JP6238597B2 - 遮炎断熱スチールドア - Google Patents
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金属製四周枠と、
金属製四周枠に固定された第1金属製表面材及び第2金属製表面材と、
第1金属製表面材と第2金属製表面材との間に充填された芯材と、
を備えたスチールドアにおいて、
前記第1金属製表面材の周縁部及び前記第2金属製表面材の周縁部と、前記金属製四周枠と、の間には、熱膨張耐火部材が設けてある、
遮炎断熱スチールドア、である。
前記第1金属製表面材は、ドアの室外側面部を形成する主面部と、ドアの上面、下面、側面の室外側部位を形成する四周の折曲片と、を備え、前記四周の折曲片が当該第1金属製表面材の前記周縁部を形成しており、
前記第2金属製表面材は、ドアの室内側面部を形成する主面部と、ドアの上面、下面、側面の室内側部位を形成する四周の折曲片と、を備え、前記四周の折曲片が当該第2金属製表面材の前記周縁部を形成しており、
前記四周枠は、室外側見付面と、室内側見付面と、上面と、下面と、側面と、を備え、
前記第1金属表面材の主面部と前記四周枠の室外側見付面との間、前記第2金属表面材の主面部と前記四周枠の室内側見付面との間には断熱部材が設けてあり、
前記第1金属表面材の四周の折曲片及び前記第2金属表面材の四周の折曲片と、前記四周枠の上面、下面、側面と、の間には熱膨張耐火部材が設けてある。
前記断熱部材は、金属よりも熱伝導性の低い材料から形成されるいかなる部材でもよく、従来のスチールドアに用いられている樹脂製等の断熱部材を用いてもよいが、後述する実施形態では、前記断熱部材は、熱膨張耐火部材から形成されている。
前記第1金属表面材及び前記第2金属表面材には前記窓部に対応して開口が形成されていると共に、前記第1金属表面材・前記第2金属表面材間には窓部用の金属製四周枠が設けてあり、
前記第1金属製表面材の開口周縁部及び前記第2金属製表面材の開口周縁部と、前記窓部用の金属製四周枠と、の間には、熱膨張耐火部材が設けてある。
前記第1金属表面材は上側折曲片を含み、
前記第2金属表面材は上側折曲片を含み、
前記四周枠の上面には、少なくとも1つの孔部が形成されており、前記孔部を挟むように2列の熱膨張耐火部材が設けてあり、
一方の熱膨張耐火部材は前記第1金属表面材の上側折曲片に固定されており、
他方の熱膨張耐火部材は前記第2金属表面材の上側折曲片に固定されている。
1つの態様では、前記孔部は所定温度(例えば、80℃〜100℃)で溶融する熱溶融材料(例えば、ホットメルト)によって閉塞されており、常時は孔部は閉鎖されており、火災時の熱で熱溶融材料が溶けて孔部が露出する。なお、スチールドアが雨水の影響を受けない場所に設置される場合には、孔部を常時開口状としてもよい。
本発明が採用した他の技術手段は、
上記遮炎断熱スチールドアと、躯体側のドア枠と、を備えたドア装置であって、
前記遮炎断熱スチールドアの上端側かつ前記孔部よりも室内側の部位、当該部位に対向するドア枠の部位(上枠、ないし、戸尻側縦枠、戸先側縦枠の上方部位)、のいずれか一方あるいは両方の部位には、熱膨張耐火部材が設けてある、ドア装置、である。
したがって、金属製四周枠と金属製表面材間に断熱材(可燃性であってもよい)を設けることができ、断熱性と防火性の両方を備えたスチールドアを提供することができる。
火災時には、熱膨張耐火部材が膨張するよりも先にホットメルトが溶融して孔部から初期に発生したガスが排出され、膨張した熱膨張耐火部材によって前記孔部が塞がれる。
3 上枠材
30 上辺
300 孔部
4 下枠材
40 下辺
5 縦枠材
50 側辺
6 縦枠材
60 側辺
7 第1表面材
70 主面部
71 上側折曲片
72 下側折曲片
73 戸尻側折曲片
74 戸先側折曲片
8 第2表面材
80 主面部
81 上側折曲片
82 下側折曲片
83 戸尻側折曲片
