JP3235357U - 包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な開封操作で筒体の一面を広く開放させることができ、開封後も筒体及び側壁部が一体になって箱体の立体形状が維持される包装箱を提供する。【解決手段】包装箱を組み立てるための箱体形成片16は、筒体を形成する第一から第四の筒体形成板18、20、22、24を備える。第二の筒体形成板20の内側に、第一開封用破断線36の両端を起点とし、第二の筒体形成板20の側端辺を通り、第二の筒体形成板20の、第三の筒体形成板22が連接された端辺の途中の位置に各々達する第二開封用破断線44(1)を備える。第二の筒体形成板20は、第二開封用破断線44(1)によって、第二開封用破断線44(1)の内側の第二蓋領域48と内側の連結領域50(1)、50(2)とに区切られる。第二開封用破断線44(1)は、連結領域50(1)、50(2)の、第二開封用破断線44(1)と直角な幅寸法が、箱体形成片16の厚みの3〜6倍の範囲になるようにレイアウトされる。【選択図】図2

Description

本考案は、四角形の筒体の両端が2つの側壁部で閉鎖され、筒体の一部を開放することによって中の収容物を取り出すことができる包装箱に関する。
従来、例えば特許文献1に開示されているように、四角形の筒体の両端を2つの側壁部で閉鎖した直方体状の紙箱であって、筒体に、互いに連続する第1〜第5の破断線が設けられ、これらを順に破断させる開封操作を行うことによって筒体の一部を開放することができる包装体があった。
第1の破断線は、筒体の正面部に設けられ、正面部と上面部とが交わる第1の稜線に両端が位置するように形成されている。第2の破断線は、一端が第1の破断線の一端に連結され、他端が、蓋面と一方の側面部とが交わる第2の稜線に位置するように斜めに形成されている。第3の破断線は、一端が第2の破断線の他端に連結され、他端が、蓋面と他方の側面部とが交わる第3の稜線に位置するように斜めに形成されている。第4の破断線は、一端が第2の破断線の他端に連結され、第2の稜線に沿って形成されている。第5の破断線は、一端が第3の破断線の他端に連結され、第3の稜線に沿って形成されている。そして、特許文献1の図9に記載されているように、包装体の第1〜第5の破断線を順に破断させて開封すると、筒体の上面部の一部が開放し、背面部の両側端が側面部から分離して外向きに倒れる構造になっている。
特開平9−22092号公報
特許文献1の包装体は、開封すると、背面部が側面部から分離して倒れ、箱体の立体形状(直方体形状)が維持されない構造なので、例えば転がりやすい複数の小物を収容した場合に、収容物が箱体の外にこぼれ出てしまう。また、開放された箱体の上面の角部に、大きな三角形領域(残片54A)が残るので、収容物を取り出す時に引っ掛かって邪魔になる。
本考案は、上記背景技術に鑑みて成されたものであり、簡単な開封操作で筒体の一面を広く開放させることができ、開封後も筒体及び側壁部が一体になって箱体の立体形状が維持される包装箱を提供することを目的とする。
本考案は、四角形の筒体の両端が2つの側壁部で閉鎖された包装箱であって、一枚の箱体形成片から成り、前記箱体形成片は、順に一列に連接された第一、第二、第三及び第四の筒体形成板と、前記第四の筒体形成板の連接方向の端辺に連接された糊付け板と、前記第一、第二、第三及び第四の筒体形成板の、連接方向と直角な左右の側端辺に各々一対に延設された第一フラップ、第二フラップ、第三フラップ及び第四フラップとを備え、
前記第一の筒体形成板の内側に、前記第一の筒体形成板の、前記第二の筒体形成板が連接された端辺の途中の2箇所を結ぶ第一開封用破断線が設けられ、前記第一の筒体形成板の、前記第二の筒体形成板が連接された端辺と重なる位置に、前記第一開封用破断線の両端を結ぶ第一折罫線が設けられ、前記第一の筒体形成板が、前記第一開封用破断線及び前記第一折罫線で囲まれた舌片状の第一蓋領域と、その他の領域である本体領域とに区切られており、
前記第二の筒体形成板の内側に、互いに交差しない2つの破断線であって、前記第一開封用破断線の両端を起点とし、前記第二の筒体形成板の前記側端辺を通り、前記第二の筒体形成板の、前記第三の筒体形成板が連接された端辺の途中の2箇所に各々達する2つの第二開封用破断線が設けられ、前記第二の筒体形成板の、前記第三の筒体形成板が連接された端辺と重なる位置に、前記第二開封用破断線の2つの終端同士を結ぶ第二折罫線が設けられ、前記第二の筒体形成板が、2つの前記第二開封用破断線の間に位置する第二蓋領域と、前記第二開封用破断線の外側に位置する4つの連結領域とに区切られ、前記第二開封用破断線は、前記第二開封用破断線を破断させる操作が行われた後における前記連結領域の、前記第二開封用破断線と直角な幅寸法が、前記箱体形成片の厚みの3〜6倍の範囲になるようにレイアウトされており、
