JP6223278B2 - クローラ走行装置 - Google Patents
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Description
図3に示すように、この実施形態では、クローラ走行装置11は、セミクローラ型のトラクタ12の後輪として機能する。このトラクタ12は、4輪駆動型のトラクタをセミクローラ型に仕様変更したものである。トラクタ12には、キャビン13付きの走行機体14の前部に操向可能な左右一対の前輪15が備えられている。走行機体14の後部には、後部ミッションケース16が備えられている。トラクタ12は、走行機体14の後部に不図示の油圧装置及び不図示の3点リンク機構を介して不図示のロータリ耕耘機等の作業装置を牽引装着できるように構成されている。
図8にも、周期弾性変化構造を有するクローラベルト26を用いたクローラ走行装置の模式図が示されている。一般的なクローラ走行装置11では転輪2の数:nは10個以下である。隣接する各転輪の中心間距離(回転軸心間距離)は、L1、L2、・・・Ln-1で表されている。周期弾性変化構造を有するクローラベルト26の硬(低弾性変形)と軟(高弾性変形)との間に、全ての転輪2を出来るだけ均等に割り当てることが振動抑制に有効である。この転輪2の割り当ての例が模式的であるが図8に示されている。図から理解できるように、n個の転輪2が配置される場合、弾性周期性の硬から軟の振幅範囲を(n−1)等分して、各弾性値(周期振幅値)に対応する位置に各転輪2を配置するとよい。近似的に言えば、WLh/(n-1)の位相差を付けて、転輪2の中心間距離を設定すれば、ほぼ均等な割り当てとなる。つまり、第1転輪の位置を基準とすれば、第2転輪は第1転輪から中心間距離でD=WLh/(n-1)だけ離し、第3転輪は第1転輪から2Dだけ離すことになる。あとは順次、Dを増し分として離せばよい。その際、クローラベルト26の弾性周期性を考慮すれば、各転輪の位置は、以降の周期における同じ弾性値(周期振幅値)に対応する位置を選択してもよい。図8に例示しているように、第3転輪は、第1転輪から(WL(波長)−2D)だけ離れた位置、あるいは第1転輪から(WL(波長)+2D)だけ離れた位置に配置することも可能である。
(1)上述した実施形態では、クローラベルト26の弾性周期性は正弦波に類似したものを想定していたが、のこぎり波に類似するような立ち上がりと立下りの長さが異なるような周期性であってもよい。硬い箇所(低弾性箇所あるいは高剛性箇所)と軟らかい箇所(高弾性箇所あるいは低剛性箇所)が繰り返すような周期性を示すクローラベルト26であれば、本発明を好適に適用することができる。
11 :クローラ走行装置
14 :走行機体
20 :トラックフレーム
21 :前従動輪
22 :後従動輪
23 :前側ボギー転輪ユニット
24 :後側ボギー転輪ユニット
25 :駆動輪
26 :クローラベルト
34 :揺動フレーム
34A :枢支軸
37 :前転輪
38 :後転輪
45 :芯金
46 :ラグ
Claims (6)
- 駆動輪と、
トラックフレームと、
前記トラックフレームの前部に支持された前従動輪と、
前記トラックフレームの後部に支持された後従動輪と、
前記前従動輪と前記後従動輪との間で前記トラックフレームに、互いに前後方向に間隔をあけて支持されるとともに、前記トラックフレームに対し上下方向に相対変位可能な前転輪と後転輪とからなる、前側の第1転輪ユニット及び後側の第2転輪ユニットと、
前記駆動輪、前記前従動輪、前記第1転輪ユニット、前記第2転輪ユニット、前記後従動輪に亘って巻き掛けられたクローラベルトと、が備えられ、
前記クローラベルトが、長手方向において所定ピッチで高弾性変形領域と低弾性変形領域とが周期的に繰り返す周期弾性変化構造を有し、
前記第1転輪ユニットの前記後転輪と前記第2転輪ユニットの前記前転輪との中心間距離は、弾性周期性の波長の2.5倍を超える長さに設定されているクローラ走行装置。 - 前記第1転輪ユニットの前記後転輪と前記第2転輪ユニットの前記前転輪との中心間距離は、前記弾性周期性の波長の整数倍となる長さを避ける請求項1に記載のクローラ走行装置。
- 前記第1転輪ユニットの後転輪と前記第2転輪ユニットの前転輪の中心間距離は、前記第1転輪ユニット及び前記第2転輪ユニットにおける前記前転輪と前記後転輪の中心間距離より短くなるように設定されている請求項1または2に記載のクローラ走行装置。
- 前記第1転輪ユニット及び前記第2転輪ユニットは、前記トラックフレームに横向き枢支軸周りで揺動可能に支持された揺動フレームの前部及び後部に前記前転輪及び前記後転輪が設けられたボギー転輪ユニットとして構成されている請求項1から3のいずれか一項に記載のクローラ走行装置。
- 前記ボギー転輪ユニットにおける前記前転輪と前記後転輪の中心間距離は、前記弾性周期性の1/2波長の奇数倍である請求項4に記載のクローラ走行装置。
- 駆動輪と、
トラックフレームと、
前記トラックフレームの前部に支持された前従動輪と、
前記トラックフレームの後部に支持された後従動輪と、
前記前従動輪と前記後従動輪との間で前記トラックフレームに、互いに前後方向に間隔をあけて支持された前転輪と後転輪とからなる、前側の第1転輪ユニット及び後側の第2転輪ユニットと、
前記駆動輪、前記前従動輪、前記第1転輪ユニット、前記第2転輪ユニット、前記後従動輪に亘って巻き掛けられたクローラベルトと、が備えられ、
前記第1転輪ユニット及び前記第2転輪ユニットは、前記トラックフレームに横向き枢支軸周りで揺動可能に支持された揺動フレームの前部及び後部に前記前転輪及び前記後転輪が設けられたボギー転輪ユニットとして構成され、
前記クローラベルトが、長手方向において所定ピッチで高弾性変形領域と低弾性変形領域とが周期的に繰り返す周期弾性変化構造を有し、
前記第1転輪ユニットの前記後転輪と前記第2転輪ユニットの前記前転輪との中心間距離をLuとし、転輪直径をRrとし、左右一対の転輪接地幅の1つをWrとした場合、(Lu×Wr)/Rr > 90が成立するクローラ走行装置。
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Family Applications (1)
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JP2014106405A Active JP6223278B2 (ja) | 2014-05-22 | 2014-05-22 | クローラ走行装置 |
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