JP6219062B2 - 小屋組構造 - Google Patents

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Description

この発明は、トラス梁を用いて屋根を支持する小屋組構造に関する。
特許文献1には、富士形トラス梁(台形小屋トラス)の束位置依存性を低くして小屋組の設計を容易にすることができる小屋組構造が開示されている。具体的には、複数の富士形トラス梁が間隔をおいて並列状態に配置された小屋組構造において、隣り合う富士形トラス梁間に方形つなぎトラスが富士形トラス梁と直交する方向に向けられて配置され、隣り合う富士形トラス梁間において上記方形つなぎトラスに屋根受け用の束が上方突出状態に立てられている小屋組構造が開示されている。
また、特許文献2には、リップ溝形鋼からなる各部材が、それぞれの側面開口を外側に向けて互いに接合されて外枠を形成してなる山形トラス梁および富士形トラス梁が開示されている。
特許4142525 特開2002−13247号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された小屋組構造では、方形つなぎトラスによってトラス梁間の任意の位置に母屋受け束を配置できるものの、上記トラス梁の補強材の接続箇所を利用した効率的な荷重伝達が行われるものではなかった。
この発明は、上記の事情に鑑み、梁間の任意の位置に母屋受け束を配置できるとともに、トラス梁の補強材の接続箇所を利用した効率的な荷重伝達が行える小屋組構造を提供することを課題とする。
この発明の小屋組構造は、上記の課題を解決するために、隣り合う両方の梁が上側材と下側材の間に補強材が配置された富士型のトラス梁であり、上記隣り合う富士型のトラス梁上に母屋受け束が設けられており、上記母屋受け束の脚部は少なくとも第1接続部と第2接続部を有し、上記第1接続部は一方のトラス梁の補強材の接続部位となる上側材の箇所に固定され、上記第2接続部は他方のトラス梁の補強材の接続部位となる上側材の箇所に固定されていることを特徴とする。
また、この発明の小屋組構造は、隣り合う梁の一方が上側材と下側材の間に補強材が配置された富士型のトラス梁で他方が山形のトラス梁であり、上記隣り合うトラス梁上に母屋受け束が設けられており、上記母屋受け束の脚部は少なくとも第1接続部と第2接続部を有し、上記第1接続部は富士形のトラス梁の補強材の接続部位となる上側材の箇所に固定され、上記第2接続部は山形のトラス梁の補強材の接続部位となる上側材の箇所に固定されていることを特徴とする。
また、この発明の小屋組構造は、隣り合う梁の一方が上側材と下側材の間に補強材が配置されたトラス梁で他方が型鋼梁であり、上記隣り合う梁上に母屋受け束が設けられており、上記母屋受け束の脚部は少なくとも第1接続部と第2接続部を有し、上記第1接続部は上記トラス梁の補強材の接続部位となる上側材の箇所に固定され、上記第2接続部は上記型鋼梁上に固定されていることを特徴とする。
これらの構成であれば、上記母屋受け束により、荷重点に対して横拘束が行われるので、上記トラス梁が屋根からの荷重で面外方向に壊れようとするのを防止することができる。また、上記母屋受け束と上記梁と母屋とが一体的されたものとなり、屋根の剛性が向上する。また、梁間の任意の位置に上記母屋受け束の束本体部を配置できる。
本発明であれば、梁間の任意の位置に母屋受け束を配置できるとともに、トラス梁の補強材の接続箇所を利用した効率的な荷重伝達が行えるという効果を奏する。
本発明の実施形態の小屋組構造の概略構成を示した説明図である。 同図(A)、(B)は図1の小屋組構造で用いられている母屋受け束である第1梁上束部材の配置を示した説明図である。 同図(A)、(B)は図1の小屋組構造で用いられている母屋受け束である第2梁上束部材の配置を示した説明図である。 同図(A)、(B)は図1の小屋組構造で用いられている母屋受け束である第3梁上束部材および第4梁上束部材の配置を示した説明図である。 図1の小屋組構造で用いられている母屋受け束である第2梁上束部材の配置を示した概略斜視図である。 図1の小屋組構造で用いられている母屋受け束である第3梁上束部材の配置を示した概略斜視図である。 同図(A)は図1の小屋組構造で用いられている本発明の実施形態にかかる第1梁間束部材の配置を示した説明図であり、同図(B)は図1の小屋組構造で用いられている本発明の実施形態にかかる第2梁間束部材の配置を示した説明図であり、同図(C)は図1の小屋組構造で用いられている本発明の実施形態にかかる第3梁間束部材の配置を示した説明図である。 図1の小屋組構造で用いられている本発明の実施形態にかかる第1梁間束部材の配置を示した概略斜視図である。 図1の小屋組構造で用いられている梁上束部材および梁間束部材を示した屋根の平面視の説明図である。 図1の小屋組構造で用いられている梁上束部材および梁間束部材を示した屋根の斜視の説明図である。 図1の小屋組構造で用いられている梁上束部材および梁間束部材を示した屋根の斜視の説明図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1において概略的に示しているように、この実施形態の小屋組構造は、梁上束部材1と、梁間束部材2と、型鋼梁(大梁)3と、富士形トラス梁4と、山形トラス梁5とを備えている。上記富士形トラス梁4は、上側材41と下側材42の間に補強材43が配置された構造を有する台形形状のトラス梁である。また、上記山形トラス梁5は、斜めの上側材51と下側材52の間に補強材53が配置された構造を有する三角状のトラス梁である。
上記梁上束部材1としては、第1梁上束部材1A、第2梁上束部材1B、第3梁上束部材1Cおよび第4梁上束部材1Dがある。
上記第1梁上束部材1Aは、図2(A)および図2(B)に示しているように、束本体部11と方形板状のフランジ部12とからなる。例えば、上記束本体部11は角型鋼管からなり、上記フランジ部12に溶接等により固定される。また、上記フランジ部12の四隅には縦方向にボルト挿通孔が形成されており、このボルト挿通孔に通されたボルトおよびナットによって上記第1梁上束部材1Aが上記富士形トラス梁4の上側材41に固定される。この固定箇所は上記補強材43が上側材41に接続されている箇所である。上記束本体部11は、その上端面において母屋を受けてもよいし、その側面に固定された接続板等によって母屋を受けるようにしてもよい。
上記第2梁上束部材1Bは、図3(A)および図3(B)に示すように、略逆T字状をなすように接合された束本体部11と脚部13とからなる。そして、上記脚部13は、脚部本体131と、この脚部本体131を支持する第1接続部132および第2接続部133とからなる。
例えば、図5に示しているように、上記第2梁上束部材1Bの脚部本体131は、上記束本体部11の下部に溶接等により固定された水平配置の角型鋼管からなる。上記脚部本体131の両端には接続板が溶接等により固定されている。上記接続板には横方向にボルト挿通孔が形成されている。
上記第1接続部132および第2接続部133は、支柱部と方形板状のフランジ部とからなる。上記支柱部は例えば角型鋼管からなり、当該支柱部の側面に縦配置で接続板が溶接等により固定されている。上記接続板には横方向にボルト挿通孔が形成されている。上記脚部本体131の両端の接続板および上記支柱部の接続板を貫通して締結されたボルトとナットによって、上記脚部本体131が上記第1接続部132および第2接続部133に支持される。上記支柱部は上記フランジ部に溶接等により固定される。上記フランジ部には縦方向にボルト挿通孔が形成されており、このボルト挿通孔に通されたボルトとナットによって上記第1接続部132および第2接続部133が上記富士形トラス梁4の上側材41に固定される。この固定箇所は上記補強材43が上側材41に接続されている箇所である。すなわち、上記固定箇所の下方には上記上側材41に接続された上記補強材43の接続部分の全部または一部が存在する。
なお、先に述べた第1梁上束部材1Aは、上記第1接続部132或いは第2接続部133と同様に構成することができる。また、上記第1接続部132および第2接続部133は、その支柱部を束本体部として用いることで母屋受け束として機能することもできる。
上記第3梁上束部材1Cは、図4(A)および図4(B)に示すように、束本体部11と脚部14とからなる。上記脚部14は、脚部本体141と、この脚部本体141を支持する第1接続部142および第2接続部143とからなる。
図6に示しているように、上記脚部本体141は、上記束本体部11の下部に溶接等により固定された略へ字状の角型鋼管からなる。上記脚部本体141の両端には接続板が溶接等により固定されている。上記接続板には横方向にボルト挿通孔が形成されている。
上記第1接続部142および第2接続部143は、支柱部とフランジ部とからなる。上記支柱部は例えば角型鋼管からなり、その側面に接続板が溶接等により固定されている。上記接続板には横方向にボルト挿通孔が形成されている。上記脚部本体141の両端には接続板が設けられており、この接続板および上記支柱部の接続板を貫通して締結されたボルトとナットによって、上記脚部本体141が上記第1接続部142および第2接続部143に固定される。上記支柱部は方形板状の上記フランジ部に溶接等により固定される。また、上記フランジ部には縦方向にボルト挿通孔が形成されており、このボルト挿通孔に通されたボルトとナットによって上記第1接続部142が上記富士形トラス梁4の上側材41に固定される。この固定箇所は上記補強材43が上側材41に接続されている箇所である。一方、第2接続部143は、上記富士形トラス梁4と交差して配置されている別の梁(H型鋼)6に固定されている。
上記梁6の上フランジと下フランジに接合板6aが溶接されており、この接合板6aに上記富士形トラス梁4の端部がボルト等によって固定される。また、上記梁6は柱7によって支持されている。
上記第2梁上束部材1B、第3梁上束部材1Cおよび第4梁上束部材1Dの束本体部11が受ける屋根荷重は、上記脚部(13、14、15)に伝わり上記第1接続部(132、142)と第2接続部(133、143)の少なくとも一方を介して上記補強材(43、53)の接続部位となる上弦(41、51)の箇所に加わる。これにより、トラス梁(4、5)の上弦(41、51)上の任意の位置或いは上弦(41、51)の延長線上の任意の位置に束本体部11を配置しても、上記束本体部11が受ける屋根荷重を上記補強材(43、53)の接続部位となる上弦(41、51)の箇所に伝えることができるようになる。換言すれば、母屋受け束の位置に合せて補強材を配置したトラスを特別に設計する必要がなくなる。
図1に示した上記梁間束部材2としては、第1梁間束部材2A、第2梁間束部材2Bおよび第3梁間束部材2Cがある。このような梁間束部材2が設けられていると、荷重点に対して横拘束が行われることになるため、上記富士形トラス梁4または山形トラス梁5が屋根からの荷重で面外方向に壊れようとするのを防止することができる。また、上記梁間束部材2と上記富士形トラス梁4または山形トラス梁5と母屋とが一体化されたものとなり、剛性が向上する。また、上記梁間束部材2を用いると、トラス梁間の任意の位置に束本体部を配置できる。
上記第1梁間束部材2Aは、図7(A)に示しているように、略逆T字状をなすように接合された束本体部21と脚部22とからなり、平行配置で隣り合う富士形トラス梁4、4間に設けられる。上記束本体部21は、例えば角型鋼管からなる。そして、上記脚部22は、脚部本体221と、この脚部本体221を支持する第1接続部222および第2接続部223とからなる。上記束本体部21は、その上端面において母屋を受けてもよいし、その側面に固定された接続板等によって母屋を受けるようにしてもよい。
図8に示しているように、上記第1梁間束部材2Aの脚部本体221は、上記束本体部21の下部に溶接等により固定された水平配置の角型鋼管からなる。上記脚部本体221の両端には接続板が溶接等により固定されている。上記接続板には横方向にボルト挿通孔が形成されている。
上記第1接続部222および第2接続部223は、支柱部と方形板状のフランジ部とからなる。上記支柱部は例えば角型鋼管からなり、当該支柱部の側面に縦配置で接続板が溶接等により固定されている。上記接続板には横方向にボルト挿通孔が形成されている。上記脚部本体221の両端の接続板および上記支柱部の接続板を貫通して締結されたボルトとナットによって、上記脚部本体221が上記第1接続部222および第2接続部223に支持される。上記支柱部は上記フランジ部に溶接等により固定される。また、上記フランジ部の四隅には縦方向にボルト挿通孔が形成されており、このボルト挿通孔に通されたボルトとナットによって上記第1接続部232が上記平行配置で隣り合う富士形トラス梁4、4の一方の富士形トラス梁4の上側材41に固定され、第2接続部223が他方の富士形トラス梁4の上側材41に固定される。上記固定箇所は上記補強材43が上側材41に接続されている箇所である。すなわち、上記固定箇所の下方には上記上側材41に接続された上記補強材43の接続部分の全部または一部が存在する。
上記第1接続部222および第2接続部223は、その支柱部を束本体部とした母屋受け束として機能することもできる。以下に説明する他の梁間束部材においても同様である。
上記第2梁間束部材2Bは、図7(B)に示しているように、略斜め逆T字状をなすように接合された束本体部21と脚部22とからなり、平行配置で隣り合う富士形トラス梁4と山形トラス梁5と間に設けられる。上記束本体部21は、例えば角型鋼管からなる。そして、上記脚部22は、脚部本体221と、この脚部本体221を支持する第1接続部222および第2接続部223とからなる。また、例えば、上記第2梁間束部材2Bの脚部本体221は、上記束本体部21の下部に溶接等により固定された斜め配置の角型鋼管からなる。上記脚部本体221の両端には接続板が溶接等により固定されている。上記接続板には横方向にボルト挿通孔が形成されている。
上記第2梁間束部材2Bの上記第1接続部222および第2接続部223も、上述したように、支柱部と方形板状のフランジ部とからなる。上記脚部本体221の両端の接続板および上記支柱部の接続板を貫通して締結されたボルトとナットによって、上記脚部本体221が上記第1接続部222および第2接続部223に支持される。上記フランジ部には縦方向にボルト挿通孔が形成されており、このボルト挿通孔に通されたボルトとナットによって上記第1接続部222が上記富士形トラス梁4の上側材41に固定され、第2接続部223が上記山形トラス5の上側材51に固定される。この固定箇所は上記富士形トラス梁4および上記山形トラス5において補強材43、53が上側材41、51に接続されている箇所である。すなわち、上記固定箇所の下方には上記上側材41、51に接続された上記補強材43、53の接続部分の全部または一部が存在する。
上記第3梁間束部材2Cは、図7(c)に示しているように、略斜め逆T字状をなすように接続された束本体部21と脚部22とからなり、平行配置で隣り合う富士形トラス梁4と型鋼梁3との間に設けられる。上記束本体部21は、例えば角型鋼管からなる。そして、上記脚部22は、脚部本体221と、この脚部本体221を支持する第1接続部222および第2接続部223とからなる。また、例えば、上記第3梁間束部材2Cの脚部本体221は、上記束本体部21の下部に溶接等により固定された斜め配置の角型鋼管からなる。上記脚部本体221の両端には接続板が溶接等により固定されている。上記接続板には横方向にボルト挿通孔が形成されている。
上記第3梁間束部材2Cの上記第1接続部222および第2接続部223も、上述したように、支柱部と方形板状のフランジ部とからなる。上記脚部本体221の両端の接続板および上記支柱部の接続板を貫通して締結されたボルトとナットによって、上記脚部本体221が上記第1接続部222および第2接続部223に支持される。上記フランジ部には縦方向にボルト挿通孔が形成されており、このボルト挿通孔に通されたボルトとナットによって上記第1接続部222が上記型鋼梁3に固定され、第2接続部223が上記富士形トラス梁4の上側材41に固定される。この固定箇所は上記補強材43が上側材41に接続されている箇所である。すなわち、上記固定箇所の下方には上記上側材41に接続された上記補強材43の接続部分の全部または一部が存在する。なお、上記型鋼梁3に固定される第1接続部222については、図6に示した第2接続部143を用いることができる。また、上記第3梁間束部材2Cの斜め配置の脚部本体221は、略へ字形状に形成されていてもよい。
なお、図7においては、梁間に梁31が存在しても問題のない構造が例示されているが、このような梁31が存在する構造に限定されるものではない。
図9は屋根を平面視で表しており、上記第1梁上束部材1A、第2梁上束部材1B、第3梁上束部材1Cおよび第4梁上束部材1D、並びに上記第1梁間束部材2A、第2梁間束部材2Bおよび第3梁間束部材2Cの配置を例示している。図において、菱形マークは隅合掌および谷合掌の支持を表しており、丸マークは棟母屋およびダブル母屋の支持を表している。
図10は屋根を斜視で表しており、上記第4梁上束部材1Dと上記第2梁間束部材2Bとの配置を例示している。なお、図において、一部のトラス梁を点線で示している。また、上記第4梁上束部材1Dおよび上記第2梁間束部材2Bを太点線で表している。
図11は屋根を斜視で表しており、上記第3梁上束部材1Cと上記第1梁間束部材2Aとの配置を例示している。なお、図において、一部のトラス梁を点線で示している。また、上記第3梁上束部材1Cおよび上記第1梁間束部材2Aを太点線で表している。
上記のように、上記梁間束部材2(2A,2B,2C)が設けられていると、荷重点に対して横拘束が行われることになるため、上記富士形トラス梁4または山形トラス梁5が屋根からの荷重で面外方向に壊れようとするのを防止することができる。また、上記梁間束部材2と上記富士形トラス梁4または山形トラス梁5と母屋とが一体化されたものとなり、剛性が向上する。また、上記梁間束部材2を用いると、トラス梁間の任意の位置に束本体部を配置できる。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
2 梁間束部材(母屋受け束)
2A 第1梁間束部材
2B 第2梁間束部材
2C 第3梁間束部材
21 束本体部
22 脚部
221 脚部本体
222 第1接続部
223 第2接続部
3 型鋼梁
31 梁
4 富士形トラス梁
41 上側材
42 下側材
43 補強材
5 山形トラス梁
51 上側材
52 下側材
53 補強材
6 梁
7 柱

Claims (5)

  1. 隣り合う両方の梁が上側材と下側材の間に補強材が配置された富士型のトラス梁であり、上記隣り合う富士型のトラス梁上に母屋受け束が設けられており、上記母屋受け束の脚部は少なくとも第1接続部と第2接続部を有し、上記第1接続部は一方のトラス梁の補強材の接続部位となる上側材の箇所に固定され、上記第2接続部は他方のトラス梁の補強材の接続部位となる上側材の箇所に固定されており、
    上記第1接続部および第2接続部は、支柱部およびその側面に設けられた接続板を有しており、上記母屋受け束を支持する脚部本体が上記接続板に接続されることを特徴とする小屋組構造。
  2. 隣り合う梁の一方が上側材と下側材の間に補強材が配置された富士型のトラス梁で他方が山形のトラス梁であり、上記隣り合うトラス梁上に母屋受け束が設けられており、上記母屋受け束の脚部は少なくとも第1接続部と第2接続部を有し、上記第1接続部は富士形のトラス梁の補強材の接続部位となる上側材の箇所に固定され、上記第2接続部は山形のトラス梁の補強材の接続部位となる上側材の箇所に固定されており、
    上記第1接続部および第2接続部は、支柱部およびその側面に設けられた接続板を有しており、上記母屋受け束を支持する脚部本体が上記接続板に接続されることを特徴とする小屋組構造。
  3. 隣り合う梁の一方が上側材と下側材の間に補強材が配置されたトラス梁で他方が型鋼梁であり、上記隣り合う梁上に母屋受け束が設けられており、上記母屋受け束の脚部は少なくとも第1接続部と第2接続部を有し、上記第1接続部は上記トラス梁の補強材の接続部位となる上側材の箇所に固定され、上記第2接続部は上記型鋼梁上に固定されており、
    上記第1接続部および第2接続部は、支柱部およびその側面に設けられた接続板を有しており、上記母屋受け束を支持する脚部本体が上記接続板に接続されることを特徴とする小屋組構造。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の小屋組構造において、上記接続板には1本のボルトが挿通されるボルト挿通孔が形成されていることを特徴とする小屋組構造。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の小屋組構造において、上記接続板が上記トラス梁の延設方向にも設けられていることを特徴とする小屋組構造。
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