JP6231994B2 - 絶縁部材を有する電気コネクタ - Google Patents

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Description

本開示は、概して電気コネクタに関し、特に絶縁部材を有する電気コネクタの製造及び使用を対象とする材料、部品、及び方法に関する。
エレクトロニクス及び半導体産業では、製造工程中に集積回路(IC)チップをテスト及び認定するためのシステムは、従来、「テストシステム」と呼ばれている。図1及び図2はテストシステム100を示している。テストシステム100は、ICチップ110(これは「テストされているデバイス(Device Under Test)」又は「DUT」と呼ばれることがある)とプリント回路基板(PCB)との間の電気的な接続を設ける電気コネクタを含む。
テストシステム100は、複数のキャビティ121を画定しているソケット本体120を含む。複数のキャビティ121の各キャビティは、複数のばねプローブ130の1つを保持できる。テストシステム100はまた、ソケット保持部124を含む。
図3−5は、ばねプローブ130を示している。図3に示されているように、ばねプローブ130は、シェル331、第1プランジャ340、及び第2プランジャ350を含む。シェル331は管状であり、第1プランジャ340及び第2プランジャ350の少なくとも一部は、シェル331内に配置されている。ソケット本体120及びソケット保持部124により、第1プランジャ340がICチップ110上の導電パッドに電気的に接続し、第2プランジャ350がPCB上の導電パッドに電気的に接続するようにばねプローブ130を配置できる。
図4に示されているように、第1プランジャ340は、シェル331から離れる方向に延びている先端部441を含む。第1プランジャ340はまた、シェル331の端部と隣接するフランジ443を含むため、シェル331に向かって第1プランジャ340に力が付加されると、フランジ443がシェル331の端部を押圧し、第1プランジャ340とシェル331は共に可動する。第2プランジャ350は、シェル331から外側へ延びている先端部451を含む。
図5に示されているように、第1プランジャ340はまた、シェル331に挿入され、シェル331に(例えば接着剤を使用して)取り付けられている尾部542を含むため、第1プランジャ340とシェル331は共に可動する。フランジ443は、先端部441と尾部542との間に配置されている。第2プランジャ350はまた、シェル331に挿入された尾部552を含む。第2プランジャ350を保持するシェル331の端部は、シェル331で第2プランジャ350の尾部552を保持するように折曲されているため、尾部552はシェル331内で摺動可能である。先端部451は、シェル331の外側へ尾部552から離れる方向に延びている。
ばね560は、2つのプランジャ340,350の間に配置されている。ばね560は、シェル331の外側へ第1プランジャ340から離れる方向へ第2プランジャ350を付勢するように各プランジャ340,350に対して力を作用できる。第2プランジャ350はまた、ばね560に対して内側方向の力の下でシェル331内に内側へ押圧できる。従って、第1プランジャ340は、シェル331と共に可動するようにシェル331に接続され、第2プランジャ350はシェル331に対して摺動できる。
図6及び図7は、両方のプランジャがシェル331に対して摺動可能であるばねプローブ630を示している。図6に示されているように、シェル631、第1プランジャ640と、第2のプランジャ350を含んでいる。シェル631は管状であり、第1プランジャ640及び第2プランジャ350の少なくとも一部はシェル331内に配置されている。ばねプローブ630は、第1プランジャ640がICチップ110上の導電パッドに電気的に接続し、第2プランジャ350がPCB上の導電パッドに電気的に接続するように、ソケット本体120及びソケット保持部124に配置されている。
第1プランジャ640は、シェル631から離れる方向に延びている先端部641を含む。図7に示されているように、第1プランジャ640はまた、シェル631内に挿入された尾部742を含む。第1プランジャ640を保持するシェル631の端部は、シェル631に第1プランジャ640の尾部742を保持するように折曲されているため、尾部742はシェル631内で摺動可能である。先端部641はシェル631の外側へ尾部742から離れる方向に延びている。
ばね560は、2つのプランジャ640,350の間に配置されている。ばね560は、シェル631から外側へ各プランジャ640,350に対して力を作用できる。また、各プランジャ640,350は、ばね560に対してそれぞれの内側方向の力の下でシェル631内へ内側に押圧されることができる。従って、第1プランジャ640及び第2のプランジャ350はシェル631に対して摺動可能である。
ばねプローブ130又は630は、金で被覆された銅合金のような導電材料で形成されているため、第1プランジャ340又は640と、第2プランジャ350と、シェル331又は631との間で電気的な接続が形成される。ソケット本体120及びソケット保持部124は、複数のばねプローブ130又は630のそれぞれをその他から絶縁するために、絶縁のプラスチック複合材で形成されている。
図8−10は、システムの一部に同軸構造を設けているテストシステム800を示している。テストシステム800は、ICチップ110とPCB(図示せず)との間で電気的な接続を設けるための電気コネクタを含む。テストシステム800は、複数のキャビティ821を画定している頂部ソケット層820、複数のキャビティ823を画定している中央ソケット層822、及び複数のキャビティ825を画定している底部ソケット層824を含む。頂部ソケット層820及び底部ソケット層824は、中央ソケット層822のキャビティ823内に複数のばねプローブ830を保持するように構成されている。また、各キャビティ821は、複数のばねプローブ830の1つを収容するためにキャビティ823の1つ及びキャビティ825の1つと整列している。ばねプローブ830は、先に記載したばねプローブ130又は630のいずれかと同様であり、シェル1031、第1プランジャ1040、第2プランジャ1050をそれぞれ含む。
同軸構造を設けるために、中央ソケット層822は、金属で形成されており電気的に接地されている。インピーダンスは、中央ソケット層822のキャビティ823の内面の直径D1及びばねプローブ830のシェル1031の外面の直径D2に依存する。
頂部ソケット層820及び底部ソケット層824は、絶縁性のプラスチック複合材から構成されてもよい。頂部ソケット層820及び底部ソケット層824は、それらは絶縁材料で形成されているため、ばねプローブ130又は630と組み合わされる場合、同軸構造を形成しない。
一態様において、本開示はコンタクトプローブに関する。コンタクトプローブはシェルキャビティを有する本体を含むシェルを含んでいる。コンタクトプローブはまた、シェルキャビティ内で摺動可能に保持され、シェルの少なくとも一端の少なくとも1つの開口部を通じて延びている少なくとも1つのプランジャを含む。コンタクトプローブは、付勢装置及び少なくとも1つの絶縁材料を含む絶縁部材をさらに含んでいてもよく、付勢装置は少なくとも1つのプランジャに付勢力を作用するように構成されている。少なくとも1つの絶縁部材は、少なくとも1つのシェル及び少なくとも1つのプランジャの外面の少なくとも一部に配置されている。
