JP3235367U - 再封機能付き包装箱 - Google Patents
再封機能付き包装箱 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3235367U JP3235367U JP2021003834U JP2021003834U JP3235367U JP 3235367 U JP3235367 U JP 3235367U JP 2021003834 U JP2021003834 U JP 2021003834U JP 2021003834 U JP2021003834 U JP 2021003834U JP 3235367 U JP3235367 U JP 3235367U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid piece
- resealing
- piece
- auxiliary plate
- outer lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Cartons (AREA)
Abstract
【課題】蓋部の開封及び再封動作が容易で、開封後に蓋部を繰り返し開閉しても確実な再封が可能であり、長期間使用できる再封機能付き包装箱を提供する。【解決手段】再封機能付き包装箱は、第一の側面板16の一端辺に延設され、筒体の一方の開口を閉鎖する蓋部の一部となる外蓋片40と、第二の側面板20の一端辺に延設され、外蓋片40と重なって蓋部の一部となる内蓋片72とを備え、外蓋片40の延出方向の端辺に第一破断線50を介して延設された補助板48を備える。外蓋片40の内側には、第二破断線44で囲まれた切り抜き部46が設けられ、補助板48の延出方向の端辺には、再封用舌部52が延設される。組み立て状態で、補助板48が第一破断線50で折り曲げられて外蓋片40の内面側に重なって切り抜き部46に糊付けされるとともに、再封用舌部52が外蓋片40の内面側に対向し、内蓋片72が補助板48の内面側に糊付けされる。【選択図】図2
Description
本考案は、シールエンド型の蓋部を備えた再封機能付き包装箱に関する。
従来、本願出願人による特許文献1に開示されているように、4つの側面板で形成された筒体と、4つの側面板の1つである第一の側面板の端部に延設された外側蓋片と、第一の側面板に対向する第二の側面板の端部に延設された内側蓋片とを備え、外側蓋片は、幅方向に横切る開封用破断線によって第一の側面板に連続する再封部とそれ以外の糊付け部とに区切られ、再封部の延出方向の端部は舌片状の再封用舌部になっており、内側蓋片の延出方向の端部に、再封用舌部と係合可能な再封用切り欠きが設けられ、組み立て状態で、内側蓋片の外面に外側蓋片の糊付け部の内面が糊付けられて蓋部が形成される包装箱があった。
この包装箱は、開封用破断線を破断させて開封すると、外側蓋片から糊付け部が分離して内側蓋片と一体になり、再封する時は、内側蓋片の外面に外側蓋片の再封部を重ね、再封部を内側蓋片の方向に指で押すと、再封用舌部が再封用切り欠きの内側に入って係合し、蓋部が閉鎖した状態に保持される。
特許文献1の包装箱は、開封した後、蓋部を閉じたり開いたりする時に、再封部を押し込んだり引き上げたりする動作を行うので、開閉を繰り返すうちに再封部が変形したり破損したりして短期間のうちに再封できなくなるという指摘があり、改善が求められていた。
本考案は、上記背景技術に鑑みて成されたものであり、蓋部を開封及び再封が容易で、開封後に蓋部を繰り返し開閉しても確実な再封が可能であり、長期間使用できる再封機能付き包装箱を提供することを目的とする。
本考案は、筒体を形成する複数の側面板と、前記複数の側面板の中の1つである第一の側面板の一端辺に延設され、前記筒体の一方の開口を閉鎖する蓋部の一部となる外蓋片と、前記第一の側面板と対向する第二の側面板の一端辺に延設され、前記外蓋片と重なって前記蓋部の一部となる内蓋片と、前記外蓋片の延出方向の端辺に第一破断線を介して延設された補助板とを備え、前記外蓋片の内側には、第二破断線で囲まれた切り抜き部が設けられ、前記補助板の延出方向の端辺又は前記内蓋片の延出方向の端辺には、再封用舌部が延設されており、
組み立て状態で、前記補助板は、前記第一破断線で折り曲げられ、前記外蓋片の内面側に重なって前記切り抜き部に糊付けされるとともに、前記再封用舌部が前記外蓋片の内面側に対向し、前記内蓋片は、前記補助板の内面側に重なって糊付けされ、
前記蓋部を開封すると、前記第一及び第二破断線が破断し、前記内蓋片は、前記外蓋片から切り離された前記切り抜き部及び前記補助板と一体に開閉可能になり、前記外蓋片は、前記切り抜き部が抜け出た部分に再封用透孔が開口した状態で開閉可能になり、
