避難者が持参した事前に配布済みの氏名や住所などの個人情報を含むICカード類の情報を読み込んでいた。また、対策本部が各避難所の情報を収集する際は、避難者一人一人に個人情報を紙に記入してもらい、自治体職員がその紙を対策本部へ持ち帰ってパソコンで入力するようにしている。そのため、自治体職員の負荷が高く、情報の収集にも時間が掛かってしまい、初動対応の遅れの一因となっていた。
http://www.bousai.go.jp/taisaku/hinanjo/pdf/1604hinanjo_guideline.pdf
本発明は、上記問題に鑑み、避難所の情報を容易に収集して、管理できるようにすることを目的とする。
本発明に係るシステムは、避難所に予め用意された媒体から情報を取得する端末と、端末から情報を収集する管理サーバで構成された避難所管理システムである。本システムの端末は、避難所を識別する避難所識別情報を記憶する記憶部と、媒体から避難者の属性を示す避難者属性情報を読み取る読み取り部と、媒体に記憶された避難者属性情報を、他の避難者属性情報に書換える書換え部と、避難所識別情報と、避難者属性情報と、を管理サーバへ送信する通信部と、画面上に少なくとも避難所の情報とメニュー画面を表示する表示制御部と、を備えている。また、本システムの管理サーバは、避難所識別情報と、避難者の属性毎の人数と、を紐づけた避難所テーブルを記憶するデータベースと、通信部から受信した避難所識別情報と、避難者属性情報に基づいて、避難者の属性毎の人数を更新するデータベース更新部と、避難所識別情報と、当該避難所識別情報に紐づけられた避難者の属性毎の人数と、を含む避難所情報を端末へ送信する避難所情報送信部と、を備えている。さらに、本システムの表示制御部は、管理サーバから受信した避難所情報に基づいて、避難所の名称と、当該避難所における避難者の属性毎の人数を表示するとともに、メニュー画面において媒体の属性を書換える機能が選択されると、避難者属性を選択する画面を表示するように構成されている。また、書換え部は、避難者属性を選択する画面において避難者属性が選択されると、媒体に記憶された避難者属性情報を、選択された避難者属性に書換える。
また、本発明に係る、媒体から読み取った情報に基づいて避難所の情報を管理する方法は、媒体から避難者の属性を示す避難者属性情報を読み取るステップと、避難所を識別する避難所識別情報と、避難者属性情報とに基づいて、当該避難所における避難者の属性毎の人数を更新するステップと、避難所識別情報と、避難者の属性毎の人数と、に基づいて、避難所の名称と、当該避難所における避難者の属性毎の人数を表示するステップと、を備える。
以上、本発明によると、災害時における避難所の運営を効率よく行うことができ、初動対応を迅速に行うことができるようになる。
本発明に係る避難所管理システムの概略図である。 本発明に係る避難所管理システムの構成図である。 本発明に係る避難所管理システムに係る、端末の起動画面及びメニュー画面の表示例である。 本発明の避難所管理システムに係る、初期設定時の画面表示例である。 本発明の避難所管理システムに係る、端末がカードから情報を読み取るフローである。 本発明の避難所管理システムに係る、カードから情報を読み取る際の端末の画面表示例である。 本発明の避難所管理システムに係る、端末が登録情報を生成・送信するフローである。 本発明の避難所管理システムに係る、管理サーバの避難所データベースを更新するシーケンスである。 本発明の避難所管理システムに係る、端末が管理サーバから避難所情報を取得し、表示するまでのシーケンスである。 本発明の避難所管理システムに係る、避難所情報を確認するための端末の画面表示例である。 本発明の避難所管理システムに係る、全ての避難所の避難所情報を確認するための画面表示例である。 本発明の避難所管理システムに係る、端末がカードに記憶された避難者属性情報を書換えるフローである。 本発明の避難所管理システムに係る、カードの書換え処理における端末の画面表示例である。 本発明の避難所管理システムに係る、カード情報確認における端末の画面表示例である。 本発明の避難所管理システムに係る、登録情報を再送信する処理における端末の画面表示例である。
次に、本発明を実施するための形態(以下、単に「実施形態」という)を、図面を参照して具体的に説明する。
<システムの概略> 図1は、本実施形態に係るシステムの概略図である。
災害発生時、避難所において、ユーザなど(自治体職員や施設職員等)は、カード101と、端末102を用意する。このカード101には、カード101を識別するためのカードID、避難者の属性を示す避難者属性情報(以下、単に属性情報ともいう)が記憶されている。避難者の属性とは、例えば、避難者を男性、女性、乳幼児、要介護者、妊婦等の項目で分類した避難者の種別である。この種別の項目は、ユーザが、避難所に配慮の必要な避難者が何人いるかを把握できるような項目にすることが望ましい。
次に、ユーザは、避難者を確認し、当該避難者の属性に対応する避難者属性情報を記憶しているカード101を選択する。その後、端末102を操作し、選択したカード101から、避難者属性情報の読み取りを行う。カード101からの読み取りが完了すると、ユーザは、そのカード101を当該避難者に渡す。
