JP6213214B2 - ボイラシステム - Google Patents
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脱塩部と脱気部とを有する純水供給源と、
揮発性アミンを含む薬剤を上記純水供給源からの脱気純水に注入にする薬剤注入装置と、
上記薬剤が注入された脱気純水が供給され、この脱気純水をボイラ給水として貯留する給水タンクと、
上記給水タンクから上記ボイラ給水が供給されるボイラと、
上記純水供給源からの脱気純水の流量に対して上記薬剤の注入量が比例するように、上記薬剤注入装置を制御する制御装置と
を備え、
上記薬剤注入装置が上記純水供給源と上記給水タンクとの間の脱気純水に上記薬剤を注入することにより、上記薬剤が注入された脱気純水が流動中に撹拌されて、上記薬剤が均一に分布する脱気純水が上記ボイラ給水として上記給水タンク内に貯留されることを特徴としている。
上記ボイラ内のボイラ水の電気伝導率を測定する第1電気伝導率測定部を備え、
上記制御装置は、
上記第1電気伝導率測定部で測定されたボイラ水の電気伝導率と、予め設定された第1設定値とを比較して、上記ボイラ水の電気伝導率が上記第1設定値未満になっているか否かを判定する第1電気伝導率判定手段と、
上記ボイラ水の電気伝導率が上記第1設定値未満になっていると判定された場合、上記ボイラ水の電気伝導率が上記第1設定値よりも大きい第2設定値以上になるまでの間、または、予め設定された第1時間の間、上記純水供給源からの脱気純水の単位流量あたりの上記薬剤の注入量を増やす第1薬剤注入量増加手段と
を有する。
上記ボイラ内のボイラ水の電気伝導率を測定する第1電気伝導率測定部を備え、
上記制御装置は、
上記第1電気伝導率測定部で測定されたボイラ水の電気伝導率と、予め設定された第1設定値とを比較して、上記ボイラ水の電気伝導率が上記第1設定値未満になっているか否かを判定する第1電気伝導率判定手段と、
上記ボイラ水の電気伝導率が上記第1設定値未満になっていると判定された場合、上記ボイラ水の電気伝導率が上記第1設定値よりも大きい第2設定値以上になるまでの間、または、予め設定された第2時間の間、上記ボイラ水のブローを禁止するブロー禁止手段と
を有する。
上記ボイラ内のボイラ水の電気伝導率を測定する第1電気伝導率測定部と、
上記ボイラに供給されるボイラ給水の溶存酸素値を測定する溶存酸素値測定部と
を備え、
上記制御装置は、
上記溶存酸素値測定部で測定されたボイラ給水の溶存酸素値と、予め設定された第3設定値とを比較して、上記ボイラ給水の溶存酸素値が上記第3設定値以上になっているか否かを判定する溶存酸素値判定手段と、
上記ボイラ給水の溶存酸素値が上記第3設定値以上になっていると判定された場合、上記第1電気伝導率測定部で測定されたボイラ水の電気伝導率と、予め設定された第4設定値とを比較して、上記ボイラ水の電気伝導率が上記第4設定値以上になるまでの間、または、予め設定された第3時間の間、上記純水供給源からの脱気純水の単位流量あたりの上記薬剤の注入量を増やす第2薬剤注入量増加手段と
を有する。
上記ボイラ内のボイラ水の電気伝導率を測定する第1電気伝導率測定部と、
上記純水供給源の脱気純水の電気伝導率、または、上記純水供給源からの脱気純水の電気伝導率を測定する第2電気伝導率測定部と
を備え、
上記制御装置は、
上記第2電気伝導率測定部で測定された脱気純水の電気伝導率と、予め設定された第5設定値とを比較して、上記脱気純水の電気伝導率が上記第5設定値以上になっているか否かを判定する第2電気伝導率判定手段と、
上記脱気純水の電気伝導率が上記第5設定値以上になっていると判定された場合、上記第1電気伝導率測定部で測定されたボイラ水の電気伝導率と、予め設定された第6設定値とを比較して、上記ボイラ水の電気伝導率が上記第6設定値以上になるまでの間、または、予め設定された第4時間の間、上記純水供給源からの脱気純水の単位流量あたりの上記薬剤の注入量を増やす第3薬剤注入量増加手段と
を有する。
上記制御装置は、上記ボイラ水のpH値が9.0〜10.3の範囲内に入るように、上記薬剤注入装置を制御する。
図1は、この発明の第1実施形態のボイラシステムの概略構成を示す模式図である。以下の説明において、「ライン」とは、流路、経路、管路などの総称である。
図3は、この発明の第3実施形態のボイラシステムの概略構成を示す模式図である。この図3において、図1の構成部と同一の構成部は、図1の構成部の参照番号と同一の参照番号を付している。
図4は、この発明の第3実施形態のボイラシステムの概略構成を示す模式図である。この図4において、図1の構成部と同一の構成部は、図1の構成部の参照番号と同一の参照番号を付している。
図5は、この発明の第4実施形態のボイラシステムの概略構成を示す模式図である。この図5において、図1の構成部と同一の構成部は、図1の構成部の参照番号と同一の参照番号を付している。
上記第1〜第4実施形態では、ボイラ3が複数設置されていたが、ボイラ3が単数設置されるようにしてもよい。
2 給水タンク
3 ボイラ
4,204,304,404 制御装置
4a 第1電気伝導率判定手段
4b 第1薬剤注入量増加手段
5,405 純水製造装置
6 流量センサ
7 第1電気伝導率計
204b ブロー禁止手段
441 第2電気伝導率計
304a 溶存酸素値判定手段
304b 第2薬剤注入量増加手段
404a 第2電気伝導率判定手段
