JP6223270B2 - 乗用型田植機 - Google Patents
乗用型田植機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6223270B2 JP6223270B2 JP2014091332A JP2014091332A JP6223270B2 JP 6223270 B2 JP6223270 B2 JP 6223270B2 JP 2014091332 A JP2014091332 A JP 2014091332A JP 2014091332 A JP2014091332 A JP 2014091332A JP 6223270 B2 JP6223270 B2 JP 6223270B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support
- rice transplanter
- type rice
- extension
- surface material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Transplanting Machines (AREA)
Description
また、このような走行状況においては、延出部に土の抵抗が作用するから、延出部の変形や破損等の虞がある。その対策として、例えば、延出部を大径化して補強すれば、土との接触面積が更に増加して、より掻き乱し易くなってしまう虞もある。
前記走行機体の前端部から機体後部の運転座席にわたる前後長さを有する中央領域と、前記走行機体の前端部から前記運転座席にわたる前後長さを有して前記中央領域の左右両横に位置する左右幅拡張用の左右の側部領域とを備えて、前記走行機体の側方に張り出す状態に形成された運転ステップを設け、
前記延出部は、前記運転ステップの厚み範囲内に、少なくともその上面が位置する状態で、前記側部領域における前後中間側の位置を横切るように配置されているところにある。
従って、運転ステップの上方側に延出部が突出して運転者の移動の障害となることが無い状態で、運転ステップの下方側においても、延出部の突出量を少なくなる(又は無くなる)ようにできる。
更には、乗用型田植機の走行経路に隣接した低い位置に壁や塀等の構造体が位置しているような場合でも、その構造体の際まで乗用型田植機を接近させた状態で走行することが可能となり、植付け範囲をより広くすることができる。
前記支柱部は、前記拡張ステップに備えたステップ表面材の前後方向での中間部に位置させてあると好適である。
更には、ステップ表面材を設置した後においては、ステップ表面材が、前後方向に位置ずれするのを支柱部によって拘束することができ、ステップ表面材のズレ止めを、特別の部材を設けずにより確実に実施できる。
前記予備苗載せ台支持用支柱は、前記拡張ステップにおける前記ステップ表面材の分割箇所において、前記拡張ステップに備えたフレームと連結してあると好適である。
後部領域16Bは、運転座席15の左右側で上方に隆起した状態に形成されている。
側部領域16Cは、前輪1の上方に重複して配備されて、運転部足元を左右に拡張する拡張ステップKとして、メイン領域16Aや後部領域16Bとは別体に形成されている。
尚、表面材32は、前後に二分割に形成してあり、前後の分割箇所は、前後に一対備えられた予備苗載せ台支持用支柱8の内、後方側に配置されている後支柱8Bの設置個所に設定されている。
表面材32は、上述のように二分割に構成されているので、それぞれがコンパクトになり、分割してないものに比べて取扱性が向上している。
従って、拡張ステップKの全体として安定した取付状態が確保されている。
ステップ本体40bは、下方側ほど走行機体3の横外方に位置する傾斜姿勢に固定されており、ステップ本体40bに備えた踏み板部40cが、拡張ステップKより横外方に位置することで、地盤面から運転ステップ16への乗降の際に、スムーズに且つ安定した状態で足を運ぶことができる(図3参照)。
補助ステップ41は、前柱42と後柱43とによって下面側を支持されている。
従って、乗用型田植機の走行経路に隣接した低い位置に壁や塀等の構造体が位置しているような場合でも、その構造体の際まで乗用型田植機を接近させた状態で走行することが可能となり、植付け範囲をより広くすることができる。
因みに、予備苗載せ台Yは、揺動支点Pを介して前後に折り畳み可能に構成してあり、且つ、前後に展開した状態で前後方向にスライド自在に構成されている。また、図3に示すように、前後軸心周りに揺動自在に構成してあり、側方に予備苗載せ台Yが張り出した使用状態と、上方に予備苗載せ台Yが揺動した退避状態とに切替自在に構成してある。
前述のように、後支柱8Bは、前後の表面材32の分割箇所で立ち上がっており、平面的には、前輪1の回転軸の上方側(側面視で前輪駆動ケース1aとほぼ同じ箇所)に位置している(図1、図5参照)。
この配置によって、拡張ステップKの上面に延出部8Baが突出しないから、拡張ステップK上を歩行する場合の障害とならない。更には、拡張ステップKの下方側へ延出部8Baが突出する量をより少なくできる。
また、車輪の沈み込みが大きな水田での走行において、延出部8Baによる土の掻き乱しを、実質的に無くすことが可能となる。
即ち、ボルト連結部Jは、ボルト30bの軸芯方向が、拡張ステップKの横幅方向に沿うように形成してあり、走行機体3の側面側からボルト30bの着脱操作を実施できるから、広い作業空間での着脱操作によって効率的に脱着・交換等の作業を実施できる。
以下に他の実施の形態を説明する。
また、構造や材質の変更も適宜可能である。
例えば、拡張ステップKのステップ表面材32は、前後二分割の構成に限らず、三以上の複数分割であってもよく、更には、前後での分割に限らず、左右での分割であったり、前後左右での分割であってもよい。
また、分割されていない一体物でステップ表面材32を構成してあってもよい。
また、予備苗載せ台支持用支柱8は、運転ステップ16の側縁部より内側に立設されているものに限らず、運転ステップ16の側縁部より外側に立設されていてもよい。
また、運転ステップ16の側縁部より内側に立設されている場合、立設位置は、先の実施形態で説明したように、前後のステップ表面材32間の分割箇所に限るものではなく、例えば、ステップ表面材32に貫通孔や、切欠き等を形成して、その部分に立設するように予備苗載せ台支持用支柱8が設けられていてもよい。
また、予備苗載せ台支持用支柱8は、必ずしも、拡張ステップKと連結してなくてもよい。
8B 後支柱
8Ba 延出部
8Bb 支柱部
15 運転座席
16 運転ステップ
16A メイン領域(中央領域に相当)
16C 側部領域
30b ボルト
32 表面材(ステップ表面材に相当)
37 支持枠(フレームに相当)
J ボルト連結部(連結部に相当)
K 拡張ステップ
t 延出部の上面
Claims (5)
- 走行機体に対してその側方に延出する延出部と、前記延出部の先端から上方に立ち上がる支柱部と、を備えた予備苗載せ台支持用支柱を設け、
