JP6229203B2 - 燃料電池スタック - Google Patents

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Description

本発明は、膜電極接合体と、該膜電極接合体を挟む一対のセパレータである第1セパレータおよび第2セパレータとを備える燃料電池セルが複数積層された燃料電池スタックに関する。
この種の燃料電池スタックは、燃料電池スタックの外部に反応ガスや冷却水を漏らさないためのシール構造を有する。たとえば特許文献1には、金属製の薄板状部材をプレス加工することで一対のセパレータを形成し、特に一対のセパレータのうちの第1セパレータにプレス加工により突起を形成することで、シール構造を実現するものが提案されている。ここでは、第2セパレータの平らな面に第1セパレータの上記突起が接触する。突起は、金属製の薄板状部材から形成されているため弾性を有する。このため、第2セパレータの平らな面と第1セパレータの突起とを接触させ、これに荷重をかけることでシール性が得られると記載されている。
特開2004−342493号公報
ところで、上記燃料電池スタックには、燃料電池セルを積層した際の燃料電池セル同士の位置ずれを極力低減することが要求される。これは、位置ずれが大きいと、燃料電池セルに荷重をかけた際にセパレータ等が想定外に変位することで、ガスの通路が変形して反応ガスの圧力損失が増大し、ひいては発電性能が低下したり、シール性が低下したりするおそれがあるからである。
ここで、位置ずれを許容できる範囲まで低減するために燃料電池スタックを積層する工程において位置決め用のピンを立てるなどする場合には、製造工程において用いる設備が複雑となったり、製造工程自体が複雑となったりする。
本発明は、そうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、燃料電池スタックを製造するに際して燃料電池セル同士の位置ずれをより容易に抑制することのできる燃料電池スタックを提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段およびその作用効果について記載する。
膜電極接合体と、該膜電極接合体を覆う一対のセパレータである第1セパレータおよび第2セパレータとを備える燃料電池セルが複数積層され、該積層された複数の燃料電池セルの各燃料電池セル用の流体の集合部としてのマニホールド集合通路および該マニホールド集合通路から分岐したマニホールド分岐通路を備えるマニホールドが形成された燃料電池スタックにおいて、前記第1セパレータおよび前記第2セパレータには、前記マニホールド集合通路を構成するための開口部と、前記マニホールド集合通路をシールするためのシール部とが形成され、前記シール部のうち前記第1セパレータに形成される第1シール部は、突起部を備え、前記シール部のうち前記第2セパレータに形成される第2シール部は、湾曲した凹部である湾曲状凹部を備え、1の燃料電池セルの前記突起部の先端が該1の燃料電池セルに隣接する燃料電池セルの前記湾曲状凹部に、直接的にまたはシール補助部材を介して間接的に接触していることを特徴とする燃料電池スタック。
上記燃料電池スタックの製造工程のうちの燃料電池セルの積層工程は、1の燃料電池セルの前記突起部を、該1の燃料電池セルに隣接する燃料電池セルの前記湾曲状凹部に、直接的にまたはシール補助部材を介して間接的に接触させる工程を含む。そして、この積層工程を、燃料電池セルの面を鉛直方向に直交させて行うなら、湾曲状凹部の中心と突起部の中心とがずれている場合にはずれていない場合よりも鉛直方向上方の燃料電池セルの位置エネルギが高くなる。ここで、突起部が湾曲状凹部に直接的または間接的に接触する場合、突起部が湾曲状凹部に対して相対的に変位しようとするのを妨げる力が小さい。このため、鉛直上方の燃料電池セルの位置エネルギを極小値に近づけるように、突起部が湾曲状凹部に対して容易に相対変位する。このため、燃料電池セル同士の位置ずれがない場合に鉛直上方の燃料電池セルの位置エネルギが極小となるようにすることで、鉛直上方の燃料電池セルが位置エネルギを低減するように湾曲状凹部に対して突起部が相対的に変位し、燃料電池セル同士の位置ずれが低減される。
本発明によれば、燃料電池セル同士の位置ずれを容易に抑制することができる。
第1の実施形態にかかる燃料電池セルの平面図。 同実施形態にかかる電池セルの2−2断面図。 同実施形態にかかる電池セルの3−3断面図。 同実施形態にかかる電池セルの4−4断面図。 (a)および(b)は、突起部および湾曲部のそれぞれの断面図。 (a)〜(c)は、燃料電池スタックの製造工程を示す断面図。 (a)および(b)は、上記実施形態の作用を示す断面図。
以下、燃料電池スタックの一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に示す第1セパレータ20は、燃料電池スタックを構成する燃料電池セル10が備えるものである。第1セパレータ20は、金属製の薄板状部材にプレス加工により凹部22および凸部24からなる凹凸形状を付与されたものである。凸部24には、燃料電池セル10の内部において反応ガスの通路を区画したり、反応ガスや冷却水を流通させる経路を燃料電池スタックの外部から遮断するシール構造を構成したりする役割がある。
第1セパレータ20には、上記薄板状部材が打ち抜かれることで開口部30〜39が形成されている。開口部30は、各燃料電池セル10を冷却する冷却水を供給する集合部であるマニホールド集合通路MAを構成する。開口部32は、各燃料電池セル10を冷却した冷却水の集合部であるマニホールド集合通路MAを構成する。開口部34は、各燃料電池セル10に水素ガスを供給する水素ガスの集合部であるマニホールド集合通路MAの一部を構成する。開口部36は、各燃料電池セル10から流出する水素ガスの集合部であるマニホールド集合通路MAを構成する。開口部38は、各燃料電池セル10に酸素ガスを供給する酸素ガスの集合部であるマニホールド集合通路MAを構成する。開口部39は、各燃料電池セル10から流出する酸素ガスの集合部であるマニホールド集合通路MAを構成する。
図2に、図1の2−2断面を示す。
図示されるように、燃料電池セル10は、第1セパレータ20と、第2セパレータ40と、フレーム50と、膜電極接合体70とを備えている。
第2セパレータ40は、金属製の薄板状部材にプレス加工により凹部42および凸部44からなる凹凸形状を付与されたものである。凸部44には、燃料電池セル10の内部において反応ガスの通路を区画したり、反応ガスや冷却水を流通させる通路を燃料電池スタックの外部から遮断するシール構造を構成したりする役割がある。なお、第2セパレータ40にも、上記薄板状部材が打ち抜かれることで開口部30〜39が形成されている。
膜電極接合体70は、固体高分子膜である電解質膜72と、電解質膜72を挟む一対の電極74,76とを備えている。すなわち、本実施形態では、燃料電池セル10として、固体高分子形燃料電池を例示している。膜電極接合体70は、フレーム50に接続されている。詳しくは、本実施形態では、電解質膜72の端部をフレーム50が挟み込むことで、電解質膜72がフレーム50に接続されている。これは、図2の記載においては、開口部34よりも左側において電解質膜72がフレーム50に挟まれる一方、開口部34よりも右側においては電解質膜72が存在しないことで示されている。なお、フレーム50にも、開口部34が形成されている。
第2セパレータ40における開口部34の周縁は、凹部42となってフレーム50に接触しており、この凹部42とフレーム50とによって、マニホールド集合通路MAが燃料電池セル10の内部に対してシールされている。ただし、第2セパレータ40における開口部34の周縁のうち図中左側の一部は、フレーム50に形成された溝部52に対向している。溝部52は、フレーム50が切削されてその厚さが低減されることで形成されたものである。こうした構成によれば、開口部34によって構成されるマニホールド集合通路MA内の水素ガスは、図2に矢印にて示すように、溝部52を介して、膜電極接合体70と凸部44とによって区画される空間に流出する。
