JP6214439B2 - 機器収容室の床支持構造、及び、建造物 - Google Patents

機器収容室の床支持構造、及び、建造物 Download PDF

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Description

この発明は、電算機室等の機器収容室の床を建造物に支持させる機器収容室の床支持構造、及び、その床支持構造を用いる建造物に関するものである。
建造物に設置される機器(なお、本明細書において、「機器」とは、棚等の什器等も含むものとする。)類の免震構造が従来よりも案出されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載の免震構造は、機器類が建造物の梁部材等に揺動可能に吊り下げ支持され、その機器類の固有周期が地震動の卓越周期帯域から外れるように、吊り下げ支点から機器類の重心までの長さが設定されている。この免震構造の場合、吊り下げ支持される機器類の固有周期が地震動の卓越周期帯域から外れるため、機器類に設置された物品等の転倒や移動、脱落等を防止することができる。
特開2010−183993号公報
しかし、上記従来の免震構造は、基本的に機器類を建造物に対して相対的に揺動させるものであるため、機器類の揺動を許容するための大きな周域スペースが必要であり、機器収容室の床全体や床の一部のような、大規模な対象物に対しては適用が難しい。
また、上記従来の免震構造は、機器類が建造物の梁部材等に揺動のみを許容されて吊り下げ支持されるものであるため、振動の上下方向の振動成分については効率の良い免震を行うことが難しい。
そこでこの発明は、地震発生時における機器収容室の床の振動を効率良く抑制することのできる機器収容室の床支持構造、及び、建造物を提供しようとするものである。
この発明に係る機器収容室の床支持構造では、上記課題を解決するために以下の構成を採用した。
この発明は、機器収容室の床を建造物に支持させる機器収容室の床支持構造において、建造物の天井部の部材に吊り下げ支持される複数の吊ロッドと、前記複数の吊ロッドの下端近傍に連結される機器収容室の床構成部材と、前記複数の吊ロッドの各上部を前記天井部の部材に連結する複数の連結具と、前記複数の吊ロッドの過大な揺動変位を規制する揺動規制ブロックと、前記床構成部材の下方の建造物の骨格部材に設けられ、前記床構成部材、若しくは、当該床構成部材に一体に結合された部材の下面に摺動自在に当接して、当該床構成部材の下方荷重の一部を支持する補助支持部材と、を備え、前記連結具は、前記天井部の部材に対する前記吊ロッドの上部の揺動方向及び上下方向の相対変位を許容する変位許容部と、前記吊ロッドの下方荷重を支持する座と、前記吊ロッドの上部の相対変位時に、その相対変位に伴う運動エネルギーを減衰するエネルギー吸収部と、を備え、前記揺動規制ブロックは、前記複数の吊ロッドの各外周部を取り囲む複数の規制筒と、前記複数の規制筒同士を剛的に連結する連結壁と、を備えていることを特徴とするものである。
この構成により、床構成部材は複数の支持ロッドと対応する連結具を介して天井部の部材に吊り下げ支持され、その下方荷重の一部は、床構成部材の下方の補助支持部材を介しても建造物に支持される。
地震発生時に床構成部材が振動したときには、各吊ロッドの上部が天井部の部材に対して連結具の変位許容部を介して相対変位し、その相対変位に伴う運動エネルギーが連結具のエネルギー吸収部によって減衰吸収される。これにより、床構成部材の振動エネルギーの一部がエネルギー吸収部によって吸収される。なお、このとき床構成部材は補助支持部材に対して相対移動する。また、床構成部材の振動時には、各吊ロッドの下方荷重は、連結具の座を介して天井部の部材に支持されるものの、各吊ロッドの上部の相対変位は連結具の変位許容部によって許容されるため、各吊ロッドの上端部には大きな応力が集中しなくなる。
また、床構成部材の振動時に吊ロッドの揺動が大きくなると、吊ロッド、若しくは、その吊ロッドの周囲を覆う部材が揺動規制ブロックの規制筒と当接することにより、その揺動が抑制される。つまり、各規制筒は、連結壁によって相互に剛的に連結されているために、吊ロッドの揺動には追従せず、吊ロッド、若しくは、その吊ロッドの周囲を覆う部材と当接して当該吊ロッドの揺動を規制することになる。
