JP6224128B2 - Tftガラス製造のためのチャージング投入物 - Google Patents
Tftガラス製造のためのチャージング投入物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6224128B2 JP6224128B2 JP2015553738A JP2015553738A JP6224128B2 JP 6224128 B2 JP6224128 B2 JP 6224128B2 JP 2015553738 A JP2015553738 A JP 2015553738A JP 2015553738 A JP2015553738 A JP 2015553738A JP 6224128 B2 JP6224128 B2 JP 6224128B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- beads
- raw materials
- stabilized
- bead
- glass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B1/00—Preparing the batches
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/04—Glass compositions containing silica
- C03C3/076—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight
- C03C3/083—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing aluminium oxide or an iron compound
- C03C3/085—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing aluminium oxide or an iron compound containing an oxide of a divalent metal
- C03C3/087—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing aluminium oxide or an iron compound containing an oxide of a divalent metal containing calcium oxide, e.g. common sheet or container glass
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B1/00—Preparing the batches
- C03B1/02—Compacting the glass batches, e.g. pelletising
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C1/00—Ingredients generally applicable to manufacture of glasses, glazes, or vitreous enamels
- C03C1/02—Pretreated ingredients
- C03C1/026—Pelletisation or prereacting of powdered raw materials
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P40/00—Technologies relating to the processing of minerals
- Y02P40/50—Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping
- Y02P40/57—Improving the yield, e-g- reduction of reject rates
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/29—Coated or structually defined flake, particle, cell, strand, strand portion, rod, filament, macroscopic fiber or mass thereof
- Y10T428/2982—Particulate matter [e.g., sphere, flake, etc.]
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Glass Melting And Manufacturing (AREA)
Description