このように、本実施形態では、溝部52によって、各燃料電池セル10に水素ガスを分配するマニホールド分岐通路MBが形成されている。なお、マニホールドMとは、マニホールド集合通路MAおよびマニホールド分岐通路MBを構成する部分のことであり、各燃料電池セル10用の流体を集合させたり、各燃料電池セル10用の流体を分岐させたりする。
なお、第1セパレータ20における開口部34の周縁は、凹部22となってフレーム50に接触しており、この凹部22とフレーム50とによって、開口部34によって構成されるマニホールド集合通路MAに対して燃料電池セル10の内部をシールしている。また、開口部34付近において第1セパレータ20側にはフレーム50に溝部52が形成されない。これは、本実施形態においては、フレーム50および膜電極接合体70と第2セパレータ40との間に水素ガスを流通させ、フレーム50および膜電極接合体70と第1セパレータ20との間に水素ガスを流通させない設定を例示していることに対応している。
図3に、図1の3−3断面を示す。
図示されるように、第1セパレータ20における開口部30の周縁や開口部32の周縁は、いずれも凹部22となってフレーム50に接触している。そして、これら凹部22とフレーム50とによって、開口部30,32によって構成されるマニホールド集合通路MAに対して燃料電池セル10の内部をシールしている。
一方、第2セパレータ40における開口部30の周縁や開口部32の周縁は、いずれも凹部42となってフレーム50に接触している。そして、これら凹部42とフレーム50とによって、開口部30,32によって構成されるマニホールド集合通路MAに対して燃料電池セル10内をシールしている。
そして、隣接する一対の燃料電池セル10のうちの一方の第1セパレータ20に他方の第2セパレータ40が重ねられることで、冷却水の通路が形成される。すなわち、図3においては、第1セパレータ20における開口部30よりも左側の凹部22と、上記他方の第2セパレータ40とによって区画される空間が、開口部30によって構成されるマニホールド集合通路MA内の冷却水を各燃料電池セル10に分配するマニホールド分岐通路MBを区画する。なお、このマニホールド分岐通路MBによって分配される冷却水の冷却対象となる燃料電池セルは、その両側の一対の燃料電池セル10である。
図4に、図1の4−4断面を示す。
図示されるように、第1セパレータ20における開口部39の周縁は、凹部22となってフレーム50に接触している。そして、これら凹部22とフレーム50とによって、開口部39によって構成されるマニホールド集合通路MAに対して燃料電池セル10の内部をシールしている。
一方、第2セパレータ40のうち開口部39の周縁は、凹部42となってフレーム50に接触している。そして、これら凹部42とフレーム50とによって、開口部39によって構成されるマニホールド集合通路MAに対して燃料電池セル10内をシールしている。
なお、図1において開口部39における第1セパレータ20の周縁のうち図中左側の一部は、図3に示したものと同様の溝部52に対向している。これは、本実施形態においては、フレーム50および膜電極接合体70と第1セパレータ20との間に酸素ガスを流通させ、フレーム50および膜電極接合体70と第2セパレータ40との間に酸素ガスを流通させない設定を例示していることに対応している。
上記第2セパレータ40の形状は、図1に示した第1セパレータ20の形状の鏡像とすればよい。すなわち、たとえば、図2において、第2セパレータ40における開口部34の周縁を、図1において第1セパレータ20における開口部34の周縁とし、図3において、第2セパレータ40における開口部30の周縁を、図1において、第1セパレータ20における開口部30の周縁とすればよい。
