JP6238682B2 - 風揺れ抑制装置 - Google Patents

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本発明は、例えば、免震構造である構造物の風揺れを抑制する風揺れ抑制装置に関する。
従来より、建物の基礎部分や特定の階層に免震装置を設置した免震構造が知られている。この免震構造は、例えば、下部構造体と、この下部構造体に免震装置を介して支持された上部構造体と、を備える。ここで、免震装置とは、例えば積層ゴムおよび水平ダンパーであり、上部構造体を下部構造体に対して水平方向に相対移動可能に支持している。
この免震構造によれば、地震発生時には、上部構造体を下部構造体に対して水平方向に相対移動させることで、地震動が下部構造体から上部構造体に伝わりにくくする。その結果、大きな地震が発生しても、免震装置より上の部分の外観、内装、設備などが大きく損傷するのを防止できる。
ところで、以上のような免震構造では、強風により上部構造体の側面が押されて、上部構造体が下部構造体に対して相対移動する、いわゆる風揺れが生じる場合があった。この場合、地震が発生していないにもかかわらず、居住者が揺れを感じることになり、居住性が低下するという問題があった。
そこで、この問題を解決するため、例えば、以下のような風揺れ防止装置が提案されている(特許文献1参照)。
すなわち、風揺れ防止装置は、筒が設けられた土台取付用架台と、筒が設けられた基礎取付用架台と、この基礎取付用架台に固定された椀状ケースと、この椀状ケースの内部に入れられたゆれ感知用球と、このゆれ感知用球の上方に設けられて突部を有する板と、この板に固着されて基礎取付用架台にスライド可能に支持されたスライドシャフトと、土台取付用架台の筒と基礎取付用架台の筒との境界にてスライドシャフトの上端で支持された土台基礎ロック用球と、を備える。
この風揺れ防止装置によれば、地震動が発生していない状態では、土台基礎ロック用球は土台取付用架台の筒と基礎取付用架台の筒との境界に位置して、これら2つの筒に係合している。よって、土台取付用架台が取り付けられた構造体が風圧で押されても、この土台取付用架台は基礎取付用架台にロックされることになり、風揺れが生じるのを防いで、居住性が低下するのを防止できる。
一方、地震動が発生した場合には、地震動により、ゆれ感知用球が椀状ケース内を転動する。この転動したゆれ感知用球は、板の突部を押圧し、この板に固着されたスライドシャフトを押し上げる。すると、土台基礎ロック用球が上方に移動するので、土台取付用架台のロックが解除されて、土台取付用架台と基礎取付用架台とが相対移動可能となり、免震性能を発揮することになる。
特開平10−331481号公報
しかしながら、以上の風揺れ防止装置では、地震動の横揺れ(水平方向の揺れ)に対しては免震性能を発揮できるが、縦揺れ(鉛直方向の揺れ)に対しては免震性能を発揮できない、という問題があった。
つまり、縦揺れが風揺れ防止装置に作用すると、ゆれ感知用球は板を上方に押圧できないので、土台基礎ロック用球が上方に移動せず、土台取付用架台のロックが解除されないのである。
本発明は、免震装置を設けた構造物の風揺れを防止しつつ、地震動の横揺れだけでなく、縦揺れに対しても、免震性能を発揮できる風揺れ抑制装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の風揺れ抑制装置(例えば、後述の風揺れ抑制装置1)は、下部構造体(例えば、後述の下部構造体11)と、当該下部構造体に免震装置(例えば、後述の免震装置13)を介して支持された上部構造体(例えば、後述の上部構造体12)と、を備える構造物(例えば、後述の建物10)について、前記上部構造体の風圧による揺れを抑制する風揺れ抑制装置であって、前記下部構造体に弾性変形可能な弾性部材(例えば、後述の弾性部材21)を介して支持されて、上面に穴(例えば、後述の穴22)が形成された押圧部(例えば、後述の押圧部20)と、前記上部構造体に昇降可能に支持されて、かつ、先端面(例えば、後述の先端面31A)が前記押圧部の穴に嵌合するピン(例えば、後述のピン30)と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、地震動が発生していない状態では、上部構造体に支持されたピンは、下部構造体に支持された押圧部に嵌合している。よって、上部構造体が下部構造体に対して水平移動しようとしても、ピンが押圧部に係合して、上部構造体の下部構造体に対する水平移動が抑制される。
したがって、構造物の風揺れに対しては、上部構造体を下部構造体にロックするので、構造物の風揺れを防止できる。
