JP6230919B2 - 対象物搬送機構と駐車装置 - Google Patents

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Description

本発明は、対象物搬送機構と駐車装置とに係る。特に対象物または車両を搬送する構造に特徴のある対象物搬送機構と駐車装置とに関する。
対象物を搬送したいことがある。
例えば、物流システムにおいて対象物を搬送したい。
例えば、車両駐車装置において対象物である車両を駐車空間に移動させるのに、車両搬送機構を用いる。
対象物を互いに水平面内で互いに直交する向きに選択的に移動させたいことがある。
例えば、車両を縦方向に移動させた後で横方向に移動させたい。また、車両を横方向に移動させた後で縦方向に移動させたい。ここで、横方向と縦方向とは水平面内で互いに直交する向きである。
例えば、車両駐車装置において車両搬送機構が用いられる。
車両搬送機構が、車両を搭載したパレットを縦方向と横方向とに沿って並べられた複数の駐車空間の連なりに沿って移動させ、車両を所定の駐車空間に位置させて車両を駐車空間に駐車される。
また、車両搬送機構が、車両を搭載したパレットを縦方向と横方向とに沿って碁盤の目状に並べられた複数の駐車空間の連なりに沿って移動させ、車両を所定の駐車空間に位置させて車両を駐車空間に駐車される。
この様な車両搬送機構として、各種の構造が提案され、運用されている。
車両を縦方向に移動させた後で横方向に移動させる際に、また、車両を横方向に移動させた後で縦方向に移動させる際に、車両の移動方向を円滑に転向させる構造を嘱望されていた。
本発明は以上に述べた問題点に鑑み案出されたもので、対象物または車両を搬送する構造に特徴のある対象物搬送機構と駐車装置とを提供する。
上記目的を達成するため、本発明に係る対象物搬送機構は、対象物を上から見て互いに交差する仮想線である仮想横方向線と仮想縦方向線とに選択的に沿って移動させることをでき、上から見て略四辺形の形状を持ち対象物を搭載可能な構造体であり該構造体の下側に下方に向いた面である転動面を設けられるパレット主構造体を有するパレットと、前記パレットの状態を前記パレットが仮想横方向線に倣って移動する状態である横方向送り状態と前記パレットが仮想縦方向線に倣って移動する状態である縦方向送り状態とのうちのどちらか一方の状態にして前記パレットを案内する機構である固定側ガイド機構と、前記パレットを仮想縦方向線と仮想横方向線とのうちのどちらか一方に選択的に沿って移動させるパレット移動機構と、とを備え、前記パレット主構造体の一辺に略平行な仮想線である仮想パレット縦方向線を仮想でき、前記パレットが前記パレット主構造体と該パレット主構造体の下側に前記仮想パレット縦方向線に平行する回転軸心の回りに空転できる様に固定される回転体である縦送り回転体とを有し、前記パレット移動機構が、縦横送り回転ローラ機構を有し、前記縦横送り回転ローラ機構が前記転動面に下方から接して前記転動面との接点である回転ローラ接点を含み水平方向に延びる仮想の接線である回転ローラ仮想接線を仮想縦方向線に平行にして転がる外周面を持ち回転できる回転ローラである縦送り回転ローラと該縦送り回転ローラを回転駆動できる回転ローラ駆動機構とを持ち、
前記パレットが姿勢を前記横方向送り状態と前記縦方向送り状態との間で切り替える位置である切替位置にあるときに前記縦送り回転ローラが前記縦送り回転体を支持する、ものとした。
上記本発明の構成により、対象物を水平面内で互いに交差する仮想線である仮想横方向線と仮想縦方向線とに選択的に沿って移動させることをできる。パレットが、対象物を搭載可能である。前記固定側ガイド機構が前記パレットの状態を前記パレットが仮想横方向線に倣って移動する状態である横方向送り状態と前記パレットが仮想縦方向線に倣って移動する状態である縦方向送り状態とのうちのどちらか一方の状態にして前記パレットを案内する。パレット移動機構が、前記パレットを仮想縦方向線と仮想横方向線とのうちのどちらか一方に選択的に沿って移動させる。前記パレットが上から見て略四辺形の形状を持ち対象物を搭載可能な構造体であり該構造体の下側に下方に向いた面である転動面を設けられるパレット主構造体と該パレット主構造体の下側に前記仮想パレット縦方向線に平行する回転軸心の回りに空転できる様に固定される回転体である縦送り回転体とを有する。
仮想パレット縦方向線は、前記パレット主構造体の一辺に略平行な仮想線である。前記パレット移動機構が、縦横送り回転ローラ機構を有する。前記縦横送り回転ローラ機構が前記転動面に下方から接して前記転動面との接点である回転ローラ接点を含み水平方向に延びる仮想の接線である回転ローラ仮想接線を仮想縦方向線に平行にして転がる外周面を持ち回転できる回転ローラである縦送り回転ローラと該縦送り回転ローラを回転駆動できる回転ローラ駆動機構とを持つ。前記パレットが姿勢を前記横方向送り状態と前記縦方向送り状態との間で切り替える位置である切替位置にあるときに前記縦送り回転ローラが前記縦送り回転体を支持する。
その結果、横送りされたパレットが前記横方向送り状態と前記縦方向送り状態との切替位置にあるときに、回転ローラ駆動機構が前記縦送り回転ローラを駆動してパレットを縦送りできる。
以下に、本発明の実施形態に係る対象物搬送機構を説明する。本発明は、以下に記載した実施形態のいずれか、またはそれらの中の二つ以上が組み合わされた態様を含む。
本発明の実施形態に係る対象物搬送機構は、前記パレットが前記パレット主構造体と前記縦送り回転体と前記パレット主構造体の下方に回転面を向け前記仮想パレット縦方向線に上から見て直交する回転軸心の回りに空転できる様に固定される回転体である横送り回転体とを有し、前記縦横送り回転ローラ機構が前記縦送り回転ローラと前記転動面に下方から接して前記転動面との接点である回転ローラ接点を含み水平方向に延びる仮想の接線である回転ローラ仮想接線を仮想横方向線に平行にして転がる外周面を持ち回転できる回転ローラである横送り回転ローラと前記縦送り回転ローラと該横送り回転ローラとのどちらか一方の回転ローラを選択的に回転駆動できる回転ローラ駆動機構とを持ち、前記パレットが姿勢を前記横方向送り状態と前記縦方向送り状態との間で切り替える位置である切替位置にあるときに前記縦送り回転ローラが前記縦送り回転体を支持し前記横送り回転ローラが前記横送り回転体を支持する。
上記の実施形態の構成により、前記パレットが前記パレット主構造体と前記縦送り回転体と前記パレット主構造体の下方に回転面を向け前記仮想パレット縦方向線に上から見て直交する回転軸心の回りに空転できる様に固定される回転体である横送り回転体とを有する。前記縦横送り回転ローラ機構が前記縦送り回転ローラと前記転動面に下方から接して前記転動面との接点である回転ローラ接点を含み水平方向に延びる仮想の接線である回転ローラ仮想接線を仮想横方向線に平行にして転がる外周面を持ち回転できる回転ローラである横送り回転ローラと前記縦送り回転ローラと該横送り回転ローラとのどちらか一方の回転ローラを選択的に回転駆動できる回転ローラ駆動機構とを持ち、前記パレットが前記横方向送り状態と前記縦方向送り状態との切替位置にあるときに前記縦送り回転ローラが前記縦送り回転体を支持し前記横送り回転ローラが前記横送り回転体を支持する。
その結果、横送りされたパレットが前記横方向送り状態と前記縦方向送り状態との切替位置にあるときに、回転ローラ駆動機構が前記縦送り回転ローラを駆動してパレットを縦送りでき、転ローラ駆動機構が前記横送り回転ローラを駆動してパレットを横送りできる。
本発明の実施形態に係る対象物搬送機構は、前記縦送り回転ローラが前記縦送り回転体を支持するときの前記パレット主構造体の高さが前記回転ローラが外周面を前記転動面に接して転動するときの前記パレット主構造体の高さより高い。
上記の実施形態の構成により、前記縦送り回転ローラが前記縦送り回転体を支持するときの前記パレット主構造体の高さが前記回転ローラが外周面を前記転動面に接して転動するときの前記パレット主構造体の高さより高い。
その結果、前記回転体が前記回転ローラに支持される状態から回転ローラが転動してパレットを送ることをできる。
本発明の実施形態に係る対象物搬送機構は、前記回転体が中央部の直径より両サイドの直径が大きい輪郭をもつ回転面を形成し、前記パレットが前記切替位置にあるときに前記回転ローラの前記外周面が前記回転体の回転面の両サイドに接する。
上記の実施形態の構成により、前記回転体が中央部の直径より両サイドの直径が大きい輪郭をもつ回転面を形成する。前記パレットが前記切替位置にあるときに前記回転ローラの前記外周面が前記回転体の回転面の両サイドに接する。
その結果、パレットが前記切替位置にあるときに前記回転体が前記回転ローラに安定して支持される。
本発明の実施形態に係る対象物搬送機構は、前記縦横送り回転ローラ駆動機構が、前記横送り回転ローラを回転駆動する横送り回転ローラ駆動機構と前記縦送り回転ローラを回転駆動する縦送り回転ローラ駆動機構とを持ち、前記横送り回転ローラ駆動機構と前記縦送り回転ローラ駆動機構とのどちらかを選択的に作動させる。
上記の実施形態の構成により、前記縦横送り回転ローラ機構機構が前記横送り回転ローラを回転駆動する横送り回転ローラ駆動機構と前記縦送り回転ローラを回転駆動する縦送り回転ローラ駆動機構とを持つ。前記横送り回転ローラ駆動機構と前記縦送り回転ローラ駆動機構とのどちらかを選択的に作動させる。
その結果、パレットが仮想横方向線と仮想縦方向線とのどちらかに選択的に沿って移動できる。
本発明の実施形態に係る対象物搬送機構は、前記固定側ガイド機構が前記縦送り回転体を仮想横方向線に倣って移動する様に案内する横送りガイド部材を有する。
上記の実施形態の構成により、前記固定側ガイド機構の横送りガイド部材が、前記縦送り回転体を仮想横方向線に倣って移動する様に案内する。
その結果、パレットが仮想横方向線に倣って移動できる。
本発明の実施形態に係る対象物搬送機構は、前記固定側ガイド機構が前記縦送り回転体を仮想横方向線に倣って移動する様に案内する横送りガイド部材と前記横送り回転体を仮想縦方向線に倣って移動する様に案内する縦送りガイド部材とを有する。
上記の実施形態の構成により。前記固定側ガイド機構が横送りガイド部材と縦送りガイド部材とを有し、前記横送りガイド部材が前記縦送り回転体を仮想横方向線に倣って移動する様に案内し、前記縦送りガイド部材が前記横送り回転体を仮想縦方向線に倣って移動する様に案内する。
その結果、前記横送りガイド部材が前記縦送り回転体を仮想横方向線に倣って移動する様に案内し、前記縦送りガイド部材が前記横送り回転体を仮想縦方向線に倣って移動する様に案内する様にしたので、パレットが前記仮想横方向線と前記仮想縦方向線のうちの一方に倣って移動できる。
本発明の実施形態に係る対象物搬送機構は、前記パレット主構造体の下部構造が前記仮想パレット縦方向線に下から見て平行に伸びる様に設けられる前記転動面であるレール面を形成する一対の縦方向レールを持ち、前記縦送り回転ローラが両鍔付きの円筒形状をもつ回転ローラであり、前記縦送り回転ローラが両鍔で縦方向レールを挟みこみ前記レール面を転動できる。
上記の実施形態の構成により、前記パレット主構造体の下部構造の一対の縦方向レールが前記仮想パレット縦方向線に下から見て平行に伸びる様に設けられる前記転動面であるレール面を形成する。前記縦送り回転ローラが両鍔付きの円筒形状をもつ回転ローラである。前記縦送り回転ローラが両鍔で縦方向レールを挟みこみ前記レール面を転動できる。
その結果、前記パレットが仮想縦方向線に沿って移動できる。
