JP3238771U - 包装箱 - Google Patents

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亜樹 山田
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Abstract

【課題】非常にシンプルな構成で組み立てやすく、中の収容物を容易且つ安全に取り出すことができる包装箱を提供する。【解決手段】包装箱を展開した一枚の箱体形成片18は、互いに平行に順に連接された第一から第四の側面板20、22、24、26と、第四の側面板26の連接方向の端辺に連接された糊付け板34とを備える。糊付け板34の連接方向の端辺に第一折罫線78を介して連接された第一の内板74と、第一の内板74の、連接方向に対して直角な一端辺に第二折罫線80を介して延設された第二の内板76とを備える。第一の内板74の一部である可動部86を他の部分に対して移動可能にするための可動部形成用破断線84を備える。可動部形成用破断線84は、第二折罫線80の糊付け板34側の一端から、第一折罫線78と対向するように第一の内板74の内側の途中の位置まで延びている。【選択図】図2

Description

新規性喪失の例外適用申請有り
本考案は、中の収容物を取り出しやすくする機能を備えた包装箱に関する。
従来、例えば本願出願人による特許文献1に開示されているように、外箱と外箱の内側に収まるトレーとを備えた、一枚の箱体形成片から成る包装箱があった。箱体形成片は、外箱を形成する部材が連接された外箱領域と、トレーを形成する部材が連接されたトレー領域とを有し、外箱領域及びトレー領域が1つの破断線を介して連続している。
組み立て状態の包装箱は、外箱領域で立体的な外箱を形成し、トレー領域で立体的なトレーを形成し、外箱に連続しているトレーの中に収容物が入れられている。
包装箱から収容物を取り出す時は、蓋部を開放し、トレーの端部を摘まんで筒体の外に向けて引っ張る操作を行い、破断線を破断させてトレーを外箱から分離させ、トレーが筒体の中を摺動できるようにする、そして、トレーの端部を摘まんで筒体の外に向かって引き出す操作を行うと、収容物がトレーとともに筒体の外に移送され、収容物を容易に取り出すことができる。
実用新案登録第3200158号公報
特許文献1の包装箱は、中の収容物を取り出す時、トレーと外箱とを完全に分離させる構造なので、トレーが筒体から不意に抜け落ちることが無いように、トレー折返片や外箱折返片等の特別な部材を設ける必要がある。そのため、箱体形成片の構成が複雑になり、組み立ても面倒になるので改善が求められていた。
本考案は、上記背景技術に鑑みて成されたものであり、非常にシンプルな構成で組み立てやすく、中の収容物を容易且つ安全に取り出すことができる包装箱を提供することを目的とする。
本考案は、筒体の両端部が第一及び第二の蓋部で閉鎖された直方体形状の箱体であって、
一枚の箱体形成片から成り、前記箱体形成片には、互いに平行に順に連接された第一から第四の側面板と、前記第四の側面板の連接方向の端辺に連接された糊付け板と、特定の前記側面板の、前記連接方向と直角な端辺に延設された複数の蓋部材と、前記糊付け板の前記連接方向の端辺に第一折罫線を介して連接された第一の内板と、前記第一の内板の、前記連接方向に対して直角な一端辺に第二折罫線を介して延設された第二の内板と、前記第一の内板の一部である可動部を他の部分に対して移動可能にするための可動部形成用破断線とが設けられ、
前記可動部形成用破断線は、前記第二折罫線の前記糊付け板側の一端から、前記第一折罫線と対向するように前記第一の内板の内側の途中の位置まで延びており、又は前記第一折罫線に重なるように前記第一折罫線の途中の位置まで延びており、
組み立て状態で、前記糊付け板が前記第一の側面板の内面に糊付けされて前記第一から第四の側面板で成る前記筒体が形成され、複数の前記蓋部材によって前記第一及び第二の蓋部が形成され、前記第一の内板は、前記第一折罫線で折れて前記第二の側面板の内面に重なり糊付けされて前記筒体の内部に収容され、前記第二の内板は、前記第二折罫線で折れて前記第一の内板と前記第四の側面板との間の位置に配されて前記筒体の内部に収容され、当該第二の内板の、前記第二折罫線と反対側の端部である引き出し用端部が前記第一の蓋部に近接する位置に配され、前記第一の内板及び前記第二の内板の間の空間に収容物が収容されており、
