JP2009217795A - 医療施設向け当日順番受付システム - Google Patents

Abstract

【課題】医療機関への診察受付申込みにおいて、現在の受付状況確認と待ち時間を携帯電話の画面表示で知ることができ、医療施設から離れた場所での診察受付を可能とする。また、診察時間前に携帯電話画面表示機能で呼び出しメールを受診する事で、受診時間忘れを防止し、受付後の時間を有効的に利用可能とする。
【解決手段】受診希望者１０は、所有する携帯端末装置１１の画面表示機能１２を用いて、受診する医療施設１５の当日の受付状況を管理するホスト装置１３と、ログイン認証の後、本受付システムに接続される。携帯端末装置１１の表示画面１２で現在の受付状況を確認後、受付実行すると、当日受付状況を管理するホスト装置１３から、受付完了通知が携帯端末装置１１の画面表示機能１２に表示され、受診者は先着順番で受付することができる。受診時間が近づくとホスト装置１３は、受診者に呼び出しメールが電子メールアドレスへ自動発信して通知する。
【選択図】図１

Description

本発明は医療機関へ受付申込みをする際の、現在の受付状況確認と現在の待ち時間を携帯電話の画面表示機能で知ることが出来る。また受付時間前に携帯電話画面表示機能で呼び出しメールを受診する事で、受診忘れを防止し受付後の時間を有効的に利用できる当日順番受付に特化したシステム及び受付方法に関する。

従来までの医療機関へ受診受付を行う際の、公知の予約システムでは直接来院患者の対応が不十分であり、本来求められるべき簡易性、利便性が損なわれ医療施設側にとって不要なシステムの押付けがあり受付業務に負担があった、また受診者側にも不要な情報交信が行われていた。

本システムは、本来求められるべき受付システムの簡易性、利便性が損なわれずに、医療施設側にとっての受付業務の支援と、受診者側の利便性を目的とする。

また、一般に医療施設の診療状況により、時間予約の場合は時間通りに診療されない場合が多く、無駄な待ち時間が生じたり診療が予想外に早く終わったり、もしくは、予約者が来ないなど、診療に空き時間が生じる問題がある。

そこで、本システムは、医療施設などの受付において、当日の診療開始時間前であっても受付確認画面から受付ができ、診察時間前に受診者に携帯電話の電子メールによる通知ができ、診察忘れを防止して、待ち時間を極力少なくできる受付システムを提供することを目的とする。

本システムは、受診者が所持する携帯電話端末と、特定の医療施設の受付管理画面が、受付管理サーバを経由してインターネットにより通信可能に接続され、当日受診する特定の医療施設の受付状況を管理するシステムであって、受診者が前記携帯電話端末において所定の操作を行なうことにより、前記予約管理サーバとログイン接続して起動する第１の手段と、受付画面を起動した後、受診者が前記携帯電話端末において現在の受付状況を確認することにより、この画面から受付申込意思を前記受付管理サーバへ送信する第２の手段と、前記受付管理サーバにおいて、前記携帯電話端末から送信された受付申込を、当該管理画面に表示して確認する第３の手段と、当該管理画面に表示された受付申込状況の中から受付を承認した事を受診者に受付完了と通知する第４の手段とを具備したことを特徴とする予約システム。

また、本受付システムは、受付済みの受診者に対して診察時間が近い通知を携帯電話端末の電子メールアドレスへ呼び出しを発信する第５の手段と、新規患者または急患が直接来院した場合は、当該医療施設管理画面において直接来院患者の割り込ませを行い、前記受付管理装置に対して受付順番の変更を表示することに同期して、前記受付管理サーバにおいても管理している当該受付順番を変更することで、以後の受付管理に対して反映させる第６の手段をさらに具備したことを特徴とする受付システム。

以上詳述した本システムによれば、医療施設の受付において、医療施設まで出向かなくても事前に受付状況を確認して先着で受付登録ができる、また、診察時間前に呼び出しメールの自動発信により医療施設の待合室へ不要に早く行く必要もなく、また極力短い待ち時間で済む為、院内感染の予防と時間の有効活用を提供できる。

以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。

図１は、本システムで医療施設の受付を行なう際の構成を概略的に示すものである。
図１〜図１２に示すイメージ図を参照して実際の受付処理について説明する。携帯電話端末１１は、インターネットを介して受付管理装置としてのサーバ１３と互いに通信可能に接続されている。受付管理サーバ１３は、特定の医療施設の受付状況を管理するものである。受診者の携帯電話端末１１から本受付システムの ＱＲコードなどからＵＲＬを読み取りインターネット経由でアクセスすると、図６のトップページに診察券番号１２ａと患者名１２ｂの入力欄があるログイン画面が表示される。

ログインボタン１２ｅを押すと受付管理サーバのデータベースに登録の患者データと照合の結果、適合の場合は認証されて現在の受付状況確認画面１２ｉに進むことが出来る。

仮に受付管理サーバのデータベースに患者データとして登録がない場合は ログインは出来ないので、不要な院内情報の漏えいや、いたずらなどの操作を防止する。

受診者は画面表示された 診察待ち人数１２ｆやおよその診察待ち時間１２ｇで現在の受付状況を確認することが出来るので 離れた場所でも受付をする判断が可能である。

次に受診者の携帯画面で受付を実行する１２ｈと、受付管理サーバを経由して医療施設の図３の受付管理画面上２１に、受診申込患者の診察券番号１００と患者名１０１が表示され 受付待ち状態１０６で表示される

医療施設側で受診申込患者を確認後 受付を許可すると同時に受付管理画面で診察待ち１０４に表示が変わる

同時に受診者の携帯に 受付を完了した通知１２ｎが受付番号１２ｐと一緒に電子メールで送られる。

受付管理画面の診察待ち患者リスト２１の待ち順番が任意の設定順番前になると自動的に受診者の携帯電話へ電子メールにて図１０の呼び出しメールが送信され 受診忘れを防止します。

なお、受付管理画面上の、受診申込患者の表示機能は自動更新と手動更新が選択可能であり さらに自動更新の間隔は任意に設定可能である。

受付管理画面リスト内の診察待ち患者が順に診察済みになると 順番が繰り上がり診察済み患者は 診察済みリストに集約される。

本システムを利用する患者と 新患または急患や携帯電話に馴染めない患者との不公平感をなくする為に 直接来院患者を受付管理画面の診察待ちリスト内で任意の順番に割り込ませ機能を持っています。
この機能により、本システムを利用する患者と直接来院患者の差別がなくなり自然な診察待ちが可能である。

あえて待合室ではディスプレーなどによる厳密な待ち順番表示はせず 割り込ませ機能による揺らぎを持たせることで 待ち患者には知られずに順番リストに割り込みが可能である。

診察待ちリストに表示後でも都合により受診キャンセルの場合は その患者を指定して削除が可能である。

直接来院患者で診察待ちリストに表示後も 割り当てられた診察券番号欄をクリックすることで患者登録画面が表示され編集登録が可能である。

新規患者は診察券番号、患者名、電子メールアドレスをデータベース登録後に本システムを利用できる。

データベース登録されている患者一覧から キーワード入力による、診察券番号または患者名の絞込み検索が可能である。

診察待ちリストの患者へ緊急に知らせたい用件が発生した場合には メッセージを一斉配信することが可能である。

受診申込患者が本システムにログイン後の携帯電話端末の表示画面に、医療施設側から登録患者への告知情報を掲示可能である。

本システムでは、既に受付済み患者が来院前に受付を取り消す機能を、あえて持たせていない為、キャンセルは従来通りの電話にて直接対応することで、安易な受付といたずらを防止します。

以上説明したように、上記実施の形態によれば医療施設の受付申込において、特定の医療施設の現在の受付状況を確認後に受付申込できる。また、受診者は診察開始までの時間を有効に利用できる。

また、医療施設の受付においても診察待ち順番が一元的に管理できるので、スタッフのストレスを軽減することができる。診療開始時間が変更することが事前にわかった場合など、医療施設側から受診者に対して、その旨を事前に通知することができる。

また、前記実施の形態では、医療施設の受付システムに適用した場合について説明したが、本システムはこれに限定されるものではなく、あらかじめ時間予約ではなく、当日の順番を受付けるシステムであれば適用可能である。