なお、カード101は、それ自体の識別情報や避難者属性情報等を記憶できる媒体であればよく、本発明においてカードに限定されるものではない。例えば、Felica(登録商標)のようなICカード、ICチップ、QRコード(登録商標)等の情報を読み取り可能なコードが印刷された印刷物等の媒体が用いられる。
端末102が読み取った情報は、ネットワークを介して管理サーバ103に収集される。なお、端末102からネットワークへの接続は、有線で接続してもよいし、無線で接続してもよい。管理サーバ103に収集した情報は、避難所の端末102や庁舎又は対策本部に設置されたPC端末104を操作することで、確認することができる。
なお、本実施例では、カード101に記憶している情報として、カードID、避難者属性情報を記載しているが、他の情報を記憶させておき、端末102で読み取れるようにしてもよい。例えば、避難所を識別する避難所IDを記憶させておき、カード101と避難所との対応がとれるようにしてもよい。
また、避難者属性情報は、避難者の種別以外の情報を含めてもよい。例えば、避難者の年齢や健康状態やアレルギーに関する情報を含めた情報にしてもよい。
また、カードIDの割当て方によって、カードID自体に避難者の属性をもたせるようにしてもよい。例えば、カードIDが0000〜0100のカードは、避難者の属性が“男性”であるカードとし、カードIDが0101〜0200のカードは、避難者の属性が“女性”であるカードとして扱う。これにより、カード101に記憶する情報として避難者属性情報は不要になり、カードIDだけにすることができるため、カード101に記憶する情報量や端末102やシステム全体で処理する情報量を小さくすることができる。
<システムの構成> 図2は、本実施形態に係るシステムの構成図である。
各避難所に備えられた端末102(各端末に102−1,102−2,102−3,・・・の番号を割り当てているが、端末を区別しない場合は、端末102と呼ぶ)は、ユーザからの操作を受け付ける操作部201と、端末201の画面表示を制御する表示部(表示制御部)202と、避難所を識別する避難所識別情報を登録する避難所登録部203と、カード101から情報を読み取る読み取り部204と、読み取り部204が読み取った情報に基づいて、管理サーバへ送信する情報を生成する登録情報生成部205と、管理サーバ103と通信する通信部206と、避難所登録部203によって登録した避難所識別情報や管理サーバ103の宛先情報等の設定情報等を記憶する記憶部と207と、GPS(Global Positioning System)等の手段によって端末102の位置情報を取得する位置情報取得部208と、各避難所の避難者数等の情報を示す避難者情報を管理サーバ103へ要求する避難所情報要求部209と、カード101に記憶されている情報を書換える書換え部210で構成される。
なお、読み取り部202は、Felica等のICカードから情報を読み取る機能とQRコード等のコードから情報を読み取る機能のどちらか1つにだけ対応してもよいし、両方の機能を持たせて切替えられるようにしてもよい。
また、端末102は、スマートフォンやタブレットなどで実現することが好ましい。
管理サーバ103は、端末102と通信する通信部221と、各避難所の避難所識別情報を記憶している記憶部222と、端末102に読み取られたカード101の情報や各避難所の情報を記憶する避難所データベース223と、避難所データベース223を更新するどうかを判定したり、データベース223へ更新を要求したりするデータベース更新部224と、避難所データベース223から情報を取得し、避難所情報を端末102へ送信する避難所情報送信部225と、で構成される。
ここで、本実施例における避難所データベース223は、各避難所で端末102によって読み取られたカード101の情報を管理する読み取りカードテーブルと、各避難所の情報を管理する避難所テーブルを使用する。読み取りカードテーブルには、例えば「カードID」、「避難所識別情報」、「避難者属性情報」、「日時」等の情報が紐づけられている。ここで、「日時」は、端末102から情報を受信した日時でもよいし、端末102から受信した情報に含まれているカード読み込み日時の情報であってもよく、重複する情報をデータベース更新部224が登録しないためのものである。
また、避難所テーブルには、例えば「避難所識別情報」、「避難者の総人数」、「避難者の属性毎の人数」、「避難所の収容可能数」、「避難所への連絡先」、「情報の更新日時」等の情報が紐づけられている(後述する図11参照)。
この避難所データベース223は、管理サーバ103とは別の外部サーバに実装してもよいし、管理サーバ103と一体とした実装にしてもよい。
自治体庁舎又は対策本部に設置された端末PC104は、通信部231、操作部232、避難所情報要求部233、表示部234で構成されており、機能としては、それぞれ端末102における通信部206、操作部201、避難所情報要求部209、表示部202と同様である。
<端末の起動画面及びメニュー画面> 端末102は、例えばスマートフォンであり、本避難所管理システムにおいて、端末の機能はスマートフォン上で避難所管理システムの端末アプリケーション(以下、避難所アプリという)により実現する。そして、端末102の画面上の避難所アプリのアイコンをタップすることで、避難所アプリが起動する。