前記第一の蓋部を開いた状態で、前記引き出し用端部を前記筒体の外に向けて引っ張る操作が行われると、前記可動板形成用破断線が破断して前記可動部が移動可能になり、さらに前記引き出し用端部を前記筒体の外に引き出す操作が行われると、前記可動部が変形しながら移動して前記収容物の一端部を押し、当該収容物が前記筒体の外に向けて移送される包装箱である。
前記第一の内板の前記可動部の内側に補助折罫線が設けられ、前記第二の内板の前記引き出し用端部を前記筒体の外に引き出す操作が行われると、前記可動部の変形しかたが前記補助折罫線によって制御される構成にすることが好ましい。また、前記第二の内板の前記引き出し用端部に舌片状の摘み部が設けられ、前記摘み部は、組み立て状態で前記第一の蓋部の内側に収容され、先端部が当該第一の蓋部の内面に係止される構成にしてもよい。
本考案の包装箱は、一枚の箱体形成片から成り、構成が非常にシンプルで組み立てやすいものである。また、筒体が小形又は薄形で中に指が入らない場合でも、第一の内板の可動部と第二の内板とが協働して中の収容物を筒体の外に向けてスムーズに移送するので、収容物を容易に取り出すことができる。しかも、可動部形成用破断線を破断させた後も第一及び第二の内板が筒体に接続されているので、第一及び第二の内板が筒体から不意に抜け落ちる可能性が低く、安全である。
本考案の包装箱の一実施形態の組み立て状態を示す斜視図(a)、A-A断面図(b)である。 この実施形態の包装箱を展開した箱体形成片を裏面側から見た平面図である。 図2の箱体形成片を折り畳む工程を順に示す図(a),(b)である。 図2の箱体形成片を折り畳む工程を順に示す図(a),(b)、折り畳んだ箱体形成片を立体的にして筒体を形成した状態を示す斜視図(c)である。 この実施形態の包装箱の第一の蓋部を開封した状態を示す斜視図(a)、B-B断面図図(b)である。 この実施形態の包装箱の第一の蓋部を開封した後、第二の内板の引き出し用端部を筒体の外に引き出す操作が行われた状態を示す断面図(a)、第二の内板を筒体の中に戻して再封した状態を示す断面図(b)である。
以下、本考案の一実施形態について、図面に基づいて説明する。この実施形態の包装箱10は、図1(a)、(b)に示すように、筒体12の両端部が第一及び第二の蓋部14,16で各々閉鎖された直方体形状の箱体である。この包装箱10は、厚紙等で成る一枚の箱体形成片18を組み立てることによって形成される。
箱体形成片18は、図2に示すように、互いに平行に順に連接された第一から第四の側面板20,22,24,26を有している。第一から第四の側面板20,22,24,26は、連接方向と直交する幅方向の長さが互いに同じであり、連接方向の長さは、第一及び第三の側面板20,24が短くて互いにほぼ等しく、第二及び第四の側面板22,26が長くて互いにほぼ等しい。4つの側面板20,22,24,26は、折罫線28,30,32で各々区切られている。
第四の側面板26の連接方向の端辺には糊付け板34が連接され、折罫線36で第四の側面板26と区切られている。糊付け板34は、筒体12を形成するため、第一の側面板20の内面に糊付けされる部分であり、連接方向長さは、第一及び第三の側面板20,24と同じか僅かに短い。また、第二の側面板22の内側には、図2における上側の端辺22aの中央部と略U字形の開封用破断線38とで囲まれた開封部40が設けられている。開封部40は、包装箱10を開封する時に指で押し破られる部分である。
第二の側面板22以外の3つの側面板20,24,26は、図2における上側の端辺に、第一の蓋部14を形成するための蓋部材(サイドフラップ、蓋片、差し込み片)が延設され、下側の端辺に、第二の蓋部16を形成するための蓋部材(サイドフラップ、蓋片、差し込み片)が延設されている。以下、これらについて順に説明する。