本発明の実施形態に係る対象物搬送機構は、前記パレット主構造体の下部構造が前記仮想パレット縦方向線に下から見て平行に伸びる様に設けられる前記転動面であるレール面を形成する一対の縦方向レールと仮想パレット縦方向線に下から見て直交して伸びる様に設けられる前記転動面であるレール面を形成する一対の横方向レールとを持ち、前記縦送り回転ローラが両鍔付きの円筒形状をもつ回転ローラであり、前記縦送り回転ローラが両鍔で縦方向レールを挟みこみ前記レール面を転動でき、前記横送り回転ローラが両鍔付きの円筒形状をもつ回転ローラであり、前記横送り回転ローラが両鍔で前記横方向レールを挟みこみ前記レール面を連動できる。
上記の実施形態の構成により、前記パレット主構造体の下部構造が一対の縦方向レールと一対の横方向レールとを持つ。一対の縦方向レールが、前記仮想パレット縦方向線に下から見て平行に伸びる様に設けられる前記転動面であるレール面を形成する。一対の横方向レールが、仮想パレット縦方向線に下から見て直交して伸びる様に設けられる前記転動面であるレール面を形成する。前記縦送り回転ローラが両鍔付きの円筒形状をもつ回転ローラである。前記縦送り回転ローラが両鍔で縦方向レールを挟みこみ前記レール面を転動できる。前記横送り回転ローラが両鍔付きの円筒形状をもつ回転ローラである。前記横送り回転ローラが両鍔で前記横方向レールを挟みこみ前記レール面を連動できる。
その結果、パレットが前記仮想横方向線と前記仮想縦方向線のうちの一方に倣って移動できる。
本発明の実施形態に係る駐車装置は、複数の車両を水平面内で互いに直交する仮想線である少なくとも1個の仮想縦方向線と少なくとも1個の仮想横方向線とに選択的に沿って移動させることをできる車両搬送機構と、前記車両搬送機構を制御する制御機構とを備え、前記車両搬送機構が、車両が対象物に相当する上記のうちの一つの対象物搬送機構であり、前記制御機構が、複数の車両を各々に搭載する複数の前記パレットを、前記仮想縦方向線と仮想横方向線とに沿って各々に移動させて、前記仮想縦方向線と仮想横方向線とに沿って位置する複数の駐車空間に置いて、車両を駐車空間に駐車させる。
上記の実施形態の構成により、車両搬送機構が、複数の車両を水平面内で互いに直交する仮想線である少なくとも1個の仮想縦方向線と少なくとも1個の仮想横方向線とに選択的に沿って移動させることをできる。制御機構が、前記車両搬送機構を制御する。前記車両搬送機構が、車両が対象物に相当する上記のうちの一つの対象物搬送機構である。前記制御機構が、複数の車両を各々に搭載する複数の前記パレットを、前記仮想縦方向線と仮想横方向線とに沿って各々に移動させて、前記仮想縦方向線と仮想横方向線とに沿って位置する複数の駐車空間に置いて、車両を駐車空間に駐車させる。
その結果、駐車装置が円滑に車両を搬送することをできる。
以上説明したように、本発明に係る対象物搬送機構と駐車装置とは、その構成により、以下の効果を有する。
車両を搭載できるパレットが下側に転動面を設けられるパレット主構造体と前記パレット主構造体の下側に設けられ仮想パレット縦方向線に平行する回転軸心の回りに空転できる縦送り回転体とを有し、縦横送り回転ローラ機構が前記転動面に下方から接して外周面の接線を仮想パレット縦方向線に平行にして回転できる縦送り回転ローラと前記縦送り回転ローラを回転駆動できる回転ローラ駆動機構とを有し、前記パレットが前記横方向送り状態と前記縦方向送り状態との切替位置にあるときに前記縦送り回転ローラが前記縦送り回転体を支持する様にしたので、横送りされたパレットが前記横方向送り状態と前記縦方向送り状態との切替位置にあるときに、回転ローラ駆動機構が前記縦送り回転ローラを駆動してパレットを縦送りできる。
また、車両を搭載できるパレットが下側に転動面を設けられるパレット主構造体と前記パレット主構造体の下側に設けられ仮想パレット縦方向線に平行する回転軸心の回りに空転できる縦送り回転体と前記パレット主構造体の下側に設けられ仮想パレット横方向線に交差する回転軸心の回りに空転できる横送り回転体とを有し、縦横送り回転ローラ機構が前記転動面に下方から接して外周面の接線を仮想パレット縦方向線に平行にして回転できる縦送り回転ローラと前記転動面に下方から接して外周面の接線を仮想パレット横方向線に平行にして回転できる横送り回転ローラと前記縦送り回転ローラと前記横送り回転ローラとを選択的に回転駆動できる回転ローラ駆動機構とを有し、前記パレットが前記横方向送り状態と前記縦方向送り状態との切替位置にあるときに前記縦送り回転ローラが前記縦送り回転体を支持し前記横送り回転ローラが前記横送り回転体を支持する様にしたので、横送りされたパレットが前記横方向送り状態と前記縦方向送り状態との切替位置にあるときに、回転ローラ駆動機構が前記縦送り回転ローラを駆動してパレットを縦送りでき、回転ローラ駆動機構が前記横送り回転ローラを駆動してパレットを横送りできる。
また、前記縦送り回転ローラが前記縦送り回転体を支持するときの前記パレット主構造体の高さが前記回転ローラが外周面を前記転動面に接して転動するときの前記パレット主構造体の高さより高い様にしたので、前記回転体が前記回転ローラに支持される状態から回転ローラが転動してパレットを送ることをできる。
また、前記回転体が中央部の直径より両サイドの直径が大きい輪郭をもつ回転面を形成し、前記パレットが前記横方向送り状態と前記縦方向送り状態との切替位置にあるときに前記回転ローラの前記外周面が前記回転体の回転面の両サイドに接する様にしたので、パレットが切替位置にあるときに前記回転体が前記回転ローラに安定して支持される。
また、前記横送り回転ローラを回転駆動する横送り回転ローラ駆動機構と前記縦送り回転ローラを回転駆動する前記縦送り回転ローラ駆動機構とのどちらかを選択的に作動させる様にしたので、パレットが仮想横方向線と仮想縦方向線とのどちらかに選択的に沿って移動できる。
また、前記横送りガイド部材が、前記縦送り回転体を仮想横方向線に倣って移動する様に案内する様にしたので、パレットが仮想横方向線に倣って移動できる。
また、前記横送りガイド部材が前記縦送り回転体を仮想横方向線に倣って移動する様に案内し、前記縦送りガイド部材が前記横送り回転体を仮想縦方向線に倣って移動する様に案内する様にしたので、パレットが前記仮想横方向線と前記仮想縦方向線のうちの一方に倣って移動できる。
また、前記縦送り回転ローラの両鍔が仮想パレット縦方向線に平行に伸びる一対の縦方向レールを挟み込みレール面を転動できる様にしたので、前記パレットが仮想縦方向線に沿って移動できる。
また、前記縦送り回転ローラの両鍔が仮想パレット縦方向線に平行に伸びる一対の縦方向レールを挟み込みレール面を転動でき、前記横送り回転ローラの両鍔が仮想パレット縦方向線に直交して伸びる一対の横方向レールを挟みレール面を転動できる様にしたので、パレットが前記仮想横方向線と前記仮想縦方向線のうちの一方に倣って移動できる。
また、駐車装置が上記の対象物搬送機構を用いて車両を搬送し駐車させる様にしたので、駐車装置が円滑に車両を搬送することをできる。
従って、円滑に対象物を搬送する対象物搬送機構と車両を駐車させる駐車装置とを提供できる。
本発明の第一の実施形態に係る対象物搬送機構の平面図である。 本発明の第一の実施形態に係るパレットの平面図である。 本発明の第一の実施形態に係るパレットの構造図である。 本発明の第一の実施形態に係る対象物搬送機構の側面図である。 本発明の第一の実施形態に係る対象物搬送機構の正面図である。 本発明の第一の実施形態に係る対象物搬送機構の部分図その1である。 本発明の第一の実施形態に係る対象物搬送機構の部分図その2である。 本発明の第一の実施形態に係る対象物搬送機構の作用図その1である。 本発明の第一の実施形態に係る対象物搬送機構の作用図その2である。 本発明の第二の実施形態に係る対象物搬送機構の平面図である。 本発明の第二の実施形態に係るパレットの平面図である。 本発明の第二の実施形態に係る対象物搬送機構の側面図である。 本発明の第三の実施形態に係る対象物搬送機構の平面図である。 本発明の第三の実施形態に係るパレットの平面図である。 本発明の第三の実施形態に係る対象物搬送機構の側面図である。 本発明の第三の実施形態に係る対象物搬送機構の正面図である。 本発明の第三の実施形態に係る対象物搬送機構の部分図である。 本発明の第四の実施形態に係る対象物搬送機構の平面図である。 本発明の第四の実施形態に係るパレットの平面図である。 本発明の第四の実施形態に係る対象物搬送機構の側面図である。 本発明の第四の実施形態に係る対象物搬送機構の正面図である。 本発明の第四の実施形態に係る対象物搬送機構の部分図である。 本発明の第一の実施形態にかかる駐車装置の平面概念図である。 本発明の第二の実施形態にかかる駐車装置の平面概念図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を参照して説明する。
最初に、本発明の第一の実施形態にかかる対象物搬送機構を説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態に係る対象物搬送機構の平面図である。図2は、本発明の第一の実施形態に係るパレットの平面図である。図3は、本発明の第一の実施形態に係るパレットの構造図である。図4は、本発明の第一の実施形態に係る対象物搬送機構の側面図である。図5は、本発明の第一の実施形態に係る対象物搬送機構の正面図である。図6は、本発明の第一の実施形態に係る対象物搬送機構の部分図その1である。図7は、本発明の第一の実施形態に係る対象物搬送機構の部分図その2である。図8は、本発明の第一の実施形態に係る対象物搬送機構の作用図その1である。図9は、本発明の第一の実施形態に係る対象物搬送機構の作用図その2である。
ここで、説明の便宜のために、対象物搬送装置が車両を駐車させる駐車装置である場合を例に、説明する。
本発明の第一の実施形態にかかる対象物搬送機構は、対象物を搬送する機構である。
本発明の第一の実施形態にかかる対象物搬送機構は、対象物を上から見て互いに交差する仮想線である仮想横方向線Dxと仮想縦方向線Dyとのどちらか一方に選択的に沿って移動させることをできる。
本発明の第一の実施形態にかかる対象物搬送機構は、対象物を上から見て互いに直交する仮想線である仮想縦方向線Dyと1対の仮想横方向線Dxとのどちらか一方に選択的に沿って移動させることをできてもよい。
ここで、1対の仮想横方向線Dxが互いに所定離間距離Lだけ離れて平行である。
本発明の対象物搬送機構を駐車装置に適用する場合、対象物は車両である。
本発明の実施形態にかかる対象物搬送機構は、固定側ガイド機構100とパレット200とパレット移動機構300とで構成される。
本発明の実施形態にかかる対象物搬送機構は、固定側ガイド機構100とパレット200とパレット移動機構300と転向機構400で構成されてもよい。
本発明の実施形態にかかる対象物搬送機構は、固定側ガイド機構100とパレット200とパレット移動機構300と転向機構400とパレットロック機構500とで構成されてもよい。
固定側ガイド機構100は、パレット200の状態を横方向送り状態と縦方向送り状態とのうちのどちらか一方の状態にしてパレットを案内する。
固定側ガイド機構100は、パレット200を仮想縦方向線Dyと仮想横方向線Dxのうちのどちらか一方に選択的に倣って移動自在に案内してもよい。
固定側ガイド機構100は、パレット200を仮想縦方向線Dyと仮想横方向線Dxのうちのどちらか一方を選択し選択した方向線に倣って移動自在に案内してもよい。
横方向送り状態は、パレット200が仮想横方向線Dxに倣って移動する状態である。
縦方向送り状態は、パレット200が仮想縦方向線Dyに倣って移動する状態である。
固定側ガイド機構100は、基礎等の固定側に設けられ、後述するパレットをガイドしてもよい。
固定側ガイド機構100は、横送りガイド部材110で構成されてもよい。
固定側ガイド機構100は、縦送りガイド部材120で構成されてもよい。
固定側ガイド機構100は、横送りガイド部材110と縦送りガイド部材120とで構成されてもよい。
固定側ガイド機構100は、1対の横送りガイド部材110で構成されてもよい。
