JP6222964B2 - 電子機器、電子システム、音響機器、電子機器の制御方法およびプログラム - Google Patents

電子機器、電子システム、音響機器、電子機器の制御方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6222964B2
JP6222964B2 JP2013080403A JP2013080403A JP6222964B2 JP 6222964 B2 JP6222964 B2 JP 6222964B2 JP 2013080403 A JP2013080403 A JP 2013080403A JP 2013080403 A JP2013080403 A JP 2013080403A JP 6222964 B2 JP6222964 B2 JP 6222964B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
audio data
unit
vibration
amplitude value
analysis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013080403A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014203493A (ja
Inventor
崇 眞下
崇 眞下
明人 山田
明人 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer DJ Corp
Original Assignee
Pioneer DJ Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer DJ Corp filed Critical Pioneer DJ Corp
Priority to JP2013080403A priority Critical patent/JP6222964B2/ja
Publication of JP2014203493A publication Critical patent/JP2014203493A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6222964B2 publication Critical patent/JP6222964B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

本発明は、音声データを処理可能な電子機器、電子システム、音響機器、電子機器の制御方法およびプログラムに関するものである。
従来、ディスクジョッキー(以下、「DJ」と称す)が音響パフォーマンスに用いる機器、いわゆるDJ機器が知られている。この種のDJ機器には、一般的に、アナログターンテーブル感覚の操作が実現可能なジョグダイヤルが備えられており、DJはジョグダイヤルを回転操作することで「頭出し再生」と称されるスクラッチ操作を行う。このスクラッチ操作では、頭出しの開始ポイント(音の出音ポイント)を迅速に且つ正確に認識することが重要となる。この点において、特許文献1には、DJ機器(情報再生装置)のジョグダイヤルの中央部分に、楽曲の音声波形(解析波形)と現在の再生位置とを表示する表示画面を設けた構成が開示されており、DJはこの表示画面を見ながら頭出し開始ポイントを認識(確認)することができる。
特開2008−243259号公報
しかしながら、上述のように、DJが表示画面上で楽曲の音声波形を目視確認して頭出し開始ポイントを認識する場合、DJは表示画面を見ながらジョグダイヤルを操作しなければならず、正確な頭出し開始ポイントに現在の再生位置を移動させる操作(ジョグダイヤルの操作)が難しいという問題がある。また、DJ機器を使用するクラブなどでは、ホール内(フロア)の照明を暗くする場合が多く、このような暗がり(すなわち視覚的に問題がある環境下)では使用できないという問題がある。
本発明は上記の問題に鑑み、視覚に頼ることなく、直感的に楽曲の所望のポイントを認識することができる電子機器、電子システム、音響機器、電子機器の制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の電子機器は、音声データの時間軸上の振幅値を解析する解析部と、解析部による解析結果を保存する記憶部と、音声データの再生方向および再生速度を操作するための操作子と、記憶部に保存された解析結果における、前記音声データの再生位置の時間情報に対応する前記振幅値が、所定の閾値以上の場合に、操作子により操作された結果の音声データの再生位置の時間情報に対応する振幅値に比例した振動強度で振動する振動部と、を備えたことを特徴とする。
本発明の電子機器において、振動部は、音声データの再生位置の時間情報に対応する振幅値に基づき振動し続けることを特徴とする。
本発明の電子機器において、所定の閾値を設定する閾値設定部を備えたことを特徴とする。
本発明の電子機器において、振動部は、音声データの振幅値の時間軸上の差分に応じて振動することを特徴とする。