一方、地震動の横揺れが下部構造体に作用した場合には、弾性部材が変形し、押圧部が上部構造体に対して水平移動する。すると、この押圧部の穴の縁がピンの先端面を押し上げて、ピンが上昇する。これにより、ピンと押圧部の穴との嵌合が解除されて、上部構造体が下部構造体に対して水平移動可能となる。
また、地震動の縦揺れが下部構造体に作用した場合には、押圧部がピンの先端面を上方に押すので、ピンが上昇する。これにより、ピンと押圧部の穴との嵌合が解除されて、ピンが押圧部に対して水平移動可能となるので、上部構造体が下部構造体に対して水平移動可能となる。
以上のように、地震動の横揺れだけでなく縦揺れに対しても、上部構造体の下部構造体に対するロックを解除して、免震性能を発揮できる。
請求項2に記載の風揺れ抑制装置は、前記ピンの基端部(例えば、後述の基端部32)は、先端部よりも太径であり、前記下部構造体には、前記ピンが収容されるピン収容室(例えば、後述のピン収容室50)が設けられ、当該ピン収容室の上端の内径は、前記ピンの基端部よりも大きく、前記ピンの基端部は、前記ピンが前記押圧部に嵌合した状態では前記ピン収容室内に位置しているが、前記ピンが上昇した場合には前記ピン収容室よりも上に位置することを特徴とする。
この発明によれば、地震動が発生していない状態では、上部構造体に支持されたピンは押圧部に嵌合しており、ピンの基端部は、ピン収容室内に位置している。よって、上部構造体が下部構造体に対して水平移動しようとしても、ピンの基端部がピン収容室に係合するため、上部構造体の下部構造体に対する水平移動が抑制される。したがって、構造物の風揺れをより確実に防止できる。
一方、地震動の横揺れや縦揺れが下部構造体に作用した場合には、押圧部に押されてピンが上昇するので、ピンの基端部はピン収容室よりも上に位置し、ピンの先端部のみがピン収容室内に位置している。ピンの先端部は、基端部よりも細いため、ピンの先端部とピン収容室との間に隙間ができるから、上部構造体が下部構造体に対して水平移動可能となる。したがって、地震動の横揺れおよび縦揺れに対して、免震性能を発揮できる。
請求項3に記載の風揺れ抑制装置は、前記ピンの先端面は、曲面であることを特徴とする。
この発明によれば、ピンの先端面を曲面としたので、押圧部の穴の縁がピンの先端面を円滑に押し上げることができ、地震動の横揺れに対して、風揺れ抑制装置が円滑に動作する。
請求項4に記載の風揺れ抑制装置は、前記上部構造体に設けられて、前記ピンが上昇すると、当該上昇した高さ位置で前記ピンを所定時間に亘って保持するタイマー機構(例えば、後述のタイマー機構40)をさらに備えることを特徴とする。
従来の風揺れ防止装置では、地震動を感知して、土台取付用架台のロックが解除されても、このロックの解除状態を維持できない場合があった。
つまり、ゆれ感知用球が転動して板の突部を押圧することにより、土台基礎ロック用球が上方に移動して、土台取付用架台のロックが解除される。よって、一旦、土台取付用架台のロックが解除されても、ゆれ感知用球の位置が変わって、このゆれ感知用球により板の突部が押圧されなくなると、土台基礎ロック用球が元の位置に戻って、土台取付用架台が再度ロックされてしまう。したがって、地震動が発生している期間に亘って免震性能を発揮できない場合があった。
そこで、この発明によれば、ピンが上昇した場合、タイマー機構により、この上昇した高さでピンを所定時間に亘って保持した。よって、地震動が発生している期間に亘って、上部構造体が下部構造体に対して水平移動可能な状態を維持できるので、構造物の免震性能を十分に発揮できる。
本発明によれば、構造物の風揺れに対しては、上部構造体を下部構造体にロックするので、構造物の風揺れを防止できる。また、地震動の横揺れだけでなく縦揺れに対しても、上部構造体の下部構造体に対するロックを解除して、免震性能を発揮できる。
本発明の一実施形態に係る風揺れ抑制装置が適用された構造物の断面図である。 前記実施形態に係る風揺れ抑制装置の断面図である。 前記実施形態に係る風揺れ抑制装置の押圧部の動作を説明するための断面図である。 前記実施形態に係る風揺れ抑制装置のタイマー機構の動作を説明するための断面図である。 前記実施形態に係る風揺れ抑制装置の動作を説明するための断面図(その1)である。 前記実施形態に係る風揺れ抑制装置の動作を説明するための断面図(その2)である。 前記実施形態に係る風揺れ抑制装置の動作を説明するための断面図(その3)である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る風揺れ抑制装置1が適用された構造物としての建物10の断面図である。
建物10は、免震構造であり、下部構造体11と、この下部構造体11に免震装置13を介して支持された上部構造体12と、を備える。
