JP2001047494A - 未加硫ゴム押出装置及び未加硫ゴム押出方法 - Google Patents

未加硫ゴム押出装置及び未加硫ゴム押出方法

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JP2001047494A
JP2001047494A JP11226484A JP22648499A JP2001047494A JP 2001047494 A JP2001047494 A JP 2001047494A JP 11226484 A JP11226484 A JP 11226484A JP 22648499 A JP22648499 A JP 22648499A JP 2001047494 A JP2001047494 A JP 2001047494A
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rubber
unvulcanized
extruder
unvulcanized rubber
extruded
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Heiji Uehara
平次 上原
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/86Optimisation of rolling resistance, e.g. weight reduction 

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  • Tires In General (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 押出機本体数を超える未加硫ゴムの付加押出
しが可能な低コストの押出装置と、この装置を用いてタ
イヤでの低転がり抵抗とアース性とに優れる未加硫ゴム
多重層の押出方法とを提供する。 【解決手段】 未加硫ゴム押出装置は、クランプウエッ
ジがダイホルダのクランプの近傍位置から回動方向に延
びるシリンダ空間とダイホルダ側外部に開口する未加硫
ゴム流路とを有し、クランプウエッジのシリンダ空間及
びその先端部の未加硫ゴム流路と、シリンダ空間内に収
容する押出スクリュウと、押出スクリュウを回転させる
駆動手段とを別個の押出装置として備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、未加硫ゴム押出
装置及び未加硫ゴム押出方法、より詳細には、空気入り
ラジアルタイヤの製造に用いる未加硫トレッドゴムの押
出装置及びこの装置を用いた未加硫トレッドゴムの押出
方法に関し、特に、低コストの投資で、1層の未加硫ゴ
ム層を付加することが可能な未加硫ゴム押出装置と、こ
の装置を用い、タイヤの要求品質に十分に対応可能な未
加硫ゴムの押出方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】乗用車などの比較的小型の車両用空気入
りラジアルタイヤやトラック及びバスなどの比較的大型
の車両用空気入りラジアルタイヤには、低燃費性に直接
係わる低転がり抵抗性の要求特性が強まる傾向にある。
【0003】この低転がり抵抗を実現する有力な手段と
して、タイヤのトレッドゴムに、これまでゴム補強剤と
して用いているカーボンブラックの大部分をシリカに代
替することが盛んに実施されるようになった。
【0004】しかし、カーボンブラックを多量に配合し
たトレッドゴムは導電性に優れる一方、多量のシリカを
代替補強剤として配合したトレッドゴムは、導電性が劣
り、その結果、多量のシリカ配合になるトレッドゴムを
備えるタイヤは、車両に発生する静電気を十分にアース