本発明の電子機器において、振動部は、音声データの時間軸上の振幅値が急峻に増加した場合に振動することを特徴とする。
本発明の電子機器において、音声データの時間軸上における所定の区間を設定する区間設定部を備え、振動部は、区間設定部による設定区間のみ振動することを特徴とする。
本発明の電子システムは、音声データの時間軸上の振幅値を解析する解析部と、解析部による解析結果を保存する記憶部と、音声データの再生方向および再生速度を操作するための操作子と、記憶部に保存されている解析結果における、前記音声データの再生位置の時間情報に対応する前記振幅値が、所定の閾値以上の場合に、操作子により操作された結果の音声データの再生位置の時間情報に対応する振幅値に基づく振動命令を送信する振動命令送信部と、を有する電子機器と、振動命令送信部から送信された振動命令を受信する振動命令受信部と、振動命令受信部により受信した振動命令に基づいて前記振幅値に比例した振動強度で振動する振動部と、を有する振動装置と、により構成されることを特徴とする。
本発明の音響機器は、音声データの時間軸上の振幅値を解析する解析部と、解析部による解析結果を保存する記憶部と、音声データの再生方向および再生速度を操作するための操作子と、記憶部に保存されている解析結果における、前記音声データの再生位置の時間情報に対応する前記振幅値が、所定の閾値以上の場合に、操作子により操作された結果の音声データの再生位置の時間情報に対応する振幅値に比例した振動強度で振動する振動部と、を備えたことを特徴とする。
本発明の電子機器の制御方法は、音声データの再生方向および再生速度を操作するための操作子と、操作子の操作に伴って振動する振動部と、を有する電子機器の制御方法であって、音声データの時間軸上の振幅値を解析する解析ステップと、解析結果を保存する保存ステップと、保存されている解析結果における、前記音声データの再生位置の時間情報に対応する前記振幅値が、所定の閾値以上の場合に、操作子により操作された結果の音声データの再生位置の時間情報に対応する振幅値に比例した振動強度で振動部を振動させる振動ステップと、を実行することを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピューターに、上記に記載の電子機器の制御方法における各ステップを実行させるためのものであることを特徴とする。
本発明の一実施形態に係るDJシステムのシステム構成図である。 第1実施形態に係るDJプレーヤー・ミキサーのプレーヤー部およびミキサー部を示す平面図である。 第1実施形態に係るDJプレーヤー・ミキサーの機能ブロック図である。 第1実施形態に係るジョグダイヤルの振動制御の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態に係るDJプレーヤー・ミキサーの機能ブロック図である。 第2実施形態に係るDJプレーヤー・ミキサーのプレーヤー部およびミキサー部を示す平面図である。 第2実施形態に係るジョグダイヤルの振動制御の流れを示すフローチャートである。 第3実施形態に係るDJプレーヤー・ミキサーの機能ブロック図である。 第3実施形態に係るDJプレーヤー・ミキサーのプレーヤー部およびミキサー部を示す平面図である。 第3実施形態に係るジョグダイヤルの振動制御の流れを示すフローチャートである。 本発明の変形例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る電子機器、電子システム、音響機器、電子機器の制御方法およびプログラムについて、添付図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態では、電子機器および音響機器として、DJ機器の一種であるDJプレーヤーとDJミキサーの一体型機器であるDJプレーヤー・ミキサー(DJ複合機)を例示する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の一実施形態に係るDJシステムSY1のシステム構成図である。DJシステムSY1は、DJプレーヤー・ミキサー10と、増幅器となるアンプ20と、音声を出力するスピーカー30と、音声データ(音声信号)を入力する外部入力装置40と、によって構成される。なお、外部入力装置40としては、CDプレーヤー等の音声再生装置等を適用可能である。また、USBメモリー等の記憶媒体を装着することにより音声データを入力可能としても良いし、タブレット端末等から無線通信を介して音声データを入力可能としても良い。
DJプレーヤー・ミキサー10は、主なハードウェア構成として、制御部11、記憶部12、操作部13およびインターフェース部14(以下、「I/F部14」と表記する)を備えている。操作部13は、音声データの再生機能を操作するプレーヤー部13aと、ミキサーとして音声データのミキシングを行うミキサー部13bを含む。本実施形態では、2台のプレーヤー部13a、13aを備え、それぞれ対応するチャンネルの音声データを操作可能である。
