JP5331595B2 - 開封補助機能付包装用箱 - Google Patents

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Description

この発明は、開封を容易にした構造の開封補助機能付包装用箱に関する。
従来、1枚のブランクシートから一体に打ち抜かれた箱体形成片を組み立てた包装用箱には、互いに平行に連接された側面と、前記側面から連なって箱体上面の開口部を閉鎖する上蓋片と、上蓋片に連接し対向する側面に糊付けされる差込片が設けられたものがある。また、糊付けされた差込片の開封を容易にした構造のものもある。特許文献1に開示されている開封口付包装箱は、差込片が重ねられる側面の端部に破断線に囲まれた開封口が設けられているものである。開封口には、切り込みで囲まれた押圧部と、押圧部の近傍に設けられたつまみ代が設けられている。そして開封口は、差込片に糊付けされている。この開封口付包装箱を開封するときは、押圧部を押すとつまみ代が起き上がって指でつまみやすくなり、つまみ代を指で引き起こすことにより破断線が切断されて、開封口が側面から分離し、開封可能となる。
特開2006−89106号公報
上記背景技術の場合、押圧部を押すことでつまみ代が起き上がるものであるが、内容物が密に収容されている場合は、押し込むことが困難な場合がある。また、開封口を指でつまんで開封するものであり、指先が不自由な人が開封しにくい場合がある。
この発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、容易に開封可能であり、内容物が内側に密に収容されていても簡単な操作で開封することができる開封補助機能付包装用箱を提供することを目的とする。
本発明は1枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれた箱体形成片からなり、互いに平行に連接された側面と、前記一側面から連なって組み立て状態で連接された側面で形成される一開口端部を閉鎖する上蓋片と、前記上蓋片に連接し対向する前記側面の裏面に係止される差込片と、前記差込片に係止される前記側面に設けられた開封口形成部と、前記開封口形成部に隣接する開封補助片が設けられている開封補助機能付包装用箱である。前記開封口形成部は、前記側面の端部に交差する一対の破断線と、前記破断線の側面の中心側の先端どうしを連結する切断線で区切られて設けられている。前記開封補助片は、前記開封口形成部の一方の破断線と、前記破断線の先端と前記側面の開口端部で前記開封口形成部から離れた位置を結ぶ開封補助折罫線とで区切られて設けられている。
前記開封口形成部は、前記差込片に糊付けされる封止用糊付片である。
また、前記開封補助片は、前記開封口形成部の一方の破断線と、前記破断線の先端に連続し前記開封口形成部から離れる方向に延出する切込線と、前記切込線の先端に連続する前記開封補助折罫線とで区切られた変形の四角形に形成されている。前記開封補助折罫線の、前記開口端部側の端部は、前記側面の角部に達している。前記開封補助片の、前記開封口形成部に隣接する角部は、面取りされている。
本発明の開封補助機能付包装用箱は、簡単な操作により弱い力でも開封することができる。さらに、内側に内容物が密に収容されているときも、内容物を損傷せずに、容易に開封することができる。
この発明の一実施形態の開封補助機能付包装用箱の開封する工程を示す斜視図である。 この実施形態の開封補助機能付包装用箱の開封前の斜視図である。 この実施形態の開封補助機能付包装用箱の展開図である。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1〜図3はこの発明の一実施形態を示すもので、この実施形態の開封補助機能付包装用箱10は、厚紙等の1枚のブランクシートを打ち抜いて形成された箱体形成片12を組み立てて形成されている。
図3は、箱体形成片12を表面から見た展開図であり、箱体形成片12は、側面14,16,18,20が互いに平行に連接して形成されている。側面14,16,18,20は、連接している幅方向は同じ長さであり、連接方向の長さは側面14,18が短くて互いにほぼ等しく、側面16,20はやや長くて互いにほぼ等しい。さらに側面20の側縁部には、開封補助機能付包装用箱10の組立状態で側面14の裏面に糊付けされる糊付片22が設けられている。側面14,16,18,20、糊付片22は、各々折罫線24,26,28,30で区切られている。
側面14において、側面同士の連接方向に対して直角な方向の一端部には、台形状の上フラップ32が折罫線34で区切られて設けられている。側面14の、折罫線34と反対側の端部には、台形状の底フラップ36が折罫線38で区切られて設けられている。
側面16の、側面14の折罫線34に隣接する端部16aは、開封補助機能付包装用箱10の組み立て状態で開口端部となるものである。側面16の端部16aの中心には、開封口形成部である封止用糊付片39が設けられている。封止用糊付片39は、側面16の端部16aに交差する一対の破断線40と、破断線40の側面16の中心側の先端どうしを連結する切断線42で周囲と区切られている。一対の破断線40は、端部16aから離れるに従い互いに近づくように傾斜して形成され、封止用糊付片39は逆台形状に形成されている。封止用糊付片39の両側には、端部16aに隣接する一対の開封補助片47が設けられている。開封補助片47は、封止用糊付片39の破断線40と、破断線40の側面16中心側の先端に連続し封止用糊付片39から離れる方向へ延出する短い切込線44と、切込線44の先端に連続し端部16aと折罫線26が交差する角部に達する開封補助折罫線46とで周囲と区切られて、変形した四角形状に設けられている。開封補助片47の、端部16aと破断線40で囲まれた角部は、面取りされている。
側面18の、側面16の端部16aに連接する端部には、台形状の上フラップ48が折罫線50で区切られて設けられている。側面18の、折罫線50と反対側の端部には、台形状の底フラップ52が折罫線54で区切られて設けられている。
側面20の、側面18の折罫線50に連接する端部には、上蓋片56が折罫線58で区切られて設けられている。上蓋片56の折罫線58と反対側の端部には、さらに差込片60が折罫線62で区切られて設けられている。側面20の、折罫線58と反対側の端部には、底蓋片64が折罫線66で区切られて設けられている。底蓋片64の折罫線66と反対側の端部には、さらに差込片68が折罫線70で区切られて設けられている。
次に、この実施形態の開封補助機能付包装用箱10の組立方法の一例について説明する。なお、ここでは図3が開封補助機能付包装用箱10の箱体形成片12の表面を見たものであり、箱体形成片12の表面が凸になる折り方を正折り、そして裏面が凸になる折り方を逆折りと称する。
まず、折罫線28を正折りし、次に糊付片22の表面に糊72を塗布する。次に、折罫線24を正折りして、糊付片22の表面が側面14の裏面に糊付けされる。これにより箱体形成片12は折り畳み状態となり、この状態で出荷される。
次に、内容物を収容し包装する工場等において、折罫線24,26,28,30を各々90度に正折りして四角形の箱体にする。次に、折罫線38,54で底フラップ36,52を正折りし、その後、折罫線66で底蓋片64を正折りし、さらに折罫線70を正折りして差込片68を側面16の内側に差し込み、底部が形成される。
この状態で内容物を箱体の中に入れ、折罫線34,50で上フラップ32,48を正折りし、その後、折罫線58で上蓋片56を正折りし、さらに折罫線62を正折りして差込片60を側面16の裏面側に差し込み、閉鎖する。このとき、側面16の封止用糊付片39の裏面に糊74を塗布し、差込片60の表面に糊付けし、図2に示すように閉鎖した状態となる。封止用糊付片39と上蓋片56をテープ止めで封緘してもよい
次に、この実施形態の開封補助機能付包装用箱10の開封方法について説明する。まず、図1に示すように側面16の一対の開封補助片47の一方を、端部16aから引き起こすように外側へ力を加える。すると破断線40が切断され、さらに力を加えて開封補助片47を開封補助折罫線46で逆折りして外側に開き図1に示す状態となる。このとき封止用糊付片39は、他方の破断線40のみで側面16と連続している状態となり、指で封止用糊付片39を上に押し上げて簡単に他方の破断線40を切断し、差込片60と側面16の連結が解除され開封される。開封した後は、側面16の端部16aが、封止用糊付片39よりも広く切除されるため、内容物が密に収容されているときも、側面16の切り取られた部分から容易に取り出すことができる。
この実施形態の開封補助機能付包装用箱10によれば、簡単な構造で容易に開封することができる。特に、開封補助機能付包装用箱10に内容物が密に収容されていても、開封の際に内側に開封補助機能付包装用箱10の一部を押し込む必要がないため、内容物が支障とならず、開封することができる。開封補助片47を開くと、封止用糊付片39は他方の破断線40のみで側面16と連続している状態となり、弱い力で簡単に破断線40を切断して開封することができる。さらに、開封補助辺47を両側に開くことにより、さらに開封が容易になる。また、力が弱い人や手が不自由な人も簡単に開封することができ、開封した後は、側面16の端部16aが、封止用糊付片39よりも広く切り欠かれるため、内容物が密に収容されていても、側面16の切り欠かれた部分から簡単に取り出すことができる。さらに、開封補助片47は、角部が面取りされているため指がかかりやすく、開封しやすいものである。
なお、この発明の開封補助機能付包装用箱は、上記実施形態に限定されるものではなく、封止用糊付片や開封補助片等の各部材の形状は変更可能であり、糊付け方法も変更しても良い。箱体の形状や大きさも、内容物に合わせて適したものに変更することができる。開封補助片は、糊付片の片側に1個設けられていてもよい。開封補助片の形状や開封方法も自由に変更可能である。
10 開封補助機能付包装用箱
12 箱体形成片
14,16,18,20 側面
22 糊付片
39 封止用糊付片
40 破断線
42 切断線
44 切込線
46 開封補助折罫線
47 開封補助片
56 上蓋片
60 差込片

