JP6214315B2 - 手袋型拭取り用具 - Google Patents

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本発明は、薬液等を塗布する用途や手で直接触れることが疎まれる用途等、例えば、洗髪やペットの洗浄,シャンプー掛け後の洗剤や水の拭取り,犬や猫等の糞尿の除去や清掃に使用される手袋型拭取り用具に関する。
この種の手袋型拭取り用具として、特許文献1に、手袋型ワックス掛け用具が開示されている。この手袋型ワックス掛け用具は、左右同形の手袋であって、当該手袋の一方の面に手袋の手型と同じ手形のスポンジを備え、当該手袋の他の面にも手袋の手型と同じ手形のクロスを備えている。この手袋型ワックス掛け用具によれば、ワックス掛けとワックスの拭き取りの両方を行うことができる。
特許文献2には、吸水性の高い生地を使用し、手袋の形状を左右対称とすることにより、ヘアドライヤーで髪を乾かす際、より早く乾かせるようにした手袋が開示されている。
また、特許文献3には、水溶性のプラスチックフィルムにより形成された手袋状の本体部と、この本体部の外側の掌側の面に水溶性の紙製シート部材とを備えることによって、ペットの糞の処理を抵抗感なく行うことが可能な使い捨て手袋に関する技術が開示されている。
実用新案登録第3171120号公報 特開2002−336034号公報 特開平11−269709号公報
しかしながら、特許文献1に開示された手袋型ワックス掛け用具は、疎水性や防水性が低いクロスや通液性のあるスポンジ(気泡が連続している柔らかいスポンジ)を使用しているので、液状の汚れを拭取る際に、液状の汚れがクロスやスポンジを浸透してユーザの手にまで達してしまい、ユーザが不快な思いをすることがあった。
また、特許文献2に開示された手袋は、吸水性の高い生地を使用しているため、頭髪を乾かすには好適であるが、手袋の吸水性の高い生地が保水性も有することから、生地を介して手が濡れるという問題があり、液状の汚れを拭き取る場合や髪染め液のような着色液を取り扱う場合には、この生地を介して手が汚れるという問題があった。
さらに、特許文献3に開示された使い捨て手袋は、通気性や通水性のないフィルムを使用しているために、フィルムを介して、手が濡れたり汚れたりする問題はないものの、手袋の開口部のフィルム同士が接着して、手を入れる際に開け難いという問題や、フィルムに通気性や通水性がないので、手袋の中が蒸れるという問題があった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、内部が蒸れにくく、開口し易い構成でありながら、薬液や液状の汚れが手に付着し難く、薬液等を塗布する用途や手で直接触れることが疎まれる用途等に好適な手袋型拭取り用具を提供することである。
この発明は、前記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の手袋型拭取り用具は、保水率が600〜1200%である外面をなす手型形状の外面シートと、保水率が100〜150%である手に接触する手型形状の内面シートとを備え、前記外面シートの内側に前記内面シートが積層された状態で、手袋が形成されるようにシールされたことを特徴としている。
請求項1に記載の手袋型拭取り用具によれば、外面シートの保水率を600〜1200%と高くしたことにより、水分や液状の汚れを多量に吸収し除去できるとともに、内面シートの保水率を100〜150%と低くしたことにより、保水率の高い外面シートの濡れた感触を遮断することができるので、外面シートに保持される水分や液状の汚れにより生じる濡れた感触を抑制できる快適な手袋型拭取り用具が得られる。
請求項2に記載の手型拭取り用具は、前記外面シートは、目付が30〜100g/mであり、前記内面シートは、目付が15〜30g/mであり、前記内面シートの保水量/吸水量の低下率が、前記外面シートの保水量/吸水量の低下率より大きいことを特徴としている。