I/F部14は、外部入力装置40から音声データを入力すると共に、DJプレーヤー・ミキサー10による音声処理後の音声データをアンプ20に出力する。さらに、必要に応じて、音声データのA/D変換およびD/A変換等を行う。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)等から成り、各種音声処理や音声データの入出力処理等、DJプレーヤー・ミキサー10を統括的に制御する。特に本実施形態では、プレーヤー部13aに設けられたジョグダイヤル54(図2参照)を振動させる処理を制御する(詳細は後述する)。
記憶部12は、DJプレーヤー・ミキサー10の動作に必要な制御プログラムや各種データを記憶する。また、各プレーヤー部13aで再生される音声データの特徴(本実施形態では音声データの振幅)を解析した結果(解析データ12a)を記憶する。
次に、図2を参照し、DJプレーヤー・ミキサー10のプレーヤー部13aおよびミキサー部13bに設けられた各種操作子について説明する。同図に示すように、プレーヤー部13aには、キューボタン51、プレイ/ポーズボタン52、テンポスライダー53、ジョグダイヤル54等の操作子が配置されている。なお、請求項における「操作子」は、ジョグダイヤル54に相当する。
キューボタン51は、キューポイントの設定等を行うために用いられる。プレイ/ポーズボタン52は、楽曲(音声データ)の再生または一時停止を行うために用いられる。テンポスライダー53は、再生速度(テンポ)を調整するために用いられる。
ジョグダイヤル54は、正逆方向(時計回り方向/反時計回り方向)に回転自在な円盤形状の回転操作子である。ユーザーがジョグダイヤル54を操作することで、音声データの再生位置、再生方向、再生速度等の再生状態を変更することができる。また、ジョグダイヤル54には、その天面を振動させるための振動部55(図3参照。例えばバイブレータ等)が設けられており、ユーザーがジョグダイヤル54にタッチした時、あるいはジョグダイヤル54を回転した時の再生位置の音声レベル(振幅値)に基づく振動強度で振動するようになっている。
一方、ミキサー部13bは、各プレーヤー部13a(各チャンネル)に対応した操作子として、イコライザーつまみ61、チャンネルフェーダー62等が配置されている。イコライザーつまみ61は、各プレーヤー部13aに対して3つのつまみが設けられており、それぞれ高音、中音、低音のレベルを調整するために用いられる。チャンネルフェーダー62は、各プレーヤー部13a(各チャンネル)の出力レベルを調整するために用いられる。
なお、図2で示したプレーヤー部13aおよびミキサー部13bの操作子はあくまでも一例であり、これ以外にも、多数の操作子やインジケーター等が設けられている。
次に、図3を参照し、DJプレーヤー・ミキサー10の機能構成について説明する。DJプレーヤー・ミキサー10は、主な機能構成として、音声データ解析手段71(解析部)、ジョグ操作制御手段72、および振動制御手段73を備えている。
音声データ解析手段71は、各プレーヤー部13aで再生する音声データの時間軸上の振幅値(音声レベル)を解析し、その解析結果(解析データ12a)を記憶部12に記憶する。つまり、解析データ12aは、音声データの時間情報とその時間位置における振幅値とが対応付けられたデータである。
ジョグ操作制御手段72は、ジョグダイヤル54に設けられたタッチセンサー(図示省略)により、ユーザーがジョグダイヤル54にタッチしたか否か(タッチ/リリース)を検知し、ジョグダイヤル54がタッチされた時の音声データの再生位置(再生位置における時間情報)を取得する。また、ジョグ操作制御手段72は、ジョグダイヤル54に設けられた角速度検出センサー(図示省略)により、ジョグダイヤル54の回転方向や回転速度(もしくは角速度)を検出し、ジョグダイヤル54が回転された時の音声データの再生位置(再生位置における時間情報)を取得する。
振動制御手段73は、ジョグ操作制御手段72により取得した音声データの再生位置(再生位置の時間情報)に対応する振幅値を解析データ12aから取得し、取得した振幅値の大きさに基づいて振動部55(つまり、ジョグダイヤル54)を振動させる(振動部55に対して、振幅値に応じた振動命令を発行して振動部55を振動させる)。具体的には、取得した振幅値が大きければ振動部55を強く振動させ、小さければ振動部55を弱く振動させるという具合に、振幅値に比例した振動強度で振動部55を振動させる。なお、この振動制御は、ユーザーがジョグダイヤル54に接触している間(ジョグダイヤル54から手を離すまでの間)、継続して行われる。すなわち、ユーザーがジョグダイヤル54にタッチ、あるいはジョグダイヤル54を回転している間、刻々と変化する音楽データの再生位置に対応する振幅値に基づいて振動部55(ジョグダイヤル54)を振動させ続ける。
次に、図4のフローチャートを参照して、ジョグダイヤル54の振動制御の流れについて説明する。まず、DJプレーヤー・ミキサー10(制御部11)は、ジョグダイヤル54がタッチまたは回転されると(S01)、現在再生中の音声データが解析済か否か(現在再生中の音声データに対応する解析データ12aが存在するか否か)を判定する(S02)。