上記第1セパレータ20の凸部24のうち開口部30〜39を囲む部分は、第1シール部26を構成し、第2セパレータ40の凸部44のうち開口部30〜39を囲む部分は、第2シール部46を構成する。そして、これら第1シール部26および第2シール部46によって、マニホールド集合通路MAを外部に対してシールする。なお、図1においては、凸部24のうち、第1シール部26を構成する部分を網掛けとし、それ以外を実線(太線)として区別している。そして、第1シール部26を構成する各凸部24については、いずれをシールするかを特定するために、「(a)〜(e)」を付与している。すなわち、凸部24(a)は、開口部30,32によって構成されるマニホールド集合通路MAを燃料電池スタックの外部に対してシールする。また、凸部24(b)〜24(e)のそれぞれは、開口部34〜39のそれぞれによって構成されるマニホールド集合通路MAを燃料電池スタックの外部に対してシールする。
なお、図1における凸部24によって区画される反応ガスの通路は、模式的に示したものであり、実際の通路形状は任意でよい。また、シール部を構成しない凸部24やこれに対向する凸部44については、その一部の高さを他と比較して低くすることで、冷却水が図1の中央部に流通可能とすることが望ましい。
ここで、第1シール部26は、図2、図3、および図4に示すように、凸部24によって形成される第1突起部26aの中央に第2突起部26bを備えている。これに対し、第2シール部46は、凸部44の上面が湾曲状の凹部である湾曲状凹部46aとされて構成されている。
図5に、第2突起部26bと湾曲状凹部46aとの関係を示す。
図5(a)に示すように、第2突起部26bは、金属製の板状部材のプレス加工によって、その表面が円弧状の断面形状を有するものである。ここで、断面は、図2〜図4の記載からもわかるように、凸部24の延設方向に直交する断面である。すなわち、たとえば、図1の凸部24(d)のうち、第1セパレータ20の短手方向に延びる部分については長手方向に平行な断面であり、第1セパレータ20の長手方向に延びる部分については短手方向に平行な断面である。なお、図5(a)には、第2突起部26bの先端部の中心P1で定義される第1の曲率半径rを示してある。ここで、中心P1は、第2突起部26bのうち、フレーム50および膜電極接合体70の面(図2の上下方向に直交する面、図1と平行な面)から最も離間する位置を示す。
一方、図5(b)に示すように、湾曲状凹部46aは、金属製の板状部材のプレス加工によって、その表面に球面形状のくぼみを形成したものである。ここで、断面は、図2〜図4の記載からもわかるように、凸部44の延設方向に直交する断面である。なお、図5(b)には、湾曲状凹部46aの先端部の中心P2で定義される第2の曲率半径Rを示してある。ここで、中心P2は、湾曲状凹部46aのうち、フレーム50および膜電極接合体70の面に最も近接する位置を示す。なお、湾曲状凹部46aの端部を除くほぼ全域で曲率半径がほぼ一定となることが望ましい。
本実施形態では、第1の曲率半径rよりも第2の曲率半径Rを大きい値に設定している。また、燃料電池スタックを構成する燃料電池セル10同士の位置ずれが生じない場合、中心P1と中心P2とが一致するように設計されている。
図6に、本実施形態にかかる燃料電池スタックの製造工程を示す。なお、図6において、上側が鉛直上方を示している。また、図6において、燃料電池セル10に付与された符号である「10(1),10(2)」の「(1)」や「(2)」は、セル同士を識別するために便宜的に用いたものである。
図6(a)は、燃料電池セル10(1)のうち第2突起部26bに熱硬化型の接着剤80を塗布する工程を示す。図6(b)は、上記接着剤80が塗布された第2突起部26bを有する燃料電池セル10(1)の上に燃料電池セル10(2)を積層する積層工程を示す。なお、第2突起部26bは、凸部24である第1突起部26a上に形成されるものであるため、積層工程においては、第1セパレータ20の凸部24のうち第1シール部26以外と第2セパレータ40の凸部44のうち第2シール部46以外とが接触するのに先立って第1シール部26と第2シール部46とが接触する。すなわち、湾曲状凹部46aと第2突起部26bとが最初に接触する。そして、第1セパレータ20の凸部24のうち第1シール部26以外の部分と、第2セパレータ40の凸部44のうち第2シール部46以外の部分とが接触する際には、湾曲状凹部46aと第2突起部26bとはそれ以外の部分よりも作用反作用の関係にあるより強い力を及ぼしあう。なお、ここで、湾曲状凹部46aと第2突起部26bとの接触とは、接着剤80を介しての間接的な接触であってもよいが、湾曲状凹部46aと第2突起部26bとが互いに力を及ぼしあうことで、湾曲状凹部46aと第2突起部26bとが直接的に接触し、接着剤80は湾曲状凹部46aと第2突起部26bとの周囲に付着する態様としてもよい。