ここで、免震装置13とは、例えば積層ゴムや水平ダンパーであり、上部構造体12を下部構造体11に対して水平方向に相対移動可能に支持している。
風揺れ抑制装置1は、建物10について、上部構造体12の側面に作用する風圧Pによる揺れを抑制するものである。
図2は、風揺れ抑制装置1の断面図である。
風揺れ抑制装置1は、下部構造体11に弾性部材21を介して支持された押圧部20と、上部構造体12に昇降可能に支持されたピン30と、上部構造体12に設けられてピン30を所定の高さ位置で所定時間に亘って保持するタイマー機構40と、を備える。
下部構造体11の上面には、ピン30の下部が収容されるピン収容室50が形成される。
このピン収容室50は、下部構造体11の上面から所定深さに至る円柱形状のガイド部としての小径部51と、この小径部51の下端からさらに深くまで形成されかつ小径部51よりも内径が大きい大径部52と、を備える。
上部構造体12の下面には、ピン30の上部が収容されるピン収容室60が形成される。
このピン収容室60は、上部構造体12の下面から所定深さに至る円柱形状の小径部61と、この小径部61の上端からさらに深くまで形成されかつ小径部61よりも内径が大きい大径部62と、を備える。
ピン30は、円柱状の先端部31と、この先端部31よりも太径の円柱状の基端部32と、を備える。
先端部31の先端面31Aは、半球状の曲面となっている。
基端部32の上端には、この基端部32の側方に突出した略水平な支持板33が設けられている。
以上のピン30は、下部構造体11のピン収容室50および上部構造体12のピン収容室60に収容されている。また、このピン30の支持板33は、ピン収容室60の大径部62に収容されている。
弾性部材21は、弾性変形可能であり、ピン収容室50の大径部52の底面に設けられている。
押圧部20は、弾性部材21の上に設けられており、弾性部材21と同様に、ピン収容室50の大径部52に収容されている。この押圧部20の上面には、穴22が形成されている。この穴22は、円形の略水平な底面22Aと、この底面22Aを囲む略鉛直な内壁面22Bと、を備える。
上述の先端部31の先端面31Aは、押圧部20の穴22に嵌合している。また、この状態では、ピン30の支持板33は、ピン収容室60の大径部62の底面に係止しており、ピン30の基端部32の下端側は、ピン収容室50の小径部51に位置している。
この押圧部20が水平移動すると、図3に示すように、押圧部20の穴22の内壁面22Bの上端縁Eがピン30の先端面31Aを押し上げて、ピン30が上昇する。
図2に戻って、タイマー機構40は、ピン収容室60の大径部62に収容されており、ピン30が上昇すると、この上昇した高さ位置でピン30の高さ位置を所定時間に亘って保持する。
このタイマー機構40は、支持板33を挟んで設けられた一対のストッパ41と、これら一対のストッパ41を所定の姿勢で所定時間保持する保持装置42と、を備える。
ストッパ41は、支持板33の下側に位置する下側係合片41Aと、支持板33の上側に位置する上側係合片41Bと、を有する略L字形状である。
このストッパ41は、上部構造体12に支持板の端縁沿った水平方向を回転軸として回転可能に支持されている。
保持装置42は、例えば、ゼンマイ式であり、ストッパ41が回転することによりゼンマイが巻かれて、ゼンマイによりストッパ41を徐々に元の位置に戻すものである。
以上のタイマー機構40は、以下のように動作する。
すなわち、図4(a)に示すように、ピン30の支持板33がピン収容室60の大径部62の底面に係止した状態を初期状態とする。この状態では、下側係合片41Aが略鉛直、上側係合片41Bが略水平であり、ストッパ41は下向き姿勢となっている。
この初期状態から、ピン30の支持板33が上昇すると、図4(b)に示すように、この支持板33の端縁が上側係合片41Bを押して、ストッパ41を上方に向かって回転させる。このとき、ストッパ41の回転に伴って、保持装置42のゼンマイが巻かれる。
次に、ピン30の支持板33がさらに上昇すると、図4(c)に示すように、下側係合片41Aが略水平、上側係合片41Bが略鉛直となり、ストッパ41は上向き姿勢となる。また、ストッパ41の回転に伴って、保持装置42のゼンマイがさらに巻かれる。
その後、保持装置42のゼンマイにより、ストッパ41は、徐々に元の位置つまり下向き姿勢に戻り、これに伴って、ピン30の支持板33は、元の高さ位置つまりピン収容室60の大径部62の底面に係止した状態に戻る。
次に、風揺れ抑制装置1の動作について説明する。
風揺れ抑制装置1は、地震動が発生していない状態では、以下のように動作する。
