JP6212351B2 - 包装体 - Google Patents

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Description

本発明は、ウェットティッシュを収容するとともに開口部から取り出すことができ、取り出した後に再封することができる包装体に関するものである。
従来、例えばアルコール等の洗浄液や化粧水を繊維素材に含浸させたウェットティッシュを収容するとともに、ウェットティッシュを取り出した後に再封し、乾燥を防止しながら何度も消費する包装体が知られている(例えば、特許文献1参照)。
図7に示すように、特許文献1に記載の包装体100は、気密性及び液密性を有する柔軟なシートから形成され、内部にウェットティッシュ(図示省略)が封入される封入袋101を有する。
封入袋101は、ウェットティッシュを取出すための取出し口102及びこの取出し口102を覆う開閉蓋103を有する。取出し口102は、封入袋101に形成された切離し用切込み106に沿って切り離すことにより形成される。
ウェットティッシュは、一度に消費しないで少しずつ繰返し封入袋101から取出されて使用可能であり、開閉蓋103は、何度でも再封可能なものとなっている。開閉蓋103は、封入袋101とは別体に形成され、取出し口102を覆うように、感圧接着剤により封入袋101に貼着されている。
開閉蓋103は、両端にそれぞれ例えば半円状の摘み部104が設けられている。また、開閉蓋103における摘み部104の内側には、開閉蓋103の全幅にわたって切込み105が設けられている。
従って、開閉蓋103の一端側の摘み部104を摘まんで、開閉蓋103を他端側の切込み105まで開くことにより、取出し口102が露出するので、ウェットティッシュを取り出すことができる。
また、ウェットティッシュを取り出した後は、開閉蓋103で取出し口102を覆うように再封することにより、ウェットティッシュの乾燥を防止して保存することができる。これを繰り返すことにより、何度でもウェットティッシュを取り出して使用することが可能になる。
特許第3182114号公報(第1図)
前述したような従来の包装体においては、通常、開閉蓋に合成樹脂製の粘着ラベルが使用されている。開閉蓋は、ある程度の厚みと剛性を持っていないと、一旦開閉蓋を開いた後に再封する際、開閉蓋や包装体にしわが寄って密封出来にくくなる為、より剛性の高いラベルが好ましい。
しかしながら、剛性の高い開閉蓋を用いた場合には、開閉蓋を開いた時の反発力が強く、開閉蓋が戻りやすい傾向がある。
このため、開いた後に摘み部から手を放すと、合成樹脂の反発力により開閉蓋が閉じてしまい、ウェットティッシュを取り出しにくいという問題があった。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、開閉蓋を開いた後に摘み部から手を放したときに、合成樹脂の反発力により開閉蓋が閉じてしまうことがなく、かつ、再封した際にしわが生じるのを防止できる包装体を提供することを目的とする。
本発明の包装体は、ウェットティッシュを収納するとともに前記ウェットティッシュを取り出す開口部を有する包装袋と、前記開口部を覆う開閉ラベルと、を有し、前記開閉ラベルが、長手方向の一端側に設けた摘み部と、本体部と、長手方向の他端側で幅方向に設けた切り込み線により前記包装袋に固定される基底部と、を備える包装体であって、前記開閉ラベルは、表面樹脂層、少なくとも1層の中間樹脂層、裏面樹脂層、接着剤層がこの順に積層された構造を有し、
前記本体部と前記摘み部を合わせた重量をW(g)、
接続部分の長さ(接続幅)をb(mm)、
前記表面樹脂層の厚さをh(mm)、
前記表面樹脂層の曲げ強さ(曲げモーメント/断面係数)をσ(MPa)、
前記切り込み線から前記摘み部の先端までの長さの1/2をL(mm)とした場合に、各数値の関係を下記式(1)で表すとき、式(1)中の係数aが10以上30以下であるものである。
W=a×b×h×σ/L・・・(1)