第一及び第三の側面板20,24の上側の端辺には、短いサイドフラップ42,50が各々延設され、折罫線44,52で第一及び第三の側面板20,24と各々区切られている。また、第一及び第三の側面板20,24の下側の端辺にも、同様のサイドフラップ46,54及び折罫線48,56が各々設けられている。
第四の側面板26の上側の端辺には、略矩形の蓋片58が延設され、折罫線60で第四の側面板26と区切られている。蓋片58の延出長さは、第一及び第三の側面板20,24の連接方向長さとほぼ同じである。そして、蓋片58の延出方向の端辺に、差し込み片62が延設され、折罫線64で蓋片58と区切られている。また、第四の側面板26の下側の端辺にも、同様の蓋片66及び折罫線68、差し込み片70及び折罫線72が設けられている。
箱体形成片18で特徴的なのは、第一及び第二の内板74,76が設けられている点である。第一の内板74は、糊付け板34の連接方向の端辺に連接された略矩形の板で、第一折罫線78で糊付け板34と区切られている。第一の内板74の連接方向長さは、第二及び第四の側面板22,26の連接方向長さと同じか僅かに短く、第一の内板74の上下方向長さは、第二及び第四の側面板22,26の上下方向長さの約4/5程度に設定されている。
第二の内板76は、第一の内板74とほぼ同じ大きさの板で、第一の内板74の下側の端辺に第二折罫線80を介して延設されている。第二の内板76と第一の内板74との境界部分において、第二の内板78と第一の内板74とが連続している部分(第二折罫線80で区切られている部分)は、境界部分の約3/4程度であり、残りの約1/4は切り込み線82で切り離されている。
第一の内板74には、第一の内板74の一部である可動部86を他の部分に対して移動可能にするための可動部形成用破断線84が設けられている。可動部形成用破断線84は、第二折罫線80の糊付け板34側の一端から、第一折罫線78と対向するように、第一の内板74の内側の途中の位置まで延びている破断線で、第一の内板74の、可動部形成用破断線84を挟んで糊付け板34と反対側の領域が可動部86となる。そして、可動部86には、第二折罫線80とほぼ平行に配置された複数の補助折罫線88が設けられている。
さらに、第二の内板76の下側の端部である引き出し用端部90には、舌片状の摘み部92が折罫線94を介して設けられている。第一及び第二の内板74,76は、包装箱10の中の収容物Sを取り出しやすくするための部材であり、詳しくは後の動作説明の中で述べる。
次に、この実施形態の包装箱10の組み立て方法の一例を説明する。ここでは、図2に示す箱体形成片18の各折罫線の折り曲げ方について、表面が凸になる折り方を正折り、裏面が凸になる折り方を逆折りと称する。
まず、第二折罫線80を正折りし、図3(a)に示すように、第二の内板76を第一の内板74の裏面側に重ねる。そして、第一折罫線78を正折りし、図3(b)に示すように、第一及び第二の内板74,76を第四の側面板26の裏面側に重ね、さらに第二の内板74の表面の、可動部86以外の領域に糊96を塗布する。
その後、折罫線32を正折りし、図4(a)に示すように、第二の側面板22の裏面側に、第一及び第二の内板74,76や第四の側面板26を重ね、糊付け板34の表面に糊98を塗布する。そして、折罫線28を正折りし、図4(b)に示すように、第一の側面板20の裏面を糊付け板34に重ねて糊付けする。箱体形成片18は、この折り畳み状態で包装箱10の製造工場等から出荷される。
次に、収容物Sを収容し包装する工場等において、折罫線28,30,32,36及び第一折罫線78を各々90度に正折りし、図4(c)に示すように、第一から第四の側面板20,22,24,26で立体的な筒体12を形成する。この状態で、第一の内板74は筒体12の中に収まるが、第二の内板76は、摘み部92の先端部分が筒体12の外に突出し、その他の領域は筒体の中に収まる。
次に、第二の蓋部16を形成するため、折罫線48,56を各々90度に正折りしてサイドフラップ46,54を倒す。そして、第二差し込み片70の表面に糊100を塗布し、折罫線72を90度に正折りして差し込み片70を倒した後、折罫線68を90度に正折りして蓋片66を倒し、第二差し込み片62を第二の側面板22とサイドフラップ46,54との隙間に差し込んで、第二の側面板22の裏面側の端部に差し込み片62を糊付けする。これで筒体12の一端部が第二の蓋部16で閉鎖されたので、筒体12の反対側の開口から、収容物Sを入れる。収容物Sは、第一及び第二の内板74,76の間に差し込む。
