JP6209427B2 - 皮剥装置 - Google Patents

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本発明は、植物の樹皮を剥皮するための皮剥装置に関し、特に和紙の原料である楮の樹皮の剥皮に好適な皮剥装置に関する。
従来から、植物の表皮、特に和紙の原料となる植物の樹皮の表皮(黒皮)を剥皮するための皮剥装置は種々、開示されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。特許文献1に開示された紙の原料となる樹皮の黒皮剥離装置は、フレーム上にゴムロールと刃とを対向せしめて取り付け、ゴムロールを低速の正逆回転可能としたことを特徴としている。当該構成を備える黒皮剥離装置によると、ゴムロールと刃の間に樹皮を挟んだ状態で樹皮を引っ張りながらゴムロールを回転させることによって黒皮が剥皮でき、黒皮が完全に剥皮できなかった場合は、ゴムロールを逆回転駆動させることによって黒皮を完全に剥皮することができる旨、記載されている。
また、特許文献2に開示された三椏表皮取り除き装置は、和紙原料である三椏の皮から表皮を取り除くための装置であって、上下若しくは左右部位に歯車を噛み合い配置し、両歯車の噛み合い部位を三椏送り部とし、また三椏送り部の送り方向前方に、表面に凹凸部を有し、且つ歯車と同じ向きに回転する回転体を対向して配置し、両回転体の対向部位を表皮取り除き部とし、回転体の回転速度を歯車の回転速度の3〜5倍の回転速度としていることを特徴としている。そして、当該構成を備える三椏表皮取り除き装置では、三椏送り部が歯車の噛み合いによって三椏の皮を揉みほぐして表皮に亀裂を生じさせた後、歯車より3〜5倍の高回転速度で回転している表皮取り除き部の回転体によってスリップさせながら引っ張るので、表裏の区別なく表皮を取り除いて靱皮を得ることができ、その取り除き作業効率を向上させることができる旨、記載されている。
特開平6−87109号公報 特開平7−68507号公報
特許文献1に開示された黒皮剥離装置や特許文献2に開示された三椏表皮取り除き装置によれば、従来は手作業で行われていた表皮の剥皮作業がある程度は機械化でき、作業効率の向上が図られるものと思料する。
しかしながら、特許文献1に開示された黒皮剥離装置や特許文献2に開示された三椏表皮取り除き装置は、何れも和紙の原料である樹皮の表皮(黒皮)を剥皮するための装置であって、樹皮そのものを剥皮するための装置ではない。従って、樹皮の剥皮作業は依然として人手に頼っているのが現状であり、樹皮の剥皮作業の機械化による作業効率の向上、省力化が求められている。
そこで本願発明者らは、上記の問題点に鑑み、人手を要せずとも植物の樹皮を容易、且つ効率的に剥皮でき、特に和紙の原料である楮の樹皮の剥皮に好適な皮剥装置を提供するべく鋭意検討を重ねた結果、本発明に至ったのである。
即ち、本発明は、植物の樹皮を剥皮するための皮剥装置であって、剥皮対象の植物を投入する原料投入部と、前記原料投入部から投入された前記植物の樹皮の一部を前記植物から分離する樹皮分離手段と、分離された前記樹皮を挟んで前記植物から引き剥がす樹皮引き剥がし手段と、を含んでなり、前記樹皮分離手段が、前記植物の樹皮の一部を前記植物から分離して挟持する分離機構と、該分離機構を前記植物から離反させる分離用移動手段とを含んで構成され、前記樹皮引き剥がし手段が、前記分離された樹皮を挟持する挟持機構と、該挟持機構を前記植物から離反させる引き剥がし用移動手段とを含んで構成されることを特徴とする。
また、本発明の皮剥装置において、前記原料投入部に、前記植物の長手方向に沿って樹皮に切れ目を形成するための樹皮割断刃を備えることを特徴とする。
更に、本発明の皮剥装置において、前記原料投入部に、前記植物を前記樹皮分離手段へ誘導する一対の誘導ローラを備えることを特徴とする。
本発明の皮剥装置によると、人手を要せずとも植物の樹皮を容易、且つ効率的に剥皮できる。特に、本発明の皮剥装置の構成に因れば、和紙の原料である楮の樹皮の剥皮を非常に効率よく、容易に行うことができる。
また、本発明の皮剥装置における原料投入部に、植物の長手方向に沿って樹皮に切れ目を形成するための樹皮割断刃を備えることによって、剥皮作業の更なる効率化を図ることができる。
更に、本発明の皮剥装置における原料投入部に、植物を樹皮分離手段へ誘導する一対の誘導ローラを備えることによって、剥皮作業の更なる効率化が図られると共に、装置内への植物の導入作業の機械化も可能となる。
本発明の一実施形態に係る皮剥装置の概略側面図である。 本発明の皮剥装置に係る樹皮引き剥がし手段の一実施形態を示した平面図である。 本発明の皮剥装置に係る樹皮分離手段の動作状況を示した正面図である。 図1に示した皮剥装置の動作状況の前半を示した概略側面図である。 図1に示した皮剥装置の動作状況の後半を示した概略側面図である。
以下、本発明の皮剥装置の実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る皮剥装置10の概略側面図、図2は、図1に示した皮剥装置10に係る樹皮引き剥がし手段の一実施形態を示した平面図である。これらの図に示すように、植物の樹皮を剥皮するための本実施形態に係る皮剥装置10は、剥皮対象の植物Pを投入する原料投入部20と、原料投入部20から投入された植物Pの樹皮Sの一部を植物Pから分離する樹皮分離手段30と、分離された樹皮Sを挟んで植物Pから引き剥がす樹皮引き剥がし手段40とを含んでなる。
本実施形態の皮剥装置10に係る原料投入部20は、装置本体Xの上部に配設されており、駆動ローラ22によって従動する上下一対の誘導ローラ23a、23bを備える。つまり、装置本体Xの上部に配設された原料投入ガイド21によって原料投入部20へと導かれた長尺の植物Pは、その先端部分が原料投入部20に係る上下一対の誘導ローラ23a、23bによって装置内へと引き込まれ、後述する樹皮分離手段30の配設箇所まで誘導されることとなる。
また、本実施形態に係る原料投入部20は、上下一対の誘導ローラ23a、23bの配設箇所に隣接して樹皮割断刃24を備えている。この樹皮割断刃24によって、原料投入部20に配設された一対の誘導ローラ23a、23bによって引き込まれる植物Pの樹皮Sに、植物Pの長手方向に沿って切れ目が形成されることとなる。
なお、符号25で示すのは、原料投入部20に配設された樹皮折返しローラであるが、この樹皮折返しローラ25については後述する。
次に、原料投入部20から投入された植物Pの樹皮Sの一部を植物Pから分離するための本実施形態に係る樹皮分離手段30は、植物Pの樹皮Sの一部を植物Pから分離して挟持するための分離機構31と、分離機構31を植物Pから離反させるための分離用移動手段32とを含んで構成されている。より具体的には、図1〜図3に示すように、まず樹皮分離手段30に係る分離機構31は、各々の先端に鋸刃を備える複数枚の右チャック部材33及び左チャック部材34と、右チャック部材33及び左チャック部材34の各々の基端部をピン35で回動自在に軸支するための支持アーム36とを含んで構成されている。そして、複数枚の右チャック部材33と複数枚の左チャック部材34とが、各々の先端部を交互に交差させた状態で対向配置され、常時は右チャック部材33と左チャック部材34の先端部が交差した状態(閉状態)に付勢されている(図3(a)参照)。
樹皮分離手段30に係る分離用移動手段32は、分離機構31に係る支持アーム36に連結されたロッド37を備えるエアーシリンダ38を含んで構成されている。エアーシリンダ38を作動させることによって、支持アーム36を介して右チャック部材33及び左チャック部材34を含む分離機構31を昇降移動させることができる。なお、本実施形態ではエアーシリンダ38を適用したが、分離機構31を昇降移動させることができれば、油圧シリンダやそれ以外の公知の昇降機構が適用されてもよい。
そして、上記の樹皮分離手段30によって植物Pから分離された樹皮Sを挟んで引き剥がすための本実施形態に係る樹皮引き剥がし手段40は、分離された樹皮Sを挟持する挟持機構41と、挟持機構41を植物Pから離反させる引き剥がし用移動手段42とを含んで構成されている。より具体的には、図1及び図2に示すように、まず樹皮引き剥がし手段40に係る挟持機構41は、左右一対の挟持部材43、44と、この挟持部材43、44に連結されたラチス構造の伸縮機構45とを含んで構成されている。伸縮機構45は、複数のアーム46がピン47a、47b、47cによって井桁状にピン接合されており、基台49に固定されたピン47cを支点にして伸縮機構45が伸縮可能に構成されている。つまり、伸縮機構45が伸びたときに挟持部材43、44が噛み合う状態(閉状態)となり(図2(a)参照)、伸縮機構45が縮んだときに挟持部材43、44が開いた状態(開状態)となる(図2(b)参照)。なお、符号48で示すのは、基台49に形成されたピン47aの移動を案内するガイド長孔であり、ガイド長孔48によりピン47aの移動が案内されることによって、伸縮機構45の伸縮方向が規制されることとなる。
樹皮引き剥がし手段40に係る引き剥がし用移動手段42は、挟持機構41に係る基台49の移動を案内する挟持機構走行レール50と、駆動ローラ51によって従動する一対の移動用ローラ52a、52bと、この移動用ローラ52a、52bに掛け渡され、挟持機構41に係る基台49が連結固定された無端ベルト53とを含んで構成されている。つまり、駆動ローラ51を駆動させて移動用ローラ52a、52bを従動させることによって、この移動用ローラ52a、52bに掛け渡された無端ベルト53に連結固定された基台49が挟持機構走行レール50に沿って移動することとなる。
以上の構成からなる本実施形態の皮剥装置10による植物Pの樹皮Sの剥皮について、図面に基づいて詳述する。なお、各図において主要な構成以外は一部省略している。まず植物Pを投入する前の状態は、図1及び図3(a)に示すように、樹皮分離手段30の分離機構31に係る右チャック部材33と左チャック部材34の先端部は交差した状態(閉状態)となっており、分離用移動手段32によって分離機構31が一番上の位置に配置されている。また、樹皮引き剥がし手段40に係る挟持機構41は、図2(b)に示した状態と同様、伸縮機構45が縮んだ状態でリンク機構による係止部材55で固定され、挟持部材43、44は開状態で維持され、樹皮分離手段30の近傍で待機している。
剥皮したい植物Pを原料投入ガイド21によって原料投入部20へ投入すると、図4(a)に示すように、植物Pの先端部が原料投入部20に配設された上下一対の誘導ローラ23a、23bによって装置本体X内へと引き込まれていく。そして、本実施形態に係る原料投入部20は、誘導ローラ23a、23bに隣接して樹皮割断刃24を備えているので、誘導ローラ23a、23bによって植物Pが引き込まれていく過程で、植物Pの樹皮Sに植物Pの長手方向に沿って切れ目Cを形成することができる(図3(b)及び図4(b)参照)。
原料投入部20から投入された植物Pの先端部が、樹皮分離手段30に係る分離機構31を構成する右チャック部材33と左チャック部材34との間を通過したことを不図示のセンサ等で検知したら、誘導ローラ23a、23bの駆動が停止され、樹皮分離手段30に係る分離用移動手段32のエアーシリンダ38が作動して分離機構31は下方へと移動を開始する。すると、先端部が交差した状態(閉状態)に付勢されていた右チャック部材33と左チャック部材34は、植物Pに当接した段階で植物Pの表面を鋸刃で擦りながら下方への移動を続ける過程で植物Pの樹皮Sを植物Pから分離していき(図3(c)(d)参照)、最終的には分離機構31に係る右チャック部材33と左チャック部材34とによって、植物Pから分離した先端部の樹皮Sを挟持した状態となる(図3(e)参照)。
このとき、リンク機構の係止部材55で固定されていた樹皮引き剥がし手段40に係る挟持機構41を構成する伸縮機構45の固定状態が、分離機構31に係る支持アーム36が備える解除アーム39によって解除されて伸縮機構45が伸長し、それに伴って挟持機構41に係る左右一対の挟持部材43,44が閉状態(図2(a)参照)となることによって、樹皮Sを挟持することとなる(図3(e)、図4(c)参照)。
そして、樹皮分離手段30に係る分離用移動手段32によって、植物Pの樹皮Sを挟持した状態の分離機構31が下端へ到達すると、分離機構31に係る右チャック部材33と左チャック部材34の反対側が装置本体Xに設けたストッパ26に当接することによって、右チャック部材33と左チャック部材34がピン35を支点に回動し、分離機構31による樹皮Sの挟持状態が解除されることとなる(図3(f)、図4(c)参照)。
挟持機構41によって樹皮Sが挟持されると、樹皮引き剥がし手段40に係る引き剥がし用移動手段42によって挟持機構41を植物Pから離反させる方向、本実施形態では植物Pの投入方向に対して略逆方向に移動させる(図4(d)参照)。このとき、樹皮Sは原料投入部20に配設された樹皮折返しローラ25によって折り返された状態となり、この状態で樹皮Sを挟持した挟持機構41を引き剥がし用移動手段42によって移動させることによって、植物Pから樹皮Sを引き剥がすことができると共に、樹皮Sが引き剥がされた植物Pは装置本体Xの側面に形成された排出部60から装置本体X外へと排出されることとなる(図5(a)(b)参照)。
植物Pからの樹皮Sの剥皮が完了し、引き剥がし用移動手段42によって挟持機構41が挟持機構走行レール50の終端に到達すると、伸縮機構45に係る挟持部材43、44の反対側が装置本体Xに設けたストッパ56に当接することによって伸縮機構45が縮んで挟持部材43、44が開状態となり(図2(b)参照)、挟持部材43、44によって挟持されていた樹皮Sが装置本体X内に落下すると共に、伸縮機構45が縮んで開状態となった挟持部材43、44は、この状態で係止部材55によって固定されることとなる(図5(c)参照)。
そして、樹皮分離手段30に係る分離用移動手段32によって分離機構31を初期位置に戻すと共に、樹皮引き剥がし手段40に係る引き剥がし用移動手段42によって挟持機構41を初期位置に戻すことによって、次の植物Pの樹皮Sの剥皮準備が調うこととなる(図5(d))。
以上のように、本実施形態の皮剥装置10によると、人手を要せずとも植物Pの樹皮Sを容易、且つ効率的に剥皮できる。特に、本実施形態の皮剥装置10の構成に因れば、和紙の原料である楮を蒸したものの樹皮の剥皮を非常に効率よく、容易に行うことができる。
また、本実施形態の皮剥装置10に係る原料投入部20に、植物Pの長手方向に沿って樹皮Sに切れ目Cを形成するための樹皮割断刃24を備えているので、剥皮作業の更なる効率化を図ることができる。
更に、本実施形態の皮剥装置10に係る原料投入部20に、植物Pを樹皮分離手段30へ誘導する一対の誘導ローラ23a、23bを備えることによって、剥皮作業の更なる効率化が図られると共に、装置本体X内への植物Pの導入作業の機械化も可能となる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明の技術的思想を実質的に限定するものと解してはならない。例えば、本発明の皮剥装置において、原料投入部には必ずしも誘導ローラを備える必要はなく、手動によって表皮分離手段へ原料となる植物を導入してもよい。
また、本発明の一実施形態の皮剥装置10に係る誘導ローラ23a、23bは上下一対で配設されているが、誘導ローラの配設態様は上下一対に限定されず、左右一対又は一つの駆動ローラのみで誘導ローラが構成されてもよい。
更に、本発明の一実施形態に係る皮剥装置10において、原料投入部20に樹皮割断刃24を予め配設したが、必ずしも樹皮割断刃24を配設する必要はなく、事前に切れ目を入れておけば装置自体に樹皮割断刃を配設する必要はない。また、樹皮分離手段による樹皮の分離作業を行う際、同時に樹皮の切断を行うように構成してもよい。更には、樹皮切断刃の配設位置も特に限定されず、樹皮分離手段による分離作業の前工程として切れ目の形成が可能であれば、何れの位置に配設されてもよい。
また、本発明の一実施形態に係る皮剥装置10において、樹皮分離手段30に係る分離機構31では、複数枚の右チャック部材33と複数枚の左チャック部材34とが、各々の先端部を交互に交差させた状態で対向配置されているが、分離機構31の構成もこれに限定されず、一対のみの右チャック部材33と左チャック部材34とで構成されてもよく、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で、当業者の創意と工夫により、適宜に改良、変更又は追加をしながら実施できる。
10:皮剥装置
20:原料投入部
21:原料投入ガイド
22:駆動ローラ
23a、23b:誘導ローラ
24:樹皮割断刃
25:樹皮折返しローラ
26、56:ストッパ
30:樹皮分離手段
31:分離機構
32:分離用移動手段
33:右チャック部材
34:左チャック部材
35、47a、47b、47c:ピン
36:支持アーム
37:ロッド
38:エアーシリンダ
40:樹皮引き剥がし手段
41:挟持機構
42:引き剥がし用移動手段
43、44:挟持部材
45:伸縮機構
46:アーム
48:ガイド長孔
49:基台
50:挟持機構走行レール
51:駆動ローラ
52a、52b:移動用ローラ
53:無端ベルト
55:係止部材
60:排出部
C:切れ目
P:植物
S:表皮
X:装置本体

Claims (3)

  1. 植物の樹皮を剥皮するための皮剥装置であって、
    剥皮対象の植物を投入する原料投入部と、
    前記原料投入部から投入された前記植物の樹皮の一部を前記植物から分離する樹皮分離手段と、
    分離された前記樹皮を挟んで前記植物から引き剥がす樹皮引き剥がし手段と、を含んでなり、
    前記樹皮分離手段が、前記植物の樹皮の一部を前記植物から分離して挟持する分離機構と、該分離機構を前記植物から離反させる分離用移動手段とを含んで構成され、
    前記樹皮引き剥がし手段が、前記分離された樹皮を挟持する挟持機構と、該挟持機構を前記植物から離反させる引き剥がし用移動手段とを含んで構成されることを特徴とする皮剥装置。
  2. 前記原料投入部に、前記植物の長手方向に沿って樹皮に切れ目を形成するための樹皮割断刃を備えることを特徴とする請求項1に記載の皮剥装置。
  3. 前記原料投入部に、前記植物を前記樹皮分離手段へ誘導する一対の誘導ローラを備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の皮剥装置。
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