請求項2に記載の手袋型拭取り用具によれば、請求項1の効果に加えて、外面シートの目付よりも内面シートの目付を低くすることにより、保水量を外面シートよりも低くすることができるので、水分量が少なくなり、吸水時の内面シートに生じる濡れた感触をより効果的に抑制できる手袋型拭取り用具が得られる。
また、請求項2に記載の手袋型拭取り用具によれば、拭取り直後の内面シートの吸水量と一定時間後の内面シートの吸水量(保水量)との低下率を外面シートの吸水量の低下率よりも高くすることによって、濡れた感触と蒸れる感触とを外面シートよりもより効果的に抑制することができる。
請求項3に記載の手袋型拭取り用具は、前記外面シートは、レーヨン繊維,コットン繊維,ポリエチレン繊維,ポリプロピレン繊維,ポリエステル繊維,ナイロン繊維,アクリル繊維のうち少なくとも何れか1つを含む親水処理がされた不織布であり、前記内面シートは、ポリプロピレン繊維,ポリエチレン繊維,ポリエステル繊維,ナイロン繊維,アクリル繊維のうち少なくとも何れか1つを含む疎水処理又は撥水処理がされた不織布であることを特徴としている。
請求項3に記載の手袋型拭取り用具によれば、請求項1又は請求項2の効果に加えて、外面シートは、化学繊維が、本来、疎水性を有しているので、予め親水性の不織布とすることにより、外面シートにより迅速に水や汚れが吸収され保水されることができるとともに、内面シートに、強い疎水性又は撥水性を付与する疎水性又は撥水性の不織布とすることにより、内面シートに水分や汚れが浸透するのを抑制することができる。
請求項4に記載の手袋型拭取り用具は、請求項1乃至請求項3のうち何れか1つにおいて、表(掌側)向きにも裏(手の甲側)向きにも嵌められる形状としたことを特徴としている。
請求項4に記載の手袋型拭取り用具によれば、請求項1乃至請求項3のうち何れか1つの効果に加えて、表(掌側)向きも裏(手の甲側)向きにも嵌められるように左右同形状としていることにより、左右どちらの手からでも手袋型拭取り用具に手を嵌めることができる。
また、請求項4に記載の手袋型拭取り用具によれば、表(掌側)向きも裏(手の甲側)向きにも嵌められるように左右同形状としていることにより、表面又は裏面の何れの面も使用することができるので、作業効率が向上するとともに、不織布を無駄なく利用できるので環境に優しい。
本発明によれば、内部が蒸れにくく、開口し易い構成でありながら、薬液や液状の汚れが手に付着し難く、薬液等を塗布する用途や手で直接触れることが疎まれる用途等に好適な手袋型拭取り用具を提供することができる。
本発明に係る手袋型拭取り用具の一実施形態であって、掌側又は手の甲側の外面を示す模式図である。 図1におけるA−A断面図である。 図1におけるA−A断面を使用時に開口した状態を示す図である。 図1におけるB−B断面図である。 本発明に係る手袋型拭取り用具の他の実施形態であって、掌側又は手の甲側の外面を示す模式図である。 本発明に係る手袋型拭取り用具の内面シート及び外面シートの吸水量と保水量を示す表である。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について詳細に説明する。本発明は、例えば図1又は図5に示すような構成の手袋型拭取り用具1,21に適用される。
1.手袋型拭取り用具1の構成
図1乃至図3を参照して手袋型拭き取り用具1の構成について概略を説明する。この手袋型拭き取り用具1は、図2及び図3に示すように、外面をなす手型形状の外面シート2,2'と、手に接触する手型形状の内面シート3,3'とを備え、外面シート2,2'の内側に内面シート3,3'が積層された状態で、手袋が形成されるようにシール4とを主要部として備えており、図1に示すように表(掌側)向きにも裏(手の甲側)向きにも嵌められる手型の形状をしている。
