JP6237658B2 - 車両用表示装置 - Google Patents

車両用表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6237658B2
JP6237658B2 JP2015008695A JP2015008695A JP6237658B2 JP 6237658 B2 JP6237658 B2 JP 6237658B2 JP 2015008695 A JP2015008695 A JP 2015008695A JP 2015008695 A JP2015008695 A JP 2015008695A JP 6237658 B2 JP6237658 B2 JP 6237658B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
vehicle
display device
image
analog meter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015008695A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016133422A (ja
Inventor
晴士 久田
晴士 久田
佐藤 繁行
繁行 佐藤
遥 北村
遥 北村
波動 諸川
波動 諸川
英彦 早田
英彦 早田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2015008695A priority Critical patent/JP6237658B2/ja
Publication of JP2016133422A publication Critical patent/JP2016133422A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6237658B2 publication Critical patent/JP6237658B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、車両用表示装置に関する。
車両の走行状態を表す情報をドライバへ伝達するために、回転式の針部を有するアナログメータが多く用いられている。近年、車両の走行状態を画像として表示するディスプレイパネルをアナログメータに置き換える試みがなされている(特許文献1を参照)。アナログメータとは異なり、ディスプレイパネルは、多様な情報をドライバに提示できる。
特開2014−95602号公報
多くのドライバは、走行状態が大きな表示領域に表されることを好む。したがって、アナログメータに代えて、ディスプレイパネルが用いられるならば、大きな表示面が、ディスプレイパネルに要求される。一般的に、表示面の大きさは、ディスプレイパネルのコストに直接的に影響するので、ドライバが、大きな表示領域での表示を望むならば、高価なディスプレイパネルが必要となる。
加えて、アナログメータからディスプレイパネルへの全面的な置換は、アナログメータに慣れたドライバにとって受け入れがたいこともある。
本発明は、小さな表示面積を有する画像表示装置の使用の下で、ドライバに受け入れられやすい情報表示を行うことができる車両用表示装置を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係る車両用表示装置は、車両に搭載される。車両用表示装置は、画像が表示される表示面を有するディスプレイパネルと、第1端から前記第1端とは反対側の第2端まで延び、前記車両の走行状態を表す第1物理量を指し示す領域を規定する第1枠体を有する第1アナログメータと、を備える。前記第1端及び前記第2端のうち少なくとも一方が、前記表示面に重なるように、前記第1アナログメータは、配置される。前記ディスプレイパネルは、前記第1アナログメータによって提供される第1情報とは異なる第2情報を表す画像を、前記第1端と前記第2端との間に表示する。
上記構成によれば、車両用表示装置は、ディスプレイパネルと、第1アナログメータと、を備えるので、ディスプレイパネルの表示面は、過度に大きくなくてもよい。加えて、車両用表示装置は、第1アナログメータを有するので、従来のアナログメータに慣れたドライバにも受け入れやすい方式で、ドライバに、情報を与えることができる。ディスプレイパネルは、第1アナログメータによって提供される第1情報とは異なる第2情報を表す画像を、第1端と第2端との間に表示するので、車両用表示装置は、ディスプレイパネル及び第1アナログメータが一体化した視覚的印象を、ドライバに与えることができる。
上記構成において、前記第2情報は、前記車両が走行する環境に関する情報を含んでもよい。
上記構成によれば、第2情報は、車両が走行する環境に関する情報を含むので、ドライバは、第1端と第2端との間で表示される画像を参照し、車両が走行する環境に関する情報を取得することができる。
上記構成において、車両用表示装置は、前記ディスプレイパネルと、前記第1アナログメータと、の間に配置された表示板を更に備えてもよい。前記表示板は、前記表示面から出射される映像光の透過を許容する第1領域と、前記第1領域を取り囲む第2領域と、を含んでもよい。前記第1端及び前記第2端のうち少なくとも一方が、前記第1領域に重なり、且つ、前記第1枠体が、前記第2領域にはみ出すように、前記第1枠体は、前記表示板に取り付けられてもよい。