収容物Sを入れると、第一の蓋部14を形成するため、折罫線44,52を各々90度に正折りしてサイドフラップ42,50を倒す。そして、差し込み片62の表面に糊102を塗布し、折罫線64を90度に正折りして差し込み片62を倒した後、折罫線60を90度に正折りして蓋片58を倒し、差し込み片62を第二の側面板22とサイドフラップ42,50との隙間に差し込んで、第二の側面板22の開封部40の裏面に差し込み片62を糊付けする。これで筒体12の他端部が第一の蓋部14で閉鎖され、図1(a)、(b)に示す包装箱10の組み立て状態になる。
組み立て状態の包装箱10の内部の構造を簡単に説明すると、第一の内板74は、第一折罫線78で折れて第二の側面板22の内面側の特定領域(開封部40がない領域)に重なり、第二の側面板22の内面に糊付けされて筒体12の内部に収容される。第二の内板76は、第二折罫線80で折れて第一の内板74と第四の側面板26との間の位置に配されて筒体12の内部に収容される。さらに、第二の内板76の、第二折罫線80と反対側に位置する引き出し用端部90が第一の蓋部14に近接する位置に配され、摘み部92が、折罫線94が折れて第一の蓋部14の内側に収容され、先端部が第一の蓋部14の内面に係止される。そして、第一の内板74及び第二の内板76の間の空間に収容物Sが収容される。
包装箱10の中の収容物Sを取り出す時は、まず、図5(a)、(b)に示すように、開封部40を押して開封用破断線38を破断させ、開封部40を第二の側面板22から分離させた後、差し込み片62を引き抜き、蓋片58及びサイドフラップ42,50を起こして第一の蓋部14を開く。第一の蓋部14を開くと、第一の蓋部14の内面に係止されていた第二の内板76の摘み部92が筒体12の外側に突出する。第二の側面板22から分離した開封部40は、差し込み片62に糊付けされており、ゴミにはならない。
第一の蓋部14を開いた後は、摘み部92を指で摘まんで引き出し用端部90を筒体12の外に向けて引っ張る操作を行い、可動部形成用破断線84を破断させて可動部86を移動可能にする。さらに、摘み部92及び引き出し用端部90を筒体12の外に引き出す操作を行うと、図6(a)に示すように、可動部86が複数の補助折罫線88で適宜の角度に折れて変形しながら移動し、収容物Sの一端部を押す。その結果、収容物Sが可動部86に押されて筒体12の外に向けて移送され、収容物Sを包装箱10から容易に取り出すことができる。
その後、取り出した収容物Sを逆の手順で包装箱10の中に戻せば、図6(b)に示す再封状態で保管することも可能である。
以上説明したように、包装箱10は、一枚の箱体形成片18から成り、構成が非常にシンプルで組み立てやすいものである。また、筒体12が小形又は薄形で中に指が入らない場合でも、第一の内板74の可動部86と第二の内板76とが協働して中の収容物Sを外に向けてスムーズに移送するので、収容物を容易に取り出すことができる。しかも、可動部形成用破断線84を破断させた後も第一及び第二の内板74,76が筒体12に接続されているので、第二の内板76が乱暴に引き出されない限り、第一及び第二の内板74,76が筒体12から不意に抜け落ちる可能性が低く、安全である。
なお、本考案の包装箱は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記の包装箱10の場合、第二の内板76の引き出し用端部90を引き出しやすくするため摘み部92を設けているが、引き出し用端部90を指で直接摘まむことができる場合、摘み部は削除することができる。
可動部86の補助折罫線88は、引き出し用端部90を筒体12の外に引き出す操作が行われた時、可動部86がスムーズに変形するように制御するものであり、補助折罫線のレイアウトは、筒体の大きさや基材の厚み等に合わせて適宜変更することができ、必要なければ補助折罫線を削除することも可能である。