Claims (3)

  1. 1枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれた箱体形成片からなり、互いに平行に連接された側面と、前記一側面から連なって組み立て状態で連接された側面で形成される一開口端部を閉鎖する上蓋片と、前記上蓋片に連接し対向する前記側面の裏面に係止される差込片と、前記差込片に係止される前記側面に設けられた開封口形成部と、前記開封口形成部に隣接する開封補助片が設けられ、前記開封口形成部は、前記側面の端部に交差する一対の破断線と、前記破断線の側面の中心側の先端どうしを連結する切断線で区切られて設けられ、前記開封補助片は、前記開封口形成部の一方の破断線と、前記破断線の先端と前記側面の開口端部で前記開封口形成部から離れた位置を結ぶ開封補助折罫線とで区切られて設けられていることを特徴とする開封補助機能付包装用箱。
  2. 前記開封口形成部は、前記差込片に糊付けされる封止用糊付片であることを特徴とする請求項1記載の開封補助機能付包装用箱。
  3. 前記開封補助片は、前記開封口形成部の一方の破断線と、前記破断線の先端に連続し前記開封口形成部から離れる方向に延出する切込線と、前記切込線の先端に連続する前記開封補助折罫線とで区切られた変形の四角形に形成され、前記開封補助折罫線の、前記開口端部側の端部は、前記側面の角部に達していることを特徴とする請求項1記載の開封補助機能付包装用箱。
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