現在再生中の音声データが解析済の場合(S02;Yes)、DJプレーヤー・ミキサー10は、現在の再生位置に音声があるか否かを判定する(S03)。すなわち、解析データ12aを参照し、現在の再生位置に対応する振幅値が「0」か否かを判定する。現在の再生位置に音声がある場合(S03;Yes)、DJプレーヤー・ミキサー10は、現在の再生位置に対応する振幅値に応じた(比例した)振動強度でジョグダイヤル54(振動部55)を振動させる(S04)。
一方、現在再生中の音声データが解析されていない場合(S02;No)、または音声データは解析済だが、現在の再生位置に音声が無い場合(つまり、現在の再生位置の振幅値が「0」の場合,S03;No)、DJプレーヤー・ミキサー10はジョグダイヤル54を振動させない(S05)。
DJプレーヤー・ミキサー10は、ユーザーがジョグダイヤル54から手を離すまでの間、S01以降の処理を継続し(S06;No)、ユーザーがジョグダイヤル54から手を離した時、一連の処理を終える(S06;Yes)。
以上説明したように、第1実施形態によれば、ジョグダイヤル54を操作した時(ジョグダイヤル54にタッチ、あるいはジョグダイヤル54を回転した時)の音声データの再生位置における振幅値に応じて、ジョグダイヤル54を振動させることができる。すなわち、音声データの再生位置の振幅値の大きさ、言い換えれば再生位置の音の強弱により、振動強度を変えてジョグダイヤル54を振動させることができる。これにより、ユーザーは、現在再生されている再生位置における音声データの特徴(音の強弱)を触覚(手に伝わる振動)で把握することが可能となる。したがって、ユーザーは、ジョグダイヤル54の振動の強弱により楽曲における所望のポイント(音声レベルの大きいポイント、または音声レベルの小さいポイント)を認識することができ、例えばスクラッチ操作における頭出しの開始ポイントや、キューポイントを設定したい位置等を容易に見つけ出すことができ、スクラッチ操作やキューポイントの設定を迅速かつ正確に行うことができる。
また、触覚で楽曲における所望のポイント(例えば、頭出しの開始ポイント等)を認識できるため、DJ機器を使用するクラブなどにおいて、DJは視点を他の行為に向けることができるようになり、演奏の幅を広げることができる。また、DJ機器を使用するクラブなどでは、ホール内(フロア)の照明を暗くする場合が多いが、このような暗がり(すなわち視覚的に問題がある環境下)であっても、容易に楽曲中の所望のポイントを見つけ出すことができるため、使い勝手が良い。
[第2実施形態]
次に、図5ないし図7を参照し、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態では、再生位置における音声データの振幅値が所定のレベル以上(所定の振幅値以上)の場合にのみ、ジョグダイヤル54を振動させる点が第1実施形態とは異なる。以下、第1実施形態と異なる点を説明する。なお、本実施形態において、第1実施形態と同様の構成部分については同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。また、第1実施形態と同様の構成部分について適用される変形例は、本実施形態についても同様に適用される。
図5は、第2実施形態のDJプレーヤー・ミキサー10の機能構成について説明する図である。同図に示すように、DJプレーヤー・ミキサー10は、主な機能構成として、音声データ解析手段71、ジョグ操作制御手段72、振動制御手段73に加え、閾値設定手段74を備えている。
閾値設定手段74は、ジョグダイヤル54を振動させるための音声データの振幅値の閾値を設定する。この閾値設定は、ユーザーによる操作子の操作により適宜変更することが可能となっている。例えば、図6に示すように、プレーヤー部13aに閾値設定用の操作子としてフェーダー(以下、「閾値設定用フェーダー56」と称す)を配置し、ユーザーが閾値設定用フェーダー56を上側にスライドすることで閾値を大きな値に設定し、下側にスライドすることで閾値を小さな値に設定する。
なお、図6では一方のプレーヤー部13aに閾値設定用フェーダー56を設ける構成としたが、両方のプレーヤー部13aのそれぞれに閾値設定用フェーダー56を設けても良い。また、閾値を設定する操作子としてフェーダーを例示したが、これに限るものではなく、ボタン型の操作子や、回転式つまみ(ノブ)などであっても良い。特に、設定位置が分かりやすいフェーダーや回転式つまみ等の操作子とすることが好ましい。
振動制御手段73は、ジョグ操作制御手段72により取得した音声データの再生位置(再生位置の時間情報)に対応する振幅値を解析データ12aから取得し、取得した振幅値が、閾値設定手段74により設定された閾値以上の場合に、その振幅値の大きさに基づいて振動部55を振動させる。
次に、図7のフローチャートを参照して、第2実施形態のジョグダイヤル54の振動制御の流れについて説明する。なお、図7のS11〜S13、およびS15〜S17の処理は、図4のS01〜S03、およびS04〜S06の処理と同様であるため、詳細な説明を省略する。
図7に示すように、DJプレーヤー・ミキサー10(制御部11)は、現在再生中の音声データが解析済の場合(S12;Yes)、現在の再生位置に音声があるか否か(現在の再生位置に対応する振幅値が「0」か否か)を判定する(S13)。現在の再生位置に音声がある場合、すなわち再生位置の振幅値が「0」でない場合(S13;Yes)、DJプレーヤー・ミキサー10は、現在の再生位置の振幅値が、閾値設定用フェーダー56(閾値設定手段74)により設定された閾値以上か否かを判定する(S14)。判定の結果、現在の再生位置の振幅値が閾値以上の場合(S14;Yes)、DJプレーヤー・ミキサー10は、現在の再生位置に対応する振幅値に応じた(比例した)振動強度でジョグダイヤル54(振動部55)を振動させる(S15)。
以上説明したように、第2実施形態によれば、ジョグダイヤル54を振動させるための音声データの振幅値の閾値を設定することができる。これにより、例えば、全体的に音声データの振幅値が大きく変動しない場合(振幅値がフラットに近い場合)であっても(言い換えれば、全体的に音の強弱が少ない楽曲であっても)、ユーザーはジョグダイヤル54の振動により楽曲における所望のポイントを容易に認識することができる。また、閾値を設定することで、音声データに含まれるノイズによってジョグダイヤル54が振動(誤振動)することを抑制できる。なお、本実施形態ではユーザーが閾値を設定するものとしているが、これに限るものではなく、適切な閾値(所定の閾値)を予め定めておくようにしても良い。
[第3実施形態]
次に、図8ないし図10を参照し、本発明の第3実施形態について説明する。第3実施形態では、音声データの所望の区間のみ、ジョグダイヤル54を振動させる点が第1実施形態とは異なる。以下、第1実施形態と異なる点を説明する。なお、本実施形態において、第1実施形態と同様の構成部分については同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。また、第1実施形態と同様の構成部分について適用される変形例は、本実施形態についても同様に適用される。
図8は、第3実施形態のDJプレーヤー・ミキサー10の機能構成について説明する図である。同図に示すように、DJプレーヤー・ミキサー10は、主な機能構成として、音声データ解析手段71、ジョグ操作制御手段72、振動制御手段73に加え、振動区間設定手段75を備えている。
振動区間設定手段75は、音声データにおいて(音声データの時間軸上において)、ジョグダイヤル54を振動させる区間を設定する。この振動区間は、ユーザーによる操作子の操作により設定することが可能となっている。例えば、図9に示すように、プレーヤー部13aに振動区間設定用の操作子として振動区間設定ボタン群57を配置する。振動区間設定ボタン群57は、3つのボタン(スタートボタン57a、エンドボタン57bおよびキャンセルボタン57c)から成り、ユーザーがスタートボタン57aを押下した時の音声データの時間軸上の位置を振動区間の開始位置として設定し、エンドボタン57bを押下した時の音声データの時間軸上の位置を振動区間の終了位置として設定する。また、キャンセルボタン57cを押下することで、設定した振動区間を取り消すことができる。
なお、図9では一方のプレーヤー部13aに振動区間設定ボタン群57を設ける構成としたが、両方のプレーヤー部13aのそれぞれに振動区間設定ボタン群57を設けても良い。また、図9では、振動区間を設定する操作子として3つのボタンを例示したが、これに限るものではない。また、振動区間は1つ(1区間)のみ設定できるようにしても良いし、複数の区間を設定できるようにしても良い。
振動制御手段73は、ジョグ操作制御手段72により取得した音声データの再生位置が、振動区間設定手段75により設定された振動区間内にある場合に、当該再生位置(再生位置の時間情報)に対応する振幅値の大きさに基づいて振動部55を振動させる。
次に、図10のフローチャートを参照して、第3実施形態のジョグダイヤル54の振動制御の流れについて説明する。なお、図10のS21〜S23、およびS25〜S27の処理は、図4のS01〜S03、およびS04〜S06の処理と同様であるため、詳細な説明を省略する。
図10に示すように、DJプレーヤー・ミキサー10(制御部11)は、現在再生中の音声データが解析済の場合(S22;Yes)、現在の再生位置に音声があるか否か(現在の再生位置に対応する振幅値が「0」か否か)を判定する(S23)。現在の再生位置に音声がある場合、すなわち再生位置の振幅値が「0」でない場合(S23;Yes)、DJプレーヤー・ミキサー10は、現在の再生位置が、振動区間設定ボタン群57(振動区間設定手段75)により設定された振動区間内にあるか否かを判定する(S24)。判定の結果、現在の再生位置が振動区間内にある場合(S24;Yes)、DJプレーヤー・ミキサー10は、現在の再生位置に対応する振幅値に応じた(比例した)振動強度でジョグダイヤル54(振動部55)を振動させる(S25)。
以上説明したように、第3実施形態によれば、ユーザーが予め設定した区間(音声データの振動区間)のみ、ジョグダイヤル54を振動させることができる。これにより、例えばスクラッチ操作における頭出しの開始ポイントや、キューポイントの位置を振動区間として設定しておくことで、ユーザーは当該ポイントを確実に、且つ容易に認識することができる。
[変形例1]
なお、上記の実施形態1ないし3の変形例として、音声データの振幅値の時間軸上の差分(音声データの任意の時間位置と、前記任意の時間位置から所定時間経過後の時間位置の振幅値の差分)をとり、その差分値(差分の振幅値)に応じた振動強度でジョグダイヤル54を振動させるようにしても良い。また、音声データの時間軸上の振幅値が急峻に増加した場合にジョグダイヤル54を振動させるようにしても良い。
[変形例2]
また、図11に示すように、システム構成を変更しても良い。同図は、変形例に係るDJシステムSY2のシステム構成図である。本例では、DJシステムSY1のDJプレーヤー・ミキサー10に代えて、パーソナルコンピューター(以下、「PC110」と表記する)と、DJコントローラー100とを備えた構成となっている。なお、請求項における「電子機器」は、DJコントローラー100およびPC110に相当する。
DJコントローラー100は、プレーヤーとミキサーの一体型コントローラーであり、上記実施形態に示したDJプレーヤー・ミキサー10の操作部13およびI/F部14の機能を有している。操作部13は、MIDIやHID等の通信によって、PC110(DJアプリケーション111)に操作信号を送信する。また、I/F部14は、外部入力装置40から入力された音声データ(音声信号)をPC110に出力し、さらにPC110から入力された音声データをアンプ20に出力する。
一方、PC110は、表示画面、入力装置(マウス、キーボード等)、ハードディスク、制御機構(CPU、ROMおよびRAM等)等のハードウェアを備えている(いずれも図示省略)。また、ハードディスクには、OS(Operating System)と、当該OS上で動作するDJアプリケーション111とを記憶している。ここで、DJアプリケーション111とは、DJがDJパフォーマンスを行うために開発されたソフトウェアであり、DJコントローラー100から入力された音声データを加工・編集する。また、DJアプリケーション111は、DJコントローラー100と組み合わせて用いることで、DJプレーヤー・ミキサー10の機能を実現できるようになっている。つまり、DJコントローラー100は、ユーザーが各種操作を行うためのインターフェースとして用いられ、音声制御処理(音声データのミックスや音量調整等)やジョグダイヤル54の振動制御処理等は、主にDJアプリケーション111(PC110)にて行われる。すなわち、本例では、DJアプリケーション111(PC110)が、音声データ解析手段71、ジョグ操作制御手段72および振動制御手段73の機能を有する構成となる。
[変形例3]
また、上記の実施形態1ないし3および変形例では、ジョグダイヤル54が振動部55を備えた構成について説明したが、振動部55をジョグダイヤル54とは別体の外部装置(振動装置,図示省略)が備える構成としても良い。この場合、DJプレーヤー・ミキサー10またはPC110(DJアプリケーション111)と、外部装置とがネットワーク(有線接続/無線接続は問わない)を介して接続されたシステム(電子システム)において、DJプレーヤー・ミキサー10(またはPC110)の振動制御手段73が、音声データの再生位置に対応する振幅値に応じた振動命令を外部装置に送信し(振動命令送信部)、外部装置は振動制御手段73から振動命令を受信し(振動命令受信部)、受信した振動命令に基づく振動強度で、自身(振動部55)を振動させるようにすれば良い。なお、外部装置は、ユーザーの身体(例えば手首や足首)に装着可能に構成されることが好ましい。
また、上記に示したDJプレーヤー・ミキサー10、DJコントローラー100およびPC110(DJアプリケーション111)の機能をプログラムとして提供することも可能である。また、そのプログラムを各種記録媒体(CD−ROM、フラッシュメモリ等)に格納して提供することも可能である。すなわち、コンピューターをDJプレーヤー・ミキサー10、DJコントローラー100およびPC110(DJアプリケーション111)の各要素として機能させるためのプログラム、およびそれを記録した記録媒体も、本発明の権利範囲に含まれるものである。
また、上述した実施例および変形例によらず、DJシステムSY1、SY2の装置構成や処理工程、機能等について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
10…DJプレーヤー・ミキサー 12…記憶部 12a…解析データ 13…操作部 54…ジョグダイヤル 55…振動部 56…閾値設定用フェーダー 57…振動区間設定ボタン群 71…音声データ解析手段 72…ジョグ操作制御手段 73…振動制御手段 74…閾値設定手段 75…振動区間設定手段 100…DJコントローラー 110…PC 111…DJアプリケーション SY1…DJシステム SY2…DJシステム