前記外蓋片を倒して前記筒体の一端部を塞ぎ、前記外蓋片の外面側に前記内蓋片及び前記補助板を倒し、前記再封用舌部を前記再封用透孔の中に差し込んで、前記再封用舌部が前記再封用透孔の内面側の周縁部に係合することによって前記蓋部が閉鎖状態に保持される再封機能付き包装箱である。
組み立て状態で、前記補助板は、前記第一破断線で折り曲げられ、前記外蓋片の内面側に重なって前記切り抜き部に糊付けされるとともに、前記再封用舌部が前記外蓋片の内面側に対向し、前記内蓋片は、前記補助板の内面側に重なって糊付けされ、
前記蓋部を開封すると、前記第一及び第二破断線が破断し、前記内蓋片は、前記外蓋片から切り離された前記切り抜き部及び前記補助板と一体に開閉可能になり、前記外蓋片は、前記切り抜き部が抜け出た部分に再封用透孔が開口した状態で開閉可能になり、
前記外蓋片を倒して前記筒体の一端部を塞ぎ、前記外蓋片の外面側に前記内蓋片及び前記補助板を倒し、前記再封用舌部を前記再封用透孔の中に差し込んで、前記再封用舌部が前記再封用透孔の内面側の周縁部に係合することによって前記蓋部が閉鎖状態に保持される再封機能付き包装箱である。
前記第一破断線が途中で中断され、前記補助板の内側に、前記第一破断線の中断された部分と切り込み線とで囲まれた摘み部が形成され、組み立て状態で、前記摘み部は、前記第二の側面板を超えて側方に突出する構成にすることが好ましい。また、前記内蓋片は、先端が幅狭な等脚台形状に形成され、前記補助板の内側には、前記内蓋片に糊付けされた状態で前記内蓋片の2つの側辺と重なる位置に、補助折罫線が設けられている構成にすることが好ましい。また、一枚の箱体形成片を組み立てることによって形成される構成にすることが好ましい。
本考案の再封機能付き包装箱は、構造がシンプルで組み立てやすく、蓋部を開封する時の動作と再封する時の動作も容易である。また、開封した後、蓋部を開閉する時にストレスが加わるのは、内蓋片、補助板及び切り抜き部が重なって強度が増している部分なので、開閉を繰り返しても変形したり破損したりしにくく、長期間使用することができる。
以下、本考案の再封機能付き包装箱の一実施形態について、図面に基づいて説明する。この実施形態の再封機能付き包装箱10は、図1(a)に示すように、略直方体のシールエンド型の蓋部を備えた箱であり、厚紙等で成る一枚の箱体形成片12を組み立てることによって形成される。
箱体形成片12は、図2に示すように、互いに平行に連接された4つの側面板14,16,18,20を有している。側面板14,16,18,20は、連接方向と直交する幅方向の長さが同じで、連接方向の長さは、側面板14,18が短くて互いにほぼ等しく、側面板16,20が長くて互いにほぼ等しい。さらに、側面板20の連接方向の端部には、組み立て状態で側面板14の裏面の端部に糊付けされる糊付け片22が短く連接されている。4つの側面板14,16,18,20及び糊付け片22は、各々折罫線24,26,28,30で区切られている。以下、側面板16を第一の側面板16、側面板20を第二の側面板20と称する。また、4つの側面板14,16,18,20の、図2における上側の端辺を蓋側の端辺と称し、下側の端辺を底側の端辺と称する。
側面板14の蓋側の端辺には、台形状のサイドフラップ32が延設され、折罫線34で側面板14と区切られている。また、側面板14の底側の端辺には、サイドフラップ36が延設され、折罫線38で側面板14と区切られている。
第一の側面板16の蓋側の端辺には、略長方形の外蓋片40が延設され、折罫線42で第一の側面板16と区切られている。外蓋片40の延出方向長さは、側面板14,18の連接方向長さとほぼ同じで、内側のほぼ中央に、第二破断線44で囲まれた切り抜き部46が設けられている。
外蓋片40の延出方向の端辺には、略四角形の補助板48が延設され、第一破断線50で外蓋片40と区切られている。補助板48の延出方向長さは、外蓋片40の延出方向長さよりも少し短い。また、補助板48の延出方向の端辺のほぼ中央部に再封用舌部52が延設されており、補助板48の内側に、再封用舌部52の基端部から第一破断線50の両端付近に向かって斜めに延びる2つの補助折罫線54が設けられている。さらに、第一破断線50が途中で中断され、補助板48の内側に、第一破断線50の中断された部分と切り込み線56とで囲まれた摘み部58が設けられている。
第一の側面板16の底側の端辺には、略長方形の外底片60が延設され、折罫線62で第一の側面板16と区切られている。外底片60の延出方向長さは、側面板14,18の連接方向長さとほぼ同じである。
側面板18の蓋側の端辺には、台形状のサイドフラップ64が延設され、折罫線66で側面板18と区切られている。また、側面板18の底側の端辺には、サイドフラップ68が延設され、折罫線70で側面板18と区切られている。
