JP6217115B2 - 演算増幅回路 - Google Patents

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Description

本発明は、同相入力電圧範囲が広く、且つオフセット電圧を低く抑えた演算増幅回路に関する。
近時、駆動電源の単一極性化と電源電圧Vddの低電圧化に伴い、入力電圧範囲を略電源電圧幅(GND〜Vdd)まで拡げたレール・トゥ・レール入力型の演算増幅回路が注目されている。また、例えばMOS-FETからなる入力差動回路(MOS差動対)にカスコード増幅回路を並列接続して利得(ゲイン)を高めることも行われている。更には前記MOS差動対を構成する一対のMOS-FET間の電流アンバランスを補正(トリミング)して該MOS差動対間のオフセット電圧を打ち消すことも行われている。
図3はオフセット電圧トリミング回路を備えた従来のP-MOS入力折り返しカスコード型の演算増幅回路の一例を示す概略構成図である。図3においてAは一対の電圧入力端子INP,INMに加えられる同相入力電圧を差動増幅するP-MOS差動対であり、BはこのP-MOS差動対Aに対するバイアス用電流源である。前記P-MOS差動対Aは、一対のPチャネル型のMOS-FET(以下、P-MOSと略記する)1a,1bにより構成され、また前記バイアス用電流源Bはゲート接地されたP-MOS2にて構成される。
また前記P-MOS差動対Aに対する入力折り返し型のカスコード回路Cは、前記P-MOS1a,1bの各ドレインにソースをそれぞれ接続したNチャネル型のMOS-FET(以下、N-MOSと略記する)3a,3bからなるN-MOSカスコード増幅段と、該N-MOS3a,3bの各ドレインにカスコード接続された一対のP-MOS4a,4bとからなるP-MOSカスコード増幅段とにより構成されている。また前記P-MOS4a,4bのソースにそれぞれ接続されて前記P-MOSカスコード増幅段の負荷をなす、カレント・ミラー回路を形成した一対のP-MOS5a,5bは、前記カスコード回路Cを介して前記P-MOS差動対Aに作用する能動負荷Dである。この能動負荷Dを直列に接続した前記カスコード回路Cはゲート接地増幅回路を形成し、出力抵抗を高めて当該演算増幅回路の利得を高くする役割を担う。
一方、並列に設けられて前記P-MOS1a,1bの各ドレインおよび前記N-MOS3a,3bの各ソースにスイッチ回路Eを介して接続されたN-MOS6a〜6fは、前記N-MOS3a,3bからなる前記N-MOSカスコード増幅段の負荷をなすと共に、前記P-MOS差動対Aおよび前記カスコード回路Cに対する電流源Fを構成している。ちなみに前記スイッチ回路Eは、前記N-MOS6a〜6fの各ドレインにそれぞれ直列接続されたスイッチ7a〜7fを備える。これらのスイッチ7a〜7fは、選択的なオン・オフによって前記P-MOS差動対Aおよび前記カスコード回路Cに前記電流源Fを選択的に接続する役割を担う。従って前記スイッチ回路Eおよび前記電流源Fは、前記MOS差動対Aを構成する前記P-MOS1a,1bからそれぞれ引き抜く電流を調整し、これによって該P-MOS1a,1b間の電流アンバランスを補正(トリミング)するオフセット電圧調整回路(電流トリミング回路)としての役割を担う。
ちなみに前記P-MOS差動対Aを構成する前記P-MOS1a,1bや前記能動負荷を構成する前記P-MOS5a,5bに特性の不揃いがあると、これに起因して前記P-MOS1a,1bに流れる電流にアンバランスが生じる。するとこの電流アンバランスに伴って出力電圧が変化し、上記電流アンバランスを解消するように前記P-MOS差動対Aに出力電圧がフィードバックされる。この結果、前記P-MOS1a,1bに印加される電圧に差が生じ、前記電流アンバランスが解消された状態で安定する。
このとき前記P-MOS1a,1bに加わる電圧差が前記出力電圧に重畳するオフセット電圧として生じる。前述したスイッチ回路Eによる電流調整は、前記P-MOS1a,1b間の電流アンバランスを補正(トリミング)することで前記オフセット電圧をキャンセルする役割を担う。このような演算増幅回路におけるオフセット電圧のトリミングの手法については、例えば特許文献1等に詳しく紹介される通りである。
一方、図4は従来のレール・トゥ・レール入力折り返しカスコード型の演算増幅回路の一例を示す概略構成図である。この演算増幅回路は、図3に示した構成の演算増幅回路に加えて、更に前記P-MOS差動対Aに対して並列に設けられた一対のN-MOS-FET8a,8bからなるN-MOS差動対Gを備える。ちなみに上記一対のN-MOS-FET8a,8bの各ドレインは、前記カスコード回路Cにおける前記一対のP-MOS4a,4bの各ソースにそれぞれ接続される。また図中Hは上記N-MOS差動対Gに対するバイアス用電流源であり、該バイアス用電流源Hはベース接地されたN-MOS9により構成される。
尚、図4に示す演算増幅回路は、前記P-MOS差動対Aおよび前記N-MOS差動対Gに対するオフセット電圧調整用の電流トリミング回路(スイッチ回路E)は備えていない。従って前記P-MOS差動対Aに対する前記電流源Faは前記一対のN-MOS6a,6bだけにより構成され、電流アンバランスの調整に用いた前述したN-MOS6c〜6fも備えていない。またこの演算増幅回路においては、前記P-MOS差動対Aに対する前記能動負荷D(P-MOS5a,5b)は、前記N-MOS差動対Gに対する電流源として作用し、また前記P-MOS差動対Aに対する前記電流源Fa(N-MOS6a,6b)は、前記N-MOS差動対Gに対する能動負荷として作用する。
このように前記P-MOS差動対Aおよび前記N-MOS差動対Gを並列に備えて構成される演算増幅回路は、接地電位GNDから電源電圧Vddまでの入力電圧範囲において、前記P-MOS差動対Aおよび前記N-MOS差動対Gのどちらか一方が正常に動作する。この結果、略電源電圧幅(GND〜Vdd)の入力電圧範囲を得ることができ、レール・トゥ・レール入力型の演算増幅回路と称される。
このようなレール・トゥ・レール入力型の演算増幅回路について、例えば非特許文献1等に詳しく紹介される通りである。
特表2008−544727号公報
谷口研二著 「LSI設計のためのCMOSアナログ回路入門」第1版、CQ出版、2004年12月、p200−204
ところで図4に示すようなレール・トゥ・レール型の演算増幅回路において、例えば図3に示す演算増幅回路に見られるように、前記電流源Fにより前記P-MOS差動対(P-MOS1a,1b)Aに流れる電流をトリミングすると、これに伴って前記N-MOS差動対(N-MOS8a,8b)Gにオフセット電圧が発生することが否めない。そして前記N-MOS差動対(N-MOS8a,8b)Gにオフセット電圧をキャンセルしようとすると、今度は前記P-MOS差動対(P-MOS1a,1b)Aにオフセット電圧が生じる。この為、前記P-MOS差動対(P-MOS1a,1b)Aおよび前記N-MOS差動対(N-MOS8a,8b)Gのオフセット電圧を共にキャンセルすることができないと言う、相反する問題が生じる。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、その目的は、並列に設けられて一対の電圧入力端子に接続されたP-MOS差動対およびN-MOS差動対を備えて構成されたレール・トゥ・レール型の演算増幅回路において、前記P-MOS差動対および前記N-MOS差動対にそれぞれ生じるオフセット電圧を各別にキャンセルすることのできる演算増幅回路を提供することにある。
上述した目的を達成するべく本発明に係る演算増幅回路は、
一対の電圧入力端子にそれぞれ接続された一対のNチャネル型MOS-FETからなるN-MOS差動対と、
このN-MOS差動対に接続されたN-MOS差動対用能動負荷およびN-MOS差動対用電流源と、
前記一対の電圧入力端子にそれぞれ接続された一対のPチャネル型MOS-FETからなるP-MOS差動対と、
このP-MOS差動対に接続されたP-MOS差動対用能動負荷およびP-MOS差動対用電流源とを備えたレール・トゥ・レール型の演算増幅回路であって、
特に前記一対の電圧入力端子に加えられる同相入力電圧が前記N-MOS差動対および前記P-MOS差動対を駆動する電源電圧の[1/2]よりも高いときにはHレベルの出力を得、低いときにはLレベルの出力を得るコンパレータと、
このコンパレータの出力がHレベルのときにだけ前記N-MOS差動対用能動負荷およびN-MOS差動対用電流源に電流を流すと共に、前記N-MOS差動対を動作させるN-MOS差動対用スイッチと、
前記コンパレータの出力がLレベルのときにだけ前記P-MOS差動対用能動負荷およびP-MOS差動対用電流源に電流を流すと共に、前記P-MOS差動対を動作させるP-MOS差動対用スイッチと、
前記N-MOS差動対用電流源の駆動能力を調整して前記N-MOS差動対の動作時におけるオフセット電圧を最小にするN-MOS差動対用トリミング手段と、
前記P-MOS差動対用電流源の駆動能力を調整して前記P-MOS差動対の動作時におけるオフセット電圧を最小にするP-MOS差動対用トリミング手段と
を具備したことを特徴としている。
即ち、本発明は、レール・トゥ・レール型の演算増幅回路において、前記N-MOS差動対および前記P-MOS差動対への同相入力電圧が電源電圧の[1/2]より高いか低いかを判定して前記N-MOS差動対および前記P-MOS差動対を択一的に動作させる比較器を備えると共に、前記N-MOS差動対および前記P-MOS差動対に対する能動負荷と電流源とを別々に設け、更に前記各電流源の駆動能力を調整するトリミング手段も別々に設けたことを特徴としている。
ちなみに前記N-MOS差動対用スイッチは、前記N-MOS差動対用能動負荷に電流を流すN-MOS能動負荷用スイッチと、前記N-MOS差動対用電流源に流す電流を調整するN-MOS電流源用スイッチと、前記N-MOS差動対を動作させるN-MOS差動対オン・オフ用スイッチとからなる。また前記P-MOS差動対用スイッチは、前記P-MOS差動対用能動負荷に電流を流すP-MOS能動負荷用スイッチと、前記P-MOS差動対用電流源に流す電流を調整するP-MOS電流源用スイッチと、前記P-MOS差動対を動作させるP-MOS差動対オン・オフ用スイッチとからなる。
具体的には前記N-MOS能動負荷用スイッチ、前記N-MOS電流源用スイッチ、および前記N-MOS差動対オン・オフ用スイッチは、それぞれNチャネル型MOS-FETからなる。また前記P-MOS能動負荷用スイッチ、前記P-MOS電流源用スイッチ、および前記P-MOS差動対オン・オフ用スイッチは、それぞれPチャネル型MOS-FETからなる。
更に前記N-MOS差動対用電流源は、好ましくは並列に設けられた複数のPチャネル型MOS-FETとして構成され、前記N-MOS電流源用スイッチは前記N-MOS差動対用電流源を構成する前記複数のPチャネル型MOS-FETにそれぞれ直列に接続された複数のPチャネル型MOS-FETにより構成される。そして前記N-MOS差動対用トリミング手段は、前記N-MOS電流源用スイッチを構成する前記複数のPチャネル型MOS-FETを選択的に導通駆動するオン・オフ制御手段として実現される。
また前記P-MOS差動対用電流源は、好ましくは並列に設けられた複数のNチャネル型MOS-FETとして構成され、前記P-MOS電流源用スイッチは前記P-MOS差動対用電流源を構成する前記複数のNチャネル型MOS-FETにそれぞれ直列に接続された複数のNチャネル型MOS-FETにより構成される。そして前記P-MOS差動対用トリミング手段は、前記P-MOS電流源用スイッチを構成する前記複数のNチャネル型MOS-FETを選択的に導通駆動するオン・オフ制御手段として実現される。
好ましくは前記コンパレータは、ヒステリシス特性を有するものである。
また本発明に係る演算増幅回路は、好ましくは上述した構成に加えて、更にカスコード接続され、前記N-MOS差動対およびP-MOS差動対にそれぞれ並列接続されて出力抵抗を高くする一対のNチャネル型MOS-FETからなるN-MOSカスコード増幅段および一対のPチャネル型MOS-FETからなるP-MOSカスコード増幅段とにより構成された、入力折り返し型のカスコード回路を備えて構成される。
上記構成の演算増幅回路によれば、一対の電圧入力端子から前記N-MOS差動対およびP-MOS差動対に加えられる同相入力電圧が、電源電圧の[1/2]より高いか低いかを前記比較器において判定する。そして前記同相入力電圧が電源電圧の[1/2]より高い場合には前記N-MOS差動対用能動負荷およびN-MOS差動対用電流源に電流を流すことで前記N-MOS差動対だけを動作させる。逆に前記同相入力電圧が電源電圧の[1/2]より低い場合には前記P-MOS差動対用能動負荷およびP-MOS差動対用電流源に電流を流すことで前記P-MOS差動対だけを動作させる。
その上で前記N-MOS差動対に対して前記N-MOS差動対用電流源の駆動能力を調整して前記N-MOS差動対の動作時におけるオフセット電圧を最小にし、また前記P-MOS差動対に対して前記P-MOS差動対用電流源の駆動能力を調整して前記P-MOS差動対の動作時におけるオフセット電圧を最小にする。即ち、同相入力電圧のレベルに応じて前記N-MOS差動対および前記P-MOS差動対の一方だけを動作させ、前記N-MOS差動対および前記P-MOS差動対のそれぞれに対して別々にそのオフセット電圧を調整することができる。
従って従来のように前記N-MOS差動対および前記P-MOS差動対に対するオフセット電圧の調整が互いに干渉し合うことがなく、出力電圧のオフセットを確実に打ち消すことが可能となる。よって前記N-MOS差動対および前記P-MOS差動対を備えてレール・トゥ・レール型の演算増幅回路を構成したことと相俟って、同相入力電圧範囲を広く設定すると共に、そのオフセット電圧を低く抑えることが可能となる。更には従来一般的な入力折り返し型の演算増幅回路において必要としていた相互コンダクタンスgmを一定化する回路機能、いわゆる定gm回路等が不要となり、実用上多大なる効果が奏せられる。
本発明の一実施形態に係る演算増幅回路の概略構成図。 同相入力電圧に対するN-MOS差動対およびP-MOS差動対の動作範囲を示す図。 オフセット電圧トリミング回路を備えた従来のP-MOS入力折り返しカスコード型の演算増幅回路の一例を示す概略構成図。 従来のレール・トゥ・レール入力折り返しカスコード型の演算増幅回路の一例を示す概略構成図。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態に係る演算増幅回路について説明する。
図1は実施形態に係るオフセット電圧トリミング回路を備えたレール・トゥ・レール入力折り返しカスコード型の演算増幅回路の概略構成図である。尚、図3および図4に示した従来の演算増幅回路と同一部分には同一符号を付して示し、重複する説明については省略する。
この演算増幅回路が特徴とするところは、概略的には前記N-MOS差動対Gおよび前記P-MOS差動対Aに対する能動負荷、電流源、および該電流源の駆動能力を調整するトリミング手段を別々に設けると共に、同相入力電圧が電源電圧Vddの[1/2]より高いか低いかを判定して前記N-MOS差動対Gと前記P-MOS差動対Aとを択一的に動作させるように構成した点にある。
即ち、図1に示すようにこの実施形態においては、前記P-MOS差動対Aに対する能動負荷として作用すると共に、前記N-MOS差動対Gに対する電流源として作用する前記一対のP-MOS5a,5bを、前記P-MOS差動対Aに対する専用のP-MOS差動対用能動負荷Daとして用いる。また前記P-MOS2からなるバイアス用電流源Bを、前記P-MOS差動対Aに対する主たる電流源とする。そして前記P-MOS差動対AのP-MOS差動対用電流源Fbとして、前記一対のN-MOS6a,6bとそれぞれ並列に接続された複数のN-MOS6c〜6fを用いる。即ち、前記N-MOS6aに対して並列に設けたN-MOS6c,6d、および前記N-MOS6bに対して並列に設けたN-MOS6e,6fを前記P-MOS差動対Aに対する電流トリミング用のP-MOS差動対用電流源Fbとする。
また前記P-MOS差動対Aに対する電流源として作用すると共に、前記N-MOS差動対Gに対する能動負荷として作用する前記一対のN-MOS6a,6b、前記N-MOS差動対Gに対する専用のN-MOS差動対用能動負荷Faとして用いる。また前記N-MOS9からなるN-MOSバイアス用電流源Hを、前記N-MOS差動対Gに対する主たる電流源とする。そして前記N-MOS差動対Gに対する電流トリミング用のN-MOS差動対用電流源Dbとして、新たに複数のP-MOS5c〜5fを前記一対のP-MOS5a,5bとそれぞれ並列に設ける。即ち、前記P-MOS5aに対して新たにP-MOS5c,5dを並列に設けると共に、前記P-MOS5bに対して新たにP-MOS5e,5fを並列に設ける。
その上で前記一対のN-MOS7a,7bを、前記N-MOS差動対Gに前記N-MOS差動対用能動負荷(N-MOS6a,6b)Faを選択的に接続する為のN-MOS能動負荷用スイッチEaとして用いる。また前記一対のN-MOS7a,7bに対してそれぞれ並列に設けた複数のN-MOS7c〜7fを、前記P-MOS差動対Aに前記P-MOS差動対用電流源(N-MOS6c〜6f)Fbを選択的に接続する為のP-MOS電流源用スイッチ(P-MOS差動対用トリミング手段)Ebとして用いる。
また前記P-MOS差動対Aに前記P-MOS差動対用能動負荷(P-MOS5a,5b)Daを選択的に接続する為のP-MOS能動負荷用スイッチIaとして、前記P-MOS差動対Aと前記P-MOS差動対用能動負荷(P-MOS5a,5b)Daとの間に新たにP-MOS10a,10bを介装する。そして前記N-MOS差動対Gに前記N-MOS差動対電流源(P-MOS5c〜5f)Dbを選択的に接続する為のN-MOS電流源用スイッチIbとして、前記N-MOS差動対Gに対する前記カスコード回路Cと前記電流源(P-MOS5c〜5f)Dbとの間に新たにP-MOS10c〜10fをそれぞれ介装する。
更には前記P-MOS差動対Aと前述したP-MOSバイアス用電流源(P-MOS2)Bとの間に、該P-MOS差動対Aを選択的に動作させる為のP-MOS差動対オン・オフ用スイッチJとしてP-MOS11を介装する。また前記N-MOS差動対Gと前述したN-MOSバイアス用電流源(N-MOS9)Hとの間に、該N-MOS差動対Gを選択的に動作させるためのN-MOS差動対オン・オフ用スイッチKとしてN-MOS12を介装する。
要すれば前記P-MOS差動対Aに対して、P-MOS差動対オン・オフ用スイッチ(P-MOS11)Jを介して前記P-MOS差動対バイアス用電流源(P-MOS2)Bを設けると共に、前記P-MOS能動負荷用スイッチ(P-MOS10a,10b)Iaを介して前記P-MOS能動負荷(P-MOS5a,5b)Daを設ける。また前記P-MOS差動対Aに対して、前記P-MOS電流源用スイッチ(N-MOS7c〜7f)Ebを介して前記P-MOS差動対用電流源(P-MOS6c〜6f)Fbを設ける。
同様に前記N-MOS差動対Gに対しては、N-MOS差動対オン・オフ用スイッチ(N-MOS12)Kを介して前記N-MOS差動対バイアス用電流源(N-MOS9)Hを設けると共に、前記N-MOS能動負荷用スイッチ(N-MOS7a,7b)Eaを介して前記N-MOS能動負荷(N-MOS6a,6b)Faを設ける。また前記N-MOS差動対Gに対して、前記N-MOS電流源用スイッチ(P-MOS10c〜10f)Ibを介して前記N-MOS差動対用電流源(P-MOS5c〜5f)Dbを設ける。
またこの演算増幅回路においては、更に上述した構成に加えて前記P-MOS差動対Aおよび前記N-MOS差動対Gに並列に加えられる同相入力電圧、例えば前記電圧入力端子INPに加えられる入力電圧Vin(+)が前記電源電圧Vddの[1/2]よりも高いときにはHレベルの出力を得、低いときにはLレベルの出力を得るコンパレータXが設けられる。このコンパレータXは、例えば論理閾値が前記電源電圧Vddの略[1/2]の論理反転回路(ノット回路)14a,14bを2段直列に接続して実現される。
尚、前記コンパレータXを、前記入力電圧Vin(+)と予め設定した基準電圧Vref(=Vdd/2)と比較し、その比較結果に応じて出力をHレベルまたはLレベルに反転する比較回路を用いて実現することも可能である。この際、前記比較回路に与える前記基準電圧Vrefとしては、必ずしも正確に前記電源電圧Vddの[1/2]に設定する必要はなく、前記電源電圧Vddの略[1/2]であれば十分である。
そして前記入力電圧Vin(+)が前記電源電圧Vddの[1/2]よりも高いときには、前記コンパレータXの出力(Hレベル)を用いて、前記N-MOS差動対オン・オフ用スイッチ(N-MOS12)K、および前記N-MOS能動負荷用スイッチ(N-MOS7a,7b)Eaをそれぞれオン駆動する。同時にN-MOS用スイッチ選択回路(N-MOS差動対用トリミング手段)Yを介して前記N-MOS電流源用スイッチ(P-MOS10c〜10f)Ibを選択的にオン駆動する。これによって前記N-MOS差動対Gに、前記N-MOS差動対用バイアス用電流源H、および前記N-MOS差動対用電流源Dbがそれぞれ接続される。同時に前記P-MOS差動対Aおよび前記N-MOS差動対G(前記カスコード回路C)に、前記N-MOS差動対用能動負荷Faが接続されて前記N-MOS差動対Gが動作する。
尚、前記N-MOS用スイッチ選択回路Yは、前記コンパレータXの出力がHレベルのとき、電流トリミング制御信号T1〜T4を前記N-MOS電流源用スイッチIbにおける前記P-MOS10c〜10fの各ゲートにそれぞれ印加して該P-MOS10c〜10fを選択的にオン(導通)させるナンド回路15a〜15dからなる。従って前記電流トリミング制御信号T1〜T4に応じて、前記N-MOS差動対Gを構成した一対のN-MOS8a,8bにそれぞれ流し込む電流が設定され、ここに前記N-MOS差動対Gに対する電流トリミングが行われる。
逆に前記入力電圧Vin(+)が前記電源電圧Vddの[1/2]よりも低いときには、前記コンパレータXの出力(Lレベル)を用いて、前記P-MOS差動対オン・オフ用スイッチ(P-MOS11)J、および前記P-MOS能動負荷用スイッチ(P-MOS10a,10b)Iaをそれぞれオン駆動する。同時にP-MOS用スイッチ選択回路(P-MOS差動対用トリミング手段)Zを介して前記P-MOS電流源用スイッチ(N-MOS7c〜7f)Ebを選択的にオン駆動する。これによって前記P-MOS差動対Aに、前記P-MOS差動対用バイアス用電流源B、および前記P-MOS差動対用電流源Fbがそれぞれ接続される。同時に前記P-MOS差動対Aおよび前記N-MOS差動対G(前記カスコード回路C)に、前記P-MOS差動対用能動負荷Daが接続されて前記P-MOS差動対Aが動作する。
尚、前記P-MOS用スイッチ選択回路Zは、前記コンパレータXの出力がLレベルのとき、電流トリミング制御信号T5〜T8を前記P-MOS電流源用スイッチEbにおける前記N-MOS7c〜7fの各ゲートに印加して該N-MOS7c〜7fを選択的にオン(導通)させるアンド回路16a〜16dからなる。従って前記電流トリミング制御信号T5〜T8に応じて、前記P-MOS差動対Aを構成した一対のP-MOS1a,1bからそれぞれ引き抜く電流が設定され、ここに前記P-MOS差動対Aに対する電流トリミングが行われる。
上述した如く構成された演算増幅回路によれば、前記コンパレータXの出力に応じて前記同相入力電圧Vinが電源電圧Vddの[1/2]よりも高いときには前記N-MOS差動対Gだけが動作し、逆に前記電源電圧Vddの[1/2]よりも低いときには前記P-MOS差動対Aだけが動作するように制御される。従って図2(b)にその概念を示すように、前記P-MOS差動対Aと前記N-MOS差動対Gとの動作領域を同相入力電圧Vinの大きさに応じて、具体的には前記電源電圧Vddの[1/2]の電位を境として相反的に分けることが可能となる。
ちなみに従来一般的なレール・トゥ・レール型の演算増幅回路においては、図2(a)に示すように、専ら、前記同相入力電圧Vinが接地電位(GND;0V)側または電源電圧Vdd側に振れない限り、前記P-MOS差動対Aと前記N-MOS差動対Gとが同時に動作する。そして前記同相入力電圧Vinが接地電位(GND;0V)側に振れたときには前記P-MOS差動対Aだけが動作し、また前記同相入力電圧Vinが電源電圧電位(Vdd)側に振れたときには前記N-MOS差動対Gだけが動作する。
これ故、前述したように前記P-MOS差動対Aに対する電流トリミングにより該P-MOS差動対Aのオフセット電圧を調整した場合には、その影響が前記N-MOS差動対Gに現れる。また逆に前記N-MOS差動対Gに対する電流トリミングにより該N-MOS差動対Gのバイアス電圧を調整した場合には、その影響が前記P-MOS差動対Aに現れると言う不具合があった。
