JP2007072125A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】所望の画像情報を表示するに際し、立体表示による表示の見映えと表示の解像度とを両立させ、しかも報知の際の報知画像の認知性を高めること。
【解決手段】所望の画像情報を表示する平板状の表示要素21、22を有し、この表示要素を利用者の右目と左目の視差により立体的に視認させるように表示する表示器20と、
表示要素21、22の作動を制御し、利用者に対して視差を与える立体表示と、利用者に対して視差のない非立体表示を行わせる制御手段60とを備え、
制御手段60は、所定の報知時に報知画像を表示させる際、動画による立体表示を行わせることを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、所望の画像情報を立体表示することが可能な表示装置に関する。
従来、例えば車両用計器などに平板状の液晶パネルを用い、計器意匠や各種情報、警告情報を液晶パネル上に表示させる構成が知られている。
その際、表示の見映えをよくするために、視差(パララックス)バリヤ方式またはレンチキュラーレンズ方式により、液晶パネルに表示する表示画像(右目用画像と左目用画像)のうち、右目用画像が利用者の右目に、左用画像が利用者の左目に、それぞれ選択的に視認させ、利用者の右目と左目の視差により立体的に視認されるようにすることで、この表示画像を立体表示することが知られている。また、表示画像として、キャラクタが動きながら台詞を語るように立体表示することが記載されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2003−137006号公報
しかしながら、この種の立体表示方式は、左右両目の画像を視差分割させ、これらの2つの画像から1つの立体画像を構成するため、原理的にみても立体表示させている画像は解像度が落ち、また利用者の視点が左右にぶれると上手く結像せずに像が乱れるという特徴を有している。
このため、例えば計器などの画像情報を立体表示させると、画像情報によっては情報を正確に表示することが難しくなり、しかも利用者の視点が左右にぶれた場合には情報を正確に表示することが一層難しくなる恐れがある。
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであり、所望の画像情報を表示するに際し、立体表示による表示の見映えと表示の解像度とを両立させ、しかも報知の際の報知画像の認知性を高めることが可能な表示装置を提供することを目的とする。
そこで本発明は、上記目的を達成するために、各請求項に示す技術的手段を採用する。
請求項1に記載の本発明の表示装置によれば、所望の画像情報を表示する平板状の表示要素を有し、この表示要素を利用者の右目と左目の視差により立体的に視認させるように表示する表示器と、表示要素の作動を制御し、利用者に対して視差を与える立体表示と、利用者に対して視差のない非立体表示を行わせる制御手段とを備え、制御手段は、所定の報知時に報知画像を表示させる際、動画による立体表示を行わせることを特徴とする。
それにより、本発明では、所望の表示画像について立体表示と非立体表示を組み合わせることにより見映えのよい表示を行うことが可能になる。特に、画像情報の一部を非立体表示することで、この画像情報の表示の解像度を下げることを防ぎ、情報を正確に伝えることが可能になる。つまり、表示の見映えと表示の解像度を両立させることが可能になる。しかも、報知時には報知画像を立体動画表示するため、演出効果や利用者の認知性を高めることが可能になる。
請求項2に記載の本発明によれば、表示器は、表示要素の表示面側に配置されて、利用者の右目と左目の視差により立体的に視認させる立体化部材を有することで、請求項1と同様の効果を奏する。
請求項3に記載の本発明によれば、画像情報のうち利用者に対して正確に伝える必要のある特定情報は、非立体表示される。それにより、この特定情報の表示の解像度を下げることを防ぎ、しかも利用者の視点が左右に移動し(ぶれ)ても表示像が乱れることがなく、情報を正確に伝えることが可能になる。
請求項4に記載の本発明によれば、特定情報は、物理量を示す情報もしくは文字情報であり、このような利用者に対して正確に伝える必要のある情報について、視差のない非立体表示を行い、情報を正確に伝えることが可能になる。
請求項5に記載の本発明によれば、制御手段は、移動、回転、拡縮、奥行き方向の移動のうちの1つ、もしくは複数を組み合わせて報知画像を変化させることで、演出効果があり、利用者の認知性を高めることが可能になる。
請求項6に記載の本発明によれば、制御手段は、報知画像を静止させた後、この報知画像もしくはこの報知画像内の特定画像を一定時間点滅させることで、利用者の認知性をより一層高めることが可能になる。
請求項7に記載の本発明によれば、制御手段は、表示要素に対して右目用画像と左目用画像を表示させ、立体化部材を通して利用者の右目に右目用画像、左目に左目用画像を視認させるようにし、利用者の右目と左目の視差により立体的に視認させる立体表示を行わせることで、利用者に対して表示器の表示面に立体像を視認させることが可能になる。