前記複数の吊ロッドの下端近傍は対応する前記複数の規制筒に連結され、前記床構成部材は、前記複数の規制筒の下端近傍に連結されて、前記揺動規制ブロックの連結壁の少なくとも一部を構成するようにしても良い。
この場合、複数の吊ロッドに支持される床構成部材自体が揺動規制ブロックの連結壁の一部を構成するため、部品点数の増加と重量の増加を抑制することができる。
前記揺動規制ブロックは、前記床構成部材よりも上方側で略水平に延出して、前記複数の規制筒同士を連結する前記連結壁の一部を構成する上部連結部材を備えるようにしても良い。
この場合、揺動規制ブロックの複数の規制筒同士が下端近傍の床構成部材と、その上方の上部連結部材とによって結合されるため、高さ方向の寸法を要する揺動規制ブロックの剛性を高めることができる。
前記揺動規制ブロックには、前記床構成部材上に設置される機器が結合されるようにしても良い。
この場合、剛性の高い揺動規制ブロックに機器が固定されることになるため、機器固定のための専用の固定部材を床構成部材上に付加することなく、機器を床構成部材上に安定して支持固定することができる。
また、前記床構成部材と当該床構成部材の下方の建造物の骨格部材との間には振動減衰装置が設けられるようにしても良い。
この場合、地震発生時に床構成部材の振動を、床構成部材の下方の振動減衰装置によって速やかに減衰することが可能になる。特に、振動減衰装置は吊ロッドの上部を支点とした振れが最も大きくなる床構成部材とその下方の骨格部材との間に設けられていることから、床構成部材の振動を効率良く減衰することができる。
また、前記のいずれかの床支持構造を用いる建造物は、前記複数の連結具が天井部の床スラブに固定される金属製の梁に結合されるようにしても良い。
この場合、各連結具の固定が容易になるとともに、吊ロッドによって支持する床の荷重が天井部の床スラブの一部に集中しにくくなる。
この発明によれば、床構成部材を支持する複数の吊ロッドの上部が、変位許容部と座とエネルギー吸収部とを有する連結具を介して天井部の部材に吊り下げ支持され、複数の吊ロッドの過大な揺動変位が、複数の規制筒と連結壁とを有する揺動規制ブロックによって規制されるため、大きな振れスペースを要しない構造でありながら、機器収容室の床を建造物に確実に支持させ、かつ、地震の発生時には床の振動を効率良く抑制することができる。
この発明の一実施形態の機器収容室を図2のB−B線に沿って破断したときの平面図である。 この発明の一実施形態の機器収容室の図1のC矢視に対応する側面図である。 この発明の一実施形態の機器収容室の図1のD矢視に対応する側面図である。 この発明の一実施形態の連結具の斜視図である。 この発明の一実施形態の連結具のボルト軸方向に沿う断面図である。 この発明の一実施形態の連結具の図5のA−A断面に対応する断面図である。 この発明の一実施形態の揺動規制ブロックの図2のE部の縦断面図である。 この発明の一実施形態の揺動規制ブロックの図2のF部の縦断面図である。 この発明の一実施形態の揺動規制ブロックの図2のG部の拡大側面図である。 この発明の一実施形態の機器収容室の図1のH−H断面に対応する断面図である。 この発明の一実施形態の連結具の水平方向の動きに対する作用を示す図5に相当する断面図である。 この発明の一実施形態の床支持構造の水平方向の動きに対する作用を示す模式的な断面図である。 この発明の別の実施形態の機器収容室の一部の側面図である。 この発明の別の実施形態の図13のI部の拡大断面図である。 この発明の別の実施形態の図13のJ部の拡大断面図である。 この発明のさらに別の実施形態の機器収容室の一部の側面図である。
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3は、この実施形態に係る床支持構造を採用した機器収容室100の一部を示す図である。この実施形態の機器収容室100は、電子計算機や通信機器等の機器を収納する複数のラック50が設置される電算機室である。機器収容室100は、建造物51の底床52から上方に離間して二重床53が設けられ、その二重床53上に複数台のラック50が設置されている。この実施形態では、二重床53が建造物51の天井部に吊り下げ支持されるようになっている。二重床53上に設置される複数台のラック50は、作業者の歩行が可能な通路54(図1,図3参照。)を挟んで両側に直線状に並べられている。ここでは、全体の図示は省略されているが、通路54を挟む二列のラック群は二重床53上に連続して、若しくは、一部分散して複数配置されている。二重床53の下方には床下空間55が設けられ、その床下空間55には各ラック50から引き出された電子計算機や通信機器等の配線や、図示しない空気調和装置の配線等が引き回されている。