84 戸先側折曲片
9A、9B、9F、9G、9K、9J、9M、9N 熱膨張耐火部材
9C、9D、9H、9I、9L、9O 熱膨張耐火部材
R リベット
Claims (6)
- 見込方向に延びる面と見付方向に延びる面を備えた金属製四周枠と、
金属製四周枠に固定された第1金属製表面材及び第2金属製表面材と、
第1金属製表面材と第2金属製表面材との間に充填された芯材と、
を備えたスチールドアにおいて、
前記第1金属製表面材の周縁部及び前記第2金属製表面材の周縁部と、前記金属製四周枠の見込方向に延びる面と、の間には、第1熱膨張耐火部材が設けてあり、
前記第1金属製表面材及び前記第2金属製表面材と、前記金属製四周枠の見付方向に延びる面と、の間には、前記第1熱膨張耐火部材から離間して第2熱膨張耐火部材が設けてあり、
前記第1金属製表面材及び前記第2金属製表面材と前記金属製四周枠は、前記第1熱膨張耐火部材及び前記第2熱膨張部材によって直接の接触が規制されており、前記第1金属製表面材及び前記第2金属製表面材と前記金属製四周枠との間には前記第1熱膨張耐火部材と前記第2熱膨張耐火部材の間に位置して前記第2熱膨張耐火部材の熱膨張を許容する空隙が形成されている、
遮炎断熱スチールドア。 - 前記第1金属製表面材は、ドアの室外側面部を形成する主面部と、ドアの上面、下面、側面の室外側部位を形成する四周の折曲片と、を備え、前記四周の折曲片が当該第1金属製表面材の前記周縁部を形成しており、
前記第2金属製表面材は、ドアの室内側面部を形成する主面部と、ドアの上面、下面、側面の室内側部位を形成する四周の折曲片と、を備え、前記四周の折曲片が当該第2金属製表面材の前記周縁部を形成しており、
前記四周枠は、室外側見付面と、室内側見付面と、上面と、下面と、側面と、を備え、
前記第1金属表面材の主面部と前記四周枠の室外側見付面との間、前記第2金属表面材の主面部と前記四周枠の室内側見付面との間には前記第2熱膨張耐火部材が設けてあり、
前記第1金属表面材の四周の折曲片及び前記第2金属表面材の四周の折曲片と、前記四周枠の上面、下面、側面と、の間には前記第1熱膨張耐火部材が設けてある、
請求項1に記載の遮炎断熱スチールドア。 - 前記遮炎断熱スチールドアは窓部を備えており、
前記第1金属製表面材及び前記第2金属製表面材には前記窓部に対応して開口が形成されていると共に、前記第1金属製表面材・前記第2金属製表面材間には窓部用の金属製四周枠が設けてあり、
前記第1金属製表面材の開口周縁部及び前記第2金属製表面材の開口周縁部と、前記窓部用の金属製四周枠と、の間には、第3熱膨張耐火部材が設けてあり、前記第1金属製表面材の開口周縁部及び前記第2金属製表面材の開口周縁部と前記窓部用の金属製四周枠との直接の接触が規制されている、
請求項1、2いずれか1項に記載の遮炎断熱スチールドア。 - 前記窓部用の金属製四周枠は見込方向に延びる内面を備えており、前記内面には第4熱膨張耐火部材が設けてある、
請求項3に記載の遮炎断熱スチールドア。 - 前記第1金属製表面材は上側折曲片を含み、
前記第2金属製表面材は上側折曲片を含み、
前記四周枠の上面には、少なくとも1つの孔部が形成されており、前記孔部を挟むように2列の第1熱膨張耐火部材が設けてあり、
一方の第1熱膨張耐火部材は前記第1金属製表面材の上側折曲片に固定されており、
他方の第1熱膨張耐火部材は前記第2金属製表面材の上側折曲片に固定されている、
請求項1〜4いずれか1項に記載の遮炎断熱スチールドア。 - 請求項5に記載の遮炎断熱スチールドアと、
躯体側のドア枠と、
を備えたドア装置であって、
前記遮炎断熱スチールドアの上端側かつ前記孔部よりも室内側の部位、当該部位に対向するドア枠の部位、のいずれか一方あるいは両方の部位には、第5熱膨張耐火部材が設けてある、ドア装置。
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