請求項8に記載の本発明によれば、制御手段は、表示要素における右目用画像と左目用画像とを同一画像表示とし、利用者に対して視差のない非立体表示を行わせることで、表示器に対し制御操作により立体表示と非立体表示を行わせることが可能になる。
請求項9に記載の本発明によれば、制御手段は、表示要素の第1表示領域において、利用者に視差を与えて立体表示を行わせると共に、表示要素の第2表示領域において、利用者に視差のない非立体表示を行わせることで、表示器の適宜な表示面に非立体表示を行わせることが可能となる。
請求項10に記載の本発明によれば、表示器は、検出情報を示す計器画像を表示し、従来の立体感のあるアナログ式計器の計器面を表示面に再現することが可能になる。
請求項11に記載の本発明によれば、表示器は、計器画像として、計器内の加飾画像および演出画像を立体表示することで、計器の見映えを向上させると共に、演出効果を引き出すことが可能になる。
請求項12に記載の本発明によれば、立体化部材は、表示器の表示面全体、もしくはこの表示面の一部を覆うように配置されており、表示器の全表示面に立体表示を行わせたり、表示面の一部に立体表示を行わせることが可能になる。
請求項13に記載の本発明によれば、表示器は、表示パネル上に他の計器と隣接して配置されており、例えばアナログ式計器と組み合わせて立体表示を行わせることが可能になる。
(一実施形態)
以下、本発明による表示装置を車両用コンビネーションメータに適用した場合を例に、図面に基いて説明する。もちろん、本発明は車両用メータに限らず、一般の計器や表示装置にも適用可能である。
(表示装置の構造)
図1は、表示装置であるコンビネーションメータ1の搭載状態を示す斜視外観図、図2は、図1のZ―Z線断面を示す拡大部分断面図、図3は、表示パネル内に指針計器画像を表示するにあたり、X―Yマトリックス駆動により立体表示領域と非立体表示領域とに分けて表示することを示す説明図である。
コンビネーションメータ1は、図1に示すように、車両の運転席90前方のインスツルメントパネル91に沿い、利用者である運転者が容易に視認できるような位置に配置されている。コンビネーションメータ1は、適宜に車両情報および非車両情報を表示して運転者に視認させるための平板状の表示器2として、表示パネルである液晶パネル20を備えている。
この液晶パネル20の表示画面には、一定幅で上下方向(つまり、図2において紙面と垂直方向、図3においてY配列方向)に延びる複数の表示要素である帯状部21、22のパターンが形成(描画)されるように、液晶パネル20が表示制御される。これらの帯状部21、22は、図2において紙面左右方向、図3においてX配列方向に対して、交互に配置されている。各帯状部21、22は、後述する液晶制御装置60に接続され、この液晶制御装置60によりX―Yマトリックス駆動されて各帯状部21には右目用画像が表示され、各帯状部22には左目用画像が表示される。
そして、後述する立体化部材をなす透明カバー30の作用により、各帯状部21に表示される右目用画像は運転者の右目に、各帯状部22に表示される左目用画像は運転者の左目に、それぞれ選択的に視認され、その視差により表示画像が立体的に視認される。
一方、各帯状部21、22に表示される右目用画像と左目用画像を同一画像として、運転者の右目と左目から視認される画像を同じとし、両目の視差をなくすことで平面的(非立体)に視認される。
本例では、液晶パネル20の全表示領域が常に立体表示されるのではなく、図3に示すように、視認される表示画像に対して解像度が要求される、各計器の目盛り、数字などの物理量を表示したり、文字情報を表示する表示領域A、および指針表示する表示領域Bについては、非立体表示される構成である。
上述の液晶パネル20の表示面側(運転席90側)には、この液晶パネル20の表示面全体を覆う形で透明カバー30が配置されている。この透明カバー30は、視差(パララックス)バリヤ方式が採用され、パララックススリット部材として、透明なポリカーボネートなどからなるシート部33の表裏両面に遮光帯31、32が形成されている。すなわち、シート部33の裏面(液晶パネル20側)に遮光帯31を、シート部33の表面(運転席90側)に遮光帯32を、それぞれ艶消しの黒色塗料を帯状に印刷またはホットスタンプを施すことで形成している。
また、各遮光帯31、32の幅は、液晶パネル20の各帯状部21、22の幅と同一であり、各遮光帯31、32は、この幅と同一間隔を隔てて左右方向(図2において紙面左右方向、図3においてX配列方向)に等ピッチで形成され、各帯状部21、22の間は光通過口31a、32aとなっている。そして、シート部33の表裏の遮光帯31、32は1/2ピッチだけ左右方向(X配列方向)に形成位置をずらしている。
また、液晶パネル20の裏面側(インスツルメントパネル91側)には、バックライトをなす面状の光源40と、光源40からの光の面照度を均一化する拡散板50とが配置されている。