本発明は、薄膜トランジスタ(TFT)ガラスなどの高品質ガラス製品の製造における改善に関する。この改善は、この種類の高品質ガラスの生産に関与する資本設備を変えることも、これに影響を及ぼすこともなく、融解工程で使用するチャージング投入物(charging load)の構造を変化させるものである。
本発明の第一の目的は、ディスプレイ装置用の薄膜トランジスタガラスなどの高アルミナガラス作製のための既存の工程を改善することである。この改善には、最終製品の作製に必要な資本設備を変えることも、最終製品の作製に必要な設備を修正することもなく、融解工程でチャージング投入物(charging load)として使用する原材料を作り変えることが含まれる。本発明の新規なチャージング投入物(charging load)の概念により、熱エネルギーの必要量が少なくなる、融解が迅速になる、気泡などの悪影響を及ぼす物質の混入が少なくなるなどの多数の利点が得られる。その結果、新規なチャージング投入物(charging load)の作製にかかる費用がいくぶん高くなり得るものの、融解工程にかかる費用は総費用で実質的に低くなる。
本発明の主張の利点が確立された後、TFTガラスのためのチャージング投入物(charging load)の作製に使用する新規な安定化したビーズのさらなる実施例を調製した。原材料バッチを測定して酸化物の重量百分率を表3に示した。
原材料粉末の最大粒子径の制御および得られたビーズまたは物体の安定化によってTFTガラス加工のためのチャージング投入物(charging load)を作り変えることを含む本発明の後、エネルギーコスト、取扱いコストおよび融解効率以外にさらなる利点が明らかになった。超微粒子を含有するビーズでは、融解工程時に熱入力に対する反応性が高くなり、より密な近接性を保持することができる。これは固有の利点である。超微粉末を用いて、シリカのようなより反応性の高い原料を炭酸塩のような他の原料によって融剤処理する。その全体的な効果は、バッチ原料の形態がはるかに効率的なものであることによって総エネルギー消費量が低くなることから、ガラス製造コストが低いわりには加えたエネルギーの効率が高いことである。したがって、最大粒子径D99が3〜20ミクロンの概略的な範囲内にあり、場合によっては約30ミクロンである制御された小さい粒子径の新規な使用は、本発明の全体的な使用に大きな利点をもたらす。最大粒子径の「制御」は、図5および6に示されるように粉砕し分粒するか、単に選択された時間および速度で乾式または好ましくは図9で用いられている湿式で粉砕することによって実施することができる。
親仮出願が参照により本明細書に組み込まれているが、その特定の概念を以降に開示する。
図5および6に記載される新規な安定化したビーズの塊を作製する元の方法では、複合体ビーズ内の各種原材料を最大粒子径が30ミクロン未満になるように、好ましくはD99の大きさが3〜20ミクロンの範囲内になるように粉砕し分粒した。次いで、この粉砕し分粒した粒子をスラリー化してビーズにし、部分的に焼結させた。粉砕し分粒した鉱物原材料は、好ましくはのちに特殊ガラスの融解工程で融剤とともに使用される原材料をすべて含むものであった。既に述べた通り、本発明の修正形態では、新規な安定化したビーズに鉱物原材料をすべて使用するわけではない。安定化したビーズに関連する本発明が最初に完成した後、第二の発明がなされた。本発明者らは、図9に示される方法1000を発見し開発した。この方法の発明では、特殊アルミノケイ酸ガラスの作製に必要な少なくとも3種類の鉱物原材料、好ましくはすべての原材料を粗形態で準備する。これらを特殊ガラスを作製するための「最終的な」融解物中での所望の原材料の百分率で組み合わせる。次いで、この「準備した」原材料の調合混合物から、すべての原材料粒子を同じ粉砕設備で同時に湿式粉砕し分粒した投入スラリーを形成する。この一般的な粉砕工程は湿式ボールミルであるが、準備した原材料粒子の大きさを元の発明の所望の新規な粒子径まで小さくするのに他の任意のしかるべき既知の粉砕機構を用いてもよい。この粒子径は、30ミクロン未満の「微」粒子径または好ましくは最大粒子径D99が3〜20ミクロンの範囲内にある「超微」粒子径である。すべての「準備した」原材料の投入スラリーに実施するこの粉砕工程により粉砕スラリーが生じる。この粉砕スラリーから、好ましくは噴霧乾燥器によって、ビーズの塊を形成し、次いでこれを部分的に焼結させてビーズを安定化させる。
TFTガラス作製のための融解処理が、新たに発見されたチャージング投入物(charging load)の概念によって改善され、ここでは、チャージング投入物(charging load)の鉱物原材料を最大粒子径が制御された粒子に微粉化した後、このような粒子のビーズを形成することによって、安定化したビーズの塊を作製する。これらのビーズを加熱してビーズに非晶相を生じさせることにより、のちの輸送および取扱いのために安定化させる。本発明の範囲および境界については、詳細に開示されるこの説明に参照により組み込まれる添付の特許請求の範囲に記載される。