固定側ガイド機構100は、1対の横送りガイド部材110と縦送りガイド部材120と1対の可動ガイド部材130とで構成されてもよい。
横送りガイド部材110は、仮想横方向線Dxに沿って延びる長手部材である。
1対の横送りガイド部材110は、一対の仮想横方向線Dxに沿って各々に延びる1対の長手部材である。
横送りガイド部材110は、1対の仮想横方向線Dxに沿って延び仮想縦方向線Dyに交差する箇所に所定の寸法Eだけ切り欠かれる切欠き部を設けられる長手部材を持つ部材であってもよい。
横送りガイド部材110は、1対の仮想横方向線Dxに沿って延び仮想縦方向線Dyに交差する箇所に両側に各々所定の寸法E/2づつ振り分けられて全体で寸法Eだけ切り欠かれる切欠き部を設けられる長手部材を持つ部材であってもよい。
長手部材は、所定の幅を持つ。
長手部材は、所定の幅をパレット200の後述するパレット側ガイド機構220の一対のパレット側ガイドローラ221に挟まれ、パレット側ガイド機構220を長手方向に案内する。
縦送りガイド部材120は、仮想縦方向線Dyに沿って延び1対の仮想横方向線Dxに交差する箇所に所定の寸法Eだけ切り欠かれる切欠き部Gを各々に設けられた長手部材を持つ部材である。
縦送りガイド部材120は、仮想縦方向線Dyに沿って延び1対の仮想横方向線Dxに交差する箇所に所定の寸法Eだけ切り欠かれる切欠き部Gを各々に設けられた長手部材を持つ部材であってもよい。
縦送りガイド部材120は、仮想縦方向線Dyに沿って延び仮想横方向線Dxに交差する箇所に両側に各々所定の寸法E/2づつ振り分けられて全体で寸法Eだけ切り欠かれる切欠き部Gを各々に設けられた長手部材を持つ部材であってもよい。
長手部材は、所定の幅を持つ。
長手部材は、所定の幅をパレット200の後述するパレット側ガイド機構220の一対のパレット側ガイドローラ221に挟まれ、パレット側ガイド機構220を長手方向に案内する。
可動ガイド部材130は、仮想垂直線Fの回りに回転自在に支持され所定の寸法Eより僅かに短い長手部材を持つ部材である。
仮想垂直線Fは、仮想縦方向線Dyと仮想横方向線Dxとの交差点を貫く仮想の垂直線である。
一対の可動ガイド部材130は、一対の仮想垂直線Fの回りに回転自在に各々に支持され所定の寸法Eより僅かに短い長手部材を持つ部材である。
1対の仮想垂直線Fは、仮想縦方向線Dyと1対の仮想横方向線Dxとの1対の交差点を各々に貫く仮想の垂直線である。
パレット200は、対象物を搭載可能な構造体である。
パレット200は、対象物を搭載し、固定側ガイド機構100によりガイドされ、パレット移動機構300により移動される。
パレット200は、パレット主構造体210と縦送り回転体232yとで構成される。
パレット200は、パレット主構造体210と横送り回転体232xと縦送り回転体232yとで構成されてもよい。
説明の便宜のために、パレット主構造体の一辺に略平行な仮想線である仮想パレット縦方向線Wを仮想する。
例えば、仮想パレット縦方向線Wは、パレット主構造体210の四辺形の輪郭の長辺に平行な仮想線である。
例えば、仮想パレット縦方向線Wは、パレット主構造体210の四辺形の輪郭の長辺に平行で上から見て中心部を貫く仮想線である。
パレット200は、パレット主構造体210と横送り回転体232xと縦送り回転体232yと1対のパレット側ガイド機構220と少なくとも1個のパレット側副ガイド機構240とで構成されてもよい。
パレット200は、パレット主構造体210と横送り回転体232xと縦送り回転体232yと1対のパレット側ガイド機構220と1対のパレット側副ガイド機構240とで構成されてもよい。
パレット200は、パレット主構造体210と横送り回転体232xと縦送り回転体232yと1対のパレット側ガイド機構220とレール構造230と少なくとも1個のパレット側副ガイド機構240とで構成されてもよい。
パレット200は、パレット主構造体210と横送り回転体232xと縦送り回転体232yと1対のパレット側ガイド機構220とレール構造230と2個のパレット側副ガイド機構240とで構成されてもよい。
パレット200は、パレット主構造体210と2対の縦送り回転体232yとで構成されてもよい。
パレット200は、パレット主構造体210と2対の横送り回転体232と2対の縦送り回転体232yとで構成されてもよい。
パレット200は、パレット主構造体210と2対の横送り回転体232xと2対の縦送り回転体232yと1対のパレット側ガイド機構220とレール構造230と2個のパレット側副ガイド機構240とで構成されてもよい。
パレット主構造体210は、上から見て略四辺形の形状を持ち対象物を搭載可能な構造体である。
パレット主構造体210は、上から見て略四辺形の形状を持ち対象物を搭載可能な構造体であり、構造体の下側に下方に向いた面である転動面Sを設けられてもよい。
レール構造230は、パレット主構造体210の下部構造であり、転動面Sに相当するレール面を形成する。
レール構造230は、1対の縦方向レール231yと1対の横方向レール231xとで構成されてもよい。
1対の縦方向レール231yは、パレット主構造体210の下側に仮想パレット縦方向線Wに上から見て平行に延びる様に設けられレール面Sを下方に向けるレールである。
1対の横方向レール231xは、仮想パレット縦方向線Wに上から見て直交して延びる様に設けられレール面Sを下方に向けるレールである。
一対の縦方向レール231yの長手方向に沿って各々に延びる仮想の線である一対の縦方向ガイド線Jyが、所定離間間隔Nだけ離れて、上から見て仮想パレット縦方向線Wに各々に平行する。
一対の横方向レール231xの長手方向に沿って各々に延びる仮想の線である一対の横方向ガイド線Jxが、所定離間間隔Mだけ離れて、上から見て仮想パレット縦方向線Wに上から見て各々に直交する。
横送り回転体232xは、パレット主構造体210の下側に仮想パレット縦方向線Wに上から見て直交する回転軸心の回りに空転できる様に固定される回転体である。
2対の横送り回転体232xが、一対の横方向レール231xに所定離間間隔Pだけ離れて各々に設けられた各々に2つの切欠き部に各々に位置する。
所定離間距離Pは所定離間距離Nに一致しなくてもよい。
後述する横送り回転ローラ311xが横送り回転体232xを支持するときのパレット主構造体210の高さが、回転ローラが外周面を転動面Sに接して転動するときのパレット主構造体210の高さに一致してもよい。
例えば、2対の横送り回転体232xの回転面の回転ロールに接する箇所の高さ位置が、一対の横方向レール231xの形成する転動面Sの高さ位置に一致する。
後述する横送り回転ローラ311xが横送り回転体232xを支持するときのパレット主構造体210の高さが、回転ローラが外周面を転動面Sに接して転動するときのパレット主構造体210の高さにより高くてもよい。
例えば、2対の横送り回転体232xの回転面の回転ロールに接する箇所の高さ位置が、一対の横方向レール231xの形成する転動面Sの高さ位置より下方にある。
縦送り回転体232yは、パレット主構造体の下側に仮想パレット縦方向線Wに平行する回転軸心の回りに空転できる様に固定される回転体である。
2対の縦送り回転体232yが、一対の縦方向レール231yに所定離間間隔Oだけ離れて各々に設けられた各々に2つの切欠き部に各々に位置する。
所定離間距離Oは、所定離間距離Mに一致しなくてもよい。
後述する縦送り回転ローラ311yが縦送り回転体を支持するときのパレット主構造体の高さが、回転ローラが外周面を転動面に接して転動するときのパレット主構造体の高さに一致してもよい。
例えば、2対の縦送り回転体232yの回転面の回転ロールに接する箇所の高さ位置が、一対の縦方向レール231yの形成する転動面Sの高さ位置に一致する。
後述する縦送り回転ローラ311yが縦送り回転体を支持するときのパレット主構造体の高さが、回転ローラが外周面を転動面Sに接して転動するときのパレット主構造体の高さより高くてもよい。
例えば、2対の縦送り回転体232yの回転面の回転ロールに接する個所の高さ位置が、一対の縦方向レール231yの形成する転動面Sの高さ位置より下方にある。
回転体が、略円筒の形状をもつ回転面を形成してもよい。
回転体が、中央部が膨らんだ樽状の回転面を形成してもよい。
回転体が、中央部の直径より両サイドの直径が大きい輪郭をもつ回転面を形成してもよい。
パレットが横方向送り状態と縦方向送り状態との切替位置にあるときに、回転ローラの外周面が回転体の回転面の両サイドに接してもよい。
切替位置は、パレットが姿勢を横方向送り状態と縦方向送り状態との間で切り替える位置である。
例えば、回転体が鍔付き車輪の輪郭を持つ回転面を形成してもよい。
例えば、パレットが横方向送り状態と縦方向送り状態との切替位置にあるときに、回転ローラの外周面が回転体の回転面の鍔部に接する。
パレット側ガイド機構220は、パレット主構造体210の下側に設けられ、仮想パレット縦方向線Wの線上に互いに所定離間距離Lだけ離れて位置する2つの仮想垂直線Fの回りに回転自在に各々に固定される機構である。
図1は、図面を正面に見て、パレットが左側と中央との間で移動でき、パレットが上側と中央との間で移動できる固定側ガイド機構を示す。
図2、図3は、一対のパレット側ガイド機構220をもつパレット200を示す。
少なくとも1個のパレット側副ガイド機構240は、パレット主構造体210に設けられ仮想パレット縦方向線Wから直交方向に所定離間距離Hだけ離れて位置する機構である。
少なくとも1個のパレット側副ガイド機構240は、パレット主構造体210に設けられパレット側ガイド機構220の位置から仮想パレット縦方向線Wの直交方向に所定離間距離Hだけ離れて位置する機構である。
1対のパレット側副ガイド機構240は、パレット主構造体210に設けられ仮想パレット縦方向線Wを境にして互いに反対側に位置してもよい。
1対のパレット側副ガイド機構240のうちの一方が仮想パレット縦方向線Wから直交方向に所定離間距離H1だけ離れて位置し、1対のパレット側副ガイド機構240のうちの他方が仮想パレット縦方向線Wから直交方向に所定離間距離H2だけ離れて位置してもよい。
図2は、1対のパレット側副ガイド機構240を備えたパレット200を示す。
パレット200が1対の仮想横方向線Dxに沿って移動するときに、1対のパレット側ガイド機構220が1対の横送りガイド部材110により1対の仮想横方向線Dxに倣って移動する様に各々にガイドされ、パレット側副ガイド機構240が固定側ガイド機構100により仮想横方向線Dxの直交方向への移動を拘束され仮想横方向線Dxに倣って移動自在に案内される様にガイドされる。
パレット200が1対の仮想横方向線Dxに沿って移動するときに、1対のパレット側ガイド機構220が1対の横送りガイド部材110により1対の仮想横方向線Dxに倣って移動する様に各々にガイドされ、1個のパレット側副ガイド機構240が固定側ガイド機構100により仮想横方向線Dxの直交方向への移動を拘束され仮想横方向線Dxに倣って移動自在に案内される様にガイドされてもよい。
パレット200が1対の仮想横方向線Dxに沿って移動するときに、1対のパレット側ガイド機構220が1対の横送りガイド部材110により1対の仮想横方向線Dxに倣って移動する様に各々にガイドされ、1対のパレット側副ガイド機構240が固定側ガイド機構100により仮想横方向線Dxの直交方向への移動を拘束され仮想横方向線Dxに倣って移動自在に案内される様にガイドされてもよい。
パレット200が1対の仮想横方向線Dxに沿って移動するときに、1対のパレット側ガイド機構220が1対の横送りガイド部材110により1対の仮想横方向線Dxに倣って移動する様に各々にガイドされ、パレット側副ガイド機構240が横送りガイド部材110により仮想横方向線Dxの直交方向への移動を拘束され仮想横方向線Dxに倣って移動自在に案内される様にガイドされてもよい。
パレット200が1対の仮想横方向線Dxに沿って移動するときに、1対のパレット側ガイド機構220が1対の横送りガイド部材110により1対の仮想横方向線Dxに倣って移動する様に各々にガイドされ、1個のパレット側副ガイド機構240が1個の横送りガイド部材110により仮想横方向線Dxの直交方向への移動を拘束され仮想横方向線Dxに倣って移動自在に案内される様にガイドされてもよい。
パレット200が1対の仮想横方向線Dxに沿って移動するときに、1対のパレット側ガイド機構220が1対の横送りガイド部材110により1対の仮想横方向線Dxに倣って移動する様に各々にガイドされ、1対のパレット側副ガイド機構240が1対の横送りガイド部材110により仮想横方向線Dxの直交方向への移動を拘束され仮想横方向線Dxに倣って移動自在に案内される様にガイドされてもよい。
1対のパレット側ガイド機構220が、縦送りガイド部材120、1対の横送りガイド部材110又は1対の可動ガイド部材130のうちのいずれかにより仮想縦方向線Dyまたは1対の仮想横方向線Dxのうちのどちらか一方に選択的に倣って移動する様に各々にガイドされてもよい。
1対のパレット側ガイド機構220が、縦送りガイド部材120により仮想縦方向線Dyに倣って移動する様に各々にガイドされる。
1対のパレット側ガイド機構220が、1対の横送りガイド部材110により1対の仮想横方向線Dxに倣って移動する様に各々にガイドされる。
1対のパレット側ガイド機構220が、1対の可動ガイド部材130により仮想縦方向線Dyまたは1対の仮想横方向線Dxのうちのどちらか一方に選択的に倣って移動する様に各々にガイドされる。
パレット200が仮想縦方向線Dyに倣って移動するときに、パレット側副ガイド機構240が固定側ガイド機構100から外れてもよい。
パレット200が仮想縦方向線Dyに倣って移動するときに、1対のパレット側副ガイド機構240が固定側ガイド機構100から外れてもよい。
パレット200が仮想縦方向線Dyに倣って移動するときに、パレット側副ガイド機構240が横送りガイド部材110から外れてもよい。
パレット200が仮想縦方向線Dyに倣って移動するときに、1対のパレット側副ガイド機構240が1対の横送りガイド部材110から各々に外れてもよい。
図1に、切欠き部Gを設けられる横送りガイド部材110を示される。
例えば、パレット200が仮想縦方向線Dyに倣って移動するときに、パレット側副ガイド機構240が横送りガイド部材110から切欠き部Gを通過して外れる。
1対のパレット側ガイド機構が、縦送りガイド部材、1対の横送りガイド部材又は1対の可動ガイド部材のうちのいずれかに位置し仮想縦方向線または1対の仮想横方向線のうちの一方に選択的に倣って移動する2点の箇所である2点のガイド箇所のみにより各々にガイドされてもよい。
例えば、上から見て2点のガイド箇所を繋ぐ仮想線であるガイド仮想線が仮想縦方向線Dyと平行する。
1対のパレット側ガイド機構220の一方が、縦送りガイド部材、1対の横送りガイド部材又は1対の可動ガイド部材のうちのいずれかに位置する1点のガイド箇所にガイドされる。1対のパレット側ガイド機構220の他方が、縦送りガイド部材、1対の横送りガイド部材又は1対の可動ガイド部材のうちのいずれかに位置する他の1点のガイド箇所にガイドされる。
パレット側ガイド機構220は、1対のパレット側ガイドローラ221とパレット側ガイドローラ支持部材222とで構成されてもよい。
パレット側ガイド機構220は、2対のパレット側ガイドローラ221とパレット側ガイドローラ支持部材222とで構成されてもよい。
1対のパレット側ガイドローラ221は、固定側ガイド機構100の長手部材を両サイドから挟む1対のローラである。
2対のパレット側ガイドローラ221は、2個のローラで固定側ガイド機構100の長手部材を両サイドから各々に挟む2対のローラである。
パレット側ガイドローラ支持部材222は、1対のパレット側ガイドローラ221を垂直軸の回りに回転自在に支持する。
パレット側ガイドローラ支持部材222は、パレット主構造体210に固定される。
パレット側ガイドローラ221の直径は、横送りガイド部材110の切欠き部Gの幅寸法より大きくてもよい。
パレット側ガイドローラ221の高さは、横送りガイド部材110の切欠き部Gの高さ寸法より大きくてもよい。
パレット側副ガイド機構240は、1対のパレット側副ガイドローラ241とパレット側副ガイドローラ支持部材242とで構成されてもよい。
1対のパレット側副ガイドローラ241は、固定側ガイド機構100の長手部材を両サイドから挟む1対のローラであってもよい。
1対のパレット側副ガイドローラ241は、1対の横送りガイド部材を両サイドから挟む1対のローラであってもよい。
1対のパレット側副ガイドローラ241の一方は、1対の横送りガイド部材を一方のサイドから接して転動するローラであり、1対のパレット側副ガイドローラ241の他方は、1対の横送りガイド部材を他方のサイドから接して転動するローラである。
パレット側副ガイドローラ241の直径は、横送りガイド部材110の切欠き部Gの幅寸法より小さくてもよい。
パレット側副ガイドローラ241の高さは、横送りガイド部材110の切欠き部Gの高さ寸法より小さくてもよい。
パレット被係合部250は、後述するパレットロック機構(図示せず)に係合できる被係合部である。
例えば、パレット被係合部250は、後述するパレットロック機構(図示せず)に係合できる上下方向に貫通する貫通穴を形成される。
例えば、パレット被係合部250は、後述するパレットロック機構(図示せず)に係合できる横方向または縦方向に向いた当接面を形成する被係合部を設けられる
パレットロック機構(図示せず)がパレット被係合部250に係合するときに、パレット200は、仮想横方向線に沿った移動と仮想縦方向線に沿った移動のどちらか一方の移動を選択的に拘束される。
または、パレットロック機構(図示せず)が被係合部に係合するときに、パレット200は、仮想横方向線に沿った移動と仮想縦方向線に沿った移動との両方の移動を拘束される。
パレットロック機構(図示せず)が被係合部に係合しないときに、パレット200は、仮想横方向線に沿った移動と仮想縦方向線に沿った移動との両方の移動を自由にされる。
パレット移動機構300は、パレット200を仮想縦方向線Dyと仮想横方向線Dxとのうちのどちらか一方に選択的に沿って移動させる機構である。
パレット移動機構300は、仮想縦方向線Dyと仮想横方向線Dxとのうちのどちらか一方に選択し、仮想縦方向線Dyを選択したときにパレット200を仮想縦方向線Dyに沿って移動させ、仮想横方向線Dxを選択したときにパレット200を仮想横方向線Dxに沿って移動させる。
パレット移動機構300は、縦横送り回転ローラ機構310で構成される。
パレット移動機構300は、縦横送り回転ローラ機構310と固定送り回転ローラ機構320とで構成されてもよい。
縦横送り回転ローラ機構310は、パレット200を仮想縦方向線Dyと仮想横方向線Dxとのうちのどちらか一方に沿って選択的に移動させる機構である。
縦横送り回転ローラ機構310は、パレット200を仮想縦方向線Dyと仮想横方向線Dxとのうちのどちらか一方を選択し選択した方向線に沿って移動させる。
縦横送り回転ローラ機構310は、縦送り回転ローラ311yと回転ローラ駆動機構313とで構成される。
縦横送り回転ローラ機構310は、横送り回転ローラ311xと縦送り回転ローラ311yと回転ローラ駆動機構313とで構成されてもよい。
縦横送り回転ローラ機構310は、横送り回転ローラ311xを用いてパレット200を仮想横方向線Dxに沿って移動させる。
縦横送り回転ローラ機構310は、縦送り回転ローラ311yを用いてパレット200を仮想縦方向線Dyに沿って移動させる。
縦横送り回転ローラ機構310は、縦送り回転ローラ311yと回転ローラ支持機構312と回転ローラ駆動機構313とで構成されてもよい。
縦横送り回転ローラ機構310は、複数の縦送り回転ローラ311yと複数の回転ローラ支持機構312と複数の回転ローラ駆動機構313とで構成されてもよい。
縦送り回転ローラ311yは、転動面Sに下方から接して転動面Sとの接点である回転ローラ接点を含み水平方向に延びる仮想の接線である回転ローラ仮想接線を仮想縦方向線Dyに平行にして転がる外周面を持ち回転できる回転ローラである。
回転ローラ支持機構312は、縦送り回転ローラ311yを回転自在に支持する機構である。
回転ローラ駆動機構313は、縦送り回転ローラ311yを回転駆動できる機構である。
縦横送り回転ローラ機構310は、縦送り回転ローラ311yと横送り回転ローラ311xと回転ローラ支持機構312と回転ローラ駆動機構313とで構成されてもよい。
縦横送り回転ローラ機構310は、複数の縦送り回転ローラ311yと複数の横送り回転ローラ311xと複数の回転ローラ支持機構312と複数の回転ローラ駆動機構313とで構成されてもよい。
横送り回転ローラ311xは、転動面Sに下方から接して転動面Sとの接点である回転ローラ接点を含み水平方向に延びる仮想の接線である回転ローラ仮想接線を仮想横方向線Dxに平行にして転がる外周面を持ち回転できる回転ローラである。
縦送り回転ローラ311yは、転動面Sに下方から接して転動面Sとの接点である回転ローラ接点を含み水平方向に延びる仮想の接線である回転ローラ仮想接線を仮想縦方向線Dyに平行にして転がる外周面を持ち回転できる回転ローラである。
回転ローラ支持機構312は、縦送り回転ローラ311yを回転自在に支持する機構である。
回転ローラ駆動機構313は、縦送り回転ローラ311yと横送り回転ローラ311xとを各々に回転駆動できる機構である。
回転ローラ駆動機構313は、縦送り回転ローラ311yと横送り回転ローラ311xとのうちのどちらか一方の回転ローラを選択的に回転駆動する。
例えば、縦横送り回転ローラ機構310は、4つの縦送り回転ローラ311yと4つの横送り回転ローラ311xと4つの回転ローラ支持機構312と4つの回転ローラ駆動機構313とで構成される。
横送り回転ローラ311xは、転動面Sに下方から接して転動面Sとの接点である回転ローラ接点を含み水平方向に延びる仮想の接線である回転ローラ仮想接線を仮想横方向線Dxに平行にして転がる外周面を持ち回転できる回転ローラである。
4つのの縦送り回転ローラ311yは、2つの駆動輪と2つの遊動輪とで構成される。
縦送り回転ローラ311yは、転動面Sに下方から接して転動面Sとの接点である回転ローラ接点を含み水平方向に延びる仮想の接線である回転ローラ仮想接線を仮想縦方向線Dyに平行にして転がる外周面を持ち回転できる回転ローラである。
4つの縦送り回転ローラ311yは、2つの駆動輪と2つの遊動輪で構成される。
1つの回転ローラ支持機構312が、1つの縦送り回転ローラ311yと1つの横送り回転ローラ311xとを回転自在に各々に支持する。
4つの回転ローラ支持機構312が、仮想横方向線Dxと仮想縦方向線Dyとに平行する辺をもつ矩形の4隅に各々に配置される。
4つの回転ローラ駆動機構313のうちの2つの回転ローラ駆動機構313が、2つの縦送り回転ローラ311yを回転駆動できる。
4つの回転ローラ駆動機構313のうちの2つの回転ローラ駆動機構313が、対角に配置される2つの回転ローラ支持機構312に各々に支持される2つの縦送り回転ローラ311yを回転駆動できる。
4つの回転ローラ駆動機構313のうちの他の2つの回転ローラ駆動機構313が、2つの横送り回転ローラ311xを回転駆動できる。
4つの回転ローラ駆動機構313のうちの他の2つの回転ローラ駆動機構313が、対角に配置される他の2つの回転ローラ支持機構312に各々に支持される2つの横送り回転ローラ311xを回転駆動できる。
4つの回転ローラ駆動機構313は、2つの縦送り回転ローラ311yと2つの横送り回転ローラ311xとのうちのどちらか一方の回転ローラを選択的に回転駆動する。
