JP2015177757A - 水田作業機 - Google Patents

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Yukikazu Oi
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Abstract

【課題】補助ステップ上に荷重が作用しても安定した支持状態を維持できるようにする。
【解決手段】後部に作業装置を連結した走行機体と、走行機体における運転ステップ16の側部領域16Cの後方に、側部領域16Cより一段高く配備された補助ステップ41とを備えて構成してあり、補助ステップ41は、その前部を前支柱42によって支持してあると共に、後部を後支柱43によって支持してあり、前支柱42は、中間部が上下端部より後方に位置する湾曲形状に形成してあり、上端部42aが補助ステップ41の下面に沿う直線形状に形成してある。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば、乗用型田植機や乗用型直播機等の水田作業機に関する。
従来、この種の水田作業機としては、後部に作業装置を連結した走行機体と、走行機体における運転ステップの側部領域の後方に、側部領域より一段高く配備された補助ステップとを備えて構成してあるものがあった(例えば、特許文献1参照)。
この補助ステップは、後方に連結した作業装置に対して、例えば、運転者が材料供給等の作業を行う時に使用でき、足を補助ステップに乗せることで、体をより後方に移動させて、効率よく作業を進めることが可能となる。
補助ステップは、その前部を前支柱によって支持してあると共に、後部を後支柱によって支持してある。
前支柱は、厚み方向を左右に向けた金属板材の三枚を、横間隔をあけて並設して構成してあり、各金属板材は、側面視の形状が、後方側に屈曲点を配置した「く」字形状に形成されており、各金属板材の上端部は、補助ステップの下面に対して交差する状態に構成されていた。因みに、金属板材の「く」字形状は、補助ステップに一方の足を乗せる時に、他方の足の爪先を、くの字の凹状部分に入り込ませることで安定した姿勢で移動できることが考慮されている。
後支柱は、金属パイプ材で構成してあり、運転ステップの側部領域から補助ステップの外側部へ斜め上方に向かって立ち上がり、その部分で補助ステップの内側部に向かって屈曲し、補助ステップの下面に沿って内側部まで片持ち状態で延びる状態に設けられていた。
特開2007−215520号公報(図1〜6)
補助ステップの上に載る際には、運転ステップに近い前部に足を掛けることが多いから、補助ステップの前部を支える前支柱には大きな荷重が作用しやすい。
上述した従来の水田作業機によれば、前支柱を構成する金属板材の上端部は、その軸芯が補助ステップの下面に対して交差する状態に構成されているから、補助ステップの前部は、前支柱の端部で点支持されることになり、前支柱による支持力が、補助ステップの下面の局部に集中して作用し易い。
その結果、補助ステップが比較的軟らかい部材(例えば、軟質樹脂製品や、ブロー成形品等)で形成されている場合、前支柱による被支持部に応力集中が生じると、撓んだり変形し易く、不安定な支持状態となる虞がある。
従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、補助ステップ上に荷重が作用しても安定した支持状態を維持できる水田作業機を提供するところにある。
本発明の特徴は、後部に作業装置を連結した走行機体と、前記走行機体における運転ステップの側部領域の後方に、前記側部領域より一段高く配備された補助ステップとを備えて構成してあり、前記補助ステップは、その前部を前支柱によって支持してあると共に、後部を後支柱によって支持してあり、前記前支柱は、中間部が上下端部より後方に位置する湾曲形状に形成してあり、上端部が前記補助ステップの下面に沿う直線形状に形成してあるところにある。
本発明によれば、補助ステップは、その前部を前支柱によって支持してあると共に、後部を後支柱によって支持してあり、前支柱は、中間部が上下端部より後方に位置する湾曲形状に形成してあり、上端部が前記ステップの下面に沿う直線形状に形成してあるから、直線形状の前支柱上端部の全長にわたる状態で補助ステップを支持することができる。