前記走行機体の前端部から機体後部の運転座席にわたる前後長さを有する中央領域と、前記走行機体の前端部から前記運転座席にわたる前後長さを有して前記中央領域の左右両横に位置する左右幅拡張用の左右の側部領域とを備えて、前記走行機体の側方に張り出す状態に形成された運転ステップを設け、
前記延出部は、前記運転ステップの厚み範囲内に、少なくともその上面が位置する状態で、前記側部領域における前後中間側の位置を横切るように配置されている乗用型田植機。 - 前記支柱部は、前記運転ステップの側縁部より内側に立設されている請求項1に記載の乗用型田植機。
- 前記運転ステップは、前記側部領域を、前記中央領域と別体の拡張ステップとして構成してあり、
前記支柱部は、前記拡張ステップに備えたステップ表面材の前後方向での中間部に位置させてある請求項2に記載の乗用型田植機。 - 前記ステップ表面材は、前後に二分割に形成してあり、
前記予備苗載せ台支持用支柱は、前記拡張ステップにおける前記ステップ表面材の分割箇所において、前記拡張ステップに備えたフレームと連結してある請求項3に記載の乗用型田植機。 - 前記予備苗載せ台支持用支柱と前記フレームとの連結部は、前記拡張ステップの横幅方向に沿ったボルトを、前記拡張ステップの側方から螺進操作自在なボルト連結部として構成してある請求項4に記載の乗用型田植機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014091332A JP6223270B2 (ja) | 2014-04-25 | 2014-04-25 | 乗用型田植機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014091332A JP6223270B2 (ja) | 2014-04-25 | 2014-04-25 | 乗用型田植機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015208263A JP2015208263A (ja) | 2015-11-24 |
JP6223270B2 true JP6223270B2 (ja) | 2017-11-01 |
Family
ID=54611029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014091332A Active JP6223270B2 (ja) | 2014-04-25 | 2014-04-25 | 乗用型田植機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6223270B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01278883A (ja) * | 1988-04-30 | 1989-11-09 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 移動農機における載置台のステップ構造 |
JP3418103B2 (ja) * | 1997-09-22 | 2003-06-16 | 株式会社クボタ | 乗用型田植機のステップ構造 |
JP3499440B2 (ja) * | 1998-06-24 | 2004-02-23 | 株式会社クボタ | 水田作業車の機体構造 |
JP2000350509A (ja) * | 1999-06-10 | 2000-12-19 | Kubota Corp | 施肥装置付き田植機 |
JP2003291853A (ja) * | 2002-03-29 | 2003-10-15 | Kubota Corp | 作業機の機体構造 |
JP4856455B2 (ja) * | 2006-03-17 | 2012-01-18 | 三菱農機株式会社 | 移植機 |
JP2011024520A (ja) * | 2009-07-28 | 2011-02-10 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 乗用型田植機 |
-
2014
- 2014-04-25 JP JP2014091332A patent/JP6223270B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015208263A (ja) | 2015-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2019000070A (ja) | 作業車両 | |
JP6223270B2 (ja) | 乗用型田植機 | |
JP6223271B2 (ja) | 乗用型田植機 | |
JP6945421B2 (ja) | 移植機 | |
JP2013215126A (ja) | 乗用型水田作業機 | |
JP2007267642A (ja) | 田植機 | |
JP4484787B2 (ja) | 乗用型田植機 | |
JP5568269B2 (ja) | 乗用型田植機 | |
JPH0343066Y2 (ja) | ||
JP2015177757A (ja) | 水田作業機 | |
JP2004299467A (ja) | 乗用型田植機 | |
JP2015223089A (ja) | 植播系作業機 | |
JP2015181359A (ja) | 水田作業機 | |
JP5725805B2 (ja) | 乗用型作業車両 | |
JP2018186782A (ja) | 乗用型苗移植機 | |
JP2007001581A (ja) | 苗植機 | |
JP3757039B2 (ja) | 田植機 | |
JP4041764B2 (ja) | 乗用管理機 | |
JP6304414B2 (ja) | 苗移植機 | |
JP2014171408A (ja) | 水田作業機 | |
JP2015223871A (ja) | 乗用型水田作業機 | |
JP6238644B2 (ja) | 水田作業機 | |
JPH07312939A (ja) | 乗用移植機 | |
JP2019010060A (ja) | 苗移植機 | |
JPH086423Y2 (ja) | 移動農機における支持装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160627 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170228 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170501 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170905 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171003 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6223270 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |