JP6209016B2 - 環状ゴム部材の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、押出成形された環状ゴム部材の製造方法及びこの方法に用いる押出機に関する。
空気入りタイヤは、トレッド部材、サイドウォール部材、ビード部材等、種々の部材から構成されている。これらの部材が貼り合わされて生タイヤが得られる。この生タイヤが加硫成型されて空気入りタイヤが得られる。
このビード部材は、ビードコアを構成するコア部材とビードエイペックスを構成するエイペックス部材とを備えている。このコア部材は、環状の形状を備えている。このエイペックス部材は未加硫ゴムが押出成形されて得られている。このエイペックス部材は、このコア部材の外周面に貼り付けられる。コア部材に貼り付けられたエイペックス部材の両端が接合される。エイペックス部材は環状にされる。この様に、環状にされたビード部材が得られる。
このエイペックス部材は、環状にされたビード部材の外周側に環状に配置される。エイペックス部材は、内周側と外周側とで円周方向長さの差を生じる。この長さの差により内部応力が生じる。エイペックス部材は、半径方向外向きに先細りの断面形状に形成される。この内部応力により、半径方向外向きに先細りに形成された外周先端部で変形が生じ易い。この外周先端部は、変形及び破損などの不具合を生じる易い。
特許文献1では、押出成形されたゴム組成物の断面積が先端から後端に向かって徐々に小さくされる。このゴム組成物がコア部材の外周面に先端側から半径方向外向きに渦巻き状に積み重ねられる。渦巻き状に積み重ねられて、エイペックス部材が半径方向外向きに先細りに形成される。このように形成されたエイペックス部材は、外周先端部の内部応力の発生が抑制される。このエイペックス部材では、外周先端部の変形が抑制される。
特許文献2では、エイペックス部材の周方向の伸びを測定する方法が開示されている。この周方向の伸びを管理することで、周方向に均一なビードエイペックス部材が得られる。エイペックス部材の周方向の伸びを管理することで、エイペックス部材の変形を管理しうる。特許文献1及び特許文献2の方法を採用することで、エイペックス部材の外周先端部の変形を抑制することが出来る。
特開2005−153145号公報 特開2011−240601号公報
特許文献1の方法では、押出成形されたゴム組成物の断面積を、先端から後端に向かって徐々に小さくする必要がある。このゴム組成物の断面積を所定の精度で管理する必要がある。特許文献2の方法では、周方向の伸びを測定するための標点を形成する必要がある。更にこの標点間の距離を測定する必要がある。特許文献1及び特許文献2の方法は、いずれも生産コスト及び設備コストが増加する。
本発明の目的は、高品質の環状ゴム部材を簡易に得られる製造方法の提供にある。
本発明に係る環状ゴム部材の製造方法は、未加硫ゴムからなるゴム組成物が押出成形されて長手方向に湾曲したゴム部材が形成される押出工程と、このゴム部材の長手方向一端と他端とを接合して環状ゴム部材が形成される環状成形工程とを備えている。
この押出工程において、口金は内周流路と外周流路とを備えている。湾曲したゴム部材は、その湾曲形状の内周側の基端部と外周側の先端部とからなっている。この内周流路は基端部を形成している。この外周流路は先端部を形成している。この基端部と先端部とが接合されて環状ゴム部材が形成されている。この外周流路の流路距離は、内周流路の流路距離より小さくされている。
好ましくは、上記環状成形工程では、環状のコア部材が準備されている。上記ゴム部材の基端部は、このコア部材の外周面に貼り合わされている。このゴム部材の長手方向一端と他端とを接合して環状ゴム部材が形成されている。この環状ゴム部材は、エイペックス部材である。
好ましくは、上記口金の突出口の外周流路の開口面積S1と内周流路の開口面積S2と比S2/S1は、0.2以上0.25以下にされている。
好ましくは、上記内周流路と外周流路とのうち、外周流路の内壁面がメッキ処理されている。
好ましくは、上記押出工程において、温度制御装置が準備されている。この温度制御装置は、外周流路を流動するゴム組成物の温度を内周流路を流動するゴム組成物の温度より高く調整している。更に、好ましくは、上記内周流路を流動するゴム組成物の温度は、50℃以上70℃以下にされている。上記外周流路を流動するゴム組成物の温度は、80℃以上90℃以下にされている。
本発明に係る環状ゴム部材の押出機は、未加硫のゴム組成物が押し出されて長手方向に湾曲したゴム部材を形成する口金を備えている。この口金は、ゴム組成物が通される内周流路と外周流路とを備えている。この湾曲したゴム部材は、内周側の基端部と外周側の先端部とからなっている。この内周流路が基端部を形成している。この外周流路が先端部を形成している。この基端部と先端部とが接合されてゴム部材が形成されている。この外周流路の流路距離は、内周流路の流路距離より小さくされている。
本発明に係る製造方法では、口金の外周流路の流路距離が内周流路の流路距離より小さくされているので、外周流路の流動抵抗が内周流路のそれに比べて小さくされている。これにより、押出成形されたゴム部材は、先端部を外周側とし、基端部を内周側として湾曲して押し出される。このゴム部材が環状にされたゴム部材では、変形が抑制される。本発明にかかる方法によれば、簡易な設備で高品質の環状ゴム部材が得られる。
図1は、本発明の一実施形態に係るエイペックス部材の製造方法のための押出機が示された概念図である。 図2は、図1の押出機の口金の拡大図である。 図3は、図1の矢印IIIの向きに見られた口金の説明図である。 図4は、図1の直線IV−IVに沿って矢印IVの向きに見られた口金の説明図である。 図5は、図1の押出機で製造されたエイペック部材と、コア部材とからなるビード部材が示された正面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1に示された押出機12は、シリンダー14、スクリュー16及び口金18を備えている。この口金18は、受入部20、分岐部22、突出部24及び断熱部26を備えている。この分岐部22は、外周部28及び内周部30を備えている。矢印Aは、この押出機12における、上流から下流に向かう押出向きを示している。
スクリュー16は、シリンダー14の室内32に配置されている。このスクリュー16が室内32の軸方向を回転軸に回転可能に取り付けられている。このシリンダー14の下流には、口金18が取り付けられている。
図2に示される様に、口金18の受入部20は、受入口34を備えている。この受入口34は、シリンダー14の室内32に連続している(図1参照)。
分岐部22は、受入部20の下流に位置している。分岐部22は、外周部28に形成された外周路36と、内周部30に形成された内周路38とを備えている。この外周路36の入口36aと内周路38の入口38aとが受入口34に連続している。この分岐部22で、この口金18の流路は、受入口34から外周路36と内周路38とに分岐している。
突出部24は、分岐部22の下流に位置している。突出部24は、外周路40と内周路42とが形成されている。この外周路40の入口40aは、分岐部22の外周路36の出口36bに連続している。内周路42の入口42aは、分岐部22の内周路38の出口38bに連続している。外周路40の出口40bは突出口44を構成している。内周路42の出口42bは、突出口46を構成している。この外周路40と内周路42とは、下流に向かって徐々に接近して形成されている。この外周路40の突出口44と内周路42の突出口46とが一体となって、一つの突出口48を構成している。突出部24では、外周路40の流路距離が内周路42の流路距離より小さくされている。
この口金18では、外周路36と外周路40とからなる外周流路50と、内周路38と内周路42とからなる内周流路52とが形成されている。この口金18では、外周流路50の流路距離が、内周流路52の流路距離より小さくされている。
図3には、この突出部24の出口40bの開口形状と出口42bの開口形状とが示されている。図3に示されるS1は、出口40bの開口面積を示している。言い換えると、面積S1は、外周流路50の突出口44の開口面積を示している。S2は、出口42bの開口面積を示している。言い換えると、面積S2は、内周流路52の突出口46の開口面積を示している。この口金18の突出口48の開口面積は、この面積S1と面積S2との和で示される。この口金18では、面積S1は面積S2より大きくされている。
図4に示されるS3は、外周路40の入口40aの開口面積を示している。S4は、内周路42の入口42aの開口面積を示している。分岐部22では、外周路36の入口36aの開口面積と、内周路38の入口38aの開口面積は同じにされている。外周路36の出口36bの開口面積が、この入口40aの開口面積S3と同じにされている。内周路38の出口38bの開口面積が、この入口42aの開口面積S4と同じにされている。
この口金18では、外周流路50の入口の開口面積と内周流路52の入口の開口面積とが同じにされており、外周流路50の出口の開口面積S1が内周流路52の出口の開口面積S2より大きくされている。
図示されないが、この押出機12は、更に温度制御装置を備えている。温度制御装置は
温度センサー、冷却装置及び制御部を備えている。温度センサーは、突出口44のゴム組成物66の温度を測定する。温度センサーは、突出口46のゴム組成物68の温度を測定する。制御部は、ゴム組成物(66、68)の温度が所定の温度範囲になるように、測定された温度に基づいて、冷却装置に温度調整を指示する。例えば、冷却装置は、突出口44のゴム組成物66と突出口44のゴム組成物68とが別々の所定の温度範囲になるように、冷却する。
分岐部22の外周部28に冷却媒体が流れる冷却流路が形成されている。外周路36の周りに冷却流路が形成されている。内周部30にも、冷却流路が形成されている。内周路38の周りに冷却流路が形成されている。この温度制御装置により、外周部28の冷却媒体の流量と内周部30の冷却媒体の流量とが、個々に制御される。更に、温度制御装置は、外周部28と内周部30とを個々に加熱する加熱装置を備えていてもよい。この温度制御装置により、外周部28の温度と内周部30の温度とが、個々に制御可能にされている。この口金18では、外周部28と内周部30とは、断熱部26を間にしているので、熱の伝導が抑制されている。外周部28の温度と内周部30の温度との個々の制御が容易にされている。
図5に本発明の製造方法によって得られたビード部材54が示されている。このビード部材54は、図5に示される様に、環状に形成されている。ビード部材54は、コア部材56及びエイペックス部材58を備えている。
このコア部材56は、環状の形状を備えている。このコア部材56は、巻回された非伸縮性ワイヤーをゴム組成物で被覆されている。ワイヤーの典型的な材質は、スチールである。このエイペックス部材58は、基端部60と先端部62とが接合されて得られている。コア部材56の外周面に基端部60が接合されている。先端部62は、基端部60と一体に接合されている。先端部62は、基端部60から半径方向外向きに先細りに延びている。このエイペックス部材58の断面形状は略三角形にされており、半径方向外向きに先細りにされている。
図示されないが、このビード部材54と、トレッド部材、サイドウォール部材、カーカスプライ、ベルトプライ、インナーライナー部材等の種々の部材とが、貼り合わされて生タイヤが得られる。この生タイヤが加硫成型されて空気入りタイヤが得られる。
図1を参照しつつ、図5のビード部材54の製造方法が説明される。この製造方法は、押出工程及び環状成形工程を備えている。
押出工程では、図示されないが、押出機12のゴム供給口から、ゴム組成物64が投入される。このゴム組成物64がシリンダー14の室内32に投入される。スクリュー16が回転して、ゴム組成物64は室内32から口金18に向かって押し出される。
口金18に押し込まれたゴム組成物64は、分岐部22で、外周流路50に押し込まれるゴム組成物66と、内周流路52に押し込まれるゴム組成物68とに分岐する。外周流路50の突出口44では、ゴム組成物66が先端部62の断面形状にされて押し出される。内周流路52の突出口46では、ゴム組成物68が基端部60の断面形状にされて押し出される。この突出口48で、ゴム組成物66とゴム組成物68とが接合されている。この突出口48から、ゴム組成物70が押し出される。このゴム組成物70は、エイペックス部材58の断面形状を備える。
環状成形工程では、環状のコア部材56が準備されている。このコア部材56の外周面にゴム組成物70が接合される。このコア部材56の外周面に内周側のゴム組成物68が接合される。ゴム組成物70が所定の長さで切断されて、長手方向の一方端と他方端とが形成される。ゴム組成物70の一方端と他方端とが接合されて環状にされる。この様にして、図5に示されるビード部材54が得られる。
この押出工程では、外周流路50の流路距離が内周流路52の距離より小さくされている。外周流路50は、内周流路52により、流動抵抗が小さい。これにより、外周流路50のゴム組成物66は、内周流路52のゴム組成物68より、流れ易い。このゴム組成物66とゴム組成物68が接合されるので、図1に示される様に、ゴム組成物70は湾曲して押し出される。ゴム組成物70は、ゴム組成物68を半径方向内側にして、ゴム組成物66を半径方向外側にして、押し出される。このゴム組成物70は湾曲しているので、コア部材56に接合されても、内部応力の発生が抑制される。このゴム組成物70からなるエイペックス部材58は、変形が抑制される。
この押出機12の口金18では、突出口46の開口面積S1が突出口44の開口面積S2より大きくされるので、外周流路50のゴム組成物66の内圧が内周流路52のゴム組成物68の内圧より小さい。これにより、ゴム組成物66は、内周流路52のゴム組成物68より、流れ易い。この開口面積S1と開口面積S2との比S2/S1が小さくされることとで、湾曲形状の曲率半径が小さくできる。この観点から、この比S2/S1は、好ましくは0.25以下である。一方で、この比S2/S1が小さくなり過ぎると、湾曲形状の曲率半径が小さくなりすぎる。ゴム組成物70を環状に成形するのに支障を来す。この観点から比S2/S1は、好ましくは0.2以上である。
この内周流路52と外周流路50とのうち、外周流路50の内壁面がメッキ処理がされてもよい。例えば、外周流路50の内壁面の全面がメッキ処理される。これにより、ゴム組成物66の流動抵抗は、内周流路52のゴム組成物68の流動抵抗より、小さくできる。このメッキ処理としては、例えば、硬質クロムメッキ処理が挙げられる。硬質クロムメッキは、底摩擦係数の内壁面が得られる。更に、硬質クロムメッキは、耐食性、耐摩耗性及び離型性に優れている。
この様に、口金18の外周流路50と内周流路52との、流路距離、開口面積、流路内壁の表面処理により、ゴム組成物66とゴム組成物68との流れ易さを調整しうる。この押出機12では、口金18を変更することで、ゴム組成物70の湾曲形状を調整しうる。
また、この押出機12では、温度制御装置が、外周流路50を流動するゴム組成物66の温度を内周流路52を流動するゴム組成物68の温度より高く調整しうる。ゴム組成物66の粘度がゴム組成物68の粘度より小さくしうる。これにより、ゴム組成物66は、ゴム組成物68より、流れ易い。湾曲形状にされたゴム組成物70が容易に得られる。
この外周流路50を流動するゴム組成物66の温度が80℃以上90℃以下に調整される。この内周流路52を流動するゴム組成物68の温度が50℃以上70℃以下に調整される。これにより、口金18の突出口48から、ゴム組成物70が適度な湾曲形状で押し出されうる。
更に、この押出機12は温度制御装置により、流動するゴム組成物(66、68)の温度が調整できるので、ゴム組成物70の湾曲形状を容易に調整しうる。
図1に示された押出機12で、ゴム組成物70を押出成形した。この押出成形では、温度制御装置による温度調整はしなかった。スクリュー16の回転数を10rpmから40rpmまで段階的に変更して、突出口44のゴム組成物66の温度と、突出口46のゴム組成物68の温度とが測定された。その結果が表1に示されている。
Figure 0006209016
表1に示される様に、スクリュー16でゴム組成物64が押し出されることで、ゴム組成物64の温度が上昇する。口金18の外周流路50及び内周流路52の断面形状や流路距離により、流動するゴム組成物(66、68)の温度は変動する。この押出機12では冷却装置を備えることで、流動するゴム組成物(66、68)の温度を適切に制御しうる。冷却装置で温度を制御することで、温度制御のためのエネルギー消費を抑制しうる。
このビード部材54では、エイペックス部材58は、半径方向外向きに先細りに形成される。先端部62はゴム組成物66から形成される。図3に示される様に、外周路40の出口40b(突出口44)は、先細り形状を形成するため、開口の幅が狭くされている。加硫ゴム66が押し出されるとき、大きな流動抵抗を受ける。この流動抵抗により、押出成形されたゴム組成物70では、ゴム組成物66を内周側にしてゴム組成物68を外周側にして湾曲し易い。この口金18では、ゴム組成物66がゴム組成物68より流れ易くされているので、ゴム組成物68を外周側にして湾曲させられる。この方法によれば、高品質のビード部材54が得られる。
ここでは、空気入りタイヤのビードエイペックスを構成するエイペックス部材58を例に説明がされてた。ここで説明された方法は、押出成形されて環状に成形されるゴム部材の製造方法に広く適用されうる。ここで説明された押出機12は、押出成形された後に環状に成形されるゴム部材に広く適用されうる。
12・・・押出機
14・・・シリンダー
16・・・スクリュー
18・・・口金
20・・・受入部
22・・・分岐部
24・・・突出部
26・・・断熱部
28・・・外周部
30・・・内周部
32・・・室内
34・・・受入口
36、40・・・外周路
38、42・・・内周路
44、46、48・・・突出口
50・・・外周流路
52・・・内周流路
54・・・ビード部材
56・・・コア部材
58・・・エイペックス部材
60・・・基端部
62・・・先端部
64、66、68、70・・・ゴム組成物

Claims (7)

  1. 未加硫ゴムからなるゴム組成物が押出成形されて長手方向に湾曲したゴム部材が形成される押出工程と、
    このゴム部材の長手方向一端と他端とを接合して環状ゴム部材が形成される環状成形工程とを備えており、
    この押出工程において、口金が内周流路と外周流路とを備えており、湾曲したゴム部材がその湾曲形状の内周側の基端部と外周側の先端部とからなっており、この内周流路が基端部を形成しており、この外周流路が先端部を形成しており、この基端部と先端部とが接合されて環状ゴム部材が形成されており、この外周流路の流路距離が内周流路の流路距離より小さくされており、
    この外周流路の内壁面において、内周流路から遠い位置での流路方向の長さが、内周流路に近い位置での流路方向の長さより短くされており、
    この内周流路の内壁面において、外周流路に近い位置での流路方向の長さが、外周流路から遠い位置での流路方向の長さより短くされており、
    この外周流路の内壁面において内周流路に近い位置での流路方向の長さが、内周流路の内壁面において外周流路に近い位置での流路方向の長さより短くされている環状ゴム部材の製造方法。
  2. 上記環状成形工程では、環状のコア部材が準備されており、
    上記ゴム部材の基端部がこのコア部材の外周面に貼り合わされており、
    このゴム部材の長手方向一端と他端とを接合して環状ゴム部材が形成されており、
    この環状ゴム部材がエイペックス部材である請求項1に記載の環状ゴム部材の製造方法。
  3. 上記口金の突出口の外周流路の開口面積S1と内周流路の開口面積S2と比S2/S1が0.2以上0.25以下にされている請求項1又は2に記載の環状ゴム部材の製造方法。
  4. 上記内周流路と外周流路とのうち、外周流路の内壁面がメッキ処理されている請求項1から3のいずれかに記載の環状ゴム部材の製造方法。
  5. 上記押出工程において、温度制御装置が準備されており、この温度制御装置が外周流路を流動するゴム組成物の温度を内周流路を流動するゴム組成物の温度より高く調整している請求項1から4のいずれかに記載の環状ゴム部材の製造方法。
  6. 上記内周流路を流動するゴム組成物の温度が50℃以上70℃以下にされており、
    上記外周流路を流動するゴム組成物の温度が80℃以上90℃以下にされている請求項5に記載の環状ゴム部材の製造方法。
  7. 未加硫のゴム組成物が押し出されて長手方向に湾曲したゴム部材を形成する口金を備えており、
    この口金がゴム組成物が通される内周流路と外周流路とを備えており、
    この湾曲したゴム部材が内周側の基端部と外周側の先端部とからなっており、この内周流路が基端部を形成しており、この外周流路が先端部を形成しており、この基端部と先端部とが接合されてゴム部材が形成されており、
    この外周流路の流路距離が内周流路の流路距離より小さくされており、
    この外周流路の内壁面において、内周流路から遠い位置での流路方向の長さが、内周流路に近い位置での流路方向の長さより短く、
    この内周流路の内壁面において、外周流路に近い位置での流路方向の長さが、外周流路から遠い位置での流路方向の長さより短く、
    この外周流路の内壁面において内周流路に近い位置での流路方向の長さが、内周流路の内壁面において外周流路に近い位置での流路方向の長さより短い環状ゴム部材の押出機。
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