よって、補助ステップの下面を、従来のように前支柱の端部の極小範囲で点支持するのに比べて、より広い範囲に応力を分散した状態で支持することが可能となる。
その結果、補助ステップが比較的軟らかい部材で形成されていても、荷重による撓みや変形が生じ難くなり、安定した支持状態を維持できるようになる。
また、上述した従来品の場合、補助ステップに対する応力集中を緩和するためには、複数の前支柱を設けて、応力分散を図ることが必要となるが、本発明によれば、少ない数の前支柱によって支持しても安定した支持状態を維持できる。よって、補助ステップ下方の空間を広く解放でき、補助ステップへの乗降の際に、補助ステップの下方空間に足先を進入させ易くなり、より乗降し易くなる。
本発明においては、前記後支柱は、上端部が前記補助ステップの下面に沿う直線形状に形成してあると好適である。
本構成によれば、前支柱の場合と同様に、後支柱の直線形状の上端部によって補助ステップの下面を広い範囲で支持することができるようになる。
その結果、補助ステップが比較的軟らかい部材で形成されていても、荷重による撓みや変形が生じ難くなり、補助ステップの前部も後部も含めた全体において安定した支持状態を維持できるようになる。
本発明においては、前記補助ステップは、ブロー成形された合成樹脂製で、その下面に、前記前支柱の上端部が嵌入自在な前支柱溝と、前記後支柱の上端部が嵌入自在な後支柱溝とが形成されていると好適である。
本構成によれば、補助ステップをブロー成形で形成することで、補助ステップそのものの軽量化やコストダウンを叶えることができる。
また、ブロー成形によれば、表皮部材が薄肉になりやすいが、前支柱溝、及び、後支柱溝を設けてあることで、部材としての断面二次モーメントが増加し、剛性を向上させることができる。更に、それらの各支柱溝は、支持する各支柱の直線形状の上端部が嵌入する被支持部であるから、各支柱と接触する箇所の剛性を高めることができ、より効率よく補助ステップの強化を図ることができる。
更には、各支柱溝と各支柱とが嵌合することで、溝幅方向へのずれ止め効果をも発揮することができ、補助ステップを、より安定した状態に支持することができる。
本発明においては、前記前支柱溝と前記後支柱溝とは、平面視において交差状に設けられていると好適である。
本構成によれば、上述の通り、溝構造による断面二次モーメントの増加を期待できるものであるが、それらの支柱溝が平面視において交差状に配置されていることで、補助ステップにおける支柱溝の交差方向に沿った何れの方向においても剛性の増加を図ることができる。
その結果、補助ステップの全体を、剛性のバラツキの少ない状態に強化することができる。
本発明においては、前記補助ステップは、後部より前部が低い傾斜姿勢に配備されていると好適である。
本構成によれば、補助ステップの上面に水が掛かっても、勾配に沿って水が流下し、上面にたまるのを防止できる。従って、例えば、上面に置いた足が水で滑るといったことを防止できる。
本発明においては、前記後支柱の上端部は、前記走行機体側に備えたブラケットの上に載置された状態で、前記ブラケットを上下に貫通するボルトによって前記走行機体側に固定されていると好適である。
本構成によれば、後支柱を対象部に設置する際、ブラケットの上に後支柱の上端部を仮載置した状態で作業を進めることができ、例えば、ボルト穴の位置合わせ等を、無理のない状態で精度よく実施することができ、組立作業の効率化を図ることができる。
また、補助ステップへの荷重作用方向(主に下向き)と、固定に使用されているボルトの軸芯方向とが合致するから、ボルトの軸耐力を効率よく発揮できる固定構造を形成できる。
乗用型田植機の全体側面図 乗用型田植機の全体平面図 補助ステップの取付け状況を示す分解斜視図 補助ステップの取付け状況を示す要部の平面図 図4中のV−V矢視図 補助ステップの取付け状況を示す斜め下方からの斜視図 別実施形態の補助ステップの取付け状況を示す要部の側面視断面図
図1に本発明に係る水田作業機の一例である乗用型田植機の全体側面図が、また、図2にその全体平面図がそれぞれ示されている。この乗用型田植機は、操向自在な左右一対の前輪1と操向不能な左右一対の後輪2とを備えた四輪駆動型の走行機体3の後部に、苗植付け装置(作業装置の一例)4が、油圧シリンダ5によって駆動される四連リンク構造のリンク機構6を介して昇降自在に連結された基本構造を備え、かつ、走行機体3の後部に施肥装置7が装備されるとともに、走行機体3の前部左右に予備苗載せ台8が立設配備された構造となっている。