別の態様において、本開示は電気コネクタアセンブリに関する。電気コネクタアセンブリは、ソケットキャビティを有する本体を含むソケットシェルを含んでいる。電気コネクタアセンブリはまた、ソケットキャビティに配置されたコンタクトプローブシェルを含むコンタクトプローブを含んでいる。コンタクトプローブシェルは、シェルキャビティを有する本体を含む。コンタクトプローブはまた、シェルキャビティに摺動可能に保持され、コンタクトプローブシェルの少なくとも一端の少なくとも1つの開口部を通じて延びている少なくとも1つのプランジャを含む。コンタクトプローブは、シェルキャビティに配置された付勢装置をさらに含んでおり、少なくとも1つのプランジャに付勢力を作用するように構成されている。コンタクトプローブはまた、絶縁材料を含む少なくとも1つの絶縁部材を含んでおり、絶縁部材はソケットキャビティに配置されている。少なくとも1つの絶縁部材は、少なくとも1つのコンタクトプローブシェル及び少なくとも1つのプランジャの外面の少なくとも一部に配置されている。
他の態様では、本開示は電気コネクタを形成する方法に関する。この方法はコンタクトプローブを形成することを含む。コンタクトプローブは、少なくとも1つのプランジャ及び付勢装置をシェルの本体のシェルキャビティに挿入することで形成されるため、少なくとも1つのプランジャの尾部は、シェルキャビティに摺動可能に保持され、付勢装置はシェルキャビティから離れる方向に少なくとも1つのプランジャの先端部を付勢するように構成されている。この方法はまた、少なくとも1つの絶縁部材を少なくとも1つのシェル及び少なくとも1つのプランジャの少なくとも一方の外面の少なくとも一部に配置することを含む。少なくとも1つの絶縁部材は絶縁材料を含む。
さらなる特徴及び利点は、以下の記載の一部において明らかにされており、開示された実施形態の記載から明らかであるか、又はその例によって学習される。特徴および利点は、添付の特許請求の範囲で特に指摘される要素及び組み合わせによって実現され、達成される。前述の一般的な説明及び以下の詳細な説明は例示及び単なる説明であって、主張される実施形態の範囲を限定するものではないことを理解されるべきである。
本明細書に組み込まれてその一部を構成する添付図面は、本発明の記載と共に、いくつかの実施形態を示し、本発明の原理を説明するのに役立つ。
従来のテストシステムの断面図。 図1のテストシステムの分解斜視図。 図1のテストシステムの一部の詳細図。 ばねプローブの側面図。 図4のばねプローブを示す断面図。 別のばねプローブの側面図。 図6のばねプローブの断面図。 別の従来のテストシステムの断面図。 図8のテストシステムの分解斜視図。 図8のテストシステムの一部の詳細図。 例示的な実施形態によるコンタクトプローブの側面図。 図11のコンタクトプローブの一部の詳細図。 図11のコンタクトプローブを含むテストシステムの一部の断面図。 図13のテストシステムの分解斜視図。 他の例示的な実施形態による、図11のコンタクトプローブを含むテストシステムの断面図。 図15のテストシステムの分解斜視図。 別の例示的な実施形態によるコンタクトプローブの側面図。 別の例示的な実施形態によるコンタクトプローブの側面図。 図18のコンタクトプローブの一部の詳細図。 図18のコンタクトプローブを含むテストシステムの一部の断面図。 別の例示的な実施形態によるコンタクトプローブの側面図。 図21のコンタクトプローブの一部の詳細図。 図21のコンタクトプローブを含むテストシステムの一部の断面図。 別の例示的な実施形態によるコンタクトプローブの側面図。 図24のコンタクトプローブの一部の詳細図。 図24のコンタクトプローブを含むテストシステムの一部の断面図。
ここで、本発明の例示的な実施形態の参照は詳細になされ、その例は添付図面に示されている。可能な場合、同一参照番号は同一又は類似の部品を示すために図面全体を通して使用されている。
特定の実施形態によれば、電気コネクタ又は他のインターコネクタは、ICチップとPCB、メイン回路基板、マザーボードなどの間のような様々な素子間で電気信号を伝送できる。ここで開示されている電気コネクタは、例えばこれに限定されないが、電子機器及び半導体装置のような様々な装置に使用できる。例えば、例示的な実施形態によれば、電気コネクタは、ICチップをテストするために、テストシステム又は他の電気コネクタアセンブリに設けられている。テストシステムでは、電気コネクタは、ICチップをテストするために使用されるPCBとICチップを電気的に接続する。
例示的な実施形態によれば、図11から図16は、電気的な接続を形成するコンタクトプローブ1130を示している。図11に示されているように、コンタクトプローブ1130は、シェル1131、シェル1131の第1の端に配置された第1プランジャ1140、及びシェル1131の第2の端に配置された第2プランジャ1150を含む。シェル1131は、(例えば、円筒状、又は円、楕円、長方形、台形、又は他の形状のような断面を有する)管状であってもよい。第1プランジャ1140及び第2プランジャ1150の少なくとも一部は、以下に記載されているようにシェル1131内に配置されている。
第1プランジャ1140は、シェル1131から外側に延びている先端部1141を含み、先端部1141は、例えばICチップ上のDUTの導電パッドに接触及び電気的に接続するように構成されている。第1プランジャ1140はシェル1131に取り付けられているため、第1プランジャ1140とシェル1131は共に可動する。例えば、第1プランジャ1140は、シェル1131に挿入され、(例えば、接着剤を使用して、(例えばパンチを使用することによって)シェル1131を変形させるなどにより)シェル1131に取り付けられる尾部(図示せず)を含む。
第2プランジャ1150はまた、シェル1131から外側へ延びている先端部1151を含み、先端部1151は、例えばPCB上の導電パッドに接触及び電気的に接続するように構成されている。第2プランジャ1150はまた、シェル1131内に挿入されている(図示しない)尾部を含む。第2プランジャ1150を保持しているシェル1131の端は、シェル1131に第2プランジャ1150の尾部を保持するために折曲されているため、尾部はシェル1131内で摺動可能である。先端部1151は、尾部から離れる方向にシェル1131から外側へ延びている。
ばね(図示せず)は、2つのプランジャ1140,1150の間に配置されている。ばねは、第1プランジャ1140から離れる方向にシェル1131から外側へ第2プランジャ1150を付勢するように、各プランジャ1140,1150に対して力を作用できる。第2プランジャ1150はまた、ばねに対して内側方向の力の下でシェル1131の内側へ押圧される。従って、図11−16に示されている実施形態では、第1プランジャ1140は、シェル1131と共に可動するようにシェル1131に接続されており、第2プランジャ1150はシェル1131に対して摺動可能である。
第1プランジャ1140、第2プランジャ1150、及びシェル1131は、導電材料(例えば金で被覆された銅合金)から形成されているため、電気的な接続が第1プランジャ1140、第2プランジャ1150、及びシェル1131の間で形成されている。
絶縁部材1170は、第1プランジャ1140及び/又はシェル1131に接続されている。図11−16では、絶縁部材1170は、第1プランジャ1140を囲み、シェル1131に隣接して図示されている。本開示と矛盾しない代替実施形態では、絶縁部材1170は、第1プランジャ1140とシェル1131の両方を囲んでいるか、又はシェル1131のみを囲んでいる。実施形態では、絶縁部材1170は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)(例えば従来から公知のデュポン社製の登録商標テフロン(Teflon))、又は、プラスチック、ポリマー、ゴムなどの他の非導電材料のような絶縁材料から形成された環状体である。絶縁部材1170は、第1プランジャ1140及び/又はシェル1131の外面の周囲寸法(例えば外径)より大きな周囲寸法(例えば外径)を有する外面を有する。絶縁部材1170の外面は、第1プランジャ1140及び/又はシェル1131の外面(例えば、円、楕円、長方形、台形、又は他の形状のような断面を有する)と同様の形状(しかしこれより大きい)を有する。例示的な実施形態では、絶縁部材1170は、円形断面及び第1プランジャ1140及び/又はシェル1131の軸に実質的に平行な軸を有する。また、絶縁部材1170は、絶縁部材1170、第1プランジャ1140、及び/又はシェル1131の軸に実質的に垂直な端面を有する。絶縁部材1170とシェル1131の寸法及び/又は先端部1141は、以下に記載されているようにテストシステムの所望の同軸構造に基づいて決定される。
図12は、実施形態における絶縁部材の断面を示している。絶縁部材1170は、絶縁部材が第1プランジャ1140及び/又はシェル1131に配置されることを可能にするように構成されている貫通孔又は開口部1271を含む。図12に示されているように、絶縁部材1170は、第1プランジャ1140の先端部1141の外面に配置されている。先端部1141は、絶縁部材1170を配置して保持するためにそれについて外面上に狭窄部1244を含む。狭窄部1244は、先端部1141の断面の外周の少なくとも一部に形成された切り欠き又は溝である。図示の実施形態では、狭窄部1244は、先端部1141の断面の全周の周りに延びているU字型の切り欠きである。これに代えて、切り欠き又は溝は、異なる形状の断面を有していてもよく、及び/又は切り欠き又は溝は、先端部1141の断面の周囲の一部(例えば、大部分、少なくとも半分、半分未満など)の周りでのみ延びていてもよい。これに代えて、狭窄部1244は、シェル1131の外面及び/又は第1プランジャ1140の他の外面(例えば、先端部1141に接続された位一部の外面)に形成されてもよい。絶縁部材1170を第1プランジャ1140の先端部1141に配置するために、先端部1141の自由端(尾部の反対側)は、絶縁部材1170が狭窄部1244に位置するまで、絶縁部材1170の開口部1271を通じて挿入される。
所定位置に絶縁部材1170を保持するために狭窄部1244を設ける代わりに、絶縁部材1170は、第1プランジャ1140及び/又はシェル1131の外面に絶縁部材1170を圧縮嵌合することによって位置を保持されてもよい。絶縁部材1170は、弾性材料から形成され、絶縁部材1170の半径方向の圧縮力によって第1プランジャ1140及び/又はシェル1131の外面に接続されている。例えば、絶縁部材1170の開口部1271は、先端部1141の外形寸法(例えば外径)よりも小さい内形寸法(例えば内径)を有する。先端部1141の自由端は、絶縁部材1170の開口部1271を通じて挿入されることによって、絶縁部材1170を先端部1141の周囲に嵌合するように拡張又は伸延させる。絶縁部材1170の弾性により、先端部1141に半径方向の圧縮圧又は力をもたらすため、絶縁部材1170は先端部1141の所定位置に保持される。上記方法に代えて又は上記方法に加えて、絶縁部材1170は、接着剤又は他の取り付け方法を使用して所定位置に保持されてもよい。
図13及び図14は、電気コネクタアセンブリを形成するために、ソケット本体1320のような頂部、及びソケット保持部1324のような底部を含むソケット(又はソケットシェル)アセンブリに配置されたコンタクトプローブ1130を示している。ソケット本体1320は、複数のキャビティ1321を画定している。キャビティ1321はそれぞれ、複数のコンタクトプローブ1130の1つを保持している。ソケット保持部1324は、複数のコンタクトプローブ1130を各キャビティ1321内に保持するように構成されている。ソケット保持部1324はまた、ソケット本体1320のキャビティ1321に一致してキャビティ1325を画定しているため、ソケット本体1320のキャビティ1321は、ソケット保持部1324のキャビティ1325と整列されている。コンタクトプローブ1130は、整列して一致したキャビティ1321,1325内に保持されている。
ソケットアセンブリの一部(例えば、ソケット本体1320及び/又はソケット保持部1324)は、例えば、Al,Mg,Ti,Zr,Cu,Feの1つ又はそれ以上及び/又は同様の合金などのような導電材料から形成されている。これに代えて、ソケットアセンブリのこのような部分は、キャビティ1321,1325を画定している内面に形成されている絶縁材料の層(例えば、PTFEの層又は被覆)を有する(例えばAl,Mg,Ti,Zr,Cu,Feの1つまたはそれ以上及び/又は同様の合金などの)導電材料から形成されてもよい。
図15及び図16は、他の実施形態により、電気コネクタアセンブリを形成するために、ソケット(又はソケットシェル)アセンブリに配置されたコンタクトプローブ1130を示している。ソケットは、複数のキャビティ1521を画定している頂部ソケット層1520、複数のキャビティ1523を画定している中央ソケット層1522、複数のキャビティ1525を画定している底部ソケット層1524を含む。頂部ソケット層1520及び底部ソケット層1524は、複数のコンタクトプローブ1130を中央ソケット層1522のキャビティ1523内に保持するように構成されている。また、それぞれのキャビティ1521は、複数のコンタクトプローブ1130の1つを収容するために、キャビティ1523の1つ及びキャビティ1525の1つと整列している。コンタクトプローブ1130は、一致するキャビティ1521,1523,及び1525内に整列して保持されている。
ソケットアセンブリの一部(例えば、頂部ソケット層1520,中央ソケット層1522,及び/又は底部ソケット層1524)は、キャビティ1521,1523,1525を画定している内面に形成される絶縁材料の層(例えば、PTFEの層又は被覆)の有無に拘わらず、(例えば、Al,Mg,Ti,Zr,Cu,Feの1つまたはそれ以上及び/又は同様の合金などの)導電材料から形成されてもよい。実施形態では、中央ソケット層1522は導電材料から形成されており、頂部ソケット層1520及び底部ソケット層1524は絶縁材料から形成されている。