組み立て状態で、前記第一の筒体形成板の前記本体領域に前記糊付け板が糊付けされて前記筒体が形成され、前記第一及び第三フラップの外側に前記第二及び第四フラップが重なり、前記第二及び第四フラップが相互に糊付けされて前記側壁部が形成され、又は、前記第二及び第四フラップの外側に前記第一及び第三フラップが重なり、前記第一及び第三フラップが相互に糊付けされて前記側壁部が形成され、
前記第一及び第二開封用破断線を破断させる開封操作が行われ、前記第一及び第二蓋領域が開かれた状態で、前記第二フラップが、特定の前記連結領域を介して前記第一の筒体形成板の前記本体領域に連続し、且つ他の前記連結領域を介して前記第三の筒体形成板に連続し、前記筒体及び前記側壁部が一体になって箱体の立体形状が維持される包装箱である。
また、本考案は、四角形の筒体の左右の両端が2つの側壁部で閉鎖された包装箱であって、一枚の箱体形成片から成り、前記箱体形成片は、順に一列に連接された第一、第二、第三及び第四の筒体形成板と、前記第四の筒体形成板の連接方向の端辺に連接された糊付け板と、前記第一、第二、第三及び第四の筒体形成板の、連接方向と直角な左右の側端辺に各々一対に延設された第一フラップ、第二フラップ、第三フラップ及び第四フラップとを備え、
前記第一の筒体形成板の内側に、前記第一の筒体形成板の、前記第二の筒体形成板が連接された端辺の途中の2箇所を結ぶ第一開封用破断線が設けられ、前記第一の筒体形成板の、前記第二の筒体形成板が連接された端辺と重なる位置に、前記第一開封用破断線の両端を結ぶ第一折罫線が設けられ、前記第一の筒体形成板が、前記第一開封用破断線及び前記第一折罫線で囲まれた舌片状の第一蓋領域と、その他の領域である本体領域とに区切られており、
前記第二の筒体形成板の内側に、互いに交差しない2つの破断線であって、前記第一開封用破断線の両端を起点とし、前記第二の筒体形成板の前記側端辺を通り、前記第二の筒体形成板の、前記第三の筒体形成板が連接された端辺の両端に各々達する2つの第二開封用破断線が設けられ、前記第二の筒体形成板の、前記第三の筒体形成板が連接された端辺と重なる位置に、第二折罫線が設けられ、前記第二の筒体形成板が、2つの前記第二開封用破断線の間に位置する第二蓋領域と、前記第二開封用破断線の外側に位置する2つの連結領域とに区切られ、前記第二開封用破断線は、前記第二開封用破断線を破断させる操作が行われた後における前記連結領域の、前記第二開封用破断線と直角な幅寸法が、前記箱体形成片の厚みの3〜6倍の範囲になるようにレイアウトされており、
組み立て状態で、前記第一の筒体形成板の前記本体領域に前記糊付け板が糊付けされて前記筒体が形成され、前記第一及び第三フラップの外側に前記第二及び第四フラップが重なり、前記第一及び第三フラップが相互に糊付けされて前記側壁部が形成され、
前記第一及び第二開封用破断線を破断させる開封操作が行われ、前記第一及び第二蓋領域が開かれた状態で、前記第二フラップが、特定の前記連結領域を介して前記第一の筒体形成板の前記本体領域に連続し、前記筒体及び前記側壁部が一体になって箱体の立体形状が維持される包装箱である。
前記第一蓋領域の舌片状の先端部が、開封用摘み部になっていることが好ましい。また、前記糊付け板には、前記開封処理が行われた後、前記第一蓋領域の舌片状の先端部に係合可能な再封用係合部が設けられていてもよい。
本考案の包装箱は、シンプルな構成で容易に組み立てることができる。そして、簡単な開封操作で筒体の一面を広く開放させることができ、開封後も、筒体及び側壁部が一体になって箱体の立体形状が維持される。
本考案の包装箱の第一の実施形態の組み立て状態を示す斜視図である。 第一の実施形態の包装箱を展開した箱体形成片を表面側から見た平面図である。 図2の箱体形成片の第二の筒体形成板に設けられた4つの連結領域を示す拡大図(a)、(b)である。 第一の実施形態の包装箱の開封後の状態を示す斜視図(a)、左側の側壁部及びその近傍部分の構造を示す模式図(b)である。 本考案の包装箱の第二の実施形態の組み立て状態を示す斜視図である。 第二の実施形態の包装箱を展開した箱体形成片を表面側から見た平面図である。 図6の箱体形成片の第二の筒体形成板に設けられた2つの連結領域を示す拡大図(a)、(b)である。 第二の実施形態の包装箱の開封後の状態を示す斜視図(a)、左側の側壁部とその近傍部分の構造を示す模式図(b)である。