二重床53は、複数の矩形枠が直線状に並ぶ鋼材製のメイン床フレーム56(床構成部材)と、隣接するメイン床フレーム56間に掛け渡される複数枚の通路パネル57と、を備え、メイン床フレーム56の上面側に各列のラック50が設置されるようになっている。各メイン床フレーム56は、各列のラック50に対応して設けられ、メイン床フレーム56の各矩形枠上に基本的に一つのラック50が設置されるようになっている。メイン床フレーム56の各矩形枠の方形状の開口56cは、ラック50内の機器から引き出された配線を床下空間55に引き出すための孔として使用される。
なお、二重床53には、設計に応じて任意列数のメイン床フレーム56と通路54を配置することができるが、以下では、説明の都合上、二重床53が二列のメイン床フレーム56とその間の通路54とから成るものとして説明する。
また、機器収容室100の天井部には、H型鋼から成る梁58が、二重床53のメイン床フレーム56の長尺な二辺に沿うように当該二辺の上方に設置されている。この実施形態の場合、各梁58は、天井部の大梁59の間にボルト60によって貫通固定されるとともに、上面に突設された複数のアンカープレート61が天井部の床スラブ62に埋設されている。なお、図2中の符号63は、H型鋼から成る梁58の長手方向の複数箇所に設けられた補強リブであり、図3中の符号64は、天井部の床スラブ62内のアンカープレート61に近接する部分に埋設された補強鋼材である。
メイン床フレーム56の各矩形枠のコーナ部分には、吊ロッドの一形態である吊ボルト5の下端が連結されている。吊ボルト5の下端とメイン床フレーム56との具体的な連結構造については後に詳述する。下端がメイン床フレーム56に連結された複数の吊ボルト5の各上端部は、それぞれ連結具15を介して天井部の対応する梁58の下面に連結されている。
図4〜図6に示すように、連結具15は、固定ボルト13とナット13aを介して梁58に固定される第1の連結部材16と、吊ボルト5の上部を支持するとともに、第1の連結部材16に揺動、及び、上下動可能に連結される第2の連結部材17と、吊ボルト5の上部が第1の連結部材16に対して相対変位するときに、その相対変位に伴う運動エネルギーを減衰吸収するエネルギー吸収部である弾性部材28及びエネルギー吸収部材19と、を備えている。この実施形態においては、第1の連結部材16と第2の連結部材17が、天井部の部材(梁58,床スラブ62)に対する吊ボルト5の相対変位を許容する変位許容部を構成している。
第1の連結部材16は、複数の鋼材を溶接や締結具等により一体に結合してなる。第1の連結部材16は、略水平に配置されて固定ボルト13が貫通する平板状の上端板部21と、上端板部21の水平方向両側から下方に延びる一対の立板部23と、一対の立板部23の下方に連なる下部円筒部23aと、下部円筒部23aの下端に略水平に配置される円板状の係合板部24と、を有する。以下、一対の立板部23にわたる方向を第1の連結部材16の長手方向ということがある。
第1の連結部材16の上端板部21は、係合板部24と略同径の円板に対し、前記長手方向と直交する方向の両側を前記長手方向に沿って切り欠いた形状とされている。上端板部21の略中央位置には、固定ボルト13が挿通されるボルト孔21aが形成され、係合板部24には、上端板部21のボルト孔21aと同軸位置にそのボルト孔21aよりも大径の円形状の挿通孔24aが形成されている。また、一対の立板部23は、下部円筒部23aを上方に延長させた仮想円筒から、前記長手方向と直交する方向の両側を切り欠いた形状とされている。
第2の連結部材17は、内側に吊ボルト5の上部が挿通される円筒状の内周壁部34と、内周壁部34の外側に内周壁部34と同軸に配置される外周壁部33と、下方に凸に椀状に湾曲して外周壁部33と内周壁部34の下端部同士を連結するガイド壁部31と、を備えている。第2の連結部材17は、第1の連結部材16の下部円筒部23a内に配置され、ガイド壁部31の湾曲した下面が、第1の連結部材16の挿通孔24aの上面側の縁部に摺動自在に当接するようになっている。この実施形態では、ガイド壁部31の湾曲した下面が、第1の連結部材16に揺動可能に摺接するガイド面40を構成している。
第2の連結部材17の内周壁部34の上部には、後に詳述するように吊ボルト5の上端部が吊り下げ支持されるようになっている。このため、吊ボルト5に支持される二重床53とその上面上の設置物とを加えた荷重は、第2の連結部材17のガイド面40と第1の連結部材16の係合板部24(挿通孔24aの上面側の縁部)との当接部を介して第1の連結部材16に入力され、その入力された荷重が固定ボルト13を介して梁58と床スラブ62等に支持される。
また、第2の連結部材17の内周壁部34の下縁には、吊ボルト5の外側を隙間をもって囲繞する金属製の補強パイプ42が挿入されている。補強パイプ42は、吊ボルト5の外周側に配置されて吊ボルト5の曲げ強度を補う部材であり、その下端は後に詳述するように吊ボルト5の下端近傍に支持されている。なお、挿通孔24aは、連結具15(第1の連結部材16)に対する吊ボルト5と補強パイプ42の揺動を許容するように補強パイプ42の外径よりも大きい内径とされている。
内周壁部34を貫通した吊ボルト5の上端部には、円環状の弾性部材28が一対のワッシャ29によって上下を挟み込まれた状態で嵌装されるとともに、弾性部材28とワッシャ29の上方変位を規制する(抜け止めする)ためのナット27が取り付けられている。ナット27によって変位規制された下方のワッシャ29は、内周壁部34の上端面に当接可能とされている。ここで、下端が吊ボルト5の下端近傍に支持された補強パイプ42の上端部は、内周壁部34に対して非固定とされているため、内周壁部34を貫通した吊ボルト5の上端部は、内周壁部34に対して上方変位可能とされている。したがって、吊ボルト5の上端部は、内周壁部34に対して下方変位のみを規制されている。そして、吊ボルト5に作用する下方荷重(二重床53とその上面上の設置物とを加えた荷重)は、ナット27と弾性部材28を介して内周壁部34に作用する。このため、二重床53のメイン床フレーム56から吊ボルト5に入力された上下方向の振動成分は弾性部材28によって一部吸収される。
なお、この実施形態では、第2の連結部材17の内周壁部34の上端面や、第1の連結部材16の係合板部24の上面等が吊ボルト5の下方荷重を支持する座を構成している。
第1の連結部材16側の下部円筒部23aの内周面と、第2の連結部材17側の外周壁部33の外周面と間には、円筒状のエネルギー吸収部材19が介装されている。エネルギー吸収部材19は、下部円筒部23aの内周面と外周壁部33の外周面とに接着されている。エネルギー吸収部材19は、二重床53の振動に伴って第2の連結部材17が吊ボルト5の上部とともに揺動したり上下に振動したりすると、その変位に応じてせん断変形し、それによって吊ボルト5の揺動や上下の振動を減衰する。
また、この床支持構造においては、図1〜図3に示すように、複数の吊ボルト5(補強パイプ42)の過大な揺動変位を規制する揺動規制ブロック65が設けられている。
揺動規制ブロック65は、複数の吊ボルト5の各外周部を取り囲む複数の規制筒66と、複数の規制筒66同士を剛的に連結する連結壁67と、を備えている。この実施形態の場合、規制筒66と連結壁67は鋼材等の金属材料によって形成されている。ただし、この実施形態では、前述した二重床53のメイン床フレーム56が連結壁67の一部を構成している。
規制筒66は、その内径が補強パイプ42の外径よりも所定寸法大きく形成されており、吊ボルト5と補強パイプ42の外側を所定隙間をもって取り囲むように配置される。また、規制筒66は、周域を取り囲む補強パイプ42よりも若干短い軸長に形成されている。
図7は、規制筒66の下端の近傍とメイン床フレーム56との結合部を示す図である。同図と図1〜図3に示すように、メイン床フレーム56は、ラック50の配列方向(通路54に沿う方向)と直交する方向に延出する矩形断面形状の横フレーム56aと、隣接する横フレーム56a同士を連結する略L字断面形状の連結フレーム56bと、を備えている。各横フレーム56aと連結フレーム56bとは、図示しないボルト・ナットによる締結等によって相互に固定されている。また、各横フレーム56aの延出方向の両端部には、図7に示すように対応する規制筒66の下縁が上下方向に貫通した状態で溶接固定されている。したがって、複数の規制筒66の下縁同士は、横フレーム56aと連結フレーム56bを介して剛的に結合されている。
また、図7に示すように、メイン床フレーム56を貫通した規制筒66の下端には、リング状の端部プレート68が溶接等によって固定されており、その端部プレート68の中心部に吊ボルト5の下端が挿入されている。吊ボルト5の下端には、端部プレート68を上下から挟み込むようにして一対のナット69a,69bが螺合されている。吊ボルト5の下端は、この一対のナット69a,69bの締め込みによって、規制筒66の下端に一体結合されている。なお、吊ボルト5の外側に配置される補強パイプ42の下端は、上部側のナット69aの上面に当接することにより、吊ボルト5に対する下方変位が規制されている。
図8は、規制筒66の上部と、吊ボルト5及び補強パイプ42との配置関係を示す図である。吊ボルト5と補強パイプ42の上部が規定量以上揺動しないときには、図8に示すように、補強パイプ42の上部側の外周面と補強パイプ42の上端部との間には隙間が確保されている。なお、図8において、符号70は、規制筒66の上端部に一体に設けられた補強リングである。
図9は、図2のG部を拡大して示した図である。同図と図1〜図3に示すように、複数の規制筒66の長手方向(上下方向)の中央よりも上方側位置は、略水平方向に延出する上部連結部材71によって相互に連結されている。この実施形態の場合、上部連結部材71は、メイン床フレーム56とともに揺動規制ブロック65の連結壁67を構成している。
上部連結部材71は、各規制筒66の外周に溶接固定される断面略H字状の継手材72と、略水平方向に延出して隣接する継手材72同士を接続する断面略コ字状の梁材73と、を備え、各継手材72と梁材73が接続プレート74を介してボルト締結されている。
図10は、メイン床フレーム56と通路パネル57との係合部を示す図である。同図に示すように、メイン床フレーム56の通路54に臨む側の辺には、通路54側に向かって突出する支持片76aを有するチャンネル状のブラケット76が一体に取り付けられている。通路54を挟んで両側に配置されたブラケット76の支持片76aには、通路パネル57が掛け渡され、その通路パネル57が適宜手段によってブラケット76に固定されるようになっている。
また、メイン床フレーム56上に設置される各ラック50は、図示しない固定手段によってメイン床フレーム56に直接固定されるとともに、図2に示すように、揺動規制ブロック65の上部連結部材71に対してもブラケット75を介して固定されている。
また、図2,図3に示すように、建造物51の底床52上には鋼材からなら複数の支持棒90(補助支持部材)が上方に向かって突設されている。支持棒90は、各メイン床フレーム56の下方側にあって、メイン床フレーム56の下方荷重の一部を支持する部材であり、その上面に、メイン床フレーム56の下面、若しくは、メイン床フレーム56に一体に結合された部材(例えば、端部プレート68)の下面が摺動自在に当接するようになっている。以下では、端部プレート68の下面が支持棒90上面に摺動自在に当接するものとして説明する。
さらに、底床52と各メイン床フレーム56の間には、メイン床フレーム56が振動したときに、その振動を減衰する油圧ダンパや減衰ゴム等の振動減衰装置91が設けられている。
この機器収容室100の床支持構造の場合、メイン床フレーム56とその上部に設置されたラック50や機器類の荷重は、複数の吊ボルト5と連結具15を介して天井部の梁58と床スラブ62に吊り下げ支持されるとともに、その一部が支持棒90を介して底床52に支持される。
このとき、図5に示す連結具15の内部においては、吊ボルト5に作用する下方荷重が吊ボルト5の上端のナット27と弾性部材28を介して第2の連結部材17の内周壁部34に入力される。そして、第2の連結部材17に入力された下方荷重は、第2の連結部材17のガイド面40と第1の連結部材16の係合板部24との当接部を通して第2の連結部材17に入力され、第2の連結部材17を介して梁58と床スラブ62に支持される。
この状態から地震の発生により、メイン床フレーム56を含む二重床53全体が主に上下方向に振動すると、図11に示すように、複数の吊ボルト5の上部がその振動の上下方向成分を受けて連結具15内で上下に変位する。このとき、吊ボルト5の上部のナット27と第2の連結部材17の内周壁部34との間に介在されている弾性部材28が弾性的に圧縮と復元を繰り返すとともに、下部円筒部23aと外周壁部33に接着されているエネルギー吸収部材19がせん断変位し、これにより、吊ボルト5に入力された二重床53の振動の上下方向成分が減衰吸収される。
また、地震の発生時に、メイン床フレーム56を含む二重床53全体が略水平方向に振動すると、複数の吊ボルト5の上部は、その振動の水平方向成分を受けて連結具15を支点として揺動する。なお、このとき、規制筒66を介してメイン床フレーム56に一体に結合された端部プレート68は支持棒90の上面上を摺動する。
また、このときの吊ボルト5の上部の揺動は、第2の連結部材17の湾曲したガイド面40が、第1の連結部材16の係合板部24上で摺動することにより許容される。こうして、吊ボルト5の上部が第2の連結部材17とともに揺動すると、第2の連結部材17の外周壁部33と第1の連結部材16の下部円筒部23aの間に介装されたエネルギー吸収部材19がせん断変形する。これにより、吊ボルト5に入力された振動の水平方向成分はエネルギー吸収部材19によって減衰吸収される。
ただし、二重床53全体の振動時に、吊ボルト5の上部の揺動が大きくなると、図12に示すように、吊ボルト5の外周側を覆う補強パイプ42の上部側の外周面が、揺動規制ブロック65の規制筒66の上端部の内周面に当接する。即ち、揺動規制ブロック65の複数の規制筒66は、下端のメイン床フレーム56とその上方の上部連結部材71によって相互に剛的に連結されているために、吊ボルト5の上部の揺動には完全に追従せず、吊ボルト5の上部の揺動が大きくなると、吊ボルト5を覆う補強パイプ42の外周面が規制筒66の上端側の内周面に当接することになる。したがって、二重床53全体の振動に伴う吊ボルト5の過大な揺動変位は揺動規制ブロック65によって規制される。
また、二重床53全体の振動時には、その振動エネルギーの一部は、底床52とメイン床フレーム56の間に介装された振動減衰装置91によって減衰される。
以上のように、この実施形態の機器収容室100の床支持構造は、メイン床フレーム56を支持する複数の吊ボルト5の上部が、連結具15を介して建造物51の天井部に上下動及び揺動可能に吊り下げ支持され、メイン床フレーム56の下方荷重の一部が支持棒90を介して底床52に支持されるとともに、複数の吊ボルト5の過大な揺動変位が、揺動規制ブロック65によって規制されるため、大きな振れスペースを要しない構造でありながら、機器収容室100の二重床53を建造物51に確実に支持させることができるとともに、地震の発生時には二重床53の振動を効率良く速やかに抑制することができる。
また、この実施形態の床支持構造は、二重床53から吊ボルト5に作用する下方荷重は連結具15内の座である内周壁部34の上端やガイド面40、係合板部24等を通して梁58と床スラブ62に確実に支持させることができるが、吊ボルト5の上部の上下方向と揺動方向の相対変位が連結具15内で許容されるようになっているため、振動時に吊ボルト5の上端部に大きな応力が作用するのを回避することができる。
また、この床支持構造では、連結具15内での吊ボルト5の上部の上下方向や揺動方向の相対変位に伴う運動エネルギーが、弾性部材28やエネルギー吸収部材19によって吸収されるため、二重床53の振動を速やかに抑制することができる。
さらに、この床支持構造は、連結具15に入力される吊ボルト5の過大な揺動荷重を揺動規制ブロック65で分散して受け止めることができるため、連結具15に作用する負荷を低減して連結具15内の各部の疲労を少なくすることができる。
また、この実施形態の床支持構造は、複数の吊ボルト5の下端部が揺動規制ブロック65の対応する規制筒66に連結され、メイン床フレーム56が複数の規制筒66の下端近傍に連結されて、揺動規制ブロック65の一部を構成するようになっているため、複数の吊ボルト5の下端に別体部材を追加してメイン床フレーム56を結合する場合に比較して、部品点数の増加と重量の増加を抑制することができる。