また、本発明の包装体は、前記表面樹脂層の厚さが0.02mm以上0.04mm以下であるものである。
また、本発明の包装体は、接続部分の長さ(接続幅)が15mm以上60mm以下であるものである。
また、本発明の包装体は、前記中間樹脂層と前記裏面樹脂層が、合計で80μm以上300μm以下の厚さであるものである。
さらに、本発明の包装体では、前記中間樹脂層は、少なくとも1層が厚さ40μm以上のポリエチレンテレフタレート樹脂から形成されるものである。
本発明は、開閉ラベルを、表面樹脂層、少なくとも1層の中間樹脂層、裏面樹脂層、接着剤層をこの順に積層して形成し、式 W=a×b×h×σ/L において係数aが10以上30以下となるようにした。なお、W(g)は本体部と摘み部を合わせた重量、b(mm)は接続部分の長さ(接続幅)、h(mm)は表面樹脂層の厚さ、σ(MPa)は表面樹脂層の曲げ強さ(曲げモーメント/断面係数)、L(mm)は切り込み線から摘み部の先端までの長さの1/2である。これにより、開閉ラベルを開いた後に摘み部から手を放したときに、開閉ラベルの反発力により開閉ラベルが閉じてしまうことがなく、かつ、再封した際に開閉ラベルにしわが生じるのを防止できるという効果を有する包装体を提供できる。
本発明に係る実施形態の包装体の斜視図である。 (A)は本発明に係る実施形態の包装体の平面図であり、(B)は(A)中B−B位置の断面図である。 (A)は開閉ラベルの平面図であり、(B)は(A)中B−B位置の断面図である。 (A)は本発明に係る実施形態の包装体の変形例を示す平面図であり、(B)は(A)中B−B位置の断面図である。 開閉ラベルの変形例を示す平面図である。 (A)は本発明に係る実施形態の包装体における開閉ラベルにストッパーを設けた場合の平面図であり、(B)は開閉ラベルに外枠部分を設け外枠部分にストッパーを設けた場合の平面図である。 従来の包装体の斜視図である。
以下、本発明に係る実施形態の包装体について、図面を用いて説明する。
図1及び図2に示すように、本発明に係る実施形態の包装体10は、ウェットティッシュ11を収納する包装袋20を有する。
包装袋20は、液密性及び気密性等を有するシートから扁平な筒状に形成されており、長手方向両端において密に接合(接合部21)されている。なお、包装袋20の側面には、マチ部202が設けられており、包装袋20の厚さの変化に対応可能となっている。
包装袋20の上面201には、収容されているウェットティッシュ11を取り出すための開口部22が設けられている。
開口部22は、初めから包装袋20の上面201を切欠いて設けることができるが、上面201に容易に切り取ることができる切り込み221を設けておいても良い。切り込み221を設けた場合には、最初に後述する開閉ラベル30を開けた際に切り離されて、開口部22が形成される。
開口部22の形状は特に限定するものではない。ここでは、幅の狭い長円形状の開口部22を設けている。
なお、包装袋20の上面201に、開口部22の周囲を補強するための補強ラベル23を設けることもできる。補強ラベル23には、包装袋20の上面201の開口部22に対応した開口部231が設けられている。補強ラベル23は、60μm以上150μm以下の厚さを有するPET(Polyethylene terephthalate)樹脂で形成するのが望ましい。
これにより、包装袋20の上面201における開口部22の周囲に、しわが発生するのを防止できる。
包装袋20の上面201には、開口部22を覆う略矩形状あるいは略楕円形状の開閉ラベル30が、開閉可能に設けられている。
開閉ラベル30は、開口部22を覆う本体部31と、長手方向の一端側に設けた摘み部32と、長手方向の他端側に設けられ開閉時に開閉ラベル30を支持する基底部33とを有する。基底部33と本体部31との間には、開閉ラベル30の幅方向に切り込み線34が設けられている。
図3に示すように、開閉ラベル30は、表面樹脂層35、少なくとも1層(ここでは1層の場合を例示する。)の中間樹脂層36、裏面樹脂層37が、表面301側からこの順に積層されて形成されている。また、各層の間及び裏面樹脂層37の内面には、接着剤層381(38)が設けられている。
