JP6224742B2 - 包装容器 - Google Patents

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Description

本発明は、簡単に組み立てて内部にケーキ等を収納して持ち運べるようにした包装容器、特に箱本体組み立て時に保冷材スペースをワンタッチで組み立てることができる包装容器に関するものである。
従来、ケーキ等の菓子類を収納して持ち運ぶのに使用する包装容器としては、例えば、下記特許文献1に記載されている構成のケーキ収納箱が知られている。このケーキ収納箱は、ケーキを収容する底及び胴体(分割体となっている)を構成する箱本体と、該箱本体上に覆設される下面解放型の蓋で構成され、前記箱本体のコーナー部内側には、保冷材を入れることのできるコーナー収納部が縦方向に形成された構成を有している。
特開2000−289780号公報
しかしながら、上記の構成のケーキ収納箱では、コーナー収納部を構成するには、箱本体を組み立てた後、箱本体のコーナー部内側に別部品となるコーナー収納部を設置し、これを接着剤などにより、箱本体のコーナー部内側に貼り付け固定する必要があり、ケーキ収納箱の組み立てに手間と時間がかかるという不具合があった。
本発明は上述のような不具合に鑑みてなされたもので、その目的は、簡単に組み立てて内部にケーキ等を収納して持ち運べるようにでき、とりわけ箱本体組み立て時に箱本体及び保冷材スペースをワンタッチで組み立てることができる包装容器を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、底板と、底板の前側辺に連接される前壁と、底板の後側辺に連接される後壁と、底板の左側辺に連接される左側壁と、底板の右側辺に連接される右側壁と、前記前壁、後壁、左側壁又は右側壁のいずれかに連接され、これら各壁の上縁を被覆する天板とを備えた包装容器であって、前記前壁の左右両側縁部とこれらの縁部に対応する左右両側壁の縁部は、左右両側壁が包装容器内部へ向けて折り畳み可能に結合され、また、前記前壁、後壁、左側壁又は右側壁のいずれかの内側には保冷材収容のためのスペースが設けられており、前記保冷材収容スペースは、前壁の左端又は右端のいずれかから左方又は右方へ延伸して連接された成形フラップと、この成形フラップの延伸方向基端部分に設けられ、近接する左側壁又は右側壁のいずれかの内面に結合される第1の結合区域と、前記第1の結合区域と一体的に連続し、且つ前記結合区域よりも成形フラップの延伸方向先端側部分に設けられたフラップ本体と、前記フラップ本体の内部において、成形フラップの延伸方向先端側部位ではフラップ本体と一体の起点となり、またこの起点から成形フラップの延伸方向基端側寄りの終点部位までにかけてフラップ本体から切り分け成形されて成形フラップの延伸方向とは反対向きに延びる切込み区域と、からなり、前記第1の結合区域と前記フラップ本体との境界部分には前記成形フラップを折り曲げ可能にする第1の切込線が形成され、前記切込み区域の成形フラップの延伸方向中間部分には当該切込み区域を折り曲げ可能にする第2の切込線が形成され、且つ、前記切込み区域の、前記第2の切込み線よりも成形フラップの延伸方向基端側部分には前壁の内面に結合される第2の結合区域が形成されており、また、前記前壁の前記成形フラップが延伸して連接された側縁部とは反対側の側縁部には接合フラップが設けられ、当該接合フラップは、収納箱の内側方向へ折り曲げて前壁の内面に重ね合わせられた状態で、その外面が隣接する側壁の内面に重ね合わせ結合される第3の結合区域が設けられており、前記接合フラップとこれに対応する側壁とは、前記第3の結合区域において、両部材の底面側の一定領域では非結合領域となし、その領域よりも上の領域で結合領域として結合され、且つ当該非結合領域と結合領域との境界部において側壁にはその前端縁と底板との交点から後ろ上方へ向けて延びる折曲げ線が形成されており、前記成形フラップとこれに対応する側壁とは、前記第1の結合区域において、両部材の底面側の一定領域では非結合領域となし、その領域よりも上の領域で結合領域として結合され、且つ当該非結合領域と結合領域との境界部において側壁にはその前端縁と底板との交点から後ろ上方へ向けて延びる折曲げ線が形成されており、成形フラップの前記切込み区域の終点部位は前壁に結合されていることを特徴とするものである。