走行機体3には、前輪1を軸支したミッションケース9が配備され、このミッションケース9の後部左右に上下揺動可能に連結されたスイングケース10の後端に前記後輪2が軸支されている。ミッションケース9から前方に延出された前フレーム11に、図示されないエンジンをボンネット12内に収容した原動部13が装備され、エンジン動力がミッションケース9にベルト伝達されるようになっている。原動部13の後部上方に前輪操向用のステアリングハンドル14が配備されるとともに、走行機体3の後部に運転座席15が設けられている。原動部13と運転座席15の間の足元に運転ステップ16が配備されている(図1参照)。
苗植付け装置4は、苗を並列載置して設定ストロークで左右に往復移動される苗載せ台21、苗載せ台21の下端から1株分づつ苗を切り出して圃場に植付けてゆく回転式の植付け機構22、植付け箇所を整地するよう左右に並列配備された整地フロート23、等を備えて構成されており、ミッションケース9の後部から取り出された作業用動力が伸縮伝動軸24を介して苗植付け装置4に伝達されるようになっている(図1参照)。
施肥装置7は、運転座席15と苗植付け装置4との間において走行機体3上に搭載されており、粉粒状の肥料を貯留する肥料ホッパー25、この肥料ホッパー25内の肥料を設定量づつ繰り出す繰出し機構26、繰り出された肥料を供給ホース27を介して整地フロート23に備えた作溝器28に風力搬送する電動ブロワ29、施肥装置7内に残留した肥料を排出する際に使用する排出ホース29aなどを備えている(図1参照)。
運転ステップ16は、左右中央側のメイン領域16Aと、メイン領域16Aの後方に位置する後部領域16Bと、メイン領域16Aの左右両横に位置して前後に細長い側部領域16Cとを備えて構成されている(図2参照)。
メイン領域16Aは、金属板材をプレス加工して形成してあり、その前端部が原動部13の左右まで延出されている。
後部領域16Bは、運転座席15の左右側で上方に隆起した状態に形成されている。
側部領域16Cは、前輪1の上方に重複して配備されて、運転部足元を左右に拡張している。また、側部領域16Cは、スノコ状に樹脂成形された表面材16Caを備えて構成してあり、その前半部における平面形状は、その外側辺が前端側ほど機体内方に位置する先狭まり形状に形成されて、運転者が側部領域16Cを通して前輪1を見通すことができるようになっている。
図3〜5に示すように、側部領域16Cは、丸パイプ材からなる周枠36の内側に表面材16Caが配備されて構成され、表面材16Caは、周枠36に備えられた支持ブラケット38と複数の支持枠37とに着脱自在にネジ連結されて構成されている。尚、周枠36は複数の支持枠37の内の一部のものを介して、走行機体3側の支持部材30にボルト30aによって着脱自在に連結支持されている。
側部領域16Cの横外側の下方には、側面視の形状が略「U」字形状の乗降用ステップ40が周枠36に固着された状態に設けられている。また、側部領域16Cの後方には、側部領域16Cより一段高い位置に補助ステップ41が設けられている。この補助ステップ41を利用することで、例えば、苗載せ台21への苗の補給や施肥装置7への肥料供給を行う際に、運転者が上に足をおいて苗載せ台21や施肥装置7等により近い位置に立って作業を行うことができる。
乗降用ステップ40は、周枠36の長手方向に間隔をあけて二か所に固着されたブラケット40aに、「U」字形状のステップ本体40bの両端部が各別にボルト連結してある。ステップ本体40bは、下方側ほど走行機体3の横外方に位置する傾斜姿勢に固定されており、ステップ本体40bに備えた踏み板部40cが、側部領域16Cより横外方に位置することで、地盤面から運転ステップ16への乗降の際に、スムーズに且つ安定した状態で足を運ぶことができる。
補助ステップ41は、図4、図6に示すように、平面視による形状は略矩形形状で、合成樹脂のブロー成形によって形成してある。
補助ステップ41は、前支柱42と後支柱43とによって下面側を支持されている。