第二の側面板20の蓋側の端辺には、先端が幅狭な等脚台形状の内蓋片72が延設され、折罫線74で第二の側面板20と区切られている。内蓋片72の延出方向長さは、側面板14,18の連接方向長さの約4/7で、補助板48の延出方向長さとほぼ同じか少し短い。内蓋片72の2つの側辺72aの傾斜角は、補助板48の補助折罫線54の傾斜角とほぼ同じである。
第二の側面板20の底側の端辺には、略長方形の内底片76が延設され、折罫線78で第二の側面板20と区切られている。内底片76の延出方向長さは、外底片60の延出長さよりも少し短い。さらに、第二の側面板20の底側の端部には、使用者が再封機能付き包装箱10を廃棄する際に指で押圧する分解用押圧部80が設けられている。分解用押圧部80は、折罫線78の中央部と分解用破断線82の円弧状部分とで囲まれて、周囲と区切られている。分解用破断線82は、円弧状部分の両端が折罫線78に沿って外向き延びている。
次に、再封機能付き包装箱10の組み立て方法の一例を説明する。ここでは、図2に示す箱体形成片12の表面が凸になる折り方を正折り、裏面が凸になる折り方を逆折りと称する。
まず、外蓋片40の切り抜き部46の裏面に糊84を塗布し、第一破断線50を正折りして補助板48を外蓋片40に重ね、補助板48を切り抜き部46に糊付けする。この状態で、再封用舌部52は、切り抜き部46と重ならず、切り抜く部46と折罫線42の間に配置される。また、摘み部58は、切り込み線56から抜け出し、外蓋片40と面一な状態で、第一折罫線50を超えて外向きに突出する。
その後、折罫線30を正折りして糊付け片22を第二の側面板20に重ね、糊付け片22の表面に糊を塗布する。そして、折罫線26を正折りして側面板14及び第一の側面板16を側面板18及び第二の側面板20に重ね、側面板14を糊付け片22に糊付けする。箱体形成片12は、この折り畳み状態で、収容物を包装する工場等に出荷される。
次に、収容物を包装する工場等、折り畳み状態の箱体形成片12を立体的に組み立てる。まず、折罫線24,26,28,30を各々90度に正折りし、四角形の筒体86を形成する。その後、筒体86の一端部を塞ぐ底部88を設けるため、折罫線38,70でサイドフラップ36,68を各々90度に正折りし、折罫線80及び分解用破断線82で内底片76を90度に正折りする。その後、外底片60の裏面中央部に糊を塗布し、折罫線62で外底片60を90度に正折りし、外底片60を内底片76に糊付けする。これで底部88が形成されたので、筒体86の開放している蓋側の端部から、収容物を中に入れる。
収容物を入れると、筒体86の蓋側の端部を蓋部90で塞ぐため、折罫線34,66でサイドフラップ32,64を90度に正折りし、折罫線74で内蓋片72を90度に正折りする。さらに、図3(a)、(b)に示すように、内蓋片72の表面中央部に糊92を塗布した後、折罫線42で外蓋片40を90度に正折りし、補助板48の表面を内蓋片64に糊付けする。これで図4(a)、(b)に示す蓋部90が形成され、図1(a)、(b)に示す再封機能付き包装箱10の組み立て状態になる。
組み立て状態における蓋部90の構造を改めて説明すると、補助板48は、第一破断線50で折り曲げられ、外蓋片40の内面側に重なって切り抜き部46に糊付けされるとともに、再封用舌部52が外蓋片の内面側に対向する。内蓋片72は、補助板48の内面側に重なって糊付けされ、2つの側辺72aが補助板48の2つの補助折罫線54とほぼ重なる。また、補助板48の摘み部58は、第二の側面板20を超えて僅かに側方に突出する。
次に、再封機能付き包装箱10の蓋部90を開封及び再封する時の動作を順に説明する。再封機能付き包装箱10を開封する時は、摘み部58を指で摘まみ、外蓋片40を引き上げる方向に力を加え、第一破断線50を破断させる。摘み部58は、第二の側面板20を超えて側方に突出しているので、容易に摘まむことができる。第一破断線50が破断すると、外蓋片40をさらに引き上げて第二破断線44を破断させ、補助板48に糊付けされた切り抜き部46を外蓋片40から分離させる。この第一及び第二破断線50,44を破断させる動作は、ほぼ1アクションで行うことができる。そして、この動作を行うことによって、外蓋片40の、切り抜き部46があった位置に、再封用透孔94が開口する。
第一及び第二破断線50,44を破断させた後は、図5(a)、(b)に示すように外蓋片40を開き、切り抜き部46及び補助板48が糊付けされて一体になった内蓋片72を引き上げて開き、サイドフラップ32,64を引き上げて開き、箱体の中の収容物を取り出す。
蓋部90を再封するときは、折罫線34,66でサイドフラップ32,64を90度に正折りした後、図6(a)、(b)に示すように折罫線42で外蓋片40を正折りし、さらに折罫線74で内蓋片72を正折りし、内蓋片72、補助板48及び切り抜き部46を外蓋片40の外面側に重ね、この状態で、切り抜き部46(又は補助板48と内蓋片72とが重なった台形状の領域)を指で軽く押し込む。すると、内蓋片72に押されて外蓋片40が沈み込み、補助板48の再封用舌部52が外蓋片40の再封用透孔94の中に入る。