上記構成によれば、第1端及び前記第2端のうち少なくとも一方が、第1領域に重なるので、車両用表示装置は、ディスプレイパネル及び第1アナログメータが一体化した視覚的印象を、ドライバに与えることができる。第1枠体は、第2領域にはみ出すので、表示面からドライバの眼への映像光の伝搬は、第1枠体によって過度に妨げられない。したがって、車両用表示装置は、ディスプレイパネルが生成した画像と第1アナログメータとを用いて、ドライバに様々な情報を与えることができる。
上記構成において、前記表示板は、平坦な面を含んでもよい。前記第1アナログメータは、前記平坦な面に取り付けられてもよい。前記映像光は、前記平坦な面から出射されてもよい。
上記構成によれば、第1アナログメータは、平坦な面に取り付けられ、且つ、映像光は、平坦な面から出射されるので、車両用表示装置は、ディスプレイパネル及び第1アナログメータが一体化した視覚的印象を、ドライバに与えることができる。
上記構成において、車両用表示装置は、第3端から前記第3端とは反対側の第4端まで延び、前記車両の走行状態を表す第2物理量を指し示す領域を規定する第2枠体を有する第2アナログメータを更に備えてもよい。前記ディスプレイパネルは、前記第1アナログメータと前記第2アナログメータとの間で、前記車両の走行状態を表す第3物理量を指し示すメータ画像を表示してもよい。
上記構成によれば、ディスプレイパネルは、第1アナログメータと第2アナログメータとの間で、車両の走行状態を表す第3物理量を指し示すメータ画像を表示するので、車両用表示装置は、既知のインディケータパネルに似た視覚的印象をドライバに与えることができる。
上記構成において、車両用表示装置は、前記メータ画像が表示される領域を取り囲むリング体を更に備えてもよい。前記リング体は、前記平坦な面に取り付けられてもよい。
上記構成によれば、メータ画像が表示される領域を取り囲むリング体が、平坦な面に取り付けられるので、車両用表示装置は、既知のインディケータパネルに似た視覚的印象をドライバに与えることができる。
本発明は、小さな表示面積を有する画像表示装置の使用の下で、ドライバに受け入れられやすい情報表示を行うことができる車両用表示装置を提供することができる。
第1実施形態の車両用表示装置の概略的な展開斜視図である。 アナログメータと表示面との間の位置関係を示す概念図である(第2実施形態)。 アナログメータと表示面との間の位置関係を示す概念図である(第2実施形態)。 アナログメータと表示面との間の位置関係を示す概念図である(第2実施形態)。 第3実施形態の車両用表示装置の概略的な展開斜視図である。 図3に示される車両用表示装置の概略的な側面図である。 第4実施形態の車両用表示装置の概略的な展開斜視図である。 第5実施形態の車両用表示装置の概略的な展開斜視図である。 図6に示される車両用表示装置の概略的な正面図である。 第6実施形態の車両用表示装置の概略的な展開斜視図である。 図8に示される車両用表示装置の概略的な展開斜視図である(第7実施形態)。
添付の図面を参照して、車両用表示装置に関する様々な実施形態が説明される。
<第1実施形態>
本発明者等は、ディスプレイパネルとアナログメータとを備える様々な車両用表示装置を開発した。本発明者等は、車両用表示装置の開発の間に、ディスプレイパネルとアナログメータとが分離した視覚的印象をドライバに与えやすいという課題を見出した。本発明者等は、ディスプレイパネルとアナログメータとが一体化した視覚的印象をドライバに与える技術の開発に成功した。第1実施形態において、ディスプレイパネルとアナログメータとが一体化した視覚的印象をドライバに与えることができる技術が説明される。
図1は、車両用表示装置(以下、表示装置100と称される)の概略的な展開斜視図である。図1を参照して、表示装置100が説明される。
表示装置100は、ディスプレイパネル200と、アナログメータ300と、を備える。ディスプレイパネル200は、表示面210を含む。ディスプレイパネル200は、画像を、表示面210に表示する。画像は、表示装置100が搭載される車両の走行状態を表す情報(たとえば、車両の速度、エンジンの回転数、水温や燃料の残量)を含んでもよい。代替的に、又は、加えて、画像は、車両が走行する環境に関する情報(たとえば、車両が走行する道路に対して定められた法定速度、外気温や天候に関する情報)を含んでもよい。本実施形態の原理は、画像が表す特定の情報に限定されない。
既知の車両に搭載されたアナログメータと同様に、アナログメータ300は、表示装置100が搭載される車両の走行状態を表す情報(たとえば、車両の速度、エンジンの回転数、水温や燃料の残量)を、ドライバに与えてもよい。本実施形態の原理は、アナログメータ300がドライバに与える特定の情報に限定されない。本実施形態において、第1アナログメータは、アナログメータ300によって例示される。第1物理量は、アナログメータ300によって示される物理量(例えば、車両の速度、エンジンの回転数、水温や燃料の残量)によって例示される。
