JP6209238B2 - 製袋機の把手貼付部 - Google Patents

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本発明は、紙袋を製造する製袋機の把手貼付部に関する。
一般的に、角底紙袋を製造する製袋機は、袋用紙を連続的に、或いは、一枚ずつ供給する給紙部と、把手を供給する把手供給部と、把手を袋用紙に貼り付ける把手貼付部と、袋用紙を折り畳んで筒状にする胴貼り部と、角底を形成する袋底形成部とを備える(特許文献1及び特許文献2参照)。
把手は、U字状の紐の両端部を補強紙に貼り付けて成り、把手貼付部において、把手の補強紙を、ローラの外周面に載せて搬送される袋用紙上に接着剤を介して重ね、押圧ローラとの間に通すことにより、把手を袋用紙に貼り付けている。
特開2013−169755号公報 特開平11−198254号公報
ところが、従来の製袋機は、外周面が平らな押圧ローラで袋用紙と把手を押圧するので、厚みのある紐に近い部分では十分にプレスすることができず、この結果、補強紙が袋用紙から浮き上がってしまい、体裁が悪いばかりか、接着強度が低下し、重量物を袋に収納して持ち歩くと、把手が取れてしまう虞があった。
本発明が解決しようとする課題は、U字状の紐の両端部を補強紙に貼り付けて成る把手を強固に、且つ、美しく袋用シートに貼り付けることができる製袋機の把手貼付部を提供することにある。
本発明は、U字状の紐の両端部を補強紙に貼着して成る把手を袋用シートの口部に貼り付ける製袋機の把手貼付部に関し、接着剤を介して前記把手の補強紙を口部に重ねた前記袋用シートを載せて搬送する搬送装置と、前記袋用シート及び把手を挟んで搬送装置に圧接される貼り付けシリンダー及び補助プレスロールとを備え、前記貼り付けシリンダーの外周面において、前記紐の両端部に相当する位置にそれぞれ逃げ溝が形成され、前記補助プレスロールは、前記貼り付けシリンダーの搬送方向下流側に隣接して、前記逃げ溝と対応する位置にそれぞれ設置され、前記搬送装置と貼付シリンダーとの圧接部の搬送方向上流側に、多数の紐の両端部を帯状の補強紙に貼り付けて成る把手連続体を搬送する把手搬送路から前記把手連続体を受け取る把手挿入部が設けられ、該把手挿入部は、前記把手連続体を搬送するカット位置決めローラと、モータで駆動され、前記把手連続体を紐の両側で切断する回転カッターと、切断された前記把手を吸着して所定位置へ運んで停止する孔開き無端ベルトと、停止した孔開き無端ベルトに吸着された把手を掴んで前記袋用シートの口部上面に移送する把持装置とを備える
前記搬送装置が、外周面に前記袋用シートを載せて搬送する大シリンダーより成り、前記大シリンダーの軸方向両側部に、前記貼り付けシリンダー及び補助プレスロールを設置してもよい。
記カット位置決めローラ、回転カッター、及び、孔開き無端ベルトを、それぞれ独立して制御される別個のモータで回転駆動してもよい。
また、前記カット位置決めローラに臨んで、把手連続体の紐の位置を検出する光電センサーを設置し、該センサーの検出信号を、前記回転カッターを駆動するモータ及び前記孔開き無端ベルトを駆動するモータに送ることが望ましい。
本発明によれば、貼り付けシリンダーと搬送装置とにより、厚みのある紐の部分を避け、袋用シートと把手の補強紙を平らに挟み付けて補強紙を袋用シートに貼り付けた後、補助プレスロールで紐の部分を押圧するので、把手の補強紙が全面に亘って強固に袋用シートに貼着され、このため、体裁が良いだけでなく、重い物品を袋内に収納しても、把手が剥がれにくい。
本発明の実施例に係る製袋機の側面図である。 本発明の実施例に係る製袋機の要部斜視図である。 本発明の実施例に係る製袋機の要部概略図である。 本発明の実施例に係る大シリンダー、シート送り込みシリンダー及びシート送り出しシリンダーの斜視図である。 本発明の実施例に係るシート送り込みシリンダー及びシート搬入路のつかみ爪倒伏時における断面図である。 本発明の実施例に係るシート送り込みシリンダー及びシート搬入路のつかみ爪起立時における断面図である。 本発明の実施例に係るシート送り出しシリンダー及びシート搬出路のつかみ爪倒伏時における断面図である。 本発明の実施例に係るシート送り出しシリンダー及びシート搬出路のつかみ爪起立時における断面図である。 本発明の実施例を示す把手貼付部の斜視図である。 本発明の実施例に係る把手挿入部の平面図である。 本発明の実施例を示す把手貼付部の要部側面図である。 本発明の実施例を示す把手貼付部の要部平面図である。 本発明の実施例に係る把手の平面図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る製袋機1を示す。
製袋機1は、角底紙袋を製造する装置であって、把手製造装置に並設され、上流側から順に、給紙部aと、把手貼付部bと、胴貼成形部cと、フィーダー部dと、角底成形部eと、デリバリー部fとを備える。
給紙部aは、予め所定寸法に裁断された袋用シートA(図2)を、その口部を搬送方向後方へ向けて一枚ずつ供給する。把手貼付部bは、給紙部aから送り込まれた袋用シートAに把手Bを貼り付けて、把手付きシートA1(図2)を形成する。胴貼成形部cは、把手付きシートA1を筒状に貼りあわせ、フィーダー部dは、筒状にした把手付きシートA1を位置合わせして角底成形部eへ送り込む。角底成形部eにおいて、角底を折り畳み接着して角底紙袋を完成させ、デリバリー部fは、完成した角底紙袋の数をカウントし、姿勢をそろえて重ねる。
図2に示すように、把手貼付部bは、互いに平行な口折用の大シリンダー2及び左右一対の貼り付けシリンダー3を有する。一対の貼り付けシリンダー3は、大シリンダー2の上方両側に軸方向に並べて配置され、貼り付けシリンダー3の外周面が、袋用シートAを搬送する搬送装置である大シリンダー2の外周面に圧接されている。
大シリンダー2は、給紙部aから把手貼付部bへ袋用シートAを搬入するシート搬入路4の末端部上方に設置され、シート搬入路4の下流側において、大シリンダー2の下方には、把手付きシートA1を胴貼成形部cに向けて搬出するシート搬出路5が配置されている。
シート搬入路4はサーボモータで間歇駆動され、シート搬入路4の上方に臨んで、袋用シートAの姿勢や形状の異常を検出する異常シート検出センサー18が設置される。
図3に示すように、大シリンダー2とシート搬入路4の末端部との間には、シート搬入路4上の袋用シートAを大シリンダー2の外周面に、口部を回転方向後方に向けて送り込むシート送り込みシリンダー6が設けられる。
また、大シリンダー2とシート搬出路5の先端部との間には、大シリンダー2と貼り付けシリンダー3の間を通過した把手付きシートA1をシート搬出路5上に送り出すシート送り出しシリンダー7が設けられる。
大シリンダー2とシート送り込みシリンダー6及びシート送り出しシリンダー7とは、互いに平行で逆回転している。
図3及び図4に示すように、大シリンダー2、シート送り込みシリンダー6及びシート送り出しシリンダー7の外周面にはそれぞれつかみ爪8が起伏可能に設置され、つかみ爪8が伏せて閉じた時に袋用シートA又は把手付きシートA1を把持し、つかみ爪8が起きて開いた時に袋用シートA又は把手付きシートA1を解放するようになっている。
なお、大シリンダー2には、周方向の3カ所につかみ爪8が等間隔で配置され、シート送り込みシリンダー6及びシート送り出しシリンダー7には、それぞれ周方向の1ヶ所につかみ爪8が設けられる。
また、大シリンダー2、シート送り込みシリンダー6及びシート送り出しシリンダー7の両端面は、外周面の回転に追随せずに固定されている。
図4〜図8に示すように、各シリンダー(大シリンダー2、シート送り込みシリンダー6及びシート送り出しシリンダー7)の外周部には、その軸方向に沿って、且つ、中心軸周りに回動可能に支持棒8aが設けられ、この支持棒8aに複数のつかみ爪8が適宜間隔ごとに取り付けられる。なお、支持棒8aは、つかみ爪8が倒れて閉じる方向に付勢されている。
また、支持棒8aの両端部には、各シリンダーの径方向内側に向かって突出するアーム9が設けられ、アーム9の先端にベアリング9aが取り付けられる。
各シリンダーの一端面には、一方のベアリング9aをガイドする第1カム22及び第2カム23が設けられる。各シリンダーが回転してベアリング9aが第1カム22及び第2カム23に接すると、ベアリング9aが次第に外周方向へ押され、つかみ爪8が徐々に起立して開き、第1カム22及び第2カム23の端部を越えた時、ベアリング9aは付勢力によって中心方向に戻り、つかみ爪8が倒れて閉じる。
通常の状態では、つかみ爪8が袋用シートA又は把手付きシートA1を掴む位置に達した時、つかみ爪8が倒れて閉じ、袋用シートA又は把手付きシートA1をシリンダー外周面とつかみ爪8との間に挟んで搬送する。
シート送り込みシリンダー6及びシート送り出しシリンダー7の他端面には円弧状の押圧部材10が径方向へ移動可能に設置される。押圧部材10は、つかみ爪8が閉じて袋用シートA又は把手付きシートA1を掴む位置に達した時、ベアリング9aが外周に接触する位置に設けられる。また、押圧部材10にはエアーシリンダー11が連結され、エアーシリンダー11を進退させることにより押圧部材10を径方向に移動できるようになっている。
図6及び図8に示すように、通常は、エアーシリンダー11が伸長して、押圧部材10がシート送り込みシリンダー6及びシート送り出しシリンダー7の中心に接近している。この状態では、つかみ爪8が袋用シートA又は把手付きシートA1を掴む位置に達した時、つかみ爪8が倒れて閉じ、袋用シートAを大シリンダー2へ送り込み、又は、把手付きシートA1を大シリンダー2から下流へ送り出す。
一方、図5及び図7に示すように、エアーシリンダー11を退縮させると、押圧部材10がシート送り込みシリンダー6及びシート送り出しシリンダー7の外周面に接近し、この結果、ベアリング9aが押されて支持棒8aが回転し、つかみ爪8が起立して開く。
図9に示すように、大シリンダー2の上方の軸方向両側において、貼り付けシリンダー3の設置位置よりも回転方向前方には、把手製造装置で製造された把手連続体Cを受け取る把手挿入部が設けられる。把手挿入部は左右両側にあるが、図面では片側のみを表示する。
把手製造装置と把手挿入部とを連絡する把手搬送路では、把手連続体Cが紐Dの頂部を上にして搬送される。
把手挿入部には、把手搬送路に連続して、それぞれ把手連続体Cと把手Bを搬送するカット位置決めローラ12及び孔開き無端ベルト13が順次設置される。また、カット位置決めローラ12と孔開き無端ベルト13の間には、把手連続体CをU字状の紐Dの両側で所定長さに切断する回転カッター14が設けられる。
カット位置決めローラ12、孔開き無端ベルト13及び回転カッター14は、それぞれ独立して制御される別個のサーボモータで回転駆動される。
図10に示すように、把手搬送路に臨んで、カット位置決めローラ12の直前には、金属検出器19より成る異常把手検出センサーが設置される。把手製造装置において、把手連続体Cが切れた場合等には、特殊金属を含有する粘着テープで把手連続体Cを接続しておく。金属検出器19は、この特殊金属に反応して異常な把手であることを検出し、孔開き無端ベルト13を駆動するサーボモータへ検出信号を送る。
また、回転カッター14の上流側には、カット位置決めローラ12に臨んで、カット位置決めローラ12で搬送される把手連続体Cの紐Dの位置を検出する光電センサー20が設置される。光電センサー20の検出信号は、回転カッター14を駆動するサーボモータに送られ、回転カッター14は、光電センサー20からの信号に基づいて、確実に紐Dの両側で把手連続体Cを切断し、U字状の紐Dの両端部が補強紙E(図13)に貼着されて成る所定長さの把手Bを形成する。
また、この光電センサー20は、異常把手検出センサーとしても機能し、紐Dが無い場合や、紐Dのピッチに異常がある場合を検出して、孔開き無端ベルト13を駆動するサーボモータへ検出信号を送る。
孔開き無端ベルト13の内側は、真空バキューム装置に連結され、真空バキューム装置を作動させると孔開き無端ベルト13は把手Bを吸着し、作動を停止すると孔開き無端ベルト13が把手Bを解放するようになっている。
また、孔開き無端ベルト13は、間歇的に停止し、吸着した把手Bを所定位置に運んで停止させる。孔開き無端ベルト13は、光電センサー20からの検出信号により、紐Dに異常が無い場合に所定位置で停止するので、停止した孔開き無端ベルト13に吸着された把手Bは予め設定されている正確な位置に位置決めされる。
孔開き無端ベルト13の回転が停止すると、図示しない把持装置が孔開き無端ベルト13で吸着されている位置決めされた把手Bを掴み、大シリンダー2の外周面に送り込まれた袋用シートAの口部上面に移送して重ねる。また、把手Bの補強紙Eには、袋用シートAの上面に重ねる前に接着剤が塗布される。
このように、光電センサー20で紐Dを検出することにより把手Bを位置決めするので、把手Bの補強紙Eに孔をあけてこの孔にピンを差し込むことにより位置決めする従来のものに比べて、把手Bが袋用シートAから剥がれにくく、孔をあけたことによる切屑が袋成形を阻害することもない。
なお、孔開き無端ベルト13の停止位置よりも回転方向下流側には、把手排出路17の投入口が配置されている(図2)。
このように、帯状の把手連続体Cは、カット位置決めローラ12及び孔開き無端ベルト13を通過する間に自動的に正確な位置で切断されて把手Bとなり、把手Bは自動的に袋用シートAの適切な位置に重ねられる。
また、カット位置決めローラ12、回転カッター14及び孔開き無端ベルト13はそれぞれ独立したサーボモータで駆動されているので、個別に簡単に制御することができ、金属検出器19及び光電センサー20を組み合わせることにより、正確な位置合わせや不良品の判別も容易となる。
把手Bを重ねた袋用シートAは、口部を回転方向後方に向けて大シリンダー2で搬送され、貼り付けシリンダー3との間を通過する。
図11及び図12に示すように、貼り付けシリンダー3の外周面の軸方向両側部において、把手Bの紐Dの両端部に相当する位置にはそれぞれ逃げ溝15が形成され、貼り付けシリンダー3の下流側に隣接して、逃げ溝15の位置に対応する一対の補助プレスロール16が設置される。
なお、左右一対の貼り付けシリンダー3は、1本の連続したものとしてもよい。
接着剤を介して重ねた袋用シートA及び把手Bが把手貼付部bを通過すると、まず、貼り付けシリンダー3が、紐Dの部分を除いて補強紙E及び袋用シートAを平らにプレスし(図13の斜線部分)、次いで、補助プレスロール16が紐Dの部分をプレスするので、補強紙Eが浮き上がることなく袋用シートAへ貼りつけられ、把手付きシートA1が形成される。
また、図9に示すように、大シリンダー2の外周面に臨んで、貼り付けシリンダー3よりも下流側に把手付きシート異常検出センサー21が設置される。把手付きシート異常検出センサー21は、把手付きシートA1の姿勢や形状の異常を検出して、検出信号をシート送り出しシリンダー7のつかみ爪8の非常時における開閉を制御するエアーシリンダー11に送る。
この製袋機1は、以下のようにして紙袋を製造する。
給紙部aから供給された袋用シートAが、一枚ずつシート搬入路4を通って把手貼付部bへ搬送される。
袋用シートAがシート搬入路4の末端部に達したら、シート送り込みシリンダー6のつかみ爪8が閉じてシート搬入路4上の袋用シートAを掴み、シート送り込みシリンダー6の回転に伴い、袋用シートAが大シリンダー2に向かって搬送される。袋用シートAが大シリンダー2の外周面に達したら、大シリンダー2のつかみ爪8が閉じると共に、シート送り込みシリンダー6のつかみ爪8が開く。大シリンダー2はこの袋用シートAを外周面に載せて把手挿入部へ向かって搬送する。
同時に、把手製造装置で製造された把手連続体Cが、把手搬送路を通って把手挿入部に搬送される。把手連続体Cは回転カッター14で切り分けられて把手Bが形成され、把手Bは、孔開き無端ベルト13で位置合わせされて、大シリンダー2の外周面上の袋用シートAに、接着剤を介して重ねられる。
口部上に把手Bが重ねられた袋用シートAは、貼り付けシリンダー3との間、及び、補助プレスロール16との間を順次通過し、把手Bが袋用シートAにしっかり貼着されて、把手付きシートA1が形成される。
把手付きシートA1がシート送り出しシリンダー7に達すると、シート送り出しシリンダー7のつかみ爪8が閉じて把手付きシートA1を掴むと共に、大シリンダー2のつかみ爪8が開いて把手付きシートA1を解放する。シート送り出しシリンダー7は把手付きシートA1をシート搬出路5に向かって搬送する。
把手付きシートA1がシート搬出路5に達したら、シート送り出しシリンダー7のつかみ爪8が開いて把手付きシートA1を開放する。
シート搬出路5に載せられた把手付きシートA1は胴貼成形部cへ送られる。
異常シート検出センサー18が、シート搬入路4上の袋用シートAの形状異常や姿勢異常を検出すると、検出信号がシート送り込みシリンダー6のつかみ爪8の非常時における開閉を制御するエアーシリンダー11に送られる。すると、異常な袋用シートAがシート搬入路4の末端部に達した時、シート送り込みシリンダー6のつかみ爪8がシート排出手段として機能する。
即ち、異常シート検出センサー18の検出信号を受けると、エアーシリンダー11が退縮して押圧部材10が移動し、シート送り込みシリンダー6のつかみ爪8は閉じずに開いたままになり、斜めの袋用シートAはシート搬入路4の末端から落下して排出される。
なお、異常シート検出センサー18が袋用シートAの異常を検出した時は、給紙部aからの袋用シートAの供給を停止しても良い。
また、異常シート検出センサーの検出信号は孔開き無端ベルト13の回転を制御するサーボモータにも送られ、孔開き無端ベルト13が把手排出手段として機能する。即ち、異常シート検出センサーの検出信号を受けると、孔開き無端ベルト13は停止せず、姿勢不良の袋用シートAに貼りつけられるべき把手Bは、把手排出路17の投入口へ投入される。
さらに、孔開き無端ベルト13に臨んで設置された光電センサー20が紐Dを検知しなかったり、紐Dのピッチ異常を検出した場合、或いは、カット位置決めローラ12の直前に設置された金属検出器19が特殊金属を検出した場合も、孔開き無端ベルト13は停止せず、この把手Bを不良であるとして把手排出路17から排出する。
この場合、袋用シートAには把手Bが貼り付けられず、異常な把手付きシートA1となってしまう。また、大シリンダー2の外周面において、袋用シートAが斜めにずれることもある。
すると、把手付きシート異常検出センサー21が把手付きシートA1の異常を検出し、検出信号がシート送り出しシリンダー7のつかみ爪8の開閉を制御するエアーシリンダー11に送られる。すると、異常な把手付きシートA1がシート送り出しシリンダー7に達した時、シート送り出しシリンダー7のつかみ爪8が不良品排出手段として機能する。
即ち、把手付きシート異常検出センサー21からの検出信号を受けてエアーシリンダー11が退縮し、シート送り出しシリンダー7のつかみ爪8が閉じずに開いたままとなって、異常な把手付きシートA1はシート搬出路5へ運ばれることなく落下する。
以上は、枚葉型製袋機である実施例について説明したが、本発明の把手貼付部は、輪転型製袋機に応用することもできる。
A 袋用シート
A1 把手付きシート
B 把手
C 把手連続体
D 紐
E 補強紙
a 給紙部
b 把手貼付部
c 胴貼成形部
d フィーダー部
e 角底成形部
f デリバリー部
1 製袋機
2 大シリンダー
3 貼り付けシリンダー
4 シート搬入路
5 シート搬出路
6 シート送り込みシリンダー
7 シート送り出しシリンダー
8 つかみ爪
8a 支持棒
9 アーム
9a ベアリング
10 押圧部材
11 エアーシリンダー
12 カット位置決めローラ
13 孔開き無端ベルト
14 回転カッター
15 逃げ溝
16 補助プレスロール
17 把手排出路
18 異常シート検出センサー
19 金属検出器
20 光電センサー
21 把手付きシート異常検出センサー
22 第1カム
23 第2カム

Claims (4)

  1. U字状の紐の両端部を補強紙に貼着して成る把手を袋用シートの口部に貼り付ける製袋機の把手貼付部であって、接着剤を介して前記把手の補強紙を口部に重ねた前記袋用シートを載せて搬送する搬送装置と、前記袋用シート及び把手を挟んで搬送装置に圧接される貼り付けシリンダー及び補助プレスロールとを備え、前記貼り付けシリンダーの外周面において、前記紐の両端部に相当する位置にそれぞれ逃げ溝が形成され、前記補助プレスロールは、前記貼り付けシリンダーの搬送方向下流側に隣接して、前記逃げ溝と対応する位置にそれぞれ設置され、前記搬送装置と貼付シリンダーとの圧接部の搬送方向上流側に、多数の紐の両端部を帯状の補強紙に貼り付けて成る把手連続体を搬送する把手搬送路から前記把手連続体を受け取る把手挿入部が設けられ、該把手挿入部は、前記把手連続体を搬送するカット位置決めローラと、モータで駆動され、前記把手連続体を紐の両側で切断する回転カッターと、切断された前記把手を吸着して所定位置へ運んで停止する孔開き無端ベルトと、停止した孔開き無端ベルトに吸着された把手を掴んで前記袋用シートの口部上面に移送する把持装置とを備えることを特徴とする製袋機の把手貼付部。
  2. 前記搬送装置が、外周面に前記袋用シートを載せて搬送する大シリンダーより成り、前記大シリンダーの軸方向両側部に、前記貼り付けシリンダー及び補助プレスロールが設置されていることを特徴とする請求項1に記載された製袋機の把手貼付部。
  3. 前記カット位置決めローラ、回転カッター、及び、孔開き無端ベルトが、それぞれ独立して制御される別個のモータで回転駆動されることを特徴とする請求項1又は2に記載の製袋機の把手貼付部。
  4. 前記カット位置決めローラに臨んで、把手連続体の紐の位置を検出する光電センサーが設置され、該センサーの検出信号が、前記回転カッターを駆動するモータ及び前記孔開き無端ベルトを駆動するモータに送られることを特徴とする請求項3に記載の製袋機の把手貼付部。
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