JP6217119B2 - 熱線式フローセンサ及び赤外線ガス分析計 - Google Patents

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本発明は、熱線式フローセンサ及び赤外線ガス分析計に関する。
従来、ガス流の中に置かれる抵抗体の抵抗値の変化によりガス流を検知するフローセンサが知られている。また、ガスに赤外線を照射することにより生じたガス流の中に置いたフローセンサによりガス流を検知し、ガス中の赤外線吸収物質を分析する赤外線ガス分析計が知られている(特許文献1,2)。
また、上述した赤外線ガス分析計のディテクタの感度を向上させる技術として、感受室内面を鏡面に仕上げることで入射赤外線の反射効率を上げる方法がある。また、フローセンサの抵抗体の温度上昇による抵抗値変化を軽減するために、抵抗基板を保持するセラミック基板のガス取入通気孔に遮光板を設けることで、感受室内面で反射した赤外線のフローセンサへの入射を排除し、ディテクタの感度をさらに向上させたものが知られている(特許文献3)。
また、従来の技術として、蛇行状に形成された発熱抵抗体を有し且つ気体の流速や流量を計測するために使用される高感度な熱型流量センサが知られている(特許文献4)。
特開2002−107298号公報 特許第3909396号公報 特開2012−93099号公報 特開平9−210748号公報
しかしながら、特許文献3では、ノイズ成分を排除してセンサの感度を向上させているが、遮光板を設けなければならず、高価なセンサとなっていた。また、特許文献4の熱型流量センサでは、センサの感度が十分ではなかった。
本発明の課題は、安価で且つ信号成分の感度を向上させることによりセンサの感度を向上させることができる熱線式フローセンサ及び赤外線ガス分析計を提供することにある。
本発明に係る熱線式フローセンサは、上記課題を解決するために、ガスが流れるためのガス流通開口部が形成された抵抗基板と、前記抵抗基板上に配置され且つ前記ガス流通開口部から流入されるガスにより抵抗値が変化することによりガスを検知する平板状の抵抗体とを有し、前記抵抗体は、前記ガス流通開口部の位置と対向する位置で且つ所定区間に亙って抵抗体表面に凹凸パターンを形成し、所定区間以外の抵抗体の幅における断面積よりも前記所定区間における抵抗体の幅における断面積を減らしたことを特徴とする。
本発明によれば、抵抗体は、ガス流通開口部の位置と対向する位置で且つ所定区間に亙って抵抗体表面に凹凸パターンを形成し、所定区間以外の抵抗体の幅における断面積よりも所定区間における抵抗体の幅における断面積を減らしたので、安価で且つ信号成分の感度を向上させることによりセンサの感度を向上させることができる熱線式フローセンサ及び赤外線ガス分析計を提供することができる。
実施例1の熱線式フローセンサの断面図である。 実施例1の熱線式フローセンサの平面図である。 実施例1の赤外線ガス分析計の検出回路の構成を示す図である。 実施例1の熱線式フローセンサに設けられた下流(上流)櫛形抵抗体の拡大図である。 実施例1の熱線式フローセンサに設けられた下流(上流)櫛形抵抗体の変形例を示す図である。 実施例1の熱線式フローセンサに設けられた下流(上流)抵抗基板の製作処理を示す図である。 実施例1の熱線式フローセンサに設けられた下流(上流)抵抗基板の作製処理のフローチャートである。 実施例1の熱線式フローセンサに設けられたレジストのパターンを示す図である。 実施例2の熱線式フローセンサに設けられたガス流通開口部を亙る下流(上流)櫛形抵抗体の側面図である。 実施例2の熱線式フローセンサに設けられた下流(上流)抵抗基板の作製処理を示す図である。 実施例2の熱線式フローセンサに設けられた下流(上流)抵抗基板の作製処理のフローチャートである。
以下、本発明の熱線式フローセンサ及び赤外線ガス分析計の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、実施例1の熱線式フローセンサの断面図である。図2は、実施例1の熱線式フローセンサの平面図である。なお、図1に示す断面図は、図2のA−A´間の断面を示す図である。
図1に示す実施例1の熱線式フローセンサは、下流抵抗基板1、上流抵抗基板2、絶縁基板からなる絶縁性土台4とを有している。上流抵抗基板2は、下流抵抗基板1と絶縁性土台4とで挟まれている。上流抵抗基板2と下流抵抗基板1との間、及び上流抵抗基板2と絶縁性土台4とは、接着材3により固定されている。
下流抵抗基板1には、略中央部分にガスが流れるための下流ガス流通開口部1aが形成されている。下流抵抗基板1上には、下流ガス流通開口部1aから流入されるガスにより抵抗値が変化することによりガスを検知する下流櫛形抵抗体1bが配置されている。下流櫛形抵抗体1bは、下流ガス流通開口部1aの位置と対向する位置で且つ所定区間に亙って抵抗体表面に凹凸パターンを形成している。
上流抵抗基板2には、略中央部分にガスが流れるための上流ガス流通開口部2aが形成されている。上流抵抗基板2上には、上流ガス流通開口部2aから流入されるガスにより抵抗値が変化することによりガスを検知する上流櫛形抵抗体2bが形成されている。上流櫛形抵抗体2bは、上流ガス流通開口部2aの位置と対向する位置で且つ所定区間に亙って抵抗体表面に凹凸パターンを形成している。
下流(上流)抵抗基板1,2に使用される材料としては、感光性ガラスやシリコン基板、セラミック基板を例示できる。下流(上流)櫛形抵抗体1b(2b)には、抵抗値の温度変化が大きい導電性金属(例えば、ニッケル、白金)が使用される。
絶縁性土台4には略中央部分に、ガスを取り入れるためのガス取入開口部4aが形成されている。ガスは、上流側から下流側へ流れるようになっていて、ガス取入開口部4aから上流ガス流通開口部2aを介して下流ガス流通開口部1aに流れる。
ガス取入開口部4aの開口径は、上流ガス流通開口部2aの開口径および下流ガス流通開口部1aの開口径よりも小径である。ガス取入開口部4aは、流通するガスが上流櫛形抵抗体2bおよび下流櫛形抵抗体1bの中央付近に形成された微細構造の凹凸パターンを通るように配置されている。
このため、上流櫛形抵抗体2bおよび下流櫛形抵抗体1bの最も発熱する凹凸パターンの領域をガスが流通し、上流櫛形抵抗体2bおよび下流櫛形抵抗体1bとガスとの熱交換が行われるので、上流櫛形抵抗体2bおよび下流櫛形抵抗体1bから下流(上流)抵抗基板1,2への熱の逃げを軽減することができる。
(赤外線ガス分析計の検出回路)
次に、赤外線ガス分析計の検出回路の構成を図3を参照して説明する。図3に示す検出回路は、上流櫛形抵抗体2bの一端と下流櫛形抵抗体1bの一端とを接続し、下流櫛形抵抗体1bの他端と第1抵抗器R1の一端とを接続し、第1抵抗器R1の他端と第2抵抗器R2の一端とを接続し、第2抵抗器R2の他端と上流櫛形抵抗体2bの他端を接続して、ブリッジ回路を構成する。上流櫛形抵抗体2bと下流櫛形抵抗体1bとで熱線式フローセンサ10を構成する。
第1抵抗器R1の他端と第2抵抗器R2の一端とが接続された接続点bと、上流櫛形抵抗体2bの一端と下流櫛形抵抗体1bの一端とが接続された接続点dの間には基準電圧Vccが印加される。下流櫛形抵抗体1bの他端と第1抵抗器R1の一端とが接続された接続点aと、第2抵抗器R2の他端と上流櫛形抵抗体2bの他端とが接続された接続点cの間から出力が取り出される。
次に、図4を参照して、下流(上流)櫛形抵抗体の詳細について説明する。上流ガス流通開口部2aの上面部分には、上流櫛形抵抗体2bとして、長さ、幅、深さが例えば、1000μm、10μm、4μmからなる抵抗線6が20本配列されている。なお、図4では、抵抗線6は、2本のみを示している。
図4に示すように、各抵抗線6の中央部分に対して、幅3.5μm、長さ1.5μm程度の凹部5a,5bが1.5μm等間隔で166個形成されている。即ち、下流(上流)櫛形抵抗体1b(2b)は、図4に示すように、抵抗線6の所定区間に亙って抵抗体表面に凹凸パターン(凹部5a,5b)を形成し、所定区間以外の抵抗体の幅における断面積よりも所定区間における抵抗体の幅における断面積を減らしている。
なお、上流櫛形抵抗体2bの側面には、微細構造の凹凸の代わりに、矩形又は楔形の切欠きを形成しても良い。
凹部5a,5bが形成されている抵抗線6の表面積は、以下のようになる。まず、抵抗体の表面積を計算する。ガスとの熱交換領域(実効有感領域)が中心から±400μm程度であるとする。凹部5a,5bを形成した時の表面積は、
10μm×800μm−凹部形成により減少した表面積;1.5μm×3.5μm×凹部の数:166×2=6257μm
全体の表面積は、
6257μm×2+7848μm×2=28210μm
凹部5a,5bを未形成時の表面積は、
10μm×800μm×2+4μm×800μm×2=22400μm
従って、凹部5a,5bを形成した時の表面積は、凹部5a,5bを形成しない時の表面積よりも25%程度大きくなる。
従って、上流櫛形抵抗体2bの表面積が増加することで開口部を流通するガスとの接触面積が増加し、熱交換効率が上昇し、センサの感度を向上させることができる。また、凹部5a,5bを形成した部分の抵抗値が凹部5a,5bを形成しない部分の抵抗値よりも大きくなるため、発熱領域が凹部5a,5bの領域に集中し、抵抗体からガラスへの熱の逃げが軽減され、フローセンサの感度を向上させることができる。
また、抵抗線6の左端側に形成された各々の凹部5aと抵抗線6の右端側に形成された各々の凹部5bとが左右交互に配置されている。即ち、抵抗線6の左端側に凹部5aが形成されている場合には、その位置に対応する抵抗線6の右端側には凹部5bは形成されていない。抵抗線6の右端側に凹部5bが形成されている場合には、その位置に対応する抵抗線6の左端側には凹部5aは形成されていない。即ち、凹部5aと凹部5bとが左右交互に設けられた区間においては抵抗線6の断面積が均一で抵抗値も等しくなるので、特に、均一な温度分布が得られる。
また、下流櫛形抵抗体1bの表面及び側面にも、上流櫛形抵抗体2bと同様に、図1及び図2に示すように、下流ガス流通開口部1aの上面部分の中央付近において微細構造の凹凸が形成されている。従って、抵抗体からガラスへの熱の逃げが軽減され、フローセンサの感度を向上させることができる。
図5は、実施例1の熱線式フローセンサに設けられた下流(上流)櫛形抵抗体の変形例を示す図である。図5(a)に示す下流(上流)櫛形抵抗体1Ab(1Bb)は、凹部6a,6bが左右交互に配置されるとともに、凹部6a,6bの溝の深さが大きくなっている。このため、抵抗値がさらに大きくなり、発熱がさらに大きくなるので、その効果がさらに大となる。図5(b)に示すように、下流(上流)櫛形抵抗体1Cb(1Db)の所定区間にV溝部7を形成しても実施例1の熱線式フローセンサの効果と同様な効果が得られる。
図6は、実施例1の熱線式フローセンサに設けられた下流(上流)抵抗基板の作製処理を示す図である。図7は、実施例1の熱線式フローセンサに設けられた下流(上流)抵抗基板の作製処理のフローチャートである。
図6及び図7を参照しながら、下流(上流)抵抗基板の作製処理について説明する。
まず、図6(a)に示すように、感光性ガラス11を用意し(ステップS11)、図6(b)に示すように、感光性ガラス11に紫外線を照射して、抵抗基板1(2)のパターンを作成する(ステップS12)。
次に、図6(c)に示すように、パターンが生成された抵抗基板1(2)の表面に、抵抗体材料である例えばニッケル12をスパッタにより成膜する(ステップS13)。ニッケル12の厚みは、例えば4μmとする。
次に、図6(d)に示すように、ニッケル12が成膜された抵抗基板1(2)にレジスト13を塗布し(ステップS14)、図6(e)に示すように、抵抗体のパターンを生成する(ステップS15)。
次に、図6(f)に示すように、抵抗基板1(2)のニッケル12をエッチングし、レジスト13を除去する(ステップS16)。これにより、図8に示すような、レジストパターンを有するニッケル面が作製される。さらに、図6(g)に示すように、ガラスをフッ酸によりエッチングすることにより下流(上流)抵抗基板が作製される(ステップS17)。
このように実施例1の熱線式フローセンサによれば、抵抗体の表面又は側面に凹凸を形成することにより、抵抗体とガスとの接触面積が増加し、熱交換効率が従来のものよりも良好となり、フローセンサの感度を向上することができる。また、従来のように、遮光板を用いていないため、安価なフローセンサを提供することができる。
また、抵抗体の断面積を所定区間、中央付近について減らすことにより、抵抗値が周辺の抵抗値よりも大きくなり、発熱領域が中央付近に集中する。このため、抵抗体からガラスへの熱の逃げが軽減され、フローセンサの感度を向上させることができる。
また、電流が抵抗線6をジグザグ状に流れるので、抵抗値が大きくなるため、より多くの熱が発生し、抵抗体からガラス基板への熱の逃げを軽減することできる。
図9は、実施例2の熱線式フローセンサに設けられたガス流通開口部を亙る下流(上流)櫛形抵抗体の側面図である。図9に示す実施例2では、下流(上流)抵抗基板1(2)の略中央部分に形成されたガス流通開口部15の上部に下流(上流)櫛形抵抗体14が形成されている。
この下流(上流)櫛形抵抗体14の表面(上面)には、ガス流通開口部15の位置に対応した位置に凹凸パターンが形成されている。即ち、凹部8aが形成されている。また、下流(上流)櫛形抵抗体14の裏面(下面)には、ガス流通開口部15の位置に対応した位置に凹凸パターンが形成されている。即ち、凹部8bが形成されている。凹部8aと凹部8bとは、表面裏面(上面下面)交互に形成されている。