その後、切り抜き部46から指を離すと、沈み込んだ外蓋片40が元に戻るので、再封用舌部52が再封用透孔94の中にさらに深く入り込み、再封用透孔94の内面側の周縁部にしっかりと係合し、図7(a)、(b)に示す再封状態になる。
再封する時に指で押し込む部分は、2枚又は3枚の紙基材が重なって強度が増しているので、変形したり破損したりしにくい。また、補助板72には補助折罫線54が設けてあり、指で押し込んだ時、補助折罫線54で区切られた両角部(内蓋片72と重なっていない三角形の領域)が僅かに上向きに屈曲するので、台形状の領域の先端に設けた再封用舌部52を、再封用透孔94の中に無理なくスムーズに入れることができる。
再封機能付き包装箱10を廃棄するときは、まず、第二の側面板20の分解用押圧部80を指で押して分解用破断線80の円弧状の部分を破断させ、さらに、分解用押圧部80及び底部88を第二の側面板20から引き離す方向に力を加え、分解用破断線78の残りの部分を破断させて底部88を解体する。そして、2つの底片60,76とサイドフラップ36,68とを引き上げると全体を平坦に折り畳むことができ、再封機能付き包装箱10をコンパクトに廃棄することができる。
以上説明したように、再封機能付き包装箱10は、構造がシンプルで組み立てやすく、蓋部90の開封と再封も容易である。また、開封した後、蓋部90を開閉する時にストレスが加わるのは、内蓋片72、補助板48及び切り抜き部46が重なって強度が増している部分なので、開閉を繰り返しても変形したり破損したりしにくく、長期間使用することができる。
また、医薬品等の包装に使用される包装箱は、開封前か開封後かを一目で見分けられることが求められるが、再封機能付き包装箱10の場合、開封前(組み立て状態)の蓋部90は、ほぼ外蓋片40の表面側(紙基材の綺麗な表面側)だけが見えるのに対し、再封した状態の蓋部90は、補助板48の裏面側(紙基材の裏面側)が大きく露出して独特な外観になるので、開封前か開封後かを一目で見分けることができる。したがって、再封機能付き包装箱10は、医薬品等の包装箱として使用するのに好適である。
なお、本考案の再封機能付き包装箱は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、再封機能付き包装箱10が有する再封用舌部52、再封用透孔94(切り抜き部46)及び補助板48の形状や大きさは、上述した開封及び再封の動作が良好に行われる範囲で、適宜変更することができる。また、再封機能付き包装箱10では、再封用舌部52を補助板48の端辺に設けているが、補助板48の端辺ではなく、内蓋片72の端辺に設けてもよく、ほぼ同様の作用効果が得られる。
その他、開封時に使用する摘み部58や、再封動作を容易にする補助折罫線54は、必要に応じて省略することができる。また、底部88の形態は自由に変更することができ、例えば、底部の構造を上記の蓋部90と同様の構造にすることも可能である。
10 再封機能付き包装箱
12 箱体形成片
14,18 側面板
16 第一の側面板
20 第二の側面板
40 外蓋片
44 第二破断線
46 切り抜き部
48 補助板
50 第一破断線
52 再封用舌片
54 補助折罫線
56 切り込み線
58 摘み部
72 内蓋片
72a 側辺
84,92 糊
86 筒体
90 蓋部
94 再封用透孔
12 箱体形成片
14,18 側面板
16 第一の側面板
20 第二の側面板
40 外蓋片
44 第二破断線
46 切り抜き部
48 補助板
50 第一破断線
52 再封用舌片
54 補助折罫線
56 切り込み線
58 摘み部
72 内蓋片
72a 側辺
84,92 糊
86 筒体
90 蓋部
94 再封用透孔
Claims (4)
- 筒体を形成する複数の側面板と、前記複数の側面板の中の1つである第一の側面板の一端辺に延設され、前記筒体の一方の開口を閉鎖する蓋部の一部となる外蓋片と、前記第一の側面板と対向する第二の側面板の一端辺に延設され、前記外蓋片と重なって前記蓋部の一部となる内蓋片と、前記外蓋片の延出方向の端辺に第一破断線を介して延設された補助板とを備え、
前記外蓋片の内側には、第二破断線で囲まれた切り抜き部が設けられ、前記補助板の延出方向の端辺又は前記内蓋片の延出方向の端辺には、再封用舌部が延設されており、
組み立て状態で、前記補助板は、前記第一破断線で折り曲げられ、前記外蓋片の内面側に重なって前記切り抜き部に糊付けされるとともに、前記再封用舌部が前記外蓋片の内面側に対向し、前記内蓋片は、前記補助板の内面側に重なって糊付けされ、
前記蓋部を開封すると、前記第一及び第二破断線が破断し、前記内蓋片は、前記外蓋片から切り離された前記切り抜き部及び前記補助板と一体に開閉可能になり、前記外蓋片は、前記切り抜き部が抜け出た部分に再封用透孔が開口した状態で開閉可能になり、