Claims (12)

  1. 音声データの時間軸上の振幅値を解析する解析部と、
    前記解析部による解析結果を保存する記憶部と、
    前記音声データの再生方向および再生速度を操作するための操作子と、
    前記記憶部に保存された解析結果における、前記音声データの再生位置の時間情報に対応する前記振幅値が、所定の閾値以上の場合に、前記操作子により操作された結果の前記音声データの再生位置の時間情報に対応する前記振幅値に比例した振動強度で振動する振動部と、を備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 前記解析部を外部に備え、前記外部の解析部による解析結果を入力する入力手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. さらに特定の周波数帯域通過フィルタを備え、前記音声データにつき前記フィルタの通過した音声データの前記振幅値に基づき振動する振動部、を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記振動部は、
    前記音声データの再生位置の時間情報に対応する前記振幅値に基づき振動し続けることを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  5. 前記所定の閾値を設定する閾値設定部を備えたことを特徴とする請求項に記載の電子機器。
  6. 前記振動部は、
    前記音声データの振幅値の時間軸上の差分に応じて振動することを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  7. 前記振動部は、
    前記音声データの時間軸上の振幅値が急峻に増加した場合に振動することを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  8. 前記音声データの時間軸上における所定の区間を設定する区間設定部を備え、
    前記振動部は、
    前記区間設定部による設定区間のみ振動することを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  9. 音声データの時間軸上の振幅値を解析する解析部と、
    前記解析部による解析結果を保存する記憶部と、
    前記音声データの再生方向および再生速度を操作するための操作子と、
    前記記憶部に保存されている解析結果における、前記音声データの再生位置の時間情報に対応する前記振幅値が、所定の閾値以上の場合に、前記操作子により操作された結果の前記音声データの再生位置の時間情報に対応する前記振幅値に基づく振動命令を送信する振動命令送信部と、を有する電子機器と、
    前記振動命令送信部から送信された前記振動命令を受信する振動命令受信部と、
    前記振動命令受信部により受信した前記振動命令に基づいて前記振幅値に比例した振動強度で振動する振動部と、を有する振動装置と、により構成されることを特徴とする電子システム。
  10. 音声データの時間軸上の振幅値を解析する解析部と、
    前記解析部による解析結果を保存する記憶部と、
    前記音声データの再生方向および再生速度を操作するための操作子と、
    前記記憶部に保存されている解析結果における、前記音声データの再生位置の時間情報に対応する前記振幅値が、所定の閾値以上の場合に、前記操作子により操作された結果の前記音声データの再生位置の時間情報に対応する前記振幅値に比例した振動強度で振動する振動部と、を備えたことを特徴とする音響機器。
  11. 音声データの再生方向および再生速度を操作するための操作子と、前記操作子の操作に伴って振動する振動部と、を有する電子機器の制御方法であって、
    前記音声データの時間軸上の振幅値を解析する解析ステップと、
    前記解析結果を保存する保存ステップと、
    前記保存されている解析結果における、前記音声データの再生位置の時間情報に対応する前記振幅値が、所定の閾値以上の場合に、前記操作子により操作された結果の前記音声データの再生位置の時間情報に対応する前記振幅値に比例した振動強度で前記振動部を振動させる振動ステップと、を実行することを特徴とする電子機器の制御方法。
  12. コンピューターに、請求項11に記載の電子機器の制御方法における各ステップを実行させるためのプログラム。
JP2013080403A 2013-04-08 2013-04-08 電子機器、電子システム、音響機器、電子機器の制御方法およびプログラム Active JP6222964B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013080403A JP6222964B2 (ja) 2013-04-08 2013-04-08 電子機器、電子システム、音響機器、電子機器の制御方法およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013080403A JP6222964B2 (ja) 2013-04-08 2013-04-08 電子機器、電子システム、音響機器、電子機器の制御方法およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014203493A JP2014203493A (ja) 2014-10-27
JP6222964B2 true JP6222964B2 (ja) 2017-11-01