ソケットアセンブリ(例えば、ソケット本体1320及びソケット保持部1324、又は、頂部ソケット層1520、中央ソケット層1522、及び底部ソケット層1524)は、コンタクトプローブ1130を配置しているため、第1プランジャ1140はDUT(例えばICチップ1410(図14−16))上の導電パッドに接触又は電気的に接続し、第2プランジャ1150は、PCB、メイン回路基板、マザーボード等上の導電パッドに接触又は電気的に接続している。第1プランジャ1140、シェル1131、及び絶縁部材1170は、(例えばICチップ1410との接触を介して)第1プランジャ1140に作用する軸方向の外力によって、第2プランジャ1150に対して(軸方向に)上下に可動する。同様に、第2プランジャ1150は、(例えばPCBとの接触を介して)第2プランジャ1150に作用する軸方向の外力によって、第1プランジャ1140、シェル1131、及び絶縁部材1170に対して軸方向に上下に可動する。コンタクトプローブ1130のこれらの構成要素(例えば第1プランジャ1140、シェル1131、及び絶縁部材1170のまとまり、第2プランジャ1150など)のいずれかが可動するため、絶縁部材1170は、第1プランジャ1140、第2プランジャ1150、及びシェル1131がソケットアセンブリと接触するのを防止するように、コンタクトプローブ1130を実質的に直線状にソケット(例えば、ソケット本体1320及びソケット保持部1324)と整列して保持している。
コンタクトプローブ1130の数(及び一致するキャビティ1321,1325、又はキャビティ1521,1523,1525の数)は、例えば、所望のデータ割合、電気コネクタによって電気的に接続されているICチップ、PCB、又は他の装置の構造などに依存する。例えば、10未満から1000を越えるコンタクトプローブ1130が設けられてもよい。
図17は、別の例示的な実施形態による電気的な接続を形成するコンタクトプローブ1730を示している。コンタクトプローブ1730は、(絶縁部材1170に代わる)絶縁部材1770が第1プランジャ1140及び/又はシェル1131に接続されていることを除いて、図11−16に示されているコンタクトプローブ1130と同様である。絶縁部材1770は、軸方向の絶縁部材1770が絶縁部材1170の端へ向かってテーパ状となっている端面を有することを除いて、図11−13に示されている絶縁部材1170と同様である。
また、図17に示されているように、第1プランジャ1140は、第1プランジャ1140及びシェル1131が接続されるように、シェル1131を変形することによってシェル1131に取り付けられている。第1プランジャ1140の尾部(図示せず)は、シェル1131内に挿入されており、パンチ又は他の器具は、第1プランジャ1140の尾部に重なってシェル1131の一部に押し入れるために使用されている。その結果、シェル1131の材料は、シェル1131に凹部又は孔1732を形成するように第1プランジャ1140の尾部に押し入れられ、これにより第1プランジャ1140にシェル1131を取り付ける。
図18−20は、別の例示的な実施形態による電気的な接続を形成するコンタクトプローブ1830を示している。コンタクトプローブ1830は、例えば以下に記載のように第1プランジャ及び/又はシェル1131に配置されている絶縁部材に加えて、以下に記載されているようにコンタクトプローブ1830がシェル1131上に配置された1つ又はそれ以上の絶縁部材を含んでいることを除いて、上記のコンタクトプローブ1130(図11−16)又は1730(図17)と同様の構成要素を含む。
図18に示されているように、コンタクトプローブ1830は、先に記載された図11−13に示されている、シェル1131、及びシェル1131の第2の端に配置された第2プランジャ1150を含む。コンタクトプローブ1830は、シェル1131の第1の端に配置されている第1プランジャ1840を含む。第1プランジャ1840は、シェル1131から外側へ延びている先端部1841を含み、先端部1841は、例えばDUTであるICチップ1410(図14−16)のような導電パッドに接触又は電気的に接続するように構成されている。第1プランジャ1840は、シェル1131に取り付けられているため、第1プランジャ1840及びシェル1131は共に可動する。例えば、第1プランジャ1840は、シェル1131に挿入されて(接着剤を使用して、(例えばパンチなどを使用して)シェル1131を変形するなどによって)シェル1131に取り付けられている尾部(図示せず)を含むため、第1プランジャ1840及びシェル1131は共に可動する。
第1プランジャ1840はまた、シェル1131の端と隣接するフランジ1843を含むため、力が第1プランジャ1840に対してシェル1131に向かって付加されると、フランジ1843はシェル1131の端を押圧するため、第1プランジャ1840及びシェル1131は共に可動する。フランジ1843は、先端部1841と尾部との間に配置されている。これに代えて、フランジ1843は省略されてもよい。
ばね(図示せず)は、2つのプランジャ1840,1150の間に配置されている。ばねは、シェル1131から外側へ第1プランジャ1840から離れる方向に第2プランジャ1150を付勢するように、それぞれのプランジャ1840,1150に対して力を作用できる。第2プランジャ1150はまた、ばねに対して内側方向の力の下でシェル1131内に内側へ押圧される。従って、第1プランジャ1840は、シェル1131と共に可動するようにシェル1131に接続されており、第2プランジャ1150はシェル1131に対して摺動可能である。
1つ又はそれ以上の絶縁部材1870は、シェル1131に接続されている。図示の実施形態では、2つの絶縁部材1870が設けられている。絶縁部材1770のうちの一方は、シェル1131の第1の端の付近に設けられており、もう一方の絶縁部材1870は、シェル1131の第2の端の付近に設けられている。これに代えて、2つより多くの絶縁部材1870が設けられてもよい。絶縁部材1870の少なくとも1つがプランジャに代わってシェルに配置されていることを除いて、絶縁部材1870は、サイズ、形状、及び材料が上記の絶縁部材1170(図11−13)又は1770(図17)と同様である。図18に示されている実施形態では、2つの絶縁部材がシェル1131に配置されており、いずれも第1プランジャ1840に配置されていない。
図19は、シェル1131の第1の端付近の絶縁部材1870の断面を示している。上記の絶縁部材1170(図11−13)又は1770(図17)と同様に、絶縁部材1870は、シェル1131を絶縁部材1870に挿入可能に構成されている貫通孔又は開口部1971を含んでおり、シェル1131の外面上に絶縁部材1870を圧縮嵌合することにより、絶縁部材1870は所定の位置に保持されている。絶縁部材1870は、弾性材料から形成され、第1プランジャ1840及び/又はシェル1131上で引っ張られるときの絶縁部材1870の半径方向の圧縮力によって、第1プランジャ1840及び/又はシェル1131の外面に接続されている。例えば、絶縁部材1870の開口部1971は、シェル1131の外径寸法(例えば外径)よりも小さな内径寸法(例えば内径)を有する。シェル1131の第1の端は、絶縁部材1870の開口部1971を介して挿入され、これによって絶縁部材1870をシェル1131の周囲に嵌合するように拡張又は伸延させる。絶縁部材1870がシェル1131の所定位置に保持されるように、絶縁部材1870の弾性によって、半径方向の圧縮圧又は力をシェル1131に与えている。上記方法に代えて又は加えて、絶縁部材1870は、接着剤を使用するか、又は他の取り付け方法で保持されてもよい。