(付記)
(付記1)
少なくとも3種類の異なる鉱物原材料を予め選択された百分率で含むチャージング投入物(charging load)であって、
当該チャージング投入物(charging load)は、少なくとも1,200℃の温度に加熱することによってアルミノケイ酸ガラス製品に転移可能であり、かつ構造的に安定化した個々のビーズの塊であり、
前記ビーズがそれぞれ、部分焼結工程によって砕けにくくなった前記少なくとも3種類の異なる鉱物原材料の複合体であり、
前記塊の各ビーズが、前記少なくとも3種類の異なる鉱物原材料を粉砕し分粒した粒子の均質な混合物を含有し、
前記粒子が、30ミクロン未満の最大粒子径を有し、かつ前記ビーズそれぞれの中に前記予め選択された百分率で混合されている、
チャージング投入物(charging load)。
(付記2)
前記最大粒子径が20ミクロン未満である、付記1に記載のチャージング投入物(charging load)。
(付記3)
前記最大粒子径が、D99径であり、かつ3〜20ミクロンの範囲内にある、付記1に記載のチャージング投入物(charging load)。
(付記4)
前記ビーズがそれぞれ、50〜200ミクロンの有効径を有する、付記1に記載のチャージング投入物(charging load)。
(付記5)
前記ビーズがそれぞれ、500ミクロン未満の有効径を有する、付記1に記載のチャージング投入物(charging load)。
(付記6)
前記ビーズがそれぞれ、最大値のある有効径を有する、付記1に記載のチャージング投入物(charging load)。
(付記7)
前記ビーズがそれぞれ、最小値が制御された有効径を有する、付記4に記載のチャージング投入物(charging load)。
(付記8)
前記少なくとも3種類の異なる鉱物原材料のそれぞれの粒子の最大粒子径が本質的に同じである、付記1に記載のチャージング投入物(charging load)。
(付記9)
前記ビーズが、真円度が0.8を上回る表面平滑度を有する、付記1に記載のチャージング投入物(charging load)。
(付記10)
前記焼結ビーズの非晶質含有量が20〜60パーセントの範囲内にある、付記1に記載のチャージング投入物(charging load)。
(付記11)
前記ガラス製品がTFTガラスである、付記1に記載のチャージング投入物(charging load)の使用方法。
(付記12)
アルミノケイ酸ガラス製品を作製する融解工程に使用するためのチャージング投入物(charging load)に使用する少なくとも3種類の鉱物原材料を予め選択された百分率で含む安定化したビーズの塊を作製する方法であって、
当該方法は、
(a)粉末形態で前記予め選択された百分率の前記少なくとも3種類の原材料を含有するスラリーであって、前記原材料それぞれの最大粒子径D99が30ミクロン未満である、スラリーを作製することと、
(b)前記スラリーを、各ビーズが前記少なくとも3種類の原材料を前記予め選択された百分率で含有し、前記少なくとも3種類の原材料の粒子が前記最大粒子径を有する、個々のビーズの塊に形成することと、
(c)安定化したビーズの塊として後に取扱われる際に、各ビーズが構造的に安定しているように、部分焼結工程によって前記塊の各ビーズを安定化させることと、
を含む、方法。
(付記13)
前記スラリーを作製する前に、前記原材料を前記最大粒子径に分粒する処理を実施することを含む、付記12に記載の方法。
(付記14)
前記最大粒子径D99が3〜20ミクロンの範囲内にある、付記12に記載の方法。
(付記15)
前記塊の前記安定化したビーズそれぞれの有効径が500ミクロン未満である、付記12に記載の方法。
(付記16)
前記安定化したビーズがそれぞれ、前記チャージング投入物(charging load)の鉱物原材料をすべて含む、付記15に記載の方法。
(付記17)
前記ビーズの非晶質含有量が20〜60パーセントの範囲内にある、付記12に記載の方法。
(付記18)
前記形成する操作の前に、前記スラリーから鉄を磁気的に除去することを含む、付記12に記載の方法。
(付記19)
融解して、予め選択された百分率で複数の異なる鉱物原材料を含むアルミノケイ酸ガラス製品になる、構造的に安定化した複合体ビーズの塊であって、
前記複数の鉱物原材料が前記ガラスのためのチャージング投入物(charging load)を構成し、
前記安定化したビーズがそれぞれ、前記異なる鉱物原材料のうちの少なくとも3種類の粉砕粒子からなる均質な混合物を含有し、
前記少なくとも3種類の異なる鉱物原材料からなる前記粒子の最大粒子径が30ミクロン未満であり、
前記安定化したビーズそれぞれにおける前記少なくとも3種類の異なる鉱物原材料の百分率が、前記少なくとも3種類の異なる鉱物原材料の前記予め選択された百分率である、
構造的に安定化した複合体ビーズの塊。
(付記20)
前記ビーズが、前記ビーズのそれぞれに非晶質を生じさせる部分焼結工程によって安定化される、付記19に記載の安定化したビーズの塊。
(付記21)
前記最大粒子径が、D99粒子径であり、かつ3〜20ミクロンの範囲内にある、付記20に記載の安定化したビーズの塊。
(付記22)
前記最大粒子径が、D99粒子径であり、かつ3〜20ミクロンの範囲内にある、付記19に記載の安定化したビーズの塊。
(付記23)
前記少なくとも3種類の原材料が、前記複数の鉱物原材料のすべてである、付記19に記載の安定化したビーズの塊。
(付記24)
前記安定化したビーズがそれぞれ、前記アルミノケイ酸ガラス製品を作製するための融剤(fluxing agent)を含有する、付記23に記載の安定化したビーズの塊。
(付記25)
前記安定化したビーズがそれぞれ、前記アルミノケイ酸ガラス製品を作製するための融剤を含有する、付記20に記載の安定化したビーズの塊。
(付記26)
前記安定化したビーズがそれぞれ、前記アルミノケイ酸ガラス製品を作製するための融剤を含有する、付記19に記載の安定化したビーズの塊。
(付記27)
前記安定化したビーズのアルミナ含有量が10〜25パーセントの範囲内にある、付記23に記載の安定化したビーズの塊。
(付記28)
前記部分的に安定化したビーズの非晶質含有量が20〜60パーセントの範囲内にある、付記20に記載の安定化したビーズの塊。
(付記29)
前記安定化したビーズがそれぞれ、500ミクロン未満の有効径を有する、付記23に記載の安定化したビーズの塊。
(付記30)
前記安定化したビーズがそれぞれ、500ミクロン未満の有効径を有する、付記19に記載の安定化したビーズの塊。
(付記31)
前記安定化したビーズがそれぞれ、最大値が制御された有効径を有する、付記23に記載の安定化したビーズの塊。
(付記32)
前記安定化したビーズがそれぞれ、最小径が制御された有効径を有する、付記23に記載の安定化したビーズの塊。
(付記33)
前記安定化したビーズがそれぞれ、最大値が制御された有効径を有する、付記19に記載の安定化したビーズの塊。
(付記34)
前記安定化したビーズがそれぞれ、最小径が制御された有効径を有する、付記19に記載の安定化したビーズの塊。
(付記35)
前記原材料それぞれの前記最大粒子径が本質的に同じである、付記23に記載の安定化したビーズの塊。
(付記36)
前記原材料それぞれの前記最大粒子径が本質的に同じである、付記20に記載の安定化したビーズの塊。
(付記37)
前記原材料それぞれの前記最大粒子径が本質的に同じである、付記19に記載の安定化したビーズの塊。
(付記38)
付記23に記載の前記安定化したビーズの塊をTFTガラスの作製に使用する方法。
(付記39)
付記20に記載の前記安定化したビーズの塊をTFTガラスの作製に使用する方法。
(付記40)
付記19に記載の前記安定化したビーズの塊をTFTガラスの作製に使用する方法。
(付記41)
複数の鉱物原材料を予め選択された重量百分率で含有するガラス製品を作製するために使用される、融剤とともに融解して前記ガラス製品を作製するための新規な安定化した複合体ビーズを作製する方法であって、
(a)粒子形態の前記複数の鉱物原材料のうちの少なくとも3種類を準備することと、
(b)前記準備した原材料を前記予め選択された百分率で調合することと、
(c)前記調合した原材料の投入スラリーを作製することと、
(d)前記調合した原材料の粒子径を小さくして最大粒子径が30ミクロン未満の粒子にすることによって、前記小さくした粒子径の粒子を有する前記準備した原材料の粉砕スラリーを作製するように、前記投入スラリーを粉砕することと、
(e)各ビーズが、前記粉砕して小さくした粒子径の粒子を有する前記準備した原材料を含有する、個々のビーズの塊を前記粉砕スラリーから形成することと、
(f)前記ビーズの塊の中の前記ビーズを構造的に安定化させることと、
を含む、方法。
(付記42)
前記安定化させる操作が、前記ビーズを部分的に焼結させて各ビーズ内に非晶相を生じさせることである、付記41に記載の方法。
(付記43)
前記形成する操作を噴霧乾燥器によって実施する、付記41に記載の方法。
(付記44)
前記投入スラリーから鉄粒子を磁気的に除去することを含む、付記41に記載の方法。
(付記45)
前記塊を形成する操作の前に前記粉砕スラリーから鉄粒子を磁気的に除去することを含む、付記41に記載の方法。
(付記46)
前記最大粒子径が、3〜20ミクロンの範囲のD99粒子径である、付記41に記載の方法。
(付記47)
前記準備した鉱物原材料が、前記ガラス製品のためのチャージング投入物(charging load)を作製するための原材料をすべて含む、付記42に記載の方法。
(付記48)
前記準備した鉱物原材料が、前記ガラス製品のチャージング投入物(charging load)を作製するための原材料をすべて含む、付記41に記載の方法。
(付記49)