図6(c)は、燃料電池セル10を積層した後、接着剤80を加熱する加熱工程を示す。この工程によって、接着剤80が硬化することで、第2突起部26bと湾曲状凹部46aとが接着剤80によって固定される。なお、燃料電池スタックが車両に配置される際には、図1に示した第1セパレータ20の面の法線方向を水平方向とすることが望ましい。
ここで、本実施形態の作用を、図7に基づき説明する。
図7(a)は、図6(b)に示した積層工程において第2突起部26bの中心P1が湾曲状凹部46aの中心P2からずれた状態を示す。この場合、第2突起部26bの中心P1が湾曲状凹部46aの中心P2に一致する場合と比較して、図6(b)に示した燃料電池セル10(2)の位置エネルギが高くなる。この際、第2突起部26bおよび湾曲状凹部46aはいずれも滑らかな表面形状を有しているため、上記位置エネルギを低減するように、第2突起部26bが湾曲状凹部46aを相対的に変位することを妨げる力は小さい。このため、上記位置エネルギを低減するように、第2突起部26bが湾曲状凹部46aを容易に相対変位する。このため、図7(b)に示すように、第2突起部26bの中心P1と湾曲状凹部46aの中心P2とのずれが容易に低減される。
しかも、このずれの低減は、図1に示す第1セパレータ20の平面上において互いに直交する2つの方向(たとえば、第1セパレータ20の長手方向および短手方向)の双方において行われる。すなわち、図5(a)に示した第2突起部26bの断面形状は、凸部24の延設方向に直交する断面における形状であり、図5(b)に示した湾曲状凹部46aの断面形状は、凸部44の延設方向に直交する断面における形状である。そして、第2突起部26bが形成された凸部24と湾曲状凹部46aが形成された凸部44とが第1セパレータ20の長手方向および短手方向に延びるため、湾曲状凹部46aに対する第2突起部26bの相対的な変位方向は、第1セパレータ20の長手方向および短手方向の双方となる。詳しくは、たとえば図2や図3に示した部分においては、湾曲状凹部46aに対する第2突起部26bの相対的な変位方向は、第1セパレータ20の長手方向となり、たとえば図4に示した部分においては、湾曲状凹部46aに対する第2突起部26bの相対的な変位方向は、第1セパレータ20の短手方向となる。
以上説明した本実施形態によれば、以下に記載する効果が得られるようになる。
(1)第1セパレータ20の第1シール部26に第2突起部26bを備え、第2セパレータ40の第2シール部46に湾曲状凹部46aを備えることで、燃料電池セル10同士の位置ずれを容易に抑制することができる。
(2)第2セパレータ40の凸部44に湾曲状凹部46aを形成した。この場合、第2シール部46のうち燃料電池セル10の内側の面がフレーム50に接触しない。これにより、第2突起部26bと湾曲状凹部46aとが互いに作用反作用の関係にある力を及ぼしあう際に、湾曲状凹部46aを容易に弾性変形させることができる。
(3)図1に示したように、第1セパレータ20のうち第1シール部26を構成する凸部24(e)および凸部24(d)の間の部分は、膜電極接合体70に対向している。また、図1に示したように、凸部24(a)のうち第1セパレータ20の長辺側に延びる部分の間の部分は、膜電極接合体70に対向している。すなわち、第1シール部26や第2シール部46が第1セパレータ20や第2セパレータ40における膜電極接合体70に対向する面を挟んだ両側に形成されている。この場合、積層工程において、中心P1と中心P2とにずれがある状態で燃料電池セル10(1)と燃料電池セル10(2)とが積層されると、膜電極接合体70を挟んだ両側の一方と他方との双方が、中心P1と中心P2とのずれを低減するようにバランスよく変位する。このため、中心P1と中心P2とのずれを好適に低減することができる。