アナログメータ300は、C型リング310と、指示針320と、を含む。C型リング310は、上端311と、下端312と、を含む。下端312は、上端311の下方に位置する。C型リング310は、上端311から下端312へ弧状に延びる。本実施形態において、第1枠体は、C型リング310によって例示される。第1端は、上端311及び下端312のうち一方によって例示される。第2端は、上端311及び下端312のうち他方によって例示される。
指示針320は、C型リング310によって囲まれた領域内で回転する。C型リング310によって囲まれた領域内には、表示装置100が搭載される車両の走行状態に関する物理量を表す指標(たとえば、目盛線や数字)が表示されてもよい。指標の提示は、既知の車両に搭載されたアナログメータに用いられる様々な手法に依存してもよい。したがって、本実施形態の原理は、特定の指標提示技術に限定されない。
上述の如く、本実施形態において、第1枠体は、C型リング310によって例示される。代替的に、第1枠体は、他の形状を有してもよい。たとえば、第1枠体は、多角形状を有してもよい。第1枠体は、円弧と直線との組み合わせによって形作られる様々な形状であってもよい。本実施形態の原理は、第1枠体の特定の形状に限定されない。
C型リング310は、上端311及び下端312のうち少なくとも一方が、表示面210に重なるように配置される。ディスプレイパネル200は、上端311と下端312との間に位置する表示面210の領域に画像を表示することができる。上端311と下端312との間に表示される画像は、アナログメータ300がドライバに与える情報とは異なる情報を含んでもよい。本実施形態において、第1情報は、アナログメータ300が与える情報によって例示される。第2情報は、上端311と下端312との間に表示される画像が与える情報によって例示される。
<第2実施形態>
車両用表示装置を設計する設計者は、第1実施形態の設計原理に基づいて、アナログメータと表示面との間で様々な位置関係を設定することができる。第2実施形態において、アナログメータと表示面との間の様々な位置関係が説明される。
図2A乃至図2Cそれぞれは、アナログメータ300と表示面210との間の位置関係を示す概念図である。第1実施形態及び第2実施形態の間で共通して用いられる符号は、当該共通の符号が付された要素が、第1実施形態と同一の機能を有することを意味する。したがって、第1実施形態の説明は、これらの要素に援用される。図1乃至図2Cを参照して、アナログメータ300と表示面210との間の位置関係が説明される。
図2Aに示されるアナログメータ300に関して、C型リング310の上端311及び下端312は、表示面210に重ねられている。図2Bに示されるアナログメータ300に関して、C型リング310の上端311が、表示面210に重ねられる一方で、C型リング310の下端312は、表示面210の下縁より下方に配置される。図2Cに示されるアナログメータ300に関して、C型リング310の下端312が、表示面210に重ねられる一方で、C型リング310の上端311は、表示面210の上縁より上方に配置される。図2A乃至図2Cに示される如く、設計者は、C型リング310を、表示面210に対して様々な位置に配置することができる。
図2A乃至図2Cそれぞれは、車両が走行する道路に対して定められた法定速度を表す画像RSIを示す。たとえば、表示装置100は、一般的なカーナビゲーションシステムから、車両の位置に関する情報や法定速度に関する情報を取得することができる。表示装置100は、カーナビゲーションシステムから取得した情報から画像RSIを、ディスプレイパネル200に生成させてもよい。本実施形態において、車両が走行する環境に関する情報は、画像RSIによって例示される。
ディスプレイパネル200は、表示面210に画像RSIを表示する。図2A乃至図2Cに示される如く、画像RSIは、C型リング310の上端311及び下端312の間に表示される。この結果、表示装置100は、ドライバに、表示面210及びアナログメータ300が一体化された視覚的印象を与えることができる。
<第3実施形態>
C型リングは、ディスプレイパネルとC型リングとの間に配置された板材に取り付けられてもよい。第3実施形態において、C型リングの例示的な取付技術が説明される。
図3は、第3実施形態の車両用表示装置(以下、表示装置100Aと称される)の概略的な展開斜視図である。第1実施形態及び第3実施形態の間で共通して用いられる符号は、当該共通の符号が付された要素が、第1実施形態と同一の機能を有することを意味する。したがって、第1実施形態の説明は、これらの要素に援用される。図3を参照して、表示装置100Aが説明される。
第1実施形態と同様に、表示装置100Aは、ディスプレイパネル200と、アナログメータ300と、を備える。第1実施形態の説明は、これらの要素に援用される。
表示装置100Aは、表示板400を更に備える。表示板400は、ディスプレイパネル200とアナログメータ300との間に配置される。表示板400は、平坦な第1面411と、平坦な第2面412と、を含む。第1面411は、ディスプレイパネル200に対向する。アナログメータ300は、第1面411とは反対側の第2面412に取り付けられる。本実施形態において、平坦な面は、第2面412によって例示される。