図3(a)は避難所アプリ起動時のトップ画面であり、カード101の情報を読み取る「カード読み取り(入場)」機能の画面である。このように、アプリ起動時のトップ画面を使用頻度が最も高いカード読み取り(入場)機能にすることにより、ユーザの利便性が向上する。
そして、図3(a)に示すように、避難所アプリ画面にはメニューボタン300が表示されており、このボタンをタップすると図3(b)に示すメニュー画面が表示される。このメニュー画面に示すように、端末102は機能(画面)として、「カード読み取り(入場)」、「カード読み取り(退場)」、「QRコード読み取り(入場)」、「QRコード読み取り(退場)」、「カード書込み」、「カード情報確認」、「避難所状況確認」、「初期設定」の各機能を有している。以降、それぞれの機能について説明する。
なお、メニュー画面の表示として、管理者用の画面(図3(b))とユーザ用の画面((図3(c))の表示モードを備えるようにしてもよい。例えば、上記した「初期設定」の機能は、管理者が運用前に設定するための機能であるため、管理者用の画面モード(図3(b))では表示し、ユーザ用の画面モード(図3(c))では表示しないようにする。つまり、運用中にユーザが使用しない機能はメニュー画面に表示しない画面モードを備えることで、ユーザは必要な情報だけ見て端末102を操作することができる。
<端末の初期設定登録> ユーザは、端末102の初期設定として、端末102と避難所を対応させるための避難所識別情報と、管理サーバ103へ情報を送信するための管理サーバ103への宛先情報を登録する必要がある。初期設定時における、表示部202よる画面表示例を図4に示す。図4(a)に示すように、表示部202は、避難所識別情報を入力するための入力欄401と、宛先情報を入力するための入力欄402と、保存ボタン403を表示する。
ユーザが、操作部201によって避難所識別情報と、宛先情報を各入力欄に入力し、保存ボタン403を押下すると、端末102は、入力された避難所識別情報と、宛先情報を記憶部207に記憶する。記憶部207への記憶に成功すると、図4(b)に示すように成功した旨を通知し、初期設定が完了する。
なお、避難所識別情報の初期設定については、ユーザによる入力からではなく、管理サーバ103から避難所識別情報を送信するようにしてもよい。
<カードの読み取り処理(入場)> 図5は、端末102が、カード101から情報を読み取るフローである。
まず、端末102の表示部202は、図6A(ICカード用)、図6B(QRコード用)に示すような読み取り画面を表示し(S501)、ユーザにカード101の読み取り作業を促す。端末102の読み取り部204が、カード101から情報の読み取りを開始(S502)し、読み取りが成功すると(S503のYES)、読み取りの成功をユーザに通知する(S504)。この時、表示部202は、図6A、図6Bに示すように、読み取った情報を表示するようにしてもよい。その後、端末102の登録情報生成部205が、避難所データベース223を更新するために管理サーバ103へ送信する登録情報を生成する。生成された登録情報は、通信部206によって管理サーバ103へ送信される(S505)。S505の登録情報の生成処理と送信処理の詳細は後述する。なお、S503で読み取りが失敗した場合(S503のNO)、読み取りの失敗をユーザに通知する(S506)。
なお、端末102は、読み取り部204がカード101から情報を読み取る際に、カード101が避難所アプリに対応しているかどうかを判断してもよい。例えば、端末102の記憶部207とカード101に固有のIDを記憶させておき、カード101から固有のIDを読み取れた場合、避難所アプリに対応しているカードであると判断する。また、カード101から読み取った情報が、所定のデータフォーマットであるかどうかで判断するようにしてもよい。端末102側でカード101が避難所アプリに対応しているかどうかを判断することにより、管理サーバ103側で判断する場合と比較すると、無駄な送信処理が発生しなくなり、端末102の消費電力を抑えられる点、管理サーバ103の負荷を抑えられる点で有利となる。
<登録情報の生成・送信処理> 図7は、端末102の登録情報生成部205が、カード101から読み取った情報に基づいて、登録情報を生成し、通信部206によって管理サーバ103へ送信するフローである。
まず、端末102の登録情報生成部205は、読み取り部204が読み取った情報と(S701)、記憶部207が記憶している避難所識別情報を取得し(S702)、管理サーバ103へ送信する登録情報を生成する(S703)。ここで、登録情報には、カード101が記憶していたカードID及び避難者属性情報と、記憶部が記憶していた避難所識別情報の情報と、入場(加算)を示す情報か退場(減算)を示す情報かを示す入退情報(加減算情報;ここでは入場を示す入退情報)が含まれている。
ここで、入退情報は、カード読み取り(入場)機能又はQRコード読み取り(入場)機能によって読み取られた場合には入場を示す入退情報となり、カード読み取り(退場)機能又はQRコード読み取り(退場)機能によって読み取られた場合には退場を示す情報となる。
次に、端末102は、生成した登録情報を含めた登録情報の更新要求を、通信部206により管理サーバ103へ送信する(S704)。登録情報の送信に成功した場合(S705のYES)、送信処理を完了し、送信に失敗した場合(S705のNO)、登録情報を再度送信する(S704)。
なお、上述した図6A、図6Bは入場の例であるが、退場の場合も略同様の画面で退場であることが分かるように、例えば「(入場)」の文字が「(退場)」と表示される。そして、退場の場合は、登録情報には退場を示す入退情報が含まれることになる。
また、登録情報には、位置情報取得部208が取得した位置情報や端末102を識別するための端末ID等を含めてもよい。
また、図7のフローでは、登録情報を生成後に送信する処理となっているが、登録情報を記憶部207に記憶しておき、後から未送信の登録情報をまとめて管理サーバ103へ送信するようにしてもよい。
また、図7のフローでは、登録情報の送信に失敗した場合、登録情報を再度送信する処理となっているが、未送信情報として端末に蓄積する処理としてもよい。この場合、図15(a)のように、再送信ボタン1501が、活性状態で入力を受け付けることを示す表示となる。このとき、蓄積されている未送信情報の件数(図15(a)の例では10件)も合わせて表示してもよい。ユーザによる再送信ボタン1501の押下に応じた送信又は一定時間経過や所定イベントの検知による自動送信により、未送信情報が何も蓄積されなくなると、図15(b)のように、再送信ボタン1501は、非活性状態で入力を受け付けないことを示す表示となる。なお、未送信情報が何も蓄積されていない場合、再送信ボタン1501を表示しないようにしてもよい。
また、登録情報生成部205は、入場と退場を判別できるように入退情報を含めた登録情報を生成していたが、避難者属性情報で入退場を判別できるようにしてもよい。例えば、カード読み取り(入場)機能又はQRコード読み取り(入場)機能によって読み取られた場合には、避難者属性情報として、カード101が記憶していた避難者属性情報を含める。一方、カード読み取り(退場)機能又はQRコード読み取り(退場)機能によって読み取られた場合には、避難者属性情報として、カード101が記憶していた避難者属性情報の代わりに退場を示す情報を含める。これにより、入退場情報を追加しなくても、避難者属性情報だけで入退場を判別することができるため、端末102から管理サーバ103へ送信するデータ量を抑えることができる。
また、登録情報生成部205は、入退情報を含めずに登録情報を生成し、管理サーバ103側で入場と退場を判別するようにしてもよい。このとき、管理サーバ103は、端末102から受信した登録情報が、読み取りカードテーブルに登録されていなければ「入場」と判断し、登録されていれば「退場」と判断する。このような構成にすることで、端末102は「入場」と「退場」の2つの読み取り画面ではなく、1つの読み取り画面を表示すればよくなるので、ユーザの使い勝手が向上する。
<登録情報の更新処理> 図8は、端末102から送信した登録情報を、管理サーバ103が受信し、避難所データベース223を更新するシーケンスである。
端末102は、生成した登録情報が含まれた登録情報の更新要求を、通信部206によって管理サーバ103へ送信する(S801)。管理サーバ103は、受信した更新要求から登録情報を取得すると(S802)、データベース更新部224によって、避難所データベース223の更新可否を判定する(S803)。
判定方法は、例えば、登録情報に含まれる避難所識別情報が、管理サーバ103の記憶部212に予め記憶している避難所識別情報と一致しているかどうかを確認し、一致していない場合、意図していない避難所からの登録と判断し、避難所データベース223を更新せずに、更新失敗のメッセージを端末102へ送信する。
一致していた場合、データベース更新部224は、登録情報に含まれるカードIDと避難者属性情報との組み合わせが、避難所データベース223の読み取りカードテーブルに登録済みであるか否かを判断する。ここで、カードIDと避難者属性情報との組み合わせが登録されていれば、データベース更新部224は二重登録を防ぐために更新しないと判定する。
一方、カードIDが読み取りカードテーブルに登録されていない場合、及び、カードIDと避難者属性情報とのいずれか一方が一致しても他方が異なっている場合(つまり、同一の登録情報を未受信の場合)は、データベース更新部224は更新すると判定し、登録情報に含まれる入退情報に基づいて避難所データベース223の更新処理を行う。つまり、データベース更新部224は読み取りカードテーブルに登録情報を登録するとともに、避難所テーブルを更新する。これは、本避難所管理システムでは端末がカード101の避難者属性情報を書換えることができるので、カードIDが同一であっても避難者属性情報が異なれば、新たな属性の避難者が入場した、あるいは、元に登録した避難者が退場した場合が考えられるからである。これにより、避難所においてカード101が足りなくなって、一度使用したカード101の避難者属性情報を書換えて再使用した場合でも、避難所データベース223を更新することができる。
データベース更新部224による避難所データベース223の更新処理(S804)を具体的に説明すると、データベース更新部224は、取得した登録情報に含まれるカードID、避難所識別情報、避難者属性情報を、読み取りカードテーブルに追加する。また、登録情報に含まれる避難所識別情報、避難者属性情報に基づいて、避難所テーブルを更新する。例えば、登録情報に含まれる避難所識別情報に対応する避難所が「***公民館」、避難者属性情報に対応する避難者の属性が「男性」、入退情報が「入場」であった場合、避難所テーブルの「***公民館」における「避難者の総人数」と「避難者の属性:男性の人数」をカウントアップする。なお、入退情報が「退場」であった場合はカウントダウンする。避難所データベース223の更新が完了すると、管理サーバ103は、端末102へ登録情報の更新成功を通知する(S805)。
なお、S803において、管理サーバ103の判定部223が、登録していない避難所識別情報と判定した場合、未登録の避難所であるというエラーメッセージを端末102へ送信する。ただし、端末102から新規の避難所の登録を許容する運用の場合は、エラーメッセージを送信するのではなく、避難所データベース223の避難所テーブルに新規の避難所の情報を追加する処理としてもよい。
<避難所情報の表示> 図9は、端末102が、管理サーバ103から避難所情報を取得し、表示するまでのシーケンスである。
ユーザが、端末102の操作部201によって、情報を取得したい避難所を指定すると、避難所情報要求部209が、避難所情報を取得するために管理サーバ103へ送信する避難所要求情報を生成する(S901)。ここで、避難所要求情報には、ユーザが指定した避難所の避難所識別情報が含まれている。次に、端末201は、生成した避難所識別情報を含めた避難所情報の取得要求を、通信部206により管理サーバ103へ送信する(S902)。管理サーバ103は、受信した取得要求から避難所要求情報を取得すると(S903)、避難所要求情報に基づいて、避難所データベース223から避難所に関する情報を検索する(S904)。検索方法は、例えば、避難所要求情報に含まれる避難所識別情報に一致するレコードを、避難所データベース223の避難所テーブルから検索する。該当するレコードがあった場合、避難所情報送信部225は、避難所テーブルのレコードに基づいて、避難所情報を生成し(S905)、端末102へ送信する(S906)。端末102は、受信した避難所情報を、表示部202によって画面表示する(S907)。
図10は図3(b)の「避難所状況確認」機能を選択した場合の画面例であり、ユーザが、「中央公民館」の避難所を指定し、「中央公民館」の避難所情報が表示されるまでの画面遷移図である。
ユーザは、端末102に表示された避難所の指定メニュー1001から、避難所情報を取得したい避難所を指定し、更新ボタン1002を押下する(図10(a))。端末102が、管理サーバ103から避難所情報を受信するまでの間、更新ボタン1002は、「更新中」の表示となり、非活性状態で入力を受け付けないことを示す表示となる(図10(b))。端末102が、管理サーバ103から避難所情報を受信すると、更新ボタン1002は、「更新」の表示となり、活性状態で入力を受け付けることを示す表示となる。また、通信状態1003の表記が、管理サーバ103との通信が正常であることを示す「オンライン」表示となる(図10(c))。
なお、端末101から管理サーバ103へ避難所情報の取得要求を送信した際に(S908)、管理サーバ103から応答が無かった場合(S909)、表示部202は、過去に管理サーバ103から受信した避難所情報を表示する(S910)。つまり、図9の例では、S907で管理サーバ103から受信した避難所情報を記憶部207に記憶しておき、避難所情報の取得要求に対する応答待ちがタイムアウトした時に(S909)、記憶部207に記憶した避難所情報を表示する(S910)。その際は、表示された避難所情報が最新の情報ではないことをユーザが把握できるよう通知することが望ましい。例えば、図10の通信状態1003の表記を、管理サーバ103との通信が正常ではないことを示す「オフライン」表示とする。
また、オフライン時は、記憶部207に記憶した避難所情報に、それ以降に読み取った情報を考慮して表示してもよい。例えば、オフライン時に、避難者属性情報が「男性」のカードを「入場」として読み取り部204で読み取った場合、記憶部207に記憶している避難所情報において、「避難者の総人数」と「避難者の属性:男性の人数」をカウントアップする。つまり、図10の表示例では、「男性」が「5人」、「合計」が「10人」の表示に更新される。なお、オフライン中に読み取り部204で読み取った情報は、管理サーバ103との通信が正常になった際、まとめて登録情報として送信するようにしてもよい。これにより、端末102の記憶部207に記憶している避難所情報と、管理サーバ103の避難所データベース223上の避難所情報との間に齟齬が生じることを防ぐことができる。
また、図9の例では、端末102が、避難所識別情報を指定して、避難所情報を管理サーバ103へ要求していたが、全ての避難所の避難所情報を要求するようにしてもよい。例えば、庁舎又は対策本部では、運用上全ての避難所の情報を確認できることが望ましい。そのため、管理サーバ103の処理として、庁舎又は対策本部に設置されたPC端末105から避難所情報の取得要求を受信した場合、全ての避難所のレコードを避難所データベース223から検索し、避難所情報を生成し、生成した避難所情報をPC端末104へ送信する。