することができず、人体に電撃ショックを与え、とき
に、車両に火花放電現象をもたらす。
【0005】特に、ガソリンや重油の給油中の火花放電
は、爆発事故に結び付く危険な現象である。タイヤ以外
に導電性のアース用部材を用いることも試みられたが不
具合が多く、結局、低転がり抵抗性と、静電気のアース
特性とを兼ね備えるタイヤの要望が高まっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、低導電性トレ
ッドゴムを除くタイヤ構成部材は全て高導電性材料であ
るため、低導電性トレッドゴムの中に高導電性ゴムを介
在させる手段が提案されている。この手段の一つは、タ
イヤ成型時に、図6に断面を示す押出未加硫トレッドゴ
ム40を適用するものである。
【0007】図6に示す未加硫トレッドゴム40は、加
硫後のタイヤにて、キャップゴムとなる未加硫ゴム層A
e、ベースゴムとなる未加硫ゴム層Be、一対の翼状サ
イドウォールゴムとなる一対の未加硫ゴム層Ce及びト
レッドアンダークッションゴムとなる未加硫ゴム層De
からなる。ゴム層Ae〜Deは、それぞれ配合組成が異
なるので、未加硫トレッドゴム40の押出しには、4基
の押出機を備える押出装置を用いる。
【0008】未加硫トレッドゴム40において、キャッ
プゴム用未加硫ゴム層Aeはシリカ多量配合のゴム組成
物であり、ベースゴム用未加硫ゴム層Beはカーボンブ
ラック多量配合のゴム組成物である。アース役を果たす
縦ゴム層Heは、高導電性とした未加硫ゴム層Beから
延びる同一未加硫ゴムである。当然に、トレッドアンダ
ークッションゴム用未加硫ゴム層Deにも高導電性ゴム
組成物を適用する。
【0009】この未加硫トレッドゴム40を適用した製
品タイヤは、少なくとも、ベースゴムは低転がり抵抗性
に寄与しない。そのため、この種のタイヤは、静電気の
アース性には優れていても、低転がり抵抗性が不十分と
なる。
【0010】この不具合回避のためには、縦ゴム層He
を独自の配合組成になる未加硫ゴムとしなければなら
ず、結局、5基の押出機本体を有する押出装置を用いな
ければならない。しかし、投資コスト面で、5基の押出
機本体を有する押出装置は極めて高額であり、加えて広
大なスペースを要し、実用性に欠ける。
【0011】従って、この発明の請求項1〜4に記載し
た発明は、既設の4基までの押出機本体を用い、低コス
トで従来のスペースに収まり、アース役を担う縦ゴム層
を含む、少なくとも5種類の異なる配合組成になる未加
硫ゴムの多重層を押出すことが可能な未加硫ゴム押出装
置を提供することを目的その一とし、請求項5〜7に記
載した発明は、請求項1〜4に記載した発明の装置を用
い、優れた低転がり抵抗性と、十分なアース性とを兼ね
備えるタイヤのトレッドゴム用未加硫ゴムの押出方法を
提供することを目的その二とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的その一を達成
するため、この発明の請求項1に記載した発明は、2〜
4基の押出機本体と、これら押出機本体の各先端部の分
離自在及び連結合体自在な押出ヘッドと、押出ヘッド内
に収容するダイホルダと、押出ヘッド前面を上下方向に
摺動し、ダイホルダを押出ヘッド内部にクランプし固定
する一対の対向クランプウエッジと、ダイホルダ内部に
収容し、各押出機本体から押出す各未加硫ゴムの流路を
備えるインサートと、インサート前方に位置し、各未加
硫ゴムを層状に一体化して押出すダイとを有する未加硫
ゴム押出装置において、少なくとも1個のクランプウエ
ッジは、ダイホルダのクランプ位置近傍から、上下摺動
方向と僅か前方に傾斜する方向に延びるシリンダ空間
と、該空間に連通してダイホルダ側外部に開口する未加
硫ゴム流路とを有し、上記のクランプウエッジのシリン
ダ空間及びその先端部の未加硫ゴム流路と、シリンダ空
間内に収容する押出スクリュウと、クランプウエッジに
取付け、押出スクリュウを回転させる駆動手段とを別個
の押出装置として備えることを特徴とする未加硫ゴム押
出装置である。
【0013】請求項1に記載した発明に関し、請求項2
に記載した発明のように、別個の押出装置は、2〜4基
の押出機本体の最小押出容量以下の少容量押出能力を有
する。なお、この未加硫ゴム押出装置にはピッカーバッ
ク方式の押出装置を適用する。
【0014】請求項1、2に記載した発明に関し、請求
項3に記載した発明のように、インサートは、ダイホル
ダのクランプ状態にて、上記シリンダ空間先端部の未加
硫ゴム流路と互いに連通する別個の未加硫ゴム流路用イ
ンサートを備える。
【0015】請求項1〜3に記載した発明に関し、請求
項4に記載した発明のように、インサートは、各押出機
本体から押出す各未加硫ゴムの横位置偏平流路と、別個
の未加硫ゴム流路の縦長幅狭流路とを有し、上記の各横
位置偏平流路を、それらの幅中央領域で分断する位置に
上記縦長幅狭流路を有する。
【0016】前記の目的その二を達成するため、この発
明の請求項5に記載した発明は、請求項1〜4のいずれ
か一項に記載した未加硫ゴム押出装置を用い、タイヤ用
未加硫トレッドゴムを押出すに当り、2基の押出機本体
に、加硫後タイヤのトレッドゴムのキャップゴム及びベ
ースゴムとなる2種類の未加硫低導電性ゴムを供給し、
別個の押出装置に未加硫高導電性ゴムを供給し、押出す
2種類の未加硫低導電性ゴムを各横位置偏平流路に導
き、かつ、押出す未加硫高導電性ゴムは縦長幅狭流路に
導き、ダイから押出す2種類の未加硫低導電性ゴム層の
中央領域に、上部表面から下部底面までにわたる、縦長
幅狭の未加硫高導電性ゴム層を一体に結合形成すること
を特徴とする未加硫ゴム押出方法である。
【0017】請求項5に記載した発明に加え、請求項6
に記載した発明のように、上記の2基の押出機本体とは
別の1基の押出機本体に、トレッドゴム両端の一対の翼
状サイドウォールゴムとなる未加硫ゴムを供給し、押出
す該未加硫ゴムをインサートの縦長幅狭流路の両側に分
離して振り分け、振り分けた各未加硫ゴムを、ダイから
押出すトレッドゴム用未加硫ゴム層の両側に結合一体化
させる。
【0018】請求項5、6に記載した発明に加え、請求
項7に記載した発明のように、残余の1基の押出機本体
に、トレッドゴム下方のトレッドアンダークッションゴ
ムとなる未加硫高導電性ゴムを供給し、押出す該未加硫
高導電性ゴムをインサートの横位置偏平流路に導き、ダ
イから押出すトレッドアンダークッションゴム用未加硫
ゴム層をベース用ゴム層の下方で結合一体化すると共
に、トレッドアンダークッションゴム用未加硫ゴム層を
縦長幅狭の未加硫高導電性ゴム層に連結する。
【0019】請求項1〜4に記載した発明の装置を用
い、請求項5〜7に記載した発明の押出方法に従い押出
す未加硫ゴム多重層を、タイヤ成型時に適用して未加硫
タイヤを製造し、この未加硫タイヤに加硫成型を施した
タイヤも、この発明に属する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1〜図5に基づき説明する。図1は、この発明の未加硫
ゴム押出装置の要部を簡略図解した側面図であり、図2
は、図1に示すII−II線に沿う、ダイホルダ、インサー
ト、ダイ及び押出ヘッドの一部の断面図であり、図3
は、図2に示すIII −III 線に沿うインサートの正面側
断面図であり、図4は、図1に示すIV−IV線に沿う別個
の押出装置要部の断面図であり、図5は、図1〜図4に
示す装置と部品とを用いて押出したタイヤ用未加硫トレ
ッドゴムの断面図である。
【0021】図1において、未加硫ゴム押出装置1はピ
ッカーバック式と呼ばれる多層押出装置であり、該装置
1は、2〜4基(図示例は4基)の押出機本体2、3、
4、5(一部を示す)と、これら押出機本体2〜5の各
先端部の分離自在及び連結合体自在な押出ヘッド6(合
体状態を示す。詳細は下記する)と、押出ヘッド6の先
端部内に収容するダイホルダ7と、ダイホルダ7を押出
ヘッド6にクランプし固定する一対の対向クランプウエ
ッジ8a 、8b とを有する。
【0022】押出機本体2〜5は、それら各先端部に、
図示を省略したが、分離、合体タイプの5分割押出ヘッ
ド6を有する。5分割押出ヘッド6は、中央の固定押出
ヘッドと、その上下に開閉動作自在な中上押出ヘッド及
び上押出ヘッドとを有する。開閉動作により、5分割押
出ヘッドは分離・連結合体する。これら5分割押出ヘッ
ドを連結合体させ後、この連結合体状態を強固に保持す
るため、押出装置1はクラマ9を有する。
【0023】クラマ9は、軸線Z周りに回動自在であ
り、稼働時に、図1に示すように、押出ヘッド6の連結
合体状態を強固に保持する。また、未加硫ゴムの押出圧
で、各分割押出ヘッドが開かないように、図1に示す両
端矢印X方向に移動可能な上下一対の楔状ロック部9a
、9b でクラマ9をロックする。
【0024】図1及び図4に示すように、一対の対向ク
ランプウエッジ8a 、8b は、連結合体状態の押出ヘッ
ド6の前面を、両端矢印Yの上下方向に摺動自在であ
る。図1及び図4に示す一対の対向クランプウエッジ8
a 、8b は、それぞれ下降・上昇し、ダイホルダ7をク
ランプした状態をあらわす。
【0025】また、図2において、押出ヘッド6は、押
出機本体2、3、4、5から押出す未加硫ゴムA、B、
C、Dをダイホルダ7に導く流路6A、6B、6C、6
Dを備える。一方、ダイホルダ7も、押出ヘッド6の流
路6A〜6Dに合わせた押出未加硫ゴムの流路7A、7
B、7C、7Dを備える。なお、未加硫ゴムAは押出機
本体2から、未加硫ゴムBは押出機本体3から、未加硫
ゴムCは押出機本体4から、そして、未加硫ゴムDは押
出機本体5からそれぞれ押出す。未加硫ゴムA〜Dは互
いに配合組成が異なるゴム質である。
【0026】また、ダイホルダ7は、押出ダイ10を固
定し保持するインサート11を収容する。インサート1
1は、ダイホルダ7の未加硫ゴム流路7A〜7Dを通っ
て流動する各未加硫ゴムA〜Dを合体させ、ダイ10の
背面に導く役を果たす。ダイ10を経た未加硫ゴムA〜
Dは一体の層状を呈する。なお、このタイプの押出装置
1は、図1に示すように、一対の対向クランプウエッジ
8a 、8b により、ダイホルダ7とインサート11とを
押出ヘッド6にクランプし固定する。
【0027】図3は、ダイホルダ7の未加硫ゴム流路7
A〜7D出口に極く近い位置での断面を示す。図3に示
すように、インサート11は、横位置で偏平な流路11
A、11B、11C−1、11C−2、11Dを備え
る。流路11Aは流路7Aに対応し、流路11Bは流路
7Bに対応し、流路11C−1、11C−2は流路7C
に対応し、そして、流路11Dは流路7Dに対応する。
なお、流路7Cは流路11C−1、11C−2に至る前
に分流させる。
【0028】さて、この押出装置1は、押出機本体2〜
5に係る押出装置とは別個の押出装置21を備える。以
下、図4を合わせ参照して、この別個の押出装置21の
主たる構成について述べる。まず、少なくとも1個のク
ランプウエッジ、図示例は1個のクランプウエッジ8a
が、ダイホルダ7のクランプ位置近傍から、両端矢印Y
で示す上下摺動方向と僅か前方に傾斜する方向に延びる
シリンダ空間22と、このシリンダ空間22に連通し
て、クランプ側外部に開口する未加硫ゴムEの流路22
Eとを有する。シリンダ空間22内部には押出スクリュ
ウ23を収容する。