補助ステップ41の下面には、前支柱42の上端部42aが嵌入自在な前支柱溝M1と、後支柱43の上端部43aが嵌入自在な後支柱溝M2とが形成されている。
後支柱溝M2は、補助ステップ41の後部側で、溝長手方向が走行機体3の左右方向に沿う状態に形成してあり、前支柱溝M1は、後支柱溝M2の中央部から補助ステップ41の前部側まで連続させた状態に形成してある。即ち、両支柱溝M1、M2どうしは、補助ステップの下面において、「T」字形状に交差している(図4参照)。
このことで、ブロー成形によって形成された薄肉の表皮部材で補助ステップ41が構成されていても、交差する溝構造によって、断面二次モーメントが何れの交差方向にも大きく確保でき、補助ステップ41として、前後左右方向の全般にわたる剛性を増強することができる。
両支柱溝M1,M2には、各支柱42,43(後述)の直線状の上端部42a,43aが、溝長手方向に沿うと共に、溝内に嵌入する状態に配置されている。各支柱42,43に対する補助ステップ41の固定は、各支柱42,43の上端部42a,43aに夫々設けられた水平ブラケットsに、補助ステップ41の成形時に一体的にインサートされている雌ネジ部41aを重ねて配置し、下方から水平ブラケットsを貫通する状態にボルトを螺合させて固定してある(図5参照)。
尚、補助ステップ41の前縁部は、前方下方側に垂れ下がった前壁部41bとして形成してある(図5参照)。この前壁部41bによって、補助ステップ41の下面部の固定状況が走行機体3の前方側から見え難いようにしてある。前壁部41bによる目隠し効果によって美観性の向上を図っている。
前支柱42は、丸パイプ材で構成してあり、図5に示すように、側面視で、上下中間部が後方に「く」字状に凹んだ形状に形成してある。この凹状部42bは、補助ステップ41の下方に入り込む状態に設けられている。また、前支柱42の上端部42aは、凹状部42bの上端側から丸パイプ材が前方側に直線状に延出する状態に形成してあり、前述のように、補助ステップ41の前支持溝M1に沿って嵌入できるように構成してある。そして、この上端部42aの外周面に、補助ステップ41を固定するための水平ブラケットsが固着してある。また、前支柱42の下端部42cは、周枠36に固着されている最後尾の支持枠37に固定されている。そして、この下端部42cは、直線状に後方側に延出させてあり、その後方側に前記凹状部42bが連なっている。
支持枠37に固着されている前支柱42の下端部42cは、側部領域16の表面材16Cより低い位置に配置されている。従って、表面材16Cの上に足を置いた場合に、足の下面が下端部42cに当接しないから、足の引っ掛かりを防止することができる。
また、支持枠37を走行機体3側の支持部材30に固定しているボルト31aは、走行機体3の後方側から螺着操作するように設けられているが、螺着工具をスムースに操作できるように、ボルト31aの後方側に被さる乗降用ステップ40のブラケット40aの該当箇所には、ボルト31a及び螺着工具を挿通自在な挿通孔40dが形成してある(図6参照)。
このように、前支柱42の下端部42cを表面材16より低く取り付けてある構造と、後方に凹んだ凹状部42bを前支柱42に設けてある構造とによって、運転者が一方の足を側部領域16Cに残した状態で他方の足を補助ステップ41に乗せて苗補給等の作業をするときに、側部領域16Cに残した一方の足のつま先を、補助ステップ41の下方の奥深くまで入り込ませることができ、体を安定した状態でより後方に移動させて、効率よく作業を進めることができる。
後支柱43は、図4、図6に示すように、周枠36の後部に同じ丸パイプ材を延出させて形成してあり、後側の上方に傾斜して延出する傾斜部43bと、傾斜部43bの上端から走行機体3の左右方向での内側に屈曲してそのまま直線状に延びる上端部43aとを備えて構成されている。また、後支柱43の上端部43aは、前述のように、補助ステップ41の後支持溝M2に沿って嵌入できるように構成してある。そして、この上端部43aの外周面に、補助ステップ41を固定するための水平ブラケットsが固着してある。また上端部43aの先端部は、走行機体3側に一体に設けられたブラケット31の上に載置され、両者を上下に貫通するボルト31bによって固定されている。
上述のように、前支柱42と後支柱43とで支持されている補助ステップ41は、図4に示すように、平面視において、その横外側の縁部41cが、乗降用ステップ40の横外側の縁部40eと同一の仮想前後ラインL上に重なる状態に配置してある。