図20は、電気コネクタアセンブリを形成するために、(例えばソケット本体1320及びソケット保持部1324を含む)図13及び図14に関連した上記のソケットアセンブリと同様のソケットアセンブリに配置されたコンタクトプローブ1830を示している。これに代えて、コンタクトプローブ1830は、電気コネクタアセンブリを形成するために、(例えば頂部ソケット層1520,中央ソケット層1522、及び底部ソケット層1524を含む)図15及び図16に関連した上記のソケットアセンブリと同様のソケットアセンブリに配置されている。第1プランジャ1840、シェル1131、及び絶縁部材1870は、第1プランジャ1840に(例えばICチップ1410(図14−16)のようなDUTとの接触を介して)作用する軸方向の外力によって、第2プランジャ1150に対して(軸方向に)上下に可動する。同様に、第2プランジャ1150は、(PCBとの接触を介して)第2プランジャ1150に作用する軸方向の外力によって、第1プランジャ1840、シェル1131、及び絶縁部材1870に対して(軸方向に)上下に可動する。コンタクトプローブ1830のこれらの構成要素(例えば第1プランジャ1840、シェル1131、及び絶縁部材1870のまとまり、第2プランジャ1150など)のいずれかが可動するため、絶縁部材1870は、第1プランジャ1840、第2プランジャ1150、及びシェル1131がソケットアセンブリと接触するのを防止するように、コンタクトプローブ1830を実質的に直線状に及びソケットアセンブリ(例えばソケット本体1320及びソケット保持部1324、又は、頂部ソケット層1520、中央ソケット層1522、及び底部ソケット層1524)と整列して保持している。
図21−23は、別の例示的な実施形態による電気的な接続を形成するコンタクトプローブ2130を示している。コンタクトプローブ2130は、コンタクトプローブ2130の両方のプランジャが以下に記載のようにシェルに対して摺動可能であることを除いて、上記のコンタクトプローブ1830(図18−20)と同様である。
図21に示されているように、コンタクトプローブ2130は、シェル2131及びシェル2131の第1の端に配置された第1プランジャ2140を含む。コンタクトプローブ2130はまた、シェル2131の第2の端に配置された(上記の及び図11−13に示されている)第2プランジャ1150を含む。シェル2131は、シェル2131が第1プランジャ2140及び第2プランジャ1150の両方の少なくとも一部を摺動可能に保持されていることを除いて、上記の及び図11−13,17に示されているシェル1131と同様である。
第1プランジャ2140は、シェル2131から外側へ延びる先端部2141を含み、先端部2141は、例えばICチップ1410(図14−16)のようなDUT上の導電パッドに接触又は電気的に接続するように構成されている。第1プランジャ2140はまた、シェル2131に挿入されている尾部(図示せず)を含む。第1プランジャ2140を保持するシェル2131の第1の端は、シェル2131内に第1プランジャ2140の尾部を保持するために折曲されているため、尾部はシェル2131内で摺動可能である。先端部2141は、シェル2131から外側へ尾部から離れる方向に延びている。従って、両方のプランジャ2140,1150がシェル2131に摺動可能に保持されている尾部を含むため、第1プランジャ2140は、第2プランジャ1150と同様である。
ばね(図示せず)は、2つのプランジャ2140,1150の間に配置されている。ばねはそれぞれのプランジャ2140,1150に対してシェル2131から外側方向へ力を作用でき、また、プランジャ2140,1150のそれぞれは、ばねに抗した内側方向への各力の下でシェル2131内へ内側方向に押圧される。従って、第1プランジャ2140及び第2プランジャ1150は、シェル2131に対して摺動可能である。
上記の及び図18−20に示されている1つ又はそれ以上の絶縁部材1870はシェル2131に接続されている。図示の実施形態では、2つの絶縁部材1870が設けられている。絶縁部材1870の一方は、シェル2131の第1の端の付近に設けられ、もう一方の絶縁部材1870はシェル2131の第2の端の付近に設けられている。図22は、シェル2131の第1の端の付近の絶縁部材1870の断面を示している。
図23は、電気コネクタアセンブリを形成するために、(例えばソケット本体1320及びソケット保持部1324を含む)図13及び図14に関連した上記のソケットアセンブリと同様のソケットアセンブリに配置されたコンタクトプローブ2130を示している。これに代えて、コンタクトプローブ2130は、電気コネクタアセンブリを形成するために、(例えば頂部ソケット層1520、中央ソケット層1522、及び底部ソケット層1524を含む)図15及び図16に関連した上記のソケットアセンブリと同様のソケットアセンブリに配置されてもよい。第1プランジャ2140は、第1プランジャ1840に(例えばICチップ1410のようなDUTとの接触を介して)作用する軸方向の外力によって、シェル2131及び絶縁部材1870に対して(軸方向に)上下に可動する。同様に、第2プランジャ1150は、第2プランジャ1150に(PCBとの接触を介して)作用する軸方向の外力によって、シェル2131及び絶縁部材1870に対して(軸方向に)上下に可動する。第1プランジャ2140及び第2プランジャ1150は、互いに独立して可動する。シェル2131及び絶縁部材1870は、ソケットアセンブリ(例えばソケット本体1320及びソケット保持部1324、又は、頂部ソケット層1520、中央ソケット層1522、及び底部ソケット層1524)、及びプランジャ2140,1150に対してほとんど可動しないように保持されている。第1プランジャ2140及び/又は第2プランジャ1150が可動するため、絶縁部材1870はシェル2131を実質的に直線状にソケットアセンブリと整列して保持している。
図24−26は、別の実施形態による電気的な接続を形成するコンタクトプローブ2430を示している。コンタクトプローブ2430は、コンタクトプローブ2430が以下に記載のように第2プランジャに配置されている1つ又はそれ以上の絶縁部材を含むことを除いて、上記のコンタクトプローブ1130(図11−16)又は1730(図17)と同様の構成要素を含む。
図24に示されているように、コンタクトプローブ2430は、上記の及び図11−13に示されているシェル1131及びシェル1131に配置された第1プランジャ1140を含む。上記のように、第1プランジャ1140は、シェル1131に取り付けられているため、第1プランジャ1140及びシェル1131は共に可動する。
コンタクトプローブ2430は第2プランジャ2450を含み、第2プランジャ2450はシェル1131の第2の端に配置されており、上記及び図11,13,17,18,20,21,23に示されている第2プランジャ1150と同様である。第1プランジャ1140及び第2プランジャ2450の少なくとも一部はシェル1131内に配置されている。第2プランジャ2450は、シェル1131から外側へ延びている先端部2451を含み、先端部2451は、例えばPCB上の導電パッドに接続又は電気的に接続するように構成されている。第2プランジャ2450はまた、シェル1131に挿入されている先端部(図示せず)を含む。第2プランジャ2450を保持するシェル1131の第2の端は、シェル1131内に尾部を保持するために折曲されているため、尾部はシェル1131内で摺動可能である。先端部2451は、シェル1131から外側へ尾部から離れる方向に延びている。