次に、この液晶パネル20の視認状態について説明する。
図2に示すように、各光通過口31a、32aを右方向に結ぶ線Rは、帯状部21と運転者の右目ERを結ぶ線に一致する。すなわち、右目用画像を表示する帯状部21から出射した光は各光通過口31a、32aを通り運転者の右目ERに入射する。一方、左目用画像を表示する帯状部22から出射した光は各遮光帯31、32に遮られるため運転者の右目ERに入射しない。
同様に、各光通過口31a、32aを左方向に結ぶ線Lは、帯状部22と運転者の左目ELを結ぶ線に一致する。すなわち、左目用画像を表示する帯状部22から出射した光は各光通過口31a、32aを通り運転者の左目ELに入射する。一方、右目用画像を表示する帯状部21から出射した光は各遮光帯31、32に遮られるため運転者の左目ELに入射しない。
従って、運転者は、その右目ERで帯状部21に表示される右目用画像を選択的に視認し、同時に左目ELで帯状部22に表示される左目用画像を選択的に視認することにより、立体画像が合成認識される。
これにより、表示画像を右目用画像信号と左目用画像信号とに分離し、右目用画像信号により液晶パネル20の帯状部21を、左目用画像信号により帯状部22をそれぞれ同時に駆動することにより、表示画像を立体像として運転者に認識させることが可能となる。その際、右目用画像と左目用画像が同じにすれば、右目と左目で視認される画像の視差がなくなり、運転者には表示画像を平面的(非立体)に認識させることが可能になる。
(表示装置の制御構成)
次に、表示装置であるコンビネーションメータ1を制御する制御装置について説明する。図4は、表示装置のシステム全体構成を示すブロック図、図5は、液晶パネル20に表示する各種表示内容を説明する説明図、図6は、シンボルマーク画像を立体動画表示させる作動例を示す説明図である。
図4において、液晶制御装置60は、CPU、ROM、RAMを含むマイクロコンピュータ(マイコン)および周辺回路で構成されている。常時バッテリ90から電力が供給されており、かつイグニッションスイッチ80、警報もしくは音声案内用のスピーカ70、車両状態を検出する各種センサ71〜75、車両ドアの開閉を検出するドアスイッチ76、および液晶パネル20が接続されている。なお、このスピーカ70は、コンビネーションメータ1に内蔵のもの、もしくは別体の音響機器が利用される。
そこで、液晶制御装置60は、各種センサ71〜76からの検出信号に基いて液晶パネル20を駆動し、車両情報および非車両情報を適宜表示すると共に、必要に応じて液晶パネル20上の表示に連動してスピーカ70を駆動し、警報音、効果音または音声を発する。
この液晶制御装置60は、各種センサ71〜76からの検出信号を処理すると共に、液晶パネル20に表示させる画像情報を決定する制御部61、検出信号や各種条件に応じて液晶パネル20に表示する各種の画像情報がデータマップとして記憶された記憶部61a、制御部61からの制御信号を右目用画像信号に変換して各帯状部21を駆動する右目駆動部62、および制御部61からの制御信号を左目用画像信号に変換して各帯状部22を駆動する左目駆動部63から構成されている。この記憶部61aは、制御部(マイコン)61内のROMか、または外付けメモリで構成してある。
ここで、右目駆動部62は、各帯状部21に割り当てられたXアドレス(XR)とYアドレス(YR)を用いて各帯状部21の各画素を指定し、指定された各画素の表示状態を制御する。その際、各帯状部21において、運転者に視差を与えて立体表示を行わせる第1表示領域(図3の領域A、Bを除く領域)と、運転者に視差のない非立体表示を行わせる第2表示領域(図3の領域A、B参照)とでは、異なる画像情報が選択される。また、左目駆動部63も同様であり、各帯状部22に割り当てられたXアドレス(XL)とYアドレス(YL)を用いて各帯状部22の各画素を指定し、指定された各画素の表示状態を制御する。
このように、液晶パネル20に表示させる画像情報は全て記憶部61aに記憶されており、制御部61が、検出信号や各種条件に応じて表示画面を決定し、その表示画面の生成に必要な画像情報を記憶部61a内のデータマップから読み出し、表示制御することになる。
図5は、液晶制御装置60が表示内容に応じて、各帯状部21に与える右目用画像と各帯状部22に与える左目用画像とを選択制御することで、立体像として、液晶パネル20の表示面からの浮出し度(浮出し感)や奥行き度(奥行き感)を演出すると共に、色調や輝度の選択制御により質感や材料毎の光沢を演出する例を示す。
例えば、a.演出表示は、大きく浮出した地平線上に「Good Morning!」の文字が画面左側から画面右方向に移動することを繰り返し表示する表示モードである。
また、b.虚像背景表示は、警告表示の際の背景表示などに利用され、比較的大きな奥行き度をもってグラデーション柄や星空柄の背景表示を行う表示モードである。
また、c.加飾意匠形状表示は、例えば指針計器の計器外周形状を飾る加飾リングを演出する表示であり、浮出したリングの外周側を金属調、内周側をアクリル調の光沢表示とする表示モードである。
また、d.文字板意匠形状表示は、文字板の外周部から中央部側に向けて少しへこむような奥行き度を表示する表示モードである。
また、e.目盛・数字・文字情報表示は、解像度が要求されるため立体像とせずに非立体表示(2次元表示)する表示モードである。
また、f.指針ハブ形状表示は、例えば指針計器の指針中心部を浮出した金属調の光沢表示とする表示モードである。
また、g.指針形状表示は、解像度が要求されるため指針ハブ(中心部)から延びる指針先端側の指示部分のみ、または指針全体を非立体表示する表示モードである。なお、上述の金属調、アクリル調とは、金属やアクリル樹脂がもつ光沢を意味する。
特に、ここで表示される計器画像は、立体的な加飾が施された従来のアナログ式計器の計器面を再現する例である。その際、全ての画像情報を立体表示するのではなく、そのうちの特定情報として、運転者に対して正確に伝える必要のある情報については、非立体表示(2次元表示)する。
このように請求項3に記載の特定情報とは、運転者に対して正確に伝える必要のある情報であり、物理量を示す情報もしくは文字情報であり、例えば計器の指示内容に関係する指針、目盛、数字、文字などの重要表示情報を意味する。
次に、図6は、所定の報知時に報知画像を表示させる際、動画による立体表示を行わせ、報知画像もしくは報知画像内の特定画像を、移動、回転、拡縮(拡大や縮小)、奥行き方向の移動のうちの1つ、もしくは複数を組み合わせて変化させることで、演出効果や運転者の認知性を高めることを目的としている。ここでは、特定画像としてシンボルマーク画像を立体動画表示させる作動例を示す。
まず、(a)は、シンボルマーク画像が遠方(表示面より奥側)から手前(表示面より上面)に拡大しながら移動し、その手前位置で静止してシンボルマーク像を一定時間だけフラッシング(点滅表示)する作動例である。この場合、手前に移動する切迫感とフラッシングにより運転者の認知性を向上させることが可能になる。
また、(b)は、シンボルマーク画像が同じ位置において高速回転した後に、徐々に低速回転に変化し、静止してシンボルマーク像を一定時間だけフラッシング(点滅表示)する作動例である。この場合、回転による目移り感とフラッシングにより運転者の認知性を向上させることが可能になる。
また、(c)は、シンボルマーク画像が遠方(表示面より奥側)から手前(表示面より上面)に拡大かつ回転しながら移動し、その手前位置で静止してシンボルマーク像を一定時間だけフラッシング(点滅表示)する作動例である。この場合、手前に移動する切迫感と、回転による目移り感とフラッシングにより運転者の認知性を向上させることが可能になる。
このような動画表示(a)、(b)、(c)のいずれかを、図10中のシンボルマーク画像の演出表示に用いることにより、運転者による認知性をさらに向上させることが可能になる。
(作動)
次に、表示装置の作動を、図7に示すフローチャートに従って説明する。
本実施形態では、運転者がドアを開けて乗車し、イグニッションスイッチ80をONにして運転を開始し、その後イグニッションスイッチ80をOFFにするまでの過程における表示作動例について順を追って説明する。
〈ドアスイッチ76がOFFの場合〉
制御部(マイコン)61は実質的に作動を停止するSleepモードにあり、図7に示すフローチャートは実行されない。従って、液晶表示制御は停止されたままで液晶パネル20には何も表示されない。
〈ドアスイッチ76がONの場合〉
制御部61は、ドアスイッチ76よりドア開放状態を示すドア開信号を受けてSleepモードからWakeupモードとなり、図7に示すフローチャートの処理を開始する。
まず、ステップs101において、液晶パネル20を作動させて液晶表示制御を可能にする。続いて、ステップs102において、液晶パネル20に対しWelcome演出表示モードを行わせるために、記憶部61aより該当する画像情報(右目用画像情報と左目用画像情報)を読み出し、この画像情報に基いて液晶パネル20を制御することで、Welcome演出表示モードを開始する。その後、ステップs103において、イグニッションスイッチ80がOFFのときはステップs101に戻ることになるため、イグニッションスイッチ80がOFF状態にある期間は、このWelcome演出表示モードを継続する。
このWelcome演出表示モードは、図8に示すように、報知画像として、例えば大きく浮出した地平線上に、特定画像である「Good Morning!」の文字画像が画面左側から画面右方向に移動することを繰り返し表示する、非車両情報の立体動画表示モードである。この時、地平線や文字画像は立体像として液晶パネル20から浮出すように視認され、演出効果を高めることが可能である。
とりわけ、地平線、文字、背景領域の色調をコントラストのある色調に設定したり、またその色調を時間と共に変化させることでより演出効果をより高めることが可能になる。またこの時、スピーカ70から、女性の声で例えば「こんにちは。今日も安全運転でお願いね。」と音声を出力するようにすれば、より一層演出効果を高めることが可能になる。その他にも、動物や人物などのキャラクタの動画表示を追加することで、演出効果を高めるようにしてもよい。
〈イグニッションスイッチ80がONの場合〉
運転者によりイグニッションスイッチ80がONされると、Welcome演出表示モードは直ちに停止される。この時、ステップs104において、エンジン始動操作中であればステップs105に進み、液晶表示制御をエンジン始動操作の期間中は中止する。これは、エンジン始動期間中はバッテリ電圧が低下したり大きく変動したりするため、液晶パネル20に不安定な表示を行わせないためと、エンジン始動を優先させて電力供給するためである。
続いて、エンジン始動後はs106〜s109に進み、図9に示すように、車両情報を表示制御する通常表示モードを開始させる。本例では、指針計器画像として、速度計11、回転計12、水温計13、および燃料計14の各画像が液晶パネル20に表示される。各計器11〜14は、それぞれ車速センサ71、エンジン回転センサ72、水温センサ73、および燃料液面センサ74からの検出信号に基いて液晶制御装置60が液晶パネル20を適宜に駆動制御することにより表示される。
ここで、各計器11〜14を示す画像の表示制御処理について説明する。
まず、ステップs106では、図4に示す車速センサ71からの車速信号に基いて車速を検出し、この検出した車速情報に基いて速度計11の指針位置を決定し、図9に示すような速度計画像を液晶パネル20に表示させる。
その際、この速度計画像を作成する画像データは、各帯状部21に与える右目用画像データおよび各帯状部22に与える左目用画像データの形で記憶部61aに予め記憶されている。また、指針11aを表示する指針画像データとしては、回動範囲内の各指針位置を示す複数の画像データが用意され、車速情報に基いて画像データを選択できるように、記憶部61aに予め記憶されている。
しかも、上述した画像データは、表示領域に応じて種々の立体表示もしくは非立体表示を行うことができるデータ構成に予め設定されている。具体的には、指針画像11aおよび目盛画像の一部と数字画像11dを表示する領域は非立体表示する画像データであり、指針ハブ画像11b、文字板画像11c、目盛付きアクリル調リング画像11e、および金属調加飾リング画像11fを表示する領域は立体表示する画像データである。
そこで、本例では指針画像11aおよび目盛画像の一部と数字画像11dは非立体(2次元)表示され、文字板画像11cは緩やかな奥行き度をもった立体形状に表示され、指針ハブ画像11b、目盛付きアクリル調リング画像11e、および金属調加飾リング画像11fはぞれぞれの色調、質感をもって浮出す立体形状に表示される。
これにより、指針ハブ画像11bや計器外周の各リング画像11e、11fは、色調と立体像による演出効果が強調される一方、計器としての解像度が要求される指針画像11aと目盛数字画像11dは、非立体表示(2次元表示)とすることで解像度を低下させることがない。さらに、指針画像11aの指示位置や目盛数字画像11d側の指示量を正確に表示することができ、しかも運転者の視線がずれたときでもその表示が乱れることを防止することができる。
次に、ステップs107では、図4に示すエンジン回転センサ72からの回転信号に基いてエンジン回転数を検出し、この検出した回転数情報に基いて回転計12の指針位置を決定し、図9に示すような回転計画像を液晶パネル20に表示させる。
その際、この回転計画像を作成する画像データは、速度計画像データと同様に、各帯状部21に与える右目用画像データおよび各帯状部22に与える左目用画像データの形で記憶部61aに予め記憶されている。また、指針12aを表示する指針画像データとしては、回動範囲内の各指針位置を示す複数の画像データが用意され、エンジン回転数に基いて画像データを選択できるように、記憶部61aに予め記憶されている。
しかも、上述した画像データは、指針画像12a、数字画像12cおよび目盛画像12dを表示する領域は非立体表示する画像データであり、指針ハブ画像12b、文字板画像12e、およびアクリル調リング画像12fを表示する領域は立体表示する画像データである。
そこで、本例では指針画像12a、数字画像12cおよび目盛画像12dは、解像度を低下させることのない2次元(非立体)表示され、文字板画像12eは緩やかな奥行き度をもった立体形状に表示され、指針ハブ画像12b、およびアクリル調リング画像12fは、ぞれぞれの色調、質感をもって浮出す立体形状に表示される。
次に、ステップs108では、図4に示す水温センサ73からの水温信号に基いてエンジン冷却水温度を検出し、この検出した冷却水温度に基いて水温計13の指針位置を決定し、図9に示すような水温計画像を液晶パネル20に表示させる。また、ステップs109では、液面センサ74からの検出信号に基いて燃料タンク内の残燃料量を検出し、この検出した残燃料量に基いて燃料計14の指針位置を決定し、図9に示すような燃料計画像を液晶パネル20に表示させる。
その際、これらの計器画像を作成する画像データは、速度計画像データと同様に、各帯状部21に与える右目用画像データおよび各帯状部22に与える左目用画像データの形で記憶部61aに予め記憶されている。また、指針13a、14aを表示する指針画像データとしては、回動範囲内の各指針位置を示す複数の画像データが用意され、冷却水温度や残燃料量に基いて画像データを選択できるように、記憶部61aに予め記憶されている。
しかも、上述した画像データは、指針画像13a、14a、および目盛画像13c、14cを表示する領域は非立体表示する画像データであり、指針ハブ画像13b、14b、シンボルマーク画像13d、14d、文字板画像13e、およびアクリル調リング画像13fを表示する領域は、立体表示する画像データである。
そこで、本例では指針画像13a、14a、および目盛画像13c、14cは、解像度を低下させることのない2次元(非立体)表示され、文字板画像13eは緩やかな奥行き度をもった立体形状に表示され、指針ハブ画像13b、14b、シンボルマーク画像13d、14d、およびアクリル調リング画像13fは、ぞれぞれの色調、質感をもって浮出す立体形状に表示される。
次に、ステップs110、s111において、各センサ71〜76の検出項目に異常がなく、しかもイグニッションスイッチ80がON状態にあれば、この通常表示モードを継続する。
一方、検出項目のいずれかに異常が発生すると、ステップs110からステップs113、s114に進み、異常表示モードの表示制御処理を行う。
本例では、図10に示すように、報知画像として、特定画像であるシンボルマーク画像15、および異常メッセージ画像と必要最小限の計器画像とを液晶パネル20に表示させる。しかも、シンボルマーク画像15は、図6(a)に示すように、シンボルマーク画像15が立体動画像として遠方より手前に拡大しながら移動し、その後静止して一定時間フラッシング(点滅表示)することで、運転者の認知性を高めている。
ここでは、センサ75としてパーキングブレーキの解除検出センサがあり、液晶制御装置60が、パーキングブレーキが解除されない状態で車両が走行状態にあることを検出すると、運転者に緊急警告する目的で、液晶パネル20の表示画像を図10に示すような報知画像に切り替える。
その際、報知画像として、異常項目であるパーキングブレーキを示すシンボルマーク画像15、その他に、例えば、「パーキングブレーキを解除してください」というメッセージを伝える異常メッセージ画像16、車両運行上に必要な車速情報を示す車速画像17、および演出表示として奥行き感があり、しかも所定色調のグラデーション柄の虚像背景画像18を作成する画像データが、異常表示モード指示に基いて記憶部61aから読み出され、液晶パネル20に表示される。
この他にも、異常項目の緊急度に応じて表示色を変化させたり、またスピーカ70から警告音または注意を喚起する音声を同時に発生させるようにしてもよい。
その後、異常が解除されると、ステップs114からs106〜s109に進み、通常表示モードに戻り、イグニッションスイッチ80がOFFされるまで通常表示モードを継続する。
〈イグニッションスイッチ80がOFFの場合〉
運転者によりイグニッションスイッチ80がOFFされると、ステップs112において、Goodby演出表示モードは開始される。
このGoodby演出表示モードは、図8に示すWelcome演出表示モードと同様に、報知画像として、例えば大きく浮出した地平線上に、特定画像である「Goodby!」の文字画像が画面左側から画面右方向に移動することを繰り返し表示する、非車両情報の立体動画表示モードである。この時、地平線や文字画像は立体像として液晶パネル20から浮出すように視認され、演出効果を高めることが可能である。
とりわけ、地平線、文字、背景領域の色調をコントラストのある色調に設定したり、またその色調を時間と共に変化させることでより演出効果をより高めることが可能になる。またこの時、スピーカ70から、女性の声で例えば「お疲れ様でした。」と音声を出力するようにすれば、より一層演出効果を高めることが可能になる。その他にも、動物や人物などのキャラクタ表示を追加し、このキャラクタを立体動画像として浮き出させることで演出効果を高めるようにしてもよい。
これら一連の動作および音声出力などが終了すると、液晶制御装置60はWakeupモードからSleepモードに入り、制御動作を停止し、液晶パネル20の表示も停止する。
なお、異常表示モード時の報知画像として、ステップs113では、図10に示すようにパーキングブレーキが解除されないで走行した場合の報知画像を例示している。この他にも、液晶制御装置60が例えばエンジン冷却水温度が異常に上昇する状態を検出すると、運転者に緊急警告する目的で、液晶パネル20の表示画像を図11に示すような報知画像に切り替えるようにしてもよい。しかも、シンボルマーク画像15は、図6(c)に示すように、シンボルマーク画像15が立体動画像として遠方より手前に拡大かつ回転しながら移動し、その後静止して一定時間フラッシング(点滅表示)することで、運転者の認知性を高めることが可能になる。