回転ローラ支持機構312に支持される2つの回転ローラのうちの1つの回転ローラが回転ローラ駆動機構313に回転駆動される駆動輪であって、他の1つの回転ローラが遊動輪であってもよい。
例えば、1つの回転ローラ支持機構312が1つの横送り回転ローラ311xと1つの縦送り回転ローラ311yとを回転自在に支持し、1つの縦送り回転ローラ311yが縦送り回転ローラ駆動機構313yに回転駆動される駆動輪であって、1つの横送り回転ローラ311xが遊動輪であってもよい。
例えば、1つの回転ローラ支持機構312が1つの横送り回転ローラ311xと1つの縦送り回転ローラ311yとを回転自在に支持し、1つの横送り回転ローラ311xが横送り回転ローラ駆動機構313xに回転駆動される駆動輪であって、1つの縦送り回転ローラ311yが遊動輪であってもよい。
パレット200が切替位置にあるときに、縦送り回転ローラ311yが縦送り回転体232yを支持する。
パレット200が切替位置にあるときに、縦送り回転ローラ311yが縦送り回転体232yを支持し、横送り回転ローラ311xが横送り回転体232xを支持する。
ここで、切替位置とは、パレット200が姿勢を横方向送り状態と縦方向送り状態との間で切り替える位置である。
パレット200が切替位置にあるときに、縦送り回転ローラ駆動機構313yが縦送り回転ローラ311yを回転駆動すると、パレット200が仮想縦方向線Dyに沿って移動する。
パレット200が切替位置にあるときに、縦送り回転ローラ駆動機構313yが駆動輪である縦送り回転ローラ311yを回転駆動すると、従動輪である縦送り回転ローラ311yが遊動して回転し、パレット200が仮想縦方向線Dyに沿って移動する。
パレット200が仮想縦方向線Dyに沿って移動して切替位置で停止すると、縦送り回転ローラ311yが縦送り回転体232yを支持する。
パレット200が仮想縦方向線Dyに沿って移動して切替位置で停止すると、縦送り回転ローラ311yが縦送り回転体232yを支持し、横送り回転ローラ311xが横送り回転体232xを支持してもよい。
パレット200が切替位置にあるときに、横送り回転ローラ駆動機構313xが横送り回転ローラ311xを回転駆動すると、パレット200が仮想横方向線Dxに沿って移動する。
パレット200が切替位置にあるときに、横送り回転ローラ駆動機構313xが駆動輪である横送り回転ローラ311xを回転駆動すると、遊動輪である横送り回転ローラ311xが遊動して回転し、パレット200が仮想横方向線Dxに沿って移動する。

パレット200が仮想横方向線Dxに沿って移動し切替位置で停止すると、横送り回転ローラ311xが横送り回転体232xを支持する。
パレット200が仮想横方向線Dxに沿って移動し切替位置で停止すると、横送り回転ローラ311xが横送り回転体232xを支持し、縦送り回転ローラ311yが縦送り回転体232yを支持してもよい。
固定送り回転ローラ機構320は、回転ローラを用いてパレット200を仮想横方向線Dxまたは仮想縦方向線Dyのどちらか一方に沿って移動させる機構である。
固定送り回転ローラ機構は、縦送り回転ローラ機構と横送り回転ローラ機構とのうちの一方として機能する。
縦送り回転ローラ機構は、回転ローラ311を用いてパレット200を仮想縦方向線Dyに沿って移動させる機構である。
横送り回転ローラ機構は、回転ローラ311を用いてパレット200を仮想横方向線Dxに沿って移動させる機構である。
転向機構400は、可動ガイド部材130を揺動させる。
転向機構400は、一対の可動ガイド部材130を揺動させる。
転向機構400は、一対の可動ガイド部材130を仮想垂直線Fの回りに時計回り、または反時計回りに揺動し、長手部材の長手方向を仮想縦方向線Dyと仮想横方向線Dxとのどちらか一方の仮想線に平行にして停止できる。
パレットロック機構(図示せず)は、パレット200の仮想横方向線に沿った移動または仮想縦方向線に沿った移動のうちの少なくともどちらか一方の移動を選択的に拘束しまたは自由にできる機構である。
パレットロック機構(図示せず)は、パレット200の仮想横方向線に沿った移動と仮想縦方向線に沿った移動との両方の移動を拘束しまたは自由にできる機構である。
例えば、パレットロック機構(図示せず)は、パレット被係合部150である上下方向に延びた貫通穴に貫通して傾動するロッド状の部材を有する。
ロッド状の部材を貫通穴に挿入すると、パレット200の仮想横方向線に沿った移動と仮想縦方向線に沿った移動との両方の移動を拘束する。
ロッド状の部材を貫通穴から抜くと、パレット200の仮想横方向線に沿った移動と仮想縦方向線に沿った移動との両方の移動を自由にする。
以下に、本発明の第一の実施形態にかかる対象物搬送機構の作用を説明する。
本発明の対象物搬送装置の作用を、横送り工程、切替工程、縦送り工程の順に実施する場合を例に、説明する。
図8は、横送り工程での固定側ガイド機構とパレットとの関係を示す。
図9は、縦送り工程での固定側ガイド機構とパレットとの関係を示す。
図8、図9では、理解の容易のためにパレット主構造体を二点破線で示す。
パレット200が1対のパレット側副ガイド機構240と転向ロック機構430とパレットロック機構(図示せず)とを持つ場合を例に、説明する。
−横送り工程−
1対の可動ガイド部材130が長手部材の長手方向を仮想横方向線Dxに沿わせている。
パレットロック機構(図示せず)が、パレット200の仮想横方向線に沿った移動と仮想縦方向線に沿った移動との両方の移動を自由にしている。
横送り回転ローラ駆動機構313xを駆動させると、横送り回転ローラ311xが回転し、横送り回転ローラ311xとパレット200のレール面Sとの摩擦力がパレット200を仮想横方向線Dxに沿って移動させる。
パレット200が、1対のパレット側ガイド機構220を1対の横送りガイド部材110に各々に案内され、1対のパレット側副ガイド機構240を1対の横送りガイド部材110に各々に案内され、仮想横方向線Dxに沿って移動する。
パレット200の垂直軸のまわりにガタつく動きが、抑えられる。
横送り回転ローラ駆動機構313が回転速度を制御し、パレット200の仮想パレット縦方向線Wが仮想縦方向線Dyに一致することをセンサ(図示せず)で確認すると、停止する。
パレット200が、切替位置に停止する。
縦送り回転ローラ311yが縦送り回転体232yを支持し、横送り回転ローラ311xが横送り回転体232xを支持する。
パレット側副ガイド機構240が、横送りガイド部材110の切欠き部Gのある箇所に位置する。
−切替工程−
パレットロック機構(図示せず)が、パレット200の仮想横方向線に沿った移動を拘束する。
例えば、パレットロック機構(図示せず)が、パレット200の仮想横方向線に沿った移動と仮想縦方向線に沿った移動との両方の移動を拘束する。
転向機構400が、1対の可動ガイド130がその状態を長手部材の長手方向を仮想横方向線Dxに沿わせている状態から長手部材の長手方向を仮想縦方向線Dyに沿わせている状態へ変化させる。
パレット側副ガイド機構240が、横送りガイド部材110の切欠き部Gのある箇所に位置する。
−縦送り工程−
パレットロック機構(図示せず)が、パレット200の仮想縦方向線に沿った移動を自由にする。
例えば、パレットロック機構(図示せず)が、パレット200の仮想横方向線に沿った移動と仮想縦方向線に沿った移動との両方の移動を自由にする。
縦送り回転ローラ駆動機構313yが駆動輪である縦送り回転ローラ311yを駆動させると、縦送り回転ローラ311yが回転し、縦送り回転ローラ311yとパレット200のレール面Sとの摩擦力がパレット200を仮想縦方向線Dyに沿って移動させる。
パレット200が、1対のパレット側ガイド機構220を縦送りガイド部材120に案内され、1対のパレット側副ガイド機構240を横送りガイド部材110から切欠き部Gを通過して外して、仮想縦方向線Dyに沿って移動する。
回転ローラ駆動機構313が回転速度を制御し、パレット200が所定の縦方向位置に一致することをセンサ(図示せず)で確認すると、停止する。
1対のパレット側副ガイド機構240が横送りガイド部材110に切欠き部Gを通過して嵌まる。
パレット200が、切替位置に停止する。
縦送り回転ローラ311yが縦送り回転体232yを支持し、横送り回転ローラ311xが横送り回転体232xを支持する。
縦送り工程、転向工程、横送り工程の順に実施する場合は、上述した手順を反対に行うので、説明を省略する。
次ぎに、本発明の第二の実施形態に係る対象物搬送機構を、図を基に、説明する。
図10は、本発明の第二の実施形態に係る対象物搬送機構の平面図である。図11は、本発明の第二の実施形態に係るパレットの平面図である。図12は、本発明の第二の実施形態に係る対象物搬送機構の側面図である。
本発明の第二の実施形態に係る対象物搬送機構は、パレット200が横送り回転体232xを持たない点と、パレット移動機構300が横送り回転ローラ駆動機構313xを持たない点、パレット200を仮想横方向線Dxに沿って移動させる他の機構を持つ点と、を除いて他の構造は、本発明の第一の実施形態に係る対象物搬送機構と同じである。
以下では、同じ構造の説明を省略し、異なる点を説明する。
本発明の第二の実施形態にかかる対象物搬送機構は、対象物を搬送する機構である。
本発明の第二の実施形態にかかる対象物搬送機構は、対象物を上から見て互いに交差する仮想線である仮想横方向線Dxと仮想縦方向線Dyとのどちらか一方に選択的に沿って移動させることをできる。
本発明の実施形態にかかる対象物搬送機構は、対象物を上から見て互いに直交する仮想線である仮想縦方向線Dyと1対の仮想横方向線Dxとのどちらか一方に選択的に沿って移動させることをできてもよい。
ここで、1対の仮想横方向線Dxが互いに所定離間距離Lだけ離れて平行である。
本発明の対象物搬送機構を駐車装置に適用する場合、対象物は車両である。
本発明の実施形態にかかる対象物搬送機構は、固定側ガイド機構100とパレット200とパレット移動機構300と他のパレット移動機構(図示せず)とで構成される。
本発明の実施形態にかかる対象物搬送機構は、固定側ガイド機構100とパレット200とパレット移動機構300と転向機構400と他のパレット移動機構(図示せず)とで構成されてもよい。
本発明の実施形態にかかる対象物搬送機構は、固定側ガイド機構100とパレット200とパレット移動機構300と転向機構400とパレットロック機構(図示せず)と他のパレット移動機構(図示せず)とで構成されてもよい。
固定側ガイド機構100と転向機構400とパレットロック機構(図示せず)との構成は、本発明の第一の実施形態にかかる対象物搬送機構のものと同じなので、説明を省略する。
パレット200は、対象物を搭載可能な構造体である。
パレット200は、対象物を搭載し、固定側ガイド機構100によりガイドされ、パレット移動機構300により移動される。
パレット200は、パレット主構造体210と縦送り回転体232yとで構成される。
パレット主構造体210と縦送り回転体232yの構成は、本発明の第一の実施形態にかかる対象物搬送機構のものと同じなので、説明を省略する。
図11は、横送り回転体232xを持たないパレット200が示される。
横方向レール231xは、本発明の第一の実施形態にかかる対象物搬送機構のものの異なり、横送り回転体232xの嵌まる切欠き部を持たない。
パレット移動機構300は、パレット200を仮想縦方向線Dyと仮想横方向線Dxとのうちのどちらか一方に選択的に沿って移動させる機構である。
パレット移動機構300は、パレット200を仮想縦方向線Dyに沿って移動させ、又はパレット200を仮想横方向線Dxに沿って移動させる。
パレット移動機構300は、縦横送り回転ローラ機構310で構成される。
パレット移動機構300は、縦横送り回転ローラ機構310と固定送り回転ローラ機構320とで構成されてもよい。