404b 第3薬剤注入量増加手段
Claims (6)
- 脱塩部と脱気部とを有する純水供給源と、
揮発性アミンを含む薬剤を上記純水供給源からの脱気純水に注入にする薬剤注入装置と、
上記薬剤が注入された脱気純水が供給され、この脱気純水をボイラ給水として貯留する給水タンクと、
上記給水タンクから上記ボイラ給水が供給されるボイラと、
上記純水供給源からの脱気純水の流量に対して上記薬剤の注入量が比例するように、上記薬剤注入装置を制御する制御装置と
を備え、
上記薬剤注入装置が上記純水供給源と上記給水タンクとの間の脱気純水に上記薬剤を注入することにより、上記薬剤が注入された脱気純水が流動中に撹拌されて、上記薬剤が均一に分布する脱気純水が上記ボイラ給水として上記給水タンク内に貯留されることを特徴とするボイラシステム。 - 請求項1に記載のボイラシステムにおいて、
上記ボイラ内のボイラ水の電気伝導率を測定する第1電気伝導率測定部を備え、
上記制御装置は、
上記第1電気伝導率測定部で測定されたボイラ水の電気伝導率と、予め設定された第1設定値とを比較して、上記ボイラ水の電気伝導率が上記第1設定値未満になっているか否かを判定する第1電気伝導率判定手段と、
上記ボイラ水の電気伝導率が上記第1設定値未満になっていると判定された場合、上記ボイラ水の電気伝導率が上記第1設定値よりも大きい第2設定値以上になるまでの間、または、予め設定された第1時間の間、上記純水供給源からの脱気純水の単位流量あたりの上記薬剤の注入量を増やす第1薬剤注入量増加手段と
を有することを特徴とするボイラシステム。 - 請求項1に記載のボイラシステムにおいて、
上記ボイラ内のボイラ水の電気伝導率を測定する第1電気伝導率測定部を備え、
上記制御装置は、
上記第1電気伝導率測定部で測定されたボイラ水の電気伝導率と、予め設定された第1設定値とを比較して、上記ボイラ水の電気伝導率が上記第1設定値未満になっているか否かを判定する第1電気伝導率判定手段と、
上記ボイラ水の電気伝導率が上記第1設定値未満になっていると判定された場合、上記ボイラ水の電気伝導率が上記第1設定値よりも大きい第2設定値以上になるまでの間、または、予め設定された第2時間の間、上記ボイラ水のブローを禁止するブロー禁止手段と
を有することを特徴とするボイラシステム。 - 請求項1に記載のボイラシステムにおいて、
上記ボイラ内のボイラ水の電気伝導率を測定する第1電気伝導率測定部と、
上記ボイラに供給されるボイラ給水の溶存酸素値を測定する溶存酸素値測定部と
を備え、
上記制御装置は、
上記溶存酸素値測定部で測定されたボイラ給水の溶存酸素値と、予め設定された第3設定値とを比較して、上記ボイラ給水の溶存酸素値が上記第3設定値以上になっているか否かを判定する溶存酸素値判定手段と、
上記ボイラ給水の溶存酸素値が上記第3設定値以上になっていると判定された場合、上記第1電気伝導率測定部で測定されたボイラ水の電気伝導率と、予め設定された第4設定値とを比較して、上記ボイラ水の電気伝導率が上記第4設定値以上になるまでの間、または、予め設定された第3時間の間、上記純水供給源からの脱気純水の単位流量あたりの上記薬剤の注入量を増やす第2薬剤注入量増加手段と
を有することを特徴とするボイラシステム。 - 請求項1に記載のボイラシステムにおいて、
上記ボイラ内のボイラ水の電気伝導率を測定する第1電気伝導率測定部と、
上記純水供給源の脱気純水の電気伝導率、または、上記純水供給源からの脱気純水の電気伝導率を測定する第2電気伝導率測定部と
を備え、
上記制御装置は、
上記第2電気伝導率測定部で測定された脱気純水の電気伝導率と、予め設定された第5設定値とを比較して、上記脱気純水の電気伝導率が上記第5設定値以上になっているか否かを判定する第2電気伝導率判定手段と、
上記脱気純水の電気伝導率が上記第5設定値以上になっていると判定された場合、上記第1電気伝導率測定部で測定されたボイラ水の電気伝導率と、予め設定された第6設定値とを比較して、上記ボイラ水の電気伝導率が上記第6設定値以上になるまでの間、または、予め設定された第4時間の間、上記純水供給源からの脱気純水の単位流量あたりの上記薬剤の注入量を増やす第3薬剤注入量増加手段と
を有することを特徴とするボイラシステム。 - 請求項1から5までのいずれか一項に記載のボイラシステムにおいて、
上記制御装置は、上記ボイラ水のpH値が9.0〜10.3の範囲内に入るように、上記薬剤注入装置を制御することを特徴とするボイラシステム。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013262624A JP6213214B2 (ja) | 2013-12-19 | 2013-12-19 | ボイラシステム |
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Family
ID=53530783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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- 2013-12-19 JP JP2013262624A patent/JP6213214B2/ja active Active
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