(4)湾曲状凹部46aの曲率半径(第2の曲率半径R)を第2突起部26bの曲率半径(第1の曲率半径r)よりも大きくした。これにより、湾曲状凹部46a上を第2突起部26bが相対的に変位する際に、第2突起部26bおよび湾曲状凹部46aの形状に起因して、変位を妨げる力が働く事態を好適に抑制することができる。
(5)第1セパレータ20および第2セパレータ40を、プレス加工により成形された金属製のセパレータとした。この場合、金属製の薄板状部材の特性に起因して、第1セパレータ20および第2セパレータ40は、弾性変形が容易である。したがって、第1シール部26および第2シール部46が互いに作用反作用の力を及ぼしあうことで、第1シール部26および第2シール部46間のスキマを低減しひいてはシール構造を実現することができる。
(6)第2突起部26bを、凸部24である第1突起部26a上に形成した。ここで、凹部22はフレーム50と接触することなどから、フレーム50の側への変位が困難であるのに対し、凸部24はフレーム50に接触していないことなどから、フレーム50側への変位が容易である。このため、第1シール部26および第2シール部46が互いに作用反作用の関係にある力を及ぼしあうことで、第2突起部26bを湾曲状凹部46aによって及ぼされる力の方向に容易に変位させることができる。
(7)積層工程の後に接着剤を硬化させることで第2突起部26bと湾曲状凹部46aとを接着した。このため、第2突起部26bの中心P1と湾曲状凹部46aの中心P2とのずれを低減するように燃料電池セル10(2)が変位する際に、接着剤80がこれを妨げることがない。
<その他の実施形態>
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・「突起部について」
上記実施形態では、酸素ガス用のマニホールド集合通路MA(開口部38,39)のためのシール構造、水素ガス用のマニホールド集合通路MA(開口部34,36)のためのシール構造、および冷却水用のマニホールド集合通路MA(開口部30,32)のためのシール構造に、第2突起部26bを採用したが、これに限らない。たとえば、図1に示した凸部24(a),24(b),24(c)のみに第2突起部26bを採用し、図1に示した凸部24(d),24(e)については、第2突起部26bを使用しなくてもよい。さらに、たとえば、図1に示した凸部24(b),24(c)のみに第2突起部26bを採用してもよい。これらの場合であっても、湾曲状凹部46aの中心P2(図7参照)と、第2突起部26bの中心P1との差を低減するように燃料電池セル10が変位すると考えられることから、燃料電池セル10同士の位置ずれを抑制する上で、第2突起部26bを備えることは有効である。
上記実施形態では、第2突起部26bの先端部が、湾曲状凹部46aの曲率半径(第2の曲率半径R)よりも小さい第1の曲率半径rを有するものとしたが、これに限らない。たとえば、第2突起部26bの断面形状が図5(a)のものに代えて、台形形状となるものであっても、その先端部分(フラットな部分)の面積があまり大きくならない場合には、湾曲状凹部46aの中心P2と第2突起部26bの中心P1とのずれを低減するように燃料電池セル10が変位すると考えられる。
なお、第1突起部26a上に第2突起部26bが形成されるものに限らない。たとえば、第1突起部26aを備えることなく、第1セパレータ20の凹部22に第2突起部26bを形成してもよい。この場合であって、第2シール部46を構成する凸部を、第2セパレータ40のそれ以外の凸部44よりも高く設定することで、第2突起部26bと湾曲状凹部46aとを上記実施形態に準じた態様にて接触させることができる。
上記実施形態では、凸部24のうち第1シール部26にのみ第2突起部26bを形成したがこれに限らない。たとえば、マニホールド集合通路MAのシール構造に寄与しない凸部24にも第2突起部26bを形成してもよい。
第2突起部26bの断面形状が図5(a)に示した形状となる断面としては、第1セパレータ20の長手方向および短手方向のように互いに直交する2つの断面であることは必須ではない。たとえば、法線方向が互いに平行とならない2つの断面の一方において、図5(a)に示した形状となる部分と、他方において図5(a)に示した形状となる部分とを備えてもよい。換言すれば、第1シール部26を構成する凸部24の延びる方向が複数あるなら、これらが互いに直交しなくてもよい。こうした場合であっても、第1セパレータ20の平面方向における位置ずれを好適に抑制することができる。
・「湾曲状凹部について」
上記実施形態では、第2セパレータ40の凸部44に湾曲状凹部46aを形成したが、これに限らない。たとえば第2セパレータ40の凹部42に湾曲状凹部46aを形成してもよい。この場合であっても、たとえば第1セパレータ20のうち第1シール部26に対応する凸部24を他の凸部24よりも高くして且つフレーム50のうち第2シール部46に対応する部分の表面を切削することで湾曲状凹部46aの内壁面がフレーム50に接触しないようにするなら、上記実施形態に準じた効果を得ることができる。
なお、湾曲部の配置箇所は、少なくとも上記「突起部について」の欄に記載した突起部の配置箇所の変更に応じて変更してよい。
・「シール補助部材について」
上記実施形態では、シール補助部材としての接着剤80を用いたが、これに限らない。たとえば、第2突起部26bおよび湾曲状凹部46aの少なくとも一方の表面にシール補助部材としてのゴムを印刷し、ゴムを介して第2突起部26bと湾曲状凹部46aとを間接的に接触させてもよい。ただし、この場合、燃料電池セル10の積層工程において、湾曲状凹部46aと第2突起部26bとの摩擦抵抗が、湾曲状凹部46aの中心P2と第2突起部26bの中心P1とのずれを低減するように燃料電池セル10が変位可能な大きさとなるゴムを選択する。
なお、第2突起部26bと湾曲状凹部46aとが互いに及ぼしあう力によって要求されるシール性を確保できるなら、シール補助部材を用いなくてもよい。
・「燃料電池スタックの製造工程について」
上記実施形態では、各燃料電池セル10について、第1セパレータ20が第2セパレータ40よりも鉛直方向上側にくるようにして燃料電池セル10を積層したが、積層工程としては、これに限らない。たとえば、各燃料電池セル10について、第2セパレータ40が第1セパレータ20よりも鉛直方向上側にくるようにして燃料電池セル10を積層してもよい。
積層工程における燃料電池セル10同士の位置ずれを許容範囲内に抑制するための手法としては、燃料電池セル10が位置エネルギを極小とするように変位しようとするのに頼った手法のみに限らない。たとえば、他の位置ずれ抑制手法(位置決め手法)を併用してもよい。この場合であっても、燃料電池セル10が位置エネルギを極小とするように変位しようとするのに頼った手法を利用することで、位置ずれの抑制のための工数を低減することができることには相違ない。換言すれば、位置ずれを容易に抑制することができることには相違ない。
・「セパレータについて」
上記実施形態では、第1セパレータ20の第1シール部26に第2突起部26bを一律形成して且つ、第2セパレータ40の第2シール部46に湾曲状凹部46aを一律形成したがこれに限らない。たとえば、1のマニホールド集合通路MAをシールする第1シール部26に第2突起部26bを形成するとともに第2シール部46に湾曲状凹部46aを形成する一方、他のマニホールド集合通路MAをシールする第1シール部26に湾曲状凹部46aを形成するとともに第2シール部46に第2突起部26bを形成してもよい。これは、たとえば、図2の構成をそのままとし、図3において、第1シール部26に湾曲状凹部46aを形成するとともに第2シール部46に第2突起部26bを形成することで実現できる。
第1セパレータ20としては、金属製の薄板状部材がプレス加工により起伏を有するように成形されたものに限らない。たとえば、弾性を有するカーボン素材が上記実施形態において例示したような形状に成形されたものであってもよい。
第2セパレータ40としては、金属製の薄板状部材がプレス加工により起伏を有するように成形されたものに限らない。たとえば、弾性を有するカーボン素材が上記実施形態において例示したような形状に成形されたものであってもよい。
