JP6221597B2 - センサーユニット並びに電子機器および運動体 - Google Patents

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Description

本発明は、センサーユニットおよびその製造方法、並びに、センサーユニットを利用する電子機器および運動体等に関する。
特許文献1はジャイロパッケージの実装構造を開示している。特許文献1の図1に開示されている実装構造では、基板に開口が形成され、開口内に垂直姿勢のジャイロパッケージが挿入される。ジャイロパッケージの外面は、ほぼ四角い輪郭を有しており、その外面が基板に突き当てられる。そして、基板上面に設けられている導電端子と、ジャイロパッケージの外面に設けられている電極とが導電体で接合されている。このような構成で、基板にジャイロパッケージを垂直姿勢に支持している。
特開2004−163367号公報
しかしながら、ジャイロパッケージの外面が基板に突き当てられた場合に、基板に設けられている導電端子とジャイロパッケージの電極との間に間隙がある場合、即ち、ジャイロパッケージの外面が突き当てられた基板の端まで導電端子が延在されていないと接合のために溶融された導電体の濡れ広がりが阻害される。これにより、導電体の中に気泡を巻き込んでしまったり、裾引き状態がばらついてしまったりすることとなり、接合後の導電体にクラックなどの損傷が生じてしまったり、接合強度がばらついてしまったりするなどの不具合を生じてしまう虞を有していた。
本発明の少なくとも1つの態様によれば、上記問題の少なくとも一つを解決することを目的とし、既存のジャイロパッケージを使用可能とし、小型で低背なセンサーユニットを提供する。
(1)本発明の一態様は、外面に配置されている第1の電極を備えたセンサーデバイスと、互いに表裏関係にある第1面および第2面と、側面と、を備え、前記第1面の輪郭に達し、且つ前記第1面の輪郭に沿って配置されている第1の導電端子を備えた基板とを備え、前記センサーデバイスは、前記外面が前記基板の前記側面に沿って配置され、前記第1の電極が前記第1の導電端子に第1導電体により接続されていることを特徴とするセンサーユニットに関する。
基板の第1面の輪郭に達すると共に第1面の輪郭に沿って配置されている第1の導電端子によって、センサーデバイスの外面の電極と第1の導電端子との間に間隙を生じないため、導電体の損傷や裾引き状態のばらつきなどを抑制することができる。これにより、センサーデバイスの第1の電極と基板の第1の導電端子とを第1導電体により電気的かつ機械的に確実に固定することができ、小型で低背なセンサーユニットを提供できる。
(2)センサーユニットでは、前記センサーデバイスの前記第1面側に突出する前記外面の第1突出長さは、前記第2面側に突出する前記外面の第2突出長さよりも小さいことであることができる。
センサーデバイスを基板の側面に対して偏移して実装することにより、既存のセンサーパッケージを用いての小型で低背なセンサーユニットを提供できる。
(3)センサーユニットでは、前記基板の前記第1面には第1電子部品が搭載され、前記第1電子部品の最大厚さは前記第1突出長さ以下であることができる。
(4)前記基板の前記第2面には第2電子部品が搭載され、前記第2電子部品の最大厚さは前記第2突出長さ以下であることができる。これにより、センサーユニットの高さが基板の第1面または第2面側に突出するセンサーデバイスの突出長さにより制御でき、センサーユニットの低背化に大きく寄与する。
(5)前記センサーユニットは、前記第2面側に突出する前記外面に第2の電極が設けられ、前記基板は、前記第2面の輪郭に沿って第2の導電端子が設けられ、前記第2の電極と前記第2の導電端子とは第2導電体により接続されることができる。これにより、基板の両面でセンサーデバイスと電気的且つ機械的に確実に接続することができるとともに、センサーデバイスの接合強度を向上させることができる。
(6)前記センサーユニットでは、前記第2の導電端子は、前記第2面の輪郭に達していることができる。これにより、基板の第1面の輪郭に達している第2の導電端子によって、センサーデバイスの外面の電極と第2の導電端子との間に間隙を生じないため、導電体の損傷や裾引き状態のばらつきなどを抑制することができる。
(7)前記第2の電極と前記第2の導電端子とは接続部材を介して接続されることがで
きる。これにより、センサーデバイスの第2の電極を輪郭の二等分線上にまで延出させる
必要がないので、既存のセンサーパッケージをそのまま用いることができる。
前記基板は、前記第2面の輪郭に沿って第2の導電端子が設けられ、前記第2面に電子部品が設けられ、前記電子部品は、前記第2の導電端子に接続され、前記第2の電極と前記電子部品とは第2導電体により接続されていてもよい。
前記電子部品の、前記基板の厚み方向における高さは、前記第2の導電端子の前記厚み方向における高さよりも高くてもよい。また、前記電子部品は、前記第センサーデバイスあるいは前記第2の電極に固着されていてもよい。


(8)前記接続部材は、チップ抵抗およびチップコンデンサーの少なくとも一方であることができる。これにより、チップ抵抗やチップコンデンサーによりセンサーデバイスの電気的特性を改善しつつ、センサーデバイスの第2の電極を輪郭の二等分線上にまで延出させる必要がないので、既存のセンサーパッケージを用いることができるという利点がある。
(9)前記センサーデバイスは、前記基板の第1の側面に配置された第1センサーデバイスと、前記基板の前記第1の側面と交差する第2の側面に配置された第2センサーデバイスとを含むことができる。
一般に、一軸の検出軸を有するセンサーデバイスには、接続面となる外面に平行な検出軸を有するセンサーデバイスと、接続面となる外面に直交する検出軸を有するセンサーデバイスとがある。1つのセンサーユニットでは同一種のセンサーデバイスが用いられることが望まれる。例えば、接続面となる外面に直交する検出軸を有するセンサーデバイスが第1センサーデバイスおよび第2センサーデバイスに用いられると、基板の輪郭が利用されて、検出軸は簡単に直交軸を構成することができる。
(10)前記基板は矩形状であり、前記第1センサーデバイスおよび前記第2センサーデバイスは、前記基板の隣接する2つの側面に配置されることができる。第1センサーデバイスおよび第2センサーデバイスは基板上で相互に近接配置される。その結果、第1センサーデバイスおよび第2センサーデバイスは最短距離で共通の電子回路に接続される。
(11)前記基板の輪郭には前記センサーデバイスの厚さよりも大きい深さの窪みが設けられ、該窪みの中に前記センサーデバイスが配置されることができる。基板の定型的な形状からセンサーデバイスの出っ張りは回避される。
(12)前記基板の前記第1面および前記第2面の一方の面には前記センサーデバイスとしての第3センサーデバイスが搭載され、前記基板の前記第1面および前記第2面の他方の面には集積回路が搭載されることができる。これにより、センサーデバイスと集積回路とを同一面に実装するのではなく、異なる面で実装することができるので、集積回路からの放熱がセンサーデバイスに悪影響を与えるのを低減することができる。
(13)以上のようなセンサーユニットは電子機器に組み込まれて利用されてもよい。こういった電子機器は前述のセンサーユニットを構成要素として備えればよい。
(14)センサーユニットは運動体に組み込まれて利用されてもよい。こういった運動体は前述のセンサーユニットを構成要素として備えればよい。
(15)本発明の他の態様は、外面に第1の電極を備えたセンサーデバイスと、互いに表裏関係にある第1面および第2面と側面とを備え、前記第1面の輪郭に達し、且つ前記第1面の輪郭に沿って配置されている第1の導電端子を備えた基板とを用意する工程と、前記センサーデバイスの前記外面を前記基板の側面に沿って配置する工程と、前記第1の導電端子および前記第1の電極に対して斜めからレーザー光線を照射し、導電材料を溶融させ、前記第1の電極および前記第1の導電端子を接続する導電体を形成する工程とを備えるセンサーユニットの製造方法に関する。この製造方法によれば、前述の効果の少なくとも一つを備えたセンサーユニットが製造される。
基板の第1面から見たときの一実施形態に係るセンサーユニットの斜視図。 導電端子の構成を概略的に示す図であり、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は(b)のB−B断面図。 第1面の裏側の第2面から見たときのセンサーユニットの斜視図。 第1センサーデバイスおよび第2センサーデバイスと基板との位置関係を概念的に示すセンサーユニットの側面図。 第1センサーデバイスおよび第2センサーデバイスと基板との位置関係を概念的に示すセンサーユニットの側面図。 第1センサーデバイスおよび第2センサーデバイスと基板との位置関係を概念的に示すセンサーユニットの平面図。 変形例に係る輪郭とセンサーデバイスとの位置関係を概念的に示すセンサーユニットの平面図。 基板の表面に照射されるレーザー光線を概略的に示す側面図。 基板の裏面に照射されるレーザー光線を概略的に示す側面図。 他の実施形態に係る固着方法を概念的に示す側面図である。 第1変形例に係る接続部材を概略的に示すセンサーユニットの側面図。 第2変形例に係る接続部材を概略的に示すセンサーユニットの部分斜視図。 一実施形態に係る電子機器の構成を概略的に示すブロック図。 一実施形態に係る運動体の構成を概略的に示すブロック図。 一実施形態に係る機械の構成を概略的に示すブロック図。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本発明の解決手段として必須であるとは限らない。
(1)センサーユニットの構成
図1は一実施形態に係るセンサーユニットの外観を概略的に示す斜視図である。センサーユニット11は基板12を備える。基板12の第1面としての表面12aにはICチップ(集積回路)13やコネクター14、チップ抵抗やチップコンデンサーといったその他の電子部品15が実装される。基板12は表面12aの縁16に沿って側面としての端面17を有する。端面17は表面12aの縁16に連続する。端面17は基板12の表面12aに直交する。したがって、表面12aの縁16は表面12aと端面17との間に稜線を形成する。端面17は基板12の輪郭に沿って連続する。なお、端面17は基板12の表面12aに所定の傾斜角度で交差してもよい。
基板12は基板本体19を備える。基板本体19は例えば樹脂やセラミックといった絶縁体から形成される。基板本体19の表面には配線パターン21が形成される。配線パターン21は例えばめっき成膜で導電材から形成される。ICチップ(集積回路)13やコネクター14、その他の電子部品15は配線パターン21で相互に電気的に接続される。配線パターン21は、基板12の縁16に向かって延び、基板12の縁16(基板12の輪郭)に達する第1の導電端子としての導電端子22を含む。
センサーユニット11は第1センサーデバイス23を備える。第1センサーデバイス23は平たい直方体の外形を有する。外面23aの輪郭は長方形に形成される。第1センサーデバイス23は第1の電極としての複数の電極(第1の電極)24を備える。電極24は外面23aの輪郭の長辺25に沿って1列に配列される。個々の電極24は外面23aから稜線を越えて他の外面(側面)23bまで延びてもよい。基板12の端面17は第1センサーデバイス23の外面23aに当接し突き当てられる。こうして第1センサーデバイス23の外面23aは基板本体19の表面に直角に交差する。輪郭の長辺25は基板本体19の表面に平行に延びる。輪郭の長辺25と基板12の縁16との間で電極24は配置される。
個々の電極24には第1導電体としての導電体26が接合される。導電体26は対応の導電端子22に接合される。導電体26は例えばレーザー光線のエネルギーで溶融することができる導電材料から形成される。ここでは、導電材料にははんだ材が用いられる。導電体26は個々の電極24および対応の導電端子22を相互に個別に接続する。
センサーユニット11は第2センサーデバイス27を備える。第2センサーデバイス27は第1センサーデバイス23と同一構造を有する。すなわち、第2センサーデバイス27は平たい直方体の外形を有する。外面27aの輪郭は長方形に形成される。第2センサーデバイス27は複数の電極(第1の電極)28を備える。電極28は長方形の輪郭の長辺29に沿って1列に配列される。個々の電極28は外面27aから稜線を越えて他の外面(側面)27bまで延びてもよい。基板12の端面17は第2センサーデバイス27の外面27aに当接し突き当てられる。こうして第2センサーデバイス27の外面27aは基板本体19の表面12aに直角に交差する。輪郭の長辺29は基板本体19の表面12aに平行に延びる。輪郭の長辺29と基板12の縁16との間で電極28は配置される。
個々の電極28には第1導電体としての導電体31が接合される。導電体31は対応の導電端子22に接合される。導電体31は例えばレーザー光線のエネルギーで溶融することができる導電材料から形成される。ここでは、導電材料にははんだ材が用いられる。導電体31は個々の電極28および対応の導電端子22を相互に個別に接続する。
ここで、第1センサーデバイス23の電極24および第2センサーデバイス27の電極28と接合される導電端子22の詳細について、図1に加え図2も参照しながら説明する。図2は、導電端子の構成を概略的に示す図であり、図2(a)は斜視図、図2(b)は平面図、図2(c)は図2(b)のB−B断面図である。なお、図2は導電体26、31が設けられていない状態を示している。図2(a)、図2(b)に示すように、基板本体19の第1面としての表面12aの輪郭である縁16に沿って配置され、配線パターン21から基板本体19の縁16に向かって延びる導電端子22は、基板本体19の表面12aの輪郭である縁16に達している。換言すれば、導電端子22は、平面視で基板本体19の端面17に重なる位置まで設けられている。このように、導電端子22が基板本体19の輪郭である縁16に達するように設けられることにより、図1に示す第1センサーデバイス23の電極24と導電端子22とを接合する導電体26および第2センサーデバイス27の電極28と導電端子22とを接合する導電体31の接合信頼性を高めることができる。
詳述すると、基板本体19の輪郭である縁16に達していない導電端子(導電端子22に相当)においては、基板本体19の縁16と、導電端子の縁16側の端との間に、基板本体19が露出している部分が存在し、この基板本体19が露出している部分は導電体26、31の接合が行われない間隙を生じる。この間隙が存在することにより、導電体26、31がレーザー光線のエネルギーで溶融されて流れる際の流れを阻害する一要因となり、気泡を巻き込んでしまったり、裾引き状態がばらついてしまったりすることがあった。このような気泡や裾引きのばらつきにより、接合後の導電体26、31にクラックなどの損傷が生じてしまったり、接合強度がばらついてしまったりするなどの不具合を生じてしまうことがある。
これに対し、本実施形態における導電端子22は、基板本体19の輪郭である縁16に達するように設けられることにより、第1センサーデバイス23の電極24と導電端子22との間、および第2センサーデバイス27の電極28と導電端子22との間に間隙が生じない。このため、気泡の巻き込みなどによる導電体26、31の損傷が生じ難くなると共に、フィレットの形成が容易となることによって接合強度のばらつきなどが生じ難くなることにより、導電体26、31の接合信頼性を高めることができる。また、レーザー光線のエネルギーで溶融された導電体26、31の流れが良好となるため、溶融のためのレーザー光のエネルギーを減少させることが可能となり、基板本体19、導電端子22、電極24、28などへの熱ダメージを抑制することができる。
なお、導電端子22を基板本体19の縁16に達するように設けるには、図2(c)に示すような、導電端子22の両側に樹脂コーティング材81(例えばソルダーレジスト)を設け、わずかに導電端子22にオーバーラップさせるSMD構造(Solder Mask Defined)を用いることが好ましい。このSMD構造を用いることにより、基板本体19におけるローターなどによる外形形成時の導電端子22の引き込みによるバリの発生を防止し、安定した形状の信頼性の高い導電端子22を形成することが可能となる。
図3は、基板12の裏面側から見た図である。図3に示されるように、第1センサーデバイス23はさらなる複数の電極(第2の電極)32を備える。電極32は外面23aのもう1つの長辺(以下「他長辺」という)33に沿って1列に配列される。個々の電極32は外面23aから稜線を越えてさらに他の外面(側面)23cまで延びてもよい。外面23cは外面23bに平行に広がる。輪郭の他長辺33は基板本体19の裏面12bに平行に延びる。基板12の第2面としての裏面(裏側の面)12bの縁34は側面としての端面17に連続する。端面17は基板12の裏面12bに直交する。裏面12bの縁34は裏面12bと端面17との間に稜線を形成する。個々の電極32は輪郭の他長辺33から基板12の裏面12bの縁34に向かって延びる。電極32は前述の電極24と同一の大きさに形成される。
同様に、第2センサーデバイス27は複数の電極(第2の電極)35を備える。電極35は外面27aの他長辺36に沿って1列に配列される。個々の電極35は外面27aから稜線を越えて他の外面(側面)27cまで延びてもよい。輪郭の他長辺36は基板本体19の裏面に平行に延びる。個々の電極35は輪郭の他長辺36から基板12の縁34に向かって延びる。電極35は前述の電極28と同一の大きさに形成される。
基板本体19の裏面には配線パターン37が形成される。配線パターン37は、縁34に向かって延びる導電端子(第2の導電端子)38を含む。導電端子38は、基板12の縁34(基板の輪郭)まで行き着いてもよく、縁34から離れた位置で途切れてもよい。配線パターン37はさらに導電端子38ごとに補助導電膜39を含む。補助導電膜39は導電端子38から離れて形成される。
基板12の裏面12bには個々の導電端子38ごとにチップ抵抗またはチップコンデンサーといった電子部品(接続部材)41が実装される。電子部品41は1対の電極42、43を有する。電子部品41は一方の電極42で対応の導電端子38に固着される。電子部品41は他方の電極43で対応の補助導電膜39に固着される。いずれも固着にあたって導電材44が用いられる。導電材44には例えばはんだ材が用いられることができる。なお、チップ抵抗またはチップコンデンサーをセンサーデバイスからの出力特性の改善に用いてもよい。
個々の電極32、35に対応の電子部品41が接合される。電子部品41の一方の電極42は導電材44aで第1および第2センサーデバイス23、27の電極32、35に固着される。第1および第2センサーデバイス23、27の電極32、35は導電材44、44aおよび電子部品41の電極42経由で対応の導電端子38に接続される。導電端子38の表面で電子部品41の一方の電極42は第1および第2センサーデバイス23、27の電極32、35に向かって高さを有する。
基板12の裏面12bには第3センサーデバイス45が実装される。第3センサーデバイス45は第1センサーデバイス23および第2センサーデバイス27と同一構造を有する。すなわち、第3センサーデバイス45は平たい直方体の外形を有する。第3センサーデバイス45は、第1および第2センサーデバイス23、27と同様に、長方形の輪郭の外面45aを有する。第3センサーデバイス45の外面45aは基板12の裏面12bに重ねられる。第3センサーデバイス45は複数の電極46を備える。電極46は長方形の輪郭の2長辺に沿って2列に配列される。個々の電極46は外面45aから稜線を越えて他の外面(側面)まで延びてもよい。個々の電極46は、基板12の裏面12bに形成される導電端子47に個別に接続される。接続にあたって例えばはんだ材といった接合材48が用いられる。第1センサーデバイス23、第2センサーデバイス27および第3センサーデバイス45はそれぞれ一軸の検出軸49a、49b、49cを有する角速度センサーすなわちジャイロセンサーから構成される。個々の角速度センサーでは検出軸49a、49b、49cは外面23a、27a、45aに直交する。第1、第2および第3センサーデバイス23、27、45の組み合わせで直交三軸回りの角速度が検出される。
基板12の裏面12bには第4センサーデバイス51が実装される。第4センサーデバイス51は例えば三軸加速度センサーで構成される。第4センサーデバイス51は直交三軸に沿って加速度を検出する。
図4に示されるように、第1センサーデバイス23および第2センサーデバイス27の外面23a、27a上で基板12は輪郭の長辺25、29に向かって偏移する。ここでは、基板本体19の表面12aおよび裏面12bから等距離で表面12aおよび裏面12bに平行な仮想平面52は輪郭の長辺25、33(29、36)に平行に延びる二等分線53から長辺25、29に向かって偏移する。偏移に応じて基板12の端面17は長辺25、29側の電極24、28に重なる。反対に、基板12の端面17と他長辺33、36側の電極32、35との間には導電膜の空白域(分離帯)が形成される。端面17と電極32、35との間で重なりは生じない。
コネクター14は、基板12の表面12aに取り付けられ、筐体に収容される電子部品群(第1電子部品群)の中の最大高さH1で基板12の表面12aから垂直方向に出っ張る。ここで、最大高さH1は第1電子部品の最大厚さに相当する。その一方で、第3センサーデバイス45は、基板12の裏面12bに取り付けられる電子部品群(第2電子部品群)の中の最大高さH2で基板12の裏面12bから垂直方向に出っ張る。ここで、最大高さH2は第2電子部品の最大厚さに相当する。第3センサーデバイス45の高さH2はコネクター14の高さH1よりも大きい。こうして第1センサーデバイス23および第2センサーデバイス27の出っ張りに表面12aの電子部品群の最大高さH1および裏面12bの電子部品群の最大高さH2が合わせ込まれると、センサーユニット11の小型化は実現されることができる。しかも、コネクター14の高さH1は基板12の表面12aから出っ張る第1および第2センサーデバイス23、27の高さ(外面の第1突出長さ)H3よりも小さい。第3センサーデバイス45の高さH2は基板12の裏面12bから出っ張る第1および第2センサーデバイス23、27の高さ(第2突出長さ)H4よりも小さい。こうしてセンサーユニット11のさらなる小型化は実現されることができる。ただし、例えば図5に示されるように、基板12の裏面12bに取り付けられる電子部品群の最大高さH2が表面12aに取り付けられる電子部品群の最大高さH1よりも大きい限り、たとえ最大高さH2、H1がそれぞれ第1および第2センサーデバイス23、27の高さH4、H3よりも高くても、最大高さH2が最大高さH1より小さい場合に比べれば十分にセンサーユニット11の小型化は達成されることができる。
図6に示されるように、基板12の輪郭は長方形に形成される。言い換えると、基板12の輪郭は1対の長辺54a、54bと1対の短辺55a、55bとを備える。長辺54a、54b同士は相互に平行に延びる。短辺55a、55b同士は相互に平行に延びる。ここでは、長辺54a、54b同士および短辺55a、55b同士は直交する。ただし、長辺54a、54bと短辺55a、55bとは90°未満の傾斜角で交差してもよい。その他、四角形の4辺が等しい長さに設定され正方形(または菱形)の輪郭が形成されてもよい。また、輪郭は必ずしも四角形である必要はなく、センサーデバイス同士の間で要求される検出軸の交差角に応じて必要な端面を実現する輪郭に形成されればよい。例えば四角形であっても隣接する辺同士の間の角は面取りされてもよく他形状に整形されてもよい。
第1センサーデバイス23は輪郭の1短辺55aで基板12の端面17(第1の側面)に固定される。このとき、第1センサーデバイス23は当該1短辺55aを挟む2角のうち一方の角56に位置合わせされる。当該1短辺55aでは長方形の輪郭に窪み57が形成される。窪み57は外面23aからの第1センサーデバイス23の高さHaよりも大きい深さLaを有する。こうして基板12の定型的な形状から第1センサーデバイス23の出っ張りは回避されることができる。
第2センサーデバイス27は輪郭の長辺54aで基板12の端面17(第2の側面)に固定される。この長辺54aで基板12は1短辺55aに直交する仮想平面に平行に広がる端面17を規定する。第1センサーデバイス23および第2センサーデバイス27は接続面となる外面23a、27aに直交する検出軸49a、49bを有することから、基板12の輪郭に応じて、検出軸49a、49bは簡単に直交軸を構成することができる。このとき、第2センサーデバイス27は1短辺55aを挟む2角のうちもう1つの角58に位置合わせされる。その結果、第1センサーデバイス23および第2センサーデバイス27は相互に近接配置される。第1センサーデバイス23および第2センサーデバイス27は最短距離で共通のICチップ13に接続されることができる。当該長辺54aでは長方形の輪郭に窪み59が形成される。窪み59は外面27aからの第2センサーデバイス27の高さHbよりも大きい深さLbを有する。こうして基板12の定型的な形状から第2センサーデバイス27の出っ張りは回避されることができる。ただし、例えば図7に示されるように、基板12の輪郭形状は、センサーデバイス61a〜61eに要求される検出軸の向きに応じて任意に設定されることができる。検出軸の向きは、端面17に接触する外面62a〜62eに対して平行に設定されることもあれば垂直方向に設定されることもあれば任意の傾斜角で設定されることもある。
センサーユニット11では、第1および第2センサーデバイス23、27の外面23a、27a上で基板12が輪郭の長辺25、29に向かって偏移することで基板12の端面17が電極24、28に重ねられる。電極24、28が短縮されても、基板12の偏移に応じて基板12の端面17と電極24、28との重なりは維持される。こうして導電体26、31は確実に電極24、28と導電端子22との接続を確保することができる。前述のように、導電端子22が基板12の縁16まで達していれば、導電端子22は電極24、28に接触することができる。その結果、導電端子22と電極24、28とは確実に接合されることができる。
しかも、センサーユニット11では、電極32、35が短縮されても、電子部品41の働きで、導電端子38と対応の電極32、35との間で導通は確保されることができる。長辺25、29に沿って配列される1列の電極24、28群と、他長辺33、36に沿って配列される1列の電極32、35群とが大きく離れていても、基板12の厚みを増大させることなく、導電端子38と対応の電極32、35との間で確実に導通は確立されることができる。さらに、こうした導電端子38および電極32、35の相互接続にあたって電子部品41は利用される。電子部品41は既製品から選択されることができる。新たに接続部材を設計することなく、簡単に入手することができる。
(2)センサーユニットの製造方法
次にセンサーユニット11の製造方法を簡単に説明する。図8に示されるように、基板12および第1センサーデバイス23が用意される。第1センサーデバイス23の外面23aに端面17で基板12を接触させる。このとき、基板12は、第1センサーデバイス23の外面23aに沿って長辺25に向かって偏移した位置に位置決めされる。こうした偏移の結果、基板12の端面17は長辺25に沿って1列に配列される電極24に重ねられる。
ここで、電極24および対応の導電端子22にレーザー光線63が照射される。レーザー光線63は、導電端子22の表面に対して所定の傾斜角αで傾斜する方向から当てられる。こうした傾斜の結果、電極24および対応の導電端子22は同時に満遍なく加熱されることができる。導電端子22に対してレーザー光線63の傾斜角αが過度に小さいと、導電端子22では電極24に比べて十分に温度が上昇することができない。反対に、導電端子22に対してレーザー光線63の傾斜角αが過度に大きいと、電極24では導電端子22に比べて十分の温度が上昇することができない。
レーザー光線63の照射域にはレーザー光線63のエネルギーで溶融する導電材料が供給される。ここでは、照射域に糸はんだ64が配置される。糸はんだ64は、例えば導電端子22に対してレーザー光線63よりも小さい傾斜角で進入すればよい。糸はんだ64が溶融すると、はんだ材は電極24および導電端子22に接触する。レーザー光線63の照射が停止されると、電極24および導電端子22の温度が下降し、はんだ材は凝固する。こうして導電体26が形成される。電極24および導電端子22で電気的接続は確立される。基板12の端面17に平行に基板12と第1センサーデバイス23との間で相対移動が実施され、電極24は1つずつ対応の導電端子22に順番に接合される。
その後、図9に示されるように、基板12は裏返される。基板12の裏面12bで電極32と電子部品41との間で同様に導電材44aが形成される。ここでは、予め基板12に導電材44で電子部品41は実装される。レーザー光線63は電子部品41の一方の電極42および第1センサーデバイス23の電極32を照射する。電子部品41では一方の電極42が加熱されても他方の電極43へ熱の伝達は抑制されることができる。したがって、レーザー光線63による加熱中であっても他方の電極43および補助導電膜39では導電材44の溶融は回避されることができる。他方の電極43は補助導電膜39に固着され続ける。こうして加熱中でも電子部品41の位置ずれは防止されることができる。なお、第2センサーデバイス27は第1センサーデバイス23と同様な方法で基板12の端面17に固定されればよい。
その他、図10に示されるように、基板12は垂直姿勢に保持されてもよい。この場合、基板12の端面17は第1センサーデバイス23の外面23a、または第2センサーデバイス27の外面27aに当てられる。第1センサーデバイス23の外面23a、または第2センサーデバイス27の外面27aは上向きに水平に配置される。導電端子22には予めはんだペースト65が塗布されればよい。加熱されはんだペーストが溶融すると、はんだ材は重力の働きで電極24まで延びる。このとき、基板12の端面17は電極24に重なることから、導電端子22からたれ落ちるはんだ材は確実に電極24上に落下する。こうして電極24と対応の導電端子22との間で確実に電気的導通は確保されることができる。
(3)接続部材の変形例
図11は第1変形例に係る接続部材67を概略的に示す。接続部材67は導電体で構成される。接続部材67は基板12の裏面12bで対応の導電端子38に固着される。同様に、接続部材67は第1センサーデバイス23の電極32、または第2センサーデバイス27の電極35に固着される。いずれも固着にあたって導電材68a、68bが用いられる。導電材68a、68bには例えばはんだが用いられることができる。第1および第2センサーデバイス23、27の電極32、35は導電材68a、68bおよび接続部材67経由で対応の導電端子38に接続される。導電端子38の表面で接続部材67は第1および第2センサーデバイス23、27の電極32、35に向かって高さを有する。こういった接続部材67は単一の導電材料から形成されることができる。比較的に簡単に設計されることができる。間単に製造されることができる。
図12は第2変形例に係る接続部材71を概略的に示す。接続部材71は個々の導電端子38に個別に固着される導電膜72を備える。固着にあたって例えば導電材73が用いられる。個々の導電膜72は同時に第1センサーデバイス23または第2センサーデバイス27の電極32、35に固着される。固着にあたって例えば導電材74が用いられる。導電膜72は共通の絶縁体75に支持される。絶縁体75上で導電膜72同士は相互に分離される。こうして接続部材71は複数の導電端子38に共通に用いられることができる。導電端子38ごとに個別に接続部材71が固着される場合に比べて固着作業は軽減されることができる。
(4)センサーユニットの適用例
以上のようなセンサーユニット11は、例えば図13に示されるように、電子機器101に組み込まれて利用されることができる。電子機器101では例えばメインボード102に演算処理回路103およびコネクター104が実装される。コネクター104には例えばセンサーユニット11のコネクター14が結合されることができる。演算処理回路103にはセンサーユニット11から検出信号が供給されることができる。演算処理回路103はセンサーユニット11からの検出信号を処理し処理結果を出力する。電子機器101には例えばモーションセンシングユニットや民生用ゲーム機器、運動解析装置、外科手術ナビゲーションシステム、自動車のナビゲーションシステムなどが例示されることができる。
センサーユニット11は、例えば図14に示されるように、運動体105に組み込まれて利用されることができる。運動体105では例えば制御ボード106に制御回路107およびコネクター108が実装される。コネクター108には例えばセンサーユニット11のコネクター14が結合されることができる。制御回路107にはセンサーユニット11から検出信号が供給されることができる。制御回路107はセンサーユニット11からの検出信号を処理し処理結果に応じて運動体105の運動を制御することができる。こういった制御には、運動体の挙動制御、自動車のナビゲーション制御、自動車用エアバッグの起動制御、飛行機や船舶の慣性航法制御、誘導制御などが例示されることができる。
センサーユニット11は、例えば図15に示されるように、機械109に組み込まれて利用されることができる。機械109では例えば制御ボード111に制御回路112およびコネクター113が実装される。コネクター113には例えばセンサーユニット11のコネクター14が結合されることができる。制御回路112にはセンサーユニット11から検出信号が供給されることができる。制御回路112はセンサーユニット11からの検出信号を処理し処理結果に応じて機械109の動作を制御することができる。こういった制御には、産業用機械の振動制御および動作制御やロボットの運動制御などが例示されることができる。
なお、上記のように本実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項および効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。したがって、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれる。例えば、明細書または図面において、少なくとも一度、より広義または同義な異なる用語とともに記載された用語は、明細書または図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えられることができる。また、センサーユニット11、基板12、第1および第2センサーデバイス23、27、電子部品41等の構成および動作も本実施形態で説明したものに限定されず、種々の変形が可能である。
11…センサーユニット、12…基板、12a…第1面(表面)、12b…第2面(裏面)、13…電子回路(ICチップ)、17…側面(端面)、22…第1の導電端子、23…センサーデバイス(第1センサーデバイス)、24…第1の電極(電極)、26…第1導電体、27…センサーデバイス(第2センサーデバイス)、28…第1の電極(電極)、31…第1導電体、32…第2の電極(電極)、35…第2の電極(電極)、38…第2の導電端子(導電端子)、41…接続部材(電子部品)、67…接続部材、63…レーザー光線、64…導電材料(糸はんだ)、71…接続部材、101…電子機器、105…運動体、H1…第1電子部品の最大厚さ(最大高さ)、H2…第2電子部品の最大厚さ(最大高さ)、H3…第1突出長さ(センサーデバイスの高さ)、H4…第2突出長さ(センサーデバイスの高さ)、La…深さ、Lb…深さ。

Claims (14)

  1. 外面に配置されている第1の電極を備え、角速度センサーを含むセンサーデバイスと、
    互いに表裏関係にある第1面および第2面と、側面と、を備え、前記第1面の輪郭に達し、且つ前記輪郭に沿って配置されている第1の導電端子を備えた基板と、を備え、
    前記センサーデバイスは、前記外面が前記基板の前記側面に沿って配置され、前記第1の電極が前記第1の導電端子に第1導電体により接続され
    前記センサーデバイスは、前記第2面側に突出する前記外面に第2の電極が設けられ、
    前記基板は、前記第2面の輪郭に沿って第2の導電端子が設けられ、前記第2面に電子部品が設けられ、
    前記電子部品は、前記第2の導電端子に接続され、
    前記第2の電極と前記電子部品とは第2導電体により接続されていることを特徴とするセンサーユニット。
  2. 請求項1に記載のセンサーユニットにおいて、
    前記センサーデバイスの前記第1面側に突出する前記外面の第1突出長さは、前記第2面側に突出する前記外面の第2突出長さよりも小さいことを特徴とするセンサーユニット。
  3. 請求項2に記載のセンサーユニットにおいて、
    前記基板の前記第1面には第1電子部品が搭載され、
    前記第1電子部品の最大厚さは前記第1突出長さ以下であることを特徴とするセンサーユニット。
  4. 請求項2または請求項3に記載のセンサーユニットにおいて、
    前記基板の前記第2面には第2電子部品が搭載され、
    前記第2電子部品の最大厚さは前記第2突出長さ以下であることを特徴とするセンサーユニット。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のセンサーユニットにおいて、
    前記電子部品の、前記基板の厚み方向における高さは、前記第2の導電端子の前記厚み方向における高さよりも高いことを特徴とするセンサーユニット。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のセンサーユニットにおいて、
    前記第2の導電端子は、前記第2面の輪郭に達していることを特徴とするセンサーユニット。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のセンサーユニットにおいて、
    前記電子部品は、前記第センサーデバイスあるいは前記第2の電極に固着されていることを特徴とするセンサーユニット。
  8. 請求項7に記載のセンサーユニットにおいて、
    前記電子部品は、チップ抵抗およびチップコンデンサーの少なくとも一方であることを特徴とするセンサーユニット。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載のセンサーユニットにおいて、
    前記センサーデバイスは、前記基板の第1の側面に配置された第1センサーデバイスと、
    前記基板の前記第1の側面と交差する第2の側面に配置された第2センサーデバイスと、を含むことを特徴とするセンサーユニット。
  10. 請求項9に記載のセンサーユニットにおいて、
    前記基板は矩形状であり、
    前記第1センサーデバイスおよび前記第2センサーデバイスは、前記基板の隣接する2つの側面に配置されることを特徴とするセンサーユニット。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載のセンサーユニットにおいて、
    前記基板の輪郭には前記センサーデバイスの厚さよりも大きい深さの窪みが設けられ、該窪みの中に前記センサーデバイスが配置されていることを特徴とするセンサーユニット。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載のセンサーユニットにおいて、
    前記基板の前記第1面および前記第2面の一方の面には前記センサーデバイスとしての第3センサーデバイスが搭載され、前記基板の前記第1面および前記第2面の他方の面には集積回路が搭載されていることを特徴とするセンサーユニット。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項に記載のセンサーユニットを備えることを特徴とする電子機器。
  14. 請求項1〜12のいずれか一項に記載のセンサーユニットを備えることを特徴とする運動体。
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