縦横送り回転ローラ機構310は、パレット200を仮想縦方向線Dyと仮想横方向線Dxとのうちのどちらか一方に沿って選択的に移動させる機構である。
縦横送り回転ローラ機構310は、パレット200を仮想縦方向線Dyと仮想横方向線Dxとのうちのどちらか一方を選択し選択した方向線に沿って移動させる。
縦横送り回転ローラ機構310は、縦送り回転ローラ311yと回転ローラ駆動機構313とで構成される。
縦横送り回転ローラ機構310は、横送り回転ローラ311xと縦送り回転ローラ311yと回転ローラ駆動機構313とで構成されてもよい。
縦横送り回転ローラ機構310は、横送り回転ローラ311xを用いてパレット200を仮想横方向線Dxに沿って移動させる。
縦横送り回転ローラ機構310は、縦送り回転ローラ311yを用いてパレット200を仮想縦方向線Dyに沿って移動させる。
縦横送り回転ローラ機構310は、縦送り回転ローラ311yと回転ローラ支持機構312と回転ローラ駆動機構313とで構成されてもよい。
縦横送り回転ローラ機構310は、複数の縦送り回転ローラ311yと複数の回転ローラ支持機構312と複数の回転ローラ駆動機構313とで構成されてもよい。
縦送り回転ローラ311yは、転動面Sに下方から接して転動面Sとの接点である回転ローラ接点を含み水平方向に延びる仮想の接線である回転ローラ仮想接線を仮想縦方向線Dyに平行にして転がる外周面を持ち回転できる回転ローラである。
回転ローラ支持機構312は、縦送り回転ローラ311yを回転自在に支持する機構である。
回転ローラ駆動機構313は、縦送り回転ローラ311yを回転駆動できる機構である。
例えば、縦横送り回転ローラ機構310は、4つの縦送り回転ローラ311yと4つの横送り回転ローラ311xと4つの回転ローラ支持機構312と2つの回転ローラ駆動機構313とで構成される。
縦送り回転ローラ駆動機構313xを持たない他は、第一の実施形態に係る対象物搬送機構のものと同じであるので、その後の説明を省略する。
他のパレット移動機構(図示せず)は、パレット200を仮想横方向線Dxに倣って移動させる機構である。
例えば、他のパレット移動機構(図示せず)は、パレット200を仮想横方向線Dxに倣って移動させるチェーン駆動機構である。
例えば、他のパレット移動機構(図示せず)は、パレット200を仮想横方向線Dxに倣って移動させるためにレバーの先端部をパレット主構造体210に係合して旋回する駆動機構である。
本発明の第二の実施形態に係る対象物搬送機構の作用は、第一の実施形態に係る対象物搬送機構の作用と実質的に同じなので、説明を省略する。
次ぎに、本発明の第三の実施形態にかかる対象物搬送機構を、図を基に、説明する。
図13は、本発明の第三の実施形態に係る対象物搬送機構の平面図である。図14は、本発明の第三の実施形態に係るパレットの平面図である。図15は、本発明の第三の実施形態に係る対象物搬送機構の側面図である。図16は、本発明の第三の実施形態に係る対象物搬送機構の正面図である。図17は、本発明の第三の実施形態に係る対象物搬送機構の部分図である。
本発明の第三の実施形態に係る対象物搬送機構は、パレット200が、パレット側ガイド機構220とパレット側副ガイド機構240を持たない点、パレット200の横送り回転体232xと縦送り回転体232yとが固定側ガイド機構に案内されて、パレット200が仮想横方向線Dxと仮想縦方向線Dyとの一方に倣って移動する点と、を除いて他の構造は、本発明の第一の実施形態に係る対象物搬送機構と同じである。
以下では、同じ構造の説明を省略し、異なる点を説明する。
本発明の第三の実施形態にかかる対象物搬送機構は、対象物を搬送する機構である。
本発明の第三の実施形態にかかる対象物搬送機構は、対象物を上から見て互いに交差する仮想線である仮想横方向線Dxと仮想縦方向線Dyとのどちらか一方に選択的に沿って移動させることをできる。
本発明の実施形態にかかる対象物搬送機構は、対象物を上から見て互いに直交する仮想線である仮想縦方向線Dyと1対の仮想横方向線Dxとのどちらか一方に選択的に沿って移動させることをできてもよい。
ここで、1対の仮想横方向線Dxが互いに所定離間距離Lだけ離れて平行である。
本発明の対象物搬送機構を駐車装置に適用する場合、対象物は車両である。
本発明の実施形態にかかる対象物搬送機構は、固定側ガイド機構100とパレット200とパレット移動機構300とで構成される。
本発明の実施形態にかかる対象物搬送機構は、固定側ガイド機構100とパレット200とパレット移動機構300と転向機構400とで構成されてもよい。
本発明の実施形態にかかる対象物搬送機構は、固定側ガイド機構100とパレット200とパレット移動機構300と転向機構400とパレットロック機構(図示せず)とで構成されてもよい。
パレット200とパレット移動機構300と転向機構400とパレットロック機構(図示せず)との構成は、本発明の第一の実施形態にかかる対象物搬送機構のものと同じなので、説明を省略する。
固定側ガイド機構100は、パレット200の状態を横方向送り状態と縦方向送り状態とのうちのどちらか一方の状態にしてパレットを案内する。
固定側ガイド機構100は、パレット200を仮想縦方向線Dyと仮想横方向線Dxのうちのどちらか一方に選択的に倣って移動自在に案内してもよい。
横方向送り状態は、パレット200が仮想横方向線Dxに倣って移動する状態である。
縦方向送り状態は、パレット200が仮想縦方向線Dyに倣って移動する状態である。
固定側ガイド機構100は、基礎等の固定側に設けられ、後述するパレットをガイドしてもよい。
固定側ガイド機構100は、横送りガイド部材110で構成されてもよい。
固定側ガイド機構100は、縦送りガイド部材120で構成されてもよい。
固定側ガイド機構100は、横送りガイド部材110と縦送りガイド部材120とで構成されてもよい。
固定側ガイド機構100は、1対の横送りガイド部材110で構成されてもよい。
固定側ガイド機構100は、1対の横送りガイド部材110と一対の縦送りガイド部材120とで構成されてもよい。
図13は、1対の横送りガイド部材110と一対の縦送りガイド部材120とで構成される固定側ガイド機構100を示す。
横送りガイド部材110が、縦送り回転体232yを仮想横方向線Dxに倣って移動する様に案内する。
横送りガイド部材110が、縦送り回転体232yを仮想横方向線Dxに倣って移動する様に案内する長手部材を持つ。

縦送りガイド部材120が、横送り回転体232xを仮想縦方向線Dyに倣って移動する様に案内する。
縦送りガイド部材120が、横送り回転体232xを仮想縦方向線Dyに倣って移動する様に案内する長手部材を持つ。
回転体が長手部材に案内される。
回転体が鍔付き車輪の形状を形成し、長手部材の上部が鍔付き車輪の鍔に挟まれてもよい。
回転体が略円筒状の形状を形成し、回転体が長手部材の上部に設けられる溝に嵌まって転動してもよい。
図17は、鍔付き車輪の形状を形成する回転体が、H形鋼材のフランジ部に案内される様子を示す。
本発明の第三の実施形態に係る対象物搬送機構の作用は、第一の実施形態に係る対象物搬送機構の作用と実質的に同じなので、説明を省略する。
次ぎに、本発明の第四の実施形態にかかる対象物搬送機構を、図を基に、説明する。
図18は、本発明の第四の実施形態に係る対象物搬送機構の平面図である。図19は、本発明の第四の実施形態に係るパレットの平面図である。図20は、本発明の第四の実施形態に係る対象物搬送機構の側面図である。図21は、本発明の第四の実施形態に係る対象物搬送機構の正面図である。図22は、本発明の第四の実施形態に係る対象物搬送機構の部分図である。
本発明の第四の実施形態に係る対象物搬送機構は、パレット200がパレット側ガイド機構220とパレット側副ガイド機構240を持たない点、固定側が独立したガイド機構を持たず、パレット200が回転ローラに案内されてパレット200が仮想横方向線Dxと仮想縦方向線Dyとの一方に倣って移動する点と、を除いて他の構造は、本発明の第一の実施形態に係る対象物搬送機構と同じである。
以下では、同じ構造の説明を省略し、異なる点を説明する。
本発明の第四の実施形態にかかる対象物搬送機構は、対象物を搬送する機構である。
本発明の第四の実施形態にかかる対象物搬送機構は、対象物を上から見て互いに交差する仮想線である仮想横方向線Dxと仮想縦方向線Dyとのどちらか一方に選択的に沿って移動させることをできる。
本発明の実施形態にかかる対象物搬送機構は、対象物を上から見て互いに直交する仮想線である仮想縦方向線Dyと1対の仮想横方向線Dxとのどちらか一方に選択的に沿って移動させることをできてもよい。
ここで、1対の仮想横方向線Dxが互いに所定離間距離Mだけ離れて平行である。
本発明の対象物搬送機構を駐車装置に適用する場合、対象物は車両である。
本発明の実施形態にかかる対象物搬送機構は、パレット200とパレット移動機構300とで構成される。
本発明の実施形態にかかる対象物搬送機構は、パレット200とパレット移動機構300とパレットロック機構(図示せず)とで構成されてもよい。
パレット200とパレットロック機構(図示せず)との構成は、本発明の第一の実施形態にかかる対象物搬送機構のものと同じなので、説明を省略する。
パレット移動機構300は、パレット200を仮想縦方向線Dyと仮想横方向線Dxとのうちのどちらか一方に選択的に沿って移動させる機構である。
パレット移動機構300は、仮想縦方向線Dyと仮想横方向線Dxとのうちのどちらか一方に選択し、仮想縦方向線Dyを選択したときにパレット200を仮想縦方向線Dyに沿って移動させ、仮想横方向線Dxを選択したときにパレット200を仮想横方向線Dxに沿って移動させる。
パレット移動機構300は、縦横送り回転ローラ機構310で構成される。
パレット移動機構300は、縦横送り回転ローラ機構310と固定送り回転ローラ機構320とで構成されてもよい。
縦横送り回転ローラ機構310は、パレット200を仮想縦方向線Dyと仮想横方向線Dxとのうちのどちらか一方に沿って選択的に移動させる機構である。
縦横送り回転ローラ機構310は、パレット200を仮想縦方向線Dyと仮想横方向線Dxとのうちのどちらか一方を選択し選択した方向線に沿って移動させる。
縦横送り回転ローラ機構310は、縦送り回転ローラ311yと回転ローラ駆動機構313とで構成される。
縦横送り回転ローラ機構310は、横送り回転ローラ311xと縦送り回転ローラ311yと回転ローラ駆動機構313とで構成されてもよい。
縦横送り回転ローラ機構310は、横送り回転ローラ311xを用いてパレット200を仮想横方向線Dxに沿って移動させる。
縦横送り回転ローラ機構310は、縦送り回転ローラ311yを用いてパレット200を仮想縦方向線Dyに沿って移動させる。
縦横送り回転ローラ機構310は、縦送り回転ローラ311yと回転ローラ支持機構312と回転ローラ駆動機構313とで構成されてもよい。
縦横送り回転ローラ機構310は、複数の縦送り回転ローラ311yと複数の回転ローラ支持機構312と複数の回転ローラ駆動機構313とで構成されてもよい。
縦送り回転ローラ311yは、転動面Sに下方から接して転動面Sとの接点である回転ローラ接点を含み水平方向に延びる仮想の接線である回転ローラ仮想接線を仮想縦方向線Dyに平行にして転がる外周面を持ち回転できる回転ローラである。
回転ローラ支持機構312は、縦送り回転ローラ311yを回転自在に支持する機構である。
回転ローラ駆動機構313は、縦送り回転ローラ311yを回転駆動できる機構である。
縦横送り回転ローラ機構310yは、縦送り回転ローラ311yと横送り回転ローラ311xと回転ローラ支持機構312と回転ローラ駆動機構313とで構成されてもよい。
縦横送り回転ローラ機構310xは、複数の縦送り回転ローラ311yと複数の横送り回転ローラ311xと複数の回転ローラ支持機構312と複数の回転ローラ駆動機構313とで構成されてもよい。