図11は、管理サーバ103から上記避難所情報を受信したPC端末105における画面表示例である。表示する項目としては、例えば、避難所の名称1101、避難者の合計人数である総人数1102、避難者の属性毎の人数1103、避難所の収容可能数1104、避難所への連絡先1105、データベースの更新日1106である。
また、端末102から、全ての避難所を示す避難所識別情報を、管理サーバ103へ送信し、全ての避難所の避難情報を管理サーバ103から受信するようにしてもよい。
また、図10,図11の画面表示例において、表示している避難所の避難者の合計人数が、収容可能数に近かったり、超えていたりする場合、ユーザへ通知するようにしてもよい。例えば、避難者の合計人数を強調して表示し、ユーザへ避難者の分散を促すようにする。
<カードの書換え処理> 避難者属性情報を記憶したカード101は、端末102で読み取られた後に、避難者へ配布するため、必要な避難者属性情報を記憶したカード101が足りなくなる可能性がある。そこで、カード101に記憶された避難者属性情報を、端末102から書換えられるようにする。
図12は、端末102による、カード101に記憶された避難者属性情報を書換えるフローである。
まず、ユーザは、端末102からカード101に書込む避難者の属性を選択(S1201)し、書換えるカード101を端末102に翳す。書換え部210は、カード101を検出すると、カード101が記憶していた避難者属性情報を、選択された避難者の属性に対応する避難者属性情報に書換える(S1202)。書換え処理に成功すると(S1203のYES)、書換え成功を通知する(S1204)。また、書換え処理に失敗すると(S1203のNO)、書換え失敗を通知する(S1205)。
図13は、図3(b)の「カード書込み」機能を選択した場合の画面例であり、書換え処理における画面表示例である。ボタン1301〜1305には、それぞれ避難者の各属性が色分けされて表示されており、ボタン1301〜1305が押下されると、表示されている避難者の属性に対応した避難者属性情報を書込む処理となる。図13は、「男性」の属性が表記されたボタン1301が押下された時の例である。この時、表示部202は、ボタン1301が押下されていることをユーザに通知するため、他のボタン1302〜1305よりも強調してボタン1301を表示している。その後、ユーザが、書換えるカード101を端末102に翳すと、書換え処理が開始する。書換え処理が完了すると、表示部202は、書換え処理の結果を表示する。
ここで、図13の書換え処理画面と、図10の避難所状況確認画面とにおいて、各属性を示すアイコン表示の並び方、及び、表示態様(ここでは色)を同様にしている。これにより、ユーザは書換え処理を感覚的に行うことができ、避難所アプリの使用に不慣れなユーザであっても容易にICカードの避難者属性情報を書換えることができる。
<カード情報確認> 図14は、図3の「カード情報確認」機能を選択した場合の画面例である。カード101は、デジタルデータやQRコードといった態様で情報が記憶されるため、外見からではどのような情報が記憶されているかがユーザは判断できない。そこで、カード101に記憶された情報を表示するだけの機能を備えている。例えば、カード101の読み取り処理は、「カードの読み取り処理(入場)」と同様(図5のS501〜S504)のものとし、カード101の読み取り処理が成功すると、図14A,図14Bのようにカード101から読み取った情報を表示する。この機能により、カード101を管理する際、どのカードがどのような情報を記憶しているかを確認する作業が簡易化できる。
以上説明したように、本発明に係る一実施例は、媒体から情報を取得する端末と、その端末から情報を収集する管理サーバで構成された避難所管理システムであり、端末は、避難所を識別する避難所識別情報を記憶する記憶部と、媒体から避難者の属性を示す避難者属性情報を読み取る読み取り部と、避難所識別情報と、避難者属性情報と、を管理サーバへ送信する通信部と、を備る構成とし、管理サーバは、避難所識別情報と、避難者の属性毎の人数と、を紐づけて記憶するデータベースと、通信部から受信した避難所識別情報に基づいて、データベースを更新するかどうかを判定し、更新すると判定した場合は、避難者属性情報に基づいて、避難者の属性毎の人数を更新するデータベース更新部、とを備える構成としている。
これにより、避難者属性情報を記憶したカードから読み取る構成としたため、避難者が個人情報を記憶したカード等を用意していなくても、避難所の避難者数を迅速に把握することができる。また、データベース更新部が避難所識別情報に基づいて、データベースを更新するかどうかを判定する構成であるため、自治体が管理している避難所からの更新要求に対してのみ、データベースを更新することができる。