図3は、表示板400上に描かれた矩形枠DRFを示す。矩形枠DRFで囲まれた領域は、以下の説明において、「表示領域421」と称される。表示領域421を取り囲む領域は、以下の説明において、「周囲領域422」と称される。
表示領域421は、大きさ及び形状において、ディスプレイパネル200の表示面210に略一致する。表示領域421が、表示面210に略完全に重なるように、表示板400は配置される。
表示領域421は、光学的に高い透過率を有する。したがって、ディスプレイパネル200の表示面210から出射された映像光は、第1面411から第2面412へ伝搬する。映像光は、その後、第2面412の表示領域421から出射される。本実施形態において、第1領域は、表示領域421によって例示される。第2領域は、周囲領域422によって例示される。
周囲領域422は、表示領域421よりも低い透過率を有してもよい。したがって、表示板400は、表示面210以外の部分をドライバから隠す機能を有することができる。表示板400には、矩形枠DRFに沿ってグラデーションパターンが形成されてもよい。グラデーションパターンによって、表示面210の外形輪郭がぼかされてもよい。表示板400は、他の様々な光学的特性を有してもよい。本実施形態の原理は、表示板400の特定の光学的特性に限定されない。
アナログメータ300の指示針320は、周囲領域422に取り付けられる。指示針320は、第2面412上で回転する。
C型リング310は、指示針320の回転領域を取り囲むように配置される。第2実施形態に関連して説明された設計原理に従って、C型リング310の上端311及び下端312のうち少なくとも一方が、表示領域421に重なるように、C型リング310は、第2面412上に固定される。C型リング310は、上端311及び下端312から左方に延びる。したがって、C型リング310の大部分は、周囲領域422に重なる。
周囲領域422には、車両の走行状態を表す物理量の指標(たとえば、目盛線及び数字)が描かれてもよい。指示針320が、C型リング310内で回転し、指標の数字を指し示すと、ドライバは、車両の走行状態(たとえば、車両の速度、エンジンの回転数、水温や燃料の残量)を確認することができる。
図4は、表示装置100Aの概略的な側面図である。図4を参照して、表示装置100Aが更に説明される。
図4に示される如く、ディスプレイパネル200は、第1面411に密接されてもよい。代替的に、ディスプレイパネル200と第1面411との間に僅かな隙間が形成されてもよい。ディスプレイパネル200は、第1面411に非常に近接しているので、ドライバは、ディスプレイパネル200が表示する画像が、映像光が出射される第2面412の表示領域421に映し出されていると知覚しやすくなる。
ドライバは、画像が映し出されている第2面412にアナログメータ300が取り付けられていると視認するので、表示装置100Aは、アナログメータ300とディスプレイパネル200との間での視覚的な一体性を保つことができる。
<第4実施形態>
車両用表示装置は、複数のアナログメータを備えてもよい。第4実施形態において、複数のアナログメータを有する車両用表示装置が説明される。
図5は、第4実施形態の車両用表示装置(以下、表示装置100Bと称される)の概略的な展開斜視図である。第3実施形態及び第4実施形態の間で共通して用いられる符号は、当該共通の符号が付された要素が、第3実施形態と同一の機能を有することを意味する。したがって、第3実施形態の説明は、これらの要素に援用される。図5を参照して、表示装置100Bが説明される。
第3実施形態と同様に、表示装置100Bは、ディスプレイパネル200と、アナログメータ300と、表示板400と、を備える。第3実施形態の説明は、これらの要素に援用される。
表示装置100Bは、アナログメータ500を更に備える。アナログメータ500は、アナログメータ300の右方に配置される。既知の車両に搭載されたアナログメータと同様に、アナログメータ500は、表示装置100Bが搭載される車両の走行状態を表す情報(たとえば、車両の速度、エンジンの回転数、水温や燃料の残量)を、ドライバに与えてもよい。本実施形態の原理は、アナログメータ500がドライバに与える特定の情報に限定されない。本実施形態において、第2アナログメータは、アナログメータ500によって例示される。第2物理量は、アナログメータ500によって示される物理量(例えば、車両の速度、エンジンの回転数、水温や燃料の残量)によって例示される。
アナログメータ500は、C型リング510と、指示針520,530と、を含む。C型リング510は、上端511と、下端512と、を含む。下端512は、上端511の下方に位置する。C型リング510は、上端511から下端512へ弧状に延びる。本実施形態において、第2枠体は、C型リング510によって例示される。第3端は、上端511及び下端512のうち一方によって例示される。第4端は、上端511及び下端512のうち他方によって例示される。
指示針520,530それぞれは、C型リング510によって囲まれた領域内で回転する。C型リング510によって囲まれた領域内において、表示板400には、表示装置100Bが搭載される車両の走行状態に関する物理量を表す指標(たとえば、目盛線や数字)が描かれてもよい。
上述の如く、本実施形態において、第2枠体は、C型リング510によって例示される。代替的に、第2枠体は、他の形状を有してもよい。たとえば、第2枠体は、多角形状を有してもよい。第2枠体は、円弧と直線との組み合わせによって形作られる様々な形状であってもよい。本実施形態の原理は、第2枠体の特定の形状に限定されない。
C型リング510は、上端511及び下端512のうち少なくとも一方が、表示面210に重なるように配置される。ディスプレイパネル200は、上端511と下端512との間に位置する表示面210(矩形枠DRF)の領域に画像を表示することができる。上端511と下端512との間に表示される画像は、アナログメータ300,500がドライバに与える情報とは異なる情報を含んでもよい。
ディスプレイパネル200は、アナログメータ300,500との間で、メータ画像を表示してもよい。メータ画像は、車両の走行状態を表す指標像を含んでもよい。指標像は、目盛線や数字を表す像を含んでもよい。メータ画像は、アナログメータ300,500とは異なる情報をドライバに提供してもよい。本実施形態において、第3物理量は、メータ画像によって表される情報(たとえば、車両の速度、エンジンの回転数、水温や燃料の残量)によって例示される。
<第5実施形態>
ディスプレイパネルが生成するメータ画像は、アナログメータと比べて、平坦な視覚的印象をドライバに与える。このことは、従来の車両に搭載されたインディケータパネルのデザインに慣れたドライバには受け入れがたいこともある。第5実施形態において、ディスプレイパネルが生成するメータ画像に、アナログメータに似た視覚的印象を与えることができる技術が説明される。
図6は、第5実施形態の車両用表示装置(以下、表示装置100Cと称される)の概略的な展開斜視図である。第4実施形態及び第5実施形態の間で共通して用いられる符号は、当該共通の符号が付された要素が、第4実施形態と同一の機能を有することを意味する。したがって、第4実施形態の説明は、これらの要素に援用される。図6を参照して、表示装置100Cが説明される。
第4実施形態と同様に、表示装置100Cは、ディスプレイパネル200と、アナログメータ300,500と、表示板400と、を備える。第4実施形態の説明は、これらの要素に援用される。
表示装置100Cは、リング部材610を更に備える。リング部材610は、C型リング310,510の間に配置される。リング部材610が、矩形枠DRFに完全に重なるように、リング部材610は、表示板400の第2面412上に固定されてもよい。代替的に、リング部材610は、矩形枠DRFから部分的にはみ出てもよい。本実施形態の原理は、矩形枠DRFとリング部材610との間の特定の位置関係に限定されない。本実施形態において、リング体は、リング部材610によって例示される。
図7は、表示装置100Cの概略的な正面図である。図6及び図7を参照して、表示装置100Cが更に説明される。
第2実施形態と同様に、ディスプレイパネル200は、車両が走行する道路に対して定められた法定速度を表す画像RSIを表示面210に表示する。第2実施形態とは異なり、画像RSIは、C型リング510の上端511及び下端512の間に表示される。
ディスプレイパネル200は、画像RSIに加えて、メータ画像SCIを表示する。メータ画像SCIは、リング部材610の内縁に沿って表示された複数の目盛線を表す像と、複数の目盛線に対応して表示された数字を表す像と、リング部材610の略中心からリング部材610の内縁に向けて延びる指示針を示す像と、を含む。指示針の角度は、車両の走行状態に応じて変化する。リング部材610は、メータ画像SCIが表示される領域を取り囲む。
C型リング310,510と同様に、リング部材610は、表示板400の第2面412から突出する。加えて、メータ画像SCIは、C型リング310,510内の指標と同様に、表示板400の第2面412上に現れる。したがって、リング部材610及びメータ画像SCIの組は、アナログメータ300,500と類似した視覚的印象をドライバに与えることができる。
<第6実施形態>
設計者は、第1実施形態乃至第5実施形態に関連して説明された設計原理に基づいて、様々な車両用表示装置を設計することができる。第6実施形態において、例示的な車両用表示装置が説明される。
図8は、車両用表示装置(以下、表示装置100Dと称される)の概略的な展開斜視図である。第5実施形態及び第6実施形態の間で共通して用いられる符号は、当該共通の符号が付された要素が、第5実施形態と同一の機能を有することを意味する。したがって、第5実施形態の説明は、これらの要素に援用される。図8を参照して、表示装置100Dが説明される。
第5実施形態と同様に、表示装置100Dは、ディスプレイパネル200と、アナログメータ300,500と、表示板400と、を備える。第5実施形態の説明は、これらの要素に援用される。
表示装置100Dは、リング体600を更に備える。リング体600は、第5実施形態に関連して説明されたリング部材610を含む。リング体600は、透光リング620を更に含む。透光リング620は、リング部材610内に配置される。したがって、透光リング620は、メータ画像に重なる。ドライバは、透光リング620を通じて、メータ画像を見ることができる。透光リング620は、リング部材610と協働して、ドライバに、立体的な視覚的印象を与えることに貢献する。