図10は、実施例2の熱線式フローセンサに設けられた下流(上流)抵抗基板の作製処理を示す図である。図11は、実施例2の熱線式フローセンサに設けられた下流(上流)抵抗基板の作製処理のフローチャートである。
図10及び図11を参照しながら、下流(上流)抵抗基板の作製処理について説明する。
まず、図11(a)に示すように、感光性ガラス11を用意し(ステップS21)、図11(b)に示すように、感光性ガラス11に紫外線を照射して、抵抗基板1(2)のパターンを作成する(ステップS22)。
次に、図11(c)に示すように、パターンが生成された抵抗基板1(2)の表面にレジスト13aを塗布し、抵抗基板1(2)の表面の凹凸パターンを生成する(ステップS23)。
次に、図11(d)に示すように、レジスト13aにより凹凸パターンが生成された抵抗基板1(2)をエッチングして数μm程度の深さの凹構造を作製する(ステップS24)。
次に、図11(e)に示すように、レジスト13aを除去する(ステップS25)。さらに、図11(f)に示すように、レジスト13aが除去され凹構造が作製された抵抗基板1(2)の表面に、抵抗体材料である例えばニッケル12をスパッタにより成膜する(ステップS26)。ニッケル12の厚みは、例えば4μmとする。
次に、図11(g)に示すように、ニッケル12が成膜された抵抗基板1(2)にレジスト13bを塗布し(ステップS27)、図11(h)に示すように、抵抗体のパターンを生成する(ステップS28)。
次に、図11(i)に示すように、抵抗基板1(2)のニッケル12をエッチングし、レジスト13bを除去する(ステップS29)。これにより、ニッケル12の抵抗パターンが作製される。さらに、図11(j)に示すように、ガラスをフッ酸によりエッチングすることにより下流(上流)抵抗基板が作製される(ステップS30)。
このように実施例2の熱線式フローセンサによれば、実施例1の熱線式フローセンサの効果と同様な効果が得られる。
なお、本発明は、実施例1及び実施例2の熱線式フローセンサに限定されるものではない。例えば、実施例1の熱線式フローセンサと実施例2の熱線式フローセンサとを組み合わせて良い。
本発明に係る熱線式フローセンサ及び赤外線ガス分析計は、ガス分析装置に利用可能である。
1 下流抵抗基板
1a 下流ガス流通開口部
1b 下流櫛形抵抗体
2 上流抵抗基板
2a 上流ガス流通開口部
2b 上流櫛形抵抗体
3 接着剤
4 絶縁性土台
4a ガス取入開口部
5a,5b,6a,6b,8a,8b 凹部
6 抵抗線
7 V溝部
10 熱線式フローセンサ
11 感光性ガラス
12 ニッケル
13,13a,13b レジスト
14 下流(上流)櫛形抵抗体
15 ガス流通開口部

Claims (6)

  1. ガスが流れるためのガス流通開口部が形成された抵抗基板と、
    前記抵抗基板上に配置され且つ前記ガス流通開口部から流入されるガスにより抵抗値が変化することによりガスを検知する平板状の抵抗体とを有し、
    前記抵抗体は、前記ガス流通開口部の位置と対向する位置で且つ所定区間に亙って抵抗体表面に凹凸パターンを形成し、所定区間以外の抵抗体の幅における断面積よりも前記所定区間における抵抗体の幅における断面積を減らしたことを特徴とする熱線式フローセンサ。
  2. 前記抵抗体の凹凸パターンは、前記抵抗体表面の左右に形成され且つ凹部が左右交互に形成されていることを特徴とする請求項1記載の熱線式フローセンサ。
  3. 前記抵抗体の凹凸パターンは、抵抗体側面に凹部を形成してなることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の熱線式フローセンサ。
  4. 前記抵抗体の凹凸パターンは、前記抵抗体の表面と裏面とに形成され且つ凹部が前記表面と前記裏面とに交互に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の熱線式フローセンサ。
  5. 前記抵抗基板を保持し且つ前記ガス流通開口部の位置と対向する位置に設けられるとともに前記ガス流通開口部の開口径よりも小径のガス取入開口部が形成された絶縁基板を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の熱線式フローセンサ。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の熱線式フローセンサを有する
    ことを赤外線ガス分析計。
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