ばね(図示せず)は、2つのプランジャ1140,2450の間に配置されている。ばねは、シェル1131から外側へ第1プランジャ1140から離れる方向に第2プランジャ2450を付勢するように、それぞれのプランジャ1140,2450に対して力を作用できる。第2プランジャ2450はまた、ばねに抗した内側方向の力の下でシェル1131内に内側へ押圧される。従って、第1プランジャ1140は、シェル1131と共に可動するようにシェルに接続されており、第2プランジャ2450はシェル1131に対して摺動可能である。
図24に図示された実施形態では、上記及び図11−13に示されている絶縁部材1170は第1プランジャ1140に接続されている。これに代えて、絶縁部材はシェル1131か、又はシェル1131及び第1プランジャ1140の両方に接続されていてもよい。これに代えて又はこれに加えて、絶縁部材1170(図17)は、第1プランジャ1140に及び/又はシェル1131に接続されていてもよく、及び/又は絶縁部材1870(図18−23)は、シェル1131に接続されていてもよい。第1プランジャ1140は、上記及び図18−20に示されている第1プランジャ1840によって、又は上記及び図21−23に示されている第1プランジャ2140によって置換されている。
例示的な実施形態では、絶縁部材2470は、第2プランジャ2450に接続されている。絶縁部材2470は、第1プランジャ1140の代わりに第2プランジャ2450に配置されていることを除いて、上記の絶縁部材1170(図11−13)又は1770(図17)と、サイズ、形状、及び材質が概して同様である。
図25は、絶縁部材2470の断面を示している。上記の絶縁部材1170(図11−13)又は1770(図17)と同様に、絶縁部材2470は、絶縁部材2470を第2プランジャ2140に配置できるように構成されている貫通孔又は開口部2571を含む。例示的な実施形態では、絶縁部材2470は、第2プランジャ2450の先端部2451の外面に配置されている。先端部2451は、絶縁部材2470を配置及び保持する外面上に狭窄部2554を含んでいる。狭窄部2554は、上記及び図12に示されている狭窄部1244と同様である。第2プランジャ2450の先端部2451に絶縁部材2470を配置するために、先端部2451の自由端(尾部の反対側)は、絶縁部材2470が狭窄部2554に位置するまで絶縁部材2470の開口部2571を通じて挿入される。所定位置に絶縁部材2470を保持するために狭窄部2554を設ける代わりに(又はこれに加えて)、絶縁部材2470は、第1プランジャ1140及び/又はシェル1131に配置された絶縁部材1170に関連して上記のように、第2プランジャ2450の外面に絶縁部材2470を圧縮嵌合することによって所定位置に保持されてもよい。
図26は、電気コネクタアセンブリを形成するために、図13及び図14に関連した上記のソケットアセンブリ(例えばソケット本体1320及びソケット保持部1324を含む)と同様のソケットアセンブリに配置されているコンタクトプローブ2430を示している。これに代えて、コンタクトプローブ1830は、電気コネクタアセンブリを形成するために、図15及び図16に関連した上記のソケットアセンブリ(例えば頂部ソケット層1520、中央ソケット層1522、及び底部ソケット層1524を含む)と同様のソケットアセンブリに配置されてもよい。第1プランジャ1140、シェル1131、及び絶縁部材1170は、第1プランジャ1140に(例えばICチップ1410(図14−16)のようなDUTとの接触を介して)作用する軸方向の外力によって、第2プランジャ2450及び絶縁部材2470に対して(軸方向に)上下に可動する。同様に、第2プランジャ2450及び絶縁部材2470は、第2プランジャ2450に(例えばPCB上との接触を介して)作用する軸方向の外力によって第1プランジャ1140、シェル1131、及び絶縁部材1170に対して(軸方向に)上下に可動する。
コンタクトプローブ2430がソケットアセンブリに配置されると、絶縁部材2470は、ソケット保持部1324のキャビティ1325(又は底部ソケット層1524のキャビティ1525)に配置される。コンタクトプローブ1130のこれらの構成要素(第1プランジャ1140、シェル1131、及び絶縁部材1170のまとまり、第2プランジャ2450及び絶縁部材2470のまとまりなど)のいずれかが可動するため、絶縁部材1170,2470は、コンタクトプローブ2430を実質的に直線状にソケットアセンブリ(例えばソケット本体1320及びソケット保持部1324、又は、頂部ソケット層1520、中央ソケット層1522、及び底部ソケット層1524)と整列して保持している。
従って、種々の実施形態では、コンタクトプローブ1130,1730,1830,2130,又は2430は、第1プランジャ1140、シェル1131又は2131、及び/又は第2プランジャ2450に配置されている1つ又はそれ以上の絶縁部材1170,1770,1870,及び/又は2470を含む。絶縁部材1170,1770,1870,及び/又は2470は、各コンタクトプローブ1130,1730,1830,2130,又は2430をソケットアセンブリ(例えばソケット本体1320及びソケット保持部1324、又は、頂部ソケット層1520、中央ソケット層1522、及び底部ソケット層1524)の所定の位置に保持している。その結果、ソケットアセンブリにおけるコンタクトプローブ1130,1730,1830,2130,又は2430の傾斜が低減又は防止される。従って、電流がコンタクトプローブ1130,1730,1830,2130,又は2430(例えばシェル、第1プランジャ及び第2プランジャ)を介して伝達される間、絶縁部材1170,1770,1870,及び/又は2470は、コンタクトプローブ1130,1730,1830,2130,又は2430とソケットアセンブリ(例えば、ソケット本体1320及びソケット保持部1324、又は、頂部ソケット層1520、中央ソケット層1522、及び底部ソケット層1524)との間の電気的短絡を防止できる。ソケットアセンブリが、コンタクトプローブ1130,1730,1830,又は2430を、導電材料から形成されるソケットアセンブリの一部から分離する絶縁材料の層を含む場合でも、絶縁部材1170,1770,1870,及び/又は2470は、何らかの損傷が絶縁層に生じた場合の電気的短絡を防止できる。
第1プランジャ1140及び/又は第2プランジャ2450に設けられた絶縁部材1170,1770,及び/又は2470はまた、ソケットアセンブリ(例えば、ソケット本体1320及びソケット保持部1324、又は、頂部ソケット層1520、中央ソケット層1522、及び底部ソケット層1524)の各プランジャ1140及び/又は2450の先端部1141及び/又は2451が貫通して延びている各開口部よりも大きい。その結果、プランジャ1140及び/又は2450がソケットアセンブリの開口部を意図せず貫通することを防止できる。
