JP6209545B2 - 工事用シート、ネットの設置装置 - Google Patents
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Description
(イ)下面が溝状に開口していると共に該開口を挟む対向部位を吊車の走行面とし、かつ、長さ方向両端部を接続用ソケット部に形成したロングレール部材、
(ロ)前記ロングレール部材と同様の断面形状で当該レール部材のソケット部に外嵌して接続できる内面形状を有するショートレール部材であって、足場等の縦地単管に結合するクランプを該ショートレール部材の幅方向の一側面に備えて前記ロングレール部材のソケット部に着脱自在に接続・固定されるショートレール部材、
(ハ)クランプを備えていない前記ショートレール部材と同形態のショートレール部材を平面視90度の角度で結合一体化した直角レール部材であって、当該直角レール部材の幅方向の外面又は内面に、前記足場等の縦地単管に結合するクランプを設けた直角レール部材、
(ニ)上記の各レール部材の走行面に載せられて転動する双輪をボディ本体の両側面に備えると共に、該ボディ本体の垂直軸上に、前記足場等に設けるシートやネットのハトメに入って当該シートやネットを吊下支持するためのフック部材を設けて形成した吊車、
(ホ)上記(ロ)又は(ハ)を選択した上記(イ)〜(ニ)のレール部材と吊車によって足場等にシートやネットを開閉自在に設ける、
ことを特徴とするものである。
(イ)下面が溝状に開口すると共に該開口を挟む部位を吊車の走行面とし、かつ、長さ方向両端部を接続用ソケット部に形成したロングレール部材、
(ロ)前記ロングレール部材と同様の断面形状で当該レール部材のソケット部に外嵌して接続できる内面形状を有するショートレール部材であって足場等の縦地単管に結合するクランプを該レール部材の幅方向の一側面に備わって前記ロングレール部材のソケット部に着脱自在に接続・固定されるショートレール部材、
(ハ)前記ショートレール部材と同形態のショートレール部材を平面視90度の角度で結合一体化した直角レール部材であって当該レール部材の幅方向の外面又は内面に、前記足場等の縦地単管に結合するクランプを設けた直角レール部材、
(ニ)上記の各レール部材の走行面に載せられて転動する双輪をボディ本体の両側面に備えると共に、該ボディ本体の垂直軸上に、前記足場等に設けるシートやネットのハトメに入って当該シートやネットを支持するためのフック部材を設けて形成した吊車、
(ホ)上記(イ)〜(ニ)によって足場等に設けるシートやネットを開閉自在に設けるようにして構成したから、少ない種類の部品を共用して工事用シートや安全用の水平ネットを、前記足場や仮囲いの所要部位(箇所)に開閉自在の状態で付加設置することができる。
外嵌部材2a、3aの平面から見た中間部には、後述するショートレール部材4に設けたプランジャ型のロックピン4bと4cを選択的に受入れるピン穴2bと3bとが設けられている。
上記ロングレール部材1には、一例として長さが1800mm、1500mm、1200mm、900mm、600mmの各仕様のものがある。前記長さはメータサイズであるが、各長さに対応したインチサイズもある。また、ロングレール部材が1800mm、1500mm等と長い部材には、中間部に補強用の外嵌部材23aを嵌着したももある。
ショートレール部材4は、ロングレール部材1と同じ断面形状で前記接続部2、3に外嵌される長さが小さい短レール部材4aの左右側端に近い部位に、内蔵させたバネのバネ力により常時下向きにピン41b(41c)が付勢されたロックピン4b、4cを備えていると共に、図4の短レール部材4aの側面(垂直面)に、クランプ穴が垂直方向を向いたクランプ5を結合固定して設けて形成されている。図4~図6において、4d,4eは前記ロックピン4b,4cを短レール部材4aに止着するためのダブルナット、51はクランプ5と短レール部材4aとの結合アタッチメントである。アタッチメント形態は図示の例に限られるものではない。また、前記クランプ5は、一例として、ジョー開閉式でジョーの閉じ姿勢をボルト、ナットで締結するタイプを用いているが、本発明においてクランプ5の形式はこれ以外のクランプでも構わない。
この直角レール部材6は、これを形成した短レール部材6a、6bの外端部近くに、前記ロックピン4b、4cと同様のロックピン6c、6dを具備していると共に、図の例では短レール部材6a、6bの接合部の内側に、前記クランプ5と同旨のクランプ7を結合アタッチメント71を介して固定して設けている。クランプ7は短レール部材の6a,6bの接合部の外側に設けることもある。図7、図8において、61c、61dはバネで下向きに付勢されたピン、6e,6fは、前記ピン6c,6dを短レール部材6a,6bに止着するダブルナットである。