・「各燃料電池セル用の流体の通路について」
上記実施形態では、冷却水用のマニホールド集合通路MAと水素ガス用のマニホールド集合通路MAとの間に酸素ガス用のマニホールド集合通路MAを形成したが、これに限らない。たとえば、水素ガス用のマニホールド集合通路MAと酸素ガス用のマニホールド集合通路MAとの間に、冷却水用のマニホールド集合通路MAを形成してもよい。
開口部30〜39のそれぞれによって構成されるマニホールド集合通路MAが燃料電池セル10の短辺側に設けられることは必須ではなく、たとえば、少なくとも一部を長辺側に設けてもよい。
・「各燃料電池セル用の流体について」
各燃料電池セル用の流体としては、上記実施形態に例示したものに限らない。たとえば、流体のうちの反応ガスとしては、酸素ガスに代えて空気を用いてもよい。また、冷媒としては、冷却水に限らず、フロン等の気体であってもよい。
・「そのほか」
上記実施形態では、膜電極接合体70のうち電解質膜72の端部がフレーム50に挟まれる構成としたが、これは必須ではない。
M…マニホールド、MA…マニホールド集合通路、MB…マニホールド分岐通路、r…第1の曲率半径、R…第2の曲率半径、P1,P2…中心、10…燃料電池セル、20…第1セパレータ、22…凹部、24…凸部、26…第1シール部、26a…第1突起部、26b…第2突起部、30〜39…開口部、40…第2セパレータ、42…凹部、44…凸部、46…第2シール部、46a…湾曲状凹部、50…フレーム、52…溝部、70…膜電極接合体、72…電解質膜、74…電極、76…電極、80…接着剤。

Claims (4)

  1. 膜電極接合体と、該膜電極接合体を覆う一対のセパレータである第1セパレータおよび第2セパレータとを備える燃料電池セルが複数積層され、該積層された複数の燃料電池セルの各燃料電池セル用の流体の集合部としてのマニホールド集合通路および該マニホールド集合通路から分岐したマニホールド分岐通路を備えるマニホールドが形成された燃料電池スタックにおいて、
    前記第1セパレータおよび前記第2セパレータには、前記マニホールド集合通路を構成するための開口部と、前記マニホールド集合通路をシールするためのシール部とが形成され、
    前記シール部のうち前記第1セパレータに形成される第1シール部は、突起部を備え、
    前記シール部のうち前記第2セパレータに形成される第2シール部は、湾曲した凹部である湾曲状凹部を備え、
    1の燃料電池セルの前記突起部の先端が該1の燃料電池セルに隣接する燃料電池セルの前記湾曲状凹部に、直接的にまたはシール補助部材を介して間接的に接触し
    前記第2シール部は、該第2シール部の周囲に対して当該燃料電池セルの外部に突出する凸部を備え、該突出する凸部の表面が前記湾曲状凹部となっており、該突出する凸部の内壁面は、当該燃料電池セル内の部材に接触しないように構成され、
    前記突起部の先端部は、第1の曲率半径を有し、前記湾曲状凹部は、前記第1の曲率半径よりも大きい第2の曲率半径を有することを特徴とする燃料電池スタック。
  2. 前記第1セパレータおよび前記第2セパレータには、前記膜電極接合体に対向する部分を挟むようにして前記開口部が複数形成されており、
    前記第1シール部および前記第2シール部は、前記対向する部分を挟んだ両側の前記開口部のそれぞれによって構成されるマニホールド集合通路をシールする部分を含む請求項1記載の燃料電池スタック。
  3. 前記第1セパレータおよび前記第2セパレータは、プレス加工により成形された金属製のセパレータである請求項1または2記載の燃料電池スタック。
  4. 前記突起部は、前記第1シール部の周囲に対して当該燃料電池セルの外部に突出する凸部である第1突起部と、該第1突起部上に形成されて前記湾曲状凹部に直接的にまたはシール補助部材を介して間接的に接触する第2突起部とを備えている請求項記載の燃料電池スタック。
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