絶縁部材1170,1770,1870,及び/又は2470は、絶縁部材1170,1770,1870,及び/又は2470が取り付けられている第1プランジャ1140,シェル1131又は2131,及び/又は第2プランジャ2450の外面の周囲寸法(例えば外径)よりも大きい周囲寸法(例えば外径)を有する外面を有する。実施形態では絶縁部材1170,1770,1870,及び/又は2470の外径は、約0.6ミリメートルであり、シェル1131又は2131の外面の外径は約0.3ミリメートルである。絶縁部材1170,1770,1870,及び/又は2470の外径は、第1プランジャ1140(例えば先端部の狭窄部又は非狭窄部)、シェル1131又は2131、及び/又は第2プランジャ2450(例えば先端部の狭窄部又は非狭窄部)の少なくとも約2倍である。これに代えて、絶縁部材1170,1770,1870,及び/又は2470の外径は、第1プランジャ1140(例えば先端部の狭窄部又は非狭窄部)、シェル1131又は2131、及び/又は第2プランジャ2450(例えば先端部の狭窄部又は非狭窄部)の少なくとも25%、50%、又は75%の大きさである。絶縁部材1170,1770,1870,及び/又は2470は、ソケットアセンブリと第1プランジャ1140(例えば先端部の狭窄部又は非狭窄部)、シェル1131又は2131、及び/又は第2プランジャ2450(例えば先端部の狭窄部又は非狭窄部)との間の少なくとも大部分の面積に及ぶ断面を有する。絶縁部材1170,1770,1870,及び/又は2470、及び、第1プランジャ1140(例えば先端部の狭窄部又は非狭窄部)、シェル1131又は2131、及び/又は第2プランジャ2450(例えば先端部の狭窄部又は非狭窄部)の寸法は、テストシステムの所望の同軸構造に基づいて決定される。例えば、同軸構造によって設けられたインピーダンスは、ソケット本体1320のキャビティ1321の内面の図13に示されている直径D3(又はソケットアセンブリの種類に依存して、図15及び図16の中央ソケット層1522のキャビティ1523の内面の直径D5(図15))と、コンタクトプローブ1130,1730,1830,又は2430(又はコンタクトプローブ2130のシェル2131)のシェル1131の外面の直径D4間に所望の割合(例えば割合D3/D4又はD5/D4)を設けることで制御できる。
本開示の範囲から逸脱することなく、開示されたシステム及びプロセスに種々の変更及び変形がなされ得ることは当業者には明らかであろう。即ち、本開示の明細書及び実施例を考慮して他実施形態も当業者には明らかであろう。明細書及び例は、添付の特許請求の範囲及びそれらに相当するものによって示される真の範囲が例示としてのみ考慮されることを意図されている。
100,800 テストシステム
110,1410 ICチップ
120,1320 ソケット本体
121,821,823,825,1321,1325,1521,1523,1525 キャビティ
124,1324 ソケット保持部
130,630,830 ばねプローブ
331,631,1031,1131,2131 シェル
340,640,1040,1140,1840,2140 第1プランジャ
350,1050,1150,2450 第2プランジャ
441,451,640,1141,1151,1841,2141,2451 先端部
443,1843 フランジ
542,552,742 尾部
560 ばね
820,1520 頂部ソケット層
822,1522 中央ソケット層
824,1524 底部ソケット層
1130,1730,1830,2130,2430 コンタクトプローブ
1170,1770,1870,2470 絶縁部材
1244,2554 狭窄部
1271,2571 貫通孔(開口部)
1732 凹部(孔)
1971 貫通孔(開口部)

Claims (42)

  1. 一端に開口部を有し、シェル外面を有するシェルキャビティを画定する本体部を含んでいるシェルと、
    前記シェルキャビティ内に摺動可能に保持され、前記シェルから外側へ前記開口部を通じて延びている先端部を有しているプランジャと、
    絶縁材料からなり、前記シェルキャビティの外側の前記先端部の一部に配置され、少なくとも1つの非狭窄部によって区切られた狭窄部の周りに配置されている絶縁部材と
    を含んでいるコンタクトプローブ。
  2. 前記絶縁部材は、前記狭窄部の少なくとも大部分を囲むように構成されている、請求項1に記載のコンタクトプローブ。
  3. 前記絶縁部材は、前記シェルキャビティの外側の前記先端部の一部かつ前記シェル外面の一部に配置されている、請求項1に記載のコンタクトプローブ。
  4. 前記少なくとも1つのプランジャは、前記シェルキャビティ内に摺動可能に保持される尾部を含んでいる、請求項1に記載のコンタクトプローブ。
  5. 前記絶縁部材は、環状体を形成している、請求項1に記載のコンタクトプローブ。
  6. 前記環状体は、前記狭窄部に圧縮嵌合するように構成されている、請求項5に記載のコンタクトプローブ。
  7. 前記環状体は前記狭窄部と結合するように構成されている、請求項5に記載のコンタクトプローブ。
  8. 前記狭窄部は略U字型断面である、請求項7に記載のコンタクトプローブ。
  9. 前記シェルの一端は、第1の端及び第2の端であり、
    前記開口部は、第1開口部であり、前記シェルは、前記第2の端の第2開口部をさらに含み、
    前記プランジャは、第1プランジャであり、前記コンタクトプローブは、さらに前記第2開口部を通じて延びている第2プランジャを含んでいる、請求項1に記載のコンタクトプローブ。
  10. 前記絶縁部材は、前記第1プランジャ及び前記シェルと共に可動するように構成されている、請求項9に記載のコンタクトプローブ。
  11. 前記絶縁部材は、前記第1プランジャに固定して配置されている、請求項9に記載のコンタクトプローブ。
  12. 前記第1プランジャは、軸方向の力が前記第1プランジャに付加されると、前記第1プランジャ及び前記シェルは共に可動するように前記シェルに取り付けられている、請求項9に記載のコンタクトプローブ。
  13. 前記絶縁部材は、第1絶縁部材であり、前記コンタクトプローブは前記シェル外面の一部に配置された第2絶縁部材をさらに含む、請求項9に記載のコンタクトプローブ。
  14. 前記第1プランジャは前記シェルに取り付けられているため、前記第1絶縁部材及び前記第2絶縁部材、前記第1プランジャ、及び前記シェルは、共に可動するように構成されている、請求項13に記載のコンタクトプローブ。
  15. 前記第1プランジャは、記第2絶縁部材及び前記シェルから独立して可動するように構成されている、請求項13に記載のコンタクトプローブ。
  16. 前記第1絶縁部材は前記シェルの前記第1の端の付近に配置されており、前記第2絶縁部材は前記シェルの前記第2の端の付近に配置されている、請求項13に記載のコンタクトプローブ。
  17. 記第2プランジャに固定して配置された第2絶縁部材をさらに備える、請求項9に記載のコンタクトプローブ。
  18. 前記シェル及び前記少なくとも1つのプランジャはそれぞれ、導電材料を含み、電気的に接続されるように構成されている、請求項1に記載のコンタクトプローブ。
  19. 前記絶縁材料には、ポリテトラフルオロエチレンを含む、請求項1に記載のコンタクトプローブ。