前記ビーズの塊の前記個々のビーズが融剤を含むように、前記投入スラリーに融剤を加えることを含む、付記48に記載の方法。
(付記50)
前記ビーズの塊の前記個々のビーズが融剤を含むように、前記投入スラリーに融剤を加えることを含む、付記41に記載の方法。
(付記51)
前記ガラス製品がアルミノケイ酸ガラス製品である、付記48に記載の方法。
(付記52)
前記ガラス製品がアルミノケイ酸ガラス製品である、付記41に記載の方法。
(付記53)
前記準備した原材料が粗粒子径を有する、付記41に記載の方法。
Claims (22)
- 少なくとも3種類の異なる鉱物原材料を予め選択された百分率で含み、既存の融解設備において使用するために輸送可能なチャージング投入物(charging load)であって、
当該チャージング投入物(charging load)は、少なくとも1,200℃の温度に加熱することによって融解ガラスに転移可能であり、かつ構造的に安定化した個々のビーズの塊であり、
前記ビーズがそれぞれ、20〜60パーセントの範囲内の非晶質含有量を有する、前記少なくとも3種類の異なる鉱物原材料の複合体であり、
前記塊の各ビーズが、前記少なくとも3種類の異なる鉱物原材料の均質な粒子の混合物を含有し、
前記粒子が、前記ビーズそれぞれの中に前記予め選択された百分率で混合されており、
前記ビーズは、非晶相が前記粒子をつなぎ止めている部分焼結体である、
チャージング投入物(charging load)。 - 前記粒子の最大径が30ミクロン未満である、請求項1に記載のチャージング投入物(charging load)。
- 前記ガラスがアルミノケイ酸ガラスである、請求項1または2に記載のチャージング投入物(charging load)。
- 前記最大粒子径が、D99径であり、かつ3〜20ミクロンの範囲内にある、請求項2または3に記載のチャージング投入物(charging load)。
- 前記ビーズがそれぞれ、最大値が制御された有効径を有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のチャージング投入物(charging load)。
- 前記ビーズがそれぞれ、最小値が制御された有効径を有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載のチャージング投入物(charging load)。
- 前記ガラスがTFTディスプレイ用ガラスである、請求項1〜6のいずれか1項に記載のチャージング投入物(charging load)。
- 既存の融解設備において使用するために輸送可能であり、融解ガラスを作製する融解工程に使用するためのチャージング投入物(charging load)に使用する少なくとも3種類の鉱物原材料を予め選択された百分率で含む安定化したビーズの塊を作製する方法であって、
当該方法は、
(a)粉末形態で前記予め選択された百分率の前記少なくとも3種類の原材料を含有するスラリーであって、前記原材料それぞれの最大粒子径D99が30ミクロン未満である、スラリーを作製することと、
(b)前記スラリーを、各ビーズが前記少なくとも3種類の原材料を前記予め選択された百分率で含有し、前記少なくとも3種類の原材料の粒子が前記最大粒子径を有する、個々のビーズの塊に形成することと、
(c)安定化したビーズの塊として後に取扱われる際に、各ビーズが、20〜60パーセントの範囲内の非晶質含有量を有し、構造的に安定しているように、部分焼結工程によって前記塊の各ビーズを安定化させることと、
を含む、方法。 - 前記スラリーを作製する前に、前記原材料を前記最大粒子径に分粒する処理を実施することを含む、請求項8に記載の方法。
- 前記塊の前記安定化したビーズそれぞれの有効径が500ミクロン未満である、請求項8または9に記載の方法。
- 前記安定化したビーズがそれぞれ、前記チャージング投入物(charging load)の鉱物原材料をすべて含む、請求項8〜10のいずれか1項に記載の方法。
- 前記形成する操作の前に、前記スラリーから鉄を磁気的に除去することを含む、請求項8〜11のいずれか1項に記載の方法。
- 既存の融解設備において使用するために輸送可能であり、融解して、予め選択された百分率で複数の異なる鉱物原材料を含む特殊ガラス製品になる、構造的に安定化した複合体ビーズの塊であって、
前記複数の鉱物原材料が前記特殊ガラスのためのチャージング投入物(charging load)を構成し、
前記安定化したビーズがそれぞれ、前記異なる鉱物原材料のうちの少なくとも3種類の粉砕粒子からなる均質な混合物を含有し、かつ20〜60パーセントの範囲内の非晶質含有量を有し、
前記少なくとも3種類の異なる鉱物原材料からなる前記粒子の最大粒子径が30ミクロン未満であり、
前記安定化したビーズそれぞれにおける前記少なくとも3種類の異なる鉱物原材料の百分率が、前記少なくとも3種類の異なる鉱物原材料の前記予め選択された百分率であり、
