JP6221654B2 - 副作用出力プログラム、副作用出力方法及び副作用出力装置 - Google Patents

副作用出力プログラム、副作用出力方法及び副作用出力装置 Download PDF

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Description

本発明は、副作用出力プログラム、副作用出力方法及び副作用出力装置に関する。
製薬会社が開発する薬は、数多くの試験を繰り返した後で、正式な薬と認可され、病院等で患者に処方される。薬には、単独で服用した場合に発生する副作用が存在する一方、他の薬との併用時にのみ発生する副作用も存在する。併用時の副作用の試験については、併用可能な薬の数が非常に膨大であるため、成分の組み合わせのレベルでの試験に限られているのが実情である。このため、薬を処方する医師は、複数の薬を併用した患者に副作用が出るかどうかの判断を、医師自身の過去の経験に基づいて行うことが多い。
したがって、医師が処方した経験が少ない薬(例えば認可直後の新薬)を含む複数の薬が患者に処方された場合、稀に大きな副作用が発生するおそれがあった。
なお、特許文献1等には、医師が選択した薬の組み合わせが併用注意であるか否かをデータサーバ上で検索し、検索された情報(注意情報)を医師が利用する端末に向けて配信する技術が開示されている。
特開2008−46839号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、医師が処方しようとしている薬を全て選択した後に注意情報が提供されるため、医師は、処方すべき薬の組み合わせを事前に見定めることが難しかった。
1つの側面では、本発明は、複数の薬の併用によって生じる副作用の情報を、分かり易く出力することが可能な副作用出力プログラム、副作用出力方法及び副作用出力装置を提供することを目的とする。
一つの態様では、副作用出力プログラムは、処方薬の選択を受け付け、選択された前記処方薬と選択候補の第1の処方薬とを含む第1の組み合わせと、選択された前記処方薬と選択候補の第2の処方薬とを含む第2の組み合わせと、のそれぞれに対応する副作用を、過去に処方した処方薬の複数の組み合わせと、前記複数の組み合わせそれぞれに対応する副作用とを関連付けて記憶した記憶部を参照して特定し、特定した前記第1の組み合わせに対応する副作用と、特定した前記第2の組み合わせに対応する副作用とを比較可能に出力する、処理をコンピュータに実行させる副作用出力プログラムである。
一つの態様では、副作用出力方法は、処方薬の選択を受け付け、選択された前記処方薬と選択候補の第1の処方薬とを含む第1の組み合わせと、選択された前記処方薬と選択候補の第2の処方薬とを含む第2の組み合わせと、のそれぞれに対応する副作用を、過去に処方した処方薬の複数の組み合わせと、前記複数の組み合わせそれぞれに対応する副作用とを関連付けて記憶した記憶部を参照して特定し、特定した前記第1の組み合わせに対応する副作用と、特定した前記第2の組み合わせに対応する副作用とを比較可能に出力する、処理をコンピュータが実行する副作用出力方法である。
一つの態様では、副作用出力装置は、処方薬の選択を受け付ける受付部と、過去に処方した処方薬の複数の組み合わせと、前記複数の組み合わせそれぞれに対応する副作用とを関連付けて記憶する記憶部と、前記記憶部を参照して、選択された前記処方薬と選択候補の第1の処方薬とを含む第1の組み合わせと、選択された前記処方薬と選択候補の第2の処方薬とを含む第2の組み合わせと、のそれぞれに対応する副作用を特定する特定部と、前記特定部が特定した前記第1の組み合わせに対応する副作用と、前記特定部が特定した前記第2の組み合わせに対応する副作用とを比較可能に出力する出力部と、を備えている。
複数の薬の併用によって生じる副作用の情報を、分かり易く出力することができる。
一実施形態に係る処方薬オーダーシステムの構成を概略的に示す図である。 図2(a)は、サーバのハードウェア構成を示す図であり、図2(b)は、医師端末のハードウェア構成を示す図である。 サーバ及び医師端末の機能ブロック図である。 図4(a)は、患者DBのデータ構造の一例を示す図であり、図4(b)は、薬品DBのデータ構造の一例を示す図である。 図5(a)は、処方指示薬DBのデータ構造の一例を示す図であり、図5(b)、図5(c)は、選択処方薬ワークテーブルの一例を示す図である。 サーバの処理を示すフローチャート(その1)である。 サーバの処理を示すフローチャート(その2)である。 図8(a)は、処方薬検索画面(症状入力)の一例を示す図であり、図8(b)は、処方薬検索画面(症状入力)に症状(効能)が入力された後の状態を示す図である。 処方薬検索画面(検索結果出力)の一例を示す図である。 図9の処方薬検索画面(検索結果出力)から鎮静薬Cのボタンを消去した状態を示す図である。 図11(a)、図11(b)は、処方薬検索画面(検索結果出力)において薬品名を選択する過程を説明するための図である。 併用副作用比較画面を示す図である。 図7のステップS44を説明するための図である。 図14(a)は、処方薬検索画面(検索結果出力)において、全ての症状(効能)に対応する薬品名が選択された状態を示す図であり、図14(b)はオーダー画面の一例を示す図である。 処方薬検索画面(検索結果出力)において、1つの薬品名のみを選択した状態を示す図である。 図15の画面において副作用比較表示ボタンが押された場合の併用副作用比較画面の例を示す図である。