Family

ID=52353801

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013080403A Active JP6222964B2 (ja) 2013-04-08 2013-04-08 電子機器、電子システム、音響機器、電子機器の制御方法およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6222964B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10708998B2 (en) 2016-06-13 2020-07-07 Alphatheta Corporation Light control device, lighting control method, and lighting control program for controlling lighting based on a beat position in a music piece information
JP6705409B2 (ja) * 2017-03-23 2020-06-03 カシオ計算機株式会社 楽曲再生制御装置、楽曲再生制御方法及び楽曲再生制御プログラム
CN112803828B (zh) * 2020-12-31 2023-09-01 上海艾为电子技术股份有限公司 一种马达控制方法、控制系统和控制芯片

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11196497A (ja) * 1998-01-06 1999-07-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 振動による情報伝達装置
JP4817452B2 (ja) * 2007-03-26 2011-11-16 パイオニア株式会社 情報表示装置、コンピュータプログラム及び制御方法
JP2009205720A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Tokai Rika Co Ltd オーディオシステムの曲目選択装置及び項目選択装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014203493A (ja) 2014-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2013061998A1 (ja) 電子音響信号発生装置および電子音響信号発生方法
JP2005158255A5 (ja)
US20100230179A1 (en) Digital audio data reproducing apparatus
TW201835894A (zh) 即時編輯多音軌的電子設備與處理方法
KR20110040190A (ko) 휴대용 단말기의 음악 재생 장치 및 방법
JP6222964B2 (ja) 電子機器、電子システム、音響機器、電子機器の制御方法およびプログラム
JP6275601B2 (ja) 再生制御装置、再生制御装置の制御方法およびプログラム
JP2011180470A (ja) 音声可視化装置
WO2013140440A1 (ja) 再生制御装置、操作装置、再生制御装置の制御方法およびプログラム
JP6291168B2 (ja) 入力装置、音響機器、入力装置の制御方法およびプログラム
JP6756740B2 (ja) 音響制御システム
JP2015076625A (ja) 制御装置、制御方法、プログラム
US20230418551A1 (en) Audio device, control method for audio device, and program
US10290323B2 (en) Track playback controlling apparatus
JP6558014B2 (ja) 電子音楽装置
JP6498904B2 (ja) 再生制御装置、再生制御装置の制御方法およびプログラム
WO2022149221A1 (ja) 音響機器、音響機器の制御方法、及びプログラム
JP6280714B2 (ja) 制御装置、コマンド生成方法、プログラム
JP3213389U (ja) マルチサウンドトラックの即時編集に用いられる電子装置
WO2019239486A1 (ja) 音響装置およびプログラム
WO2022054264A1 (ja) 音響装置、操作方法及び操作プログラム
US20230419931A1 (en) Audio device, audio device playback control method, and program
JP2010231027A (ja) 電子音楽装置
WO2018100742A1 (ja) コンテンツ再生機器、コンテンツ再生システム、及びコンテンツ再生機器の制御方法
JPWO2019130596A1 (ja) 音響再生制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20150219

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20150320

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20151127

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170801

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170831

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170912

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171003

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6222964

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250