表示装置100Dは、駆動ユニット700と、メータベセル810と、保護板820と、を更に備える。アナログメータ300の指示針320は、表示板400を通じて、駆動ユニット700に機械的に接続される。指示針320は、C型リング310によって囲まれた領域上で回転する。アナログメータ500の指示針520,530は、表示板400を通じて、駆動ユニット700に機械的に接続される。指示針520,530は、C型リング510によって囲まれた領域上で回転する。
駆動ユニット700は、指示針320,520,530を回転させる。駆動ユニット700と指示針320,520,530との接続に対して、既知の車両に用いられる様々な技術が用いられてもよい。したがって、本実施形態の原理は、駆動ユニット700と指示針320,520,530との間の特定の接続技術に限定されない。
駆動ユニット700は、ディスプレイパネル200を駆動するための画像信号を生成する回路(図示せず)を含んでもよい。画像信号は、駆動ユニット700からディスプレイパネル200へ出力される。第5実施形態に関連して説明された如く、ディスプレイパネル200は、画像信号に応じて、メータ画像を表示してもよい。
駆動ユニット700は、指示針320,520,530を駆動する駆動モータ(図示せず)を含んでもよい。駆動ユニット700は、表示装置100Dを動作させるための様々な電気回路、駆動機器や光学機器を含むことができる。本実施形態の原理は、駆動ユニット700の特定の構造に限定されない。
メータベセル810は、ディスプレイパネル200、リング体600、アナログメータ300、アナログメータ500、表示板400及び駆動ユニット700が収容される空間を規定する筒体である。保護板820は、メータベセル810の開口部を閉塞する。ディスプレイパネル200、リング体600、アナログメータ300,500及び表示板400は、メータベセル810内で、駆動ユニット700と保護板820との間に配置される。
保護板820は、全体的に透明である。したがって、ディスプレイパネル200によって生成された映像光は、表示板400を通じて、保護板820に到達し、その後、ドライバの眼に入射することができる。保護板820には、反射を抑制するための光学的処理が施与されてもよい。この場合、ドライバは、保護板820上での反射に妨げられることなく、ディスプレイパネル200が映し出す画像を良好に視認することができる。
<第7実施形態>
第6実施形態に関連して説明された車両用表示装置は、駆動ユニットによって駆動される。設計者は、駆動ユニットに様々な構造を与えてもよい。第7実施形態において、駆動ユニットの例示的な構造が説明される。
図9は、表示装置100D中の信号の流れを概念的に表すブロック図である。第6実施形態及び第7実施形態の間で共通して用いられる符号は、当該共通の符号が付された要素が、第6実施形態と同一の機能を有することを意味する。したがって、第6実施形態の説明は、これらの要素に援用される。図8及び図9を参照して、表示装置100Dが説明される。
駆動ユニット700は、第1駆動信号生成部711と、第2駆動信号生成部712と、第3駆動信号生成部713と、第1駆動モータ721と、第2駆動モータ722と、第3駆動モータ723と、画像信号生成部730と、を含む。第1駆動信号生成部711は、第1駆動モータ721に電気的に接続される。第1駆動モータ721は、指示針320に機械的に接続される。第2駆動信号生成部712は、第2駆動モータ722に電気的に接続される。第2駆動モータ722は、指示針520に機械的に接続される。第3駆動信号生成部713は、第3駆動モータ723に電気的に接続される。第3駆動モータ723は、指示針530に機械的に接続される。画像信号生成部730は、ディスプレイパネル200に電気的に接続される。
車両には、車両の走行状態に応じて変化する物理量を検出する様々なセンサ機器(図示せず)が配置される。センサ群SSGは、これらのセンサ機器を含む。センサ群SSGは、様々な物理量を表す様々な検出信号を生成する。これらの検出信号は、センサ群SSGから第1駆動信号生成部711、第2駆動信号生成部712、第3駆動信号生成部713及び画像信号生成部730のそれぞれへ出力される。センサ群SSGを構成するセンサは、既知の車両に利用されるセンサであってもよい。したがって、本実施形態の原理は、センサ群SSGの特定のセンサに限定されない。
第1駆動信号生成部711は、指示針320が指し示す指標に対応する物理量を表す検出信号を受ける。第1駆動信号生成部711は、検出信号に応じて、駆動信号を生成する。駆動信号は、第1駆動信号生成部711から第1駆動モータ721へ出力される。第1駆動モータ721は、駆動信号に応じて、回転する。この結果、指示針320は、表示板400上で回転することができる。
第2駆動信号生成部712は、指示針520が指し示す指標に対応する物理量を表す検出信号を受ける。第2駆動信号生成部712は、検出信号に応じて、駆動信号を生成する。駆動信号は、第2駆動信号生成部712から第2駆動モータ722へ出力される。第2駆動モータ722は、駆動信号に応じて、回転する。この結果、指示針520は、表示板400上で回転することができる。
第3駆動信号生成部713は、指示針530が指し示す指標に対応する物理量を表す検出信号を受ける。第3駆動信号生成部713は、検出信号に応じて、駆動信号を生成する。駆動信号は、第3駆動信号生成部713から第3駆動モータ723へ出力される。第3駆動モータ723は、駆動信号に応じて、回転する。この結果、指示針530は、表示板400上で回転することができる。
検出信号から駆動信号への変換は、既知のアナログメータに用いられる様々な信号処理技術に依存してもよい。したがって、本実施形態の原理は、検出信号から駆動信号へ変換するための特定の信号処理技術に限定されない。
画像信号生成部730は、ディスプレイパネル200が表示する指標像に対応する物理量を表す検出信号を受ける。画像信号生成部730は、検出信号に応じて、画像信号を生成する。画像信号は、画像信号生成部730からディスプレイパネル200へ出力される。ディスプレイパネル200は、画像信号に応じて、指標や指示針を表す画像を表示面210に表示する。
検出信号から画像表示までの信号処理技術は、既知の様々な画像生成技術に依存してもよい。したがって、本実施形態の原理は、画像を表示するための特定の信号処理技術に限定されない。
上述の様々な実施形態の原理は、車両に対する要求に適合するように、組み合わされてもよい。
上述の実施形態の原理は、様々な車両の設計に好適に利用される。
100〜100D・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・表示装置
200・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ディスプレイパネル
210・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・表示面
300,500・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アナログメータ
310,510・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・C型リング
311,511・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・上端
312,512・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・下端
400・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・表示板
411・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第1面
412・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第2面
421・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・表示領域
422・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・周囲領域
600・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・リング体
610・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・リング部材
620・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・透光リング
RSI・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・画像
SCI・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・メータ画像

Claims (5)

  1. 車両に搭載される車両用表示装置であって、
    画像が表示される表示面を有するディスプレイパネルと、
    第1端から前記第1端とは反対側の第2端まで延び、前記車両の走行状態を表す第1物理量を指し示す領域を規定する第1枠体と、前記第1枠体に囲まれた領域内で回転する指示針と、を有する第1アナログメータと、
    前記ディスプレイパネルと、前記第1アナログメータと、の間に配置された表示板と、を備え、
    前記第1端及び前記第2端のうち少なくとも一方が、前記表示面に重なるように、前記第1アナログメータは、配置され、
    前記ディスプレイパネルは、前記第1アナログメータによって提供される第1情報とは異なる第2情報を表す画像を、前記第1端と前記第2端との間に表示し、
    前記表示板は、前記表示面から出射される映像光の透過を許容する第1領域と、前記第1領域を取り囲む第2領域と、を含み、
    前記第1端及び前記第2端のうち少なくとも一方が、前記第1領域に重なり、且つ、前記第1枠体が、前記第2領域にはみ出すように、前記第1枠体は、前記表示板に取り付けられる
    車両用表示装置。
  2. 前記第2情報は、前記車両が走行する環境に関する情報を含む
    請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記表示板は、平坦な面を含み、
    前記第1アナログメータは、前記平坦な面に取り付けられ、