前記安定化したビーズは、非晶相が前記粒子をつなぎ止めている部分焼結体である、
構造的に安定化した複合体ビーズの塊。 - 前記少なくとも3種類の原材料が、前記複数の鉱物原材料のすべてである、請求項13に記載の安定化したビーズの塊。
- 前記安定化したビーズがそれぞれ、前記特殊ガラス製品を作製するための融剤(fluxing agent)を含有する、請求項13または14に記載の安定化したビーズの塊。
- 前記安定化したビーズのアルミナ含有量が10〜25パーセントの範囲内にある、請求項13〜15のいずれか1項に記載の安定化したビーズの塊。
- 請求項13〜16のいずれか1項に記載の前記安定化したビーズの塊をTFTディスプレイ用ガラスの作製に使用する方法。
- 既存の融解設備において使用するために輸送可能であり、複数の鉱物原材料を予め選択された重量百分率で含有するガラス製品を作製するために使用される、融剤とともに融解して前記ガラス製品を作製するための新規な安定化した複合体ビーズを作製する方法であって、
(a)粒子形態の前記複数の鉱物原材料のうちの少なくとも3種類を準備することと、
(b)前記準備した原材料を前記予め選択された百分率で調合することと、
(c)前記調合した原材料の投入スラリーを作製することと、
(d)前記調合した原材料の粒子径を小さくして最大粒子径が30ミクロン未満の粒子にすることによって、前記小さくした粒子径の粒子を有する前記準備した原材料の粉砕スラリーを作製するように、前記投入スラリーを粉砕することと、
(e)各ビーズが、前記粉砕して小さくした粒子径の粒子を有する前記準備した原材料を含有する、個々のビーズの塊を前記粉砕スラリーから形成することと、
(f)前記ビーズがそれぞれ20〜60パーセントの範囲内の非晶質含有量を有するように、前記ビーズを部分的に焼結させることと、
を含む、方法。 - 前記塊を形成する操作の前に前記スラリーから鉄粒子を磁気的に除去することを含む、請求項18に記載の方法。
- 前記準備した鉱物原材料が、前記ガラス製品のためのチャージング投入物(charging load)を作製するための原材料をすべて含む、請求項18または19に記載の方法。
- 前記ビーズの塊の前記個々のビーズが融剤を含むように、前記投入スラリーに融剤を加えることを含む、請求項18〜20のいずれか1項に記載の方法。
- 前記ガラス製品がアルミノケイ酸ガラス製品である、請求項18〜21のいずれか1項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201361753643P | 2013-01-17 | 2013-01-17 | |
US61/753,643 | 2013-01-17 | ||
US14/080,910 | 2013-11-15 | ||
US14/080,910 US9102560B2 (en) | 2013-01-17 | 2013-11-15 | Charging load for making TFT glass and method of making same |
PCT/US2013/076082 WO2014113176A1 (en) | 2013-01-17 | 2013-12-18 | Charging load for making tft glass |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016507459A JP2016507459A (ja) | 2016-03-10 |
JP6224128B2 true JP6224128B2 (ja) | 2017-11-01 |
Family
ID=51165360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015553738A Expired - Fee Related JP6224128B2 (ja) | 2013-01-17 | 2013-12-18 | Tftガラス製造のためのチャージング投入物 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9102560B2 (ja) |
JP (1) | JP6224128B2 (ja) |
KR (1) | KR101784079B1 (ja) |
CN (1) | CN104936910B (ja) |
TW (1) | TWI519489B (ja) |
WO (1) | WO2014113176A1 (ja) |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3633091B2 (ja) | 1996-04-09 | 2005-03-30 | 旭硝子株式会社 | 微小無機質球状中実体の製造方法 |