外面シート2,2'の保水率は、600〜1200%が好ましい。保水率が600%を大きく下回ると水や液状の拭取りの効果が少なくなる。保水率1200%を大きくするためには、外面シートの目付を大きくするか高分子吸水剤等を含ませる必要がある。目付を大きくすると、外面シートの剛性が高くなって固くなるので、手袋内の指の屈曲が難くなるとともにコストが嵩むようになる。
外面シート2,2'は、レーヨン繊維,コットン繊維,ポリエチレン繊維,ポリプロピレン繊維,ポリエステル繊維,ナイロン繊維,アクリル繊維等からなる不織布であり、各繊維は、親水処理されて親水性が付与されている。繊維に親水性を付与する方法としては、一般的に紙おむつや生理用ナプキンの不織布繊維の親水性化のために採用されている方法によって行うことができる。
例えば、熱可塑性繊維からなる長繊維不織布であって、前記長繊維不織布を構成する熱可塑性繊維には親水化剤が繊維重量に対し、0.05〜5.0重量%含有され、かつ親水化油剤が長繊維不織布重量に対し、0.1〜2.0重量%付着されてなる親水性長繊維不織布がある(特開2003−201670号公報参照。)。
外面シート2,2'の目付は、30〜100g/mが好ましい。目付30g/mより薄くなると外面シートの保水量が低下するので拭取り効果が低下して、外面シートの保水量が少ない状態で飽和し、手袋型拭取り用具1の表と裏を嵌め替え頻度が多くなり操作が煩雑になるためである。
外面シート2,2'の目付が100g/m超えると、吸水量や保水量が増加し、汚れの拭取り量が増すものの、外面シートの厚みが厚くなることによって手に嵌めた時の感触がごわついて悪くなり、また、凹凸のある対象物の表面の窪みの汚れの拭取りがし難くなるためである。
内面シートの保水率は、100〜150%が好ましい。保水率が150%を大きく上回ると水や汚れを保持する量が多くなるので手が濡れたり、汚れることとなるためである。
内面シート3,3'は、ポリプロピレン繊維,ポリエチレン繊維,ポリエステル繊維,ナイロン繊維,アクリル繊維等からなる不織布であり、各繊維は、疎水性若しくは撥水性が付与されている。繊維に疎水性若しくは撥水性を付与する方法としては、通常採用されている方法でよい。
例えば、繊維素材の片面に、化学気相成長法により、無機酸化物の蒸着膜を設けることにより、繊維素材の特徴である吸水性、保水性、風合い、通気性等の種々の特性を損なうことなく、繊維素材の片面に撥水効果を付与することができる(特開2012−246586号公報参照。)。
内面シート3,3'の目付は、15〜30g/m程度が好ましい。目付15/mより薄くなると、外面シート2,2'の液が薄い内面シート3,3'を通過して手に触れてベトつくので感触が悪くなり好ましくない。他方、目付30g/mを超えると内面シート3,3'のごわつきが出るので感触が悪くなり、また、通気性が下がるため、手袋型の拭き取り用具内が蒸れるので好ましくない。
シール線4は、連続した線状であるが、点線状であっても、拭取り用具を使用する際に、内面シート3,3'と外面シート2,2'が外れない程度のシール強さとシール温度があればよい。例えば、少なくとも一方の外周面に所定パターンのシール突起が突出形成された一対のロールの間に熱融着可能な繊維シートを供給し、前記シール突起によって前記繊維シートを加熱し且つ加圧して、前記繊維シートに前記シール突起のパターンに対応した融着部を形成するヒートシールする方法がある(特開2007−245458号公報参照。)。
また、手袋型拭取り用具1の両方の外面シートの上からヒートシールする場合に、内面シートの融点は外面シートの融点よりも低いことが好ましい。外面シート2,2'の融点が内面シート3,3'の融点と同じか低いと内面シール同士が融着する前に外面シートがヒートシールの熱で線状に切れて融断してしまうことがあるからである。
シール線4の位置は、手型の外縁から5mm離間した内側の位置にある。ヒートシール線は、手型の外縁の端部から行うことができるが、手袋の外縁の端部がヒートシールで溶融して固くなる傾向があるので、肌に触れると痛みを感じることがあるため、外縁から1mm程度離間して内側の位置で設けるのが好ましい。シール線4の幅は実施例では1mm程度であるがこれに限定されない。