裏面樹脂層37の内面に塗布されている接着剤層381は、包装袋20の上面201に対して再剥離可能な接着剤で形成されている。これにより、開閉ラベル30は、包装体20の上面201に対して、再剥離可能に接着される。
基底部33と本体部31との間に設けられる切り込み線34は、表面樹脂層35を除いて設けられており、中間樹脂層36、裏面樹脂層37及び接着剤層38を貫通して設けられている。
表面樹脂層35は、厚さ20μm以上40μm以下のポリプロピレン樹脂で形成することが望ましい。厚さが20μmより薄いと、繰り返し開閉時に接続部分である切り込み線34に対応する位置において破断が発生しやすくなる。また、厚さが40μmより厚いと、表面樹脂層35の反発力が大きくなり、開時に摘み部32を離したときに開閉ラベル30が戻ってしまうおそれがある。
接続部分の長さ(接続幅)、すなわち基底部33における開閉ラベル30の幅方向の長さbは、15mm以上60mm以下であることが望ましい。接続部分の長さ(接続幅)が15mmより狭いと強度的に弱く、60mmより広いと表面樹脂層35による反発が強すぎる。
なお、摘み部32に対応する裏面樹脂層37の内面には、接着剤層381は設けられていない。
中間樹脂層36と裏面樹脂層37の合計厚さは、80μm以上300μm以下であることが望ましい。さらに、150μm以上250μm以下であることが一層望ましい。合計厚さが80μmより薄いと、開閉ラベル30全体の剛性が低くなり、よれ易く開閉しにくい。一方、300μmを超える厚さでは、必要以上の厚さとなり材料の無駄を生じる。
中間樹脂層36のうちの少なくとも1層が、厚さ40μm以上のPET樹脂で形成されるのが望ましい。さらに、厚さ80μm以上150μm以下であることが一層望ましい。
次に、摘み部32を離したときに、開閉ラベル30が倒れるか否かの検討を行う。
開閉ラベル30が倒れないように抵抗するのは、切り込み線34が設けられていない表面樹脂層35のみなので、開閉ラベル30の抵抗力は表面樹脂層35の強度によると考える。
開閉ラベル30の根元に掛かるモーメントを、片持ち梁での曲げモーメントと考える。
曲げモーメント:M=P(N)×L(m) ・・・(式1)
P:作用力、L:腕の長さの1/2
開閉ラベル30の根元(すなわち、表面樹脂層35におけるの根元)に、表面樹脂層35の曲げ強度以上の重さ(曲げモーメント)が加わったとき、ラベルは倒れたままと考えられる。
曲げ強度(最大応力)σ=M/Z ・・・(式2)
Z:表面樹脂層35の断面係数。
表面樹脂層35の断面は長方形の為、
Z=b×h/6 ・・・・・・(式3)
b:基底部33における開閉ラベル30の幅方向の長さ(接続幅)
h=表面樹脂層35の厚さ
(式1)及び(式3)を(式2)に代入すると、
σ=P×L/(b×h/6) ・・(式4)
開閉ラベル30が倒れたままになる時の開閉ラベル30の重さをWとすると、P=W×gであることから、
σ=W×g×L/(b×h/6)
従って、W=σ/(g×L/(b×h/6))=σ×b×h/(6×g×L)
ここで、a=1/(6×g)と置くと、本体部31と摘み部32を合わせた開閉ラベル30の重量をW(g)は、
W=a×b×h×σ/L・・・(1)
となる。なお、aは定数となるが、樹脂の種類による相違を換算する係数を含むと考えて、樹脂の種類によって変化する係数とした。
a:係数
b(mm) :基底部における開閉ラベルの幅方向の長さ(接続幅)
h(mm) :表面樹脂層の厚さ
σ(MPa):表面樹脂層の曲げ強さ(曲げモーメント/断面係数)
L(mm) :切り込み線から摘み部の先端までの長さの1/2
そして、係数aが10以上30以下となるようにする。
次に、本発明の包装体10の作用効果について説明する。
本発明の包装体10は、ウェットティッシュ11を収納するとともにウェットティッシュ11を取り出す開口部22を有する包装袋20と、開口部22を覆う開閉ラベル30と、を有する。開閉ラベル30は、長手方向の一端側に設けた摘み部32と、本体部31と、長手方向の他端側で幅方向に設けた切り込み線34により包装袋20に固定される基底部33と、を有する。
従って、開閉ラベル30の一端側の摘み部32を摘まんで、開閉ラベル30を切り込み線34まで開くことにより、開口部22が露出するので、ウェットティッシュ11を取り出すことができる。
また、ウェットティッシュ11を取り出した後は、開閉ラベル30で開口部22を覆うように再封することにより、ウェットティッシュ11の乾燥を防止して保存することができる。これを繰り返すことにより、何度でもウェットティッシュ11を取り出して使用することが可能になる。
そして、開閉ラベル30を、表面樹脂層35、少なくとも1層の中間樹脂層36、裏面樹脂層37、接着剤層381をこの順に積層して形成し、式 W=a×b×h×σ/L において係数aが10以上30以下となるようにした。
なお、W(g)は本体部31と摘み部32を合わせた重量、b(mm)は接続部分の長さ(接続幅)(すなわち、開閉ラベル30の幅方向の長さ)、h(mm)は表面樹脂層35の厚さ、σ(MPa)は表面樹脂層35の曲げ強さ(曲げモーメント/断面係数)、L(mm)は切り込み線34から摘み部32の先端までの長さの1/2(半分)である。
これにより、開閉ラベル30を開いた後に摘み部32から手を放したときに、開閉ラベル30の反発力により開閉ラベル30が閉じてしまうことがなく、かつ、再封した際に開閉ラベル30にしわが生じるのを防止できる。
また、本発明の包装体10は、表面樹脂層35の厚さが0.02mm以上0.04mm以下であるのが望ましい。
これにより、開閉ラベル30を繰り返し開閉した時に、表面樹脂層35に破断が生じにくく、かつ、反発力が大きすぎないので、摘み部32から手を放したときに開閉ラベル30が戻るのを防止できる。
また、本発明の包装体10は、接続部分の長さ(接続幅)、すなわち、開閉ラベル30の幅方向の長さが15mm以上60mm以下であることが望ましい。
これにより、基底部33と包装袋20との間に十分な接続強さを保持でき、かつ、反発力が大きすぎないので、摘み部32から手を放したときに開閉ラベル30が戻るのを防止できる。
また、本発明の包装体10は、中間樹脂層36と裏面樹脂層37の合計厚さが80μm以上300μm以下であることが望ましい。
これにより、開閉ラベル30全体の剛性を十分に確保でき、開閉時によれるのを防止できる。また、厚すぎないので、材料の無駄を防止できる。
さらに、本発明の包装体10では、中間樹脂層36及び裏面樹脂層37は、少なくとも1層が厚さ40μm以上のポリエチレンテレフタレート樹脂から形成されることが望ましい。
これにより、開閉ラベル30は、好適な剛性を確保することができる。
(実施例)
表1には、具体的な実施例を示した。
実施例1においては、表面樹脂層35に、厚さ40μmのPP(ポリプロピレン (polypropylene))樹脂を用いた。中間樹脂層36は2層であり、中間樹脂層1は厚さ110μmのPP樹脂、中間樹脂層2は厚さ25μmのPP樹脂を用いた。裏面樹脂層37には、厚さ25μmのPET(Polyethylene terephthalate)樹脂を用い、表面樹脂層、中間樹脂層1、中間樹脂層2、裏面樹脂層の順に積層した。
また、表面樹脂層35の幅bを40mm、表面樹脂層35の厚さhを0.04mm、表面樹脂層35の曲げ強度σを50MPa、切り込み線から摘み部の先端までの長さの1/2であるLを25mm、開閉ラベル30の重量Wを2.0gとした。
このため、開時において摘み部32から手を放したときの開閉ラベル30の戻りがなく、開状態を維持できた。また、無駄な材料を使用することがないので、コストの面でも問題がなかった。
実施例2においては、表1に示す材料及び寸法等を用いた。
また、実施例3においては、表1に示す材料及び寸法等を用いた
さらに、実施例4においては、表1に示す材料及び寸法等を用いた
このため、実施例2、実施例3及び実施例4においても、開閉ラベル30の戻りがなく、開状態を維持できた。また、無駄な材料を使用することがないので、コストの面でも問題がなかった。
表2には、比較例を例示した。
すなわち、比較例1、比較例2及び比較例3においては、開時において摘み部32から手を放したときの開閉ラベル30の戻りが生じ、開状態を維持できなかった。
また、比較例4においては、開閉ラベル30の戻りは生じなかったものの、材料に無駄が生じ、コストの面で不利となった。
なお、本発明の包装体10は、前述した実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。
例えば、前述した実施形態においては、補強ラベル23を、包装袋20の上面201に設けた場合を例示したが、図4に示すように、補強ラベル23を、包装袋20の内面に設けることも可能である。
このようにしても、開閉ラベル30の開閉の際に、包装袋20の上面201における開口部22の周囲に、しわが発生するのを防止できる。
また、図5に示すように、開閉ラベル30を開いたときに、包装体10に残存する外枠部分39を開閉ラベル30に一体的に設けることも可能である。すなわち、外枠部分39は、開閉ラベル30の本体部31及び摘み部32を切り抜いた残りの部分であり、基底部33は外枠部分39でもある。
これにより、開閉ラベル30の開閉時に、包装袋20の上面201にしわが生じにくくなり、開閉ラベル30をスムーズに開閉できる。
さらに、図6に示すように、切り込み線34付近に、湾曲したストッパーを形成することもできる。
図6(A)は前述した実施形態の包装体10においてストッパー41Aを設けた場合であり、切り込み線34に連続して本体部31に湾曲した切り込み42Aを設けた。
図6(B)は外枠部分39を設けた場合(図4参照)においてストッパー41Bを設けた場合であり、切り込み線34に連続して外枠部分39に湾曲した切り込み42Bを設けた。
これにより、開閉ラベル30を勢いよく開けたときでも、確実に切り込み線34に沿って折り返すことができる。
10 包装体
11 ウェットティッシュ
20 包装袋
22 開口部
30 開閉ラベル
31 本体部
32 摘み部
33 基底部
34 切り込み線
35 表面樹脂層
36 中間樹脂層
37 裏面樹脂層
38 接着剤層
a 係数
b 接続部分の長さ(接続幅)
h 表面樹脂層の厚さ
L 切り込み線から摘み部の先端までの長さの1/2
σ 表面樹脂層の曲げ強さ(曲げモーメント/断面係数)
W 本体部と摘み部を合わせた重量

Claims (2)

  1. ウェットティッシュを収納するとともに前記ウェットティッシュを取り出す開口部を有する包装袋と、
    前記開口部を覆う開閉ラベルと、を有し、
    前記開閉ラベルが、長手方向の一端側に設けた摘み部と、本体部と、長手方向の他端側で幅方向に設けた切り込み線により前記包装袋に固定される基底部と、を備える包装体であって、
    前記開閉ラベルは、ポリプロピレン樹脂又はポリエチレンテレフタレート樹脂からなる表面樹脂層、層の中間樹脂層、裏面樹脂層、接着剤層がこの順に積層された構造を有し、
    接続部分の長さ(接続幅)bが15mm以上60mm以下であり
    前記表面樹脂層の厚さhが0.02mm以上0.04mm以下であり
    前記切り込み線から前記摘み部の先端までの長さの1/2をL(mm)とするとき、前記Lが25mmであり、
    前記中間樹脂層がポリプロピレン樹脂又はポリエチレンテレフタレート樹脂から形成され、前記裏面樹脂層がポリエチレンテレフタレート樹脂から形成され、前記中間樹脂層と前記裏面樹脂層が、合計で150μm以上、300μm以下の厚さであることを特徴とする包装体。
  2. 前記中間樹脂層は、少なくとも1層が厚さ40μm以上のポリエチレンテレフタレート樹脂から形成されることを特徴とする請求項に記載の包装体。
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