箱体形成片18は、図2に示すように、第一及び第二の内板74,76が第二折罫線80と切り込み線82とで区切られ、可動部形成用破断線84は、第二折罫線80の糊付け板側の一端から、第一折罫線78と対向するように、第一の内板74の内側の途中の位置まで延びている。しかし、第二折罫線80を第一折罫線78と交差する位置まで延ばし、可動部形成用破断線84が、第一折罫線78に重なるように、第一折罫線78の途中の位置まで延びる構成に変更することも可能である。可動部は、幅寸法(筒体から引き出される方向に対して直角方向の寸法)を短くした方が、引き出し用端部が引き出された時の変形のしやすさを制御しやすいが、幅寸法が短すぎると、収容物Sを押す領域の面積を十分に確保できなくなる。したがって、第二折罫線及び可動部形成用破断線のレイアウトは、これらのバランスを考慮して設定するとよい。
その他、第一及び第二の蓋部は、上記の第一及び第二の蓋部14,16(蓋片、サイドフラップ、差し込み片及び開封部)の構成に限定されず、上述した第一及び第二の内板の動作を妨げない範囲で自由に変更することができる。
10 包装箱
12 筒体
14 第一の蓋部
16 第二の蓋部
18 箱体形成片
20 第一の側面板
22 第二の側面板
24 第三の側面板
26 第四の側面板
34 糊付け板
74 第一の内板
76 第二の内板
78 第一折罫線
80 第二折罫線
84 可動部形成用破断線
86 可動部
88 補助折罫線
90 引き出し用端部
92 摘み部
S 収容物

Claims (3)

  1. 筒体の両端部が第一及び第二の蓋部で閉鎖された直方体形状の箱体であって、
    一枚の箱体形成片から成り、前記箱体形成片には、互いに平行に順に連接された第一から第四の側面板と、前記第四の側面板の連接方向の端辺に連接された糊付け板と、特定の前記側面板の、前記連接方向と直角な端辺に延設された複数の蓋部材と、前記糊付け板の前記連接方向の端辺に第一折罫線を介して連接された第一の内板と、前記第一の内板の、前記連接方向に対して直角な一端辺に第二折罫線を介して延設された第二の内板と、前記第一の内板の一部である可動部を他の部分に対して移動可能にするための可動部形成用破断線とが設けられ、
    前記可動部形成用破断線は、前記第二折罫線の前記糊付け板側の一端から、前記第一折罫線と対向するように前記第一の内板の内側の途中の位置まで延びており、又は前記第一折罫線に重なるように前記第一折罫線の途中の位置まで延びており、
    組み立て状態で、前記糊付け板が前記第一の側面板の内面に糊付けされて前記第一から第四の側面板で成る前記筒体が形成され、複数の前記蓋部材によって前記第一及び第二の蓋部が形成され、前記第一の内板は、前記第一折罫線で折れて前記第二の側面板の内面に重なり糊付けされて前記筒体の内部に収容され、前記第二の内板は、前記第二折罫線で折れて前記第一の内板と前記第四の側面板との間の位置に配されて前記筒体の内部に収容され、当該第二の内板の、前記第二折罫線と反対側の端部である引き出し用端部が前記第一の蓋部に近接する位置に配され、前記第一の内板及び前記第二の内板の間の空間に収容物が収容されており、
    前記第一の蓋部を開いた状態で、前記引き出し用端部を前記筒体の外に向けて引っ張る操作が行われると、前記可動板形成用破断線が破断して前記可動部が移動可能になり、さらに前記引き出し用端部を前記筒体の外に引き出す操作が行われると、前記可動部が変形しながら移動して前記収容物の一端部を押し、当該収容物が前記筒体の外に向けて移送されることを特徴とする包装箱。
  2. 前記第一の内板の前記可動部の内側に補助折罫線が設けられ、前記第二の内板の前記引き出し用端部を前記筒体の外に引き出す操作が行われると、前記可動部の変形しかたが前記補助折罫線によって制御される請求項1記載の包装箱。
  3. 前記第二の内板の前記引き出し用端部に舌片状の摘み部が設けられ、前記摘み部は、組み立て状態で前記第一の蓋部の内側に収容され、先端部が当該第一の蓋部の内面に係止される請求項1又は2記載の包装箱。
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