手袋型拭取り用具1では、内面シート3,3'と外面シート2,2'は、シール線4以外の部分は、シールされてなく、重ねられた状態であって両シートは、接合されていない。手袋内に手を嵌めて拭取り作業等を行う場合に、指を曲げる動作の妨げにならないようにするためである。また、外面シート2,2'が拭取り作業で吸水して濡れても内面シート3,3'への浸水が抑制されるので内面シートが濡れた感触がない。
また、手袋型拭取り用具1では、手を嵌める開口部の縁には、シール線4が設けられていないが、外面シートと内面シートとは、開口部縁に沿ってシール線4を設けてもよい。外面シートと内面シートとの間に間違って手を挿入するのを防ぐことができるとともに、手袋の中に手を嵌めるため、内面シート間の開口部を開ける場合に、間違いなく内面シート間の開口部を開けることができるからである。
手袋型拭取り用具1で使用する内面シート3,3'は、ポリプロピレンを原料としスパンボンド法により製造された不織布である。内面シート3,3'は、ポリエチレンやポリエステル繊維を適宜配合して使用することができるが疎水性若しくは撥水性付与することが好ましい。
人の洗髪やペットの洗浄、シャンプー掛け後の洗剤や水の拭取り以外に、犬や猫等の体毛をかきとる用途の場合は、ニードルパンチ法で製造された不織布を外面シートに使用することにより外面シートの繊維同士を絡ませて強度と嵩を付与することができるので体毛のかきとり用途に好適に使用できる。
手袋型拭取り用具1において、外面シートは、水、プロピレングリコール、消臭成分、界面活性剤、トリートメント剤を含ませたものである。プロピレングリコールは、保湿剤として使用するものであり、保湿剤としては、その他にグリセリン、ソルビトール等を含ませることもできる。消臭成分としては、犬や猫用として例えば、水溶性金属塩、界面活性剤、シリコーンを含有する動物臭に消臭効果の高い消臭剤組成物がある。
トリートメント剤としては、特に限定されないが、動物油,植物油,ロウ類,炭化水素油,アルコール類,エステル油,シリコーン油及び多価アルコールから選ばれる油剤が好ましい。犬や猫の消臭を兼ねた洗浄か、体毛にしっとりした感触を付与することを兼ねた洗浄か等の用途の目的に応じて、何れか一つを含むようにしてもよい。
2.手袋型拭取り用具1の吸水量・保水量の試験方法
<サンプルの調整>
内面シート及び外面シートから140mm×60mmのサンプルを切り取り、各サンプルの質量(Ag)を測定した。
<吸水量・保水量の測定>
重量を測定した後、サンプルを10メッシュの金網の上に置き、サンプル全体をトレイに入れた試験液(水道水)に浸けた。3分間試験液に浸したのち、サンプルを金網ごとトレイから取り出し、軽く水切りをして、5分間静置する。その後、金網とサンプルとの質量(Bg)を測定し、サンプルを取り外して、金網のみの質量(Cg)を測定した。そしてサンプルをサンプル台の上に置き、420gの重りをサンプルにのせて、3分間そのまま放置し、3分後における、サンプルの質量を測定した(Dg)。
<吸水量・保水量の算出>
上記の測定方法によって求めた値(A〜D)を用いて、下記の計算方法により、吸水量、保水量、保水率、吸水量の低下率を求めた。測定は5回行い、その平均値を各シートの吸水量・保水量とした。
吸水量(g/m)=(B−C−A)/0.06/0.14
保水量(g/m)=(D−A)/0.06/0.14
保水率(%)=(D−A)/A×100
吸水量の低下率(%)=保水量/吸水量×100
3.手袋型拭取り用具1の評価
吸水量・保水量試験の結果を表1に示す。
以下、手袋型拭き取り用具1の作製に供した実施例1の外面シート2,2'及び内面シート3,3'の吸水量・保水量を、表1を参照しながら説明する。
図1に示すように、手袋型拭き取り用具1は、内面シート3,3'と外面シート2,2'とを積層して手袋型拭き取り用具1の一方の面と他方の面をなすように構成され、手を嵌める開口部の縁を除き、手型の外縁に沿って線状にシールされている。