  20. 前記絶縁部材の外径は、前記シェルの外径の少なくとも2倍である、請求項1に記載のコンタクトプローブ。
  21. ソケットキャビティを画定するソケットシェル本体部を備えるソケットシェルと、
    コンタクトプローブと
    を備える電気コネクタアセンブリであって、
    前記コンタクトプローブは、
    前記ソケットキャビティに配置され、一端に開口部を有し、シェル外面を有するシェルキャビティを画定するコンタクトプローブ本体部を含んでいるコンタクトプローブシェルと、
    前記シェルキャビティ内に保持され、前記シェルから外側へ前記開口部を通じて延びている先端部を有するプランジャと、
    絶縁材料からなり、前記ソケットキャビティに配置され、前記シェルキャビティの外側の前記先端部の一部に配置され、少なくとも1つの非狭窄部によって区切られた狭窄部の周りに配置されている絶縁部材と
    を備える、電気コネクタアセンブリ。
  22. 前記絶縁部材は、前記ソケットシェルの一部と前記狭窄部との間の領域の少なくとも大部分に及ぶ断面を有する、請求項21に記載の電気コネクタアセンブリ。
  23. 前記ソケットシェルの少なくとも一部、前記コンタクトプローブシェル、及び前記プランジャはそれぞれ、少なくとも1つの導電材料を含む、請求項21に記載の電気コネクタアセンブリ。
  24. 前記ソケットシェルは、第2絶縁材料を含む頂部と、第2導電材料を含む中間部と、第3絶縁材料を含む底部を含んでいる、請求項23に記載の電気コネクタアセンブリ。
  25. 前記第2絶縁材料及び前記第3絶縁材料にはそれぞれ、プラスチックを含む、請求項24に記載の電気コネクタアセンブリ。
  26. 前記ソケットシェル本体部は少なくとも頂部及び底部を含み、前記ソケットキャビティは前記頂部及び前記底部を通じて延びている、請求項21に記載の電気コネクタアセンブリ。
  27. 前記プランジャは、第1プランジャであり、前記開口部は、前記ソケットシェル本体部の頂部の第1開口部であり、前記コンタクトプローブは、前記ソケットシェル本体部の底部の第2開口部を通じて延びている第2プランジャをさらに含んでいる、請求項26に記載の電気コネクタアセンブリ。
  28. 前記電気コネクタアセンブリは、前記コンタクトプローブを介して集積回路チップとプリント回路基板との間で電気的な接続を設けるように構成されており、
    前記第1プランジャは、前記集積回路チップとの電気的な接触を設けるように構成されており、
    前記第2プランジャは、前記プリント回路基板との電気的な接触を設けるように構成されている、請求項27に記載の電気コネクタアセンブリ。
  29. 前記絶縁部材は、前記第1プランジャの非狭窄部に配置されている、請求項27に記載の電気コネクタアセンブリ。
  30. 前記コンタクトプローブは、前記第2プランジャに配置されている第2絶縁部材を含む、請求項27に記載の電気コネクタアセンブリ。
  31. 前記第2絶縁部材は、前記ソケットシェル本体部の前記底部付近に配置されている、請求項30に記載の電気コネクタアセンブリ。
  32. 前記コンタクトプローブシェルの第1の端は前記第1プランジャに近接し、前記コンタクトプローブシェルの第2の端は前記第2プランジャに近接しており、
    前記絶縁部材は、前記第1の端付近に配置された第1絶縁部材であり、前記コンタクトプローブは前記第2の端付近の前記コンタクトプローブシェルに配置された第2絶縁部材をさらに含む、請求項27に記載の電気コネクタアセンブリ。
  33. 複数のコンタクトプローブをさらに備え、
    前記ソケットシェル本体部は、複数のソケットキャビティを備え、それぞれは前記複数のコンタクトプローブの少なくとも1つと関連している、請求項21に記載の電気コネクタアセンブリ。
  34. 前記電気コネクタアセンブリは、前記複数のコンタクトプローブを介して集積回路チップとプリント基板との間に電気的な接続を設けるように構成されている、請求項33に記載の電気コネクタアセンブリ。
  35. 同軸構造を有する電気コネクタを形成する方法であって、
    第1プランジャをシェルの本体部によって画定されるシェルキャビティ内へ挿入するため、前記第1プランジャの尾部は、シェルキャビティに摺動可能に保持され、前記第1プランジャの先端部は、前記シェルから外側へ第1シェル開口部を通じて前記シェルキャビティから離れる方向に延び、
    少なくとも1つの非狭窄部によって区切られた前記第1プランジャの前記先端部の狭窄部に第1絶縁部材を配置し、前記第1絶縁部材は前記シェルキャビティの外側に配置されており、
    第2プランジャの尾部が前記シェルキャビティ内に摺動可能に保持されるように前記第2プランジャを前記シェルキャビティ内へ挿入し、前記第2プランジャの前記先端部は前記シェルから外側へ第2シェル開口部を通じて前記シェルキャビティから離れる方向に延びており、
    前記第2プランジャの前記先端部に第2絶縁部材を配置し、前記第2絶縁部材は、前記第1絶縁部材から、前記シェルの本体部の軸に沿って前記第1絶縁部材と前記第2絶縁部材との間で隙間が存在するように配置されており、前記第1絶縁部材及び前記第2絶縁部材のそれぞれは、絶縁材料からなり、
    前記第1絶縁部材及び前記第2絶縁部材のそれぞれとそれらの間の前記隙間の少なくとも一部は、ソケットキャビティ内に配置され、かつソケット本体部とコンタクトプローブが同軸構造を形成するように、前記ソケット本体部によって画定される前記ソケットキャビティに前記コンタクトプローブを配置する
    ことによって前記コンタクトプローブを形成することを含む、方法。
  36. 前記第1絶縁部材及び前記第2絶縁部材の少なくとも一方は、圧縮嵌合するように構成されている少なくとも1つの環状体を含み、
    前記方法は、前記シェルの少なくとも一端から所望の位置まで少なくとも1つの環状体を押圧することをさらに含む、請求項35に記載の方法。
  37. 前記第1絶縁部材は、前記シェルの第1の端の付近に配置され、前記第2絶縁部材は前記シェルの第2の端の付近に配置されている、請求項35に記載の方法。
  38. 前記第1絶縁部材は前記狭窄部の周囲の少なくとも大部分を取り囲んでおり、前記第2絶縁部材は前記シェルの外面部の周囲の少なくとも大部分を囲んでいる、請求項35に記載の方法。
  39. 前記シェル、前記第1プランジャ、及び前記第2プランジャはそれぞれ、少なくとも1つの導電材料を含み、電気的に接続されるように構成されている、請求項35に記載の方法。
  40. 前記ソケット本体部は、前記コンタクトプローブの摺動運動を制限するように構成されている頂部と底部を含んでいる、請求項35に記載の方法。
  41. 前記ソケットキャビティは、ソケットアセンブリの複数のソケットキャビティのうちの1つであり、
    前記コンタクトプローブは、複数のコンタクトプローブのうちの1つであり、それぞれのコンタクトプローブは前記各第1ソケットキャビティに配置されている、請求項40に記載の方法。
  42. 前記第1絶縁部材全体、前記第2絶縁部材全体、及びそれらの間の前記隙間全体は、前記ソケットキャビティ内に配置されている、請求項35に記載の方法。
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