これにより、収納箱の前記前壁、左側壁及び右側壁部分が底板からワンタッチで組み立てされるのに加えて、前記収容スペースもまた前壁の内面からワンタッチで組み立て成形されることができる。
本発明のさらに別の態様では、切込み区域は概略矩形状に形成され、当該切込み区域の前壁への結合部分よりも接合端寄りの部分には切込み区域の長手方向に対して交差する方向に切込線が形成されており、包装容器のワンタッチ箱組み操作に際して、前記切込線が折り曲げられて切込み区域が立ち上がり、前記成形フラップを前記前壁から離間させることを特徴とする。これにより、包装容器本体に加えて、保冷材スペースをワンタッチで組み立てるに際して、切込み区域を立ち上げる折り曲げ操作が円滑に行われることができる。
以上のように、本発明によれば、輸送・保管に場所をとらず、使用時に左右側面板を直立した状態に簡単に組み立て内部にケーキ等を収納して持ち運べるようにできる。また、箱本体組み立て時に保冷材収容スペースをワンタッチで組み立てることができる等の降下が得られる。
本発明の一実施の形態に係る包装容器の蓋を開けた状態を示す斜視図 本実施の形態に係る包装容器を折り畳んだ状態示す斜視図 本発明の実施の形態のブランク板を示す平面図(展開図)である。 本実施の形態に係る包装容器の内部の収容スペースを拡大して示す部分斜視図である。 本実施の形態に係る包装容器の内部の収容スペースを図4とは別の方向から拡大して示す部分斜視図である。
以下本発明の実施形態を図面に基づき説明する。図1は本発明の一実施の形態に係る包装容器の蓋を開けた状態を示す斜視図,図2は本実施の形態に係る包装容器を折り畳んだ状態示す斜視図、図3は本実施の形態のブランク板を示す平面図(展開図)である。また、図4は本実施の形態に係る包装容器の内部の収容スペースを拡大して示す部分斜視図、図5は本実施の形態に係る包装容器の内部の収容スペースを図4とは別の方向から拡大して示す部分斜視図である。
図1において、符号1は包装容器を示す。この包装容器1は、正方形又は長方形の底板2に対して、周壁として前壁3a、後壁3b及び左側壁4a、右側壁4bが折曲げ起立可能に連設されている。包装容器1の、前壁3aの内側(図1では内側右隅)には保冷材を収容する収容スペース5が設けられている。ここで、「保冷材」には、通常認識される保冷剤に加え、これとは異なった材質(例えば比熱の大きい金属等)を使用したものを含む。この包装容器1は不使用時、或いは運搬時はスペースをとらないよう左側壁4a及び右側壁4bの途中を折り曲げることにより、図2に示されるように折り畳まれる。包装容器1の各部の構成が図3により詳細に表されている。
図3は包装容器1のブランク板を示す展開図であり、表抜きの態様(すなわち、図に見える面が包装容器1の内側面となる)を示す。図3において、前壁3aは底板2に対して折曲げ線aを介して連設され、後壁3bは底板2に対して折曲げ線bを介して連設され、左側壁4aは底板2に対して折曲げ線cを介して連設され、右側壁4bは底板2に対して折曲げ線dを介して連設されている。後壁3bの延長上には折曲げ線eを介して天板6が折り曲げ可能に連設され、天板6の先方には折曲げ線fを介して蓋フラップ7が折り曲げ可能に連設されている。そして左側壁4aの後方端部には左側内側壁8が折曲げ線gを介して折り曲げ可能に連設され、右側壁4bの後方端部には右側内側壁9が折曲げ線hを介して折り曲げ可能に連設されている。左側内側壁8の先端には係止部8aが切込み形成される一方、右側内側壁9の先端には係止部9aが切込み形成されており、包装容器1の組み立て時に係止部8aと係止部9aが互いに係合して後壁3bの内側に内側壁を形成する。また、左側壁4a及び右側壁4bの上端には、包装容器1の内側に向ってアングル状に折り曲げられる上部フラップ10a,10bがそれぞれ折曲げ線i,jを介して折り曲げ可能に連設され、蓋受け用周縁部を形成している。また、前壁3aの左端には前壁3aと左側壁4aとを接合するための接合フラップ11が折曲げ線kを介して折り曲げ可能に連設されている。
前壁3aの右端には成形フラップ12が折曲げ線mを介して折り曲げ可能に連設されている。成形フラップ12は接合フラップ11に比べて大きな長さ寸法を有し、包装容器1が箱組みされたときに収容スペース5を構成する。そのために、成形フラップ12には所定形状の切込み区域13が形成されている。切込み区域13は概略矩形状に形成され、成形フラップ12の先端に近い側の一端辺において折曲げ線nを介して成形フラップ12に一体的に且つ折り曲げ可能に連設され、矩形の残りの辺である成形フラップ12の先端に近い側の辺13aと上下2つの辺13b、13cの部分はフラップ本体部分12aから切り分けられている。切込み区域13の構成上、上記一端辺(折曲げ線と同等であるため「n」の符号で表す)が基端辺となり、辺13aが先端辺となる。また、基端辺nと先端辺13aの中間部分にはこれらの辺n、13aと平行の方向に延びて複数の切込線14が間隙を空けて形成されている。さらに、切込み区域13の先端辺13aと折曲げ線mとの間の成形フラップ12部分には上記切込線14よりも大きな長さ寸法の複数の切込線15が間隙を空けて形成されている。これらの切込線14、15は、それぞれの部位において切込み区域13又は成形フラップ12を折り曲げ易くするためのものであり、上記された折曲げ線a、b、c等と同じ機能を有している。
このような、ブランク板構造において、包装容器1を成形する動作を説明する。前壁3aの右側部分においては、成形フラップ12の切込み区域13の先端辺13aに近い部分に糊を塗布して糊付け部13d(図3中円形の網線で表してある)を形成し、当該成形フラップ12を折曲げ線mにおいて内側(図3では立上り方向、外側は立下り方向とする。以下同じ)へ折り曲げて前壁3aの内面に重ね合わせる。これにより、前壁3aと成形フラップ12は糊付け部13dにおいて結合される。この成形フラップ12を前壁3aの内面に重ね合わせた状態において、上面側へ表れた成形フラップ12の外面に糊を塗布する。その状態で、右側壁4bを折曲げ線dにおいて内側へ折り曲げて底板2の内面に重ね合わせると、当該右側壁4bと成形フラップ12が上記糊を塗布した部分において結合される。ここで、成形フラップ12の外面の糊塗布領域12bは、図3において一点鎖線で表された境界線pよりも下で且つ切込線15を繋ぐ線(これも折曲げ線を形成する)よりも折曲げ線m側の部分である。この境界線pは、左側壁4a及び上部フラップ10bにわたって一点鎖線で表された折曲げ線qと、折曲げ線a(厳密にはその延長線)に対して線対称となる線であり、成形フラップ12の外面の糊塗布領域12bを上述のように設定し、折曲げ線qにおいて右側壁4b及び上部フラップ10bを外側へ折り曲げることにより成形した後の包装容器1を折り畳み状態にすることが可能となる。
前壁3aの左側部分においては、接合フラップ11を折曲げ線kにおいて内側へ折り曲げて前壁3aの内面に重ね合わせ、上面側へ表れた接合フラップ11の外面に糊を塗布する。その状態で、左側壁4aを折曲げ線cにおいて内側へ折り曲げて底板2の内面に重ね合わせると、当該左側壁4aと接合フラップ11が上記糊を塗布した部分において結合される。ここで、接合フラップ11の外面の糊塗布領域11aは、図3において一点鎖線で表された境界線rよりも下の部分である。この境界線rは、左側壁4a及び上部フラップ10aにわたって一点鎖線で表された折曲げ線sと、折曲げ線a(厳密にはその延長線)に対して線対称となる線であり、接合フラップ11の外面の糊塗布領域11aを上述のように設定し、折曲げ線sにおいて左側壁4a及び上部フラップ10aを外側へ折り曲げることにより成形した後の包装容器1を折り畳み状態にすることが可能となる。
その他の部分においては、後壁3bを折曲げ線bにおいて内側へ折り曲げて底板2の内面に重ね合わせるか、又は天板6を折曲げ線eにおいて内側へ折り曲げて後壁3b及び底板2の内面に重ね合わせることにより成形した後の包装容器1を折り畳み状態にすることが可能となる。さらに、左側内側壁8及び右側内側壁9については、それぞれ折曲げ線g及びhにおいて折り曲げることにより、すでに折り曲げられた左側壁4a、右側壁4b及び前壁3aの上に重ね合わせられ、これにより成形した後の包装容器1を折り畳み状態にすることが可能となる。
このように納箱1を折り畳み状態にすることにより、包装容器1は扁平構造を有することになり、包装容器1の貯蔵、運搬においてかさばらず貯蔵スペース等の有効活用を図ることができる。
以上のように折り畳み状態になっている包装容器1を箱組み(立体箱の状態に組み立てること)するには、先ず天板6を外側へ折り戻し、次に前壁3aを底板2に対して直角になるように立ち上げさせると、左側壁4a及び右側壁4bも糊塗布領域11a、12bにおいて前壁3aに結合している関係上立ち上げ動作を行い、包装容器本体がワンタッチで成形される。この前壁3a、左側壁4a及び右側壁4bの立ち上げ動作に際して、前壁3aと右側壁4bの接合部分では、成形フラップ12が糊塗布領域12bにおいて右側壁4bに結合しているため、成形フラップ12に対しては図4中矢印Wの方向に引張り力が作用して成形フラップ12は右側壁4bの立ち上がり方向Wに移動する。他方において成形フラップ12に設けられた切込み区域13について見ると、切込み区域13は当該切込み区域13自身にとって先端に近い部分にある糊付け部13dにおいて前壁3aに結合しているため、糊付け部13dは右側壁4bの立ち上がり方向Wに移動しない。よって、切込み区域13は、その先端辺13aと上下2つの辺13b、13cの部分はフラップ本体部分12aから切り分けられていることにより、成形フラップ12から抜け外れ、折曲げ線n及び切込線14において折れ曲がりながら前壁3aの内面から立ち上がる。
他方、成形フラップ12の基端側においても、右側壁4bの立ち上がりにしたがって、切込線14、15において折れ曲がりながら前壁3aの内面にから立ち上がる。これにより包装容器1の内部には収容スペース5がワンタッチで成形される。その後、左側内側壁8及び右側内側壁9を内側へ折り曲げ、両内側壁8、9を係止部8a、9aでつなぐことにより後壁3b部分の壁が形成されて包装容器1の箱組みが完成する。そして、包装容器1の内部にはケーキ等の収納物が入れられる一方、収容スペース5には保冷材が入れられ、さらに天板6を折曲げ線eにおいて折り曲げて包装容器1に蓋をし、また蓋フラップ7を折曲げ線fにおいて折曲げて包装容器1の前壁3a上縁部の間隙に差し込むことにより収納物の包装が完了する。
なお、上記実施の形態では、蓋が平板状の天板6から成り、蓋フラップ7を前壁3a上縁部の間隙に差し込む方式を採っているが、これとは異なり、天板を左右又は前後の両開き構造とし、各天板部に把手部を設けて手提げ箱構造とすることもできる。また、保冷材の収容スペース5は包装容器1の各壁のいずれかの内側に設けることもできる。
本発明によれば、底板、前後壁、左右側壁を有し、前壁の左右両端部とそれらに対応する左右側壁を結合させて折畳み、ワンタッチで箱組みできるようにした包装容器において、その前壁3aに成形フラップ12を設け、この成形フラップ12には当該成形フラップ12から抜け外れ可能な切込み区域13を設ける一方、成形フラップの基端部は側壁に結合させる一方、切込み区域の自由端(先端)は前壁に結合させることにより、包装容器自体がワンタッチで箱組みできるのに加えて収容スペース5もまたワンタッチで成形され、有用である。
1 包装容器
2 底板
3a 前壁
3b 後壁
4a 左側壁
4b 右側壁
5 収容スペース
6 天板
7 蓋フラップ
8 左側内側壁
9 右側内側壁
10a,1 0b上部フラップ
11 接合フラップ
12 成形フラップ
13 切込み区域
14、15 切込線
a、b、c、・・・ 折曲げ線

Claims (2)

  1. 底板と、
    底板の前側辺に連接される前壁と、
    底板の後側辺に連接される後壁と、
    底板の左側辺に連接される左側壁と、
    底板の右側辺に連接される右側壁と、
    前記前壁、後壁、左側壁又は右側壁のいずれかに連接され、これら各壁の上縁を被覆する天板とを備えた収納箱であって、
    前記前壁の左右両側縁部とこれらの縁部に対応する左右両側壁の縁部は、左右両側壁が収納箱内部へ向けて折り畳み可能に結合され、また、
    前記前壁、後壁、左側壁又は右側壁のいずれかの内側には保冷材収容のためのスペースが設けられており、
    前記保冷材収容スペースは、
    前壁の左端又は右端のいずれかから左方又は右方へ延伸して連接された成形フラップと、
    この成形フラップの延伸方向基端部分に設けられ、近接する左側壁又は右側壁のいずれかの内面に結合される第1の結合区域と、
    前記第1の結合区域と一体的に連続し、且つ前記結合区域よりも成形フラップの延伸方向先端側部分に設けられたフラップ本体と、
    前記フラップ本体の内部において、成形フラップの延伸方向先端側部位ではフラップ本体と一体の起点となり、またこの起点から成形フラップの延伸方向基端側寄りの終点部位までにかけてフラップ本体から切り分け成形されて成形フラップの延伸方向とは反対向きに延びる切込み区域と、からなり、
    前記第1の結合区域と前記フラップ本体との境界部分には前記成形フラップを折り曲げ可能にする第1の切込線が形成され、
    前記切込み区域の成形フラップの延伸方向中間部分には当該切込み区域を折り曲げ可能にする第2の切込線が形成され、且つ、前記切込み区域の、前記第2の切込み線よりも成形フラップの延伸方向基端側部分には前壁の内面に結合される第2の結合区域が形成されており、また、
    前記前壁の前記成形フラップが延伸して連接された側縁部とは反対側の側縁部には接合フラップが設けられ、当該接合フラップは、収納箱の内側方向へ折り曲げて前壁の内面に重ね合わせられた状態で、その外面が隣接する側壁の内面に重ね合わせ結合される第3の結合区域が設けられており、
    前記接合フラップとこれに対応する側壁とは、前記第3の結合区域において、両部材の底面側の一定領域では非結合領域となし、その領域よりも上の領域で結合領域として結合され、且つ当該非結合領域と結合領域との境界部において側壁にはその前端縁と底板との交点から後ろ上方へ向けて延びる折曲げ線が形成されており、
    前記成形フラップとこれに対応する側壁とは、前記第1の結合区域において、両部材の底面側の一定領域では非結合領域となし、その領域よりも上の領域で結合領域として結合され、且つ当該非結合領域と結合領域との境界部において側壁にはその前端縁と底板との交点から後ろ上方へ向けて延びる折曲げ線が形成されており、
    成形フラップの前記切込み区域の終点部位は前壁に結合されている、ことにより、
    収納箱の前記前壁、左側壁及び右側壁部分が底板からワンタッチで組み立てされるのに加えて、前記収容スペースもまた前壁の内面からワンタッチで組み立て成形されることを特徴とする包装容器。
  2. 前記切込み区域は概略矩形状に形成され、当該切込み区域の前壁への結合部分よりも接合端寄りの部分には切込み区域の長手方向に対して交差する方向に切込線が形成されており、
    収納箱の前記前壁、左側壁及び右側壁部分が底板からワンタッチで組み立てされる操作に際して、前記切込線が折り曲げられて切込み区域が立ち上がり、前記成形フラップを前記前壁から離間させることを特徴とする請求項1に記載の包装容器。


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