【0029】次に、クランプ側と反対側のクランプウエ
ッジ8a に、押出スクリュウ23を回転駆動する駆動装
置24を軸受部(図示省略)と共に固着する。駆動装置
24側の押出スクリュウ23位置に未加硫ゴムEの供給
口25を設ける。
【0030】図1及び図4に示すクランプウエッジ8a
は、他方のクランプウエッジ8bと同じ形状を有する。
ただし、この場合は、駆動装置24側のクランプウエッ
ジ8a に切欠平面部を設け、この平面部に駆動装置24
を軸受部と共に固着する。この例では、既設のクランプ
ウエッジ8a をそのまま利用することができる。なお、
図4では、未加硫ゴムEの供給口25は、位置をずらし
て記載した。
【0031】また、図1に示す押出スクリュウ23は駆
動装置24側まで延びているが、クランプウエッジ8a
をさらに延長して、クランプウエッジ8a のシリンダ空
間22内に押出スクリュウ23全体を収容することもで
きる。これらのケースではクランプウエッジ8a を新調
する。
【0032】クランプウエッジ8a 、8b の両端矢印Y
方向の摺動は、押出ヘッド6の上押出ヘッドに固定した
複動式シリンダ26(図1参照)により実行する。すな
わち、クランプウエッジ8a 、8b は、5分割押出ヘッ
ド6の開閉に連動する。以上述べたところが、別個の押
出装置21の主たる構成である。別個の押出装置21の
押出容量は、押出機本体2〜5のうちの最小押出容量以
下の小型押出装置とする。よって押出スクリュウ23は
小径で済む。
【0033】ここで、図2及び図3に示すように、イン
サート11は、別個の押出装置21から押出す別個の未
加硫ゴムEの流路22Eと互いに連通する入口側流路3
0Eを備える別個のインサート30を内部に嵌め込み内
蔵する。別個のインサート30は、図3に示すように、
ダイホルダ7の各流路6A〜6Dの極く近傍位置にて、
別個の流路30Eから折れ曲がる縦長幅狭流路30E−
1を有する。
【0034】縦長幅狭流路30E−1は、横位置偏平流
路11A、11B、11Dの幅中央領域で、これら横位
置偏平流路11A、11B、11Dを分断するように位
置させる。なお、元来インサート11により分断してい
る図示例の横位置偏平流路11C−1、11C−2は、
それらの間の領域を別個のインサート30が通るので、
便宜上、縦長幅狭流路30E−1は、横位置偏平流路1
1C−1、11C−2も分断すると言う。
【0035】このようにして、ダイ10を経て押出され
る未加硫ゴムA〜Eは一体の連続未加硫ゴム多重層を呈
し、この層の中で未加硫ゴムE層のみが、多重層を上下
に貫き、他の未加硫ゴム層A〜Dを幅方向に分断する縦
ゴム層となる。ただし、押出装置1は、2基の押出機本
体2、3を有する場合と、3基の押出機本体2〜4を有
する場合との双方を可とする。
【0036】以上述べたところから明らかなように、2
〜4基の押出機本体2〜5を有する未加硫ゴム押出装置
1に、更めて1基の押出機本体を加えることなく、クラ
ンプウエッジ8a を押出装置の一部として活用すること
により、押出多層未加硫ゴム層中に、新たな未加硫ゴム
層を形成することが可能となる。また、他方のクランプ
ウエッジ8b を同様な押出装置の一部とすることもでき
る。
【0037】このことは、押出装置の新規製造を必要と
せずに極めて低コスト投資で済む大きな利点を有する。
さらに、特に、4基の押出機本体2〜5をもつ押出装置
1は4層の未加硫ゴム多重層の押出に限定されるとこ
ろ、この押出装置1は、容易に5層の未加硫ゴム多重層
を押出すことが可能となる。他方のクランプウエッジ8
b を同様な押出装置とすれば6層の未加硫ゴム多重層を
押出すことが可能である。また、4基の押出機本体2〜
5をもつ押出装置に新たに1基の押出機本体を付加する
必要がなく、簡単な改造と、僅かな部品の付加とで済む