前記外蓋片を倒して前記筒体の一端部を塞ぎ、前記外蓋片の外面側に前記内蓋片及び前記補助板を倒し、前記再封用舌部を前記再封用透孔の中に差し込んで、前記再封用舌部が前記再封用透孔の内面側の周縁部に係合することによって前記蓋部が閉鎖状態に保持されることを特徴とする再封機能付き包装箱。 - 前記第一破断線が途中で中断され、前記補助板の内側に、前記第一破断線の中断された部分と切り込み線とで囲まれた摘み部が形成され、
組み立て状態で、前記摘み部は、前記第二の側面板を超えて側方に突出する請求項1記載の再封機能付き包装箱。 - 前記内蓋片は、先端が幅狭な等脚台形状に形成され、
前記補助板の内側には、前記内蓋片に糊付けされた状態で前記内蓋片の2つの側辺と重なる位置に、補助折罫線が設けられている請求項1又は2記載の再封機能付き包装箱。 - 一枚の箱体形成片を組み立てることによって形成される請求項1乃至3のいずれか記載の再封機能付き包装箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021003834U JP3235367U (ja) | 2021-10-05 | 2021-10-05 | 再封機能付き包装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021003834U JP3235367U (ja) | 2021-10-05 | 2021-10-05 | 再封機能付き包装箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3235367U true JP3235367U (ja) | 2021-12-16 |
Family
ID=78847240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021003834U Active JP3235367U (ja) | 2021-10-05 | 2021-10-05 | 再封機能付き包装箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3235367U (ja) |
-
2021
- 2021-10-05 JP JP2021003834U patent/JP3235367U/ja active Active
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5955077B2 (ja) | 包装用箱 | |
JP5259754B2 (ja) | 包装用箱 | |
JP5571405B2 (ja) | 包装用箱 | |
JP5836101B2 (ja) | 包装用箱 | |
JP3185840U (ja) | 包装箱 | |
JP3235367U (ja) | 再封機能付き包装箱 | |
JP3177116U (ja) | 包装箱 | |
JP3206273U (ja) | 包装箱 | |
JP2006199371A (ja) | 段ボール製包装箱 | |
JP2001130547A (ja) | Ppc用紙用段ボールケース | |
JP7174394B2 (ja) | 解体機能付き包装用箱 | |
JP3206514U (ja) | 包装箱 | |
JPH1059356A (ja) | 分離可能な開封用切込線を有する包装箱 | |
JP3239704U (ja) | 包装箱 | |
JP3194136U (ja) | 再封可能な包装箱 | |
JP6739909B2 (ja) | 包装用箱 | |
JP3197969U (ja) | 情報カード付き包装箱 | |
JP2019043618A (ja) | 包装用箱 | |
JP7510851B2 (ja) | 包装容器 | |
JP4531232B2 (ja) | ヒンジリッド型テーパーカートン | |
JP7042611B2 (ja) | 包装用箱 | |
JP7203634B2 (ja) | 包装箱 | |
JP2020033038A (ja) | 包装箱ならびにそのボックスブランクおよびスリーブ | |
JP2000177727A (ja) | 包装箱 | |
JP3224507U (ja) | 表示付き包装箱 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A80 | Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80 Effective date: 20211012 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3235367 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |