JP2018199274A - ビードフィラー成形装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】所望の断面形状を有するビードフィラーを精度良く成形することができるビードフィラー成形装置を提供する。【解決手段】回転するテーブル4の成形面4aに押出機2により口金3を介してゴムを帯状に押し出しながら円環状に貼り付け、その帯状のゴムの端部同士を接合してビードフィラーを成形するビードフィラー成形装置であって、口金3は、テーブル4の成形面4aからの距離が外周側よりも内周側で大きくなるように成形面4aに対して傾斜して配置される先端面3aと、先端面3aに形成された吐出口31aと、成形面4aから遠ざかる向きにテーブル4の回転軸に対して外周側に傾斜するように吐出口31aから同一断面にて延びるランド部31と、ランド部31の上流側に設けられ、ランド部31の内周側流路31bよりもランド部31の外周側流路31cへ流れるゴムの流量を大きくする流量調整部33と、を備える。【選択図】図3
Description
本発明は、回転するテーブルの成形面に押出機により口金を介してゴムを帯状に押し出しながら円環状に貼り付け、その帯状のゴムの端部同士を接合してビードフィラーを成形するビードフィラー成形装置に関する。
一般的に、空気入りタイヤを製造する場合には、インナーライナー、サイドウォール、ビード、トレッドなどの各タイヤ構成部材を未加硫の状態で貼り合わせてグリーンタイヤを成形し、これを加硫成形することで製造する。
ビードは、補強材となるビードコアと、断面が略三角形状のゴムからなるビードフィラーとから構成されている。従来、円環状のビードフィラーは、押出機から上記断面形状を有する帯状のゴムを押し出し、一定の長さに切り出し、その端部同士を接合することで成形している。しかし、ビードフィラーを成形する際、押出機により押し出されたゴム成形物の端部同士を環状となるように単に接合するだけでは、内外周長差に起因して外周部分に周方向の引張応力が作用し、接合部で剥がれたり、外周部分が反り返ったりする問題が生じる。
特許文献1には、環状のビードコアを保持するビード保持部と、ビードフィラーを形成するためのフィラーゴムを押し出す押出機とを具えてなり、前記ビード保持部に保持させた前記ビードコアの外周面上に、ビードフィラーを形成するビードフィラー成形装置であって、前記ビード保持部の側面に、該ビード保持部とともに前記ビードコアの中心軸線の周りに回転可能な成形ディスクを取り付けて配設し、前記成形ディスクに近接配置されて、該成形ディスクおよび、前記ビードコアの外周面とともに、ビードフィラーの横断面形状に対応する空間を区画し、かつ、該空間に、押出機から押し出されたフィラーゴムを吐出する口金を設けてなるビードフィラー成形装置が開示されている。
このビードフィラー成形装置では、図6に示すように、成形ディスクの成形面40a、ビードコア8の外周面、及び口金の吐出面30aにより区画された空間にてビードフィラー9を成形しているが、吐出面30aが成形ディスクの成形面40aに対して傾斜しているため、口金内に形成されたゴム流路において、内周側の流路壁の壁面長さが、外周側の流路壁の壁面長さよりAだけ短くなる。これにより、ビードフィラー9の内周側部分に押し出されるゴム量が外周側部分に押し出されるゴム量より多くなるため、内周側部分では厚みが大きくなり、一方、外周側部分では厚みが小さくなって内外周長差により先端がカールしてしまい、所望の断面形状を有するビードフィラー9を精度良く成形することが困難となる。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、所望の断面形状を有するビードフィラーを精度良く成形することができるビードフィラー成形装置を提供することにある。
上記目的は、下記の如き本発明により達成できる。
即ち、本発明に係るビードフィラー成形装置は、回転するテーブルの成形面に押出機により口金を介してゴムを帯状に押し出しながら円環状に貼り付け、その帯状のゴムの端部同士を接合してビードフィラーを成形するビードフィラー成形装置であって、
前記口金は、
前記テーブルの成形面からの距離が外周側よりも内周側で大きくなるように前記成形面に対して傾斜して配置される先端面と、
前記先端面に形成された吐出口と、
前記成形面から遠ざかる向きに前記テーブルの回転軸に対して外周側に傾斜するように前記吐出口から同一断面にて延びるランド部と、
前記ランド部の上流側に設けられ、前記ランド部の内周側流路よりも前記ランド部の外周側流路へ流れるゴムの流量を大きくする流量調整部と、を備える。
即ち、本発明に係るビードフィラー成形装置は、回転するテーブルの成形面に押出機により口金を介してゴムを帯状に押し出しながら円環状に貼り付け、その帯状のゴムの端部同士を接合してビードフィラーを成形するビードフィラー成形装置であって、
前記口金は、
前記テーブルの成形面からの距離が外周側よりも内周側で大きくなるように前記成形面に対して傾斜して配置される先端面と、
前記先端面に形成された吐出口と、
前記成形面から遠ざかる向きに前記テーブルの回転軸に対して外周側に傾斜するように前記吐出口から同一断面にて延びるランド部と、
前記ランド部の上流側に設けられ、前記ランド部の内周側流路よりも前記ランド部の外周側流路へ流れるゴムの流量を大きくする流量調整部と、を備える。
本発明のビードフィラー成形装置において、前記内周側流路の流路壁の壁面長さは、前記外周側流路の流路壁の壁面長さの60〜200%であることが好ましい。
本発明のビードフィラー成形装置において、前記内周側流路の流路壁の壁面長さは、前記外周側流路の流路壁の壁面長さと等しいことが好ましい。
本発明のビードフィラー成形装置において、前記ランド部でのゴム流れ方向と前記流量調整部でのゴム流れ方向は同じであることが好ましい。
本発明のビードフィラー成形装置において、前記押出機に内蔵されたゴム押出用のスクリューの回転軸は、前記テーブルの回転軸と平行に配置されることが好ましい。
本発明のビードフィラー成形装置において、前記押出機の先端には、前記押出機から供給されたゴムを前記口金へ導くダイが設けられており、前記ダイの先端面は、前記テーブルの成形面からの距離が外周側よりも内周側で大きくなるように前記成形面に対して傾斜して形成されていることが好ましい。
本発明のビードフィラー成形装置では、吐出口から延びるランド部の上流側に流量調整部が設けられており、この流量調整部によりランド部の内周側流路よりもランド部の外周側流路へ流れるゴムの流量を大きくすることができる。しかしながら、仮に流量調整部により内周側流路よりも外周側流路へ流れるゴムの流量を大きくしても、従来の口金のようにランド部の内周側流路の流路壁の壁面長さが外周側流路の流路壁の壁面長さより短すぎると、内周側流路でのゴムの流量が増加し、かつ外周側流路でのゴムの流量が減少するため、所望の断面形状を有するビードフィラーを成形することが難しい。
本発明では、口金の先端面がテーブルの成形面に対して傾斜している場合であっても、ビードフィラーの内周側部分にゴムを供給するランド部の内周側流路の流路壁の壁面長さと、ビードフィラーの外周側部分にゴムを供給するランド部の外周側流路の流路壁の壁面長さとの差が小さいため、流量調整部で流量を調整したゴムがランド部の影響を受けることなく吐出口から吐出されるため、所望の断面形状を有するビードフィラーを精度良く成形することができる。
本発明では、口金の先端面がテーブルの成形面に対して傾斜している場合であっても、ビードフィラーの内周側部分にゴムを供給するランド部の内周側流路の流路壁の壁面長さと、ビードフィラーの外周側部分にゴムを供給するランド部の外周側流路の流路壁の壁面長さとの差が小さいため、流量調整部で流量を調整したゴムがランド部の影響を受けることなく吐出口から吐出されるため、所望の断面形状を有するビードフィラーを精度良く成形することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、ビードフィラー成形装置1の全体構成を示す斜視図である。図2は、図1のビードフィラー成形装置1の主要部を拡大して示す正面図である。
図1に示すように、ビードフィラー成形装置1は、押出機2と、押出機2から押し出されたゴムを吐出口31aから吐出する口金3と、回転するテーブル4とを備える。ビードフィラー成形装置1は、回転するテーブル4の成形面4aに押出機2により口金3を介してゴムを帯状に押し出しながら円環状に貼り付け、その帯状のゴムの端部同士を接合してビードフィラー9を成形する。
本実施形態では、図1及び図2に示すように、外周部分が先細りの断面三角形状を有する帯状ゴムを円環状に成型して円環状のビードフィラー9を得る例を示す。ビードフィラー9の径方向内周面9aには円環状のビードコア8が接合している。ビードフィラー9は、硬質ゴムで形成され、ビードコア8は、鋼線などの収束体で形成される。ビードコア8は、テーブル4に設けられたビードロック機構42により保持される。
ビードフィラー9は、略直角三角形の断面形状を有しており、三角形の底辺に該当する径方向内周面9aと、三角形の一方の斜辺に該当する直立側面9bと、三角形の他方の斜辺に該当する傾斜側面9cとを有する。径方向内周面9aは、ビードコア8の外周面に接し、直立側面9bは、テーブル4の成形面4aに接する。
押出機2は、図示しないが、ゴム材料が投入されるホッパー、ゴム材料に熱を与えながら前方に押し出すスクリューなどを有する。押出機2は、図示しない制御装置によりスクリューの回転速度を制御することで、ゴムの押出量が例えば一定量に制御される。本実施形態では、押出機2に内蔵されたゴム押出用のスクリューの回転軸は、テーブル4の回転軸41と平行に配置されている。
口金3は、吐出口31aが形成された先端面3aを有している。先端面3aは、テーブル4の成形面4aからの距離が外周側よりも内周側で大きくなるように成形面4aに対して傾斜して配置される。先端面3aの成形面4aに対する傾斜角度θは、成形されるビードフィラー9の直立側面9bと傾斜側面9cのなす角度と同じとなるように設定されている。
本実施形態では、口金3の先端面3a、テーブル4の成形面4a、ビードコア8の外周面の3面で構成される空間に、吐出口31aから吐出されたゴムを充填し、その後、吐出口31aからゴムを吐出し続けながら、テーブル4をビードコア8とともに回転させる。これにより、口金3の先端面3a、テーブル4の成形面4a、ビードコア8の外周面の3面によって所望の断面形状を有するビードフィラー9を成形することができる。
口金3は、押出機2から供給されたゴムが通るゴム流路が内部に設けられており、その下流側に吐出口31aが形成されている。図3は、口金3のゴム流路に沿った断面図である。口金3のゴム流路は、下流側から順にランド部31、テーパ部32、流量調整部33で構成されている。
ランド部31は、吐出口31aから同一断面にて上流側に向かって延びている。ランド部31の延設方向は、テーブル4の成形面4aから遠ざかる向きにテーブル4の回転軸41に対して外周側に傾斜する方向となっている。本実施形態では、ランド部31の延設方向がビードフィラー9の傾斜側面9cに対して略垂直となっている。
ここで、ランド部31のゴム流路のうち、ビードフィラー9の内周側部分にゴムを供給する部分を内周側流路31b、ビードフィラー9の外周側部分にゴムを供給する部分を外周側流路31cとする。内周側流路31bの流路壁と外周側流路31cの流路壁は、ランド部31の延設方向に沿った壁面長さ(ランド長とも呼ばれる)が同程度であることが好ましい。内周側流路31bの流路壁の壁面長さBは、外周側流路31cの流路壁の壁面長さCの60〜200%であるのが好ましく、80〜120%であるのがより好ましい。内周側流路31bの流路壁の壁面長さBは、外周側流路31cの流路壁の壁面長さCと等しいことが特に好ましい。
テーパ部32は、上流側から下流側に向かうにつれて流路の断面積が小さくなるように形成されている。本実施形態では、テーパ部32の中心軸は、ランド部31の中心軸と同じとなっている。
流量調整部33は、ランド部31の上流側に設けられ、ランド部31の内周側流路31bよりもランド部31の外周側流路31cへ流れるゴムの流量が大きくなるようにゴムの流れを調整することができる。本実施形態では、流量調整部33に2つの異なる形状の流路が形成され、これによりゴムの流量を調整する例を示す。具体的には、流量調整部33には、ランド部31の内周側流路31bにゴムを供給するテーパ流路33aと、ランド部31の外周側31cにゴムを供給するストレート流路33bとが形成されている。テーパ流路33aとストレート流路33bは、上流側の供給口が同じ断面積となっている。テーパ流路33aは、供給口から下流側に向かってテーパ状に形成され、その後、断面積が一定となるように形成されている。一方、ストレート流路33bは、上流側から下流側に向かって断面積が一定となるように形成されている。これにより、ストレート流路33bを流れるゴム流量は、テーパ流路33aを流れるゴム流量よりも大きくなり、その結果、ランド部31の外周側流路31cへ流れるゴムの流量をランド部31の内周側流路31bへ流れるゴムの流量よりも大きくすることができる。
押出機2の先端には、ダイ21が設けられている。ダイ21の内部には、押出機2から供給されたゴムが通るゴム流路が形成されている。ダイ21は、口金3が接続されており、押出機2から供給されたゴムを口金3へ導く。ダイ21の端面21aには、口金3の流量調整部33が嵌合する凹部が形成されている。
ダイ21の端面21aは、テーブル4の成形面4aに対して傾斜するように形成されている。ダイ21の端面21aの成形面4aに対する傾斜角度は、口金3の先端面3aの成形面4aに対する傾斜角度θと同じである。仮にダイ21を用いずに口金3を押出機2の先端に取り付けた場合、口金3の先端面3aがテーブル4の成形面4aに対して傾斜するようにするためには、押出機2若しくはテーブル4、又は押出機2とテーブル4の両方を傾斜させることが考えられる。しかし、複数のサイズのビードフィラーを成形する場合、押出機2やテーブル4の角度を変更可能な機構が必要となるため、コストの増大、装置全体の大型化が懸念される。ダイ21を用いることで、予め準備しておいた複数の形状のダイ21により複数のサイズのビードフィラーに対応することができるため、コストの低減、装置全体のコンパクト化が見込まれる。
以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実施例等について説明する。
径方向内周面9aと直立側面9bの長さを表1の実施例1〜11のようにした断面略直角三角形状のビードフィラー9を成形した。このとき、内周側流路31bの流路壁の壁面長さBと外周側流路31cの流路壁の壁面長さCを表1のようにすることで、実施例1〜11のいずれにおいても所望の断面形状を有するビードフィラーを精度良く成形することができた。
径方向内周面9aと直立側面9bの長さを表1の実施例1〜11のようにした断面略直角三角形状のビードフィラー9を成形した。このとき、内周側流路31bの流路壁の壁面長さBと外周側流路31cの流路壁の壁面長さCを表1のようにすることで、実施例1〜11のいずれにおいても所望の断面形状を有するビードフィラーを精度良く成形することができた。
<別実施形態>
(1)前述の実施形態では、流量調整部33は、2つの異なる形状の流路が形成され、これによりゴムの流量を調整する例を示したが、流量調整部の構成は、これに限定されない。例えば、ランド部31の外周側流路31cに繋がるテーパ部32の外周側流路壁を、ランド部31の内周側流路31bに繋がるテーパ部32の内周側流路壁よりも掘り込む(もしくは、外周側流路31cの流路壁を掘り込む、またはその両方を行なう)ことで、テーパ部32に流量調整部の機能を持たせるようにしてもよい。
(1)前述の実施形態では、流量調整部33は、2つの異なる形状の流路が形成され、これによりゴムの流量を調整する例を示したが、流量調整部の構成は、これに限定されない。例えば、ランド部31の外周側流路31cに繋がるテーパ部32の外周側流路壁を、ランド部31の内周側流路31bに繋がるテーパ部32の内周側流路壁よりも掘り込む(もしくは、外周側流路31cの流路壁を掘り込む、またはその両方を行なう)ことで、テーパ部32に流量調整部の機能を持たせるようにしてもよい。
(2)口金3の先端面3aは、図4に示すように、成形するビードフィラー9の断面形状に対応させて、平坦面以外の形状としてもよい。
(3)ビードフィラー9は、複数のゴムにより形成されてもよい。図5に示すように、ビードフィラー9の内周部91を成形した後、口金3の先端面3a、テーブル4の成形面4a、内周部91の傾斜側面の3面によってビードフィラー9の外周部92を成形するようにしてもよい。
(4)前述の実施形態では、押出機2に内蔵されたゴム押出用のスクリューの回転軸が、テーブル4の回転軸41と平行に配置されている例を示したが、スクリューの回転軸がランド部31の中心軸と平行に配置されてもよい。
1 ビードフィラー成形装置
2 押出機
3 口金
3a 先端面
4 テーブル
4a 成形面
9 ビードフィラー
31 ランド部
31a 吐出口
31b 内周側流路
31c 外周側流路
33 流量調整部
41 テーブルの回転軸
2 押出機
3 口金
3a 先端面
4 テーブル
4a 成形面
9 ビードフィラー
31 ランド部
31a 吐出口
31b 内周側流路
31c 外周側流路
33 流量調整部
41 テーブルの回転軸
Claims (6)
- 回転するテーブルの成形面に押出機により口金を介してゴムを帯状に押し出しながら円環状に貼り付け、その帯状のゴムの端部同士を接合してビードフィラーを成形するビードフィラー成形装置であって、
前記口金は、
前記テーブルの成形面からの距離が外周側よりも内周側で大きくなるように前記成形面に対して傾斜して配置される先端面と、
前記先端面に形成された吐出口と、
前記成形面から遠ざかる向きに前記テーブルの回転軸に対して外周側に傾斜するように前記吐出口から同一断面にて延びるランド部と、
前記ランド部の上流側に設けられ、前記ランド部の内周側流路よりも前記ランド部の外周側流路へ流れるゴムの流量を大きくする流量調整部と、を備えることを特徴とするビードフィラー成形装置。 - 前記内周側流路の流路壁の壁面長さは、前記外周側流路の流路壁の壁面長さの60〜200%であることを特徴とする請求項1に記載のビードフィラー成形装置。
- 前記内周側流路の流路壁の壁面長さは、前記外周側流路の流路壁の壁面長さと等しいことを特徴とする請求項1又は2に記載のビードフィラー成形装置。
- 前記ランド部でのゴム流れ方向と前記流量調整部でのゴム流れ方向は同じであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のビードフィラー成形装置。
- 前記押出機に内蔵されたゴム押出用のスクリューの回転軸は、前記テーブルの回転軸と平行に配置されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のビードフィラー成形装置。
- 前記押出機の先端には、前記押出機から供給されたゴムを前記口金へ導くダイが設けられており、前記ダイの先端面は、前記テーブルの成形面からの距離が外周側よりも内周側で大きくなるように前記成形面に対して傾斜して形成されていることを特徴とする請求項5に記載のビードフィラー成形装置。
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