ため、投資金額は少なく、従来スペースの範囲を出な
い。
【0038】実施例として、5基の押出機本体を備える
未加硫ゴム押出装置を製造する投資費用に対し、4基の
押出機本体2〜5と別途の押出装置21とを備える未加
硫ゴム押出装置1の投資費用は約1/4で済むことが分
かった。
【0039】以下、図5を合わせ参照し、上述した未加
硫ゴム押出装置1を用いた未加硫ゴム押出方法と、この
方法に従い押出す未加硫ゴム多重層について述べる。未
加硫ゴムA〜Eはタイヤ用ゴム組成物とし、加硫後のタ
イヤにおいて、未加硫ゴムAは、トレッドゴムのキャッ
プゴムとなる低導電性ゴム配合組成物になり、未加硫ゴ
ムBは、トレッドゴムのベースゴムとなる低導電性ゴム
配合組成物になり、未加硫ゴムCは、トレッドゴム両側
の一対の翼状サイドウォールゴムとなる低導電性ゴム配
合組成物になり、未加硫ゴムDは、トレッドゴム下方の
トレッドアンダークッションゴムとなる高導電性ゴム配
合組成物になり、未加硫ゴムEは、静電気アース用ゴム
層となる高導電性ゴム配合組成物になる。
【0040】ここに、低導電性ゴム配合組成物とは、ゴ
ムの補強剤にシリカを主体に配合したものであり、高導
電性ゴム配合組成物とは、ゴムの補強剤にカーボンブラ
ックを主体に配合するか、又はカーボンブラックを10
0%配合したものである。
【0041】まず、2基の押出機本体2、3を有する押
出装置1を用いた未加硫ゴム押出方法について説明す
る。押出機本体2、3に未加硫ゴムA、Bを供給し、別
個の押出装置21に未加硫ゴムEを供給する。押出す未
加硫ゴムA、Bを横位置偏平流路11A、11Bに導き
出し、押出す未加硫ゴムEを縦長幅狭流路30E−1に
導き出す。
【0042】これにより、図5を援用し、ダイ10から
押出す未加硫ゴム層Ae、Beの中央領域Rcに、押出
未加硫ゴム多重層35の上部表面Tsから下部底面Us
までにわたる、縦長幅狭の未加硫高導電性ゴム層Eeを
一体に結合形成し、未加硫ゴム多重層を得る。この3種
未加硫ゴム多重層35は、図5から未加硫ゴム層Ce、
Deを除くものである。
【0043】次に、3基の押出機本体2〜4を有する押
出装置1を用いた未加硫ゴム押出方法について説明す
る。押出機本体2〜4に未加硫ゴムA、B、Cを供給
し、別個の押出装置21に未加硫ゴムEを供給する。押
出す未加硫ゴムA、Bを横位置偏平流路11A、11B
に導き出す一方で、未加硫ゴムCをインサート11の一
対の横位置偏平流路11−1C、11−2Cに振り分け
て導き出す。押出す未加硫ゴムEは縦長幅狭流路30E
−1に導き出す。
【0044】これにより、図5を援用し、ダイ10から
押出す未加硫ゴム層Ae、Beの両側に、一対の翼状未
加硫ゴム層Ceを、未加硫高導電性ゴム層Eeと共に一
体に結合形成し、未加硫ゴム多重層を得る。この4種未
加硫ゴム多重層35は、図5から未加硫ゴム層Deを除
くものである。
【0045】最後に、4基の押出機本体2〜5を有する
押出装置1を用いた未加硫ゴム押出方法について説明す
る。押出機本体2〜5に未加硫ゴムA、B、C、Dを供
給し、別個の押出装置21に未加硫ゴムEを供給する。
【0046】押出す未加硫ゴムA、B、Dを横位置偏平
流路11A、11B、11Dに導き出す一方で、未加硫
ゴムCをインサート11の一対の横位置偏平流路11−
1C、11−2Cに振り分けて導き出す。押出す未加硫
ゴムEは縦長幅狭流路30E−1に導き出す。
【0047】これにより、図5に示すように、ダイ10
から押出す未加硫ゴム層Ae、Beの両側に一対の翼状
未加硫ゴム層Ceを、そして、未加硫ゴム層Beの下方
に未加硫ゴム層Deを、未加硫高導電性ゴム層Eeと共
に一体に結合形成し、5種未加硫ゴム多重層36を得
る。
【0048】以上述べた未加硫ゴム製造方法に従い押出
した未加硫ゴム多重層35をトレッドゴム用部材に使用
した製品タイヤは、以下に述べる特徴を有する。 (1)未加硫高導電性ゴム層Eeが、底面Usから表面
Tsまでにわたる間に延びているので、底面Usと加硫
接合する高導電性ベルトを介し、静電気の放電性に優れ
る製品タイヤを得ることができる。
【0049】(2)未加硫高導電性ゴム層Ee以外の未
加硫ゴム層Ae、Be、Ce、Deに、変形によるエネ
ルギロスが少なく、低転がり抵抗性に優れるゴム組成
物、特に、多量のシリカを配合したゴム組成物を充当す
ることができ、優れた低燃費タイヤを提供することがで
きる。なお、トレッドアンダークッションゴムは薄ゲー
ジなので、未加硫ゴム層Deには、ベルトのコード被覆
ゴムと同じ高導電性ゴムを適用し、優れた耐セパレーシ
ョン性を保持することができる。
【0050】(3)別個のインサート30の縦長幅狭流
路30E−1の幅を調整することで、未加硫高導電性ゴ
ム層Eeの幅tを自在に制御することができ、これによ
り、未加硫ゴム層Aeと未加硫高導電性ゴム層Eeとの
加硫後の摩耗特性及び物性の差による偏摩耗発生やクラ
ックなどの故障発生を阻止することができる。未加硫高
導電性ゴム層Eeの幅tは、0.05〜3.5mmの範
囲内が適合する。
【0051】未加硫ゴム多重層35は、乗用車など比較
的小型の自動車用ラジアルプライタイヤ及びトラック・
バスなど比較的大型の自動車用ラジアルプライタイヤな
ど広範囲なタイヤに適用することができる。
【0052】
【発明の効果】この発明の請求項1〜4に記載した発明
によれば、既設の2〜4基の押出機本体の基数に対応す
る未加硫ゴム種類に、少なくとも1種のアース役を担う
未加硫ゴムを加え、少なくとも5種類の異なる配合組成
になる未加硫ゴムの多重層を押出すことが可能な未加硫
ゴム押出装置を提供することができる。また、この発明
の請求項5〜7に記載した発明によれば、請求項1〜4
に記載した発明の装置を用い、優れた低転がり抵抗性
と、十分なアース性とを兼ね備えるタイヤのトレッドゴ
ム用未加硫ゴムの押出方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の未加硫ゴム押出装置の要部を簡略
図解した側面図である。
【図2】 図1に示すII−II線に沿う各部の断面図であ
る。
【図3】 図2に示すIII −III 線に沿うインサートの
正面側断面図である。
【図4】 図1に示すIV−IV線に沿う別個の押出装置要
部の断面図である。
【図5】 この発明の装置を用いて押出したタイヤ用未
加硫トレッドゴムの断面図である。
【図6】 従来のタイヤ用未加硫トレッドゴムの断面図
である。
【符号の説明】
1 未加硫ゴム押出装置 2、3、4、5 押出機本体 6 押出ヘッド 6A、6B、6C、6D 押出ヘッド流路 7 ダイホルダ 7A、7B、7C、7D ダイホルダ流路 8a 、8b クランプウエッジ 9 クラマ 9a 、9b 楔状ロック部 10 ダイ 11 インサート 11A、11B、11C、11D 横位置偏平流路 21 別途の押出装置 22 シリンダ空間 22E 流路 23 押出スクリュウ 24 駆動装置 25 未加硫ゴム供給口 26 複動式シリンダ 30 別個のインサート 30E 入口側流路 30E−1 縦長幅狭流路 35 押出未加硫ゴム多重層 Ee 未加硫高導電性ゴム層 Ts 上部表面 Us 下部底面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 30:00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2〜4基の押出機本体と、これら押出機
    本体の各先端部の分離自在及び連結合体自在な押出ヘッ