IT1312070B1 (it) * | 1999-04-14 | 2002-04-04 | Revetex S R L | Fibra di rinforzo per conglomerati bituminosi utilizzati inpavimentazioni stradali e procedimento per realizzare detta fibra. |
US7260960B2 (en) | 2003-02-27 | 2007-08-28 | Carty William M | Selective glass batching methods for improving melting efficiency and reducing gross segregation of glass batch components |
FR2864531B1 (fr) * | 2003-12-24 | 2007-07-06 | Vermont | Verre ambre, procede de fabrication d'ebauches d'ampoule teintee et ampoules teintees obtenues avec un tel verre |
US7937969B2 (en) | 2004-08-26 | 2011-05-10 | Carty William M | Selective batching for boron-containing glasses |
US8349188B2 (en) | 2008-02-14 | 2013-01-08 | Soane Mining, Llc | Systems and methods for removing finely dispersed particulate matter from a fluid stream |
JP5454580B2 (ja) * | 2009-08-28 | 2014-03-26 | 旭硝子株式会社 | 造粒体の製造方法およびガラス製品の製造方法 |
US8821733B2 (en) * | 2009-09-29 | 2014-09-02 | Soane Mining, Llc | Systems and methods for recovering fine particles from fluid suspensions for combustion |
MY162476A (en) | 2009-12-22 | 2017-06-15 | Halliburton Energy Services Inc | A proppant having a glass-ceramic material |
KR101878509B1 (ko) * | 2010-09-24 | 2018-07-13 | 아사히 가라스 가부시키가이샤 | 유리 원료 조립체의 제조 방법 및 유리 제품의 제조 방법 |
KR20130108262A (ko) * | 2010-09-30 | 2013-10-02 | 아사히 가라스 가부시키가이샤 | 유리 원료의 용융 방법, 용융 유리의 제조 방법, 유리 제품의 제조 방법, 및 기중 용융 장치와 유리 비즈 |
WO2012108364A1 (ja) | 2011-02-07 | 2012-08-16 | 旭硝子株式会社 | ガラス溶融炉、溶融ガラスの製造方法、ガラス製品の製造方法、およびガラス製品の製造装置 |
JPWO2012161275A1 (ja) * | 2011-05-25 | 2014-07-31 | 旭硝子株式会社 | 造粒体の製造方法、溶融ガラスの製造方法、ならびにガラス物品の製造方法 |
CN104125932B (zh) * | 2012-02-20 | 2016-09-28 | 旭硝子株式会社 | 玻璃熔融炉、熔融玻璃的制造方法、玻璃制品的制造装置、及玻璃制品的制造方法 |
-
2013
- 2013-11-15 US US14/080,910 patent/US9102560B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2013-11-22 TW TW102142720A patent/TWI519489B/zh not_active IP Right Cessation
- 2013-12-18 JP JP2015553738A patent/JP6224128B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2013-12-18 KR KR1020157017107A patent/KR101784079B1/ko active IP Right Grant
- 2013-12-18 WO PCT/US2013/076082 patent/WO2014113176A1/en active Application Filing
- 2013-12-18 CN CN201380070728.5A patent/CN104936910B/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20140199548A1 (en) | 2014-07-17 |