回転ローラ支持機構312と回転ローラ駆動機構313の構造体は、第一の実施形態にかかる対象物搬送機構のものと同じなので、説明を省略する。
横送り回転ローラ311xは、転動面Sに下方から接して転動面Sとの接点である回転ローラ接点を含み水平方向に延びる仮想の接線である回転ローラ仮想接線を仮想横方向線Dxに平行にして転がる外周面を持ち回転できる回転ローラである。
縦送り回転ローラ311yは、転動面Sに下方から接して転動面Sとの接点である回転ローラ接点を含み水平方向に延びる仮想の接線である回転ローラ仮想接線を仮想縦方向線Dyに平行にして転がる外周面を持ち回転できる回転ローラである。
縦送り回転ローラ311yが両鍔付きの円筒形状をもつ回転ローラであり、縦送り回転ローラ311yが両鍔で縦方向レール231yを挟みこみレール面Sを転動できる。
横送り回転ローラ311xが両鍔付きの円筒形状をもつ回転ローラであり、横送り回転ローラ311xが両鍔で横方向レール231xを挟みこみレール面Sを連動できる。
図20乃至図22に、回転ローラが両鍔で横方向レール231x、縦方向レール231yを挟みこみレール面Sを転動できる。
縦横送り回転ローラ機構310のその他の構成は、第一の実施形態にかかる対象物搬送機構のものと同じなので、説明を省略する。
以下に、本発明の第四の実施形態にかかる対象物搬送機構の作用を説明する。
本発明の対象物搬送装置の作用を、横送り工程、切替工程、縦送り工程の順に実施する場合を例に、説明する。
パレット200がパレットロック機構(図示せず)とを持つ場合を例に、説明する。
−横送り工程−
パレットロック機構(図示せず)が、パレット200の仮想横方向線に沿った移動と仮想縦方向線に沿った移動との両方の移動を自由にしている。
横送り回転ローラ駆動機構313xを駆動させると、横送り回転ローラ311xが回転し、横送り回転ローラ311xとパレット200のレール面Sとの摩擦力がパレット200を仮想横方向線Dxに沿って移動させる。
パレット200が、一対の横方向レール231xを横送り回転ローラ311xに各々に案内され、仮想横方向線Dxに沿って移動する。
横送り回転ローラ駆動機構313が回転速度を制御し、パレット200の仮想パレット縦方向線Wが仮想縦方向線Dyに一致することをセンサ(図示せず)で確認すると、停止する。
パレット200が、切替位置に停止する。
縦送り回転ローラ311yが縦送り回転体232yを支持し、横送り回転ローラ311xが横送り回転体232xを支持する。
−切替工程−
パレットロック機構(図示せず)が、パレット200の仮想横方向線に沿った移動を拘束する。
例えば、パレットロック機構(図示せず)が、パレット200の仮想横方向線に沿った移動と仮想縦方向線に沿った移動との両方の移動を拘束する。
−縦送り工程−
パレットロック機構(図示せず)が、パレット200の仮想縦方向線に沿った移動を自由にする。
例えば、パレットロック機構(図示せず)が、パレット200の仮想横方向線に沿った移動と仮想縦方向線に沿った移動との両方の移動を自由にする。
縦送り回転ローラ駆動機構313yが駆動輪である縦送り回転ローラ311yを駆動させると、縦送り回転ローラ311yが回転し、縦送り回転ローラ311yとパレット200のレール面Sとの摩擦力がパレット200を仮想縦方向線Dyに沿って移動させる。
パレット200が、一対の縦方向レールを縦送り回転ローラ311xに案内され、仮想縦方向線Dyに沿って移動する。
回転ローラ駆動機構313が回転速度を制御し、パレット200が所定の縦方向位置に一致することをセンサ(図示せず)で確認すると、停止する。
パレット200が、切替位置に停止する。
縦送り回転ローラ311yが縦送り回転体232yを支持し、横送り回転ローラ311xが横送り回転体232xを支持する。
縦送り工程、転向工程、横送り工程の順に実施する場合は、上述した手順を反対に行うので、説明を省略する。
次に、本発明の第一の実施形態にかかる駐車装置を、図を基に、説明する。
図23は、本発明の第一の実施形態にかかる駐車装置の平面概念図である。
本願の第一の実施形態に係る駐車装置は、本発明の実施形態にかかる対象物搬送機構を水平循環式駐車装置に適用したものである。
水平循環式駐車装置は、車両の搭載したパレットを上から見て矩形に並べ、横方向移動と縦方向移動を交互に繰り返して、パレットを複数の駐車空間に循環させる駐車装置である。
本発明の第一の実施形態にかかる駐車装置は、複数の車両を水平面内で移動させて複数の駐車空間に駐車させる装置である。
本発明の第一の実施形態にかかる駐車装置は、車両搬送機構と制御装置とで構成される。
車両搬送機構は、主要な構造は本発明の実施形態にかかる対象物搬送機構のものと同じなので、異なる点を説明する。
駐車装置は、仮想横方向線に沿って並ぶ複数の駐車空間の列を縦方向に複数列に並べ、横方向に端部に縦方向に移動できる。
パレットが、仮想縦方向線Dyに沿ってのみ移動される駐車空間の並ぶ空間では、固定側ガイド機構は縦送りガイド部材のみで構成され、パレット移動機構の固定式回転ローラ(図示せず)がパレットを仮想縦方向線Dyに沿って移動させる。
パレットを仮想横方向線Dxに沿ってのみ移動させる駐車空間の並ぶ空間では、固定側ガイド機構は横送りガイド部材のみで構成され、パレット移動機構の固定式回転ローラ(図示せず)がパレットを仮想横方向線Dxに沿って移動させる。
制御機構が、複数の車両を各々に搭載する複数のパレットを、仮想縦方向線と1対の仮想横方向線とに沿って移動させて、仮想縦方向線と1対の仮想横方向線とに沿って位置する複数の駐車空間に置いて車両を駐車空間に駐車させる。
その結果、複数のパレットを複数の駐車空間の並ぶ空間で循環させる。
次に、本発明の第二の実施形態にかかる駐車装置を、図を基に、説明する。
図24は、本発明の第二の実施形態にかかる駐車装置の平面概念図である。
本願の第二の実施形態に係る駐車装置は、本発明の実施形態にかかる対象物搬送機構を平面循環式駐車装置に適用したものである。
平面循環式駐車装置は、車両の搭載したパレットを水平面に碁盤の目状に並べ、横方向移動と縦方向移動を個別に繰り返して、パレットを複数の駐車空間に任意に移動させる駐車装置である。
本発明の第二の実施形態にかかる駐車装置は、複数の車両を水平面内で移動させて複数の駐車空間に駐車させる装置である。
本発明の第二の実施形態にかかる駐車装置は、車両搬送機構と制御装置とで構成される。
車両搬送機構は、主要な構造は本発明の実施形態にかかる対象物搬送機構のものと同じなので、異なる点を説明する。
駐車装置は、仮想横方向線に沿って並ぶ複数の駐車空間の列を縦方向に複数列に並べ、横方向に端部に縦方向に移動できる。
パレット200が、仮想縦方向線Dyに沿ってのみ移動される駐車空間の並ぶ空間では、固定側ガイド機構は縦送りガイド部材のみで構成され、パレット移動機構の固定式回転ローラ(図示せず)がパレットを仮想縦方向線Dyに沿って移動させる。
パレットを仮想横方向線Dxに沿ってのみ移動させる駐車空間の並ぶ空間では、固定側ガイド機構は横送りガイド部材のみで構成され、パレット移動機構の固定式回転ローラがパレットを仮想横方向線Dxに沿って移動させる。
制御機構が、複数の車両を各々に搭載する複数のパレットを、仮想縦方向線と1対の仮想横方向線とに沿って移動させて、仮想縦方向線と1対の仮想横方向線とに沿って位置する複数の駐車空間に置いて車両を駐車空間に駐車させる。
その結果、複数のパレットを碁盤の目状に配置される複数の駐車空間の空間で移動させることをできる。
また、本発明の実施形態に係る対象物搬送機構と駐車装置は、その構成により、以下の効果を有する。
車両を搭載できるパレット200が下側に転動面Sを設けられるパレット主構造体210とパレット主構造体210の下側に設けられ仮想パレット縦方向線Wに平行する回転軸心の回りに空転できる縦送り回転体232yとを有し、縦横送り回転ローラ機構310が転動面Sに下方から接して外周面の接線を仮想パレット縦方向線Wに平行にして回転できる縦送り回転ローラ211yと縦送り回転ローラ211yを回転駆動できる回転ローラ駆動機構313とを有し、パレット200が横方向送り状態と縦方向送り状態との切替位置にあるときに縦送り回転ローラ311yが縦送り回転体232yを支持する様にしたので、横送りされたパレット200が横方向送り状態と縦方向送り状態との切替位置にあるときに回転ローラ駆動機構が縦送り回転ローラを駆動すると、パレットを縦送りできる。
また、車両を搭載できるパレット200が下側に転動面Sを設けられるパレット主構造体210とパレット主構造体210の下側に設けられ仮想パレット縦方向線Wに平行する回転軸心の回りに空転できる縦送り回転体232yと パレット主構造体210の下側に設けられ仮想パレット横方向線Wに交差する回転軸心の回りに空転できる横送り回転体232xとを有し、縦横送り回転ローラ機構310が転動面Sに下方から接して外周面の接線を仮想パレット縦方向線に平行にして回転できる縦送り回転ローラ311yと転動面Sに下方から接して外周面の接線を仮想パレット横方向線に平行にして回転できる横送り回転ローラ311xと縦送り回転ローラ311yと横送り回転ローラ311xとを選択的に回転駆動できる回転ローラ駆動機構313とを有し、パレット200が横方向送り状態と縦方向送り状態との切替位置にあるときに縦送り回転ローラ311yが縦送り回転体を232y支持し横送り回転ローラ311xが横送り回転体232xを支持する様にしたので、横送りされたパレット200が横方向送り状態と縦方向送り状態との切替位置にあるときに、回転ローラ駆動機構313が縦送り回転ローラ313yを駆動するとパレット200を縦送りでき、回転ローラ駆動機構313が横送り回転ローラ311xを駆動するとパレット200を横送りできる。
また、縦送り回転ローラ311yが縦送り回転体232yを支持するときのパレット主構造体210の高さが回転ローラ311x、311yが外周面を転動面Sに接して転動するときのパレット主構造体210の高さより高い様にしたので、回転体232x、232yが回転ローラ311x、311yに支持される状態から回転ローラ回転ローラ311x、311yが転動してパレット200を送ることをできる。
また、回転体232x、232yが中央部の直径より両サイドの直径が大きい輪郭をもつ回転面を形成する様にしたので、回転体が回転ローラに安定して支持される。
また、回転体232x、232yが中央部の直径より両サイドの直径が大きい輪郭をもつ回転面を形成し、パレット200が横方向送り状態と縦方向送り状態との切替位置にあるときに回転ローラ311x、311yの外周面が回転体232x、232yの回転面の両サイドに接する様にしたので、パレット200が切替位置にあるときに回転体232x、232yが回転ローラ311x、311yに安定して支持される。
また、横送り回転ローラ311xを回転駆動する横送り回転ローラ駆動機構313xと縦送り回転ローラ311yを回転駆動する縦送り回転ローラ駆動機構313yとのどちらかを選択的に作動させる様にしたので、パレット200が仮想横方向線Dxと仮想縦方向線Dyとのどちらかに選択的に沿って移動できる。
また、横送りガイド部材110が、縦送り回転体232yを仮想横方向線Dxに倣って移動する様に案内する様にしたので、パレット200が仮想横方向線Dxに倣って移動できる。
また、横送りガイド部材110が縦送り回転体232yを仮想横方向線Dxに倣って移動する様に案内し、縦送りガイド部材120が横送り回転体232xを仮想縦方向線Dyに倣って移動する様に案内する様にしたので、パレット200が仮想横方向線Dxと仮想縦方向線Dyのうちの一方に倣って移動できる。
また、縦送り回転ローラ311yの両鍔が仮想パレット縦方向線Wに平行に伸びる一対の縦方向レール231yを挟み込みレール面Sを転動できる様にしたので、パレット200が仮想縦方向線Dyに沿って移動できる。
