JP5832908B2 - 薬注管理設備及び薬注管理システム - Google Patents
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Description
(1) 汽水胴を有するボイラ部と、給水する補給水部と、薬液を注入する薬注部とを備える薬注管理設備であって、前記汽水胴と前記補給水部とを連結する給水ラインと、前記薬注部から前記給水ラインを介して前記汽水胴に薬注するように、前記薬注部と前記給水ラインとを連結する通常薬注ラインと、前記薬注部から前記汽水胴に薬注するように、前記薬注部と前記汽水胴とを連結する保管薬注ラインとを備える薬注管理設備。
また、本発明に係る薬注管理システムは、(2)に記載された薬注管理設備において、保管薬注ラインに自動的に切り替えて、水質を確保することができる。
さらに、本発明に係る薬注管理システムは、(3)に記載された薬注管理設備において、ボイラ停止中の場合、薬品の種類を、例えば、pH濃度の高い薬品に、自動的に切り替えて薬注することにより、ボイラの不規則な運転状況下における一時的なボイラ停止中であっても、水質を確保することができる。
(1)ボイラの運転中及び停止中において、適切な薬注ラインにより、ボイラの伝熱面に生じる腐食を抑制することができる。
(2)ボイラの運転中及び停止中において、適切な薬品注入により、ボイラの伝熱面に生じる腐食を抑制することができる。
(3)中央制御室からの制御により、ボイラの運転中とボイラの停止中との薬注ライン及び注入薬品を自動的に切り替えて行い、水質を確保することができる。
なお、本設用薬品タンク301が点検されていて使用することができない場合、薬注部30は、本設用薬品タンク301とは別の移設タンク302を使用して、薬液を注入できるようにしてもよい。ここで、本設用薬品タンク301及び移設タンク302は、貯蔵している薬品を自動的に溶解する自動溶解機能を備えた自動溶解薬品タンクである。このような自動溶解薬品タンクから、薬品を注入できるようにした薬注管理設備1によれば、薬品溶解作業を軽減することができる。
同様に、薬注制御装置50は、ボイラ部10から信号を受信して、受信した信号によりボイラ部10が停止中であると判断すると、保管薬注ライン33により薬注するように薬注ライン切替部40にライン切替指示信号を送信すると共に、薬品をボイラ101停止中の薬品(例えば、脱酸素剤高濃度の薬液)に切り替えるために、薬注部30に薬品切替指示信号を送信する。
これにより、薬注管理設備1によれば、ボイラ101の不規則な運転状況下において、ボイラ101の一時的な停止中であっても、薬注部30と汽水胴102とを直接連結する保管薬注ライン33を介して、水質を確保することができる。すなわち、ボイラ101が一時的に停止するたびにボイラ水をブローする必要がなく、一時的な停止の後ボイラ101が必要となった場合に直ちにボイラ101の運転を再開することができるため、ボイラ101の不規則な運転状況下において適切な水質管理を実現することができる。また、薬注管理システム2は、薬注管理設備1により、通常薬注ライン32と保管薬注ライン33とを自動的に切り替えて、ボイラの不規則な運転状況下において、水質を確保することができる。
2 薬注管理システム
10 ボイラ部
101 ボイラ
102 汽水胴
20 補給水部
21 補給水タンク
22 給水ポンプ
30 薬注部
31 給水ライン
32 通常薬注ライン
33 保管薬注ライン
321 薬品切替部
40 薬注ライン切替部
50 薬注制御装置
51 薬注制御DB
Claims (4)
- 汽水胴を有するボイラ部と、給水する補給水部と、薬液を注入する薬注部とを備える薬注管理設備であって、
前記汽水胴と前記補給水部とを連結する給水ラインと、
前記薬注部から前記給水ラインを介して前記汽水胴に薬注するように、前記薬注部と前記給水ラインとを連結する通常薬注ラインと、
前記薬注部から前記汽水胴に薬注するように、前記薬注部と前記汽水胴とを連結する保管薬注ラインと、
を備える薬注管理設備。 - 前記ボイラ部が運転中の場合、前記通常薬注ラインにより前記汽水胴に薬注し、前記ボイラ部が停止中の場合、前記保管薬注ラインにより前記汽水胴に薬注するために、前記通常薬注ラインと前記保管薬注ラインとを切り替える薬注ライン切替部をさらに備える請求項1に記載の薬注管理設備。
- 前記ボイラ部が運転中の場合と前記ボイラ部が停止中の場合とで、薬注する薬品の種類を切り替える薬品切替部をさらに備える請求項1又は2に記載の薬注管理設備。
- 請求項1から3に記載された薬注管理設備における薬注を管理する薬注管理システムであって、
前記ボイラ部が運転中であることを示す信号を受信して、前記通常薬注ラインにより薬注し、前記ボイラ部が停止中であることを示す信号を受信して、前記保管薬注ラインにより薬注する薬注制御装置を備える薬注管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012003393A JP5832908B2 (ja) | 2012-01-11 | 2012-01-11 | 薬注管理設備及び薬注管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012003393A JP5832908B2 (ja) | 2012-01-11 | 2012-01-11 | 薬注管理設備及び薬注管理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2013142505A JP2013142505A (ja) | 2013-07-22 |
JP5832908B2 true JP5832908B2 (ja) | 2015-12-16 |
Family
ID=49039164
Family Applications (1)
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JP2012003393A Active JP5832908B2 (ja) | 2012-01-11 | 2012-01-11 | 薬注管理設備及び薬注管理システム |
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-
2012
- 2012-01-11 JP JP2012003393A patent/JP5832908B2/ja active Active
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