従って、機体幅の最大限を利用した状態に補助ステップ41を設置することができ、補助ステップ41の平面積をより大きく確保できることから、上に乗って行う作業が、より実施しやすくなる。また、補助ステップ41の存在によって機体幅が増加することがないから、例えば、複数の走行機体3を輸送車に乗せて一度に輸送するよう場合に、輸送車への積載台数が減少するのを防止でき、輸送効率を従来通り維持することができる。
また、前述のように、補助ステップ41は、前支柱42、後支柱43に対してボルトによって固定されているから、それらのボルトを取り外すことで、補助ステップ41を走行機体3から取り外すことができる。従って、例えば、走行機体3の輸送時に補助ステップ41が場所をとるような場合には、取り外すことで省スペース化を図ることもできる。
また、補助ステップ41は、後部より前部が低い傾斜姿勢に配備されており、上面に水が掛かっても、勾配に沿って水が流下し、上面にたまるのを防止できる。従って、上面に置いた足が水で滑るといったことを防止できる(図5参照)。
〔別実施形態〕
以下に他の実施の形態を説明する。
〈1〉 水田作業機は、先の実施形態で説明した乗用型田植機に限るものではなく、例えば、乗用型直播機等であってもよく、それらを含めて水田作業機と総称する。
〈2〉 水田作業機の運転ステップ16は、先の実施形態で説明したメイン領域16Aと側部領域16Cとが別部材で構成されたものに限るものではなく、一体的に構成されたものであってもよい。
〈3〉 補助ステップ41は、先の実施形態で説明した形状や、材質や、配置に限るものではなく、適宜、変更が可能である。
また、各支柱42,43に対する補助ステップ41の取り付けについては、先の実施形態で説明したように、両者を直接にボルト連結することに限らず、例えば、図7に示すように、各支柱42,43の上端部42a,43aにわたって金属製の板材50を取り付け、補助ステップ41は、この板材50の上に取り付ける形態を採用してもよい。
この実施形態の場合は、補助ステップ41や、各支柱42,43に製作寸法誤差があるような場合でも、前記板材50のボルト挿通穴に余裕を形成する等の方法で寸法誤差の吸収を図ることが可能となり、組立作業を効率よく実施できる。
更には、板材50によって補助ステップ41を補強できる効果も期待できる。
当該水田作業機の発明は、乗用型田植機に替えて乗用型直播機にも利用することができる。
3 走行機体
4 苗植付け装置(作業装置の一例)
16 運転ステップ
16C 側部領域
31 ブラケット
31b ボルト
41 補助ステップ
42 前支柱
42a 上端部
43 後支柱
43a 上端部
M1 前支柱溝
M2 後支柱溝

Claims (6)

  1. 後部に作業装置を連結した走行機体と、
    前記走行機体における運転ステップの側部領域の後方に、前記側部領域より一段高く配備された補助ステップとを備えて構成してあり、
    前記補助ステップは、その前部を前支柱によって支持してあると共に、後部を後支柱によって支持してあり、
    前記前支柱は、中間部が上下端部より後方に位置する湾曲形状に形成してあり、上端部が前記補助ステップの下面に沿う直線形状に形成してある水田作業機。
  2. 前記後支柱は、上端部が前記補助ステップの下面に沿う直線形状に形成してある請求項1に記載の水田作業機。
  3. 前記補助ステップは、ブロー成形された合成樹脂製で、その下面に、前記前支柱の上端部が嵌入自在な前支柱溝と、前記後支柱の上端部が嵌入自在な後支柱溝とが形成されている請求項1又は2に記載の水田作業機。
  4. 前記前支柱溝と前記後支柱溝とは、平面視において交差状に設けられている請求項3に記載の水田作業機。
  5. 前記補助ステップは、後部より前部が低い傾斜姿勢に配備されている請求項1〜4の何れか一項に記載の水田作業機。
  6. 前記後支柱の上端部は、前記走行機体側に備えたブラケットの上に載置された状態で、前記ブラケットを上下に貫通するボルトによって前記走行機体側に固定されている請求項1〜5の何れか一項に記載の水田作業機。
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