さらに、この実施形態の場合、揺動規制ブロック65には、メイン床フレーム56よりも上方側で略水平に延出して、複数の規制筒66同士を連結する上部連結部材71が設けられているため、高さ寸法を要する揺動規制ブロック65の剛性を、下端のメイン床フレーム56と、上方側の上部連結部材71によって充分に高めることができる。
また、この実施形態においては、メイン床フレーム56上に設置されるラック50が揺動規制ブロック65に固定されているため、ラック50を固定するための専用の支柱等の固定部材を別途設けることなく、ラック50をメイン床フレーム56に安定して固定することができる。
さらに、この実施形態の床支持構造の場合、建造物51の底床52とメイン床フレーム56の間に、油圧ダンパや減衰ゴム等の振動減衰装置91が設けられているため、地震発生時における二重床53の振動をより速やかに減衰することができる。特に、振動減衰装置91は、吊ボルト5の上端の支点(連結具)から最も離れたメイン床フレーム56とその下方の底床52との間に設けられているため、二重床53の振動を効率良く減衰することができる。
さらに、この実施形態の床支持構造においては、規制筒66の下端が吊ボルト5の下端の近傍に係止されているため、二重床53の振動時に、揺動規制ブロック65に上方に突き上げるような振動や衝撃が入力されても、揺動規制ブロック65の跳ね上がりが確実に防止される。このため、揺動規制ブロック65の跳ね上がりに伴うガタつきや異音の発生を未然に防止することができる。
また、この実施形態の床支持構造を採用する建造物51は、吊ボルト5の上端部に連結される複数の連結具15が、天井部の床スラブ62に固定される金属製の梁58に結合されるため、連結具15の取付けが容易になるとともに、連結具15を介して床スラブ62に入力される二重床53上の荷重が床スラブ62の一部に集中しにくくなる。このため、建造物51の建築が容易になるとともに、二重床53の設置安定性が高まる。
特に、この実施形態のように梁58の上部に複数のアンカープレート61を突出させて、そのアンカープレート61を床スラブ62に埋設する場合には、二重床53の設置安定性がより高まる。
ただし、連結具15は、アンカーを介して床スラブ62に直接固定するようにしても良い。
つづいて、図13〜図15に示す別の実施形態について説明する。なお、以下で説明する各実施形態においては、図1〜図12に示した上記の実施形態と同一部分に同一符号を付して重複する説明を省略するものとする。
図13は、この別の実施形態に係る床支持構造を採用した機器収容室200の一部を示す図であり、図14,図15は、図13のI部とJ部の拡大断面図である。
この実施形態は、上記の実施形態の規制筒(66)を無くし、各吊ボルト5の外周側に配置される補強パイプ142を規制筒とし、その補強パイプ142をメイン床フレーム56や上部連結部材71に溶接固定している。
図14に示すように、補強パイプ142の下端には、端部プレート68が溶接等によって固定され、吊ボルト5の下端がその端部プレート68に締結固定されている。
また、この実施形態の場合、補強パイプ142は、上部パイプ142aと下部パイプ142bの2本のパイプによって構成され、その上部パイプ142aと下部パイプ142bがカプラ95によって相互に連結されている。
この実施形態の構造は、図1〜図12に示した実施形態とほぼ同様の基本的な効果を得ることができるが、図1〜図12に示した実施形態の規制筒(66)を無くし、補強パイプ142を規制筒として補強パイプ142をメイン床フレーム56や上部連結部材71に固定しているため、部品点数を削減して製造コストの低減を図ることができるとともに、全体の軽量化を図ることができる。
図16は、さらに別の実施形態の床支持構造を採用した機器収容室300の一部を示す図である。
この実施形態は、上記の実施形態の上部連結部材71に代えて、隣接する二つの規制筒66を斜めに連結する金属製の複数のブレース98と、隣接する二つの規制筒66の上端部の近傍同士を略水平に連結する横梁部97を設けるようにしている。この実施形態では、二つのブレース98がX字状に交差して用いられている。また、この実施形態では、交差した二つのブレース98が上下二段に配置されている。