また、本発明の一実施例として、端末において、読み取り部は、カードから避難者属性情報と、カードを識別するカードIDと、を読み出し、通信部は、避難所識別情報と、避難者属性情報と、カードIDと、を管理サーバへ送信し、その管理サーバにおけるデータベース更新部は、受信した避難所識別情報と、カードIDと、に基づいて、同一避難所であっても、カードIDが前記データベースに記憶されていない場合は、前記データベースを更新し、前記カードIDが前記データベースに記憶されている場合は、同一の避難者属性情報が前記データベースに記憶されていなければ、データベースを更新すると判定する構成としている。
これにより、同一のカードから更新要求がきていないかどうかが確認できるようになるため、データベースの更新が二重に行われてしまうことを防ぐことができる。
また、本発明の一実施例として、端末において、複数の避難者の属性を記憶しており、媒体に記憶された避難者属性情報を、他の避難者属性情報に書換える書換え部を備える構成としている。
これにより、不足している避難者属性情報が記憶しているカードの補充を、容易に行うことができる。
また、本発明の一実施例として、媒体を識別するカードIDと、避難者属性情報が含まれたQRコードを出力するQRコード出力装置と、を備えており、端末における読み取り部は、QRコード出力装置によって出力されたQRコードからカードIDと避難者属性情報を読み取る構成としている。
これにより、ユーザは、避難者属性情報を記憶したカードの作成に掛かる手間が省けるようになる。
また、本発明の一実施例として、端末における通信部は、避難者の属性毎の人数を加算するか減算するかを示す加減算情報を送信し、管理サーバにおけるデータベース更新部は、加減算情報に基づいて、避難者の属性毎の人数を加算するか減算するかを決定する構成としている。
これにより、避難者の入退場に合わせて、避難所情報における避難者の人数を増減できるため、より正確な避難者の人数を把握することができる。
また、本発明の一実施例として、管理サーバにおいて、データベースが記憶する避難所識別情報と、避難者の属性毎の人数に基づいて、避難所の情報を示す避難所情報を生成し、その避難所情報を端末へ送信する避難所情報送信部を備え、端末において、通信部が管理サーバから受信した避難所情報に基づいて、画面の表示を制御する表示制御部とをさらに備える構成とした。
これにより、各避難所の端末の画面上で、避難所の情報を確認することができる。避難所情報送信部が生成する避難所情報は、避難所毎の情報でもよいし、複数の避難所の情報でもよい。
また、本発明の一実施例として、端末における表示制御部は、管理サーバとの通信が正常な時は、避難所情報送信部から受信した避難所情報に基づく表示制御を行い、管理サーバとの通信が異常な時は、記憶部に記憶している避難所情報に基づく表示制御を行う構成としている。
これにより、管理サーバと接続ができなかった場合でも、ユーザは、避難所の情報を確認することができる。
また、本発明の一実施例として、端末における表示制御部は、運用中に前記ユーザが使用しない機能は表示しない画面モードと、全ての機能を表示する画面モードとを切替えて表示する構成としている。
これにより、ユーザは必要な情報だけ見て端末を操作することができるため、端末の操作性が向上する。
また、本発明の一実施例として、端末は、ユーザからの操作を受け付ける操作部をさらに備え、通信部は、操作部が入場を示す操作を受け付けると、読み取り部が読み取った避難者属性情報を送信し、操作部が退場を示す操作を受け付けると、退場を示す情報を避難者属性情報として送信する構成としている。また、管理サーバのデータベース更新部は、受信した避難者属性情報が、読み取り部が読み取った情報の場合、避難者の属性毎の人数をカウントアップし、受信した避難者属性情報が、退場を示す情報の場合、避難者の属性毎の人数をカウントダウンする構成としている。
これにより、入退場情報を追加しなくても、避難者属性情報だけで入退場を判別することができるため、端末から管理サーバへ送信するデータ量を抑えることができる。
以上、本発明について実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
例えば、本発明の実施形態として、カード101をQRコードが印字されたカードとする場合、QRコードを出力するQRコード出力装置を構成に加えても良い。この時、QRコード出力装置は、カードを識別するためのカードIDと、ユーザが指定した避難者属性情報が含まれているQRコードを出力することが望ましい。
また、上述した実施形態では、退場を考慮するシステムとしたが、入場のみをカードの情報として読み込む構成としてもよい。
なお、本発明に係るシステムや装置(端末)などにおいて行われる各種の処理は、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM(Read Only Memory)等のメモリに格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよい。また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納した、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該制御プログラムを当該記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