表1に示すように実施例1の内面シート3,3'は、スパンボンド法により製造された不織布である。該不織布の繊維組成は、ポリプロピレン繊維100%である。目付は、21.4g/mである。吸水量54.0g/m、保水量26.4g/mであった。吸水時の吸水量に対する一定時間後の吸水量(保水量)の低下比は、48.9%であった。
他方、実施例1の外面シート2,2'は、スパンレース法により製造された不織布である。該不織布の繊維組成は、レーヨン繊維60%、複合繊維13%、ポリエステル繊維37%である。目付は、53.6g/mであった。吸水量は、455.2g/m、保水量は、369.8g/mであった。吸水時の吸水量に対する一定時間後の吸水量(保水量)の低下率は、81.2%であった。
実施例1に係る内面シート3,3'の目付と外面シート2,2'の目付との大小関係は、内面シート目付が21.4g/mであり、外面シート目付の53.6g/mよりも小さく、内面シートの保水量は、外面シートの保水量よりも少なかった。
次いで、実施例1に係る外面シート2,2'及び内面シート3,3'を用いて、手袋の外縁をヒートシールして、図1及び図2に示す形状をした本発明に係る手袋型拭き取り用具1を得た。拭取り作業時の使用結果は良好であった。
手袋型拭取り用具1の作製に供した実施例2及び実施例3の外面シート2,2'、及び内面シート3,3'についても、同様の方法で本発明に係る手袋型拭き取り用具1を作製した。使用結果は何れも良好であった。
4.手袋型拭取り用具1の使用方法
本発明の手袋型拭取り用具1は、左右同形の手型の手袋型拭取り用具であるので左右何れか一方の利き手又は両手に嵌めて、犬や猫の体に水や温水を注ぎながら体毛を手で擦りながら汚れの洗浄に使用することができる。
拭取り用具に界面活性剤を含ませたものを使用すれば、洗剤は不要である。洗浄が終われば、新しい拭取り用具1を嵌め直して、濡れた体毛の水分の拭取りにも使用することができる。水分の拭取りの際は、濡れていない手袋の外面を使用するため、手袋を嵌め直して使用することができる。
なお、本発明は前述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
1,21 手袋型拭取り用具
2,2' 外面シート
3,3' 内面シート
4 シール線

Claims (4)

  1. 保水率が600〜1200%である外面をなす手型形状の外面シートと、
    保水率が100〜150%である手に接触する手型形状の内面シートとを備え、
    前記外面シートの内側に前記内面シートが積層された状態で、手袋が形成されるようにシールされたことを特徴とする手袋型拭取り用具。
  2. 前記外面シートは、目付が30〜100g/mであり、
    前記内面シートは、目付が15〜30g/mであり、
    前記内面シートの保水量/吸水量の低下率が、前記外面シートの保水量/吸水量の低下率より大きいことを特徴とする請求項1に記載の手袋型拭取り用具。
  3. 前記外面シートは、レーヨン繊維,コットン繊維,ポリエチレン繊維,ポリプロピレン繊維,ポリエステル繊維,ナイロン繊維,アクリル繊維のうち少なくとも何れか1つを含む親水処理がされた不織布であり、
    前記内面シートは、ポリプロピレン繊維,ポリエチレン繊維,ポリエステル繊維,ナイロン繊維,アクリル繊維のうち少なくとも何れか1つを含む疎水処理又は撥水処理がされた不織布であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の手袋型拭取り用具。
  4. 表(掌側)向きにも裏(手の甲側)向きにも嵌められる形状としたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のうち何れか1つに記載の手袋型拭取り用具。
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