以下、処方薬オーダーシステムの一実施形態について、図1〜図16に基づいて詳細に説明する。本実施形態の処方薬オーダーシステム100は、医師が患者に処方する薬品をオーダーする際に、複数の薬品を併用した場合に発生する可能性のある副作用の情報を提供することで、併用する複数の薬品の選択を支援するシステムである。
図1には、一実施形態に係る処方薬オーダーシステム100の構成が概略的に示されている。図1に示すように、処方薬オーダーシステム100は、副作用出力装置としてのサーバ10と、医師端末20と、を備える。サーバ10、及び医師端末20は、インターネットやLAN(Local Area Network)などのネットワーク80に接続されている。なお、医師端末20は、複数存在していてもよい。
サーバ10は、電子カルテに関するデータや副作用に関するデータを蓄積・管理する。また、サーバ10は、薬のオーダーに関する各種画面を作成して医師端末20に送信したり、医師端末20からの入力に応じて処方薬のオーダー受付処理を行ったりする。図2(a)には、サーバ10のハードウェア構成が示されている。図2(a)に示すように、サーバ10は、CPU(Central Processing Unit)90、ROM(Read Only Memory)92、RAM(Random Access Memory)94、記憶部(ここではHDD(Hard Disk Drive))96、ネットワークインタフェース97、及び可搬型記憶媒体用ドライブ99等を備えている。これらサーバ10の構成各部は、バス98に接続されている。サーバ10では、ROM92あるいはHDD96に格納されているプログラム(副作用出力プログラムを含む)、或いは可搬型記憶媒体用ドライブ99が可搬型記憶媒体91から読み取ったプログラム(副作用出力プログラムを含む)をCPU90が実行することにより、図3に示す、特定部及び出力部としての処方薬検索画面作成部11、オーダー画面作成部12、オーダー受付部13、及び情報登録部14の機能が実現されている。なお、図3には、HDD96等に格納されている患者DB15、薬品DB16、記憶部としての処方指示薬DB17、選択処方薬ワークテーブル(WT)18も図示されている。
処方薬検索画面作成部11は、医師が処方薬を選択する際に利用する画面のデータを作成し、医師端末20に送信する。また、処方薬検索画面作成部11は、医師端末20上で入力された情報を受け付け、新たな画面のデータを作成して医師端末20に送信する。処方薬検索画面作成部11は、画面データの作成において、患者DB15、薬品DB16、処方指示薬DB17を参照する。
患者DB15は、複数の医療機関における患者の情報を纏めて管理するデータベースであり、図4(a)に示すように、「医療機関」、「医療機関別患者ID」、「患者名」、「担当医師名」、「主病名」、「年齢」、「性別」などのフィールドを有する。「医療機関」のフィールドには、患者が診療を受けた医療機関の名称が格納される。「医療機関別患者ID」のフィールドには、患者に対して医療機関から割り当てられた識別情報が格納される。「患者名」のフィールドには、患者の氏名が格納される。「担当医師名」のフィールドには、患者の診療を担当した医師の氏名(図4(a)では氏のみ)が格納される。「主病名」のフィールドには、患者が診療を受けた際の主病名が格納される。また、「年齢」のフィールドには、患者の年齢が格納され、「性別」のフィールドには、患者の性別(男性又は女性)が格納される。サーバ10では、医師端末20において医師が入力したカルテ情報を取得した場合に、情報登録部14が患者DB15の各フィールドに取得した情報を格納する。
薬品DB16は、薬品の情報を管理するデータベースであり、図4(b)に示すように、「薬品名」、「効能」、「認可日」、「先発薬」等のフィールドを有する。「薬品名」のフィールドには、薬品の識別子としての名称が格納される。「効能」のフィールドには、薬品の効能が1又は複数格納される。「認可日」のフィールドには、薬品が認可された日付が格納される。「先発薬」のフィールドには、薬品が後発薬(ジェネリック)である場合に、該薬品の先発薬の名称が格納される。なお、薬品が先発薬(新薬)である場合には、「−」が格納されるものとする。なお、サーバ10の情報登録部14では、不図示の管理端末等から新たな薬品の情報が入力される毎に薬品DB16に薬品の情報を蓄積する。
処方指示薬DB17は、過去に患者に対して処方した薬品又は薬品の組み合わせと、処方した薬品又は薬品の組み合わせそれぞれに対応する副作用とを関連付けて記憶するデータベースである。処方指示薬DB17は、図5(a)に示すように、「患者名」、「処方薬」、「年齢」、「性別」「処方日」、「期間」、「症例(副作用)」、「医療機関名」等のフィールドを有する。「患者名」のフィールドには、薬が処方された患者の氏名が格納される。「処方薬」のフィールドには、患者に対して処方された薬の識別子としての名称が格納される。「年齢」及び「性別」のフィールドには、薬が処方された患者の年齢及び性別が格納される。「処方日」のフィールドには、薬が処方された日付が格納される。「期間」のフィールドには、薬が処方された期間、すなわち処方された分量が格納される。「症例(副作用)」のフィールドには、薬の投与により生じた副作用(発熱や下痢など)の情報が格納される。なお、薬を投与しても副作用が生じなかった場合には、「症例(副作用)」のフィールドに「なし」が格納される。「医療機関名」のフィールドには、薬を処方した医療機関の名称が格納される。なお、サーバ10の情報登録部14は、医師が患者に対して処方した薬品の情報、すなわちオーダー情報や、患者に発生した副作用の情報が医師端末20から入力された場合に、該情報を処方指示薬DB17に蓄積する。
なお、薬品DB16及び処方指示薬DB17においては、薬品の識別子として薬品の名称が格納される場合について説明したが、これに限らず、薬品の識別子として、識別番号や識別IDが格納されてもよい。
図3に戻り、オーダー画面作成部12は、医師端末20上で選択された処方薬の情報に基づいて図14(b)に示すオーダー画面を作成し、医師端末20に送信する。オーダー受付部13は、図14(b)に示すオーダー画面において医師が入力したオーダー情報を受け付ける。また、オーダー受付部13は、オーダー情報に基づいて処方箋を発行するなど、オーダーに関する処理を実行する。情報登録部14は、医師端末20や管理端末などから入力される情報を患者DB15、薬品DB16、及び処方指示薬DB17に登録する。
図1に戻り、医師端末20は、医療機関において医師が各種情報を閲覧、入力したり、患者に処方する薬を選択してオーダーを行ったり、処方箋を発行したりするための端末である。医師端末20は、図2(b)に示すように、CPU190、ROM192、RAM194、記憶部(HDD)196、表示部193、入力部195、ネットワークインタフェース197、及び可搬型記憶媒体用ドライブ199等を備えている。医師端末20の構成各部は、バス198に接続されている。表示部193は、液晶ディスプレイ等を含み、入力部195は、キーボードやマウス、タッチパネル等を含む。医師端末20においては、CPU190がプログラムを実行することで、図3に示す表示処理部21及び入力処理部22としての機能が実現される。表示処理部21は、サーバ10の処方薬検索画面作成部11やオーダー画面作成部12から送信されてくる画面を表示部193上に表示する。入力処理部22は、入力部195を介して医師が入力した情報を処方薬検索画面作成部11、オーダー受付部13、及び情報登録部14に対して送信する。
次に、本実施形態の処方薬オーダーシステム100において実行される処理について、図6、図7のフローチャートに沿って詳細に説明する。なお、図6、図7の処理は、患者名、性別、年齢を特定した処方薬の検索要求が医師端末20の入力処理部22から出され、当該検索要求を処方薬検索画面作成部11が受信した段階で開始される処理であるものとする。
図6のステップS10では、処方薬検索画面作成部11は、処方薬検索画面(症状入力)のデータを作成し、医師端末20の表示処理部21に対して送信する。表示処理部21は、受信したデータに基づいて図8(a)に示すような処方薬検索画面(症状入力)を表示部193上に表示する。図8(a)の処方薬検索画面(症状入力)には、患者名、性別、年齢が記載される。また、処方薬検索画面(症状入力)には、「検索」ボタン及び「キャンセル」ボタンが設けられる。
次いで、ステップS12では、処方薬検索画面作成部11が、患者の症状の情報を医師端末20の入力処理部22から受信するまで待機する。ここで、医師は、医師端末20上において、図8(b)に示すように、「症状1」、「症状2」、…の欄に患者の症状、すなわち、処方したい薬品の効能を入力して、「検索」ボタンを押す。このため、入力処理部22は、医師によって検索ボタンが押された段階で、入力された症状(効能)の情報を処方薬検索画面作成部11に対して送信する。ステップS12では、入力処理部22から医師によって入力された情報を受信したタイミングで、ステップS14に移行する。
ステップS14に移行すると、処方薬検索画面作成部11は、入力された症状に対応する薬品名を、薬品DB16から取得する。例えば、図8(b)の処方薬検索画面(症状入力)においては、症状1として「胃炎」が入力されたため、処方薬検索画面作成部11は、薬品DB16を参照し、「効能」のフィールドに「胃炎」が格納されている薬品名「胃炎薬A」、「胃炎薬B」、「胃炎薬C」を取得する。また、症状2、3として「頭痛」、「胃もたれ」が入力されているので、処方薬検索画面作成部11は、薬品DB16を参照し、「効能」のフィールドに「頭痛」、「胃もたれ」が格納されている薬品名「鎮静薬A」、「鎮静薬B」、「鎮静薬C」、及び「消化薬A」、「消化薬B」を取得する。
次いで、ステップS16では、処方薬検索画面作成部11は、取得した薬品名を選択ボタンとして設定した処方薬検索画面(検索結果出力)のデータを作成し、医師端末20の表示処理部21に送信する。表示処理部21は、受信したデータに基づいて、図9に示すような処方薬検索画面(検索結果出力)を表示する。ここで、図9の処方薬検索画面(検索結果出力)には、ステップS16で取得された薬品名を表示した選択可能なボタン(選択ボタンと呼ぶ)が設けられている。なお、選択ボタンそれぞれの右上には、薬品名を非表示にするための「×」ボタンが設けられている。また、処方薬検索画面(検索結果出力)には、「副作用比較表示」ボタン、「処方」ボタン、「キャンセル」ボタンが設けられている。
次いで、ステップS18では、処方薬検索画面作成部11は、削除したい薬の選択を受信したか否かを判断する。すなわち、医師が入力部195を介して、図9の処方薬検索画面(検索結果出力)に設けられている選択ボタン右上の「×」ボタンのいずれかを押したか否かを判断する。「×」ボタンが押されていない場合(ステップS18:否定)には、ステップS22に移行するが、「×」ボタンが押された場合(ステップS18:肯定)には、ステップS20に移行する。
ステップS20に移行した場合、処方薬検索画面作成部11は、選択された薬品名を消去した画面のデータを作成して医師端末20の表示処理部21に送信する。表示処理部21は、受信したデータに基づいて表示部193上に画面を表示する。例えば、図9に示すように、医師が「鎮静薬C」を処方したい薬から除外するために、選択ボタン「鎮静薬C」に設けられた「×」ボタンを押したとする。この場合、表示部193上には、図10に示すような画面が表示されることになる。その後は、ステップS22に移行する。
ステップS22に移行した場合、処方薬検索画面作成部11は、処方したい薬の選択を受信したか否かを判断する。すなわち、医師が入力部195を介して、例えば図10の画面に設けられている選択ボタンのいずれかを押したか否かを判断する。選択ボタンが押されていない場合(ステップS22:否定)には、ステップS30に移行するが、選択ボタンが押された場合(ステップS22:肯定)には、ステップS24に移行する。
ステップS24に移行した場合、処方薬検索画面作成部11は、選択した薬品名を選択処方薬ワークテーブル(WT)18に記録する。ここで、選択処方薬WT18は、図5(b)、図5(c)に示すような、医師が選択した薬品名を一時記憶するためのテーブルであるものとする。例えば、医師が図10の処方薬検索画面(検索結果出力)上において「鎮静薬B」を選択した場合には、選択処方薬ワークテーブル(WT)18には、図5(b)に示すように「鎮静薬B」が記録される。
次いで、ステップS26では、処方薬検索画面作成部11は、選択した薬品名を強調表示した画面のデータを作成して医師端末20の表示処理部21に送信する。なお、表示処理部21は、受信したデータに基づいて表示部193上に画面を表示する。例えば、上述のように、医師が図10の処方薬検索画面(検索結果出力)において「鎮静薬B」を選択した場合には、図11(a)に示すような、「鎮静薬B」が強調表示された画面が表示部193上に表示される。その後は、ステップS30に移行する。
図7のステップS30に移行すると、処方薬検索画面作成部11は、全ての症状に対応する薬品名が1つずつ選択されているか否かを判断する。図11(a)のように、全ての症状に対応する薬品名が選択されていない場合には、ステップS30の判断が否定され、ステップS32に移行する。そして、処方薬検索画面作成部11は、ステップS32において、副作用比較表示要求を受信したか否かを判断する。すなわち、ステップS32では、処方薬検索画面作成部11は、医師が入力部195を介して図11(a)の画面上にて、「副作用比較表示」ボタンを押したか否かを判断する。このステップS32の判断が否定されると、ステップS18に戻る。
なお、本実施形態では、ステップS32の判断が否定された後、ステップS18の判断も否定され、ステップS22に移行したものとする。そして、医師が図11(a)の画面上で「消化薬A」を選択したことにより、ステップS22の判断が肯定されたものとする。この場合、ステップS24では、処方薬検索画面作成部11が、図5(b)に示すように選択処方薬WT18に「消化薬A」を記憶する。また、ステップS26では、処方薬検索画面作成部11が、「消化薬A」を強調表示した画面のデータを作成して医師端末20の表示処理部21に送信する。したがって、図7のステップS30が再度行われる段階では、医師端末20の表示部193上には、図11(b)に示すような画面が表示されているものとする。
図7のステップS30では、処方薬検索画面作成部11は、再度全ての症状に対応する薬品名が1つずつ選択されているか否かを判断する。図11(b)の場合、未だ全ての症状に対応する薬品名が選択されていないので、ステップS30の判断は否定され、処方薬検索画面作成部11は、ステップS32に移行する。
ステップS32に移行すると、処方薬検索画面作成部11は、副作用比較表示要求を受信したか否かを判断する。ここで、図11(b)に示すように、医師が「副作用比較表示」ボタンを押したとする。この場合、ステップS32の判断は肯定され、処方薬検索画面作成部11は、ステップS34に移行する。
ステップS34に移行すると、処方薬検索画面作成部11は、選択処方薬WT18に記録されている薬品名を取得する。図5(c)の選択処方薬WT18の場合、処方薬検索画面作成部11は、薬品名「鎮静薬B」、「消化薬A」を取得する。
次いで、ステップS36では、処方薬検索画面作成部11が、未選択の症状に対応する薬品名のいずれか1つと、選択処方薬WT18から取得した薬品名との組み合わせそれぞれについて、処方指示薬DB17に含まれているかを判別する。例えば、図11(b)の場合であれば、処方薬検索画面作成部11は、未選択の症状「胃炎」に対応する薬品名「胃炎薬A」、「胃炎薬B」、「胃炎薬C」のいずれかと、「鎮静薬B」と、「消化薬A」の組み合わせを特定する。そして、処方薬検索画面作成部11は、処方指示薬DB17の「処方薬」フィールドに、特定した組み合わせと完全一致する薬品名の組み合わせが存在しているか否かを判別する。
次いで、ステップS38では、処方薬検索画面作成部11が、ステップS36の判別の結果、含まれていると判別されたか否かを判断する。ステップS38の判断が肯定された場合、処方薬検索画面作成部11は、ステップS40に移行する。
ステップS40に移行すると、処方薬検索画面作成部11は、処方指示薬DB17より、副作用の発生割合を算出する。具体的には、処方薬検索画面作成部11は、処方指示薬DB17を参照し、「胃炎薬A」と「鎮静薬B」と「消化薬A」を併用した人の中で、副作用があらわれなかった人の割合を算出するとともに、各副作用(発熱や下痢など)があらわれた人の割合を算出する。また、処方薬検索画面作成部11は、「胃炎薬A」と「鎮静薬B」と「消化薬A」を併用した同姓かつ同世代の人の中で、副作用があらわれなかった人の割合を算出するとともに、各副作用があらわれた人の割合を算出する。なお、世代については、予め「15〜29歳」、「30〜49歳」、「50〜69歳」、「70〜89歳」、「90際以上」のように、定められているものとする。
同様に、処方薬検索画面作成部11は、「胃炎薬B」(又は「胃炎薬C」)と「鎮静薬B」と「消化薬A」を併用した人の中で、副作用があらわれなかった人の割合を算出するとともに、各副作用があらわれた人の割合を算出する。更に、処方薬検索画面作成部11は、「胃炎薬B」(又は「胃炎薬C」)と「鎮静薬B」と「消化薬A」を併用した同姓かつ同世代の人の中で、副作用があらわれなかった人の割合を算出するとともに、各副作用があらわれた人の割合を算出する。
なお、ステップS36及びステップS40の処理は、過去に処方した薬品の複数の組み合わせと、複数の組み合わせそれぞれに対応する副作用とを関連付けて記憶した処方指示薬DB17を参照して、少なくとも共通する1以上の薬品を含む2以上の組み合わせそれぞれについて副作用を特定する処理であるといえる。
次いで、ステップS42では、処方薬検索画面作成部11は、ステップS40において算出した各割合を表示した併用副作用比較画面のデータを作成して医師端末20の表示処理部21に送信する。なお、表示処理部21は、受信したデータに基づいて、図12に示すような併用副作用比較画面を表示部193上に表示する。なお、図12では、併用副作用比較画面が処方薬検索画面(検索結果出力)の上に重畳表示された状態が示されている。
図12の併用副作用比較画面には、「胃炎薬A」(又は「胃炎薬B」又は「胃炎薬C」)と「鎮静薬B」と「消化薬A」を過去に併用したことがある人の数(全体数)が表示される。また、併用副作用比較画面には、全体数のうち薬を処方しようとしている患者と同医療機関で受診した人の数が表示される。また、併用副作用比較画面には、全体数のうち副作用があらわれなかった(問題なしだった)人の割合、全体数のうち各副作用があらわれた人の割合、が表示される。また、併用副作用比較画面には、「胃炎薬A」(又は「胃炎薬B」又は「胃炎薬C」)と「鎮静薬B」と「消化薬A」を過去に併用したことがある人のうち同姓かつ同世代の人の数(同種人数と呼ぶ)が表示される。また、併用副作用比較画面には、同種人数のうち薬を処方しようとしている患者と同医療機関で受診した人の数が表示される。更に、併用副作用比較画面には、同種人数のうち副作用があらわれなかった(問題なしだった)人の割合、同種人数のうち各副作用があらわれた人の割合、が表示される。すなわち、本実施形態では、併用副作用比較画面において、共通する1以上の薬品名(「鎮静薬B」と「消化薬A」)を含む2以上の組み合わせ(「胃炎薬A」、「鎮静薬B」、「消化薬A」の組み合わせ、「胃炎薬B」、「鎮静薬B」、「消化薬A」の組み合わせ、「胃炎薬C」、「鎮静薬B」、「消化薬A」の組み合わせ)の薬品を併用した場合の副作用を比較可能に表示しているといえる。また、併用副作用比較画面では、各組み合わせにおいて最も発生率の高い副作用の種別を目立つようにハイライト表示している。また、併用副作用比較画面には、どの組み合わせを選択するかを医師が決定するための「選択」ボタンが設けられている。
更に、併用副作用比較画面では、薬品が新薬である場合に、該薬品の近傍に「(新薬)」を表示する。ここで、新薬とは、先発薬を意味し、後発薬(ジェネリック)でないことを意味する。この場合、例えば、処方薬検索画面作成部11は、薬品DB16を参照して、併用副作用比較画面内に表示する薬品(薬品αとする)の「先発薬」のフィールドに「−」が入力されているか否かに基づいて判断する。また、処方薬検索画面作成部11は、薬品DB16を参照して、薬品αの薬品名が他の薬品の「先発薬」のフィールドに含まれていないかどうかを判断する。そして、処方薬検索画面作成部11は、薬品αの「先発薬」のフィールドに「−」が入力されており、かつ他の薬品の「先発薬」のフィールドに薬品αの薬品名が含まれていない場合に、薬品αが「新薬」であると判断し、薬品名に「(新薬)」を併記する。
なお、上記においては、処方薬検索画面作成部11は、薬品DB16の「先発薬」のフィールドを参照して、薬品が新薬か否かを判断することとしたが、これに限られるものではない。例えば、処方薬検索画面作成部11は、「認可日」のフィールドを参照して、薬品が新薬か否かを判断することとしてもよい。この場合、処方薬検索画面作成部11は、認可日から所定期間経過したか否かに基づいて新薬か否かを判断することとしてもよい。また、例えば、薬品DB16に薬品に関連する特許権の存続期間が満了する日付が格納されている場合には、処方薬検索画面作成部11は、該日付に基づいて新薬か否かを判断することとしてもよい。
本実施形態では、医師端末20の表示部193上に図12に示すような併用副作用比較画面が表示されることで、医師は、「鎮静薬B」、「消化薬A」を含む薬品の組み合わせの副作用を容易に比較することが可能となる。また、本実施形態では、併用副作用比較画面には、服用した全体数における副作用の発生率や、同姓や同世代における副作用の発生率、患者と同医療機関で薬の組み合わせを併用した人数も表示される。したがって、医師は、様々な観点から、薬品の組み合わせを比較することができる。更に、併用副作用比較画面には、薬品が新薬か否かを示す「(新薬)」の表示がなされているので、医師は、薬品が新薬か否かを判断基準として、処方する薬の組み合わせを決定することもできる。
上記のようにステップS42が行われた後は、ステップS46に移行する。
一方、ステップ38の判断が否定された場合、すなわち、胃炎薬A〜Cのいずれかと、鎮静薬Bと、消化薬Aを過去に併用したことがある人が処方指示薬DB17に含まれていなかった場合には、ステップS44に移行する。
ステップS44に移行すると、処方薬検索画面作成部11は、履歴がない旨の表示を行った併用副作用比較画面のデータを医師端末20の表示処理部21に送信する。なお、表示処理部21は、受信したデータに基づいて、図13に示すような併用副作用比較画面を表示部193上に表示する。図13の併用副作用比較画面は、副作用に関する表示が「併用履歴なし」となっている以外は、図12の併用副作用比較画面と同様である。ステップS44の後は、ステップS46に移行する。
ステップS46に移行すると、処方薬検索画面作成部11は、薬品の組み合わせが選択されるまで待機する。すなわち、医師が、例えば図12の併用副作用比較画面や図13の併用副作用比較画面において、いずれかの組み合わせに対応する「選択」ボタンを押すまで待機する。医師がいずれかの「選択」ボタンを押すと、ステップS46の判断が肯定され、ステップS24に移行する。
そして、ステップS24では、処方薬検索画面作成部11が、選択された薬品名、すなわち、これまで選択されていなかったが選択された組み合わせに含まれる薬品名、を選択処方薬WT18に格納する。次いで、ステップS26では、処方薬検索画面作成部11が、選択した薬品名を強調表示した画面のデータを作成し、医師端末20の表示処理部21に送信する。なお、表示処理部21では、受信したデータに基づいて、表示部193上に図14(a)に示すような処方薬検索画面(検索結果出力)を表示する。なお、図14(a)の処方薬検索画面(検索結果出力)は、図12の併用副作用比較画面や図13の併用副作用比較画面において<胃炎薬A(新薬)>の右隣の「選択」ボタンが押された場合の例を示している。
その後は、ステップS30に移行し、処方薬検索画面作成部11が、全症状に対応する薬品名が1つずつ選択されているか否かを判断する。ステップS30の判断が肯定されると、ステップS48に移行する。
ステップS48に移行すると、処方薬検索画面作成部11は、処方指示を受信したか否かを判断する。ここでは、処方薬検索画面作成部11は、医師が入力部195を介して図14(a)の処方薬検索画面(検索結果出力)上で「処方」ボタンを押したか否かを判断する。ステップS48の判断が否定された場合には、ステップS18に戻るが、ステップS48の判断が肯定された場合には、ステップS50に移行する。
ステップS50に移行すると、オーダー画面作成部12は、オーダー画面のデータを作成して医師端末20の表示処理部21に送信する。表示処理部21は、受信したデータに基づいて、図14(b)に示すようなオーダー画面を表示部193上に表示する。ここで、図14(b)のオーダー画面には、患者名、性別、年齢とともに、医師が選択した薬品名が表示されているものとする。また、オーダー画面には、各薬品を何日分処方するかの情報を入力するための入力欄(分量入力欄と呼ぶ)が設けられているとともに、「処方箋発行」ボタン及び「キャンセル」ボタンが設けられている。
次いで、ステップS52では、オーダー受付部13が、分量とともに、処方箋発行指示を受信するまで待機する。すなわち、オーダー画面作成部12は、医師により、オーダー画面上の分量入力欄に数値が入力され、「処方箋発行」ボタンが押されるまで待機する。
そして、オーダー受付部13は、分量と処方箋発行指示の入力を受け付けた段階でステップS54に移行し、選択された薬品や分量の情報が記入された処方箋を発行するとともに、処方指示薬DB17に記録する。また、オーダー受付部13は、所定のオーダー処理を実行する。
以上により、図6、図7の全処理が終了する。なお、図6、図7の処理が実行されている間に、各画面の「キャンセル」ボタンが押された場合には、図6、図7の処理が強制終了される。
ところで、図15に示すように、処方薬検索画面(検索結果出力)において、1つの症状に対応する薬品名(例えば、「消化薬A」)のみが選択された状態で、「副作用比較表示」ボタンが押される場合も想定される。この場合、処方薬検索画面作成部11は、ステップS42において、「消化薬A」を含む薬品の組み合わせ全てに関する副作用の情報を表示した併用副作用比較画面のデータを作成すればよい。これにより、医師端末20の表示部193には、図16に示すような併用副作用比較画面が表示されるので、医師は、「消化薬A」を含む薬品の組み合わせの副作用を容易に比較することが可能となる。
以上、詳細に説明したように、本実施形態によると、処方薬検索画面作成部11は、過去に処方した薬品の複数の組み合わせと、複数の組み合わせそれぞれに対応する副作用とを関連付けて記憶した処方指示薬DB17を参照して、少なくとも共通する1以上の薬品を含む2以上の組み合わせそれぞれについて副作用を特定する(S36、S40)。そして、処方薬検索画面作成部11は、医師端末20に対して、特定した2以上の組み合わせに対応する副作用を併用副作用比較画面において比較可能に出力する(S42)。これにより、本実施形態では、複数の薬品の組み合わせそれぞれによって生じる副作用の情報を、併用副作用比較画面上に分かり易く出力することができる。したがって、医師は、併用副作用比較画面を参照することで、処方すべき薬の組み合わせを容易に見定めることが可能となる。
また、本実施形態では、複数の医療機関で処方された薬品の情報と、副作用の情報と、を処方指示薬DB17に格納しており、該処方指示薬DB17に基づく副作用の情報を医師に提供する。このため、従来のように、医師が医師自身の経験に基づいて複数の薬同士の相性(併用による副作用の発生有無)を判断していた場合と比べ、より適切な判断を行うことが可能となる。
また、本実施形態では、併用副作用比較画面において、薬の組み合わせそれぞれに対応する副作用の発生率を比較可能に表示している。このため、医師は、薬の組み合わせを患者に処方した場合に副作用が発生する確率を考慮して、処方する薬の組み合わせを決定することができる。
また、本実施形態では、併用副作用比較画面には、共通する1以上の薬品と、効能が同じで、薬品名が異なる薬品を含む2以上の組み合わせそれぞれに対応する副作用を表示している。これにより、医師は、患者の症状に合った薬品の組み合わせの中から適切な組み合わせを選択することができる。
また、本実施形態では、併用副作用比較画面には、薬品が「新薬」であるか否かが表示されるようになっている。これにより、医師は、新薬か後発薬かの種別を考慮して、処方する薬品の組み合わせを選択することができる。
また、本実施形態では、処方指示薬DB17には、副作用が生じた人の属性(年齢や性別)が記憶されており、併用副作用比較画面には、薬を処方しようとしている人と同一の属性(同姓及び同世代)の人における副作用の発生率が表示されるようになっている。これにより、医師は、例えば、同一の属性の人における副作用の発生率を考慮して、処方する薬品の組み合わせを選択することができる。
なお、上記実施形態では、併用副作用比較画面において、薬品が新薬(先発薬)であれば、「新薬」の表示を行う場合について説明したが、これに限らず、後発薬に対して「後発薬(ジェネリック)」の表示を行うこととしてもよい。
なお、上記実施形態で示した画面レイアウトは、一例である。したがって、その他の画面レイアウトを採用することとしてもよい。また、医師端末20は、併用副作用比較画面のデータを紙に出力することとしてもよい。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、処理装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(ただし、搬送波は除く)に記録しておくことができる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD(Digital Versatile Disc)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの可搬型記録媒体の形態で販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
なお、以上の実施形態の説明に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 過去に処方した処方薬の複数の組み合わせと、前記複数の組み合わせそれぞれに対応する副作用とを関連付けて記憶した記憶部を参照して、少なくとも共通する1以上の薬を含む処方薬の第1の組み合わせと第2の組み合わせとのそれぞれについて副作用を特定し、
特定した前記第1の組み合わせに対応する副作用と、特定した前記第2の組み合わせに対応する副作用とを比較可能に出力する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする副作用出力プログラム。
(付記2) 前記比較可能に出力する処理は、特定した前記第1の組み合わせに対応する副作用と、特定した前記第2の組み合わせに対応する副作用のそれぞれの発生率の出力を含む、
ことを特徴とする付記1に記載の副作用出力プログラム。
(付記3) 前記第1の組み合わせと前記第2の組み合わせは、効能が同じで、識別子が異なる薬を共通しない薬としてそれぞれ含む、
ことを特徴とする付記1又は2に記載の副作用出力プログラム。
(付記4) 前記比較可能に出力する処理は、前記第1の組み合わせと前記第2の組み合わせに含まれる薬の先発薬又は後発薬の種別の出力を含む、
ことを特徴とする付記1〜3のいずれかに記載の副作用出力プログラム。
(付記5) 前記記憶部には、前記副作用が生じた人の属性が記憶されており、
前記副作用を特定する処理では、薬を処方しようとしている人と同一の属性の人に生じた副作用を前記記憶部を参照して特定する、
ことを特徴とする付記1〜4のいずれかに記載の副作用出力プログラム。
(付記6) 過去に処方した処方薬の複数の組み合わせと、前記複数の組み合わせそれぞれに対応する副作用とを関連付けて記憶した記憶部を参照して、少なくとも共通する1以上の薬を含む処方薬の第1の組み合わせと第2の組み合わせとのそれぞれについて副作用を特定し、
特定した前記第1の組み合わせに対応する副作用と、特定した前記第2の組み合わせに対応する副作用とを比較可能に出力する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする副作用出力方法。
(付記7) 前記比較可能に出力する処理は、特定した前記第1の組み合わせに対応する副作用と、特定した前記第2の組み合わせに対応する副作用のそれぞれの発生率の出力を含む、
ことを特徴とする付記6に記載の副作用出力方法。
(付記8) 前記第1の組み合わせと前記第2の組み合わせは、効能が同じで、識別子が異なる薬を共通しない薬としてそれぞれ含む、
ことを特徴とする付記6又は7に記載の副作用出力方法。
(付記9) 前記比較可能に出力する処理は、前記第1の組み合わせと前記第2の組み合わせに含まれる薬の先発薬又は後発薬の種別の出力を含む、
ことを特徴とする付記6〜8のいずれかに記載の副作用出力方法。
(付記10) 前記記憶部には、前記副作用が生じた人の属性が記憶されており、
前記副作用を特定する処理は、薬を処方しようとしている人と同一の属性の人に生じた副作用を前記記憶部を参照して特定する、
ことを特徴とする付記6〜9のいずれかに記載の副作用出力方法。
(付記11) 過去に処方した処方薬の複数の組み合わせと、前記複数の組み合わせそれぞれに対応する副作用とを関連付けて記憶する記憶部と、
前記記憶部を参照して、少なくとも共通する1以上の薬を含む処方薬の第1の組み合わせと第2の組み合わせとのそれぞれについて副作用を特定する特定部と、
前記特定部が特定した前記第1の組み合わせに対応する副作用と、前記特定部が特定した前記第2の組み合わせに対応する副作用とを比較可能に出力する出力部と、
を備える副作用出力装置。
(付記12) 前記出力部は、前記特定部が特定した前記第1の組み合わせに対応する副作用と、前記特定部が特定した前記第2の組み合わせに対応する副作用のそれぞれの発生率を出力する、
ことを特徴とする付記11に記載の副作用出力装置。
(付記13) 前記第1の組み合わせと前記第2の組み合わせは、効能が同じで、識別子が異なる薬を共通しない薬としてそれぞれ含む、
ことを特徴とする付記11又は12に記載の副作用出力装置。
(付記14) 前記出力部は、前記第1の組み合わせと前記第2の組み合わせに含まれる薬の先発薬又は後発薬の種別を出力する、
ことを特徴とする付記11〜13のいずれかに記載の副作用出力装置。
(付記15) 前記記憶部には、前記副作用が生じた人の属性が記憶されており、
前記特定部は、薬を処方しようとしている人と同一の属性の人に生じた副作用を前記記憶部を参照して特定する、
ことを特徴とする付記11〜14のいずれかに記載の副作用出力装置。
10 サーバ(副作用出力装置)
11 処方薬検索画面作成部(特定部、出力部)
17 処方指示薬DB(記憶部)

Claims (7)

  1. 処方薬の選択を受け付け、
    選択された前記処方薬と選択候補の第1の処方薬とを含む第1の組み合わせと、選択された前記処方薬と選択候補の第2の処方薬とを含む第2の組み合わせと、のそれぞれに対応する副作用を、過去に処方した処方薬の複数の組み合わせと、前記複数の組み合わせそれぞれに対応する副作用とを関連付けて記憶した記憶部を参照して特定し、
    特定した前記第1の組み合わせに対応する副作用と、特定した前記第2の組み合わせに対応する副作用とを比較可能に出力する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする副作用出力プログラム。
  2. 前記比較可能に出力する処理は、特定した前記第1の組み合わせに対応する副作用と、特定した前記第2の組み合わせに対応する副作用のそれぞれの発生率の出力を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の副作用出力プログラム。
  3. 前記第1の処方薬は、前記第2の処方薬と効能が同じで、識別子が異なる薬である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の副作用出力プログラム。
  4. 前記比較可能に出力する処理は、前記第1の処方薬と前記第2の処方薬の先発薬又は後発薬の種別の出力を含む、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の副作用出力プログラム。
  5. 前記記憶部には、前記副作用が生じた人の属性が記憶されており、
    前記副作用を特定する処理では、薬を処方しようとしている人と同一の属性の人に生じた副作用を前記記憶部を参照して特定する、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の副作用出力プログラム。
  6. 処方薬の選択を受け付け、
    選択された前記処方薬と選択候補の第1の処方薬とを含む第1の組み合わせと、選択された前記処方薬と選択候補の第2の処方薬とを含む第2の組み合わせと、のそれぞれに対応する副作用を、過去に処方した処方薬の複数の組み合わせと、前記複数の組み合わせそれぞれに対応する副作用とを関連付けて記憶した記憶部を参照して特定し、
    特定した前記第1の組み合わせに対応する副作用と、特定した前記第2の組み合わせに対応する副作用とを比較可能に出力する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする副作用出力方法。
  7. 処方薬の選択を受け付ける受付部と、
    過去に処方した処方薬の複数の組み合わせと、前記複数の組み合わせそれぞれに対応する副作用とを関連付けて記憶する記憶部と、
    前記記憶部を参照して、選択された前記処方薬と選択候補の第1の処方薬とを含む第1の組み合わせと、選択された前記処方薬と選択候補の第2の処方薬とを含む第2の組み合わせと、のそれぞれに対応する副作用を特定する特定部と、
    前記特定部が特定した前記第1の組み合わせに対応する副作用と、前記特定部が特定した前記第2の組み合わせに対応する副作用とを比較可能に出力する出力部と、
    を備える副作用出力装置。
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