この点、本演算増幅回路によれば、前述したように前記同相入力電圧Vinの大きさに応じて前記P-MOS差動対Aと前記N-MOS差動対Gとを択一的に動作させる。従って前記N-MOS差動対Gに対する電流トリミングを行っても、このときには前記P-MOS差動対Aの動作自体が休止しているので、その影響が前記N-MOS差動対Gに及ぶことがない。また前記P-MOS差動対Aに対する電流トリミングを行っても、このときには前記N-MOS差動対Gの動作自体が休止しているので、その影響が前記P-MOS差動対Aに及ぶことがない。
故に前記P-MOS差動対Aおよび前記N-MOS差動対Gのそれぞれに対するオフセット電圧の調整を、互いに影響を及ぼし合うことなく別々に行うことができる。この結果、前記P-MOS差動対Aを構成する一対のP-MOS1a,1bおよび前記N-MOS差動対Gを構成する一対のN-MOS8a,8bの特性のバラツキに起因するオフセット電圧を共にキャンセルして、同相入力電圧Vinに応じた出力電圧Voutを接地電位(GND;0V)から電源電圧Vddの範囲に亘って精度良く得ることが可能となる。
しかも上述した構成の演算増幅回路によれば、同相入力電圧Vinの大きさに応じて前記P-MOS差動対Aおよび前記N-MOS差動対Gを択一的に動作させるので、前記P-MOS差動対Aと前記N-MOS差動対Gとが干渉し合うことがない。故に従来一般的なレール・トゥ・レール型の演算増幅回路において必要とされている、いわゆる定gm回路等が不要となる。従ってその分、その回路構成の簡素化を図ることができ、実用的利点が多大である。
尚、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。ここではカスコード回路Cを備えた入力折り返し型の演算増幅回路を例に説明したが、前記カスコード回路Cを備えず、単に前記P-MOS差動対Aおよび前記N-MOS差動対Gの出力段に出力バッファ回路だけを備えたレール・トゥ・レール型の演算増幅回路に対しても同様に適用することができる。
また実施形態においては前記P-MOS差動対Aを構成する一対のP-MOS1a,1b、前記N-MOS差動対Gを構成する一対のN-MOS8a,8bのそれぞれに、電流トリミング用のMOS-FETをそれぞれ2個ずつ設け、これらのMOS-FETを選択的に動作させるようにした。しかし電流トリミング用のMOS-FETの数を更に増やし、オフセット電圧に対するより細かい電流トリミングを行い得るように構成することも可能である。また実施形態においてコンパレータXの閾値を一定の値としたが、ヒステリシスを持っていても良いことは言うまでもない。その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
A P-MOS差動対
B バイアス用電流源
C カスコード回路
D 能動負荷/電流源
Da P-MOS差動対用能動負荷
Db N-MOS差動対用電流源
E スイッチ回路
Ea N-MOS能動負荷用スイッチ
Eb P-MOS電流源用スイッチ(P-MOS差動対用トリミング手段)
F 電流源/能動負荷
Fa N-MOS差動対用能動負荷
Fb P-MOS差動対用電流源
G N-MOS差動対
H N-MOSバイアス用電流源
Ia P-MOS能動負荷用スイッチ
Ib N-MOS電流源用スイッチ(P-MOS差動対用トリミング手段)
J P-MOS差動対オン・オフ用スイッチ
K N-MOS差動対オン・オフ用スイッチ
X コンパレータ
Y N-MOS用スイッチ選択回路
Z P-MOS用スイッチ選択回路
1a,1b,2,4a,4ba,5a〜5f,10a〜10f,11 Pチャネル型のMOS-FET(P-MOS)
3a,3b,6a〜6f,7a〜7f,8a,8b,9,12 Nチャネル型のMOS-FET(N-MOS)
14a,14b 論理反転回路(ノット回路)
15a〜15d ナンド回路
16a〜16d アンド回路

Claims (6)

  1. 一対の電圧入力端子にそれぞれ接続された一対のNチャネル型MOS-FETからなるN-MOS差動対と、
    このN-MOS差動対に接続されたN-MOS差動対用能動負荷およびN-MOS差動対用電流源と、
    前記N-MOS差動対と並列に前記一対の電圧入力端子にそれぞれ接続された一対のPチャネル型MOS-FETからなるP-MOS差動対と、
    このP-MOS差動対に接続されたP-MOS差動対用能動負荷およびP-MOS差動対用電流源と、
    前記一対の電圧入力端子に加えられる同相入力電圧が前記N-MOS差動対および前記P-MOS差動対を駆動する電源電圧の[1/2]よりも高いときにはHレベルの出力を得、低いときにはLレベルの出力を得るコンパレータと、
    このコンパレータの出力がHレベルのときにだけ前記N-MOS差動対用能動負荷およびN-MOS差動対用電流源に電流を流すと共に、前記N-MOS差動対を動作させるN-MOS差動対用スイッチと、
    前記コンパレータの出力がLレベルのときにだけ前記P-MOS差動対用能動負荷およびP-MOS差動対用電流源に電流を流すと共に、前記P-MOS差動対を動作させるP-MOS差動対用スイッチと、
    前記N-MOS差動対用電流源の駆動能力を調整して前記N-MOS差動対の動作時におけるオフセット電圧を最小にするN-MOS差動対用トリミング手段と、
    前記P-MOS差動対用電流源の駆動能力を調整して前記P-MOS差動対の動作時におけるオフセット電圧を最小にするP-MOS差動対用トリミング手段と
    を具備した演算増幅回路であって、
    前記N-MOS差動対用スイッチは、前記N-MOS差動対用能動負荷に電流を流すN-MOS能動負荷用スイッチと、前記N-MOS差動対用電流源に流す電流を調整するN-MOS電流源用スイッチと、前記N-MOS差動対を動作させるN-MOS差動対オン・オフ用スイッチの3種類のスイッチからなり、
    前記P-MOS差動対用スイッチは、前記P-MOS差動対用能動負荷に電流を流すP-MOS能動負荷用スイッチと、前記P-MOS差動対用電流源に流す電流を調整するP-MOS電流源用スイッチと、前記P-MOS差動対を動作させるP-MOS差動対オン・オフ用スイッチの3種類のスイッチからなることを特徴とする演算増幅回路。
  2. 前記N-MOS能動負荷用スイッチ、前記N-MOS電流源用スイッチ、および前記N-MOS差動対オン・オフ用スイッチは、それぞれNチャネル型MOS-FETからなり、
    前記P-MOS能動負荷用スイッチ、前記P-MOS電流源用スイッチ、および前記P-MOS差動対オン・オフ用スイッチは、それぞれPチャネル型MOS-FETからなる請求項に記載の演算増幅回路。
  3. 前記N-MOS差動対用電流源は、並列に設けられた複数のPチャネル型MOS-FETからなり、前記N-MOS電流源用スイッチは前記N-MOS差動対用電流源を構成する前記複数のPチャネル型MOS-FETにそれぞれ直列に接続された複数のPチャネル型MOS-FETにより構成され、
    前記N-MOS差動対用トリミング手段は、前記N-MOS電流源用スイッチを構成する前記複数のPチャネル型MOS-FETを選択的に導通駆動するオン・オフ制御手段である請求項1に記載の演算増幅回路。
  4. 前記P-MOS差動対用電流源は、並列に設けられた複数のNチャネル型MOS-FETからなり、前記P-MOS電流源用スイッチは前記P-MOS差動対用電流源を構成する前記複数のNチャネル型MOS-FETにそれぞれ直列に接続された複数のNチャネル型MOS-FETにより構成され、
    前記P-MOS差動対用トリミング手段は、前記P-MOS電流源用スイッチを構成する前記複数のNチャネル型MOS-FETを選択的に導通駆動するオン・オフ制御手段である請求項1に記載の演算増幅回路。
  5. 前記コンパレータは、ヒステリシス特性を有するものである請求項1に記載の演算増幅回路。
  6. 請求項1〜のいずれかに記載の演算増幅回路において、
    更にカスコード接続され、前記N-MOS差動対およびP-MOS差動対にそれぞれ並列接続されて出力抵抗を高くする一対のNチャネル型MOS-FETからなるN-MOSカスコード増幅段および一対のPチャネル型MOS-FETからなるP-MOSカスコード増幅段とにより構成された、入力折り返し型のカスコード回路を備えることを特徴とする演算増幅回路。
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