    前記映像光は、前記平坦な面から出射される
    請求項1又は2に記載の車両用表示装置。
  4. 第3端から前記第3端とは反対側の第4端まで延び、前記車両の走行状態を表す第2物理量を指し示す領域を規定する第2枠体と、前記第2枠体によって囲まれた領域内で回転する指示針と、を有する第2アナログメータを更に備え、
    前記ディスプレイパネルは、前記第1アナログメータと前記第2アナログメータとの間で、前記車両の走行状態を表す第3物理量を指し示すメータ画像を表示する
    請求項3に記載の車両用表示装置。
  5. 前記メータ画像が表示される領域を取り囲むリング体を更に備え、
    前記リング体は、前記平坦な面に取り付けられる
    請求項4に記載の車両用表示装置。
JP2015008695A 2015-01-20 2015-01-20 車両用表示装置 Active JP6237658B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015008695A JP6237658B2 (ja) 2015-01-20 2015-01-20 車両用表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015008695A JP6237658B2 (ja) 2015-01-20 2015-01-20 車両用表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016133422A JP2016133422A (ja) 2016-07-25
JP6237658B2 true JP6237658B2 (ja) 2017-11-29

Family

ID=56437857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015008695A Active JP6237658B2 (ja) 2015-01-20 2015-01-20 車両用表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6237658B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6436134B2 (ja) 2016-07-05 2018-12-12 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
JP6481698B2 (ja) 2017-02-17 2019-03-13 マツダ株式会社 表示装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006194613A (ja) * 2005-01-11 2006-07-27 Calsonic Kansei Corp 車載用計測器
JP5594525B2 (ja) * 2010-07-29 2014-09-24 株式会社デンソー 車両用メータユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016133422A (ja) 2016-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6252501B2 (ja) 車両用表示装置
JP6646431B2 (ja) 表示装置
JP5323132B2 (ja) 車両用計器
JP6232013B2 (ja) 表示装置
JP4234040B2 (ja) 車両用表示装置
JP4957468B2 (ja) 表示装置
JP2009080178A (ja) ヘッドアップディスプレイ
WO2016125610A1 (ja) 車両用表示装置
JP6237658B2 (ja) 車両用表示装置
JP2009069087A (ja) 表示装置
JP6160632B2 (ja) 車両用表示装置
JP2017039392A (ja) 車両の表示装置
JP2017039393A (ja) 車両の表示装置
JP4309647B2 (ja) 車両用表示装置
JP6400185B2 (ja) 車両用表示装置
JP6350446B2 (ja) 車両の表示装置
JP2017181555A (ja) 表示装置
JP6241425B2 (ja) 車両用表示装置
JP5725977B2 (ja) 表示装置
JP2010164497A (ja) 表示装置
JP6481698B2 (ja) 表示装置
JP2007072125A (ja) 表示装置
JP4908169B2 (ja) 計器装置
JP2009042001A (ja) 指針計器
JP2008310046A (ja) 表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170307

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171016

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6237658

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150