また、表示の際、報知画像として、異常項目であるエンジン冷却水温度を示すシンボルマーク画像15、その他に、例えば、「オーバーヒートです。車両を止めてください」というメッセージを伝える異常メッセージ画像16、および車両運行上に必要な車速情報を示す車速画像17を作成する画像データが、異常表示モード指示に基いて記憶部61aから読み出され、液晶パネル20に表示されるようにしてもよい。
上述したように本実施形態によれば、コンビネーションメータ1を構成する各種計器画像や演出画像を、液晶パネル20に立体表示して見映えを良くすることが可能になる。しかも、その際、全ての画像情報を立体表示するのではなく、そのうちの特定情報として、運転者(利用者)に対して正確に伝える必要のある情報、例えば計器の指示内容に関係する指針、目盛、数字、文字などの重要表示情報については、視差のない非立体表示(2次元表示)している。
これにより、重要表示情報については、解像度を下げることをなくし、しかも運転者の視点が左右に移動し(ぶれ)ても表示像が乱れることがなく、情報を正確に伝えることが可能になる。また、立体化部材30による立体表示独特の視認時の違和感も発生せず、情報が見やすくなる。
また、液晶制御装置60の表示制御により、所定の報知時に報知画像を表示させる際、ドアスイッチ76のON時のWelcome演出表示モードやイグニッションスイッチ80のOFF時のGoodby演出表示モード、および検出項目のいずれかに異常が発生すると表示する異常表示モードのように、報知画像もしくは報知画像内の特定画像(例えば、シンボルマーク画像や文字画像)を変化させるように立体動画表示している。これにより、演出効果や、運転者による認知性(気づきやすさ)をさらに高めることが可能になる。
また、上記表示モードおよび通常表示モードにおいて、立体画像、色調、および音による総合的な演出効果や見映えを向上させることが可能になる。また、通常表示モードにおいては計器画像の加飾や質感を向上させ、立体的な加飾が施された従来のアナログ式計器のような質感のある計器面を再現することが可能になる。
(他の実施形態)
上記実施形態では、立体化部材である透明カバー30は、液晶パネル20の表示面全体を覆うように配置された表示装置を例としているが、図12(a)に示すように、例えば速度計11と回転計12との中間表示領域など、液晶パネル20Aの一部表示領域のみに立体化部材を配置し、立体表示部21を設けた表示装置に対し、本発明を適用してもよい。この場合、液晶パネル20A内の立体表示領域は限られるものの、解像度を低下させない計器画像表示と、演出効果や認知性を向上させる立体画像表示とを適度にバランスさせて表示させることが可能になる。
また、図12(b)に示すように、液晶パネル20に代えて、アナログ式メータ11、12を搭載するコンビネーションメータ1の文字板の一部領域上に、立体表示用の液晶パネル20Bを搭載する表示装置に対し、本発明を適用してもよい。この場合、アナログ式メータ11、12に対して、演出効果や認知性を向上させる立体画像表示を付加することが可能になる。
また、上記実施形態では、図4に示すように、液晶制御装置60において右目駆動部62と左目駆動部63に分けて設け、右目駆動部62は液晶パネル20の各帯状部21を駆動し、左目駆動部63は液晶パネル20の各帯状部22を駆動している。それに対し、図13に示すように、右目駆動部62と左目駆動部63に分けずに、液晶パネル20全体をXデコーダ64とYデコーダ65で駆動するようにし、記憶部61a内のデータマップとして、右目用の各帯状部21および左目用の各帯状部22の表示画像を含む液晶パネル全体画像データを設定記憶するようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、表示器2として、例えばTFTタイプの液晶パネル20を用いたが、有機EL、FED、CRTなど他の表示器でもよい。また、表示駆動方式はアクティブ駆動方式やパッシブ駆動方式のいずれでもよい。
また、上記実施形態では、立体化部材として、透明カバー30にパララックススリット部材が用いたが、半円球形レンズを横方向に多数配列したレンチキュラーレンズ部材を用いても同様の効果が得られる。
また、上記実施形態では、本発明を車両用コンビネーションメータ1に適用しているが、それ以外にも、利用者が表示装置の表示内容をその正面から確認するような一般の計器や表示装置にも本発明を適用可能である。
また、上記実施形態では、コンビネーションメータ1の車両情報を、速度計11、回転計12、水温計13、燃料計14としているが、走行距離計や、変速シフト位置表示装置や車外温度計などの他の表示計を追加したり、入れ替えたりしてもよい。
また、上記実施形態では、図9に示すように、各計器11〜14の指針11a〜14aの全体を表示しているが、図5の指針形状表示gや図3の表示領域Bに示すように、指針11a〜14aの先端部だけを非立体表示させるようにしても、指示位置を正確に表示することは可能である。