図11において、上記のロングレール部材1の接続部2(3)に外嵌される短レール部材4a(6a又は6b)のクランプ5(7)との枢着部10は、図11のクランプ5(7)の結合アタッチメント51(71)と短レール部材4a(6a又は6b)との対向面の上端部を、該上端部に設けた水平な軸を有する蝶番部材10により結合することにより首振り自在(図11の点線と実線の矢印参照)に形成されている。
この吊車11は、立方体に近いブロック状のボディ本体13と、該本体13の左右側壁に回転自在に設けた双輪の走行輪14a、14bと、ボディ本体13の垂直方向の中心を通って旋回自在に設けたフック部材12とから成る。12aはフック部材12の止着部材である。
図12の例では、下位のロングレール部材1とショートレール部材4は、そのスリット状の開口1aを上向きにして仮囲いWの上端部から露出した支持枠Fsの縦地単管Tに、前記ショートレール部材4のクランプ5を結合して設けている。また、使用するシートSは、一例として幅が1800mm、長さ5400mmのシートSを横向きにして用いている。
この安全ネットNも、その外周上にシートSの場合と同様のハトメが設けられているので、このハトメを吊車11のフック部材12に引掛けることにより、足場Bに開閉自在に設置できる。
このため、平面略ロ状の前記足場Bにおける内周側に等ピッチで立設されている複数本の縦地単管Tに、ロングレール部材1と第2ショートレール部材8と第2直角レール部材9を用いて、前記ネットNの支持装置として機能する本発明設置装置を構築する。
1a 開口
1b、1c 走行面
2、3 ロングレール部材1の接続部
2a、3a 接続部2、3の外嵌部材
2b、3b ピン穴
4 ショートレール部材
4a 短レール部材
4b、4c ロックピン
5 クランプ
6 直角レール部材
6a、6b 短レール部材
6c、6d ロックピン
7 クランプ
8 第2ショートレール部材
9 第2直角レール部材
10 蝶番部材
11 吊車
12 フック部材
13 吊車11のボディ本体
14a、14b 走行輪
A、B 足場
G 出入口
Sd シート門扉
S シート
St 歩行用踏板
W 仮囲い
P 仮囲い用パネル
Fs 支持枠
N 安全ネット
Claims (6)
- (イ)下面が溝状に開口すると共に該開口を挟む部位を吊車の走行面とし、かつ、長さ方向両端部を接続部に形成したロングレール部材、
(ロ)前記ロングレール部材と同様の断面形状で当該レール部材の接続部に外嵌して接続できる内面形状を有するショートレール部材であって足場等の縦地単管に結合するクランプを該レール部材の幅方向の一側面に備えて前記ロングレール部材の接続部に着脱自在に接続・固定されるショートレール部材、
(ハ)前記ショートレール部材と同形態のショートレール部材を平面視90度の角度で結合一体化した直角レール部材であって当該直角レール部材の幅方向の外面又は内面に、前記足場等の縦地単管に結合するクランプを設けた直角レール部材、
(ニ)上記の各レール部材の走行面に載せられて転動する双輪をボディ本体の両側面に備えると共に、該ボディ本体の垂直軸上に、前記足場等に設けるシートやネットのハトメに入って当該シートやネットを支持するためのフック部材を設けて形成した吊車、
(ホ)上記(ロ)又は(ハ)のレール部材を選択して上記(イ)〜(ニ)の部材によって足場等に設けるシートやネットを開閉自在に設けるようにした、
ことを特徴とする工事用シート、ネットの設置装置。 - ロングレール部材は、長さ方向の中間に撓みに対する補強部材を取付けた請求項1に記載の設置装置。
- ロングレール部材の接続部に外嵌したショートレール部材又は直角レール部材は、前記接続部に設けたロック用のピン穴に嵌入するプランジャタイプのロックピンを具備した請求項1又は2に記載した設置装置。
- ショートレール部材と直角レール部材に設けるクランプは、その取付けにおいて水平軸に関して上下方向で首振り自在の枢着構造にした請求項1〜3のいずれか1項に記載した設置装置。
- ショートレール部材及び直角レール部材とクランプの枢着位置は、側面から見て前記両方のレール部材とクランプとの対向面の上端部とした請求項4に記載した設置装置。
- 吊車は、フック部材をボディ本体略中央の垂直軸上に設け、かつその軸上で旋回自在に設けた請求項1に記載した設置装置。
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