以下、本考案の包装箱の第一の実施形態について、図1〜図4に基づいて説明する。この実施形態の包装箱10は、図1に示すように、四角形の筒体12の両端が2つの側壁部14(1),14(2)で閉鎖された直方体形状の箱体で、厚紙で成る一枚の箱体形成片16を組み立てることによって形成される。厚紙の厚みは例えば約0.4〜0.6mmで、医薬品や菓子類の包装箱に広く使用されている基材である。
箱体形成片16は、図2に示すように、順に一列に連接された4つの筒体形成板18,20,22,24を有している。筒体形成板18,20,22,24は、組み立て状態で筒体12を形成する部材であり、連接している幅方向の長さが同じで、連接方向の長さは、筒体形成板18,22が短くて互いにほぼ等しく、筒体形成板20,24が長くて互いにほぼ等しい。以下、筒体形成板18,20,22,24を、各々第一、第二、第三及び第四の筒体形成板18,20,22,24と称する。
第四の筒体形成板24の連接方向の端辺には、略長方形の糊付け板26が連接されている。糊付け板26の連接方向長さは、第一及び第三の筒体形成板18,22の連接方向長さよりも僅かに短い。糊付け板26は、連接方向の先端中央部に円弧状の切り欠き26aが設けられ、さらに切り欠き26aと第四の筒体形成板24との間の位置に、略コの字方の切り込み線で成る再封用係合部26bが設けられている。
第一、第二、第三及び第四の筒体形成板18,20,22,24の、図2における右側の側端辺には、略長方形の第一、第二、第三及び第四フラップ28(1),30(1),32(1),34(1)が各々延設されている。これらは、組み立て状態で側壁部14(1)を形成する部材である。第一及び第三フラップ28(1),32(1)の延出長さは、第二及び第四の筒体形成板20,24の連接方向長さの約1/3に設定され、第二フラップ30(1)の延出長さは、第一及び第三の筒体形成板18,22と同じか僅かに短く、第四フラップ34(1)の延出長さは、第一及び第三の筒体形成板18,22の連接方向長さの約2/3に設定されている。
第一、第二、第三及び第四の筒体形成板18,20,22,24の、図2における左側の側端辺には、右側の側端辺と同様の第一、第二、第三及び第四フラップ28(2),30(2),32(2),34(2)が各々延設されている。これらは、組み立て状態で側壁部14(2)を形成する部材である。
第一の筒体形成板18の内側には、第一の筒体形成板18の、第二の筒体形成板20が連接された端辺の途中の2箇所を結ぶ第一開封用破断線36が設けられている。また、第一の筒体形成板18の、第二の筒体形成板20が連接された端辺と重なる位置に、第一開封用破断線18の両端を結ぶ第一折罫線38が設けられている。これにより、第一の筒体形成板18は、第一開封用破断線36及び第一折罫線36で囲まれた舌片状の第一蓋領域40と、その他の領域である本体領域42とに区切られる。また、第一蓋領域40の舌片状の先端部は、開封用摘み部40aになっている。
第二の筒体形成板20の内側には、互いに交差しない2つの第二開封用破断線44(1),44(2)が設けられている。第二開封用破断線44(1)は、第一開封用破断線36の、第一フラップ28(1)に近い一端を起点とし、第二の筒体形成板20の側端辺を通り、第二の筒体形成板20の、第三の筒体形成板22が連接された端辺の途中の位置に達している。第二開封用破断線44(2)は、第一開封用破断線36の、第一フラップ28(2)に近い一端を起点とし、第二の筒体形成板20の側端辺を通り、第二の筒体形成板20の、第三の筒体形成板22が連接された端辺の途中の位置に達している。また、第二の筒体形成板20の、第三の筒体形成板22が連接された端辺と重なる位置に、第二開封用破断線44(1),44(2)の2つの終端同士を結ぶ第二折罫線46が設けられている。これにより、第二の筒体形成板20は、2つの第二開封用破断線44(1),42(2)の間に位置する第二蓋領域48と、第二開封用破断線44(1)の外側に位置する連結領域50(1),52(1)と、第二開封用破断線44(2)の外側に位置する連結領域50(2),52(2)とに区切られる。
図3(a)に示すように、連結領域50(1)は、第二フラップ30(1)と本体領域42とを連続させる小さい領域であり、連結領域52(1)は、第二フラップ30(1)と第三の筒体形成板22とを連続させる小さい領域である。図3(a)の中の寸法dは、連結領域50(1),52(1)の、第二開封用破断線44(1)と直角な幅寸法であって、第二開封用破断線44(1)を破断させる操作が行われた後に残る連結領域50(1),52(1)の幅寸法である。寸法dは、箱体形成片16の厚みの3〜6倍の範囲に、より好ましくは4〜5倍の範囲に各々設定される。