本発明の一実施形態である表示装置(コンビネーションメータ1)の搭載状態を示す斜視外観図である。 図1中のZ―Z線断面を示す拡大部分断面図である。 表示パネル内に立体表示領域と非立体表示領域とに分けて表示することを示す説明図である。 表示装置のシステム全体構成を示すブロック図である。 液晶パネル20に表示する各種表示内容を説明する説明図である。 シンボルマーク画像を立体動画表示させる作動例を示す説明図である。 表示装置の作動を示すフローチャートである。 Welcome演出表示モードの表示画面を示す説明図である。 通常表示モードの表示画面を示す説明図である。 異常表示モードの表示画面を示す説明図である。 他の異常表示モードの表示画面を示す説明図である。 本発明の他の実施形態である表示装置の説明図である。 本発明の他の実施形態である表示装置のシステム全体構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 コンビネーションメータ
2 表示器
11 速度計
12 回転計
13 水温計
14 燃料計
20 液晶パネル
21、22 帯状部(表示要素)
30 透明カバー(立体化部材)
31、32 遮光部
60 液晶制御装置(制御手段)
61 制御部
62 右目駆動部
63 左目駆動部
70 スピーカ
76 ドアスイッチ
80 イグニッションスイッチ

Claims (13)

  1. 所望の画像情報を表示する平板状の表示要素を有し、この表示要素を利用者の右目と左目の視差により立体的に視認させるように表示する表示器と、
    前記表示要素の作動を制御し、利用者に対して前記視差を与える立体表示と、利用者に対して前記視差のない非立体表示を行わせる制御手段とを備え、
    前記制御手段は、所定の報知時に報知画像を表示させる際、動画による立体表示を行わせることを特徴とする表示装置。
  2. 前記表示器は、前記表示要素の表示面側に配置されて、利用者の右目と左目の視差により立体的に視認させる立体化部材を有することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記画像情報のうち利用者に対して正確に伝える必要のある特定情報は、非立体表示されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記特定情報は、物理量を示す情報もしくは文字情報であることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記制御手段は、移動、回転、拡縮、奥行き方向の移動のうちの1つ、もしくは複数を組み合わせて前記報知画像を変化させることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の表示装置。
  6. 前記制御手段は、前記報知画像を静止させた後、この報知画像もしくはこの報知画像内の特定画像を一定時間点滅させることを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記制御手段は、前記表示要素に対して右目用画像と左目用画像を表示させ、前記立体化部材を通して利用者の右目に前記右目用画像、左目に前記左目用画像を視認させるようにし、利用者の右目と左目の視差により立体的に視認させる立体表示を行わせることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  8. 前記制御手段は、前記表示要素における前記右目用画像と前記左目用画像とを同一画像表示とし、利用者に対して前記視差のない非立体表示を行わせることを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
  9. 前記制御手段は、前記表示要素の第1表示領域において、利用者に前記視差を与えて立体表示を行わせると共に、前記表示要素の第2表示領域において、利用者に前記視差のない非立体表示を行わせることを特徴とする請求項8に記載の表示装置。
  10. 前記表示器は、検出情報を示す計器画像を表示することを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の表示装置。
  11. 前記表示器は、前記計器画像として、計器内の加飾画像および演出画像を立体表示することを特徴とする請求項10に記載の表示装置。
  12. 前記立体化部材は、前記表示器の表示面全体、もしくはこの表示面の一部を覆うように配置されることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  13. 前記表示器は、表示パネル上に他の計器と隣接して配置されることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014083923A (ja) * 2012-10-22 2014-05-12 Denso Corp 表示装置
JP2017114248A (ja) * 2015-12-24 2017-06-29 日本精機株式会社 車両用表示装置

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