101 カード102(102−1〜102−3) 端末103 管理サーバ104 PC端末201 操作部202 表示部203 避難所登録部204 読み取り部205 登録情報生成部206 通信部207 記憶部208 位置情報取得部209 避難所情報要求部210 書換え部221 通信部222 記憶部223 避難所データベース224 データベース更新部225 避難所情報送信部231 通信部232 操作部233 避難所情報要求部234 表示部

Claims (8)

  1. 避難所に予め用意された媒体から情報を取得する端末と、前記端末から情報を収集する管理サーバで構成された
    避難所管理システムであり、
    前記端末は、
    避難所を識別する避難所識別情報を記憶する記憶部と、
    前記媒体から避難者の属性を示す避難者属性情報を読み取る読み取り部と、
    前記媒体に記憶された前記避難者属性情報を、他の避難者属性情報に書換える書換え部と、
    前記避難所識別情報と、前記避難者属性情報と、を前記管理サーバへ送信する通信部と、
    画面上に少なくとも避難所の情報とメニュー画面を表示する表示制御部と、
    を備え、
    前記管理サーバは、
    前記避難所識別情報と、前記避難者の属性毎の人数と、を紐づけた避難所テーブルを記憶するデータベースと、
    前記通信部から受信した前記避難所識別情報と、前記避難者属性情報に基づいて、前記避難者の属性毎の人数を更新するデータベース更新部と、
    前記避難所識別情報と、当該避難所識別情報に紐づけられた避難者の属性毎の人数と、
    を含む避難所情報を前記端末へ送信する避難所情報送信部と、を備え、
    前記表示制御部は、前記管理サーバから受信した前記避難所情報に基づいて、避難所の名称と、当該避難所における避難者の属性毎の人数を表示するとともに、前記メニュー画面において前記媒体の属性を書換える機能が選択されると、避難者属性を選択する画面を表示するように構成され、
    前記書換え部は、前記避難者属性を選択する画面において避難者属性が選択されると、前記媒体に記憶された避難者属性情報を、選択された避難者属性に書換える
    ことを特徴とする。
  2. 請求項1に記載の避難所管理システムであり、
    前記避難者属性情報が含まれたQRコードを出力するQRコード出力装置をさらに備え、
    前記読み取り部は、前記QRコード出力装置によって出力されたQRコードから前記避難者属性情報を読み取ることを特徴とする。
  3. 請求項1に記載の避難所管理システムであり、
    前記表示制御部は、運用中にユーザが使用しない機能は表示しない画面モードと、
    全ての機能を表示する画面モードとを切替えて表示することを特徴とする。
  4. 請求項1に記載の避難所管理システムであり、
    前記通信部は、避難者の属性毎の人数を加算するか減算するかを示す加減算情報を送信し、
    前記データベース更新部は、前記加減算情報に基づいて、前記避難者の属性毎の人数を加算するか減算するかを決定することを特徴とする。
  5. 請求項1に記載の避難所管理システムであり、
    前記端末は、ユーザからの操作を受け付ける操作部をさらに備え、
    前記通信部は、前記操作部が入場を示す操作を受け付けると、前記読み取り部が読み取った前記避難者属性情報を送信し、前記操作部が退場を示す操作を受け付けると、退場を示す情報を前記避難者属性情報として送信し、
    前記データベース更新部は、受信した前記避難者属性情報が、前記読み取り部が読み取った情報の場合、前記避難者の属性毎の人数をカウントアップし、受信した避難者属性情報が、退場を示す情報の場合、避難者の属性毎の人数をカウントダウンすることを特徴とする。
  6. 請求項1に記載の避難所管理システムであり、
    前記表示制御部は、前記管理サーバとの通信が正常な時は、前記避難所情報送信部から受信した前記避難所情報に基づく表示制御を行い、前記管理サーバとの通信が異常な時は、前記記憶部に記憶している避難所情報に基づく表示制御を行うことを特徴とする
  7. 請求項1に記載の避難所管理システムであり、
    前記データベース更新部は、前記通信部から受信した前記避難所識別情報に基づいて、
    前記データベースを更新するかどうかを判定し、更新すると判定した場合は、前記避難者属性情報に基づいて、前記避難者の属性毎の人数を更新することを特徴とする。
  8. 請求項1に記載の避難所管理システムであり、
    前記読み取り部は、前記媒体から前記避難者属性情報と、前記媒体を識別する媒体識別情報と、を読み出し、
    前記通信部は、前記避難所識別情報と、前記避難者属性情報と、媒体識別情報と、を前記管理サーバへ送信し、
    前記データベース更新部は、受信した前記避難所識別情報と、前記媒体識別情報と、前記避難者属性情報と、に基づいて、同一避難所であっても、前記媒体識別情報が前記データベースに記憶されていない場合は、前記データベースを更新し、前記媒体識別情報が前記データベースに記憶されている場合は、同一の前記避難者属性情報が前記データベースに記憶されていなければ、前記データベースを更新すると判定することを特徴とする。
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