また、図3(b)に示すように、連結領域50(2)は、第二フラップ30(2)と本体領域42とを連続させる小さい領域であり、連結領域52(2)は、第二フラップ30(2)と第三の筒体形成板22とを連続させる小さい領域である。図3(b)の中の寸法dは、連結領域50(2),52(2)の、第二開封用破断線44(2)と直角な幅寸法であって、第二開封用破断線44(2)を破断させる操作が行われた後に残る連結領域50(2),52(2)の幅寸法である。寸法dは、箱体形成片16の厚みの3〜6倍の範囲に、より好ましくは4〜5倍の範囲に各々設定される。
その他、第一及び第二折罫線38,46以外の折罫線について説明すると、第三の筒体形成板22、第四の筒体形成板24及び糊付け板26を区切る位置に、折罫線54,56が各々設けられている。第一の筒体形成板18と第一フラップ28(1),28(2)とを区切る位置に、折罫線58(1),58(2)が各々設けられている。第三の筒体形成板22と第三フラップ32(1),32(2)とを区切る位置に、折罫線60(1),60(2)が各々設けられている。さらに、第四の筒体形成板24と第四フラップ34(1),34(2)とを区切る位置に、折罫線62(1),62(2)が各々設けられている。
次に、包装箱10の組み立て方法の一例を説明する。ここでは、図2に示す箱体形成片16の各折罫線及び破断線の折り曲げ方について、表面が凸になる折り方を正折り、裏面が凸になる折り方を逆折りと称する。
まず、折罫線56を正折りして糊付け板26を第四の筒体形成板24の裏面に重ねる。そして、第一の筒体形成板18の本体領域42の表面に糊64を塗布した後、第二折罫線46を正折りすることによって、第二の筒体形成板20を第三及び第四の筒体形成板22,24の裏面に重ね、第一の筒体形成板18を糊付け板26の表面に重ね、本体領域42を糊付け板26に糊付けする。箱体形成片16は、この折り畳み状態で包装箱10の製造工場等から出荷される。
次に、商品等の包装を行う工場等において、箱体形成片16の第一折罫線38、第二折罫線46及び折罫線54,56を各々90度に正折りし、四角形の筒体12を形成する。次に、筒体12の一端部を閉鎖するため、折罫線58(1),60(1)を各々90度に正折りして第一及び第三フラップ28(1),32(1)を倒し、次に折罫線62(1)を90度に正折りして第四フラップ34(1)を第一及び第三フラップ28(1),32(1)の表面に重ねる。そして、第四フラップ34(1)の表面に糊66を塗布した後、第二開封用破断線44(1)を90度に正折りして第二フラップ30(1)を第四フラップ34(1)の表面に重ね、第二フラップ30(1)を第四フラップ34(1)に糊付けする。これで、筒体12の一端部が側壁部14(1)で閉鎖されるので、反対側の開放している端部から収容物を中に入れる。
収容物を入れた後は、筒体12の開放している端部を閉鎖するため、折罫線58(2),60(2)を各々90度に正折りして第一及び第三フラップ28(2),32(2)を倒し、次に折罫線62(2)を90度に正折りして第四フラップ34(2)を第一及び第三フラップ28(2),32(2)の表面に重ねる。そして、第四フラップ34(2)の表面に糊66を塗布した後、第二開封用破断線44(2)を90度に正折りして第二フラップ30(2)を第四フラップ34(2)の表面に重ね、第二フラップ30(2)を第四フラップ34(2)に糊付けする。これで、筒体12の他端が側壁部14(2)で閉鎖され、図1に示す組み立て状態になる。
包装箱10を開封する時は、まず、第一の筒体形成板18の開封用摘み部40aを指で摘まみ、少し引き上げて第一開封用破断線36を破断させる。これで第一蓋領域40が本体領域42から切り離され、第一蓋領域40が開閉可能になる。その後、開封用摘み部40aをさらに引き上げることによって第二開封用破断線44(1),44(2)を破断させる。これで第二蓋領域48が第二フラップ30(1),30(2)及び連結領域50(1),50(2),52(1),52(2)から切り離され、第二蓋領域48も開閉可能になる。そして、第一及び第二蓋領域40,48を大きく開くと、図4(a)に示すように、筒体12の上面のほとんどの領域が開放され、中の収容物を容易に取り出すことができる。
第一及び第二蓋領域40,48が開放された後の、側壁部14(2)及びその近傍部分の構造について説明すると、図4(b)に示すように、第二フラップ30(2)は、一端部が連結領域50(2)を介して第一の筒体形成板18の本体領域42に連続し、他端部が連結領域52(2)を介して第三の筒体形成板22に連続する。第四フラップ34(1)は、組み立て状態のまま、折罫線62(2)を介して第四の筒体形成板24に連続する。そして、第二及び第四フラップ30(2),34(2)が互いに糊付け固定されているので、筒体12は、組み立て状態の四角形に保持される。また、図4(b)では省略しているが、第一及び第三フラップ28(2),32(2)は、組み立て状態のまま、折罫線58(2),60(2)を介して本体領域42及び第三の筒体形成板22に各々連続する。このように、側壁部14(2)及びその近傍部分は、開封後においても筒体12と側壁部14(2)とが一体になった立体構造が維持される。
また、反対側の側壁部14(1)及びその近傍部分の構造についても同様であり、開封後においても筒体12と側壁部14(1)とが一体になった立体構造が維持される。したがって、全体として、箱体の直方体形状が維持されることになる。
包装箱10を開封した後、再封する時は、第一及び第二蓋領域40,48を元の位置に戻して筒体12の開放部分を塞ぎ、開封用摘み部40aを糊付け板26の再封用係合部26b(切り込み線)の中に差し込んで係合させる。これで、第一及び第二蓋領域40,48が閉じた状態に保持される。
ここで、連結領域50(1),50(2),52(1),52(2)の幅寸法dについて説明すると、上述したように、幅寸法dは、箱体形成片16の厚みの3〜6倍の範囲に設定される。もし、幅寸法dをこの範囲よりも小さい値に設定すると、第二開封用破断線44(1),44(2)を破断させる操作が行われた時に、連結領域50(1),50(2),52(1),52(2)が綺麗に残らない可能性がある。また、連結領域50(1),50(2),52(1),52(2)が綺麗に残ったとしても、使用者が包装箱10を使用している時、連結領域50(1),50(2),52(1),52(2)のどれかが簡単に切れてしまう可能性がある。
反対に、幅寸法dをこの範囲よりも大きい値に設定すると、収容物を取り出すための開放部分が小さくなり、収容物の取り出し時の障害になりやすい。また、連結領域が各々幅広になるので、各連結領域と隣接する他の領域との境界部に折罫線を設けないと、組み立て時、この境界部を適切に折り曲げるのが困難になる。特に、幅寸法dを中途半端な寸法(例えば、箱体形成片16の厚みの7〜8倍程度)にすると、境界部に折罫線を設けることさえ難しくなってしまう。これに対して、幅寸法dを箱体形成片16の厚みの3〜6倍の範囲に設定することによって、境界部に折罫線を設けなくても、境界部を適切に折り曲げることができる。
以上説明したように、包装箱10は、シンプルな構成で容易に組み立てることができる。そして、簡単な開封操作で筒体12の上面(第二の筒体形成板20の面)を広く開放させることができ、開封後も、筒体12及び側壁部14(1),14(2)が一体になって箱体の立体形状が維持される。
次に、本考案の包装箱の第二の実施形態について、図5〜図8に基づいて説明する。ここで、上記実施形態と同様の構成は、同一の符号を付して説明を省略する。
この実施形態の包装箱68は、図5に示すように、四角形の筒体12の両端が2つの側壁部14(1),14(2)で閉鎖された直方体形状の箱体で、包装箱10と比較すると、体積はほぼ同じであるが、奥行きが短く、高さが高いという違いがある。この包装箱68は、上記と同様の厚紙で成る一枚の箱体形成片70を組み立てることによって形成される。図6に示すように、箱体形成片70は、全体の構成が上記の箱体形成片16と類似しているので、以下、構成が異なる点を中心に説明する。
箱体形成片70の場合、4つの筒体形成板18,20,22,24の連接方向の長さは、筒体形成板18,22が長くて互いにほぼ等しく、筒体形成板20,24が短くて互いにほぼ等しくなっている。これは、箱体の奥行きと高さが包装箱10と異なるからである。
側壁部14(1)を形成する部材について見ると、第二及び第四フラップ30(1),34(1)は、延出長さが第一及び第三の筒体形成板18,22の連接方向長さの約1/3に設定され、第一フラップ28(1)は、延出長さが第二及び第四の筒体形成板20,24と同じか僅かに短く、第四フラップ34(1)は、延出長さが第二及び第四の筒体形成板20,24の連接方向長さの約4/5に設定されている。側壁部14(2)を形成する第一から第四フラップ28(2),30(2),32(2),34(2)についても、第一から第四フラップ28(1),30(1),32(1),34(1)と同様である。