この実施形態の場合も、基本的に図1〜図12に示した実施形態とほぼ同様の効果を得ることができるが、ブレース98を用いて隣接する二つの規制筒66を連結するようにしていることから、軽量で簡単な構造でありながら、剛性のより高い揺動規制ブロック65を得ることができる。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、吊ボルト5の運動エネルギーを減衰させるエネルギー吸収部は、エネルギー吸収部材19を設けずに、第1の連結部材16と第2の連結部材17の間の接触摩擦のみによって運動エネルギーを減衰させることも可能である。また、上記の実施形態においては、被吊下物を吊下げる吊ロッドの一形態として吊ボルト5を採用したが、吊ロッドは必ずしもボルトのようなねじの形態を持つものに限定されるものではない。さらに、吊ロッドは、中実のロッドに限るものでなく、円筒状等の筒状のものであっても良い。
また、上記の実施形態の機器収容室は電算機室であるが、適用できる機器収容室は電算機室に限らず、什器その他の機器が設置される部屋であれば特に限定されるものではない。さらに、複数の吊ロッドで吊り下げ支持する床は、必ずしも床の全体である必要はなく床の一部であっても良い。
5…吊ボルト
15…連結具
16…第1の連結部材(変位許容部)
17…第2の連結部材(変位許容部)
19…第2の弾性部材(エネルギー吸収部)
24…係合板部(座)
28…弾性部材(エネルギー吸収部)
34…内周壁部(座)
51…建造物
56…メイン床フレーム(床構成部材)
58…梁(天井部の部材)
62…床スラブ(天井部の部材)
65…揺動規制ブロック
66…規制筒
67…連結壁
71…上部連結部材71(連結壁67)
90…支持棒(補助支持部材)
91…振動減衰装置
100,200,300…機器収容室
142…補強パイプ(規制筒)

Claims (7)

  1. 機器収容室の床を建造物に支持させる機器収容室の床支持構造において、
    建造物の天井部の部材に吊り下げ支持される複数の吊ロッドと、
    前記複数の吊ロッドの下端近傍に連結される機器収容室の床構成部材と、
    前記複数の吊ロッドの各上部を前記天井部の部材に連結する複数の連結具と、
    前記複数の吊ロッドの過大な揺動変位を規制する揺動規制ブロックと、
    前記床構成部材の下方の建造物の骨格部材に設けられ、前記床構成部材、若しくは、当該床構成部材に一体に結合された部材の下面に摺動自在に当接して、当該床構成部材の下方荷重の一部を支持する補助支持部材と、を備え、
    前記連結具は、前記天井部の部材に対する前記吊ロッドの上部の揺動方向及び上下方向の相対変位を許容する変位許容部と、前記吊ロッドの下方荷重を支持する座と、前記吊ロッドの上部の相対変位時に、その相対変位に伴う運動エネルギーを減衰するエネルギー吸収部と、を備え、
    前記揺動規制ブロックは、前記複数の吊ロッドの各外周部を取り囲む複数の規制筒と、前記複数の規制筒同士を剛的に連結する連結壁と、を備えていることを特徴とする機器収容室の床支持構造。
  2. 前記複数の吊ロッドの下端近傍は対応する前記複数の規制筒に連結され、
    前記床構成部材は、前記複数の規制筒の下端近傍に連結されて、前記揺動規制ブロックの連結壁の少なくとも一部を構成することを特徴とする請求項1に記載の機器収容室の床支持構造。
  3. 前記揺動規制ブロックは、前記床構成部材よりも上方側で略水平に延出して、前記複数の規制筒同士を連結する前記連結壁の一部を構成する上部連結部材を備えていることを特徴とする請求項2に記載の機器収容室の床支持構造。
  4. 前記揺動規制ブロックには、前記床構成部材上に設置される機器が結合されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の機器収容室の床支持構造。
  5. 前記床構成部材と当該床構成部材の下方の建造物の骨格部材との間には振動減衰装置が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の機器収容室の床支持構造。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の機器収容室の床支持構造を用いたことを特徴する建造物。
  7. 前記複数の連結具が、天井部の床スラブに固定される金属製の梁に結合されていることを特徴とする請求項6に記載の建造物。
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