    ドと、押出ヘッド内に収容するダイホルダと、押出ヘッ
    ド前面を上下方向に摺動し、ダイホルダを押出ヘッド内
    部にクランプし固定する一対の対向クランプウエッジ
    と、ダイホルダ内部に収容し、各押出機本体から押出す
    各未加硫ゴムの流路を備えるインサートと、インサート
    前方に位置し、各未加硫ゴムを層状に一体化して押出す
    ダイとを有する未加硫ゴム押出装置において、 少なくとも1個のクランプウエッジは、ダイホルダのク
    ランプ位置近傍から、上下摺動方向と僅か前方に傾斜す
    る方向に延びるシリンダ空間と、該空間に連通してダイ
    ホルダ側外部に開口する未加硫ゴム流路とを有し、 上記のクランプウエッジのシリンダ空間及びその先端部
    の未加硫ゴム流路と、シリンダ空間内に収容する押出ス
    クリュウと、クランプウエッジに取付け、押出スクリュ
    ウを回転させる駆動手段とを別個の押出装置として備え
    ることを特徴とする未加硫ゴム押出装置。
  2. 【請求項2】 別個の押出装置は、2〜4基の押出機本
    体の最小押出容量以下の少容量押出能力を有する請求項
    1に記載した押出装置。
  3. 【請求項3】 インサートは、ダイホルダのクランプ状
    態にて、上記シリンダ空間先端部の未加硫ゴム流路と互
    いに連通する別個の未加硫ゴム流路用インサートを備え
    る請求項1又は2に記載した押出装置。
  4. 【請求項4】 インサートは、各押出機本体から押出す
    各未加硫ゴムの横位置偏平流路と、別個の未加硫ゴム流
    路の縦長幅狭流路とを有し、上記の各横位置偏平流路
    を、それらの幅中央領域で分断する位置に上記縦長幅狭
    流路を有する請求項1〜3のいずれか一項に記載した押
    出装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項に記載した
    未加硫ゴム押出装置を用い、タイヤ用未加硫トレッドゴ
    ムを押出すに当り、 2基の押出機本体に、加硫後タイヤのトレッドゴムのキ
    ャップゴム及びベースゴムとなる2種類の未加硫低導電
    性ゴムを供給し、別個の押出装置に未加硫高導電性ゴム
    を供給し、 押出す2種類の未加硫低導電性ゴムを各横位置偏平流路
    に導き、かつ、押出す未加硫高導電性ゴムは縦長幅狭流
    路に導き、 ダイから押出す2種類の未加硫低導電性ゴム層の中央領
    域に、上部表面から下部底面までにわたる、縦長幅狭の
    未加硫高導電性ゴム層を一体に結合形成することを特徴
    とする未加硫ゴム押出方法。
  6. 【請求項6】 上記の2基の押出機本体とは別の1基の
    押出機本体に、トレッドゴム両端の一対の翼状サイドウ
    ォールゴムとなる未加硫ゴムを供給し、押出す該未加硫
    ゴムをインサートの縦長幅狭流路の両側に分離して振り
    分け、振り分けた各未加硫ゴムを、ダイから押出すトレ
    ッドゴム用未加硫ゴム層の両側に結合一体化させる請求
    項4に記載した押出方法。
  7. 【請求項7】 残余の1基の押出機本体に、トレッドゴ
    ム下方のトレッドアンダークッションゴムとなる未加硫
    高導電性ゴムを供給し、押出す該未加硫高導電性ゴムを
    インサートの横位置偏平流路に導き、ダイから押出すト
    レッドアンダークッションゴム用未加硫ゴム層をベース
    用ゴム層の下方で結合一体化すると共に、トレッドアン
    ダークッションゴム用未加硫ゴム層を縦長幅狭の未加硫
    高導電性ゴム層に連結する請求項4又は5に記載した押
    出方法。
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