第一の筒体形成板18に設けた第一開封用破断線36のレイアウトは、箱体形成片16と基本的に同じであるが、第二の筒体形成板20に設けた第二開封用破断線44(1),44(2)のレイアウトは、箱体形成片16と少し違っている。箱体形成片70の第二開封用破断線44(1)は、図6、図7に示すように、第一開封用破断線36の、第一フラップ28(1)に近い一端を起点とし、第二の筒体形成板20の側端辺を通り、第二の筒体形成板20の、第三の筒体形成板22が連接された端辺の一端に達している。同様に、箱体形成片70の第二開封用破断線44(2)は、第一開封用破断線36の、第一フラップ28(2)に近い一端を起点とし、第二の筒体形成板20の側端辺を通り、第二の筒体形成板20の、第三の筒体形成板22が連接された端辺の他端に達している。
したがって、箱体形成片70の第二の筒体形成板20は、2つの第二開封用破断線44(1),42(2)の間に位置する第二蓋領域48と、第二開封用破断線44(1)の外側に位置する連結領域50(1)と、第二開封用破断線44(2)の外側に位置する連結領域50(2)とに区切られる。つまり、第一折罫線38側に連結領域50(1),50(2)が設けられているが、第二折罫線46側には連結領域(箱体形成片16の連結領域52(1),52(2)に対応する領域)が設けられていない。
その他、箱体形成片70の第一の筒体形成板18の第一蓋領域40は、舌片状の先端部が開封用摘み部40aになっており、開封用摘み部40aの基端部に、第一折罫線38とほぼ平行な一対の折罫線40bが設けられている。さらに、折罫線40bの内側の端部同士を連結する略U字形の切り込み線によって、第二の筒体形成板20の方向に膨出した係合舌部40cが設けられている。また、糊付け板26の再封用係合部26bは、切り込み線ではなく、所定幅のスリットより設けられている。さらに、第三の筒体形成板22の内側の、折罫線60(1),60(2)に近い端部に、内向きに膨出した円弧形の解体用破断線72(1),72(2)が各々設けられている。折罫線60(1)と解体用破断線72(1)とで囲まれた押圧領域74(1)と、折罫線60(2)と解体用破断線72(2)とで囲まれた押圧領域74(2)は、包装箱70を解体して廃棄する時に使用される。
包装箱68の組み立て方法において、包装箱10と大きく異なるのは、2つの側壁部14(1),14(2)の組み立て方法である。四角形の筒体12を形成した後、側壁部14(1)を形成する時は、まず、開封用破断線44(1)及び折罫線62(1)を各々90度に正折りして第二及び第四フラップ30(1),34(1)を倒し、次に折罫線60(1)を90度に正折りして第三ラップ32(1)を第二及び第四フラップ30(1),34(1)の表面に重ねる。そして、第三フラップ32(1)の表面に糊66を塗布した後、折罫線58(1)を90度に正折りして第一フラップ28(1)を第三フラップ32(1)の表面に重ね、第一フラップ28(1)を第三フラップ32(1)に糊付けする。これで、筒体12の一端部が側壁部14(1)で閉鎖される。
収容物を入れた後、側壁部14(2)を形成する時も同様で、まず、開封用破断線44(2)及び折罫線62(2)を各々90度に正折りして第二及び第四フラップ30(2),34(2)を倒し、次に折罫線60(2)を90度に正折りして第三ラップ32(2)を第二及び第四フラップ30(2),34(2)の表面に重ねる。そして、第三フラップ32(2)の表面に糊66を塗布した後、折罫線58(2)を90度に正折りして第一フラップ28(2)を第三フラップ32(2)の表面に重ね、第一フラップ28(2)を第三フラップ32(2)に糊付けする。これで、筒体12の他端部が側壁部14(2)で閉鎖され、図5に示す組み立て状態になる。
包装箱68を開封する時の操作は、包装箱10の場合と同様である。すなわち、第一の筒体形成板18の開封用摘み部40aを指で摘まみ、少し引き上げて第一開封用破断線36を破断させる。これで第一蓋領域40が本体領域42から切り離され、第一蓋領域40が開閉可能になる。その後、開封用摘み部40aをさらに引き上げることによって第二開封用破断線44(1),44(2)を破断させる。これで第二蓋領域48が第二フラップ30(1),30(2)及び連結領域50(1),50(2)から切り離され、第二蓋領域48も開閉可能になる。そして、第一及び第二蓋領域40,48を大きく開くと、図8(a)に示すように、筒体12の上面のほとんどの領域が開放され、中の収容物を容易に取り出すことができる。
第一及び第二蓋領域40,48が開放された後の、側壁部14(2)及びその近傍部分の構造について説明すると、図8(b)に示すように、第一フラップ28(2)は、組み立て状態のまま、折罫線58(2)を介して本体領域42に連続し、第三フラップ32(2)も、組み立て状態のまま、折罫線60(2)を介して第三の筒体形成板22に連続する。そして、第一及び第三フラップ28(2),32(2)が互いに糊付け固定されているので、筒体12は、組み立て状態の四角形に保持される。また、第二フラップ30(2)は、連結領域50(2)を介して本体領域42に連続し、第四フラップ34(2)は、組み立て状態のまま、折罫線62(2)を介して第四の筒体形成板24に連続する。このように、側壁部14(2)及びその近傍部部分は、開封後においても筒体12と側壁部14(2)とが一体になった立体構造が維持される。
反対側の側壁部14(1)及びその近傍部分の構造についても同様であり、開封後においても筒体12と側壁部14(1)とが一体になった立体構造が維持される。したがって、全体として、箱体の直方体形状が維持されることになる。
包装箱68を開封した後、再封する時は、第一及び第二蓋領域40,48を元の位置に戻して筒体12の開放部分を塞ぎ、折罫線40bを逆折りして開封用摘み部40aを屈曲させる。すると、係合舌部40cが第一蓋領域40から自動的に抜け出るので、係合舌部40cを糊付け板26の再封用係合部26b(スリット)の中に差し込んで係合させる。これで、第一及び第二蓋領域40,48が閉じた状態に保持される。
包装箱68を開封した後、廃棄する時は、押圧領域74(1),74(2)を指で押し込んで開封用破断線72(1),72(2)を破断させる。すると、第三フラップ32(1),32(2)が第三の筒体形成板22から切り離され、箱体の立体形状が維持できなくなり、包装箱68を薄く降り畳んでコンパクトに廃棄することができる。
以上説明したように、包装箱68によれば、上記の包装箱10とほぼ同様の効果を得ることができる。
なお、本考案の包装箱は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、第二の実施形態の包装箱68の場合、第二の筒体形成板48の第二開封用破断線44(1),44(2)が、第一折罫線38側だけに連結領域(50(1),50(2))を設けるレイアウトになっているが、第一の実施形態の包装箱10と同様に、第二折罫線46側にも連結領域(52(1),52(2))を設けるレイアウトにしてもよい。これによって、開封後、第二の筒体形成板20が開放される領域が少しだけ小さくなるものの、第二フラップ30(1),30(2)と筒体12との一体性を向上させることができる。
第一の筒体形成板の開封用摘み部の形状や大きさは、操作性やデザイン性を考慮して自由に変更することができ、必要なければ開封用摘み部自体を無くすことも可能である。また、再封時の、第一の筒体形成板の第一蓋領域の舌片状の先端部と糊付け板の再封用係合部とが係合する部分の構造は、上記の包装箱10,68で採用している構造以外の構造に変更することができ、再封機能が不要な場合は、再封用係合部を無くすことができる。
10,68 包装箱
12 筒体
14(1),14(2) 側壁部
16,70 箱体形成片
18 第一の筒体形成板
20 第二の筒体形成板
22 第三の筒体形成板
24 第四の筒体形成板
26 糊付け板
26b 再封用係合部
28(1),28(2) 第一フラップ
30(1),30(2) 第二フラップ
32(1),32(2) 第三フラップ
34(1),34(2) 第四フラップ
36 第一開封用破断線
38 第一折罫線
40 第一蓋領域
40a 開封用摘み部
42 本体領域
44(1),44(2) 第二開封用破断線
46 第二折罫線
48 第二蓋領域
50(1),50(2),52(1),52(2) 連結領域
64,66 糊

Claims (4)

  1. 四角形の筒体の両端が2つの側壁部で閉鎖された包装箱であって、
    一枚の箱体形成片から成り、前記箱体形成片は、順に一列に連接された第一、第二、第三及び第四の筒体形成板と、前記第四の筒体形成板の連接方向の端辺に連接された糊付け板と、前記第一、第二、第三及び第四の筒体形成板の、連接方向と直角な左右の側端辺に各々一対に延設された第一フラップ、第二フラップ、第三フラップ及び第四フラップとを備え、
    前記第一の筒体形成板の内側に、前記第一の筒体形成板の、前記第二の筒体形成板が連接された端辺の途中の2箇所を結ぶ第一開封用破断線が設けられ、前記第一の筒体形成板の、前記第二の筒体形成板が連接された端辺と重なる位置に、前記第一開封用破断線の両端を結ぶ第一折罫線が設けられ、前記第一の筒体形成板が、前記第一開封用破断線及び前記第一折罫線で囲まれた舌片状の第一蓋領域と、その他の領域である本体領域とに区切られており、