WO2014113176A1 (en) | 2014-07-24 |
KR20150105627A (ko) | 2015-09-17 |
CN104936910A (zh) | 2015-09-23 |
TWI519489B (zh) | 2016-02-01 |
TW201429886A (zh) | 2014-08-01 |
CN104936910B (zh) | 2018-02-02 |
JP2016507459A (ja) | 2016-03-10 |
US9102560B2 (en) | 2015-08-11 |
KR101784079B1 (ko) | 2017-10-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102595535B1 (ko) | 구상 결정성 실리카 입자 및 그의 제조 방법 | |
JP5680767B2 (ja) | ガラスバッチプロセスで使用するためのペレット、該ペレットを作製する方法、及びガラスを作製する方法 | |
TWI650290B (zh) | 玻璃原料造粒體之製造方法、熔融玻璃之製造方法及玻璃物品之製造方法 | |
KR101986062B1 (ko) | 결정 실리카 입자 재료 및 그 제조 방법 그리고 결정 실리카 입자 재료 함유 슬러리 조성물, 결정 실리카 입자 재료 함유 수지 조성물 | |
US10035726B2 (en) | Granules, method for their production, and method for producing glass product | |
JP6224128B2 (ja) | Tftガラス製造のためのチャージング投入物 | |
JP6056716B2 (ja) | 造粒体、その製造方法およびガラス物品の製造方法 | |
WO2016085915A1 (en) | Doped silica-titania glass having low expansivity and methods of making the same | |
JPS62191420A (ja) | 球状コランダム粒子の製造方法 | |
JP2009221054A (ja) | 球状化シリカの製造方法 | |
JP6676826B1 (ja) | 不透明石英ガラスの製造方法 | |
JPWO2019171577A1 (ja) | 不透明石英ガラス及びその製造方法 | |
JP2009179508A (ja) | 混合造粒ガラス原料及びガラス物品の製造方法 | |
TW202225095A (zh) | 球狀粒子材料之製造方法 | |
TWI721014B (zh) | 玻璃原料造粒體之製造方法、熔融玻璃之製造方法及玻璃物品之製造方法 | |
JPS5935971B2 (ja) | 焼結鉱の処理方法 | |
JP2014094841A (ja) | ガラス原料用造粒体、溶融ガラス、およびガラス物品の製造方法 | |
JP6028554B2 (ja) | 焼結鉱の製造方法 | |
WO2023176812A1 (ja) | 球状粒子材料の製造方法 | |
JPH03111521A (ja) | 焼結鉱の製造方法 | |
JP6931998B2 (ja) | モールドパウダーの製造方法 | |
CN116330518A (zh) | 一种非金属材料造粒工艺 | |
JP2022052419A (ja) | 透明ガラスの製造方法 | |
JP2016210633A (ja) | ガラス原料造粒体の製造方法、溶融ガラスの製造方法、およびガラス物品の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160623 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160628 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160927 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170117 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170417 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170912 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171004 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6224128 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |