JP6219265B2 - 白髪防止又は白髪改善化粧料 - Google Patents

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本発明は、チロシナーゼ活性促進剤及びメラニン産生促進剤、白髪防止又は白髪改善化粧料に関する。
白髪は、毛母色素細胞の変化によって発生する生理的老化現象の一つである。白髪の発生メカニズムの原因については、メラノサイト(色素形成細胞)の数の減少、メラニン形成酵素の減少、メラノサイトから角化細胞へのメラニン色素顆粒移動障害などが挙げられるが、未だ、根本的な原因は解明されていないのが現状である。
これまで白色化した髪を黒髪へと変化させる方法として、白髪を防止又は改善する成分等の報告が数多くなされているものの、いずれも有効性や安全性の点で十分なものは得られておらず、染毛剤による染毛が中心となっている。
しかしながら、染毛剤による染毛は髪や地肌へのダメージが大きい為、染毛以外の方法で白髪の発生予防、生じた白髪を少しでも改善したいという要望は老若男女を問わず極めて高く、より効果的で安価な白髪改善化粧料の登場が切望されている。
毛髪の色調は、毛髪の色素メラニンの量によって決定される。メラニンは、皮膚や毛髪の毛球部に存在する色素細胞(メラノサイト)において、酵素チロシナーゼによってチロシンから生合成される。特許文献1、2、3、非特許文献1では、メラノサイト又はチロシナーゼの活性化により、人の毛髪を黒色化することができると報告している。
このため、白髪予防及び白髪改善を図る目的を達成すべく、メラニン色素の形成機序に有効なチロシナーゼ活性促進成分やメラニン産生促進成分を検討することは有効な手段である。
従って、メラノサイトに直接作用してその増殖を高めたり、チロシナーゼの活性を促進すること等によりメラニン量を増加させる成分を見出されば、本来メラニンが持つ生体防御能を促進させて、白髪の防止又は改善が実現できる。
これまで、チロシナーゼ活性促進剤およびメラニン産生促進剤に関して種々の提案がなされている。例えば、特許文献4では、ジヒドロルペオール誘導体を含有するチロシナーゼ活性促進剤が提案されている。特許文献5では、コショウの葉又はその抽出物を含有するメラニン産生促進剤及びチロシナーゼ活性促進剤が提案されているが、未だに有効性や安全性の点で十分なものが得られていない状況である。
従来、ユリ科の植物は美白剤として認知されていた。特許文献6では、有効成分として、ユリ科植物(Liliaceae)を含有することを特徴とする美白化粧料組成物が提案されている。また、特許文献7、8では、マドンナリリー(Lilium Candidum)やカサブランカ(Lilium Casa Blanca)などユリ科ユリ属の植物を含有することを特徴とする美白剤として提案されている。
一方、特許文献9では、ユリ科ユリ属のスカシユリ(Lilum macculatum Thunb.)はヒアルロニダーゼ活性阻害剤及び保湿化粧料として提案されている。特許文献10では、皮膚の荒れや皺、毛髪の黄ばみ、枝毛、千切れ等を予防し、皮膚や毛髪を本質から改善することができる化粧料の例として、素材にユリ科生薬「百合」が開示されている。しかし、白髪の発生減少効果が確認されているのは、ニンジンでのみであり、百合にどんな効果があるかは全く確認されていない。
このように、スカシユリにチロシナーゼ活性促進効果及びメラニン産生促進効果を有していることはこれまで知られておらず、スカシユリに白髪改善効果を有していることはこれまで知られていなかった。
特開2001−288052号公報 特開2001−288098号公報 特開2007−8888号公報 特開2002−3381号公報 特開2003−226649号公報 特開平5−345718号公報 特開2013−203725号公報 特開2011−225564号公報 特開2003−012489号公報 特開2003−055139号公報
吉田隆著、「アンチエイジングシリーズ1 白髪・脱毛・育毛の実際」、p49−61、NTS(2005)
本発明は、白髪の発生の防止又は改善効果に優れるとともに、安全性に優れた白髪防止又は白髪改善化粧料の提供を課題としている。
本発明者らは上述の課題解決のために鋭意研究した結果、ユリ科ユリ属に属するスカシユリの抽出物に、優れたチロシナーゼ活性促進作用及びメラニン産生促進作用とともに白髪防止及び改善作用を見出した。すなわち、本発明は、ユリ科ユリ属に属するスカシユリの抽出物を含有するチロシナーゼ活性促進剤及びメラニン産生促進剤、白髪防止又は白髪改善化粧料を提供するものである。