地震動が発生していない状態では、上部構造体12に支持されたピン30は、下部構造体11に支持された押圧部20に嵌合しており、ピン30の基端部32は、ピン収容室50の小径部51内に位置している。よって、風圧によって上部構造体12が下部構造体11に対して水平移動しようとしても、ピン30が押圧部20に係合するとともに、ピン30の基端部32がピン収容室50の小径部51に係合するため、上部構造体12の下部構造体11に対する水平移動が抑制される。
一方、地震動の横揺れが下部構造体11に作用した場合には、図5に示すように、弾性部材21が変形し、押圧部20が上部構造体に対して水平移動する。すると、この押圧部20の穴22の縁がピン30の先端面31Aを押し上げて、ピン30が上昇する。
これにより、ピン30と押圧部20の穴22との嵌合が解除されて、ピン30が押圧部20に対して水平移動可能となる。また、ピン30が上昇することにより、ピン30の基端部32はピン収容室50よりも上に位置し、ピン30の先端部31のみがピン収容室50内に位置している。すると、ピン30の先端部31は基端部32よりも細いため、ピン30の先端部31とピン収容室50との間には隙間が生じる。
よって、図6に示すように、弾性部材21が復元して押圧部20が元の位置に戻っても、上部構造体12が下部構造体11に対して水平移動可能となる。
また、地震動の縦揺れが下部構造体11に作用した場合には、図7に示すように、押圧部20の穴22がピン30の先端面31Aを上方に押すので、ピン30が上昇する。これにより、ピン30と押圧部20の穴22との嵌合が解除されるとともに、ピン30の先端部31とピン収容室50との間に隙間ができるので、上部構造体12が下部構造体11に対して水平移動可能となる。
本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)建物10の風揺れに対しては、上部構造体12の下部構造体11に対する水平移動が抑制されて、上部構造体12を下部構造体11にロックするので、建物10の風揺れを確実に防止できる。
また、地震動の横揺れだけでなく縦揺れに対しても、上部構造体12が下部構造体11に対して水平移動可能となり、上部構造体12の下部構造体11に対するロックが解除されるので、免震装置13を確実に動作させて、建物10の免震性能を発揮できる。
(2)ピン30の先端面31Aを曲面としたので、押圧部20の穴22の縁がピン30の先端面31Aを円滑に押し上げることができ、地震動の横揺れに対して、風揺れ抑制装置1が円滑に動作する。
(3)ピン30が上昇した場合、タイマー機構40により、この上昇した高さでピン30を所定時間に亘って保持した。よって、地震動が発生している期間に亘って、上部構造体12が下部構造体11に対して水平移動可能な状態を維持できるので、建物10の免震性能を十分に発揮できる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
1…風揺れ抑制装置
10…建物(構造物)
11…下部構造体
12…上部構造体
13…免震装置
20…押圧部
21…弾性部材
22…穴
22A…底面
22B…内壁面
30…ピン
31…先端部
31A…先端面
32…基端部
33…支持板
40…タイマー機構
41…ストッパ
41A…下側係合片
41B…上側係合片
42…保持装置
50…ピン収容室
51…小径部
52…大径部
60…ピン収容室
61…小径部
62…大径部

Claims (4)

  1. 下部構造体と、当該下部構造体に免震装置を介して支持された上部構造体と、を備える構造物について、前記上部構造体の風圧による揺れを抑制する風揺れ抑制装置であって、
    前記下部構造体に弾性変形可能な弾性部材を介して支持されて、上面に穴が形成された押圧部と、
    前記上部構造体に昇降可能に支持されて、かつ、先端面が前記押圧部の穴に嵌合するピンと、を備えることを特徴とする風揺れ抑制装置。
  2. 前記ピンの基端部は、先端部よりも太径であり、
    前記下部構造体には、前記ピンが収容されるピン収容室が設けられ、
    当該ピン収容室の上端の内径は、前記ピンの基端部よりも大きく、
    前記ピンの基端部は、前記ピンが前記押圧部に嵌合した状態では前記ピン収容室内に位置しているが、前記ピンが上昇した場合には前記ピン収容室よりも上に位置することを特徴とする請求項1に記載の風揺れ抑制装置。
  3. 前記ピンの先端面は、曲面であることを特徴とする請求項1または2に記載の風揺れ抑制装置。
  4. 前記上部構造体に設けられて、前記ピンが上昇すると、当該上昇した高さ位置で前記ピンを所定時間に亘って保持するタイマー機構をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の風揺れ抑制装置。
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