また、縦送り回転ローラ311yの両鍔が仮想パレット縦方向線Wに平行に伸びる一対の縦方向レール231yを挟み込みレール面Sを転動でき、横送り回転ローラ311xの両鍔が仮想パレット縦方向線Wに直交して伸びる一対の横方向レール231xを挟みレール面Sを転動できる様にしたので、パレット200が仮想横方向線Dxと仮想縦方向線Dyのうちの一方に倣って移動できる。
また、駐車装置が上記の対象物搬送機構を用いて車両を搬送し駐車させる様にしたので、駐車装置が円滑に車両を搬送することをできる。
本発明は以上に述べた実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。
パレットロック機構を備える例で説明したがこれに限定されない。例えば、パレットロック機構を備えていなくても、1対の可動ガイド部材を1対の仮想垂直線の回りに互いに反対の回転方向に各々に揺動させる様にすれば、実質的にパレット200の横方向の移動と縦方向の移動を拘束できる。
パレット200がパレット側副ガイド機構240を備え、横送り副ガイド部材140を備える例で説明したが、これに限定されない、例えば、パレット側副ガイド機構240と横送り副ガイド部材140とを備えなくてもよい。
E 所定の寸法
G 切欠き部
Dx 仮想横方向線
Dy 仮想縦方向線
F 仮想垂直線
L 所定離間距離
M 所定離間距離
N 所定離間距離
O 所定離間距離
P 所定離間距離
H1 所定離間距離
H2 所定離間距離
Jx 横方向ガイド線
Jy 縦方向ガイド線
W 仮想パレット縦方向線
S 転動面、レール面
100 固定側ガイド機構
110 横送りガイド部材
120 縦送りガイド部材
130 可動ガイド部材
200 パレット
210 パレット主構造体
220 パレット側ガイド機構
221 パレット側ガイドローラ
222 パレット側ガイドローラ支持部材
230 レール構造
231x 横方向レール
231y 縦方向レール
232x 横送り回転体
232y 縦送り回転体
240 パレット側副ガイド機構
241 パレット側副ガイドローラ
242 パレット側副ガイドローラ支持部材
250 パレット被係合部
300 パレット移動機構
310 縦横送り回転ローラ機構
311x 横送り回転ローラ
311y 縦送り回転ローラ
312 回転ローラ支持機構
313x 横送り回転ローラ駆動機構
313y 縦送り回転ローラ駆動機構
320 固定送り回転ローラ機構
400 転向機構
特開2009−209579号 特開2007−146543号 特開2006−125082号

Claims (17)

  1. 対象物を上から見て互いに交差する仮想線である仮想横方向線と仮想縦方向線とに選択的に沿って移動させることをできる対象物搬送機構であって、
    上から見て略四辺形の形状を持ち対象物を搭載可能な構造体であり該構造体の下側に下方に向いた面である転動面を設けられるパレット主構造体を有するパレットと、
    前記パレットの状態を前記パレットが仮想横方向線に倣って移動する状態である横方向送り状態と前記パレットが仮想縦方向線に倣って移動する状態である縦方向送り状態とのうちのどちらか一方の状態にして前記パレットを案内する機構である固定側ガイド機構と、
    前記パレットを仮想縦方向線と仮想横方向線とのうちのどちらか一方に選択的に沿って移動させるパレット移動機構と、
    とを備え、
    前記パレット主構造体の一辺に略平行な仮想線である仮想パレット縦方向線を仮想でき、
    前記パレットが前記パレット主構造体と該パレット主構造体の下側に前記仮想パレット縦方向線に平行する回転軸心の回りに空転できる様に固定される回転体である縦送り回転体とを有し、
    前記パレット移動機構が、縦横送り回転ローラ機構を有し、
    前記縦横送り回転ローラ機構が前記転動面に下方から接して前記転動面との接点である回転ローラ接点を含み水平方向に延びる仮想の接線である回転ローラ仮想接線を仮想縦方向線に平行にして転がる外周面を持ち回転できる回転ローラである縦送り回転ローラと該縦送り回転ローラを回転駆動できる回転ローラ駆動機構とを持ち、
    前記パレットが姿勢を前記横方向送り状態と前記縦方向送り状態との間で切り替える位置である切替位置にあるときに前記縦送り回転ローラが前記縦送り回転体を支持する、
    ことを特徴とする対象物搬送機構。
  2. 前記パレットが前記パレット主構造体と前記縦送り回転体と前記パレット主構造体の下側に前記仮想パレット縦方向線に上から見て直交する回転軸心の回りに空転できる様に固定される回転体である横送り回転体とを有し、
    前記縦横送り回転ローラ機構が前記縦送り回転ローラと前記転動面に下方から接して前記転動面との接点である回転ローラ接点を含み水平方向に延びる仮想の接線である回転ローラ仮想接線を仮想横方向線に平行にして転がる外周面を持ち回転できる回転ローラである横送り回転ローラと前記縦送り回転ローラと該横送り回転ローラとのどちらか一方の回転ローラを選択的に回転駆動できる回転ローラ駆動機構とを持ち、
    前記パレットが姿勢を前記横方向送り状態と前記縦方向送り状態との間で切り替える位置である切替位置にあるときに前記縦送り回転ローラが前記縦送り回転体を支持し前記横送り回転ローラが前記横送り回転体を支持する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の対象物搬送機構。
  3. 前記縦送り回転ローラが前記縦送り回転体を支持するときの前記パレット主構造体の高さが前記回転ローラが外周面を前記転動面に接して転動するときの前記パレット主構造体の高さより高い、
    ことを特徴とする請求項2に記載の対象物搬送機構。
  4. 前記回転体が中央部の直径より両サイドの直径が大きい輪郭をもつ回転面を形成し、
    前記パレットが前記切替位置にあるときに前記回転ローラの前記外周面が前記回転体の回転面の両サイドに接する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の対象物搬送機構。
  5. 前記縦横送り回転ローラ機構機構が前記横送り回転ローラを回転駆動する横送り回転ローラ駆動機構と前記縦送り回転ローラを回転駆動する縦送り回転ローラ駆動機構とを持ち、
    前記横送り回転ローラ駆動機構と前記縦送り回転ローラ駆動機構とのどちらかを選択的に作動させる。
    ことを特徴とする請求項4に記載の対象物搬送機構。
  6. 前記固定側ガイド機構が前記縦送り回転体を仮想横方向線に倣って移動する様に案内する横送りガイド部材を有する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の対象物搬送機構。
  7. 前記固定側ガイド機構が前記横送りガイド部材と前記横送り回転体を仮想縦方向線に倣って移動する様に案内する縦送りガイド部材とを有する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の対象物搬送機構。
  8. 前記パレット主構造体の下部構造が前記仮想パレット縦方向線に下から見て平行に伸びる様に設けられる前記転動面であるレール面を形成する一対の縦方向レールを持ち、
    前記縦送り回転ローラが両鍔付きの円筒形状をもつ回転ローラであり、
    前記縦送り回転ローラが両鍔で縦方向レールを挟みこみ前記レール面を転動できる、
    ことを特徴とする請求項7に記載の対象物搬送機構。
  9. 前記パレット主構造体の下部構造が一対の前記縦方向レールと仮想パレット縦方向線に下から見て直交して伸びる様に設けられる前記転動面であるレール面を形成する一対の横方向レールとを持ち、
    前記横送り回転ローラが両鍔付きの円筒形状をもつ回転ローラであり、
    前記横送り回転ローラが両鍔で前記横方向レールを挟みこみ前記レール面を連動できる、
    ことを特徴とする請求項8に記載の対象物搬送機構。
  10. 前記縦送り回転ローラが前記縦送り回転体を支持するときの前記パレット主構造体の高さが前記回転ローラが外周面を前記転動面に接して転動するときの前記パレット主構造体の高さより高い、
    ことを特徴とする請求項1に記載の対象物搬送機構。
  11. 前記回転体が中央部の直径より両サイドの直径が大きい輪郭をもつ回転面を形成し、
    前記パレットが前記切替位置にあるときに前記回転ローラの前記外周面が前記回転体の回転面の両サイドに接する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の対象物搬送機構。
  12. 前記縦横送り回転ローラ駆動機構が前記横送り回転ローラを回転駆動する横送り回転ローラ駆動機構と前記縦送り回転ローラを回転駆動する縦送り回転ローラ駆動機構とを持ち、
    前記横送り回転ローラ駆動機構と前記縦送り回転ローラ駆動機構とのどちらかを選択的に作動させる。
    ことを特徴とする請求項2に記載の対象物搬送機構。
  13. 前記固定側ガイド機構が前記縦送り回転体を仮想横方向線に倣って移動する様に案内する横送りガイド部材を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の対象物搬送機構。
  14. 前記固定側ガイド機構が前記縦送り回転体を仮想横方向線に倣って移動する様に案内する横送りガイド部材と前記横送り回転体を仮想縦方向線に倣って移動する様に案内する縦送りガイド部材とを有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の対象物搬送機構。
  15. 前記パレット主構造体の下部構造が前記仮想パレット縦方向線に下から見て平行に伸びる様に設けられる前記転動面であるレール面を形成する一対の縦方向レールを持ち、
    前記縦送り回転ローラが両鍔付きの円筒形状をもつ回転ローラであり、
    前記縦送り回転ローラが両鍔で縦方向レールを挟みこみ前記レール面を転動できる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の対象物搬送機構。
  16. 前記パレット主構造体の下部構造が前記仮想パレット縦方向線に下から見て平行に伸びる様に設けられる前記転動面であるレール面を形成する一対の縦方向レールと仮想パレット縦方向線に下から見て直交して伸びる様に設けられる前記転動面であるレール面を形成する一対の横方向レールとを持ち、
    前記縦送り回転ローラが両鍔付きの円筒形状をもつ回転ローラであり、
    前記縦送り回転ローラが両鍔で縦方向レールを挟みこみ前記レール面を転動でき、
    前記横送り回転ローラが両鍔付きの円筒形状をもつ回転ローラであり、
    前記横送り回転ローラが両鍔で前記横方向レールを挟みこみ前記レール面を連動できる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の対象物搬送機構。
  17. 複数の車両を水平面内で移動させて複数の駐車空間に駐車させる駐車装置であって、
    複数の車両を水平面内で互いに直交する仮想線である少なくとも1個の仮想縦方向線と少なくとも1個の仮想横方向線とに選択的に沿って移動させることをできる車両搬送機構と、
    前記車両搬送機構を制御する制御機構と、
    を備え、
    前記車両搬送機構が、車両が対象物に相当する請求項1乃至請求項16のうちの一つの対象物搬送機構であり、
    前記制御機構が、複数の車両を各々に搭載する複数の前記パレットを、前記仮想縦方向線と仮想横方向線とに沿って各々に移動させて、前記仮想縦方向線と仮想横方向線とに沿って位置する複数の駐車空間に置いて、車両を駐車空間に駐車させる、
    ことを特徴とする駐車装置。
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