    前記第二の筒体形成板の内側に、互いに交差しない2つの破断線であって、前記第一開封用破断線の両端を起点とし、前記第二の筒体形成板の前記側端辺を通り、前記第二の筒体形成板の、前記第三の筒体形成板が連接された端辺の途中の2箇所に各々達する2つの第二開封用破断線が設けられ、前記第二の筒体形成板の、前記第三の筒体形成板が連接された端辺と重なる位置に、前記第二開封用破断線の2つの終端同士を結ぶ第二折罫線が設けられ、前記第二の筒体形成板が、2つの前記第二開封用破断線の間に位置する第二蓋領域と、前記第二開封用破断線の外側に位置する4つの連結領域とに区切られ、前記第二開封用破断線は、前記第二開封用破断線を破断させる操作が行われた後における前記連結領域の、前記第二開封用破断線と直角な幅寸法が、前記箱体形成片の厚みの3〜6倍の範囲になるようにレイアウトされており、
    組み立て状態で、前記第一の筒体形成板の前記本体領域に前記糊付け板が糊付けされて前記筒体が形成され、前記第一及び第三フラップの外側に前記第二及び第四フラップが重なり、前記第二及び第四フラップが相互に糊付けされて前記側壁部が形成され、又は、前記第二及び第四フラップの外側に前記第一及び第三フラップが重なり、前記第一及び第三フラップが相互に糊付けされて前記側壁部が形成され、
    前記第一及び第二開封用破断線を破断させる開封操作が行われ、前記第一及び第二蓋領域が開かれた状態で、前記第二フラップが、特定の前記連結領域を介して前記第一の筒体形成板の前記本体領域に連続し、且つ他の前記連結領域を介して前記第三の筒体形成板に連続し、前記筒体及び前記側壁部が一体になって箱体の立体形状が維持されることを特徴とする包装箱。
  2. 四角形の筒体の左右の両端が2つの側壁部で閉鎖された包装箱であって、
    一枚の箱体形成片から成り、前記箱体形成片は、順に一列に連接された第一、第二、第三及び第四の筒体形成板と、前記第四の筒体形成板の連接方向の端辺に連接された糊付け板と、前記第一、第二、第三及び第四の筒体形成板の、連接方向と直角な左右の側端辺に各々一対に延設された第一フラップ、第二フラップ、第三フラップ及び第四フラップとを備え、
    前記第一の筒体形成板の内側に、前記第一の筒体形成板の、前記第二の筒体形成板が連接された端辺の途中の2箇所を結ぶ第一開封用破断線が設けられ、前記第一の筒体形成板の、前記第二の筒体形成板が連接された端辺と重なる位置に、前記第一開封用破断線の両端を結ぶ第一折罫線が設けられ、前記第一の筒体形成板が、前記第一開封用破断線及び前記第一折罫線で囲まれた舌片状の第一蓋領域と、その他の領域である本体領域とに区切られており、
    前記第二の筒体形成板の内側に、互いに交差しない2つの破断線であって、前記第一開封用破断線の両端を起点とし、前記第二の筒体形成板の前記側端辺を通り、前記第二の筒体形成板の、前記第三の筒体形成板が連接された端辺の両端に各々達する2つの第二開封用破断線が設けられ、前記第二の筒体形成板の、前記第三の筒体形成板が連接された端辺と重なる位置に、第二折罫線が設けられ、前記第二の筒体形成板が、2つの前記第二開封用破断線の間に位置する第二蓋領域と、前記第二開封用破断線の外側に位置する2つの連結領域とに区切られ、前記第二開封用破断線は、前記第二開封用破断線を破断させる操作が行われた後における前記連結領域の、前記第二開封用破断線と直角な幅寸法が、前記箱体形成片の厚みの3〜6倍の範囲になるようにレイアウトされており、
    組み立て状態で、前記第一の筒体形成板の前記本体領域に前記糊付け板が糊付けされて前記筒体が形成され、前記第一及び第三フラップの外側に前記第二及び第四フラップが重なり、前記第一及び第三フラップが相互に糊付けされて前記側壁部が形成され、
    前記第一及び第二開封用破断線を破断させる開封操作が行われ、前記第一及び第二蓋領域が開かれた状態で、前記第二フラップが、特定の前記連結領域を介して前記第一の筒体形成板の前記本体領域に連続し、前記筒体及び前記側壁部が一体になって箱体の立体形状が維持されることを特徴とする包装箱。
  3. 前記第一蓋領域の舌片状の先端部が、開封用摘み部になっている請求項1又は2記載の包装箱。
  4. 前記糊付け板には、前記開封処理が行われた後、前記第一蓋領域の舌片状の先端部に係合可能な再封用係合部が設けられている請求項1乃至3のいずれか記載の包装箱。
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