本願発明のユリ科ユリ属に属するスカシユリの抽出物は優れたチロシナーゼ活性効果、メラニン産生促進効果、白髪発生の防止及び改善効果を示す。
本発明に用いるスカシユリ(Lilum macculatum Thunb.)は、ユリ科ユリ属の植物で、別名は、イワトユリ、イワユリ、ミヤマカシユリ、ヤマスカシユリ、ハマユリ等と称される。使用部位は特に限定されず、全草の他、地上部である花、葉、茎、蕾、新芽等や、地下部である球根、根等が使用できるが、特に球根が好ましい。尚、本発明で述べる球根とは、短縮した茎に肥大した葉っぱや葉の一部(鱗片葉)が重なり合ったものをいい、新芽とは新しく出た芽(若芽)のことをいい、地上部とは球根より上の部位全体をいう。
スカシユリ抽出物の調製方法は特に限定されないが、例えば種々の適当な有機溶媒を用いて、低温下から加温下で抽出される。抽出溶媒としては、例えば、水;メチルアルコール、エチルアルコール等の低級1価アルコール;グリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等の液状多価アルコール;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン;酢酸エチルなどのアルキルエステル;ベンゼン、ヘキサン等の炭化水素;ジエチルエーテル等のエーテル類;ジクロルメタン、クロロホルム等のハロゲン化アルカン等の1種または2種以上を用いることができる。就中、水、エチルアルコール、1,3−ブチレングリコールの1種または2種以上の混合溶媒が特に好適である。
スカシユリ抽出物の抽出方法は特に限定されないが、例えば乾燥したものであれば質量比で1〜1000倍量、特に10〜100倍量の溶媒を用い、0℃以上、特に20℃〜40℃で1時間以上、特に3〜7日間行うのが好ましい。また、60〜100℃で1時間、加熱抽出しても良い。
以上のような条件で得られるスカシユリ抽出物は、抽出された溶液のまま用いても良いが、さらに必要により、濾過等の処理をして、濃縮、粉末化したものを適宜使い分けて用いることができる。
本発明を白髪防止又は白髪改善化粧料として用いる場合におけるスカシユリ抽出物の配合量は、有効量存在すれば良い。一般的には白髪防止又は白髪改善化粧料の組成物に対して蒸発乾燥分に換算して0.0001〜100質量%が好ましく、特に0.01〜10.0質量%の範囲が最適である。
本発明の白髪防止又は白髪改善化粧料は、本発明の効果を損なわない範囲で、たとえば、油脂、ロウ類、炭化水素油、エステル油、高級アルコール、シリコーン油、紫外線吸収剤、紫外線散乱剤、保湿剤、界面活性剤、水溶性高分子、増粘剤、粉体、各種有効成分、皮膚保護剤、老化防止剤、植物抽出物、防腐剤、消炎剤、pH調整剤、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤などを配合することができる。
本発明の白髪防止又は白髪改善化粧料の剤型は、たとえば、軟膏、クリーム、乳液、ローション、おしろい、エッセンス、パック、ゲル、ヘアミスト、ヘアトニック、ヘアリキッド、リニメント、ヘアーリンス、ヘアーシャンプー、ヘアートリートメント、ヘアーコンディショナー、エアゾール、ムース等、毛髪あるいは頭皮に適用可能なものであればいずれでもよく、剤型は特に問わない。
以下、本発明を実施例によりさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。また、特記しない限り配合量は質量%で示す。
<スカシユリ抽出物の調製>
スカシユリ抽出物は、スカシユリ(根、球根、地上部)の乾燥物を用いて調製した。植物原体1gに50(W/V)%エタノール水溶液を10g加えて60℃、3時間加熱抽出した。抽出後、ろ過をし、植物原体を取り除いた後、減圧留去し固形抽出物をスカシユリ抽出物とした。
<細胞増殖率の測定>
ヒト表皮ケラチノサイト細胞(HaCaT細胞)5.0×10cells/mLを10%FBS含有ダルベッコ改変イーグル培地に分散し、24ウェルプレートに0.5mLずつ播種し、37℃、5%CO下で24時間培養した。24時間後、スカシユリ(球根)抽出物(乾燥残分)を10ppm、100ppmの濃度となるように添加した。細胞播種から72時間後、Cell Counting Kit−8(Dojindo)を用いてWSTアッセイを行い、細胞増殖率を評価した。その結果を表1に示す。
表1の結果から、スカシユリ抽出物(100ppm、200ppm)を添加したとき、細胞毒性は認められなかった。
<チロシナーゼ活性の測定>
マックルバイン緩衝液(pH6.8)1.0mL、L−チロシン水溶液(0.3mg/1.0mL)1.0mL、精製水0.9mLを混合した。この混合液を96ウェルプレートに180μL、スカシユリ抽出物を表2に示す終濃度になるように添加し、475nm、655nmの吸光度(A475nm、A655nm)を測定した。吸光度測定後、チロシナーゼ溶液(シグマ製、マッシュルーム由来、0.5mg/mL)を20μL添加し、37℃下で15分間反応後、475nm、655nmの吸光度(B475nm、B655nm)を測定した。得られた吸光度から下記式によりチロシナーゼ活性の促進率を算出し、結果を表2に示す。
<チロシナーゼ活性促進率の計算式>
(1)チロシナーゼ活性量=(B475nm−B655nm)−(A475nm−A655nm
(2)チロシナーゼ活性促進率(%)={(S−B)/(C−B)}×100
S:サンプル(チロシナーゼ添加)のチロシナーゼ活性
B:ブランク(チロシナーゼ無添加)のチロシナーゼ活性
C:コントロール(サンプルの代わりに蒸留水)のチロシナーゼ活性
表2の結果から、使用部位に関係なくスカシユリ抽出物においてチロシナーゼ活性の促進効果を有することが認められたが、中でも球根が高い効果を示した。
尚、上記実施例では、根、球根、地上部について50(W/V)%エタノール水溶液での抽出物における結果を示したが、他の部位や抽出溶媒においても同様の傾向が確認された。
<細胞内のメラニン量の測定>
マウスメラノーマ細胞(B16melanoma細胞)5.0×10cells/mLを10%FBS含有ダルベッコ改変イーグル培地に分散し、12ウェルプレートに1mL播種し、37℃、5%CO下で培養した。24時間後、スカシユリ抽出物(乾燥残分)を100ppm濃度となるように添加した。細胞播種から96時間培養後、培地を捨てPBS(−)で洗浄し、2N NaOHを500μL添加した。100℃下で30分間煮沸し、3500rpmで1分間遠心分離した。この上清を96ウェルプレートに350μL移し、405nm、655nm(A405nm、A655nm)の吸光度を測定した。さらに、この上清40μLを96ウェルプレートに移し、BCA法に従い、540nm、655nm(B540nm、B655nm)の吸光度を測定しタンパク量を測定した。得られた吸光度から下記式によりメラニン産生促進率を算出し、結果を表3に示す。
<メラニン産生促進率>
(1)タンパク当たりのメラニン量=(A405nm−B655nm)/(B540nm−B655nm
(2)メラニン産生促進率(%)=S/C×100
S:サンプル(エキス添加)のタンパク当たりのメラニン量
C:コントロール(エキス無添加)のタンパク当たりのメラニン量
表3の結果から、スカシユリ抽出物においてメラニン産生促進効果を有することが認められた。
尚、上記実施例では球根について50(W/V)%エタノール水溶液での抽出物における結果を示したが、他の部位や抽出溶媒においても同様の傾向が確認された。
以下、本発明に係る白髪防止又は白髪改善化粧料の処方例を示す。なお、含有量は質量%である。製法は、常法による。
<処方例1> 化粧水
1,3−ブチレングリコール 10.00
グリセリン 2.00
モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.) 0.15
エタノール 5.00
スカシユリ抽出物(球根;乾燥残分量) 0.08
防腐剤 適 量
精製水 残 部
合計 100
<処方例2>乳液
スカシユリ抽出物(球根;乾燥残分量) 0.07
スクワラン 8.0
ワセリン 2.0
ミツロウ 0.5
ソルビタンセスキオレエート 0.8
ポリオキシエチレンオレイルエーテル(20E.0.) 1.2
カルボキシビニルポリマー 0.2
プロピレングリコール 0.5
水酸化カリウム 0.1
エタノール 7.0
防腐剤・酸化防止剤 適 量
香料 適 量
精製水 残 部
合計 100
<処方例3>クリーム
スカシユリ抽出物(球根;乾燥残分量) 0.09
ミツロウ 2.0
ステアリルアルコール 5.0
ステアリン酸 8.0
スクワラン 10.0
自己乳化型グリセリルモノステアレート 3.0
ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.0.) 1.0
プロピレングリコール 5.0
水酸化カリウム 0.3
防腐剤・酸化防止剤 適 量
香料 適 量
精製水 残 部
合計 100
<処方例4>おしろい
流動パラフィン 2.0
ワセリン 1.0
リンゴ酸ジイソステアリル 1.0
ポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル(3B.O.)(8E.O.)(5P.O.) 0.2
ラウリルPEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン 0.5
PEG−9 ポリジメチルシロキシエチルジメチコン 0.2
デカメチルシクロペンタシロキサン 4.0
メトキシケイヒ酸オクチル 2.6
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル 1.0
セリサイト 20.0
ラウリン酸亜鉛 2.0
窒化ホウ素 8.0
スカシユリ抽出物(球根;乾燥残分量) 0.01
防腐剤 適 量
タルク 残 部
合計 100
<処方例5>パック剤
スカシユリ抽出物(球根;乾燥残分量) 0.002
酢酸ビニル樹脂エマルジョン 15.0
ポリビニルアルコール 10.0
ホホバ油 3.0
グリセリン 5.0
酸化チタン 8.0
カオリン 7.0
エタノール 5.0
香料 適 量
防腐剤・酸化防止剤 適 量
精製水 残 部
合計 100
<処方例6>軟膏
スカシユリ抽出物(球根;乾燥残分量) 0.001
レゾルシン 0.5
パラジメチルアミノ安息香酸オクチル 4.0
ブチルメトキシベンゾイルメタン 4.0
ステアリルアルコール 18.0
モクロウ 20.0
グリセリンモノステアリン酸エステル 0.3
ワセリン 33.0
香料 適 量
防腐剤・酸化防止剤 適 量
精製水 残 部
合計 100
<処方例7>ヘアトニック
スカシユリ抽出物(球根;乾燥残分量) 0.01
硬化ヒマシ油EO(40) 2.0
エタノール 70.0
香料 適 量
精製水 残 部
合計 100
<処方例8> ヘアトニック
ポリエチレングリコール2000 2.0
L−メントール 0.2
スカシユリ抽出物(球根;乾燥残分量) 0.02
エタノール 50.0
香料 適 量
精製水 残 部
合計 100
<処方例9>ヘアリキッド
ポリオキシプロピルブチルエーテル(40PO) 15.0
ポリオキシプロピルブチルエーテルリン酸(40PO) 15.0
スカシユリ抽出物(球根;乾燥残分量) 0.05
エタノール 50.0
香料 適 量
精製水 残 部
合計 100
<処方例10>ヘアジェル
カルボキシビニルポリマー 0.5
ポリビニルピロリドン 2.0
グリセリン 4.0
スカシユリ抽出物(球根;乾燥残分量) 0.03
ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル 適 量
水酸化ナトリウム 0.15
エタノール 20.0
香料 適 量
精製水 残 部
合計 100
<処方例11>スカルプトリートメント
1,3−プロピレングリコール 0.5
ペンタエリスリトールテトラ−2−エチルヘキサネート 1.2
エタノール 60.0
スカシユリ抽出物(球根;乾燥残分量) 0.02
香料 適 量
DME/LPG(95/5) 適 量
合計 100
<処方例12>ヘアスプレー
(原液)
アクリル樹脂アルカノールアミン塩(50%) 7.0
セチルアルコール 0.1
シリコーン油 0.3
エタノール 92.4
スカシユリ抽出物(球根;乾燥残分量) 0.002
香料 適 量
(充填)
原液 50.0
ジメチルエーテル 45.0
LPG 5.0
合計 100
上記処方例においても白髪防止効果、白髪改善効果が確認された。尚、上記処方例では地上部、球根、根について50(W/V)%エタノール水溶液抽出した場合の抽出物の結果を示したが、他の部位や抽出溶媒においても同様の傾向が確認された。

Claims (3)

  1. ユリ科ユリ属に属するスカシユリの抽出物を含有することを特徴とするチロシナーゼ活性促進剤。
  2. ユリ科ユリ属に属するスカシユリの抽出物を含有することを特徴とするメラニン産生促進剤。
  3. ユリ科ユリ属に属するスカシユリの抽出物を含有することを特徴とする白髪防止又は白髪改善化粧料。
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