実施の形態に係る受付システムの構成を概略的に示すブロック図。 実際の受付処理を説明する構成図。 医療機関受付の受付処理を説明する管理画面の全表示を示す図。 医療機関受付の受付処理を説明する管理画面のリスト表示を示す図。 医療機関受付の受付処理を説明する管理画面の受付状況表示を示す図。 携帯電話端末に表示されるログイン画面の表示例を示す図。 携帯電話端末に表示される現在の受付状況画面の表示例を示す図。 携帯電話端末に表示される受付完了画面の表示例を示す図。 携帯電話端末に表示される受付済み確認画面の表示例を示す図。 携帯電話端末に表示される呼び出しメールの表示例を示す図。 携帯電話端末に表示される通知画面の表示例を示す図。

符号の説明

１０ 受付申込者
１１ 携帯電話端末
１２ 携帯電話端末画面表示
１３ 受付管理サーバ（受付管理装置）
１５ 医療施設（病院）
１５ａ 医療施設受付（病院受付）
１６ 新患・急患
２０ 現在の受付状況
２１ 現在の受付管理リスト
１００ 診察券番号
１０１ 患者名
１０２ 受付番号
１０３ 受付時間
１０４ 診察待ち
１０５ 受付番号未決定
１０６ 受付待ち
１０７ 受付未決定
１０８ 直接来院患者
１１０ 現在の受付人数
１１１ 現在の受付番号
１１２ おおよその待ち時間
１２ａ 診察券番号入力欄
１２ｂ 氏名入力欄
１２ｃ お知らせメッセージ表示
１２ｄ 受付動作表示
１２ｅ ログイン
１２ｉ 受付状況表示画面
１２ｆ 受付待ち人数表示
１２ｇ 受付待ち時間表示
１２ｈ 受付実行
１２ｊ ログアウト
１２ｋ 完了表示画面
１２ｍ 戻る
１２ｎ 受付済み表示
１２ｐ 受付番号
１２ｑ 受付確認表示画面
１２ｒ 順番呼び出し案内
１２ｓ 呼び出し表示画面
１２ｔ 呼び出し案内表示
１２ｗ メッセージ表示画面
１２ｙ メッセージ内容表示

Claims (6)

1. 本システムは、受付管理できる医療機関において、当日の順番受付に特化したものであり、特定の医療施設の受付管理画面は受付管理サーバにインターネット接続され、登録患者情報をデータベース化することで一元管理され、診察申込者が所持する携帯電話端末と受付管理サーバが互いにインターネットに接続することにより、当日受診する特定の医療施設の受付状況を、受診者が医療施設から離れた場所でも情報として知る事で、受付申込の判断基準と受付実行を可能とし、受診者の診察開始までの時間的管理を有効にする受付システムであって、受診者が前記携帯電話端末において所定の操作により認証されることで、前記受付管理サーバとログイン接続して起動する第１の手段と、受付画面を起動した後、受診者が前記携帯電話端末において現在の受付状況を情報として確認することにより、この画面から受付申込意思を前記受付管理サーバへ送信する第２の手段と、前記受付管理サーバにおいて、前記携帯電話端末から送信された受付申込を、当該受付管理画面に受付申込状況を表示して確認する第３の手段と、当該受付管理画面に表示された受付申込状況の中から受付を承認した事を受診者に受付完了と通知する第４の手段と、受付済みの受診者に対して診察時間が近い通知を携帯電話端末の電子メールアドレスへ呼び出しを発信する第５の手段を具備したことを特徴とする受付システム。
2. 医療施設において新規患者または急患が直接来院した場合は、当該医療施設受付管理画面において直接来院患者の割り込ませを行い、前記受付管理画面で受付順番を変更することに同期して、前記受付管理サーバにおいても管理している当該受付順番を変更することで、以後の受付管理に対して反映させる第６の手段をさらに具備したことを特徴とする請求項１記載の受付システム。
3. 前記第６の手段による受付順番の変更は、変更の際に管理画面上で任意の受付済み登録者を選択して、その受付済み登録者の次へ受付順番指定を行なうことを、特徴とする請求項２記載の受付システム。
4. 前記第５の手段による通知は、当該受診者があらかじめ了解した携帯電話端末の電子メールアドレスへ、通知することを特徴とする請求項１記載の受付システム。
5. 前記受付管理画面において、当日の診察予定に変更があった場合に、診察待ち患者全員に一斉通知ができる第７の手段を具備したことを、特徴とする請求項１記載の受付システム。
6. 前記受付管理できる医療機関とは、病院、医院、診療所、などであるが、当日の順番受付が可能な施設、場所であれば、これを定めないことを特徴とする請求項１記載の受付システム

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